JPS6141753Y2 - - Google Patents

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JPS6141753Y2
JPS6141753Y2 JP1980139090U JP13909080U JPS6141753Y2 JP S6141753 Y2 JPS6141753 Y2 JP S6141753Y2 JP 1980139090 U JP1980139090 U JP 1980139090U JP 13909080 U JP13909080 U JP 13909080U JP S6141753 Y2 JPS6141753 Y2 JP S6141753Y2
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JP
Japan
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mast
outer frame
cylinder
fixed
lift
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JP1980139090U
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JPS5762788U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フオークリフト等の荷役車両に於け
るマスト装置に係り、とりわけマスト枠の改良構
造に関する。
通常のフオークリフトのマスト装置は、略中央
に単一のリフトシリンダが設けられていると共
に、これに近接した両側にリフトチエーンが配さ
れていたので、前方視野が著しく悪い難点があつ
た。
この為、近年にあつては、リフトシリンダを二
本にしてこれらを左右のマスト枠の後部等に配
し、マスト装置の中央部分を開放して前方視野を
向上した、所謂ビユーマストと呼ばれるものが知
られている。
この様なマスト装置は、例えば第3図乃至第5
図に示す如く構成されていた。
同各図に示すマスト装置10は、固定マスト1
1と、これに対して昇降自在な移動マスト12
と、移動マスト12に沿動する昇降体13と、こ
れに懸架された左右一対のフオーク14と、移動
マスト12を固定マスト11に対して昇降駆動す
る為これらの一部間に介設した左右二本のリフト
シリンダ15と、移動マスト12の上部左右に設
けられたチエーンシーブ16と、一端が固定マス
ト11の一部に他端が昇降体13の一部に夫々止
結され前記チエーンシーブ16に掛渡された左右
二本のリフトチエーン17等から構成されてい
る。
前記固定マスト11は、左右に離間してその溝
部が対向する二つの外枠18と、これら外枠18
の例えば上・下どうしを連結する連結材19,2
0とから成つて居り、この下端は図示していない
がフオークリフト等の荷役車両の車体前部に取付
けられいる。
移動マスト12は、同じく左右に離間し前記固
定マスト11の外枠18より内側に存する二つの
内枠21と、これらの例えば上・下どうしを連結
する連結材22,23とから成つている。
固定マスト11と移動マスト12との間には、
周知の通りエンドローラ24やサイドローラ(図
示せず)が配設され、移動マスト12が円滑に昇
降動し得る様になつている。
昇降体13は、リフトブラケツト25とフイン
ガバー26とから成り、前記リフトブラケツト2
5にはエンドローラ27並びにサイドローラ(図
示せず)が周知の如く軸設され、移動マスト12
に対して円滑に沿動し得る様に構成されている。
而して、左右二本のリフトシリンダ15は、固
定マスト11の下部連結材20と移動マスト12
の上部連結材22との間に夫々介設され、これら
は外枠18・内枠21の後方近傍に配されてい
る。
移動マスト12の上部連結材22は、内枠21
より更に側方に延出し、この延出した下部にはブ
ラケツト28が垂設され、該ブラケツト28には
チエーンシーブ16が水平軸29にて回動自在に
軸設されている。
左右のリフトチエーン17は、夫々チエーンシ
ーブ16に掛渡されてその一端が固定マスト11
の外枠18の上部に突設した止板30に止着さ
れ、他端は昇降体13のフインガバー26の背面
に付設した止板31に止結されている。
従来のマスト装置10は、この様な構成を呈し
て居り、主要部品となる固定マスト11・移動マ
スト12・左右のリフトシリンダ15は、夫々個
別に作製されて、その後組立てる様にしていた。
然しながら、この様な構成であると、とりわけ
固定マスト11とリフトシリンダ15とは、個々
の部材として独立させているので、両者共に所定
の強度を持させる為に例えば固定マスト11の外
枠18やリフトシリンダ15のシリンダチユーブ
の肉厚を厚くしていた。
この為、マスト装置全体としては、余分な材料
を使用している事になり、重量の重いものになつ
ていた。
マスト装置が重いとそれだけ車体後部に配する
バランスウエートも重くしなければならず、安定
性が損なわれる難点もある。
又、従来のマスト装置に於ける外枠18は、ほ
とんどの場合、その断面形状が略コ字型を呈する
が、いくらその肉厚を増大させても、且つ連結材
や補強材を添設したとしても曲げや捻れ力に対し
て万全ではなかつた。
本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その主たる目的は、リ
フトシリンダが左右に二本あるマスト装置の構造
上の特質を活し、固定マストの外枠とリフトシリ
ンダのシリンダチユーブとを一体的に形成した構
造にし、少ない材料でもつて曲げや捻れに強い強
度を備えたマスト装置のマスト枠を提供するにあ
る。
本考案の他の目的は、マスト装置のコンバクト
化が図れ、然も重量が軽減でき、組立てを容易に
する事ができるマスト装置のマスト枠を提供する
にある。
以下、本考案の実施例を示す図面に基づきその
詳細を説明する。
本考案のマスト枠1は、固定マストの一部を構
成する外枠2と、リフトシリンダの一部を構成す
るシリンダチユーブ3(シリンダ本体)とを一体
化した事に特長が存する。
第1図に示す実施例では、断面コ字型を呈する
外枠2と、シリンダチユーブ3とを隅肉溶接4し
て一体化した場合を例示している。
この例の場合、外枠2の一方のフランジ部5の
外側にシリンダチユーブ3を配して溶接結合して
いるが、外枠2のウエブ部6の外側にシリンダチ
ユーブ3を溶着する事も可能である。
第2図に示す他の実施例は、外枠2を構成する
前後のフランジ部5,5・ウエブ部6とシリンダ
チユーブ3の各部分を、押出成形に依り一体的に
造形したものである。
同例に於てもシリンダチユーブ3をウエブ部6
に隣接して形成させても良い事は勿論である。
何れの実施例に於ても、外枠2は断面略コ字型
のものに限定される事がなく、I型でもJ型等で
も良い。
第2図に示したシリンダチユーブ3は、そのシ
リンダ孔7となる処はホーニング加工された後、
底部は閉塞され、シリンダ孔7内に図示していな
いがピストンを備えたピストンロツド若しくはラ
ムが嵌挿されて頭部はシリンダキヤツプにて塞が
れ、適宜油孔を穿設してリフトシリンダに為され
る。
尚、左右のマスト枠1,1を連結する連結材8
は、第1図若しくは第2図の想像線で示す如く配
すれば良い。
本考案は、この様に構成したので、外枠2並び
にシリンダチユーブ3の強度が互に高められ、そ
れだけ薄肉にする事も可能となり、重量を低減で
きると共に、全体の強度を増大する事ができる。
とりわけ、外枠2に作用する曲げや捻れを防ぐ
事ができ、円滑なる昇降案内機能を発揮する事が
可能となる。
外枠とシリンダチユーブが一体であるのでこれ
らを連繋する専用の部材が省略でき、マスト装置
に組上げる際も従来より工程が簡略化され、コス
トの低減も図る事ができる。
マスト装置として組立てられた際には、従来よ
りコンパクトになり、重量も低減されるので、バ
ランスウエートの重量を削減でき、然も車両の安
定性を高める事ができる等諸種の効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のマスト装置のマスト枠の構
造を示す縦断面図。第2図は、本考案の他の実施
例を示す同様図。第3図は、従来のマスト装置の
構造を示す平面図。第4図は、同じものの側面
図。第5図は、同じものの要部背面図である。 1……マスト枠、2……外枠、3……シリンダ
チユーブ、10……マスト装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外枠2の外側にシリンダチユーブ3を一体的に
    結合した構造にした事を特徴とするマスト装置の
    マスト枠。
JP1980139090U 1980-09-29 1980-09-29 Expired JPS6141753Y2 (ja)

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JP1980139090U JPS6141753Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29

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JP1980139090U JPS6141753Y2 (ja) 1980-09-29 1980-09-29

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JPS5762788U JPS5762788U (ja) 1982-04-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60248596A (ja) * 1984-05-25 1985-12-09 小松フオ−クリフト株式会社 マスト装置
JPH11116193A (ja) * 1997-10-14 1999-04-27 Nissan Motor Co Ltd フォークリフトトラックのマスト装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931081U (ja) * 1972-06-19 1974-03-18
JPS6030317Y2 (ja) * 1978-12-12 1985-09-11 ティー・シー・エム株式会社 流体圧シリンダのストロ−ク調整装置

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JPS5762788U (ja) 1982-04-14

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