JPS6315279Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6315279Y2 JPS6315279Y2 JP1355679U JP1355679U JPS6315279Y2 JP S6315279 Y2 JPS6315279 Y2 JP S6315279Y2 JP 1355679 U JP1355679 U JP 1355679U JP 1355679 U JP1355679 U JP 1355679U JP S6315279 Y2 JPS6315279 Y2 JP S6315279Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mast
- lift
- chain
- forklift
- chain wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は視界を良好にするフオークリフトマス
トに関するものである。
トに関するものである。
従来のマスト装置はフオークリフトの構造上オ
ペレータの前面に位置する宿命的欠陥を有する。
特に第１図に示す第１マストａ第２マストｂのみ
ならず、マスト中央に在るリフトシリンダｃ，左
右のリフトチエーンｄは前方視界を非常に阻害す
る。これ等の欠点を改良する為、マストの外側面
にリフトシリンダを配設する構造或いは、マスト
後方に１本ずつ配設する様な構造があるが前者の
様な側方２本シリンダ型では必然的にマストの間
隔は狭くなり視界或は減少する。また後者の様な
後方２本シリンダ型でもチエーンは左右マスト間
に存在することを避けられず、視界或の阻害部位
であつた。
ペレータの前面に位置する宿命的欠陥を有する。
特に第１図に示す第１マストａ第２マストｂのみ
ならず、マスト中央に在るリフトシリンダｃ，左
右のリフトチエーンｄは前方視界を非常に阻害す
る。これ等の欠点を改良する為、マストの外側面
にリフトシリンダを配設する構造或いは、マスト
後方に１本ずつ配設する様な構造があるが前者の
様な側方２本シリンダ型では必然的にマストの間
隔は狭くなり視界或は減少する。また後者の様な
後方２本シリンダ型でもチエーンは左右マスト間
に存在することを避けられず、視界或の阻害部位
であつた。
また近年フオークリフトの安全性、作業性の向
上の為、又オペレータの疲労軽減の為にも視界の
改善はユーザの強い要望がありそこで本考案は、
前記欠点を除去してこの要望を満足し、視界を良
好にしたフオークリフトマストを提供することを
目的としたものであり、その特徴とする処は、マ
スト後方に２本のリフトシリンダを配し、マスト
間隔を確保し、チエーンホイールをマスト上部に
移しリフトチエーンを第２マストの形材溝部に入
れ、フオーク（リフトブラケツト）の上昇下降を
支持に必要な第１マスト１１，第２マスト１２以
外には固定物体として視界域に存在するものはな
くなり、視界が改善される。
上の為、又オペレータの疲労軽減の為にも視界の
改善はユーザの強い要望がありそこで本考案は、
前記欠点を除去してこの要望を満足し、視界を良
好にしたフオークリフトマストを提供することを
目的としたものであり、その特徴とする処は、マ
スト後方に２本のリフトシリンダを配し、マスト
間隔を確保し、チエーンホイールをマスト上部に
移しリフトチエーンを第２マストの形材溝部に入
れ、フオーク（リフトブラケツト）の上昇下降を
支持に必要な第１マスト１１，第２マスト１２以
外には固定物体として視界域に存在するものはな
くなり、視界が改善される。
本考案の実施例を以下図面に従つて詳細に説明
する。
する。
第２，３図において、フオークリフトのマスト
は第１マスト１、第２マスト２、リフトブラケツ
ト３の主要部分と昇降源たるリフトシリンダ４、
それに付随するチエーンホイール５、リフトチエ
ーン６より成る。第２マスト２は固定支柱たる第
１マスト１を支持柱として昇降し、更にリフトブ
ラケツト３は第２マスト２を支持柱として昇降す
る。リフトブラケツト３は後方に突設したその構
成プレート７に枢設されたローラ８，９により支
持され、これ等ローラ８，９は第２マスト２の前
後フランジ２ａを軌道として上下する（第４、６
図）。
は第１マスト１、第２マスト２、リフトブラケツ
ト３の主要部分と昇降源たるリフトシリンダ４、
それに付随するチエーンホイール５、リフトチエ
ーン６より成る。第２マスト２は固定支柱たる第
１マスト１を支持柱として昇降し、更にリフトブ
ラケツト３は第２マスト２を支持柱として昇降す
る。リフトブラケツト３は後方に突設したその構
成プレート７に枢設されたローラ８，９により支
持され、これ等ローラ８，９は第２マスト２の前
後フランジ２ａを軌道として上下する（第４、６
図）。
チエーンホイール５は第２マスト２の最上部ク
ロスメンバ１０の上面に設置され、車体長手方向
と直角に配置してある。リフトチエーン６は一端
は第１マスト１のクロスメンバ１１に取付け、固
定され、他端はチエーンホイール５に懸架し、リ
フトブラケツト３の構成プレート７の上部に固定
している。このチエーンホイール５より垂下し、
リフトブラケツト３に固定されたリフトチエーン
６は、第２マスト２を形成するウエブおよびフラ
ンジ２ａで囲まれた、リフトブラケツト３の支持
ローラ８，９の昇降空間１２にあり、これがリフ
トチエーン６の昇降空間となり、前方視界上、こ
の空間域は格好のリフトチエーンの収納部位とな
るのである。
ロスメンバ１０の上面に設置され、車体長手方向
と直角に配置してある。リフトチエーン６は一端
は第１マスト１のクロスメンバ１１に取付け、固
定され、他端はチエーンホイール５に懸架し、リ
フトブラケツト３の構成プレート７の上部に固定
している。このチエーンホイール５より垂下し、
リフトブラケツト３に固定されたリフトチエーン
６は、第２マスト２を形成するウエブおよびフラ
ンジ２ａで囲まれた、リフトブラケツト３の支持
ローラ８，９の昇降空間１２にあり、これがリフ
トチエーン６の昇降空間となり、前方視界上、こ
の空間域は格好のリフトチエーンの収納部位とな
るのである。
リフトシリンダ４は第１マスト１、第２マスト
２の後方に配置しオペレータの視点からはマスト
の死角に入つている。リフトシリンダロツド４ａ
は第２マスト２のクロスメンバ１０に接続してお
り、ロツド４ａの伸長と共に第２マスト２が上昇
し、この上部に枢設されたチエーンホイール５を
同時に押し上げ、これによりリフトチエーン６を
介してリフトブラケツト３を上昇させる。
２の後方に配置しオペレータの視点からはマスト
の死角に入つている。リフトシリンダロツド４ａ
は第２マスト２のクロスメンバ１０に接続してお
り、ロツド４ａの伸長と共に第２マスト２が上昇
し、この上部に枢設されたチエーンホイール５を
同時に押し上げ、これによりリフトチエーン６を
介してリフトブラケツト３を上昇させる。
このように本フオークリフトマストは、リフト
シリンダ４を左右マスト１，２の後方に各配置
し、さらにチエーンホイール１５を第２マスト２
上方に配設し、リフトチエーン６の垂下した一方
を第２マスト２の空間１２内に収納した構成によ
り、オペレータの視点は完全にマスト枠内に存在
し、前方視界域の阻害物体は第１マスト１および
第２マスト２であり、上方視界域として各マスト
の構成部位であるクロスメンバ１０，１１が存在
するのみで、従来マストと比較し各段の視界域の
拡大となる。
シリンダ４を左右マスト１，２の後方に各配置
し、さらにチエーンホイール１５を第２マスト２
上方に配設し、リフトチエーン６の垂下した一方
を第２マスト２の空間１２内に収納した構成によ
り、オペレータの視点は完全にマスト枠内に存在
し、前方視界域の阻害物体は第１マスト１および
第２マスト２であり、上方視界域として各マスト
の構成部位であるクロスメンバ１０，１１が存在
するのみで、従来マストと比較し各段の視界域の
拡大となる。
尚具体例ではチエーンホイールを車体長手方向
と直角に配列したが、マスト構成上より適当であ
れば車体長手方向に配列されても、いささかも本
考案の趣旨をはずれるものではない。
と直角に配列したが、マスト構成上より適当であ
れば車体長手方向に配列されても、いささかも本
考案の趣旨をはずれるものではない。
このように本考案によれば、左右のマスト支柱
の後方に各々リフトシリンダを設置し、リフトチ
エーンをチエーンホイールに懸架し、第２マスト
の型材を形成するフランジおよびウエブで囲まれ
る空間域あるいはこの空間域にかかる空間に垂下
させ、一端をリフトブラケツトに固定し、他端を
第１マストに固定したことにより、良好な視界域
が得られ、従つてフオークリフト作業の能率向
上、安全性が計られ、オペレータの疲労が軽減さ
れる。
の後方に各々リフトシリンダを設置し、リフトチ
エーンをチエーンホイールに懸架し、第２マスト
の型材を形成するフランジおよびウエブで囲まれ
る空間域あるいはこの空間域にかかる空間に垂下
させ、一端をリフトブラケツトに固定し、他端を
第１マストに固定したことにより、良好な視界域
が得られ、従つてフオークリフト作業の能率向
上、安全性が計られ、オペレータの疲労が軽減さ
れる。
第１図は、従来例を示すフオークリフトの正面
図、第２図乃至第６図は本考案の一実施例を示
し、第２図は、要部のみを示す正面図、第３図は
側面図、第４図は平面図、第５図は第４図方向
の矢視図、第６図は第４図方向の矢視図であ
る。 １……第１マスト、２……第２マスト、３……
リフトブラケツト、４……リフトシリンダ、５…
…チエーンホイール、６……リフトチエーン、
８，９……ローラ、１０，１１……クロスメン
バ、１２……空間。
図、第２図乃至第６図は本考案の一実施例を示
し、第２図は、要部のみを示す正面図、第３図は
側面図、第４図は平面図、第５図は第４図方向
の矢視図、第６図は第４図方向の矢視図であ
る。 １……第１マスト、２……第２マスト、３……
リフトブラケツト、４……リフトシリンダ、５…
…チエーンホイール、６……リフトチエーン、
８，９……ローラ、１０，１１……クロスメン
バ、１２……空間。
Claims (1)
- 第１マストと、第１マストに沿い昇降する第２
マストと、該第２マストに沿い昇降するリフトブ
ラケツトとよりなるフオークリフトマストにおい
て、第２マスト上部にチエーンホイールを車体長
手方向と直角に設け、該チエーンホイールにリフ
トチエーンを懸架し、その一端は第２マストを形
成するフランジおよびウエブで囲まれた空間を垂
下し、リフトブラケツトに固定し、他端は第１マ
ストに固定し、マスト後方に第２マストに連結し
たリフトシリンダを配置したことを特徴とするフ
オークリフトマスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1355679U JPS6315279Y2 (ja) | 1979-02-05 | 1979-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1355679U JPS6315279Y2 (ja) | 1979-02-05 | 1979-02-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55113397U JPS55113397U (ja) | 1980-08-09 |
| JPS6315279Y2 true JPS6315279Y2 (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=28831866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1355679U Expired JPS6315279Y2 (ja) | 1979-02-05 | 1979-02-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6315279Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-05 JP JP1355679U patent/JPS6315279Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55113397U (ja) | 1980-08-09 |
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