JPS6146048Y2 - - Google Patents

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JPS6146048Y2
JPS6146048Y2 JP1980143613U JP14361380U JPS6146048Y2 JP S6146048 Y2 JPS6146048 Y2 JP S6146048Y2 JP 1980143613 U JP1980143613 U JP 1980143613U JP 14361380 U JP14361380 U JP 14361380U JP S6146048 Y2 JPS6146048 Y2 JP S6146048Y2
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JP
Japan
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tube
main shaft
axial direction
tubes
steering
Prior art date
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Expired
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JP1980143613U
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English (en)
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JPS5765169U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のステアリングメインシヤフ
ト、特に、軸方向に収縮可能かつトルク伝達可能
に連結されてなる第1チユーブと第2チユーブを
備えたステアリングメインシヤフトの改良に関す
る。
従来、この種のステアリングメインシヤフトと
して、第1図及び第2図にて示したステアリング
メインシヤフト10がある。このステアリングメ
インシヤフト10においては、ヨークAを溶着し
てなるロアチユーブ11とアツパーチユーブ12
が軸方向に収縮可能かつトルク伝達可能に連結さ
れ、アツパーチユーブ12とアツパーシヤフト1
3が溶着されている。なお、アツパーシヤフト1
3にはステアリングホイールBが一体的に組付け
られ、かかる状態にてステアリングメインシヤフ
ト10はベアリングCを介してコラムチユーブ
(図示せず)に回転自在に組付けられる。ところ
で、このステアリングメインシヤフト10におい
ては、上記したロアチユーブ11とアツパーチユ
ーブ12の連結が、両チユーブ11,12の連結
端部11a,12aを部分的に平面状とし、これ
ら連結端部11a,12aを軸方向へ摺動可能に
嵌合することによりなされている。かかる構成に
おいては、連結端部11a,12aを部分的に平
面状として断面非円形としたことにより断面円形
のチユーブに比して共振周波数が低くなり、振動
問題が発生しやすい。また、操舵位置によりステ
アリングメインシヤフト10の断面剛性が大きく
変化し、共振周波数が変化するため、ステアリン
グホイールBがある振動状態にあるとき、ステア
リングホイールBを回すと、ステアリングホイー
ルBの振動の大きさが大きく変化し、運転者に不
快感を与える。更に、このステアリングメインシ
ヤフト10においては、両チユーブ11,12の
連結端部11a,12aを軸方向に所要の長さ平
面状としなければならず、加工に手間を要する。
本考案はかかる問題に対処すべくなされたもの
で、以下にその一実施例を図面に基づいて説明す
る。第3図に示したステアリングメインシヤフト
20においては、ヨークAを溶着してなるロアチ
ユーブ21とアツパーチユーブ22が軸方向に収
縮可能かつトルク伝達可能に連結され、アツパー
チユーブ22とアツパーシヤフト23が溶着され
ている。なお、アツパーシヤフト23にはステア
リングホイールBが一体的に組付けられ、かかる
状態にてステアリングメインシヤフト20はベア
リングCを介してコラムチユーブ(図示せず)に
回転自在に組付けられる。
しかして、このステアリングメインシヤフト2
0においては、両チユーブ21,22として全長
にわたつて断面円形のチユーブが採用され、また
両チユーブ21,22の連結が、第4図及び第5
図にて示したように、アツパーチユーブ22の連
結端部22a内にロアチユーブ21の連結端部2
1aを摺動可能に嵌合し、ロアチユーブ21に設
けた係止孔21b内にアツパーチユーブ22に形
成した係止爪22bを嵌入することによりなされ
ている。アツパーチユーブ22の係止爪22b
は、周壁の一部を軸方向においてコ字状に切起こ
し内方及び外方へU字状に湾曲変形させることに
より形成されており、外方へ弾性変形可能となつ
ている。一方、ロアチユーブ21の係止孔21b
は、軸方向に沿つて長円形(又は長方形)状に形
成されており、係止爪22bの一部が軸方向にお
いて係脱可能かつ周方向においてガタなくトルク
伝達可能に嵌入している。
かかる構成により、このステアリングメインシ
ヤフト20においては、両チユーブ21,22が
一部を除いて全長にわたり断面円形であり、両チ
ユーブ21,22の加工に伴なう共振周波数の低
下がほとんどなく、振動問題が発生しがたい。ま
た操舵位置によりステアリングメインシヤフト2
0の断面剛性がほとんど変化せず、ステアリング
ホイールBがある振動状態にあるとき、ステアリ
ングホイールBを回しても、ステアリングホイー
ルBの振動の大きさはほとんど変化しないため、
運転者に不快感を与えることがない。更に、この
ステアリングメインシヤフト20においては、両
チユーブ21,22の連結に際して他部品を必要
としないばかりか、両チユーブ21,22に施す
加工が一部分でありかつ簡単であるため、従来の
ステアリングメインシヤフト10に比してコスト
低減を図ることができる。また、このステアリン
グメインシヤフト20においては、軸方向へ収縮
する場合、係止爪22bが外方へ弾性変形して係
止孔21bから外れるものの、同ステアリングメ
インシヤフト20を復元すベく軸方向へ伸張すれ
ば、係止爪22bが再び係止孔21bに弾撥的に
係合するため、復元性が極めて良い。
なお、本考案の実施に際しては、ロアチユーブ
21に係止爪を形成し、アツパーチユーブ22に
係止孔を設けて実施することも可能である。また
本考案は上記実施例に限らず、実用新案登録請求
の範囲に記載した範囲内において適宜変更して実
施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す一部破断側面図、第2図
は第1図の−線に沿う拡大縦断面図、第3図
は本考案の一実施例を示す一部破断側面図、第4
図は第3図の要部拡大断面図、第5図は第4図の
上面図である。 符号の説明、20……ステアリングメインシヤ
フト、21……ロアチユーブ、21a……連結端
部、21b……係止孔、22……アツパーチユー
ブ、22a……連結端部、22b……係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向に収縮可能かつトルク伝達可能に連結さ
    れてなる第1チユーブと第2チユーブを備えた自
    動車のステアリングメインシヤフトにおいて、前
    記両チユーブとして全長にわたつて断面円形のチ
    ユーブを採用し、前記第1チユーブには周壁の一
    部を軸方向においてコ字状に切起こしてU字状に
    湾曲する係止爪を形成し、また前記第2チユーブ
    には前記係止爪の中間湾曲部が嵌入して軸方向に
    おいて係脱可能に係合しかつ周方向においてトル
    ク伝達可能に係合する係止孔を設けたことを特徴
    とする自動車のステアリングメインシヤフト。
JP1980143613U 1980-10-07 1980-10-07 Expired JPS6146048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980143613U JPS6146048Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980143613U JPS6146048Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07

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Publication Number Publication Date
JPS5765169U JPS5765169U (ja) 1982-04-19
JPS6146048Y2 true JPS6146048Y2 (ja) 1986-12-24

Family

ID=29503353

Family Applications (1)

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JP1980143613U Expired JPS6146048Y2 (ja) 1980-10-07 1980-10-07

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9227651B2 (en) 2013-01-30 2016-01-05 Nsk Ltd. Steering column

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830288A (ja) * 1971-08-24 1973-04-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114932U (ja) * 1974-07-20 1976-02-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4830288A (ja) * 1971-08-24 1973-04-21

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Publication number Publication date
JPS5765169U (ja) 1982-04-19

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