JPS6143937A - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JPS6143937A
JPS6143937A JP16411084A JP16411084A JPS6143937A JP S6143937 A JPS6143937 A JP S6143937A JP 16411084 A JP16411084 A JP 16411084A JP 16411084 A JP16411084 A JP 16411084A JP S6143937 A JPS6143937 A JP S6143937A
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JP
Japan
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swinging
sorting device
threshing
swing
speed
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JP16411084A
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English (en)
Inventor
内山 俶宏
一男 小竹
隆史 山田
平野 俊樹
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、コンバインなどに搭載する脱穀装置に関す
る。
(従来の技術) 一般にコンバインは、走行装置の上部に脱穀装置を搭載
し、前部に刈取装置を設けて、前記走行装置の走行に伴
い前記刈取装置で穀稈を刈取り、との刈取穀稈を前記脱
穀装置に搬送供給して、該脱穀装置で脱穀処理するごと
くしている。
また前記コンバインに搭載する脱111装置は、脱穀部
の下方にチャフシーブ、ストロ−ラックなどから成る揺
動選別装置を配置すると共に、この揺動選別装置の下方
に1番スクリューコンベアと2番スクリューコンベアと
を設けて、前記刈取装置から前記脱穀部に搬送供給され
た穀稈を該脱穀部で脱穀処理し、この脱穀物を前記揺動
選別装置−14に落下させ、該揺動選別装置により1番
物と2番物と藁屑などに選別し、この1番物は前記1番
スクリューコンベアにより外部に取出し、2番物は前記
2 番スクリューコンベアにより前記脱穀部に還元させ
て、該脱穀部で再度脱穀処理し、また藁屑なとは前記揺
動選別装置の後部に設ける排塵胴から外部に排出するご
とくしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで前記従来の脱穀装置では、脱穀作業開始時から
脱穀終了過程に至るまで前記揺動選別装置を常に一定条
件で揺動選別させるごとくしているため、次のごとき問
題があった。
即ち、コンバインによる作業終了時、又は該コンバイン
が圃場端部に至って旋回するような場合には、前記脱穀
装置に搬送供給される穀稈量が少なくなり、また前記揺
動選別装置上に供給される被選別物量も少なくなるので
あるが、斯くのごとき脱穀終了過程時にあっても、前記
揺動選別装置は定常の脱穀作業過程時と同様の一定条件
下で揺動選別が行われるのであり、従って脱穀終了過程
時に前記揺動選別装置による被選別物の選別能力が低下
し、1番物に2番物が混入したり、また1番物に藁屑な
どが混入したりすることがあったのである。
また従来脱穀装置として、例えば特開昭54−8824
9号公帽に記載されているごとく、前記揺動選別装置の
選別経路途中で、ストロ−ラックの上部位置に、該スト
ロ−ラック上を移流される被選別物の層厚を測定する検
出具を設け、該検出具で被選別物の層厚を測定すること
により、前記揺動選別装置で選別処理される被選別物量
を検出し、この検出結果被選別物量が大のときには、前
記揺動選別装置の揺動速度を大に調節制御し、また被選
別物量が小のときには、前記揺動選別装置の揺動速度を
小に調節制御するごとくしたものが知られているが、こ
の脱穀装置では次のごとき問題があったのである。
即ち、前記揺動選別装置上を移流される被選別物には、
1番物、2番物の他に多くの藁屑などが含まれ、との藁
屑などは移流時に前記揺動選別装置の上層に位置される
のであり、従ってこの藁屑層でもって前記検出具による
被選別物量の検出が行われることになるのであるが、斯
くのご七<藁屑層で被選別物量を検出したのでは、前記
揺動選別装置」二を移流される被選別物の正確な総量を
検出することができず、つまり前記揺動選別装置で選別
処理されるべき正確な被選別物量を検出することができ
ず、との揺動選別装置の揺動速度制御が不正確となる虞
がある。
しかも前記被選別物の混合比率は、穀物の種類などによ
り変わるのであり、従って前記のごとく藁屑層の検出結
果に基づいて、前記揺動選別装置の揺動速度を制御して
いたのでは、正確な制御が期待できないばかりか、選別
性能の低下を招く虞れがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は以上のごとき各種問題点を解決すべく成したも
ので、揺動選別装置で選別処理された2番還元量を検出
し、この検出結果に基づいて前記揺動選別装置の揺動速
度又は揺動振幅を制御すれば、前記揺動選別装置の選別
処理状況を正確に把握でき、この揺動選別viltの正
確な制御が可能となり、また脱穀装置による定常の脱穀
作業過程時と脱穀作業終了過程時とにおいて、前記揺動
選別装置の揺動選別条件を変え、この脱穀作業終了時の
選別能力を高めることにより、1番物及び2番物への藁
屑などの混入を防止できることに着目し、前記揺動選別
装置の揺動速度又は揺動振幅を調節する調節手段と、2
番還元量を検出する第1検出手段と、この第1検出手段
による検出結果に基づいて前記調節手段を自動制御する
制御手段と、前記脱穀部への穀稈の導入を検出する第2
検出手段と、この第2検出手段による穀稈導入終了の検
出結果に基づいて、一定時間後iq記調節手段を、前記
揺動選別装置の揺動速度又は揺動振幅が小になるべく規
制する規制手段とを備えたのである。
(作用) しかして脱穀装置による定常の脱穀作業時には、前記第
1検出手段による2番還元量の検出結果に基づき、前記
自動制御手段によりmI記14節手段を介し前記揺動選
別装置の揺動速度又は揺動振幅を自動調節し、また脱穀
作業終了過程時には、前記第2検出手段により穀稈導入
終了を検出して、前記規制手段により前記調節手段を介
し前記揺動選別装置の揺動速度又は揺動振幅を小に自動
制御するごとくしたのである。
(実施例) 以下本発明にかかる脱穀装置を図面の実施例によって説
明する。
第1図は脱穀装置の適用例としてコンバインを示し、走
行袋! (S)の上部に脱穀装置t! (D)を搭載す
ると共に、前部には穀稈刈取gil!t(K)を設け、
前記走行装置(S)の走行に伴い前記刈取装置t (K
)により穀稈を刈取り、との刈取穀稈を前記脱t1装置
(D)に搬送供給して、該脱穀装置(D)により脱穀処
理するごとくしている。
前記脱穀装置(D)は、第2図に示すごとく、脱穀部(
1)と該脱穀部(1)の下方位置に配置する揺動選別装
置(4)とを備えており、この脱穀部(1)は扱室(2
)内に機体進行前後方向に延びる扱胴(3)を軸架し、
前記扱室(2)の下方にクリンプ網(2a)を張設して
構成されている。
また前記揺動選別袋[(4)は、機体進行方向前部側に
設ける選別板(5)と、該選別板(5)の後部で上下位
置に設けるチャフシーブ(6)及びグレンシーブ(7)
と、このチャフシーブ(6)の後部側に設けるストロ−
ラック(8)とから成り、これら各部品を枠体(9)に
一体に枠組結合して形成されるのであり、この枠体(9
)の前部位置を受部材(9a)を介して揺動臼dlに支
持させると共に、前記枠体(9)の後部位置に揺動アー
ム(10)を取付け、該揺動アーム(lO)を機体搭載
のエンジン(E)に連動させて揺動させることにより、
前記枠体(9)を介し前記揺動選別装置(4)の全体を
機体進行前後方向に揺動させて、該揺動選別装置(4)
上に前記脱穀部(1)から落下供給された被選別物を後
方に移流させながら、1番物 2番物と藁屑などに揺動
選別するごとくしている。
また前記揺動選別装置(4)の下方で機体進行方向前後
位置には、1番スクリューコンベア(11)と2番スク
リューコンベア(12)とを設け、前記揺動選別装置!
 (4)で選別処理された1番物を、前記1香物スクリ
ューコンベア(11)により前記脱穀装置(D)に並設
するトップサッカ(T)に取出すごとくしている。
図の実施例では、前記扱室(2)の側方上部位置に、処
理胴(13)をもつ処理室(14)を形成し、この処理
室(14)と前記2番スクリューコンベア(12)との
間に還元スロワ(15)を設け、前記揺動選別装置(4
)で選別処理された2番物を前記2番スクリューコンベ
ア(12)と還元スロワ(15)を介して前記処理室(
14)に還元させ、この処理室(14)で前記2番物を
再度脱穀処理するごとくしている。
また前記揺動選別装置(4)の下方前部位置に唐箕(1
6)を設けると共に、前記揺動選別装置(4)の上方後
部位置に排塵胴(17)を設け、前記唐箕(16)から
排塵胴(17)に至る選別風により、前記揺動選別装置
(4)で選別処理された藁屑などを前記排塵胴(17)
を介し外部に排出するごとくしている。
前記揺動選別袋W(4)を揺動させるにあたっては、第
3図に示すごとく、前記排塵胴(17)の回転軸(18
)を前記エンジン(E)に連動連結させ、この回転軸(
18)の軸端にベルトブーU(19)を設けると共に、
前記揺動選別装置(4)の前方下部位置に揺動輪(20
)を支持して、該揺動軸(20)に前記揺動アーム(1
0)を偏心カム(21)を介在させて支持する一方、前
記揺動軸(20)の軸端に前記ベルトプーリ(19)と
対向状にベルトプーリ(19)を取付け、これら各ベル
トプーリ(19)間に伝動ベルト(22)を掛回させて
、前記エンジン(E)の駆動に伴う前記排塵胴(17)
の回転により、前記各ベルトプーリ(19)及び伝動ベ
ルト(22)を介して前記揺動軸(20)を回転させ、
この揺動軸(20)の回転により前記偏心カム(21)
を介し前記揺動アーム(10)を前後方向に揺動させて
、前記揺動選別装置(4)を揺動させるごとくしている
しかして前記のごとき脱穀装置(D)において、前記揺
動選別装置(4)の揺動速度又は揺動振幅を調節する調
節手段(30)と、2番還元量を検出する第1検出手段
(40)と、この第1検出手段(40)による検出結果
に基づいて前記調節手段(30)を自動制御する制御手
段(50)と、前記脱穀部(1)への穀稈の導入を検出
する第24!i!出手段(60)と、この第241!出
手段(60)による穀稈導入終了の検出結果に基づいて
、一定時間後前記調節手段(30)を、前記揺動選別装
置(4)の揺動速度又は揺動振幅が小になるべく規制す
る規制手段(70)とを備えたのである。
前記調節手段(30)は、前記排塵胴(17)の回転軸
(18)と前記揺動アーム(10)の揺動軸(20)と
の伝動経路に介装させるのであり、例えば前記回転軸(
18)又は前記揺動軸(20)の軸端に設ける各ベルト
プーリ(19)、もしくは該各ベルトプーリ(19)間
に掛回する伝動ベル) (22)の中間に介装させるの
であって、前記調節手段(30)により前記回転軸(1
8)から前記揺動軸(20)に伝達される回転動力を変
速し、この変速によって前記揺動アーム(10)の揺動
速度つまり前記揺動選別装置(4)の揺動速度を調節す
るごとくなすのである。
具体的には、第4図に示すごとく、前記ベルトプーリ(
19)きして固定プーリ(19a)と可動プーリ(19
b)とから成る可変プーリ(19)を用い、該可変プー
リ(19)の固定プーリ(19a)を前記回転軸(18
)に固定すると共に、この回転軸(18)上に、前記固
定プーリ(19a)と対向状に前記可動プーリ(19b
)を軸方向摺動可能に支持して、該可動ブーIJ(19
b)に前記回転軸(18)に沿って移動するヨーク(3
1)を一体に結合する一方、前記回転軸(18)と平行
にネジ部(32a)をもつ駆動軸(32)を支持して、
該駆動軸(32)を可逆転モータ(33)に連動連結さ
せ、この駆動軸(32)のネジ部(32a)に前記ヨー
ク(31)を係合させる。
斯くして前記モータ(33)に伴う前記駆動軸(32)
の正逆回転により、前記ヨーク(31)を介して前記可
動プーリ(19b)を固定プーリ(19a)に対し近接
離間させ、これら各プーリ(19a)(19b)間に掛
回される前記伝動ベル)(21)を半径方向内外方に移
動調節して、前記揺動軸(20)に伝達される回転数を
変更し、前記揺動アーム(10)の揺動速度つまり前記
揺動選別装置(4)の揺動速度を調節するごとくなすの
である。
第4図の実施例では、前記モータ(33)に駆動軸(3
2)を連結するにあたって、前記モータ(33)から延
びるモータ軸(33a)と前記ψ動軸(32)とをビン
(34)を介して揺動自由に連結し、前記モータ(33
)に対する前記駆動軸(32)の振れを許容して、該駆
動軸(32)による前記ヨーク(31)の移動を円滑に
行い得るようにしている。
また前記第1検出手段(40)は、第2図に小すごとく
、2番物還元量を検出するセンサー(41)から成り、
該センサー(41)を前記処理室(14)の内部に設け
、前記還元スロワ(15)から還元される2番物を前記
センサー(41)に当接させることにより、2番物還元
量を検出するのである。
図の実施例では、前記処理室(14)に設ける処理室カ
バー(14a)の内部で、前記還元スロワ(15)の吐
出口から離れた2番物還元方向0;j方側に前記センサ
ー(41)を配置して、前記還元スロワ(15)から還
元される2番物が、前記処理室カバー(14a)に衝突
されて跳返るとき、前記センサー(41)に当接させる
ごとくなすことにより、該センサー(41)による2番
物還元量の検出を確実に行い得るようにしている。
また前記第2検出手段(60)は、教程検出センサー(
61)から成り、該教程検出センサー(61)を前記脱
穀装置(D)における脱穀部(1)の挿入口近くに配置
して、この脱穀部(1)内に導入される穀稈を検出する
ごとくなすのである。
しかして前記第1及び第2検出手段(40)(60)の
検出結果に基づいて、制御手段(50)により前記調節
手段(30)を制御するのであり、この制御手段(50
)は次のごとく構成するのである。
即ち、第5図に示すごとく、CPU (51)き、RA
M回路(52)及びROM回路(53)ト、入力インタ
ーフェース(54)と出力インターフェース(55)と
から前記制御手段(50)を構成し、前記入力インター
フェース(54)の第1人カポ−)(A−1)に前記第
1検出手段(40)のセンサー(41)を、A/D変換
器(56)を介して接続し、前記センサー(41)から
の検出信号を前記A/D変換器(56)によりディジタ
ル信号に変えて前記第1人力ボート(A−1)に入力す
るごとくなす。
また前記入力インターフェース(54)の第2人カポ−
) (A−2)に、前記走行装置(S)の速度検出スイ
ッチ(SW−1)を、第3人力ボート(A−3)に脱穀
クラッチに連動する脱穀スイッチ(SW−2)を、第4
人カポ−) (A−3)に刈取りラッチに連動する刈取
スイッチ(SW−3)をそれぞれ接続すると共に、第5
人力ボート(A−5)には自動作業時にオン動作される
自動スイッチ(SW−4)を、第6人カポ−1−(A−
6)には脱穀すべき穀類が稲の場合と麦の場合とに切換
操作される切換スイッチ(SW−5)をそれぞれ接続し
、第7人力ポート(A−7)には脱穀すべき穀稈の乾湿
状態に応じて切換操作される切換スイッチ(SW−8)
を接続する一方、第8人カポ−) (A−8)には、前
記脱穀部(1)の穀稈挿入口近くに設けた前記第2検出
手段(60)の教程検出センサー(61)を接続させる
のであり、また第9人力ボート(A−9)には、前記2
番スクリューコンベア(12)の回転数を検出する検出
センサー(S e)を接続させるのである。
さらに前記出力インターフェース(55)の第1出力ボ
ート(B−1)には、第1スイッチング回路(S−1)
を介して発光ダイオード(D−1)を接続し、前記制御
長f!(50)の異常時に前記スイッチング回路(S−
1)をオン動作させて、前記発光ダイオード(D−1)
を点灯させることにより、前記制御装置(4)の異常を
知らせるごと(なすと共に、第2出力ポート(B−2)
には第2スイッチング回路(S−2)を介して発光ダイ
オード(D−2)を接続し、前記した各種センサー、ス
イッチの異常時に前記スイッチング回路(S−2)をオ
ン動作させて、前記発光ダイオード(D−2)を点灯さ
せることにより、前記センサー類の異常を知らせるごと
くなす一方、第3出カポ−) (B−3)には第3スイ
ッチング回路(S−3)を介して自動ランプ(L)を接
続し、自動作業時に前記スイッチング回路(S−3)を
オン動作させて、前記自動ランプ(L)を点灯するごと
くなすのである。
また第4出カポ−) (B−4)には、第4スイッチン
グ回路(S−4)を介して、電磁ソレノイド(SoL−
1)と該電磁ソレノイド(SoL−1)の励磁により切
換操作される切換スイッチ(SW−7)を接続し、該切
換スイッチ(SW−7)を前記調節装置(30)のモー
タ(33)に接続して、前記スイッチング回路(S−4
)のオン動作により前記電磁ソレノイド(S o L 
−1)を励磁させ、前記切換スイッチ(SW−7)を切
換操作して前記モータ(33)を正回転させるごとくな
すと共に、第5出カポ−) (B−5)には、第5スイ
ッチング回路(S−5)を介して、電磁ソレノイド(S
oL−2)と該電磁ソレノイド(SoL−2)の励磁に
より切換操作される切換スイッチ(SW−8)を接続し
、該切換スイッチ(SW−8)を前記モータ(33)に
接続して、前記スイッチング回路(S−5)のオン動作
により前記電磁ソレノイド(SoL−2)を励磁させ、
前記切換スイッチ(SW−8)を切換操作して前記モー
タ(33)を逆回転させるごとくなすのである。
また第6出カポ−) (B−6)には、第6スイッチン
グ回路(S−6)を介して警報ブザ−(B2)と発光ダ
イオード(D−3)を接続し、前記制御装置i!! (
50)により前記揺動選別装置(4)を制御するにも拘
わらず、2番還元量が所定範囲とならないとき、前記ス
イッチング回路<5−6)をオン動作させて前記警報ブ
ザ−(Bz)及び発光ダイオード(D−3)で警報を出
すごとくなすのである。
次に前記制御手段(50)による制御動作を説明する。
先ず前記還元スロワ(15)から前記処理室(14)に
還元される2番還元量が多いときには、前記第14!J
出装置t(40)のセンサー(41)により検出され、
この検出結果が前記制御装置(50)に入力され、該制
御装置(50)の第4スイッチング回路(S−4)がオ
ン動作されて、第1電磁ソレノイド(SoL−1)が励
磁され、切換スイッチ(SW−7)が切換操作されて、
前記調節装置(30)のモータ(33)が正回転される
しかして前記モータ(33)に伴う駆動軸(32)の正
回転により、ヨーク(31)を介して可変プーリ(19
)の可動プーリ(19b)が固定ブー’J (19a)
に対し近接方向に移動され、これに伴い可変プーリ(1
9)に掛回されたベルト(22)が半径方向外方に移動
調節され、該ベル) (22)により前記揺動軸(20
)に伝達される回転動力が低速に変速され、前記揺動軸
(20)に連結した揺動アーム(10)の揺動速度、つ
まり前記揺動選別装置(4)の揺動速度が低速に調節さ
れるのである。
また前記還元スロワ(15)から前記処理室(14)に
還元される2番還元量が少ないときには、前記第1検出
装置(40)のセンサー(41)により検出され、この
検出結果が前記制御装置(50)に入力され、該制御装
置(50)の第5スイッチング回路(S−5)がオン動
作されて、第2電磁ソレノイド(SoL−2)が励磁さ
れ、切換スイッチ(SW−8)が切換操作されて、前記
調節装置t(30)のモータ(33)が逆回転されるの
である。
しかして前記モータ(33)に伴う駆動軸(32)の逆
回転により、ヨーク(31)を介して可変プーリ(19
)の可動プーリ(19b)が固定ブー’J(19a)に
対し離間方向に移動され、これに伴い可変プーリ(19
)に掛回されたベルト(22)が半径方向内方に移動調
節され、該ベル) (22)により前記揺動軸(20)
に伝達される回転動力が高速に変速され、前記揺動輪(
20)に連結した揺動アーム(10)の揺動速度、つま
り前記揺動選別装置(4)の揺動速度が高速に調節され
るのである。
次に前記脱穀装置(D)の制御動作を、第6図に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。
先ず脱穀作業時の各種処理条件を設定し、例えば走行装
置(S)の速度条件を速度スイッチ(SW−1)で、刈
取るべき穀稈が稲であるか麦であるかを切換スイッチ(
SW−5)で、また刈取穀稈の乾湿杖嘘を切換スイッチ
(SW−6)でそれぞれ設定する。
斯くして脱穀作業時には、自動スイッチ(SW−4)、
脱穀スイッチ(SW−2)の切−入動作が判断され、こ
れらの切動作時には自動ランプが消灯されるのであり、
また前記各スイッチ(SW−4)(SW−2)の大動作
時には、2番還元スクリューコンベア(12)における
センサー(Se)の回転状幅が検出され、このコンベア
(12)の回転数が定常回転時より低い場合、自動う7
ブが/l’J灯され、これと同時に前記揺動選別V!置
(4)の揺動速度が大に11節され、2番詰まり警報が
出力される。
また前記コンベア(12)の回転数が高い場合、つまり
定常回転時には、自動モードによる脱穀作業か否かが判
断され、NOの場合自動ランプが点滅され、YESの場
合には前記自動ランプが点滅されることなく、刈取スイ
ッチ(SW−3)の切・入動作が判断され、この刈取ス
イッチ(SW−3)の入動作時には、第2検出手段(6
0)における穀稈検出センサー(61)のオン・オフ動
作が検出され、該センサー(61)のオン動作時に自動
ランプが点灯され、この後第1m出手段(40)のセン
サー(41)により2番還元量が検出され、この還元量
が大のときには前記揺動選別装置(4)が高速に、中の
ときにはそのままの状態に、また小のときには低速にそ
れぞれ調節されるのである。
しかして前記第2検出手段(60)におけるセンサー(
61)の出力側に、前記規制手段(70)を介装させる
のであり、つまり));j記センサー(61)のオフ側
に、前記揺動選別S1i置(4)の揺動速度を低速に規
制する前記規制手段(70)を接続し、前記センサー(
61)がオフ動作されたとき、自動ランプを点滅させて
、前記規制手段(70)により前記調節手段(30)を
介して前記揺動選別装W(4)を低速に自動調節するご
七くなすのである。
また自動モードによる運転時であるにも拘わらず、前記
刈取スイッチ(SW−3)の切動作時にあっても、手抜
作業を行う場合もあることから、前記場合と同様に自動
ランプを点滅させ、前記揺動選別装置(4)を低速に制
御するごとくしている。
さらに前記第2検出手段(60)におけるセンサー(6
1)のオフ動作時には、一定時間が経過した後前記規制
手段(70)を動作させて、前記調節手段(30)を介
し前記揺動選別装! (4)を低速に自動調節するので
あり、つまり脱穀作業の終了時など前記脱穀部(1)へ
の穀稈の導入がなくなって、前記第2検出手段(60)
のセンサー(81)がオフ動作されたとき、このオフ動
作後一定時間が経過してから前記規制手段(70)を動
作させ、該規制手段(70)からの規制信号により前記
調節手段(30)で前記揺動選別装置(4)を低速作動
させるのである。
即ち、前記規制手段(70)を設けることなく、前記第
2検出手段(60)のセンサー(6エ)からの出力信号
だけに基づいて前記揺動選別装置! (4)の制御を行
う場合、第7図の点線に示すごとく、前記センサー(6
1)のオフ動作後、所定時間(t−1)経過すると、前
記揺動選別装置(4)上の被選別物量が減少してしまっ
て選別効果の低下を招くのであるが、これに対して前述
したごとく規制手段(70)を設けて、前記センサー(
61)から出力信号が出力された後、一定時間(t−2
)が経過してから前記揺動選別装置(4)を低速作動さ
せるごとくなすときには、第7図の実線に示すごとく、
前記センサー(61)から信号が出力された後、前記規
制手段(70)から規制信号が出力されるまでの間に、
前記揺動選別装置(4)上に所定の被選別物量が確保さ
れ、この状態で被選別物の揺動選別が良好に行われるの
である。
前記実施例では、前記揺動選別装置(4)の揺動速度を
制御する場合について説明したが、前記揺動選別装置(
4)は2番還元量に応じて揺動振幅を制御することも可
能であり、この場合は次のごとくして行うのである。
即ち、第8図に示すごとく、前記揺動選別装置(4)の
揺動アーム(10)を揺動軸(20)に連結アーム(1
0a)を介して連結し、前記揺動軸(20)の回転に伴
う前記揺動アーム(10)の揺動により前記揺動選別装
置F (4)を前後方向に揺動させるごとくなすと共に
、前記揺動アーム(10)の揺動選別装置(4)連結側
とは反対側を2又杖として溝部を形成し、この溝部に該
溝部に沿って移動自由にローラ(81)を介装させる一
方、前記揺動アーム(10)の近くにねじ杆(82)を
連結したモータ(83)を設け、このモータ(83)の
ねじ杆(82)に、前記ローラ(81)を支持し前記ね
じ杆(82)の回転に伴って移動する移動杆(84)を
螺合支持させる。
斯<シて前記モータ(83)の正逆回転により、前記移
動杆(84)を前記ねし杆(82)に沿って移動させ、
これに伴い前記ローラ(81)を前記揺動アーム(10
)の溝部に沿って移動させることにより、この揺動アー
ム(10)の揺動中心位置を変更調整して、該揺動アー
ム(10)の揺動振幅つまり前記揺動選別装置(4)の
揺動振幅を調整制御するごとくなすのである。
そして前記モータ(83)を前記第5図に示す制御手段
(50)に連結して、該制御手段(50)により前記第
6図に示すフローチャートと同様にして前記揺動選別装
置(4)を制御するごとくなすのである。
尚、本発明では、前記揺動選別装置(4)の前部側を支
持する受部材(9a)の傾斜角度を調整制御することに
より、前記揺動選別袋fit (4)の揺動振幅を変更
制御するごとくしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したごとく本発明にかかる脱穀装置Nでは、脱
穀部と揺動選別装置とを備え、該揺動選別装置の揺動速
度又は揺動振幅を調節する調節手段と、2番還元量を検
出する第1検出丁段と、この第1検出手段による検出結
果に基づいて前記調節手段を自動制御する制御手段と、
前記脱穀部への穀稈の導入を検出する第2検出手段と、
この第2検出手段による教程導入終了の検出結果に基づ
いて、一定時間後前記調節手段を、前記揺動選別装置の
揺動速度又は揺動振幅が小になるべく規制する規制手段
とを備えたから、従来のごとく脱穀作業終了過程におい
て1番物に2番物が混入したり、また1番物に藁屑など
が混入したりすることなく、前記揺動選別装置による被
選別物の選別を確実かつ良好に行い得るのであり、また
コンバインの作業終了時、圃場での旋回時など非作業時
には、前記揺動選別装置の揺動が小とされるため、省エ
ネルギー化できるばかりか、低騒音化が可能となるので
あり、しかも本発明では前記第1検出手段で2番還元量
を検出し、この2番還元量の検出結果に基づいて前記揺
動選別装置の揺動速度又は揺動振幅を調節制御するごと
くしたから、従来のものに比べ前記揺動選別装置の調節
制御を正確に行うことが可能となり、この揺動選別装置
による選別性能を向]−させ得るに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の脱穀装置を搭載したコンバインの斜面
図、第2図は同脱穀装置の縦断面図、第3図は揺動選別
装置への伝動経路を示す平面図、第4図は揺動選別装置
の調節手段を示す平面図、第5図は揺動選別装置の制御
手段を示す制御回路図、第6図は制御状態を説明するフ
ローチャート図、第7図は規制手段による規制状態を説
明する説明図、第8図は他の実施例を示す側面図である
。 (1)#拳−脱穀部 (4)−−−揺動選別装置 (30)・−調節手段 (40)・−第1検出手段 (50)・・制御手段 (60)−−第2検出手段 第3図 F 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 脱穀部(1)と揺動選別装置(4)とを備え、該揺動選
    別装置(4)の揺動速度又は揺動振幅を調節する調節手
    段と、2番還元量を検出する第1検出手段と、この第1
    検出手段による検出結果に基づいて前記調節手段を自動
    制御する制御手段と、前記脱穀部(1)への穀稈の導入
    を検出する第2検出手段と、この第2検出手段による穀
    稈導入終了の検出結果に基づいて、一定時間後前記調節
    手段を、前記揺動選別装置(4)の揺動速度又は揺動振
    幅が小になるべく規制する規制手段とを備えていること
    を特徴とする脱穀装置。
JP16411084A 1984-08-03 1984-08-03 脱穀装置 Pending JPS6143937A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63133918A (ja) * 1986-11-22 1988-06-06 株式会社クボタ 脱穀装置
JPH02127139U (ja) * 1989-03-27 1990-10-19

Cited By (3)

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JPS63133918A (ja) * 1986-11-22 1988-06-06 株式会社クボタ 脱穀装置
JPH0620B2 (ja) * 1986-11-22 1994-01-05 株式会社クボタ 脱穀装置
JPH02127139U (ja) * 1989-03-27 1990-10-19

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