JPH03181427A - ジクロロペンタフルオロプロパンの精製方法 - Google Patents

ジクロロペンタフルオロプロパンの精製方法

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Publication number
JPH03181427A
JPH03181427A JP32066889A JP32066889A JPH03181427A JP H03181427 A JPH03181427 A JP H03181427A JP 32066889 A JP32066889 A JP 32066889A JP 32066889 A JP32066889 A JP 32066889A JP H03181427 A JPH03181427 A JP H03181427A
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JP
Japan
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chloroform
dichloropentafluoropropane
hydrogen
reduction
product
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Pending
Application number
JP32066889A
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English (en)
Inventor
Masaru Yoshitake
優 吉武
Keiichi Onishi
大西 啓一
Shuichi Okamoto
秀一 岡本
Takashi Omori
隆司 大森
Toshihiro Tanuma
敏弘 田沼
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03181427A publication Critical patent/JPH03181427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/38Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C17/395Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はジクロロペンタフルオロプロパン(R225)
の精製法に関するものである。含水素クロロフルオロプ
ロパン類は従来から用いられてきたフロン類と同様に発
泡剤、冷媒、洗浄剤等の用途が期待される。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]ジクロ
ロペンタフルオロプロパン(R225)の製造法として
は、従来塩化アルミニウムの存在下にテトラフルオロエ
チレンにジクロロフルオロメタンを付加させて合成する
方法が知られている。しかし、この方法は目的生成物と
同時に目的生成物と分離困難なりロロホルムを生成する
ため、純度の高い製品を得るのが困難である。
[課題を解決するための手段] 本発明者はジクロロペンタフルオロプロパン(R225
)の効率的精製法について鋭意検討を行なった結果、テ
トラフルオロエチレンにジクロロフルオロメタン(R2
1)を付加せしめることにより得られる、クロロホルム
を含むジクロロペンタフルオロプロパン(R225)に
対して還元反応を行ない、クロロホルムを還元すること
によりジクロロメタンやクロロメタン等の還元物を得、
クロロホルムを含まないジクロロペンタフルオロプロパ
ン(R225)が得られ、これを蒸留等の慣により高純
度のR225が得られることを見いだし本発明を提供す
るに至ったちのである。
以下本発明の詳細について実施例とともに説明する。
すなわちルイス酸触媒の存在下、テトラフルオロエチレ
ンにジクロロフルオロメタン(R21)を付加反応させ
ると、下式に示すようにCF2=CF2 十CHCl□
F ルイス 酸触媒 一一一    C,I(C1,F5 ジクロロペンタフルオロプロパン(R225)かに収率
で得られるが、同時にジクロロフルオロメタン(R21
)の不均化反応生成物であるクロロホルムが生成する。
副生ずるクロロホルムは、蒸留等の通常の分離方法だけ
では分離困難である。
本反応によって得られた、クロロホルムを含むジクロロ
ペンタフルオロプロパン(R225)の還元は、触媒の
存在下水素を用いて気相および液相で行なうことができ
る。
還元触媒としては白金、パラジウム、ロジウム、ルテニ
ウムなどの貴金属触媒、ニッケル、タングステン、コバ
ルト、レニウム、ジルコニウムなどの卑金属触媒いずれ
も使用可能であるが、なかでも貴金属触媒を使用するの
が特に好ましい。還元触媒の担体としては、例えば、ア
ルミナ、活性炭等が好適である。担持方法としては、従
来からの貴金属触媒の調製法としてよく知られている方
法が適用可能である。なお、使用に当たってはあらかじ
め触媒を還元処理しておくことが安定した特性を得る上
で好ましいが、必ずしも行なう必要はない。
水素とクロロホルムを含むジクロロペンタフルオロプロ
パン(R225)との割合は大幅に変動させ得る。通常
、ジクロロペンタフルオロプロパン(R225)中に含
まれるクロロホルムに対して化学量論量の水素を使用し
てクロロホルムを還元するが、クロロホルムを効率的に
反応させるため、R225中に含有されるクロロホルム
のモル数に対して化学量論量よりかなり多い量、例えば
4倍モルまたはそれ以上の水素を使用してもよい。
反応温度は、気相反応においては50〜350℃が適当
であり特に 100〜200℃が好ましい。接触時間は
通常0.1〜300秒、特に2〜60秒が好ましい。液
相で反応を行なう場合、用いる溶媒としてはエタノール
、イソプロピルアルコール等のアルコール類、酢酸、ピ
リジン等が上げられるが、無溶媒で行なうことも可能で
ある。’t&相反応での反応温度は常温〜150℃が好
ましく、また反応圧力は常圧〜100 kg/cm2が
好ましい。
かくして本発明は完成されたものであり、クロロホルム
を含むジクロロペンタフルオロプロパン(R225)の
混合物を水素還元することにより、クロロホルムを水素
還元せしめ、この還元物を効率的に除去し、高収率でジ
クロロペンタフルオロプロパン(R225)を精製する
方法を提供するものである。
[実施例] 実施例1 内径2.54cm、長さ 1oOcnのインコネル60
0製U字型反応管に活性炭担持の白金触媒(担持率0.
5重量%) 100m1を充填して還元反応器とし、反
応器を100℃に保持した。クロロホルムを5モル%、
R225を93モル%含む混合物をガス化させたものを
 120m1/分、水素ガスを150m1 /分で供給
し、反応を進めた。酸分を除去した後−78℃に冷却し
たトラップに反応粗液を回収し、ガスクロマトグラフィ
ーおよびNMRを用いて分析した。その結果、クロロホ
ルムは還元されていることが確認された。反応成績を表
1に示す。このものに対して通常の蒸留操作を行なった
ところ、純度99%以上のR225を得ることができた
実施例2 活性炭担持の白金触媒(担持率0.5重量%)のかわり
に活性炭担持のパラジウム触媒(担持率0.5重量%)
を用いた他は、実施例1と同様実施例1と同様の方法で
反応粗液を回収し、分析した。その結果、主生成物は、
実施例1の場合と同様であることが確認された。反応成
績を表1に示す。このものに対して通常の蒸留操作を行
なったところ、実施例1と同様の結果が得られた。
実施例3 1LのSO3316製オートクレーブに、クロロホルム
を5モル%、R225を93モル%含む混合物を750
gおよび還元触媒として6gの活性炭担持pt(担持量
5%)を仕込んだ。なお、オートクレーブのフランジ上
部には冷却器を取り付け、開放系とした。冷却器の冷媒
の温度は、=20℃とした。冷却器で凝縮しきれなかっ
た反応ガスは水中を通過させることにより塩化水素を除
去した後、ドライアイスで冷却したトラップを通過させ
、凝縮分を捕集した。
オートクレーブの内部を窒素で十分に置換した後、撹拌
下で55℃まで昇温した。次に内圧が2 kg/cm2
となるまで水素を吹き込んだ。その後は内圧が常に2 
kg/cm2となるような一定の流量で水素を導入し、
温度は常に50℃付近となるようにした。この時の水素
流量は、560m1 /分であった。
この状態で撹拌下5時間反応させた後、反応液を取り出
し、触媒を濾別した。濾液と、ドライアイスで冷却した
トラップ中に溜った凝縮分とのl昆合液をガスクロマト
グラフィーおよびNMRで分析した。その結果、主生成
物は、実施例1の場合と同様であることが確認された。
反応成績を表1に示す。このものに対して通常の蒸留操
作を行なったところ、実施例1と同様の結果が得られた
表 [発明の効果] 本発明は、実施例に示した如く、従来精製が困難であっ
た、クロロホルム(R20)を含むジクロロペンタフル
オロプロパン(R225)から効率的にクロロホルムを
除去し、高純度のR225を製造し得るという効果を有
する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クロロホルムとジクロロペンタフルオロプロパン(
    R225)の混合物を水素還元することによりクロロホ
    ルムを水素還元せしめ、この還元物を除去することを特
    徴とするジクロロペンタフルオロプロパン(R225)
    の精製方法。 2、還元物が、ジクロロメタン又はクロロメタンの少な
    くとも1種である請求項1に記載の精製方法。
JP32066889A 1989-12-12 1989-12-12 ジクロロペンタフルオロプロパンの精製方法 Pending JPH03181427A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993013041A1 (en) * 1991-12-25 1993-07-08 Daikin Industries, Ltd. Method of removing chloroform from pentafluorodichloropropane

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993013041A1 (en) * 1991-12-25 1993-07-08 Daikin Industries, Ltd. Method of removing chloroform from pentafluorodichloropropane

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