JPS64383Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64383Y2 JPS64383Y2 JP7719284U JP7719284U JPS64383Y2 JP S64383 Y2 JPS64383 Y2 JP S64383Y2 JP 7719284 U JP7719284 U JP 7719284U JP 7719284 U JP7719284 U JP 7719284U JP S64383 Y2 JPS64383 Y2 JP S64383Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor side
- side member
- torque box
- shaped
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 15
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000084 colloidal system Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は自動車車体のフロアサイドメンバの殊
にトルクボツクスが結合されている部位の補強構
造に関するものである。
にトルクボツクスが結合されている部位の補強構
造に関するものである。
〈従来技術〉
第1図に示すように、自動車車体のフロアサイ
ドメンバ1の曲げ剛性を保持させるためにトルク
ボツクス2が結合されている。このトルクボツク
ス2は断面上向きコの字状のもので、第2図に示
すようにフロアサイドメンバ1と、このフロアサ
イドメンバ1の外側で平行するサイドシル3との
間に直交して結合されている。
ドメンバ1の曲げ剛性を保持させるためにトルク
ボツクス2が結合されている。このトルクボツク
ス2は断面上向きコの字状のもので、第2図に示
すようにフロアサイドメンバ1と、このフロアサ
イドメンバ1の外側で平行するサイドシル3との
間に直交して結合されている。
前記トルクボツクス2より伝わるトルクボツク
ス2の部材軸回りのモーメントに対するフロアサ
イドメンバ1の曲げ剛性を増加させるためには、
フロアサイドメンバ1の断面を大きくするか、板
厚を上げるかして必要な強度剛性を得ていたが、
車体の重量増加を招いていた。
ス2の部材軸回りのモーメントに対するフロアサ
イドメンバ1の曲げ剛性を増加させるためには、
フロアサイドメンバ1の断面を大きくするか、板
厚を上げるかして必要な強度剛性を得ていたが、
車体の重量増加を招いていた。
また、第2図で示すように、トルクボツクス2
の結合部位のフロアサイドメンバ1内に板状の隔
壁4を固着しているものもあるが、この場合、フ
ロアサイドメンバ1の断面変形の阻止にはなる
が、上記のモーメントに対する曲げ剛性の増加に
は寄与していなかつた。
の結合部位のフロアサイドメンバ1内に板状の隔
壁4を固着しているものもあるが、この場合、フ
ロアサイドメンバ1の断面変形の阻止にはなる
が、上記のモーメントに対する曲げ剛性の増加に
は寄与していなかつた。
〈考案の目的〉
本考案の目的は、上記フロアサイドメンバの断
面変形の阻止と共に、曲げ剛性を増加させる補強
構造を提供するものである。
面変形の阻止と共に、曲げ剛性を増加させる補強
構造を提供するものである。
〈考案の構成〉
本考案の特徴とする構成は、上向きコの字状断
面のフロアサイドメンバと、このフロアサイドメ
ンバの外側で平行するサイドシルと、前記フロア
サイドメンバとサイドシルとの間に上向きコの字
状断面のトルクボツクスを直交して結合した自動
車の車体において、前記トルクボツクス結合位置
のフロアサイドメンバ内に下向きコの字状の補強
部材を、その両側直立壁が前記トルクボツクスの
両側直立壁の延長線上と同一位置となるよう固着
し、フロアサイドメンバと補強部材とにより箱形
閉断面を形成したものである。
面のフロアサイドメンバと、このフロアサイドメ
ンバの外側で平行するサイドシルと、前記フロア
サイドメンバとサイドシルとの間に上向きコの字
状断面のトルクボツクスを直交して結合した自動
車の車体において、前記トルクボツクス結合位置
のフロアサイドメンバ内に下向きコの字状の補強
部材を、その両側直立壁が前記トルクボツクスの
両側直立壁の延長線上と同一位置となるよう固着
し、フロアサイドメンバと補強部材とにより箱形
閉断面を形成したものである。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を第2図及び第3図によつ
て説明する。1はフロアサイドメンバ、3は前記
フロアサイドメンバ1の外側で平行するサイドシ
ル、2はトルクボツクスであり、前記フロアサイ
ドメンバ1とサイドシル3との間に直交して結合
された上向きコの字状断面形状のものである。
て説明する。1はフロアサイドメンバ、3は前記
フロアサイドメンバ1の外側で平行するサイドシ
ル、2はトルクボツクスであり、前記フロアサイ
ドメンバ1とサイドシル3との間に直交して結合
された上向きコの字状断面形状のものである。
本考案は上記構成の自動車車体において、前記
トルクボツクス2の結合位置のフロアサイドメン
バ1内に、下向きコの字状の補強部材5を、その
両側直立壁5aが前記トルクボツクス2の両側直
立壁2aの延長線上と同一位置となるよう固着し
てフロアサイドメンバ1と補強部材5とにより箱
形閉断面を形成したものである。
トルクボツクス2の結合位置のフロアサイドメン
バ1内に、下向きコの字状の補強部材5を、その
両側直立壁5aが前記トルクボツクス2の両側直
立壁2aの延長線上と同一位置となるよう固着し
てフロアサイドメンバ1と補強部材5とにより箱
形閉断面を形成したものである。
前記補強部材5の固着は、補強部材5のコの字
形端部にフランジ6を立てて溶接又はリベツト等
によつて固着する。
形端部にフランジ6を立てて溶接又はリベツト等
によつて固着する。
上記本考案によると、フロアサイドメンバ1内
に固着した下向きコの字状の補強部材5は、前記
トルクボツクス2の両側直立壁2aの延長線上と
同一位置にある両側直立壁5aは、トルクボツク
ス2より伝わるフロアサイドメンバ1の断面変形
応力に対処し、断面変形を阻止する。また、トル
クボツクス2より伝わるトルクボツクスの部材軸
回りモーメントに対するフロアサイドメンバ1の
曲げ応力は、下向きコの字形の補強部材5とフロ
アサイドメンバ1とによる箱形閉断面構造で対処
し、フロアサイドメンバ1の曲げ剛性を増加させ
るのである。
に固着した下向きコの字状の補強部材5は、前記
トルクボツクス2の両側直立壁2aの延長線上と
同一位置にある両側直立壁5aは、トルクボツク
ス2より伝わるフロアサイドメンバ1の断面変形
応力に対処し、断面変形を阻止する。また、トル
クボツクス2より伝わるトルクボツクスの部材軸
回りモーメントに対するフロアサイドメンバ1の
曲げ応力は、下向きコの字形の補強部材5とフロ
アサイドメンバ1とによる箱形閉断面構造で対処
し、フロアサイドメンバ1の曲げ剛性を増加させ
るのである。
〈考案の効果〉
以上のように本考案では、トルクボツクスの延
長線上のフロアサイドメンバ内に、フロアサイド
メンバとによつて箱形閉断面を構成する補強部材
を固着したことで、トルクボツクスから伝達され
るトルクボツクスの部材軸回りのモーメントに対
するフロアサイドメンバの断面変形の防止と曲げ
剛性の大幅な増加が重量を増大させることなく得
られる効果を有している。
長線上のフロアサイドメンバ内に、フロアサイド
メンバとによつて箱形閉断面を構成する補強部材
を固着したことで、トルクボツクスから伝達され
るトルクボツクスの部材軸回りのモーメントに対
するフロアサイドメンバの断面変形の防止と曲げ
剛性の大幅な増加が重量を増大させることなく得
られる効果を有している。
第1図は本考案が適用される自動車車体の斜視
図、第2図は従来の補強構造の斜視図、第3図は
本考案の斜視図、第4図は第3図−線断面図
である。 1……フロアサイドメンバ、2……トルクボツ
クス、3……サイドシル、5……補強部材、6…
…フランジ。
図、第2図は従来の補強構造の斜視図、第3図は
本考案の斜視図、第4図は第3図−線断面図
である。 1……フロアサイドメンバ、2……トルクボツ
クス、3……サイドシル、5……補強部材、6…
…フランジ。
Claims (1)
- 上向きコの字状断面のフロアサイドメンバと、
このフロアサイドメンバの外側で平行するサイド
シルと、前記フロアサイドメンバとサイドシルと
の間に上向きコの字状断面のトルクボツクスを直
交して結合した自動車の車体において、前記トル
クボツクス結合位置のフロアサイドメンバ内に下
向きコの字状の補強部材を、その両側直立壁が前
記トルクボツクスの両側直立壁の延長線上と同一
位置となるよう固着し、フロアサイドメンバと補
強部材とにより箱形閉断面を形成したことを特徴
とする自動車車体のフロアサイドメンバ補強構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7719284U JPS60188683U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 自動車車体のフロアサイドメンバ補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7719284U JPS60188683U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 自動車車体のフロアサイドメンバ補強構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60188683U JPS60188683U (ja) | 1985-12-13 |
JPS64383Y2 true JPS64383Y2 (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=30620035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7719284U Granted JPS60188683U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 自動車車体のフロアサイドメンバ補強構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60188683U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5212892B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2013-06-19 | スズキ株式会社 | 車両の車体下部構造 |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP7719284U patent/JPS60188683U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60188683U (ja) | 1985-12-13 |