JPS6141594A - 食肉の変色防止性ラベル用感熱記録材料 - Google Patents

食肉の変色防止性ラベル用感熱記録材料

Info

Publication number
JPS6141594A
JPS6141594A JP59162954A JP16295484A JPS6141594A JP S6141594 A JPS6141594 A JP S6141594A JP 59162954 A JP59162954 A JP 59162954A JP 16295484 A JP16295484 A JP 16295484A JP S6141594 A JPS6141594 A JP S6141594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
support
water
heat
sticking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59162954A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0430919B2 (ja
Inventor
Atsushi Nakazawa
淳 中澤
Kiyoshi Igawa
井川 潔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP59162954A priority Critical patent/JPS6141594A/ja
Publication of JPS6141594A publication Critical patent/JPS6141594A/ja
Publication of JPH0430919B2 publication Critical patent/JPH0430919B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/42Intermediate, backcoat, or covering layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/42Intermediate, backcoat, or covering layers
    • B41M5/426Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by inorganic compounds, e.g. metals, metal salts, metal complexes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/42Intermediate, backcoat, or covering layers
    • B41M5/44Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ラベル用に熱記録材料に関するものであシ、
更に詳しく述べるならば、保存性、耐水性にすぐね、そ
の感熱発色した画像が実用的にすぐれた耐久性を有する
、ラベル用感熱記静材料に関するものである。
従来の技術 従来、ラクトン化合物例えば−クリスタルバイオレット
ラクトンと、有機酸又はフェノールfヒ合物、例えば、
ビスフェノールAを、結合剤、例えば、ポリビニルアル
コール溶液量に分散させた塗料を支持゛体上に塗布して
得られる種々の感熱記録シートが知られている(例えば
特公昭45−14039号公報)− 上記のタイプの感熱記録用シートが加熱されると、その
加熱部分の発色性ラクトン化合物と、有機酸捷たはフェ
ノール化合物とが化学的に反応して発色する。この場合
感熱記録シートに要求される基本的特性は、その発色が
良好であると同時に外観ができるだけ白くて自然紙様で
あり、しかも長期保存性があり、特に重要不可欠の特性
として、(イ)感度の高いこと、(ロ)スティッキング
(粘着)性がないこと、e→サーマルヘッドに粕附着が
なくサーマルヘッドとの適合性のよいととなどが要請さ
れている。
このように感熱記録シートは、その用途に応じて上記特
性を有することが望まれるが、この種のタイプの発色染
料は光、水、温度、可塑剤および油等に対して不安定で
あるために、保存時の経時変化が常に間匹となる。従っ
て、かかる記録シートを用いてこれに所望の印字を施す
時は、その記録発色は極めて鮮明に発現する。しかし、
この発色部に可塑剤を多く含んだプラスチックフィルム
(例えばポリ塩化ビニルの軟質フィルム)を密着させた
り、油や脂肪類を付着したまま保存したりすると、その
密着あるいは付着部分が退色してしまうという欠点があ
った。また発色部が長時間水に接触した場合にも、著し
い退色を生ずることもしばしばみられる。
(3] クトン化合物を主とする染料を使用する発色系、すなわ
ち、染料発色型の感熱記録材料において、特に顕著に現
われる。すなわち上記退色現象は、使用する発色性ラク
トン化合物の化学構造に依存するのではなく、特に、有
機酸やフェノール化合物が可塑剤や油にとけるため上記
のような不都合を生ずるものと推定されている。従って
、感熱記録材料が、油や可塑剤と接触時に発生する場合
、上記の退色現象の防止方策の開発が強く要請されてき
た。
そこで、これらの欠点を改良するために感熱発色層上に
保護層を設けることが、例えば特開昭48−51644
号公報などによシ提案され、更にそのいくつかの応用が
下記公報に開示されている。例えば実公昭59−990
9には水溶性高分子物質とこれを耐水化せしめる耐水化
剤とからなる障壁層を感熱発色層上に設ける提案がなさ
れている。さらに、実開昭56−14061には支持体
の裏面からの可塑剤の浸透を阻止せしめるために、感熱
発色紙の裏面に水溶性高分子からなる障壁層を設けるこ
とが提案されている。
この支持体の裏面に障壁層を設けた感熱記録材料を剥、
離ラベルとして使用する場合、この障壁層は、軟質ポリ
塩化ビニル等のラップフィルム中の可塑剤が感圧接着層
および支持体を浸透して感熱発色層に到達して記録画像
を消失せしめることを防止する目的に有効である。しか
しながら、支持体裏面に氷解性高分子物質または耐水化
剤を併用したものからなる障壁層を設けた剥離ラベルを
、食肉類を塩ビフィルム等で包装した商品の」二に貼着
したとき、僅か数時間後にラベルを貼着された肉の部分
が変色するという欠点があシ、ラベルが肉などの商品価
値を低下させるという問題がある。
ラベル貼着部の肉の変色の理由は、推測の域を出がいが
、内申の色素蛋白であるミオグロビンの本来の色(暗赤
色)に関係し、肉が鮮明な赤色を示すのは酸素化したオ
キシミオグロビンによるものであり、空気が供給されな
い場合にあっては肉の色は暗赤色を呈する現象が関与し
ていると考えられる。すなわちラベルは、鮮肉に対する
空気の供給を阻止してし1うものであっては々らないわ
けである。
本発明が解決しようとする問題点は、ラベル用感熱記録
材料の、上述のような、可塑剤や油脂による退色や肉等
の商品に接触したとき、それに生ずる変色などの欠点を
解消することにある0すなわち可塑剤や油脂の浸透を防
止して発色画像の退色を防止するととができ、かつ、空
気の流通を許して鮮肉の変色を防止することのできるラ
ベル用感熱記録材料の開発が望まれているのである。
本発明のラベル用感熱記録材料は、 支持体と、 この支持体の表面上に形成され、発色性染料と、この染
料に対する加熱時顕色物質と、および結着剤とを含んで
なる感熱発色層と、 この発色層上に形成され、水溶性高分子化合物と、この
化合物に対する耐水化剤とを含んでなる表面保護層と、 前記支持体の裏面上に形成された粘着剤層と、前記粘着
剤層上に積層された剥離台紙とを含み、前記支持体裏面
と前記粘着剤層との間に、水溶性高分子化合物と、この
結着剤に対する耐水化剤と・ 炭酸カルシウム、粉末、
および/又は、JISK−510iによる吸油量が50
mZ/1009以上の吸油能を有する粉末とを含んでな
るバックコート層が設けられていることを特徴とするも
のである。
上記バックコート層は、記録材料の裏面側(粘着剤層側
)から、可塑剤、油脂等が、支持体表面側の発色層に浸
透することを阻止して発色層中の発色画像の退色を防止
し、空気が粘着剤層を通って鮮肉等に供給されることを
許し、それによって鮮肉の変色を防止する効果を有する
ものである。
本発明の記録材料の支持体は一般に土質紙、中質紙、新
聞用紙などの各種紙基材、および合成パルプ紙などの合
成紙などにより形成される。
支持体の表面上に発色性染料と、この染料を、る感熱発
色層が形成される。
発色性染料(無色又は淡色染料)としては、格別の限定
はないが、例えば3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル
−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−シ
クロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−ジエチルアミン−7−クロロアニリノフル
オラン、3−〔N−エチル−N−(p−メチルフェニル
)アミン〕−6−メチル−7−アニリツフルオラン、3
−ジエチルアミン−7−(メタトリフルオロメチル)ア
ニリノフルオラン、3−ジ−n−ブチルアミノ−7−ク
ロロア冊リッフルオランなどのフルオラン系、3.3−
ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチル了
ミノフタリド(クリスタルバイオレットジクトン)、3
,3−ビス−(p−ジブチルアミノフェニル)フタリド
、3.3−ビス−(p−ジメチルアミノフェニル)フタ
リド、4−ヒドロキシ−4′、ジメチルアミノトリノヱ
ニルメタンラクトンなどのトリフェニルメタン系、3−
メチル−ジ−β−ナフトスピロラン、1.3.3−トリ
メチル−6フークロロー8′−メトキシインドリノベン
ゾスピロランなどのスピロラン系、さらには、オー2ミ
ン系、ローダミンラクタム系、フェノチアジン系などの
ロイコ染料を1種以上使用することができる。
上記発色性染料を加熱にJ:り発色(顕色)する物質(
加熱時顕色性物質)としては、例えば、酸性白土、ゼオ
ライト、酸化ケイ累などの無機固体胃性物質やシーウ酸
、マレイン酸、没食子酸、安息香酸などの有機酸および
それらの誘導体および金属塩なども用いられるが、難水
溶性のフェノール性化合物の使用が好適で、中でも分子
中に2個以上の水酸基を有するフェノ、−ル性化合物が
よい−例えば4,4′−イソプロピリデンジフェノール
、4.4′−イソプロピリデンビス(2−クロロフェノ
ール)、4,4′−イソプロピリデン(2−メチルフェ
ノール)、4,4′−イソプロピリデンビス(2、1−
tert−ブチルフェノール)、4.4’−戴一プチリ
デンジフェノール、’4 、4’−シクロヘキシリデン
ジフェノール、4− tert−ブチルフェノール、4
 、4’−シクロヘキシリデンジフェノール、−4−t
ert−ブチルフェノール、4−フェニルフェノール、
4−ヒドロキシジフェノキシド、ナフトール、β−ナフ
トール、メチル−4−ヒドロキシベンゾエート、4−ヒ
ドロキシ7タル酸ジメチル、4−ヒトルキシアセトフェ
ノン、p−オキシ安息香酸エステル類、ノボラ゛ツク型
フェノール樹脂、ハ四ゲン化−ノボラック型フェノール
樹脂などがあり、これらの1種、または、2種以上を任
意に使用することができる。たソし本発明は上記例に限
定されるものではない。
本発明の感熱発色層に用いられる結着剤には、感熱発色
を阻害しない限り格別の限定はない。すなわち、結着剤
は発色性染料および前記顕色性物質の各分散液と混合さ
れた時に、液が発色したシ、凝集したり、あるいは、高
粘度となっ7’(シするようなものでないことが好まし
い。また発色性を阻害しないことおよび形成皮膜が強靭
であることなどの特性が要求されるが、保藺層を設ける
ためにスティッキング、カス付着、摩耗などのサーマル
ヘッドとの適合性に関しては特に要求されることがなく
、例えばポリビニールアルコール、澱粉類、ヒドロキシ
エチルセルロース、アラビヤゴム、ポリビニルピロリド
ン、アクリル酸(またはメタアクリル酸)エステル共重
合体のアルカリ塩、スチレン/無水マレイン酸共重合体
のアルカリ塩、イソブチレイ/無水マレイン酸共重合体
のアルカリ塩、アクリルアミド共重体などの水溶性高分
子化合物およびスチレン/ブタジェン共重合体、ポリ酢
酸ビニル、アクリル酸エステル共重合体などの高分子ラ
テックス、またはエマルジョンなどを挙げることができ
る。
さらに本発明における感熱発色層には、前記発色染料、
顕色性物質、結着剤などのほか必要に応じて以下に示す
種々の9質を添加することができる。例えば塗液適性の
改善、白色度などをさらに改良するために、無W料、そ
の他の充填剤を、発色感度向上のために各種ワックス例
えば高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸金属塩およびジベン
ジルテレフタレートなどの各種熱可融性物質、融点降下
物質を、さらには分散性、塗工適性を改良するために適
合性のある消泡剤、分散剤、湿潤剤などを使用すること
ができる。
感熱発色層上には、水溶性高分子化合物と、この化合物
に対する耐水化剤とを含んでなる表面保護層が形成され
る。この保護層は、硬化剤、顔料、および滑剤などを含
んでいてもよい。
水溶性高分子化合物としては、格別の限定はないが、例
えばポリビニルアルコール、カゼイン、澱粉類、ヒドロ
キシエチルセルロース、アラビヤゴム、ポリビニルピロ
リドン、アクリル酸(またはメタアクリル酸)エステル
共重合体のアルカリ塩、スチレン/無水マレイン酸共重
合体のアルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共重
合体のアルカリ塩、ジイソブチレン/無水マレイン酸共
重合体のアルカリ塩、アクリルアミド(またはメタアク
リルアミド)/アクリル酸(またはメタアクリル酸)エ
ステル共重合体、などの水際性高分子化合物などが挙げ
られるが、必ずしもこれに限余されるものではない。
保護層全成分としての要件は、優れた成膜性能を有し、
得られた皮膜が可塑剤、油類、有機溶剤などに溶解しな
いことが必要であると同時に、塗工時における感熱発色
層の発色に防止するため100℃以下の比較的低温乾燥
条件においても充分な成膜性能を有するものでなければ
ならないことである。
また耐水化剤としては、グリオキザール、ポリアルデヒ
ドなどのジアルデヒド系、ポリエチレンイミンなどのポ
リアミン系、エポキシ系ポリアミド樹脂、グリセリンジ
グリシジルエーテルなどのジグリシジル系、ジメチロー
ルウレアなどの他過硫酸アンモニウムや塩化第二鉄、塩
化マグネシウムなどの金属塩、塩化アンモニウムなどの
化合物を用いるととができる。。
さらに顔料としては、カオリン、クレー1、タルク、炭
酸カルシウム、焼成りレーー酸化チタン、ケイソウ土、
シリカ、合成ケイ酸アルミニウム、合成り・イ酸マグネ
シウム、酸化アルミニウム、ポリスチレン微粒子、尿素
−ホルマリン樹脂微粒子等 ・がある。
さらにまた滑剤としては、扁級脂肪酸、高級脂肪酸アミ
ド、高級脂肪酸金属塩、パラフィンワックス、マイクロ
クリスタリンワックスなどを用いることができる。
しかして水溶性高分子および耐水化剤の配合量は、保護
層全成分の50重重量板上とすることが必要で、これ以
下であると耐可塑剤性、耐油性の特性を低下させて不適
となることがある。水溶性高分子100重量係に対する
耐水fi剤の量は5〜100重itチ好ましくは20〜
80重量%である。
この場合耐水化剤量が5重量係以下であると、架橋を充
分に進行させることができず、このため充分な耐水性や
サーマルヘッドとの適合性が得られないことがあるばか
りか、架橋による分子構造を密にすることができないの
で、耐可塑剤性および耐油性の低下を招来して所望する
効果が得られないことがある0 保護層の塗布量は、サーマルヘッドから発色層への熱伝
導が阻害されない程度に適宜調節されるものであるが、
通常1〜109/d好ましくは2〜7f/n?とするこ
とがよい。このようにして熱感度を低下させることなく
所望の効果を得ることができる。
支持体の裏面側に形成される粘着剤層と、剥離台紙とは
、ラベル用に一般に用いられるものであってもよい 支持体の裏面と、粘着剤層との間に、水溶性高分子化合
物と、この結着剤を耐水化する耐水化剤と、炭酸カルシ
ウム粉末、および/又は、JISK−5101の方法に
よる吸油量が、50d/100f以上、好ましくは10
0m1/100f以上の吸油能を有する粉末、特に無機
粉体とを含んでなるバックコート層が設けられる。
本発明のバックコート層は、保護層と同じように、画像
の保存性、耐久性の向上に有効な層として機能すると同
時に2ベル貼着部の鮭肉の変色をも防止するものである
バックコート層に用いられる水溶性高分子化合物は保護
層に用いられる水溶性高分子化合物から選ぶことができ
、同様に、耐水化剤も、保護層に用いられている耐水化
剤から選ぶことができる。
粉体としては炭酸カルシウム及び/又はJISK−51
01法による吸油量が50d/10(1以上の粉体特に
無機粉体、塗布量は、0.5f/m”以上、望ましくは
21/rr?にすることによって、好ましい結果が得ら
れる。かかるバックコート層は、その塗布量が0.6f
/rr?以上で、かつ水溶性高分子化合物の合有率が5
0〜70重量係とすることが好ましい。
本発明で用いられるJIS K−5101法による吸油
量が50mg/100f以上の無機粉体としては活性白
土類としてのモンモリ日ナイト、ベントナイト、カオリ
ン等を含む原土を酸処理したもの、焼成カオリン類とし
てのカオリン私物を焼成した各種焼成カオリン、SiO
□が重量比で80係以上の微粉ケイ酸類、合成ケイ酸ア
ルミ類及びAt20g  が重量比で80係以上の酸化
アルミ類として、微粉酸化アルミ類、その他、水不溶性
微粉末状尿、素ホルマリン樹脂等の有機粉体が有効であ
る。
本発明のラベル用感熱記録材料を製造するには、支持体
の表面K、感熱発色層および保護層を形成し、支持体の
裏面にバックコート層を形成した後、バックコート層上
に感・圧粘着剤を塗布又は貼着して粘着剤層を形成し、
その表面に剥離台紙を貼布する。この記録材料は、う、
ベルとしてラップフィルム、包装紙などに貼布して使用
することができる0 (実施例) 以下に本発明を実施例によりてさらに具体的に説明する
。たソし本発明は本例に限定されるものではない。各実
施例中の部および係はとくに断υのない限シは重量部お
よび重量%を示している。
実施例1 (1)A液調製 3−(N−メチル−N−シクロヘキシ ルアミノ)−6−メチル−7−アニリツフルオラン  
        □6部5チヒドロキシエチルセルロー
ス水溶i   24部(2)B液調製 4.4′−イソプロピリデンジフェノール  25部ス
テアリン酸アミド      16部5チヒドロキシエ
チルセルロー淋溶液 140部上記A液およびB液の固
形成分を夫々側々にサンドミルで、平均粒径3μ以下に
粉砕、分散した。
(3)C液調製 −10憾アセトアセチ四基含有WM<溶液 100部(
アセトアセチル基含量6モルチ、ケン゛化度98壬ル係
、重合度1100) 60%カオリン分散液      5部30チステアリ
ン酸亜鉛     5部30%ポリアルデヒド?!! 
   30部(4)D液調製 10、% ポリビニルアルコール水溶液  100部6
0% 炭酸カルシウム(ソフトン2200)分散液  
       3.5部 30係 合成ケイ酸アルミ分散液    7部30’l
  ポリアルデヒド溶液      2部(5)発色層
の形成 カオリン60係水分散液40部、A液30部、B液20
0部および粘着剤として1()係ポリビニルアルコール
水溶液100部を混合u室液とする。この塗液f50f
/lr?の原紙上に乾燥重量が79/rrlになるよう
に塗工した後、キャレンダー処理を行いペック平滑度2
50秒の感熱発色層を設けた。
(6)保護層の形成 上記発色層上にC液を乾燥重量が327−になるように
塗工し保護層を設け2層構成よりなる感熱記録材料を得
た0 (η バックコート層の形成 上記発色層および保護層を設けた原紙の裏面にD液を乾
燥重量が2f/げになるように塗工した。
(8)粘着剤層の形成 アクリル酸2エチルヘキシル       70部アク
リル酸ブチル          26部アクリル酸 
          4部からなる粘着剤を乾燥重量2
5f/W?になるように剥離台紙上に塗付し、乾燥後原
紙のD液塗付面に貼着した。
得られたラベル用感熱記録材料を、後に述べる試験に供
した。結果を第1表に示す0 実施例2 実施例1で使用したD液(バックコート層塗液)の粉末
成分である炭酸カルシウムと合成ケイ酸アルミの混合物
の代りに、炭酸カルシウムのみを用いたこと以外は実施
例1と同様にして感熱記録材料を得た。
実施例3 実施例2で使用し7’cD液(バックコート層塗液)の
粉末成分である炭酸カルシウムの代シに、微粉硅酸を用
いたこと以外は実施例2と同様にして感熱記録材料を得
た0 比較例1 実施例3で使用しycD液(バックコート層塗液)(2
o) の粉末成分である微粉硅酸の代りに、第1表記載の各種
の無機有機の粉体を使用したこと以外は、実施例3と同
様の操作を行った。結果を表に示す。
比較例2 実施例1のバックコート層を設けなかったこと以外は実
施例1と同じようにして、感熱記録材料を得た。
上記の実施例および比較例の各感熱記録材料を室温で3
日間放置後、Copix 7100 (商品名、東芝電
気社製)によpペタ黒記録で発色させたところ、それぞ
れマクベス反射濃度計(RD −514)で1.2以上
の高濃度で鮮明な黒発色画像を得た。
次いでこのものから常法により所定の供試片を作成し、
発色部の耐水性、耐塩ビフィルム性および耐油性を次の
試験によシ測定した。結果を第1表に示す。
(1)耐水性試験:供試片を水量に24時間(常温下)
浸漬後覗出し乾燥し友 後マクベス反射濃度計により 発色濃度を測定し、水浸漬前 濃度に対する比率(t@を算定し C0 (2)耐塩fヒビニルフィルム性試験:供試片に軟質ポ
リ塩化ビニルフィルムを 重ね合わせ、20℃、300 t/−の荷重下で24時間両 者を接触させた場合の発色面 像の濃度を測定しfc。
(3)耐油性試WA=供試片に綿実油を常法によシ塗布
し、20℃の温度下に 24時間放置後の各発色画像 の残存濃度を測定した0 (4)白変色試験:供試片の裏面に粘着剤層を積層し、
牛の群内に密着して血 装したポリ塩化ビニルラップ フィルム上に貼着し、5℃の 温度下に24時間放置後、貼 着部の肉の変色度合を観察し 7t。
上表から明かなように、実施例1〜3の記録材料は比較
例1〜2のそれらに比べ、耐ポリ塩fヒビニルフィルム
性、耐油性がすぐれ、しかも肉の変色防止が向上してい
た。
発明の効果 本発明によれば、耐水性、耐可塑剤性、耐水性及び変の
変色防止に秀れた感熱記録型剥離紙をうろことができる
ので、従来は剥離ラベルの記録には困蛯とされていた感
熱記録方式の運用金可能とし、鮮肉類の塩ビフイルム包
装に適用しても肉の変色を生じることがなく極めて有用
である。
すなわち、感熱記録用剥離ラベルを例えば鮮肉の塩ビフ
イルム包装面に貼着し友場合、原紙を支持体とする感熱
記録材料の裏面に単にバリヤー性のある水浴性高分子(
例えば通常のケン化PVA。
カゼインなど)および耐水化剤を含むバックコートrv
Iを設けたラベル等にあっては0℃で放置した場合にお
いても−、数時間で貼着部の鮮肉が暗赤色に変色するの
に対して、本発明の水浴性高分子、耐水化剤、に炭酸カ
ルシウム及び/又は吸油量が50 mg/ I O(i
 1以上の無機粉体を併用したバックコート層を設はプ
ζラベルでは48時間以上経ても貼着部の変色は生じな
く、しかも、坩ビフィルムの可塑剤の侵透による消色も
生じない。なお、原紙の裏面にバックコート層のない感
熱記録剥離ラベルにおいても貼着部の肉の変色は生じな
いが裏面からの可塑剤の浸透に↓る消色の阻止は不完全
である。本発明によるバックコート層を設けることによ
ってのみ、肉の変色防止と裏面からの耐可塑剤性を両立
させることができ、実用的な計重。
およびPO8用バーコード値付はシステムによる鮮肉類
の塩ビフィルム等でパック包装した商品に貼着するラベ
ル用紙として完全なものとなる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体と、 この支持体の表面上に形成され、発色性染料と、この染
    料に対する加熱時顕色物質と、および結着剤とを含んで
    なる感熱発色層と、 この発色層上に形成され、水溶性高分子化合物と、この
    化合物に対する耐水化剤とを含んでなる表面保護層と、 前記支持体の裏面上に形成された粘着剤層と、前記粘着
    剤層上に積層された剥離台紙とを含み、前記支持体裏面
    と前記粘着剤層との間に、水溶性高分子化合物と、この
    結着剤に対する耐水化剤と、炭酸カルシウム粉末、およ
    び/又は、JIS K−5101による吸油量が50m
    l/100g以上の吸油能を有する粉末とを含んでなる
    バックコート層が設けられている、 ラベル用感熱記録材料。
JP59162954A 1984-08-03 1984-08-03 食肉の変色防止性ラベル用感熱記録材料 Granted JPS6141594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59162954A JPS6141594A (ja) 1984-08-03 1984-08-03 食肉の変色防止性ラベル用感熱記録材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59162954A JPS6141594A (ja) 1984-08-03 1984-08-03 食肉の変色防止性ラベル用感熱記録材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6141594A true JPS6141594A (ja) 1986-02-27
JPH0430919B2 JPH0430919B2 (ja) 1992-05-25

Family

ID=15764426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59162954A Granted JPS6141594A (ja) 1984-08-03 1984-08-03 食肉の変色防止性ラベル用感熱記録材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6141594A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0440388A2 (en) * 1990-01-29 1991-08-07 Kanzaki Paper Manufacturing Co., Ltd. Heat-sensitive recording material useful for labels

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5386229A (en) * 1977-01-07 1978-07-29 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd Thermosensitive recording body
JPS5423545A (en) * 1977-07-22 1979-02-22 Mitsubishi Paper Mills Ltd Heat sensitive paper with reduced adherability of dregs to thermal head
JPS54118847A (en) * 1978-03-07 1979-09-14 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd Heat sensitive recorder
JPS5651385A (en) * 1979-10-01 1981-05-08 Ricoh Co Ltd Thermo sensitive recording sheet
JPS56140461U (ja) * 1980-03-26 1981-10-23
JPS57123087A (en) * 1981-01-23 1982-07-31 Ricoh Co Ltd Heat-sensitive recording type release paper
JPS57123088A (en) * 1981-01-23 1982-07-31 Ricoh Co Ltd Heat-sensitive recording type release paper
JPS58203092A (ja) * 1982-05-24 1983-11-26 Ricoh Co Ltd 感熱記録シ−ト
JPS58211489A (ja) * 1982-06-02 1983-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 感熱記録紙
JPS58196162U (ja) * 1982-06-25 1983-12-27 株式会社リコー 感熱記録型剥離紙
JPS5949994A (ja) * 1982-09-16 1984-03-22 Ricoh Co Ltd 感熱記録型ラベル
JPS59155097A (ja) * 1983-09-29 1984-09-04 Mitsubishi Paper Mills Ltd サ−マルヘツドへのカス付着を少なくした感熱紙
JPH0221249U (ja) * 1988-07-27 1990-02-13

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5386229A (en) * 1977-01-07 1978-07-29 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd Thermosensitive recording body
JPS5423545A (en) * 1977-07-22 1979-02-22 Mitsubishi Paper Mills Ltd Heat sensitive paper with reduced adherability of dregs to thermal head
JPS54118847A (en) * 1978-03-07 1979-09-14 Kanzaki Paper Mfg Co Ltd Heat sensitive recorder
JPS5651385A (en) * 1979-10-01 1981-05-08 Ricoh Co Ltd Thermo sensitive recording sheet
JPS56140461U (ja) * 1980-03-26 1981-10-23
JPS57123087A (en) * 1981-01-23 1982-07-31 Ricoh Co Ltd Heat-sensitive recording type release paper
JPS57123088A (en) * 1981-01-23 1982-07-31 Ricoh Co Ltd Heat-sensitive recording type release paper
JPS58203092A (ja) * 1982-05-24 1983-11-26 Ricoh Co Ltd 感熱記録シ−ト
JPS58211489A (ja) * 1982-06-02 1983-12-08 Fuji Xerox Co Ltd 感熱記録紙
JPS58196162U (ja) * 1982-06-25 1983-12-27 株式会社リコー 感熱記録型剥離紙
JPS5949994A (ja) * 1982-09-16 1984-03-22 Ricoh Co Ltd 感熱記録型ラベル
JPS59155097A (ja) * 1983-09-29 1984-09-04 Mitsubishi Paper Mills Ltd サ−マルヘツドへのカス付着を少なくした感熱紙
JPH0221249U (ja) * 1988-07-27 1990-02-13

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0440388A2 (en) * 1990-01-29 1991-08-07 Kanzaki Paper Manufacturing Co., Ltd. Heat-sensitive recording material useful for labels
EP0440388A3 (en) * 1990-01-29 1991-09-18 Kanzaki Paper Manufacturing Co., Ltd. Heat-sensitive recording material useful for labels

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0430919B2 (ja) 1992-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6135284A (ja) 二色感熱記録型ラベル用剥離紙
US4686546A (en) Heat-sensitive recording paper
GB2179170A (en) Thermosensitive recording material
JPS5833838B2 (ja) 感熱記録体
JPS625881A (ja) 感熱記録体
JPS6141594A (ja) 食肉の変色防止性ラベル用感熱記録材料
JPS5967081A (ja) 感熱記録シ−ト
JPH03284984A (ja) 感熱記録材料
JPS583899A (ja) 感熱記録シ−ト
JPS61139482A (ja) 感熱記録紙
JPS62240580A (ja) 感熱記録紙
JPH01208190A (ja) 感熱記録材料
JPH0662004B2 (ja) 感熱記録紙
JPS60245591A (ja) 感熱記録材料
JPH02307784A (ja) 感熱記録材料
JPH04110188A (ja) 感熱記録体
JPH0425877B2 (ja)
JP2597422B2 (ja) 感熱記録材料
JP2925256B2 (ja) 感熱記録体
JPH04219282A (ja) 感熱記録材料
JPH0474686A (ja) 感熱記録材料
JPH01182090A (ja) 感熱記録材料
JPH09175022A (ja) 感熱記録材料
JPH04310789A (ja) 感熱記録体
JPS61108583A (ja) 感熱記録体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees