JPS6144834A - 2,2,2‐トリフロロエタノールおよび1,1,1,3,3,3‐ヘキサフロロイソプロピルアルコールの合成方法 - Google Patents

2,2,2‐トリフロロエタノールおよび1,1,1,3,3,3‐ヘキサフロロイソプロピルアルコールの合成方法

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JPS6144834A
JPS6144834A JP60159229A JP15922985A JPS6144834A JP S6144834 A JPS6144834 A JP S6144834A JP 60159229 A JP60159229 A JP 60159229A JP 15922985 A JP15922985 A JP 15922985A JP S6144834 A JPS6144834 A JP S6144834A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、対応する予兆素化カルボニル化合物の水和物
若しくはヘミアセタールを水添分解することによって、
2,2.24リフロロエタノールおよヒl、 1.1.
3.3.3−ヘキサフロロイソプロピルアルコールを製
造する方法に関する。
吸収を利用するヒートポンプ等のエネルギー回収、麻酔
等の薬品や溶媒といった広い分野で利用されている2、
 2.2− )リフロロエタノールのような弗素化第1
アルコールの工業的原料の主たるものは、対応する酸(
この場合にはトリフロロ酢酸)若しくは酸誘導体くエス
テル、酸クロリド、無水物、アミド)を貴金属群(ロジ
ウム、ルテニウム、プラチナ、パラジウム)から一般に
選ばれる触媒の存在下に水素で還元する方法に依るもの
である。
従来用いられた主な方法のうち、例えばトリフロロ酢酸
無水物の水添(米国特許第4.255.594号)、ト
リフロロ酢酸の水添(米国特許第4.273.947号
)、トリフロロ酢酸エステルの水添(欧州特許第36.
939号)、トリフロロアセトアミドの水添〔M、ギル
マン(Gilman) ;ジャーナル・オブ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティー(J、八、 C,S、、)
、70.1281〜1282 (1948) :]およ
びトリフロロアセチルクロリドの水添分解く米国特許第
3.970.710号)を挙げることができる。しかし
ながら、これらの方法は時間の経過と共に触媒活性が落
ちるという欠点に加えて、出発物質(殆んどの場合、塩
素化化合物であるが)をいったん酸化して酸またはその
誘導体とし、更に核酸をアルコールに還元しなければな
らないという経済的不利益を有しており、このように工
程が追加されることはこれらの製造の効率という点から
すると著しく負担となる。
他の製造法として、トリフロロアセトアルデヒド(以下
70ラールと呼ぶ)またはその誘導体を水添する方法が
ある。フロラール水和物のラネーニッケルによる80℃
、95バールでの液相水添によって得られる収率はかな
り低い(フランス国特許第1.399.290号)。該
明細書では触媒寿命および出発物質に要求される純度に
ついての記載はなく、また触媒に常に吸収されている水
酸化ナトリウムとの間で以下の反応式(A>に示される
ハロホルム反応として知られている副反応を生じる危険
がある。
CF3CHO+Na0H−CHF3+HCOONa  
(A)更に、米国特許第2.982.789号は、トリ
フロロ酢酸クロリドをパラジウム触媒で水添分解する最
初の工程(ローゼンムント反応)によって生成するフロ
ラール塩酸塩: CF3CH(CI)OHの気相水添に
ついて記載しているが、フロラールの水添に用いる触媒
は弗化カルシウムを担体とするクロム酸銅であり、その
時間の経過に伴う活性は記載されていないが、約250
℃で作用し、中間体フロラールを部分的に(約60〜6
5%)転化するのみである。加えて、転化されなかった
フロラール塩酸塩を循環することは非常な危険を伴う。
何故なら、該フロラール塩酸塩は熱に不安定であり、以
下の反応式(B)に示される分解が温度の上昇若しくは
圧力の減少によって、30℃で既に促進されるからであ
る。
CF3CH−CF3CHO+HC1(B)占□ 更に、米国特許第3.468.964号は、アルミナを
担体とするパラジウムを含む触媒の存在下で低温(最高
温度140℃)で行うフロラールの気相水添について記
載している。この方法によると、トリフロロエタノール
の収率が86%と普通であること、触媒を200℃、純
酸素中で非常にしばしば再生する必要があることおよび
フロラールを純粋状態(重合体)で取り扱うことが著し
く困難であること等が、この方法をあまり魅力のないも
のとしている。
またフランス特許第2.027.172号はパーハロケ
トンを活性炭を担体とするパラジウム触媒上で気相水添
する方法に関するものであるが、特にヘキサフロロアセ
トン: CF 3COCF 3を1.1.1.3.3゜
3−へキサフロロイソプロピルアルコールに接触水添す
る方法を記載しているが、得られる収率が75%である
こと、出発物質(沸点ニー27.4℃/760トル)の
取り扱いの困難さの故にこの方法はあまり経済的なもの
とはいえない。フランス特許第2、479.803号に
よれば、ヘキサフロロアセトンの1゜1、1.3’、 
3.3−ヘキサフロロイソプロピルアルコールへの気相
接触水添はニッケル触媒を用いて行われるが、20時間
以上の連続操作に対しては触媒寿命を何隻規定しておら
ず、とりわけ、この方法では純粋な出発物質を使用する
ことが要求されるが、これはへキサフロロアセトンの場
合には困難である。またフランス特許第1.361.2
60号によれば、ヘキサフロロアセトンの気相接触水添
はクロム酸銅触媒上で行われ、1.1.1.3.3.3
−へキサフロロイソプロピルアルコールの収率は使用し
たケトンの部分的な転化率(83%)に対して約40%
とかなり低く、その結果、実施困難で循環にコストがか
かることとなる。
次いで、フランス特許第2.133.126号は、アル
カリ金属型の無機塩基で活性化したパラジウムを含む触
媒の存在下で、パーフロロアセトンをヘキサフロロイソ
プロピルアルコールに液相で水添する方法を記載してい
る。このような方法で活性化した触媒は出発ケトンの部
分的転化(80〜86%)を得ることを可能とするもの
であるが、水添時間が約7時間と長く、また使用するヘ
キサフロロアセトンを精製する必要がある。従って、あ
らかじめ高圧下で蒸留する必要があるが、これは製造工
程を妨げることとなり、また触媒寿命を特定していない
更に、フランス特許第2.493.831号は、ルテニ
ウム、プラチナを除外して、ニッケル若しくはパラジウ
ム触媒の存在下でヘキサフロロアセトン水和物の気相水
添方法を記載している。この方法は、特に高純度で、英
国特許第2.086.891号明細書に記載の複雑な方
法によって精製したケトン水和物を使用することが絶対
に必要であるという大きな欠点を有しており、このよう
に出発物質を高純度に精製することが不可欠であるため
に、1.1.1.3゜3.3−ヘキサフロロイソプロピ
ルアルコールの製造法がかなり複雑なものとなっている
最後に、活性炭を担体とするロジウム触媒の存在下に、
気相若しくは場合によって液相でヘキサフロロアセトン
から1.1.1.3.3.3−ヘキサフロロイソプロピ
ルアルコールを製造する方法を記載している特公昭5B
−88,330号について述べる。この方法の主な欠点
は著しく高価な触媒を用いる点にある。加えて、実施例
2において、操作の3時間口から4時間口の間に収率が
100%から98%へと極くわずかだが落ちていること
によって、時間の経過に伴う触媒の実際の挙動に関して
異なった解釈をすることができる。実際、もしもこの収
率の低下が同じ割合で続くならば、操作の50時間毎に
滞留時間を倍にしていかなければならないことになり、
経済的観点から実行できるものではない。
本発明は、容易に製造可能で取り扱いも簡単な粗出発物
質をたとえ使用した場合であっても、触媒寿命、収率お
よび生産性に損失を与えることな(,2,2,2−)リ
フロロエタノールまたはり、 1.1.3゜3.3−へ
キサフロロイソプロピルアルコールを得ることのできる
簡単で、適用性があり、且つ特に経済的に優れた方法を
提供することによって、上述した各種欠点を克服するこ
とを可能とするものである。
本発明による方法は、以下に示す一般式(■):ただし
、上記式においてR1は水素原子若しくはトリフロロメ
チル基を表わし、R2は水素原子若しくは炭素数1〜8
で、場合によっては部分的に弗素化された直鎮または分
岐鎖アルキル基を表わす、 を有する化合物を、活性炭を担体とするパラジウムを含
む触媒および場合によっては第三脂肪族アミンからなる
助触媒の存在下で液相水添分解することから成る。
本発明の方法において出発物質として使用する一般式(
I)の化合物は、以下の反応式(C)に示されるように
、水(R2=H)またはアルコール(R2−置換されて
いてもよいアルキル)とフロラール(R,=H)tたは
へキサフロロア七トン(R,=CF3)とを公知の方法
で反応させることによって粗製状態で得ることができる
CF3  CRI+R2−○H4CF3 C−〇R2I
I              1 0            0H(C)アルキル基R2
の例としては、特にメチノペエチル、n−プロピル、イ
ソプロピノペn−ブチル、5eC−ブチル、n−ヘキシ
ノペ2−エチルへキシル、2.2.2− )リフロロエ
チルおよび1. ]、 1.3.3.3−ヘキサフロロ
−2−プロピル基を挙げることができる。
得られる化合物の熱安定性は本質的には温度、圧力およ
び該化合物の化学的性質に依存する。一般には、R2が
Hの水和物は安定であるが、蒸留によって精製すること
は困難である。R2がアルキルのへミアセクール類は、
R2に含まれる炭素原子数が低くなるのに比例して安定
となる。また゛  その精製には、減圧(200)ル)
下で短い滞留時間(流下フィルム形分子蒸留)での蒸留
を必要とすることが多い。例を挙げるならば、粗へミア
セクール:CF3−CH(OH)−〇CH3は安定で、
大気圧下で分解することなく蒸留することができく沸点
:96℃/760 )ル)、従ってより重質量の塩素化
化合物および塩酸から分離することができ、蒸留装置の
ボイラ中での長すぎる滞留時間(約2〜3分)を避ける
ことができる場合には99.9%以上の純度の生成物を
得ることができる。一方、著しく不安定なヘミアセター
ル:CF3−CH(OH)〜○CH2・CF3の場合に
は蒸留で精製することができない。しかしながら、本発
明によれば、該ヘミアセタールであっても粗製状態で、
すなわち1〜10モル%のクロロへミアセタール:CF
2C]−CH(OH)−0CH2CF3.0.1〜10
モル%のジクロロへミアセクール:CFC]2−CH(
OH) −〇CH2CF3および1〜10モル%の塩酸
を含んでいる混合物の形で使用することができる。
本発明の方法に使用する触媒のパラジウム量は、0.1
〜10重量%の範囲内であるが、約5%のパラジウムを
含む触媒を用いるのが好ましい。もちろん、使用する触
媒の量は、そのパラジウム含量に依存し、市販の5%の
パラジウムを含む触媒の場合では、上記量は使用する粗
製基質即ち、水和物またはへミアセクールの重量に対し
て0.2〜2.5%の範囲、好ましくは0.3〜1%の
範囲である。
水添分解操作を行う前に、触媒をあらかじめ反応容器内
で活性化してもしなくともよいが、例えば活性化を行う
場合には、35〜45バールの水素圧下で25〜100
℃の温度範囲で行う。
各水添分解操作の後、触媒は、反応混合物からデカント
し、次いで濾過により分離し、次に水若しくは本発明の
方法中で合成される精製アルコールで1またはそれ以上
の回数洗滌することにより、効率よく分離できる。ある
いは、反応混合物と接触させたまま、好ましくは48時
間以上放置しておき、重力によって分離させ、しかる後
、反応混合物を水素雰囲気下に排液することによって分
離し、次の操作を同じ触媒量を用いて開始してもよい。
基質と、場合によっては助触媒とからなる反応体を反応
の開始時点で触媒と共に導入しておくことが可能である
。しかしながら、時間の経過と共に触媒があまりに速く
失活するのを避けるために、上記反応体混合物を、前の
工程で合成したアルコ−/ぺ若しくは精製したアルコー
ルと触媒とから成る混合物中に徐々に加えるのが好まし
い。触媒の不活性化は反応中に形成されるパラジウムの
結晶の大きさをX−線回折で研究することによっても追
跡することができる。実際、水添分解率は触媒の活性粒
子の直径の2乗に反比例する。凝集現象によるこれら粒
子の成長は触媒種の活性の低下に対応するので、失活現
象の加速を避けるためには、始めの粒子若しくは結晶が
4nm以下、好ましくは2〜4nmの直径を有している
アモルファス状の十分に細かい触媒を使用することが好
ましい。
上記水添分解は、80〜130℃の温度範囲、好ましく
は90〜110℃で、20〜50バールの圧力、好まし
くは35〜45バールで行われる。
本発明による方法の好ましい態様に従って、基質および
場合によっては助触媒から成る反応体を水添分解反応容
器に徐々に添加する場合には、該添加時間は9.2〜5
時間、好ましくは0.75〜1.25時間の範囲である
。触媒があまり速く失活するのを防ぐためには、反応体
を添加する速度を、水添分解の速度とできる限り正確に
一致させることがとりわけ有利である。この結果を得る
ための最も適切な制御システムは、注入ポンプの排出を
水素消費量(それ自体水素の流量或いは圧力と関係を有
している)によって制御することである。こうすること
によって、時間の経過と共に触媒がゆっくり失活すると
共に、この活性のわずかなロスは反応体の添加時間をそ
れに応じて長くすることによって償われ、本発明による
方法の経済性のみでなく適用性もかなり増加することに
なる。
第3脂肪族アミンからなる助触媒の使用は、絶対的に必
要なものではないが、強く推奨できるものである。該助
触媒はへミアセクールの反応開始を促進するだけでなく
、他の異種イオンをトラップすることもできる。他のイ
オンとは、特に塩素イオン、弗素イオンであり、これら
は触媒の調節できない結晶化を促進し、その結果触媒を
失活させるものである。助触媒の使用は、例えばメタノ
ールのようなC3またはC2脂肪族アルコールから生成
する安定なヘミアセタールを基質として使用す、る場合
に特に有利である。殆どの場合、水添分解後に反応溶液
から蒸留によって助触媒を除去し、次の操作に循環する
ことは容易である。この目的のためには、適当な沸点を
有する物質を助触媒として選べば十分であり、また塩基
性であるため、蒸留開始時に必要であればアンモニウム
塩の形に中和することも容易である。該アンモニウム塩
は安定であり、蒸留終了時に水酸化ナトリウム等の強塩
基によって回収することができる。
助触媒として使用される第3脂肪族アミンは以下の一般
式(II)を有している。
R3N  R5 R,(II) ただし、上記式においてR3、R4およびR5は同−若
しくは異なっており、各々水酸基によって置換されてい
てもよいアルキル基を表わす。
助触媒にはトリエチルアミンを用いるのが好ましいが、
他にもトリメチルアミン、トリーn−プロピルアミン、
トリブチルアミン、ジメチルエチルアミン、ジメチルエ
タノールアミンおよびトリエタノールアミンを非限定的
な例として挙げることができる。
助触媒の量は、水添分解に付される基質(水和物または
へミアセクール)の純度に依って大きく変わる。出来る
限り純度の高い基質を用いて反応を開始するのが当然の
ことながら好ましいが、これは常に実行できることでは
ない。というのは、低品位の弗素化触媒を用いれば、そ
れだけ生成物中の塩素化物の量が多くなるし、またアル
コールの2次反応が低温でカルボニル誘導体を吸収する
ことが不可欠であるために、蒸留等で分離することがで
きない塩酸、塩素化水和物、弗素化水和物等の溶解度を
増大させるからである。助触媒の量は、好ましくはOか
ら粗出発物質中に存在する塩素化副生物のモル数の範囲
から選択され、H+適当量計算し、5〜500%のモル
過剰まで増加する。
使用する溶媒は脂肪族ケトン、エーテノペグリコール、
塩素化溶媒等のいずれの慣用溶媒でもよいが、本発明の
方法によって製造される2、 2.2− )リフロロエ
タノールや1.1.1.3.3.3−ヘキサフロロイソ
プロピルアルコール等の多弗素化アルコールを使用する
ことが好ましい。また一般式:R20H(’R2は上述
した定義通り)の脂肪族アルコールを使用することも可
能である。使用する溶媒の量は使用する基質の重量に対
して0−100%の範囲であり、水添分解の反応容器の
形状、特に攪拌が十分行えるようにする点と求められる
生産性の点に基いてのみ決定する。
本発明の方法は、公知の型の装置で行うことができる。
即ち、適当な機械的手段で攪拌することができ、50バ
ールの圧力で操作が可能で、且つ触媒懸濁液を排出する
装置およびフィルタ、ポンプ、水素圧制御等の必要な付
属装置を有しているオートクレーブを用いる。内部を適
切にコーティングして耐蝕性とすることは必要ではない
が、外部イオ7(Fe”、Cr 3 +、Ni2+等)
によッテ反応が阻害されるのを防ぐために施しても良い
本発明による水添分解は、固定触媒床を用いて連続液相
状で行うことも可能である。
生成する多弗素化アルコールは単離した後、蒸留および
モレキュラー・シーブによる乾燥等の慣用手段で精製す
ることができる。その純度はガスクロマトグラフィーで
測定することができる。
以下の実施例によって本発明を更に詳しく説明するが、
本発明の範囲は何等これによって制限されない。使用す
る触媒はエンゲルハル) (Bngelhardt)社
製の標準触媒であり、活性炭を担体とする5%のパラジ
ウムを含有しており、各粒子が0.5μm以上の直径を
有する微粉末状である。また以下の表において記載した
C2の語は一般式: CF XC13−X CHO(X
は1,2または3を表わす)を有する化合物を表わす。
実施例1 粗CF3−CH(OH)−0CH2CH+の
水添分解 マグネティック・スターシーを具備する0、1リツトル
のオートクレーブ中に、触媒0.51 gを入れ、次い
で粗へミアセクール51gを入れる。該粗へミアセクー
ルはモル数で94%のCF3−CH(OH)−〇CH2
−CH5(0,332モル)、6%のCF2Cl−CH
(OH)  OCH2CH−(0,021%ル)、4.
36X10−3モルの溶解塩酸および0.18X1o−
3モルの溶解弗化水素酸を含有している。次いでトリエ
チルアミン4.7g (0,0465モル)を加えるが
、これは理論値に対して82%のモル過剰である。反応
容器を閉じて、封入空気を窒素で除去し、次いで水素を
徐々に導入する。しかる後、攪拌しながら水素圧を43
〜44バールに調整して反応混合物を約120℃に加熱
する。
水素の消費に対応する圧力の低下は33〜43大気圧の
水素を連続的に添加することによって補う。
水素の吸収が終了した時点で反応混合物を急速に冷却し
、液体窒素で約−196℃に保持した容器中でガス抜き
をした後、反応容器を開いて、触媒と混じった反応生成
物を容器に移し、該容器中で触媒懸濁液を重力によって
分離するために放置する。
触媒を分離した後、水添分解生成物のサンプルを分析す
る。水溶液のpHを記録し、反応中に生じた塩素イオン
(Cド)および弗素イオン(F−)を無機分析法で測定
する。
次いで同じ操作条件、同じ装置、同じ基質、同じ助触媒
を用いて、同じ触媒量を更に2回循環する。第1表は上
記操作によって得られた結果を示すものである。
第1表 実施例2 粗CF、−CH(OH)−0CH2CH3の
水添分解 次の点を除いて、実施例1と同様に3回の操作を行った
(1)用いた粗ヘミアセタールは96モル%のCF 3
−CH(OH)−0C2H5,4モル%のCF2Cl−
CH(OH)  −〇c2Hs、 1.83X10−3
モルのHCIおよび2.74810−3モルのHFを含
有する。
(2)触媒は0.17 gのみを用い、該触媒は各操作
毎1こ更新する。
(3) ) ’Jエチルアミンの量を、操作Nα21で
は0.0247モノベ操作N022では0.0455モ
ル、操作N023でGま0、0860モルと変えて使用
した。
第2表は、上記操作によって得られた結果をまとめたも
のである。
実施例1で得た結果と比較してみると、反応過程におけ
る触媒と助触媒の各々の効果を評価することができる。
実施例3 粗CF3−CH(OH)2の水添分解触媒を
0.51 g 、精製トリエチルアミン5.35 g 
(0,053モル)および以下の組成を有する粗フロラ
ール水和物43gを用いて実施例1と同様の操作を行っ
た。
CFa  CH(OH)2   ・・・・0.337モ
ルCFaCI  CH(OH)2  ・・・・0.02
2モル溶解HCI         ・・・・Q、 0
095モル溶解HF        ・・・・6.88
 Xl0−5モル約35〜45バール、120℃で4時
間反応させた後、反応は完了し、2.2.2− )リフ
ロロエタノールの収率は定量的であった。分析の結果、
C2100モル当たりの生成CFは5.47で、C21
00モル当たりの生成F−は1.07であった。
実施例4 粗CF s  CH(OH)  OCH2C
F 3の水添分解 触媒0.43 g 、精製トリエチルアミン5.35 
g (0,053モル)および以下の組成を有する粗へ
ミアセクール59.4 gを用いて実施例1と同様の操
作を行った。
CF、−CH(OH)−0−CH2CF3・・・・0.
300モル CF2Cl−CH(OH) −〇−CH2CF3・・・
・0.018モル 溶解HCI         ・・・・0.012モル
溶解HF        ・・・・0.0003モル3
5〜50バール、120℃で1時間反応させた後の2゜
2.2−)リフロロエタノールへの転化率は100%で
ある。水添分解生成物の水溶液のpuは9.7であり、
分析の結果、C2100モル当たりの生成Cドは7.2
6で、C2100モル当たりの生成F−は0.60であ
る。
上記操作に由来する触媒を用いて第2回目の操作を行い
、以下の結果を得た。
5時間反応後のCF3CH20Hへの転化率・・・・8
9% pH・・・・6.0 生成Cド             ・・・・7.00
生成F−・・・・0.72 実施例5 粗CF3−CH(CH)−0CH2CF3の
水添分解 精製2.2.2− )リフロロエタノール20.9 g
と触媒0、44 gとを実施例1と同じオートクレーブ
に入れ、該混合物を40バールの水素圧で30分間、1
00℃に加熱して活性化する。
上記温度および水素圧を保持しながら、トリエチルアミ
ン1.82 g (0,018モル)と以下の組成を有
する粗へミアセクール61gとを72分に渡って徐々に
添加する。
CF3  CH(CH)  OCH2CF3・・・・0
.292モル CF2C1−CH(CH)−□−CH2−CF3・・・
・o、 oogモル CFCl2−CH(OH)−〇−CH2CFs・・・・
0.0009モル 溶解HC1・・・・0.0068モル 溶解HF         ・・・・1.7 X 10
−5モル上記添加が終了した時点でも水素吸収は続き、
それは水素消費が無くなることによって示唆される反応
の終了時まで継続する。
反応容器を液体窒素中に入れて反応混合物を急速に冷却
した後、反応容器を開いて固形物を0.5ミクロンのフ
ィルタで分離することによって触媒をすばやく回収する
。該触媒を8回水洗し、200トル、周囲温度で20分
間乾燥し、次に1トル、周囲温度で2時間乾燥し、次い
で最終的に1トル、約95℃で2時間乾燥する。
このように処理した触媒を、同じ操作条件を用いる更に
2回の逐次操作へと循環する。以下の第3表は、上記3
回の逐次操作で得られた結果をまとめたものである。
約5%の触媒の機械的ロスを暑慮に入れると、上記3回
の逐次操作中における触媒活性のロスは4%と低い。
実施例6 粗CF、、−CI((OH)−0CH2CF
3の水添分解 実施例1と同じオートクレーブを用いて以下に述べる方
法で7回の逐次操作を行った。
操作No、61 2、2.2− )リフロロエタノール20.9 gと触
媒0.43gとを入れ、次いで該混合物を40バールの
水素圧で100℃に30分間加熱する。温度を約100
℃に、水素圧を40バールに保持しながら、トリエチル
アミン1.82 gと実施例5で使用したのと同じ粗へ
ミアセクール61gとの混合物を徐々に(72分かけて
)添加する。添加終了後も水素の供給(35〜45バー
ル)は反応終了時まで続けられる。次いで反応容器を液
体窒素に入れて反応混合物を急冷する。次いで該反応混
合物を重力によって分離するために20時間放置した後
、反応容器の底から3mmの位置に開口部を有する浸漬
パイプ(dip−pipe)によって反応液を取り出す
操作No62 操作N061の終了時に反応容器中に残った触媒を用い
て、操作No、61を繰り返す。
操作No、63 操作N062の終了時に反応容器中に残った触媒を用い
て、操作N061を繰り返す。加えて、冷却後、重力に
よる分離を行うために混合物を75時間放置し、しかる
後、反応容器から反応液を取り出す。
操作N064 操作N063に由来する触媒を用いて操作No、61を
繰り返す。しかしながら、反応混合物を約4時間かけて
徐冷し、その後、重力による分離を行うために20時間
放置する。
操作N065 操作No、64に由来する触媒を用いて操作No、64
を繰り返す。
操作N066 操作N065に由来する触媒を用いて操作No、64を
繰り返すが、反応体を連続的に添加する前に、あらかじ
め行う触媒の活性化操作(水素圧下100℃で加熱)を
行わない。
操作No、67 操作No、66に由来する触媒を用いて操作No、64
を繰り返すが、あらかじめ活性化を行う。
以下の第4表は、上記7種の操作によって得られた結果
をまとめたものである。
実施例7 精製CF3−CH(OH)−〇CH3の水添
分解 精製2.2.2− ) IJフロロエタノール20gと
触媒0、60 gとを実施例1で使用したのと同じオー
トクレーブ中に入れ、次いで該混合物を40バールの水
素圧で30分間、100℃に加熱して活性化する。上記
温度および水素圧を保持しながら、トリエチルアミン0
.63 gと、精製へミアセタール:CF3−C)((
OH)−0CI−13(純度99.5%以上) 54.
6 gとの混合物を1時間かけて添加する。
触媒を実施例5に記載した方法で回収し、同様の方法で
行われる更に3回の操作に再利用する。
第5表は、このようにして得た結果をまとめたものであ
る。
り 実施例8 精製CF3−CH(OH)−〇CH3の水添
分解 触媒0.43g、  )リエチルアミン0.455 g
 (4,5X10−3モル)および以下の組成を有する
ヘミアセタール39gとを用いて実施例1と同様の操作
を行った。
CF、−CH(OH)  −〇Cト13・・・・99.
2%、即ち0.298モルCF2Cl−CH(OH)−
0CH3 ・・・・ 0.1%、即ち0.002モル他の不純物 
・・・・ 0.7% 35〜45バール、100℃で30分間反応させた後の
2、2.2− )リフロロエタノールへの転化率は10
0%である。水添分解生成物の水溶液のpHは9.7で
あり、分析の結果、02100モル当たりの生成C1−
は0.26であり、02100モル当たりの生成F−は
0.10である。
反応容器外で重力による分離を行った後、該触媒を同じ
条件で行う2回目の操作に使用する。5時間反応させた
後、以下に示す結果が得られた。
転化率  ・・・・ 約100% pH・・・・  8.9 生成C1−・・・・ 0.23 生成F−・・・・ 0.16 実施例9 実施例5と同様の操作を行ったが、トリエチルアミンの
代わりに同モル比のジメチルエチルアミンを使用した。
得られた結果を以下の第6表に示す。
水添分解 ヘキサフロロイソプロピルアルコール21gと触媒0.
42 gとを実施例1で使用したのと同じオートクレー
ブ中に入れ、該混合物を40バールの水素圧で30分間
、100℃に加熱する。
トリエチルアミン10.7g (0,106モル)およ
びC1H4F5.67C]o、++O□の式を有し、3
.25 X 10−3モルの塩酸および2.25X10
−’モルの弗化水素酸を有する粗へミアセクールとの混
合物を約70分以上かけて導入する。
31〜46バール、100℃で6時間反応させた後のへ
キサフロロイソプロピルアルコールへの転化率はほぼ1
00%であり、C3100モル当たりの生成CI−は2
5.5、C3100モル当たりの生成F−は18.8で
ある。ここでC3は、一般式: %式% ただしXは1〜6の整数、 を有する化合物を表す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)活性炭を担体とするパラジウムを含有する触媒と
    、場合によっては助触媒としての第3脂肪族アミンとの
    存在下に、液相で行うことを特徴とする以下の一般式(
    I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ただし、上記式( I )において、R_1は水素原子ま
    たはトリフロロメチル基を表わし、R_2は水素原子ま
    たは1〜8の炭素数を有し、場合によっては部分的に弗
    素化されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖アルキル基を
    表わす、を有する化合物の接触水添分解によって2,2
    ,2−トリフロロエタノールおよび1,1,1,3,3
    ,3−ヘキサフロロイソプロピルアルコールを合成する
    方法。
  2. (2)上記一般式( I )を有する化合物と助触媒との
    混合物を、一般式:CF_3−CH(OH)−R_1の
    ポリフロロアルコールに触媒を懸濁した液中に徐々に添
    加することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。
  3. (3)上記反応の終了後に反応混合物を急冷し、触媒を
    分離して次の操作に再利用することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  4. (4)上記触媒を濾過によって分離し、水洗、乾燥後、
    再利用に供することを特徴とする特許請求の範囲第3項
    に記載の方法。
  5. (5)上記反応混合物を冷却した後、触媒を放置して重
    力により分離し、次いで反応液を取り出して、反応容器
    中に残った触媒を上記のように再利用することを特徴と
    する特許請求の範囲第3項に記載の方法。
  6. (6)一般式( I )の化合物を粗製状態で使用するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいず
    れか1項に記載の方法。
  7. (7)上記操作を80〜130℃、好ましくは90〜1
    10℃の温度範囲で行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第6項のいずれか1項に記載の方法。
  8. (8)上記操作を20〜50バール、好ましくは35〜
    45バールの圧力下で行うことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第7項のいずれか1項に記載の方法。
  9. (9)上記触媒のパラジウム含量が0.1〜10重量%
    、好ましくは約5%であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第8項のいずれか1項に記載の方法。
  10. (10)上記触媒を35〜45バールの水素圧下で25
    〜100℃の温度に加熱してあらかじめ活性化しておく
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第9項のい
    ずれか1項に記載の方法。
  11. (11)上記触媒量が、5%のパラジウムを含有する触
    媒として表わした場合、使用する水和物若しくはヘミア
    セタールの重量に対して0.2〜2.5%、好ましくは
    0.3〜1%の範囲にあることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第10項のいずれか1項に記載の方法。
  12. (12)上記助触媒の量が、0から一般式( I )の粗
    化合物中に存在する塩素化副生物のモル数の範囲であり
    、H^+当量で計算して5〜500%のモル過剰となる
    まで増加することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第9項のいずれか1項に記載の方法。
JP60159229A 1984-07-18 1985-07-18 2,2,2‐トリフロロエタノールおよび1,1,1,3,3,3‐ヘキサフロロイソプロピルアルコールの合成方法 Granted JPS6144834A (ja)

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