JPS6145841A - 紙葉類分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、紙葉類分離装置に関し、特に、現全自動取引
装置内に収納された紙幣を安定に分離する装置に関する
ものである。

〔発明の背景〕

第２図、第５図、第４図は、従来の紙幣分離機構の側面
を示す図であり、それぞれ紙幣を垂直宿下方向へ、水平
左上方向へ、および水平左下方向へ送り出す場合を示し
ている。

第２図〜第４図において、１は収納ケース、２゜は押板
、３はスプリング、牛は紙幣、５は分離部、６はフィー
ドローラ、７はゲートローラ、８はピックアップ・マー
テである。

第２図〜第４図の各収納ケース１内に収納されている紙
幣４を一枚ずつに分離する場合、紙幣化は分離部５の一
部であるピックアップ・ローラ８゜に対し、押板２とス
プリング３により押し付けら。

れているので、ピックアップ・ローラ８が紙幣搬送方向
へ間欠的に回転すると、摩擦力で、搬送出口方向へ移動
する。

なお、第４図における紙幣養の押し付けは、堆積収納さ
れている紙幣４の自重による。　　　　１５しかし、上
記で移動する紙幣番は、複数枚で坐るため、ピックアッ
プ・ｐ−ラ８と同方向に常時回転し、四−ラの１部がゴ
ムライニングされてし）るフィードローラ６と、分離部
５の一部であるゲートローラ７とにより、ピックアップ
・田−ラｑ（と接している紙幣量のみを１枚ずつ分離し
て搬送路へ送り出している。上記の分離を安定に行わせ
・るためには、スプリング３または収納紙幣量の自・重
によりピックアップ・ローラ８に押し付けている紙幣押
し圧力を、収納紙幣量に関係なく、常時コ最適値にして
おく必要がある。

スプリング３と押板２を用いて、第２図に示すように紙
幣量の搬送先を重力方向にした場合、あ。

るいは第３図に示すように、ピックアップ・ロー。

う８に対する紙幣押し圧力を重力方向と反対にし。

た場合には、比較的安定した分離性能を得られているが
、第４図に示すようにピックアップ・ロー。

う８に対する紙幣押し圧力を重力方向にして、収。

納紙幣の自重により押し圧力を発生している場合。

には、収納紙幣ヰの枚数が少なくなると、分離力１、で
きなくなるという致命的な欠点があった。　　。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、このような従来の欠点を除去。

し、紙幣押し圧力が重力方向である紙幣分離機構におい
て、収納される紙幣枚数の増減で影響を学。

けることなく、紙幣を安定に１枚ずつ分離することので
きる紙葉類分離装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するため、本発明の紙葉類分離装置は、
収納箱内に堆積収納された紙葉類を、該。

収納箱の下部に設けた分離機構により分離搬出する装置
において、上記収納箱内の紙葉類残量を検出する検出手
段と、常時は退避位置にあり、上記検出手段により紙葉
類残量が所定量以下に減少したことが検知されたとき、
上記紙葉類を上部から、）押圧動作する押板ｔｌとを有
することに特徴がある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図（ａ）　、　（ｂ）に
より詳細に説明する。　　　　　　　　　　　　　　１
５第１図（ａ）　、　（ｂ）は、本発明の紙幣分離機構
の側面断面図であり、それぞれ紙幣に対する押し圧力が
収納紙幣の自重で充分な状態と不足している状態を示す
。

第１図（ａＬ（ｂ）において、１１は収納ケース、↓。

ヰは紙幣、］５は分離部、１６はフィートローチ、１７
はゲートローラ、１８はピックアップ・ローラ、２１は
アーム、２２はガイドシャフト、２３・ａ、２３１３は
センサ、２４はモータ、２５はギヤ・ア、２６はタイミ
ングベルト、２７はベルトクランプ、２８は押板、２９
はキャリアである。　　。

なお、押板２８は、キャリア２９に回転軸を持ち、紙幣
１４に圧力を加えたり、退避できる機構になっており、
キャリア２９は直接固定さ、ねることなく、モータ２４
がＣＷ（時計）方向またはＣＣＷ。

（反時計）方向に回転して、タイミングベルト２゜６に
取り付けられたベルトクランプ２７を上下移動すること
により、上下にスライドする。　　　。

また、収納ケース１１の上部にある機構は、紙葉類を収
納ケース１１に入れるためのものであり、１゜一時集積
することもできる。

さらに、紙幣、１４は、前述した第２図〜第４図と同様
に、分離部１５の一部であるピックアップ・。

ローラ１８の方向に押し圧力を受けており、ピッ。

クアツプ・四−ラ１８が間欠的に紙幣搬送方向叫。

回転すると、フィードローラ１６とゲートローラフによ
り、ピックアップ・ローラ１８と接している紙幣のみが
分離されて、搬送路に１枚ずつ送り・出される。

第１図（ａ）は、収納ケース１１内に紙幣１４が多。

量あるので、ピックアップ・ローラ１８への紙幣押し圧
力は充分、すなわち、紙幣１４との摩擦力が適当であり
、分離性能も良好な状態にある。。

したがって、この段階では、押板２８を紙幣１４から退
避するために、キャリア２９を最上部の位ｊ１置に置く
。この後、紙幣１４が下方から順次分離されて紙幣量が
次第に減少すると、紙幣押し圧力が収納紙幣の自重のみ
では不足する点が発生する。

それをセンサ２３ａｌ　２３ｂで検知して、モータ。

２４をＣＣＷ方向に回転し、ギャア２５．タイミ、、。

ングベルト２６を通して、ベルトクランプ２７を。

最下部の位置へ下降させるので、キャリア２９力上アー
ム２１と押板２８をＡ方向に回転し、すなわち、第１図
（ｂ）に示すように、収納ケース１１内に伸長させて自
重で下降させ、収納している紙幣１！。

４上に接触させて、紙幣押し圧力を高める。これにより
、引き続き良好な分離性能を持続させることができる。

このまま進行し、もし紙幣１４−がな。

くなった場合には、図示してない別のセンサでそれを検
出して報告すると同時に、モータ２４をＣｊＷ方向に回
転し、キャリア２９をベルトクランプ２７上に乗せて最
上部の位置に移動する。

なお、キャリア２９は、ベルトクランプ２７と接触する
ことにより、アーム２１と押板２８を収納ケース１１内
から戻して、再びγＣ］図（８）に示す、ｌように、垂
直の枦態とする。また、アーム２１と押板２８け、保守
、管理者の手によりオ平あるし）は垂直の状態にてきる
構造であり、管理者による紙幣の補充は容易に行うこと
ができる。さらに、。

上記センサ２３ａｌ　２３ｂの代りに、ソフト処塊。

により、収納ケース１１内に収納した紙幣の枚数と、反
対に搬送路から送り出した紙幣の枚数と全比較して、セ
ンサ、２３ａ、２３’ｂによる検出と同様に、紙幣の残
量を判断して、モータ２４を駆動する方法も可能である
。　　　　　　　　　　　２゜このように、紙幣補充が
容易な構造で、紙幣を水平にして重力方向に収納されて
、搬送出口が左下部である紙幣分離機構において、分離
部に対する紙幣押し圧力を、押板２８を用いて調整し、
かつ曲折した紙幣を伸すので、良好な紙幣分離が可能と
なる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、紙幣押し圧力が
重力方向である紙幣分離機構において、。

収納されている紙幣の残量をセンサで検出し、干。

の紙幣上に押板を設置して、紙幣押し圧力を調整させる
ので、紙幣を１枚ずつ安定して最後まで分離することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）は、本発明の一実施例を示す
紙幣１分離機構の側面断面図、第２図〜第４図は、従来
における紙幣分離機構の側面断面図である。 １、：ｔｌ：収納ケース、２．２８：押板、３：。 スプリング、４．１４は紙幣、δ、１５：分離部、６．
１６＋フイードローラ、７，１７：ゲートローラ、８＋
１８：ピックアップ・ローラ、２１：゛アーム、２２ニ
ガイドシヤフト、２３ａ１２３ｂ−：センサ、２４：モ
ータ、２５：ギャア、２６：。 タイミングベルト、２７：ベルトクランプ、２９：キャ
リア。　　　　　　　　　　　　　　　　５第　　　１
　　　　図　　（ａ） 第　　　１　　　　図　　（ｂ） 第　　　２　　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 収納箱内に堆積収納された紙葉類を該収納箱の下部に設
   けた分離機構により分離搬出する装置において、上記収
   納箱内の紙葉類残量を検出する検出手段と、常時は退避
   位置にあり、上記検出手段により紙葉類残量が所定量以
   下に減少したことが検知されたとき、上記紙葉類を上部
   から押圧動作する押圧機構とを有することを特徴とする
   紙葉類分離装置。