JPS6140960Y2 - - Google Patents

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JPS6140960Y2
JPS6140960Y2 JP1981060348U JP6034881U JPS6140960Y2 JP S6140960 Y2 JPS6140960 Y2 JP S6140960Y2 JP 1981060348 U JP1981060348 U JP 1981060348U JP 6034881 U JP6034881 U JP 6034881U JP S6140960 Y2 JPS6140960 Y2 JP S6140960Y2
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JP
Japan
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motor
blower
storage case
case
elastic body
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JP1981060348U
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JPS57172198U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として自動車に設けられる送風
機ユニツトに関するものである。
従来のこの種の送風機ユニツトにおいては、送
風機に取付けられたモータを放熱させるために送
風機ケースに形成の孔から外部へ突出すると共
に、モータに溶接された鉄製のフランジを前記孔
が密閉されるよう送風機ケースに固定して、送風
機とモータとを送風機ケースに支持している。前
記送風機ケースの孔とフランジとは、送風機より
もその径が大きく形成されており、組立時又はメ
インテナンス時に送風機を容易に取付け、取外し
できるようになされている。
しかしながら、このように取付け、取外しが容
易である反面、モータが外部に露出しているので
モータ音が直接車室内に伝わるばかりでなく、モ
ータに径の大きいフランジが溶接されているの
で、モータの振動と該フランジが共鳴して大きな
騒音を発生していた。
そこで、この考案においては、送風機ケースに
一体にモータの周囲を囲むモータ収納ケースを形
成し、このモータ収納ケースによりモータ音を遮
断すると共に、モータをモータ収納ケース内に弾
性体を介して支持し、この弾性体によりモータの
振動を吸収して騒音を少なくし、しかも送風機ケ
ースとモータ収納ケースとを左右に二分割して取
付けるようにして、送風機の取外しも容易である
送風機ユニツトを提供しようとするものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図乃至第3図において、遠心型の送風機1
は、その中心でモータ2と図示しない回転軸を介
して連結され、モータ2により回転される。この
送風機2の周囲は円盤状の送風機ケース3によつ
て囲まれている。
送風機ケース3は、縦方向の分割面を境に左部
材3aと右部材3bとに二分割されており、該送
風機ケース3の中心方向の両側で、送風機ケース
3の左又は右部材3a,3bと一体に、同じく二
分割された空気導入ケース4の左又は右部材4
a,4bとモータ収納ケース5の左又は右部材5
a,5bとが形成されている。また、送風機ケー
ス3の左又は右部材3a,3bの一方には、吹出
部18が側方に突出するように形成されている。
上記送風機ケース3、空気導入ケース4及びモー
タ収納ケース5の各左部材3a,4a,5aと各
右部材3b,4b,5bとは、分割面付近に複数
形成された係止部6を止め具19で挾むことによ
つて結合されている。
空気導入ケース4は、内気入口7と外気入口8
とがそれぞれ分割面を含むように先端側と下方に
形成されていると共に、内外気切換ドア9が、そ
の回動軸9aの両端が空気導入ケース4の左部材
4aと右部材4bのそれぞれに形成の挿入孔10
a,10bに挿入されて、回動自在に設けられて
いる。この内外気切換ドア9の位置により内気入
口7又は外気入口8が開閉される。
モータ収納ケース5は、該ケース5内に収納さ
れたモータ2との間に若干のすき間を有し、その
内面に位置決め用突出部11a,11bが一定の
幅をもつて周方向に形成されていると共に、該突
出部11a,11bの間に位置決め用ピン12が
立設されている。そして、このモータ収納ケース
5の内面に下記する弾性体13が、該弾性体13
の外側の周方向に形成された突起14a,14
b,14cのうちの左右の突起14a,14cが
モータ収納ケース5の位置決め用突出部11a,
11bに当接し、且つ該弾性体13に形成の嵌入
用孔20にモータ収納ケース5の位置決め用ピン
12が嵌入されて取付けられている。したがつ
て、弾性体13をモータ収納ケース5の取付ける
にあたつては、弾性体13の取付位置が前記突出
部11a,11bとピン12とにより定められて
いるので、取付けミスがなく確実で、しかも容易
にできる。
弾性体13は樹脂製で、前記突起14a,14
b,14cの他に、その内側に凸部15が形成さ
れており、該凸部15がモータ2の外周に形成さ
れた溝16に嵌合している。この弾性体13の凸
部15は、送風機ユニツトの組立時にモータ2の
溝16に嵌入されるもので、これによりモータ2
がモータ収納ケース5内に弾性体13を介在させ
て支持されている。
さらに前記モータ収納ケース5には、送風機ケ
ース3からバイパスされた冷却用通風路17が設
けられており、この冷却用通風路17は、送風機
1の周辺の送風機ケース3内と、モータ2の後部
付近のモータ収納ケース5内とを連通している。
したがつて、送風機1の回転によつて生じる送風
の一部がこの冷却用通風路17を通つてモータ2
の後部付近に導びかれ、モータ2の冷却が行なわ
れる。また、この冷却用通風路17は、分割面を
有して左又は右部材17a,17bに二分割され
て、それぞれの左又は右部材17a,17bは、
送風機ケース3の左又は右部材3a,3b及びモ
ータ収納ケース5の左又は右部材5a,5bと一
体に形成されている。
上記の構成において、モータ2が回転するとそ
のモータ音が発生すると共に、モータ2が振動す
る。しかしながら、モータ2の周囲がモータ収納
ケース5により囲まれているので、そのモータ音
は遮断され、また、モータ2とモータ収納ケース
5との間には、弾性体13が介在されているの
で、その振動は弾性体13に吸収され、騒音を小
さくすることができる。
この考案の送風機を組立てるには、まず弾性体
13をモータ収納ケース5の左部材5aと右部材
5bとの内面に、その嵌合孔20を位置決め用ピ
ン12に被挿すると共に、突起14a,14cと
位置決め用突出部11a,11bとで位置を決定
して取付け、しかる後に、送風機1とモータ2及
び内外気切換ドア9を挾むように各ケース3,
4,5の左部材3a,4a,5aを右部材3b,
4b,5bに結合する。その際に弾性体13の凸
部15がモータ2の外周に形成された溝16に嵌
合される。これにより、弾性体13はモータ収納
ケース5およびモータ2に、強い振動があつても
離れないように強固に固着される。
以上述べたように、この考案によれば、自動車
等の室内に設けられる送風機ユニツトにおいて、
モータの周囲をモータ収納ケースで完全に囲むこ
とができる。したがつて、騒音を外部へ逃すこと
がないし、また、外部からのほこりや水などが付
着する恐れもない。
また、モータは弾性体を介して支持されている
ので、モータの振動を吸収し、モータ収納ケース
へ伝えることが防がれる。
しかも弾性体はモータ及びモータ収納ケースに
強固に結合されているので、モータの周囲全体を
覆う必要もなく、巾の狭いもので良いし、その結
果として、モータとモータ収納ケース間には、空
間が生じることになり、モータの冷却にも好都合
である。
更に、モータ収納ケースは、左又は右部材とに
二分割されると共に、二分割の送風機ケースと一
体形成であるので、組立が送風機ケースと共に同
時にでき、手数の増加とならない利点を有してい
る。
更にまた、モータの収納も、モータ収納ケース
に取付けられた弾性体が組立時にモータの溝に嵌
入してモータをモータ収納ケース内に支持するよ
うにしたので、送風機ケースの取付け、取外し作
業が容易であり、手間を要することがないのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例の送風機ユニツトを示
し、第1図は断面図、第2図はその分解斜視図、
第3図は要部拡大の断面図である。 1……送風機、2……モータ、3……送風機ケ
ース、3a……送風機ケースの左部材、3b……
送風機ケースの右部材、5……モータ収納ケー
ス、5a……モータ収納ケースの左部材、5b…
…モータ収納ケースの右部材、11a,11b…
…位置決め用突出部、12……位置決め用ピン、
13……弾性体、15……凸部、16……溝、1
7……冷却用通風路、17a……冷却用通風路の
左部材、17b……冷却用通風路の右部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二分割されている送風機ケース3の左又は右部
    材3a,3bに、モータを完全に収納するモータ
    収納ケース5の二分割された左又は右部材5a,
    5bをそれぞれ一体的に形成すると共に、該モー
    タ収納ケース5の内面に位置決め用突出部11
    a,11bと位置決め用ピン12が設けられ、こ
    の位置決め用突出部11a,11b、位置決め用
    ピン12により位置決め保持される弾性体13
    は、モータ収納ケース5側に突起14a,14c
    と前記位置決め用ピン12が挿入される嵌入用孔
    20が、モータ側にはモータ2に形成の溝16に
    嵌入する凸部15が形成され、組立時にこの弾性
    体13の凸部がモータ2の外周に形成の溝16に
    嵌入されて、該モータ2がモータ収納ケース5内
    に弾性体13を介在して支持されるようにしたこ
    とを特徴とする送風機ユニツト。
JP1981060348U 1981-04-25 1981-04-25 Expired JPS6140960Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981060348U JPS6140960Y2 (ja) 1981-04-25 1981-04-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981060348U JPS6140960Y2 (ja) 1981-04-25 1981-04-25

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Publication Number Publication Date
JPS57172198U JPS57172198U (ja) 1982-10-29
JPS6140960Y2 true JPS6140960Y2 (ja) 1986-11-21

Family

ID=29856651

Family Applications (1)

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JP1981060348U Expired JPS6140960Y2 (ja) 1981-04-25 1981-04-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05172100A (ja) * 1991-10-09 1993-07-09 Hitachi Ltd 遠心送風機,自動車用空気調和装置の送風機及び遠心送風機を備えた自動車用空気調和装置

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KR100450121B1 (ko) * 2002-07-26 2004-09-30 모딘코리아 유한회사 차량용 공조장치의 송풍기

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JPS5142796U (ja) * 1974-09-24 1976-03-30
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JPS57172198U (ja) 1982-10-29

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