JPH0411213Y2 - - Google Patents

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JPH0411213Y2
JPH0411213Y2 JP14857586U JP14857586U JPH0411213Y2 JP H0411213 Y2 JPH0411213 Y2 JP H0411213Y2 JP 14857586 U JP14857586 U JP 14857586U JP 14857586 U JP14857586 U JP 14857586U JP H0411213 Y2 JPH0411213 Y2 JP H0411213Y2
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lever
guide pin
tape
spring
chassis
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テープの終端を検知してテープの走
行方向を替えると共に磁気ヘツドを回転させるリ
バース式のテープレコーダに関する。
〔従来技術〕
従来例えばテープの終端を検知してテープの走
行方向を替えるオートリバース式テープレコーダ
の停止状態では磁気ヘツドがテープの正転送り側
に復帰付勢されるように構成されており、バネ部
材、戻しバネ、付勢バネ等が次のように用いられ
ているので、再生操作レバーの押し込みが重かつ
たり、磁気ヘツドが反転される時磁気ヘツドがテ
ープカセツト内から離脱するようにヘツド基板を
前記バネ部材に抗して自動的に幾分後退させなけ
ればならないので、バネ部材のバネ力が強いと駆
動源を大きくしなければならないとか、ヘツド基
板を幾分後退させるポーズやキユー・レビユー動
作を設定する操作レバーの押し込みが重くなる欠
点がある。
即ち、 前記バネ部材は第7図で説明するバネ部材50
で再生操作レバーとヘツド基板間に張設され、再
生操作レバーが押し込まれた再生モードで前記の
ようにヘツド基板を幾分後退させるために用いら
れている。
前記戻しバネは第7図で説明する戻しバネ51
で再生操作レバーの押し込みが解除された時再生
操作レバーとヘツド基板を旧位に復帰させるため
に再生操作レバーとシヤーシ間に張設されてい
る。
前記付勢バネは第5図で説明する付勢バネ17
で前記停止状態で正転送り側に磁気ヘツドを戻す
ためにガイドピン10を設けたスライド板4とシ
ヤーシ間に張設されている。そして、テープを正
転送り側のリール台方向に走行させる正転モード
から反転送り側のリール台方向に走行する逆転モ
ードに磁気ヘツドが反転された時、付勢バネ17
に最大のバネ力が発生して前記ガイドピンを戻そ
うとしており、前記ガイドピン10は最大の付勢
力で第1図で説明する戻し阻止部1cに係合付勢
されている。
従つて、前記戻しバネ51には、正転モードか
ら逆転モードに反転された状態でヘツド基板を前
進させる為に、最大の付勢力で前記ガイドピンを
前記戻り阻止部に付勢しているバネ力に抗して前
進させるだけの大きなバネ力が必要であり、又逆
転モードから正転モードに反転される時ヘツド基
板を自動的に幾分後退させる為には付勢バネとバ
ネ部材に抗して後退させる大きなパワーが駆動源
に必要で駆動源が大きくなる欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記欠点に鑑み、ガイドピンをガイド
レバーに乗接させて軽くヘツド基板が前進・後退
出来るようにしてバネ力の小さなバネ部材が用い
られるようにし、再生操作レバーやポーズ操作レ
バー、キユー・レビユー操作レバーの押し込み力
を軽減し、合わせて駆動源の大きさを小さく出来
るようにしたテープレコーダを提案することであ
る。
〔考案の構成〕
本考案は、テープの終端を検知してリバースを
行なうオートリバース式テープレコーダに於い
て、シヤーシに対し復帰付勢された再生操作レバ
ーと、この再生操作レバーにバネ部材を介して連
結された前記シヤーシに摺動自在のヘツド基板
と、前記リバース時磁気ヘツドを反転させ且つ正
転送り側に復帰付勢されたガイドピンと、該ガイ
ドピンが反転送り側にあるとき前記ガイドピンを
乗接し該ガイドピンの前進をガイドすると共に前
記ガイドピンの復帰付勢力を阻止する回動可能の
ガイドレバーとを備えたことにある。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。テ
ープレコーダのガイドピンは第1図のようにシヤ
ーシ1に凹部が形成されてこの凹部内にはテープ
のA面が録音・再生される正転モードにおけるガ
イドピン10の度当り部1aと度当り部より深い
逃げ部1bと、テープのB面が録音・再生される
逆転モードにおけるガイドピン10の戻り阻止部
1cが設けられ、シヤーシ1の裏面には第2図、
第3図のようにガイドレバー2が回動自在に軸部
で軸承されてバネ11で他端が手前側に付勢され
ている。ガイドレバー2の他端にはガイドピン1
0が乗接される乗接部2aとガイドピン10が度
当り部1aと逃げ部1bの位置にある時に係合さ
れないように設けられた凹部2bとが形成されて
いる。
前記ガイドピン10を設けたテープレコーダは
第4図から第6図でシヤーシ1上にヘツド基板3
が前後に摺動自在に設けられてヘツド基板3上に
保持枠12がスライド板4を左右にスライド自在
に挟んで固定されている。
前記ヘツド基板3には第4図のように長孔3a
と先が細い長孔3bの凸状の透孔3cが形成さ
れ、長孔3bと透孔3cの連接部分両側には2段
の傾斜面3d,3eが、前方には端面3fが形成
されている。更に手前側の中程には角孔3gが、
左側には第6図、第7図にように下向きの折曲片
3hが形成されて第1図のシヤーシ1の長孔1d
に挿入されて裏側に突出されている。
前記スライド板4には第4図のように中程に下
向きに前記ガイドピン10が回動自在に設けられ
てヘツド基板3の角孔3gを通してシヤーシ1の
凹部に挿入されている。更にスライド板4には保
持枠12の脚部が挿入される2本の長孔4aと左
右の端にバネ掛け用折曲片4b,4cと磁気ヘツ
ド13を回転する折曲片4dと、第5図、第6図
で左側のピンチローラー14のバネ15を押圧す
る折曲片4eが形成されている。前記折曲片4c
と保持枠12の背面に回動自在に軸承された扇形
歯車5のバネ掛け5aにはバネ16が張設されて
扇形歯車5のピン5bが前記折曲片4dに押し当
て付勢されている。保持枠12には磁気ヘツド1
3が回転自在に保持されている。
前記スライド板4の折曲片4bとシヤーシ1の
折曲片1eには付勢バネ17が張設されて前期ガ
イドピン10が正転モードの一方向に付勢されて
いる。
シヤーシ1とヘツド基板3の間には第5図、第
7図の回動レバー6と反転レバー7とギヤ切換板
8が軸部18と19に回動自在に設けられ、回動
レバー6と反転レバー7は凹部6aと曲部7aの
嵌合で連結されている。ギヤ切換板8は反転レバ
ー7の下に重ねられ、折曲片8aが窓孔7bから
突出され、折曲片8aと回動レバー6の折曲片6
bとの間にはデツトポイントバネ20が張設され
ている。
前記回動レバー6の第7図の手前側にはΩ字状
切欠き6cが形成されて開口の両側係合部6d間
に前記ガイドピン10が臨まされている。回動レ
バー6の右側には腕部6eが延びてバネ押しレバ
ー21が回動自在に取り付けられ、レバー21の
折曲片はヘツド基板3の長孔から上方に突出され
て第5図、第6図の右側のピンチローラー22の
付勢バネ23に臨まされている。
前記反転レバー7には前方に延びる腕部7cが
設けられて右端面が切換回動片24の裏面に突設
された長いピン25に押圧されるように臨まされ
ている。更に長いピン25と切換回動片24の裏
面に突設した短いピン26がヘツド基板3の前方
端面3fに当接自在に臨まされている。シヤーシ
1の裏面には第8図、第9図のようにヘツド切換
カムギヤ9が切換回動片24と同軸に設けられて
いる。
前記ピンチローラー14,22の前方には第5
図のように2本のキヤプスタン軸27,28が配
置され、シヤーシ1と他のシヤーシ29が間隔を
置いて並行に保持されてキヤプスタン軸27,2
8が夫々軸承されている。キヤプスタン軸27,
28の前方には夫々テープが正転モードで走行さ
れる時の巻取リール台30と供給リール台31が
配置されている。キヤプスタン軸27,28には
第8図、第9図のようにシヤーシ1の裏面にプー
リーを兼ねたフライホイール32,33が固定さ
れ、その上側には夫々歯車34,35が一体に固
定されている。フライホイール32,33はベル
ト36を介してモーター37のプーリーで一方向
に回転される。前記フライホイール33には他の
プーリー38が一体に固定されてプーリー歯車3
9にベルト40で回転が伝達され、プーリー歯車
39の歯車にカム歯車41が常時噛合されてカム
歯車41には他の歯車42が同軸でかつフリクシ
ヨン機構で結合されている。カム歯車41は第1
0図のように外周の歯形と偏心したカム溝41a
と段部による端面41bで形成されている。歯車
42の上にはピニオン43が一体に設けられて歯
車42には前記ギヤ切換板8の下向きの軸44に
軸承されたピニオン45が噛合されている。ピニ
オン43には前記ヘツド切換カムギヤ9の欠歯部
9aが臨まされている。ピニオン45はテープが
巻取リール台30に巻き取られる正転モードで巻
取リール台30と一体の二重歯車の小歯車46に
前記デツトポイントバネ20で付勢されて噛合さ
れ、テープが供給リール台31に巻き取られる逆
転モードで供給リール台31と一体の二重歯車の
小歯車47と噛合する中間歯車48にデツトポイ
ントバネ20で付勢されて噛合される。
前記ヘツド基板3は第7図のように前記折曲片
3hと再生操作レバー49の小孔の間にバネ部材
50が張設されて再生操作レバー49の押し込み
で前進され、シヤーシ1と再生操作レバー49間
には戻しバネ51が張設され、ヘツド基板3は録
音操作レバー52でも前進されるように構成さ
れ、両操作レバーは第7図の係止板53で夫々押
し込み位置に係止されて停止操作レバー54で係
止が解除される。再生操作レバー49の右側には
巻戻し操作レバー55と早送り操作レバー56が
設けられ、停止操作レバー54の右側にはポーズ
操作レバー57が設けられている。シヤーシ1の
裏面には第8図のように揺動レバー58が設けら
れてこのレバーの軸に中間歯車59が軸承されて
巻戻し操作レバー55が押し込まれると中間歯車
59はフライホイール33の歯車35と供給リー
ル台31の大歯車60に噛合される。早送り操作
レバー56が押し込まれると中間歯車59はフラ
イホイール32の歯車34と巻取リール台30の
大歯車61に噛合される。
前記ヘツド切換カムギヤ9には前記欠歯部9a
が外周の対称位置に設けられた歯形9bが形成さ
れ、裏面にはカム溝が形成されると共にV字状凹
部9cとV字状凸部9dが形成され、溝内に切換
トリガー62のピン62aが挿入され、切換トリ
ガー62が回動されるとピン62aでV字状凸部
9dが押されて歯形9bが前記ピニオン43に噛
合されて半回転される。切換トリガー6にはシヤ
ーシ1の裏面に回動自在に設けられてバネ63で
ピン62aがV字状凹部9c側に付勢され、ノブ
62bはシヤーシ1の外側に突出されている。
前記テープレコーダは再生モードでオートスト
ツプ機構のノブの選択でA面からB面に変換され
てB面のテープ終端で動作状態が停止する第8図
の第1位置「両面再生モード」の場合と、停止
操作レバー54が押し込まれないと動作が継続す
る第2位置「連続再生繰り返しモード」となる
ように構成されている。
テープ終端検知機構は第9図、第10図のよう
にオートストツプ機構の図示しない摺動板の軸部
64に第10図のように第1センサーレバー65
の長孔65aが嵌められてバネ66で前記カム歯
車41側に付勢され、第1センサーレバー65の
腕部のピン65bが前記カム歯車41の偏心した
カム溝41aに挿入されて揺動される。更に切換
トリガー62には凸部62cが設けられて第1セ
ンサーレバー65の凸部65cが当接可能に臨ま
され、又、第1センサーレバー65には前記第7
図の係止板53を押圧するオートストツプレバー
67の一端に臨む突出部65dとが設けられてい
る。更に第1センサーレバー65の腕部が延びた
一端のピン65eの内側端面には第2センサーレ
バー68の腕部68aが当接され、第1センサー
レバー65がカム溝41aで揺動される時第2セ
ンサーレバー68も連動して揺動されている。第
2センサーレバー68は第8図のようにシヤーシ
1の軸に回動自在に軸承されて他の腕部にピン6
8bが設けられて2点鎖線のテープ終端検知用の
クラツチ作動板69と係合されている。クラツチ
作動板69は巻取リール台30の小歯車46と供
給リール台31の小歯車47に夫々フリクシヨン
結合された円板のピン70,70で動作時常に第
8図で左側に付勢され、この付勢力で第2センサ
ーレバー68と第1センサーレバー65は作動さ
れてピン65bはカム溝41aの外周面に摺接さ
れている。
本考案における磁気ヘツド13は第11図のよ
うな態様となる。即ち、 (a)はテープの走行が正転モードでこの時図示し
ないテープカセツトのA面が録音又は再生される
場合とすると、ヘツド基板3が前進されて磁気ヘ
ツド13に固定された位置基準板71の位置基準
面aが保持枠12にバネ72を挟んで螺合された
アジマス角度調整用ビス73の先端に当接されて
いる。
(b)はテープの走行が逆転モードでこの時テープ
カセツトのB面が録音又は再生される場合とする
と、前記位置基準板71の他の位置基準面bは保
持枠12にバネ72を挟んで螺合された他のアジ
マス角度調整用ビス74の先端に当接されてい
る。
(c)はテープの走行が逆転モードから正転モード
に自動的に切り換えられ、磁気ヘツド13も逆転
モードから正転モードに回転されてヘツド基板3
が前進前の状態で位置基準面aはビス73に当接
する以前の傾斜した状態に停止されている。
又、前記ガイドピン10が度当り部1aに当た
つている状態では磁気ヘツド13は第11図cの
状態となり、ガイドピン10が逃げ部1c位置に
あると第11図aの状態になる。この時アジマス
角度調整用ビス73でアジマス角度の調整が可能
な余裕がある。ガイドピン10がガイドレバー2
の乗接部2aに乗接されて戻り阻止部1c側にあ
る時第11図bの状態となり、この時もアジマス
角度調整用ビス74でアジマス角度の調整が可能
な状態にある。
前記磁気ヘツド13が回転される動作は、オー
トストツプ機構のノブが第1位置に選択され
て、磁気ヘツド13が第11図cの状態にある時
再生操作レバー49が戻しバネ51に抗して押し
込まれると、バネ部材50を介してヘツド基板3
が前進されて磁気ヘツド13を回転させるガイド
ピン10が第1図の度当り部1aに当接する位置
から前進されて逃げ部1b位置となり、位置基準
面aがアジマス角度調整用ビス73に当接された
第11図aの状態となり、ピンチローラー22が
テープを挟んでキヤプスタン軸27に当接され
る。
1 更に再生操作レバー49がバネ部材50を伸
ばすように戻しバネ51に抗して押し込まれる
と係止板53に係止されてテープが巻取リール
台30側に巻き取られる正転モードとなる。
この状態で切換トリガー62のノブ62bが
回動されるか、A面のテープが終端で巻取リー
ル台30の回転が停止されると、クラツチ作動
板69を左側方向に付勢する力が働かないので
第2センサーレバー68が停止され、第1セン
サーレバー65をカム溝41aの外周面に摺接
する力が働かないので第1センサーレバー65
のピン65bがカム歯車41のカム溝41aで
中心方向に寄せられて端面41bに当たると第
1センサーレバー65は左側に押され、凸部6
5cが切換トリガー62の凸部62cに当たつ
て切換トリガー62が左側に移動され、この移
動でピン62aがヘツド切換カムギヤ9のV字
状凸部9dを押してヘツド切換カムギヤ9がピ
ニオン43に噛合されて半回転される。
2 切換回動片24が半回転される間に長いピン
25でヘツド基板3の前方端面3fがバネ部材
50に抗して押され、図示しないテープカセツ
ト内から磁気ヘツド13が離間されるように幾
分後退され、次に長いピン25で反転レバー7
の腕部7cが押圧されて回動され、回動レバー
6が回動されて逆転モードになる。この回動で
ガイドピン10が付勢バネ17に抗してスライ
ドされてガイドピン10が第6図で左側に移動
され、磁気ヘツド13は折曲片4dと扇形歯車
5及び歯車5に噛合されたピニオン75を介し
て回転された第11図bの状態になる。
3 その後ヘツド基板3が前進されると、ガイド
ピン10は付勢バネ17が最大に伸びた状態で
第1図の位置から回動レバー6の係合部6bで
左側に移動されたガイドピン10が回動レバー
6の切欠き6c内に進みガイドレバー2の乗接
部2aに乗接され、そのまま戻り阻止部1c位
置に回動され、テープは供給リール台31側に
巻き戻される逆転モードとなる。前記反転レバ
ー7が回動される前に第1センサーレバー65
の突出部65dはオートストツプレバー67に
近接するが、オートストツプ機構で制御されて
オートストツプされない。
次に切換トリガー62のノブ62bが回動さ
れるか、B面のテープ終端で供給リール台31
の回転が停止されるとクラツチ作動板69を左
側方向に付勢する力が働かないので前記と同様
に第1センサーレバー65のピン65bがカム
歯車41の端面41bで左側に移動され、切換
トリガー62のピン62aがV字状凸部9dを
押して切換カムギヤ9はピニオン43に噛合さ
れて半回転される。
4 切換回動片24が半回転される間に短いピン
26でヘツド基板3はバネ部材50に抗して幾
分後退される。
5 この後退でガイドピン10はガイドレバー2
の乗接部2aに乗接したまま後退されて乗接部
2aから外れるとガイドピン10は付勢バネ1
7で第1図の右側に移動されて度当り部1aに
衝撃的に当接され、回動レバー6は反時計方向
に回動され、スライド板4の移動で磁気ヘツド
13は第11図cの状態に回転され、前記第1
センサーレバー65が左側に移動されて突出部
65dでオートストツプレバー67が回動され
ると1回の往復動作が終了される。
前記オートストツプ機構のノブが第8図の第2
位置にあるとB面のテープ終端で第1センサー
レバー65の突出部65dはオートストツプレバ
ー67を回動することが出来ないように構成され
て「連続再生繰り返しモード」となる。
この状態で停止操作レバー54の押し込みで再
生操作レバー49の押し込みが解除されるとヘツ
ド基板3が後退され、かつ逆転モードの場合はガ
イドピン10がガイドレバー2の乗接部2aから
外れるので常に正転モードに復帰される。
前記のようにテープレコーダが構成されると、
前記3のようにガイドピン10はガイドレバー2
の乗接部2aに乗接して戻り阻止部1c位置に回
動されるので、従来直接戻り阻止部1c上をガイ
ドピン10が摺接して前側に移動される場合に比
較して軽いトルクで前進される。
更に前記5のようにガイドピン10とヘツド基
板3が後退される時はガイドピン10は付勢バネ
17で付勢されて付勢バネ17が最大に伸びた状
態であり、ヘツド基板3のバネ部材50は伸ばさ
れてバネ力が大きくなる状態になるが、ガイドピ
ン10がガイドレバー2の乗接部2aに乗接され
ているので付勢バネ17のバネ力が働かないから
その分軽く後退される。
従つて付勢バネ17が働かない分バネ部材50
のバネ力を小さく設定することが可能となり、バ
ネ部材50のバネ力が小さいと、前記1のように
再生操作レバー49が押し込まれるとき軽くな
り、他のポーズ操作レバー57や図示しないキユ
ー・レビユー操作レバーを設けた時も同様に押し
込み操作が軽くなる。
更に前記2,4の状態で長いピン25又は短い
ピン26でヘツド基板3が幾分後退される場合も
バネ部材50のバネ力が小さいと駆動源の大きさ
を小さくすることが出来てモータ37が小型にな
り、携帯用の場合は電源電池を省力化することが
可能となる。
前記説明の戻り阻止部1cはガイドレバー2の
乗接部2aでガイドピン10を戻り阻止するので
省略してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は前述のように構成されたから、バネ部
材のバネ力を小さくすることが出来て再生操作レ
バーやポーズ、キユー・レビユーの動作を設定す
る操作レバーの押し込み力が軽くなり、駆動源の
大きさを小さく出来る等実用上優れた効果を奏す
るテープレコーダを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例が示され、第1図はシ
ヤーシの要部平面図、第2図はガイドピンとガイ
ドレバーを示すシヤーシの要部断面平面図、第3
図は同側面図、第4図はヘツド基板とスライド板
の平面図、第5図はテープレコーダの平面図、第
6図はテープレコーダの背面図、第7図はシヤー
シ上に載せられた回動レバーとシヤーシ裏面の再
生操作レバーを示す要部断面平面図、第8図はシ
ヤーシを透視した平面図、第9図はシヤーシの裏
面図、第10図はテープ終端検知機構の要部平面
図、第11図はテープレコーダの磁気ヘツドの態
様を示す正面図である。 1……シヤーシ、2……ガイドレバー、3……
ヘツド基板、10……ガイドピン、13……磁気
ヘツド、49……再生操作レバー、50……バネ
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープの終端を検知してリバースを行なうオー
    トリバース式テープレコーダに於いて、シヤーシ
    に対し復帰付勢された再生操作レバーと、この再
    生操作レバーにバネ部材を介して連結された前記
    シヤーシに摺動自在のヘツド基板と、前記リバー
    ス時磁気ヘツドを反転させ且つ正転送り側に復帰
    付勢されたガイドピンと、該ガイドピンが反転送
    り側にあるとき前記ガイドピンを乗接し該ガイド
    ピンの前進をガイドすると共に前記ガイドピンの
    復帰付勢力を阻止する回動可能のガイドレバーと
    を備えたことを特徴とするテープレコーダ。
JP14857586U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0411213Y2 (ja)

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JPS6355206U (ja) 1988-04-13

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