JPH0323851Y2 - - Google Patents

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JPH0323851Y2
JPH0323851Y2 JP18169585U JP18169585U JPH0323851Y2 JP H0323851 Y2 JPH0323851 Y2 JP H0323851Y2 JP 18169585 U JP18169585 U JP 18169585U JP 18169585 U JP18169585 U JP 18169585U JP H0323851 Y2 JPH0323851 Y2 JP H0323851Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ウイング車におけるパネルの連結
装置に関する。
従来の技術 箱形荷台に開閉自在な左右一対の翼状パネルが
設けられているウイング車は既によく知られてい
るが、従来のウイング車の翼状パネルは、例えば
第4図に示すように、正面よりみて逆L形の鋼製
横枠部材41と、これらを連結する同じく鋼製の
縦枠部材42と、これらの枠材41,42に鋲止
めされたアルミニウム製波板43とによつて構成
されていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の翼状パネル4
0では、波板43が正面よりみて逆L形の屈曲状
の枠部材41に鋲止めせられているため、自動鋲
打ち装置の使用が困難であり、パネルの組立て作
業に非常に手間がかかり、翼状パネル40の製作
が容易でないという問題があつた。
このような問題を解決するため、本出願人は先
に、水平状のルーフ・パネルと垂直状のサイド・
パネルとよりなり、かつ各パネルがアルミニウム
押出型材製の枠部材とこれらに渡し止められた金
属板とより構成された翼状パネルを提案した(実
願昭60−25217号参照)。しかしながら、この先提
案による翼状パネルにおいては、ルーフ・パネル
とサイド・パネルの連結部の強度が比較的小さ
く、翼状パネルの上昇時にサイド・パネルが湾曲
するおそれがあるという問題があつた。
この考案の目的は、上記従来技術の問題を解決
し、翼状パネルの製作が容易で、しかもルーフ・
パネルとサイド・パネルの連結部の強度が大き
く、上昇時におけるサイド・パネルの湾曲のおそ
れが全くない非常に堅固な翼状パネルを得ること
ができる、ウイング車におけるパネルの連結装置
を提供しようとするにある。
課題を解決するための手段 この考案は、上記の目的を達成するために、箱
形荷台にルーフ・パネルとサイド・パネルとより
なる開閉自在な翼状パネルが設けられているウイ
ング車において、ルーフ・パネルとサイド・パネ
ルの連結すべき縁部においてルーフ・パネルに設
けられた第1連結枠部材とサイド・パネルに設け
られた第2連結枠部材とが上下に重ね合わせら
れ、第1連結枠部材の内側縁に凸縁が設けられる
とともに、第2連結枠部材の内側縁に凸縁が設け
られて、両凸縁がボルト・ナツト等の結合手段に
より結合され、第1連結枠部材の内側縁寄りの部
分に嵌合凹部と嵌合凸部のうちいずれか一方が、
第2連結枠部材の内側縁寄り部分に同他方が設け
られるとともに、第1連結枠部材の外側縁部に嵌
合凹部と嵌合凸部のうちのいずれか一方が、第2
連結枠部材の外側縁部に同他方が設けられて、嵌
合凹部と嵌合凸部とが相互に嵌め合わせられ、各
嵌合凹部の一側面と、これと同側の嵌合凸部の対
向面とに連結ピン嵌込み用溝が両連結枠部材の全
長にわたつて設けられ、これらの連結ピン嵌込み
用溝によつて形成された貫通孔に連結ピンが挿入
され、第2連結枠部材が、水平壁と、これの外縁
部に設けられた外側垂下壁と、水平壁の幅の中間
に設けられた中間垂下壁と、この中間垂下壁の下
部および水平壁の内縁部との間に傾斜状に渡され
た補強壁とを有していて、中間垂下壁と、これよ
り内側の水平壁部分と、傾斜状補強壁とによつて
中空部が形成されている、ウイング車におけるパ
ネルの連結装置を要旨としている。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
なお、この明細書において、内側とはウイング
車の箱形荷台の内側を、外側とは同外側をいうも
のとする。
まず第3図において、ウイング車10の箱形荷
台1には開閉自在な左右一対の翼状パネル2,2
が備えられている。第1図に示すように、これら
の翼状パネル2,2は箱形荷台1の上面中央部に
設けられた桁材6の左右両側にそれぞれヒンジ
7,7を介して取り付けられている。
なお、左右一対の翼状パネル2,2は互いに対
称につくられていて、ほぼ同じ構成を有している
ので、以下に一方の左側翼状パネル2についての
み、その構成を説明する。
第1図において、翼状パネル2は、この考案に
よる連結装置により相互に連結されたルーフ・パ
ネル3とサイド・パネル4とによつて構成されて
いる。
ここで、ルーフ・パネル3は、内外一対のアル
ミニウム押出型材製の枠部材11,18と、これ
らに渡し止められてボルト30およびナツト31
により固定された横断面Z形の所要数の補強部材
32と、これらの上面に被せられてリベツト35
により取り付けられたアルミニウム板とによつて
構成されている。一方、サイド・パネル4は、上
下一対のアルミニウム押出型材製の枠部材21,
28と、これらに渡し止められてボルト30およ
びナツト31により固定された横断面Z形の所要
数の補強部材32と、これらの外面に被せられて
リベツト35により取り付けられた金属板33
と、同内面に被せられて補強部材32と共にボル
ト30およびナツト31により固定された化粧板
34とによつて構成されている。
つぎに、第2図に示すように、この考案による
ルーフ・パネル3とサイド・パネル4の連結装置
の構造は、つぎのとおりである。
すなわち、ルーフ・パネル3とサイド・パネル
4の連結すべき縁部においてルーフ・パネル3に
設けられた外側枠部材(以下これを第1連結枠部
材という)11とサイド・パネル4に設けられた
上側枠部材(以下これを第2連結枠部材という)
21とが上下に重ね合わせられている。
ここで、一方の第1連結枠部材11は、水平壁
11aと、これの外縁部に設けられた外側垂下壁
11bと、水平壁11aの幅の内側縁部に設けら
れた内側垂下壁11cとを有している。
また第2連結枠部材21は、水平壁21aと、
これの外縁部に設けられた外側垂下壁21bと、
水平壁21aの幅の中間に設けられた中間垂下壁
21cと、この中間垂下壁21cの下部および水
平壁21aの内縁部との間に傾斜状に渡された補
強壁21とを有していて、中間垂下壁21cと、
これより内側の水平壁21a部分と、傾斜状補強
壁21dとによつて中空部36が形成され、中空
部36を囲む中間垂下壁21cと内側水平壁21
a部分と傾斜状補強壁21dとによつて横断面三
角形状の剛体部分が形成されている。
従つて、ルーフ・パネル3とサイド・パネル4
との連結部の強度が非常に大きく、従つて翼状パ
ネル2はきわめて堅固であり、その上昇時にサイ
ド・パネル4が湾曲するおそれがない。
また、第1連結枠部材11の内側垂下壁11c
の下縁に、中央の桁材6側に突出した凸縁12が
設けられるとともに、第2連結枠部材21の水平
壁21aの内縁に、これを延長する方向に凸縁2
2が設けられて、両凸縁12,22がボルト30
およびナツト31により結合されている。
そして第1連結枠部材11の内側縁寄りの部分
に嵌合凹部13が、第2連結枠部材21の内側縁
寄り部分に嵌合凸部23が設けられるとともに、
第1連結枠部材11の外側縁部に嵌合凹部13
が、第2連結枠部材21の外側縁部に嵌合凸部2
3が設けられて、嵌合凹部13,13と嵌合凸部
23,23とが相互に嵌め合わせられている。
各嵌合凹部13の一側面14と、これと同側の
嵌合凸部23の対向面24とに連結ピン嵌込み用
溝15,25が両連結枠部材11,21の全長に
わたつて設けられ、これらの連結ピン嵌込み用溝
15,25によつて形成された貫通孔16に連結
ピン17が挿入されることにより、両パネル3,
4が相互に非常に強固に連結されているものであ
る。
なお、図示のものは嵌合凹部13,13が第1
連結枠部材11側に設けられ、嵌合凸部23,2
3が第2連結枠部材21に設けられているが、こ
れらは相対的なものであるので、図示の場合とは
逆に配置せられていても勿論よい。
その他、第1図において、翼状パネル2のサイ
ド・パネル4の下縁部内面には、シール材29が
取り付けられていて、翼状パネル2が閉じたさ
い、このシール材29が箱形荷台1の側壁下縁部
の受けパネル5の外面に当接するようになされて
いる。また箱形荷台1上面中央部の桁材6の上側
とこれの左右両側の翼状パネル取付部分の上側に
はカバー8が被せられ、また左右両翼状パネル
2,2の内側枠部材18,18の下面にもカバー
19,19が被せられていて、これらのカバー
8,19,19はそれぞれリベツト35により内
側枠部材18,18に取り付けられている。
考案の効果 この考案は、上述のように、箱形荷台にルー
フ・パネルとサイド・パネルとよりなる開閉自在
な翼状パネルが設けられているウイング車におい
て、ルーフ・パネルとサイド・パネルの連結すべ
き縁部においてルーフ・パネルに設けられた第1
連結枠部材とサイド・パネルに設けられた第2連
結枠部材とが上下に重ね合わせられ、第1連結枠
部材の内側縁に凸縁が設けられるとともに、第2
連結枠部材の内側縁に凸縁が設けられて、両凸縁
がボルト・ナツト等の結合手段により結合され、
第1連結枠部材の内側縁寄りの部分に嵌合凹部と
嵌合凸部のうちいずれか一方が、第2連結枠部材
の内側縁寄り部分に同他方が設けられるととも
に、第1連結枠部材の外側縁部に嵌合凹部と嵌合
凸部のうちいずれか一方が、第2連結枠部材の外
側縁部に同他方が設けられて、嵌合凹部と嵌合凸
部とが相互に嵌め合わせられ、各嵌合凹部の一側
面と、これと同側の嵌合凸部の対向面とに連結ピ
ン嵌込み用溝が両連結枠部材の全長にわたつて設
けられ、これらの連結ピン嵌込み用溝によつて形
成された貫通孔に連結ピンが挿入されているもの
であるから、翼状パネルは、従来品に比べてその
組立て作業が簡単であり、容易に製作し得るもの
である。
また、この考案によれば、第2連結枠部材が、
水平壁と、これの外縁部に設けられた外側垂下壁
と、水平壁の幅の中間に設けられた中間垂下壁
と、この中間垂下壁の下部および水平壁の内縁部
との間に傾斜状に渡された補強壁とを有してい
て、中間垂下壁と、これより内側の水平壁部分
と、傾斜補強壁とによつて中空部が形成されてい
るから、ルーフ・パネルとサイド・パネルとの連
結部の強度が非常に大きく、従つて翼状パネルは
きわめて堅固であり、その上昇時にサイド・パネ
ルが湾曲するおそれがないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示し、箱形荷台の
翼状パネル取付部分の横断面図で、これは第3図
のI−I線に沿うものである。第2図は第1図の
要部拡大横断面図、第3図はウイング車の概略斜
視図である。第4図は従来の翼状パネルの概略斜
視図である。 1……箱形荷台、2……翼状パネル、3……ル
ーフ・パネル、4……サイド・パネル、10……
ウイング車、11……第1連結枠部材(外側枠部
材)、12……凸縁、13……嵌合凹部、14…
…一側面、15……連結ピン嵌込み用溝、16…
…貫通孔、17……連結ピン、21……第2連結
枠部材(上側枠部材)、21a……水平壁、21
b……外側垂下壁、21c……中間垂下壁、21
d……傾斜状補強壁、22……凸縁、23……嵌
合凸部、24……対向面、25……連結ピン嵌込
み用溝、30……ボルト、31……ナツト、36
……中空部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱形荷台にルーフ・パネル3とサイド・パネル
    4とよりなる開閉自在な翼状パネル2が設けられ
    ているウイング車において、ルーフ・パネル3と
    サイド・パネル4の連結すべき縁部においてルー
    フ・パネル3に設けられた第1連結枠部材11と
    サイド・パネル4に設けられた第2連結枠部材2
    1とが上下に重ね合わせられ、第1連結枠部材1
    1の内側縁に凸縁12が設けられるとともに、第
    2連結枠部材21の内側縁に凸縁22が設けられ
    て、両凸縁12,22がボルト・ナツト等の結合
    手段30,31により結合され、第1連結枠部材
    11の内側縁寄りの部分に嵌合凹部13と嵌合凸
    部23のうちのいずれか一方が、第2連結枠部材
    21の内側縁寄り部分に同他方が設けられるとと
    もに、第1連結枠部材11の外側縁部に嵌合凹部
    13と嵌合凸部23のうちのいずれか一方が、第
    2連結枠部材21の外側縁部に同他方が設けられ
    て、嵌合凹部13,13と嵌合凸部23,23と
    が相互に嵌め合わせられ、各嵌合凹部13の一側
    面14と、これと同側の嵌合凸部23の対向面2
    4とに連結ピン嵌込み用溝15,25が両連結枠
    部材11,21の全長にわたつて設けられ、これ
    らの連結ピン嵌込み用溝15,25によつて形成
    された貫通孔16に連結ピン17が挿入され、第
    2連結枠部材21が、水平壁21aと、これの外
    縁部に設けられた外側垂下壁21bと、水平壁2
    1aの幅の中間に設けられた中間垂下壁21c
    と、この中間垂下壁21cの下部および水平壁2
    1aの内縁部との間に傾斜状に渡された補強壁2
    1とを有していて、中間垂下壁21cと、これよ
    り内側の水平壁21a部分と、傾斜状補強壁21
    dとによつて中空部36が形成されている、ウイ
    ング車におけるパネルの連結装置。
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JPS6288622U JPS6288622U (ja) 1987-06-06
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