JPS6144273Y2 - - Google Patents

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JPS6144273Y2
JPS6144273Y2 JP5910080U JP5910080U JPS6144273Y2 JP S6144273 Y2 JPS6144273 Y2 JP S6144273Y2 JP 5910080 U JP5910080 U JP 5910080U JP 5910080 U JP5910080 U JP 5910080U JP S6144273 Y2 JPS6144273 Y2 JP S6144273Y2
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JP
Japan
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solenoid
lock
arm
switching
rocking plate
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JP5910080U
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JPS56162559U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カセツトテープレコーダのオートリ
バース装置において切換後確実にその状態を保持
する機構に関する。
カセツトテープレコーダにおいてオートリバー
スを行わせる場合、一般に、互に逆方向に回転す
る2個のキヤプスタンに対してそれぞれに対応す
るピンチローラを交互に圧接させるためのカム部
1−a,1−b及びリール軸巻取り側切換のため
の係合突起1−cを備えた揺動板1をソレノイド
等によつてその都度揺動させて走行方向を切換え
ることが行われている。この場合、前記揺動板1
はその位置を切換えた後、当然その位置を保つ必
要があるが、種々の原因により移動しやすいもの
であり、とくにリール台5に駆動輪3をばね4に
より圧接させる如き場合、ばね4の反撥力が揺動
板1を押しもどそうとする方向に働くので、これ
を防ぐため、第1図のごとく押えばね30を基板
上に設け、その微小突起を揺動板1の凹み31に
係合させたり、ピンチローラアーム(図示せず)
のピンを同じく切欠部32に係合させたりするこ
とが行われるがいずれも、その位置の保持には有
用ではあるものの、再度の切換時には抵抗する方
向に作用し、そのため切換駆動源のソレノイド等
に、より多くのパワーを必要とすることになる不
具合点があつた。
本考案は上述の点を改良せんとするもので、以
下一部前記従来例と共通の符号を用いて記述す
る。
揺動板1はその両端付近にカム部1a,1bを
公知のピンチローラ切換手段として備え、又、中
央付近には係合突起1cをリール軸巻取り側切換
手段に係合させるために備えていることは前述の
とおりである。又、揺動板1は全体の基板上の固
設ピン7,7に嵌合する長孔1d,1eをガイド
として図面A方向に揺動する。回動アーム8は基
板上の軸9に回動自在に軸支され、一端にピン1
0、他端に駆動輪3を備え、先端が二又状のトー
シヨンばね4が前記の軸9に貫装され、二又部は
前記ピン10を挾持し更に揺動板1の係合突起1
cをはさみこむに至る長さを有している。11は
リール台2の外周に駆動輪3のトルクを伝達する
ためのアイドラ、5は他のリール台である。
揺動板1には、さらにアーム1fが延設され、
その部分にピン12が下方へ向けて植設されてお
り、後述の切換カム13の二又部13fに係合す
る。ソレノイド14のプランジヤ15には、その
切欠部15aに係合する二又部16aをもち、基
板上に軸17により回動自在に軸支され、ばね1
8によつて時計方向に付勢されるロツクアーム1
6が連系する。前記二又部16aの下方に折曲げ
られ、ピン19が下方に向けて固定され、後述の
切換片20の軸孔20aを軸支する。ロツクアー
ム16の二又部16aと反対端はほぼ直角に曲げ
られ腕状として、先端は鉤状のロツク爪16bと
する。
前記切換カム13は基板上に軸21にて枢支さ
れ回動自在であつてカム山13aの左右にカム溝
13b,13cを備えるカム孔13dを有し、そ
の部分の先端13−eは前記切換片20の一端2
0bとの間にばね22を装架されている。切換片
20の他端はピン23が固定され、該ピン23は
切換カム13のカム孔13dに入りこんでいる構
造である。
揺動板1のアーム1fは「逆コ」の字状であつ
て「逆コ」の字の上の横線の上縁を1g、下縁を
1hとし、共に、揺動板1の係止部である。
いま、第3図の状態においてカセツトテープ録
再中、テープ終端に至ると、検出回路が作動し、
ソレノイド14に通電し、プランジヤ15をばね
18の作用力に抗するごとく吸引するので、ロツ
クアーム16が反時計方向に回動してロツク爪1
6bを揺動板1のアーム1fの移動軌跡外へ移動
せしめる。又、ロツクアーム16下方のピン19
は切換片20を移動させ、その先端のピン23が
カム溝13bを押圧して切換カム13全体を反時
計方向に回動させるので、横方向に延長されてい
る二又部13fも回動し、ここに係合する揺動板
1のピン12を押圧移動して揺動板全体をスライ
ドさせる。この結果、カム辺1a,1bがピンチ
ローラとキヤプスタンとの組合せを切換え、係合
突起1cがトーシヨンばね4を介して回動アーム
8のピン10を押圧し、駆動輪3がアイドラ11
を介してリール台2と圧接されるごとくに切換え
る。上述の動作は瞬時のうちに行われ、その後ソ
レノイド14の通電が断たれるのと同時にプラン
ジヤ15はばね18の作用力で復帰し、ロツクア
ーム16が時計方向に回動し、ロツク爪16bが
アーム1fの下縁部1hと接する位置に入りこ
む。この状態が第4図である。この状態におい
て、ばね4の弾撥力は駆動輪3をアイドラ11を
介してリール台2に圧接せしめると共に、係合突
起1cを介して揺動板1を図面下方へ移動せしめ
んとする方向にも作用する。しかし、前述のよう
に、ロツク爪16bが揺動板1と一体のアーム1
fの下縁部1hに当接し、移動を係止しているの
で、揺動板は移動することがなく、その位置を保
持する。
次に、第4図の状態で録再動作が行われ、テー
プ終端に至つた場合、前述と同様にソレノイド1
4に通電されると、ロツク爪16bが移動してア
ーム1fの下辺部1hから外れ、切換片20のピ
ン23はカム溝13cを押圧し切換カム13を時
計方向に回動させ、二又部13fが揺動板1のピ
ン12を動かして揺動板1の位置を切換え、テー
プ走行方向を切換えるものである。そして、プラ
ンジヤ15が復帰することにより、ロツクアーム
16のロツク爪16bはアーム1fの上縁部1g
に当接する位置に入りこんで、揺動板1の不要な
移動を阻止する。
アーム1fに設けられる2個所の係止部は本実
施例では上縁部1gと下縁部1hとしたが、ロツ
ク爪16bを係止し得るものであれば凹み状の切
欠部でもよく、又、その位置も、ソレノイド14
の配置によつては、直接揺動板1に設けることも
できるものである。
以上のように、本考案によれば、カセツトテー
プの走行方向を切換えるための2定位置に対する
それぞれの係止部を設けた揺動板と、前記揺動板
を移動させるソレノイドのプランジヤと、ロツク
爪を端部に有し、前記プランジヤに連動して回動
可能なロツクアームとを備え、前記ソレノイドの
非励磁状態では前記揺動板のいずれか一方の係止
部を前記ロツク爪が係止してロツクして前記揺動
板をいずれか一方の定位置に固定し、前記ソレノ
イドの励磁状態では前記ロツクアームが回動して
前記ロツク爪の係止を解除するようにしたので、
押えばね等により常時揺動板を押えこむことによ
つて揺動板の移動を防止するものと異り、移動時
には全く抵抗とならないものである。従つて、テ
ープ走行方向切換のための駆動力が少くてすみ、
しかも、切換後の保持も確実で、小型のカセツト
テープレコーダに用いて実用的効果の大なるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の要部の斜視図、第2図以下は
本考案の実施例であつて、第2図は一部を分解し
た斜視図、第3図A,Bは一方向にテープを走行
させている場合の上面図、第4図A,Bは他の方
向にテープを走行させている場合の上面図であつ
て、図面中、1……揺動板、1g,1h……係止
部、14……ソレノイド、15……プランジヤ、
16……ロツクアーム、16b……ロツク爪であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツトテープの走行方向を切換えるための2
    定位置に対するそれぞれの係止部を設けた揺動板
    と、前記揺動板を移動させるソレノイドのプラン
    ジヤと、ロツク爪を端部に有し、前記プランジヤ
    に連動して回動可能なロツクアームとを備え、前
    記ソレノイドの非励磁状態では前記揺動板のいず
    れか一方の係止部を前記ロツク爪が係止して前記
    揺動板をいずれか一方の定位置に固定し、前記ソ
    レノイドの励磁状態では前記ロツクアームが回動
    して前記ロツク爪による係止を解除することを特
    徴とするテープレコーダのオートリバース機構。
JP5910080U 1980-05-01 1980-05-01 Expired JPS6144273Y2 (ja)

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JP5910080U JPS6144273Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01

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JP5910080U JPS6144273Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01

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Publication Number Publication Date
JPS56162559U JPS56162559U (ja) 1981-12-03
JPS6144273Y2 true JPS6144273Y2 (ja) 1986-12-13

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JP5910080U Expired JPS6144273Y2 (ja) 1980-05-01 1980-05-01

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