JPH0721394Y2 - 自動車用パワーシートのワイヤ連結構造 - Google Patents

自動車用パワーシートのワイヤ連結構造

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JPH0721394Y2
JPH0721394Y2 JP1989148843U JP14884389U JPH0721394Y2 JP H0721394 Y2 JPH0721394 Y2 JP H0721394Y2 JP 1989148843 U JP1989148843 U JP 1989148843U JP 14884389 U JP14884389 U JP 14884389U JP H0721394 Y2 JPH0721394 Y2 JP H0721394Y2
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JP
Japan
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inner cable
cable
wire
power seat
automobile power
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JP1989148843U
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JPH0386838U (ja
Inventor
弘志 山本
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回転駆動力伝達用として用いる自動車用パワ
ーシートのワイヤケーブル構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、モータ駆動により座面を昇降させる、いわゆるパ
ワーシートは公知であり、その昇降機能(リフター)を
作動させる歯車列にモータの回転駆動力を伝えるのに第
4図に示すワイヤ連結構造が採用されている。
このワイヤ連結構造は、歯車側カプラ11とワイヤ側カプ
ラ12とからなっている。
歯車側カプラ11は、パワーシートの入力軸であり、端部
に嵌合凹所13を備えた歯車軸14を遊嵌状態で嵌入させた
貫通孔15,および端部外周部に環状溝16を備えた筒状体
である。
ワイヤ側カプラ12は、合成樹脂,例えばポリアセタール
樹脂からなり、インナーケーブル2を遊嵌状態で挿通さ
せたアウターケーブル3の一端に固着され、この固着部
の反対側の中心部にインナーケーブル2を取り囲む状態
で、これとともに突出した筒状のさそい部17、および端
部内周部に突設した爪部18とを備えている。このさそい
部17はカップリング部のグリス漏れ、両カプラ間のがた
つき防止のために設けられている。
そして、ワイヤ連結に際しては、さそい部17を貫通孔15
内に嵌入させつつ、環状溝16に爪部18を係止させること
により、歯車軸14の端部の嵌合凹所13内にインナーケー
ブル2の端部を嵌入させた状態として、歯車軸14とイン
ナーケーブル2とを一体回転可能に結合するようになっ
ている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のワイヤ連結構造では、さそい部17の肉厚が大
きく、外部からインナーケーブル2の端部が見えないた
め、ワイヤ連結時にインナーケーブル2を歯車軸14の嵌
合凹所13内に嵌入させ難く、作業性が悪いという問題が
ある。
本考案は、斯る従来の問題点を課題としてなされたもの
で、ワイヤ連結の作業性向上を可能とした自動車用パワ
ーシートのワイヤ連結構造を提供しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案は、パワーシートの
入力軸であり端部に嵌合凹所を備えた歯車軸を遊嵌状態
で嵌入させた貫通孔、および端部外周部に凹部を備えた
筒状の歯車側カプラと、合成樹脂からなり、インナーケ
ーブルを遊嵌状態で挿通させたアウターケーブルの一端
に固着され、この固着部の反対側の中心部にインナーケ
ーブルを取り囲む状態で、これとともに突出した筒状の
さそい部,および端部内周部に突設した爪部を備えたワ
イヤ側カプラとからなり、上記さそい部を上記貫通孔内
に嵌入させつつ、上記凹部に上記爪部を係止させること
により、上記嵌合凹所内にインナーケーブルの端部を嵌
入させた状態で上記歯車軸とインナーケーブルとを一体
回転可能に結合する自動車用パワーシートのワイヤ連結
構造において、上記さそい部を外部からインナーケーブ
ルの位置確認可能に光を透過させる薄肉に形成した。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、材質を変えることな
く、外部からさそい部を通して内側のインナーケーブル
を少なくとも位置確認できる程度に見えるようになるた
め、歯車軸の嵌入凹所内にインナーケーブルを嵌入させ
易くなり、ワイヤ連結の作業性を向上させることができ
るという効果を奏する。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
第1図〜第3図は、本考案に係る自動車用パワーシート
のワイヤ連結構造を示し、第4図に示すものと実質的に
同一の歯車側カプラ11と、ワイヤ側カプラ1とからな
り、歯車側カプラ11については第4図との共通部には同
一番号を付して説明を省略する。
ワイヤ側カプラ1は、第4図に示すワイヤ側カプラ12と
同様に、合成樹脂,例えばポリアセタール樹脂からな
り、インナーケーブル2を挿通させたアウターケーブル
3の一端に固着されている。また、上記同様に、この固
着部の反対側の中心部にインナーケーブル2を取り囲む
状態で、これとともに突出したさそい部4,および端部内
周部に突設した爪部5とを備えている。さらに、さそい
部4を薄肉にして、外部から少なくともさそい部4を通
して、インナーケーブル2の位置確認ができる程度にイ
ンナーケーブル2を見ることができるように形成してあ
る。
そして、ワイヤ連結に際しては、外部からさそい部4を
通してインナーケーブル2の位置を確認して、さそい部
4を貫通孔15内に嵌入させつつ、環状溝16に爪部5を係
止させることにより、歯車軸14の端部の嵌合凹所13内に
インナーケーブル2の端部を嵌入させた状態として、歯
車軸14とインナーケーブル2とを一体回転可能に結合す
るようにしてある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用パワーシートのワイヤ連
結構造を示す正面図、第2図は第1図のII−II線断面
図、第3図はワイヤ側カプラの左側面図、第4図は従来
の自動車用パワーシートのワイヤ連結構造を示す断面図
である。 1…ワイヤ側カプラ、2…インナーケーブル、3…アウ
ターケーブル、4…さそい部、5…爪部、11…歯車側カ
プラ、13…嵌合凹所、14…歯車軸、15…貫通孔、16…環
状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パワーシートの入力軸であり端部に嵌合凹
    所を備えた歯車軸を遊嵌状態で嵌入させた貫通孔、およ
    び端部外周部に凹部を備えた筒状の歯車側カプラと、合
    成樹脂からなり、インナーケーブルを遊嵌状態で挿通さ
    せたアウターケーブルの一端に固着され、この固着部の
    反対側の中心部にインナーケーブルを取り囲む状態で、
    これとともに突出した筒状のさそい部,および端部内周
    部に突設した爪部を備えたワイヤ側カプラとからなり、
    上記さそい部上記貫通孔内に嵌入させつつ、上記凹部に
    上記爪部を係止させることにより、上記嵌合凹所内にイ
    ンナーケーブルの端部を嵌入させた状態で上記歯車軸と
    インナーケーブルとを一体回転可能に結合する自動車用
    パワーシートのワイヤ連結構造において、上記さそい部
    を外部からインナーケーブルの位置確認可能に光を透過
    させる薄肉に形成したことを特徴とする自動車用パワー
    シートのワイヤ連結構造。
JP1989148843U 1989-12-25 1989-12-25 自動車用パワーシートのワイヤ連結構造 Expired - Lifetime JPH0721394Y2 (ja)

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JPH0386838U JPH0386838U (ja) 1991-09-03
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