JPS6140114Y2 - - Google Patents

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JPS6140114Y2
JPS6140114Y2 JP7948181U JP7948181U JPS6140114Y2 JP S6140114 Y2 JPS6140114 Y2 JP S6140114Y2 JP 7948181 U JP7948181 U JP 7948181U JP 7948181 U JP7948181 U JP 7948181U JP S6140114 Y2 JPS6140114 Y2 JP S6140114Y2
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JP
Japan
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swinging
sorting plate
rack
fixed
rocking
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JP7948181U
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JPS57192140U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脱穀部で脱粒した穀粒を揺動移送選
別する揺動選別板に揺動ラツクを固定する脱穀機
における揺動ラツクの固定装置に関するものであ
る。
従来、この種揺動選別板には、第7図Aに示す
ように、波状の揺動選別板aの上面に、揺動ラツ
クbの基端側下縁を水平方向に折曲形成した固定
片cを上方からスポツト熔接等で固定したり、第
7図Bに示すように、揺動選別板aの先端に、揺
動ラツクdの基端部を左右方向に折曲形成した固
定片eを側方から固定したりしていたが、前者の
ものにあつては、固定片cが揺動選別板aの上
面、即ち選別面にあるため固定片cと揺動選別板
aとの重合部fあるいは揺動ラツクbと揺動選別
板aとの隙間gに芒等が引掛かつて滞溜して処理
物の流れを阻害するうえに、上縁で処理物を移送
する揺動ラツクbは下縁が固定されているが故
に、処理物を移送する上縁に横方向の力が加わつ
た際に倒れやすく円滑な選別移送をすることがで
きない欠点があつた。一方、後者のものにあつて
は、揺動ラツクdは揺動選別体a上面に固定部が
ないため芒等が引掛かることがない利点はある
が、基端のみで固定しているため強度上弱く、左
右方向だけでなく上下方向にも曲がつてしまう欠
点があり、いずれにしろ好ましいものではなかつ
た。
本考案は、上記の如き実状に鑑みこれらの欠点
を一掃すべく創案されたものであつて、その目的
とするところは、揺動ラツクの基端側上縁部を揺
動選別板の下面に下側から固定する構造にして、
揺動選別板の上面に芒等が引掛かる固定重合部を
なくすとともに、揺動ラツクを強固に固定し得
て、揺動ラツク上縁に横方向の力が加わつても倒
れることのない脱穀機における揺動ラツクの固定
装置を提供せんとするものである。
本考案の構成を、図面に示された一実施例に基
いて説明すれば、1は脱穀機本体、2は扱室3内
のフイードチエン4の搬送方向に平行な回転軸2
aを中心として回転する扱胴、5は扱室3下面に
設けられた選別網、6は扱室下方のフイードチエ
ン4搬送始端側に配設した唐箕、7は扱室3で脱
粒した穀粒等を揺動移送選別する揺動選別板、8
は揺動選別板7で選別された一番物の移送樋、9
は二番物の移送樋、10は二番物を扱室3の側方
の還元室に還元する二番スロワ、11は機体後部
に設けられた吸引フアンであつて、これら各部材
は従来どおりの構成になつている。
12は本考案を実施した揺動選別板であつて、
該揺動選別板12は扱室3の後方に位置して四番
物を揺動移送選別するようになつている。揺動選
別板12は第5図に示す如く側面視において鋸歯
状になつているが、揺動選別板12の両側端部に
は下方に向けて折曲形成した折曲片12aが断面
形状略L字状の側板13にスポツト熔接等で熔着
されている。14は揺動選別板12に先端側が突
出した状態で複数本平行に固定された揺動ラツク
であつて、該揺動ラツク14の基端側上縁は揺動
選別板12の下面形状に合わせて鋸歯状に形成す
ると共に、該鋸歯状部より水平方向に折曲形成し
た固定片14aが設けてある。また、揺動ラツク
14の下縁には、長さ方向略全長にわたつて補強
用のリブ14bが横方向に折曲形成してある。そ
して揺動ラツク14は、基端側を揺動選別板12
の下面に下側から固定片14aを当接して前記同
様熔着して固定されている。
次に、叙述の如く構成した本考案の作用につい
て説明する。扱室3で脱粒作用を受けた穀粒は選
別網5を経て揺動選別板7に流下して揺動選別さ
れ、一番物は一番樋8を介して機外に搬出し、二
番物は二番樋9から二番スロワ10を介して扱室
3の側方の二番物の還元室に供給されて再び揺動
選別される。一方、扱室3後方の揺動選別板12
には藁屑等の塵芥の多い四番物が流下して揺動移
送選別されることは、従来の脱穀機と同様であ
る。
この様な脱穀機の穀粒選別作用において、四番
物を揺動選別する揺動選別板12に固定する揺動
ラツク14は、基端側上縁に設けた固定片14a
を揺動選別板12の下面に下側から当接して固定
されているため、揺動選別板12の上面、即ち選
別面には揺動ラツク14の固定重合部がないた
め、塵芥等の多い四番物を揺動移送選別したとし
ても芒等が引掛かつて滞溜することは全くない。
しかも、揺動ラツク14の揺動選別板12から突
出した先端側の処理物を移送する上縁に横方向の
力が加わつても、揺動ラツク14は先端側の作用
面と同じ基端側上縁が揺動選別板12に固定して
いるため倒れずらくなるうえ、さらに、揺動ラツ
ク14は基端側上縁を固定しているが故、処理物
の移送作用並びに揺動選別板12への固定に関係
のない揺動ラツク14の下縁には、固定部を含め
た長さ方向の略全長にわたつてリブ14bを設け
ることができて、揺動ラツク14の強度を一段と
向上して強固なものとすることができる。
尚、上記実施例では揺動ラツク14の固定片1
4aを揺動選別板12に熔着して固定したがこれ
に限定されるものでなく、ビス等を用いて固定し
てもよいことは勿論である。また、上記実施例に
ように四番物を揺動選別する揺動選別板12に用
いるだけでなく、扱室3の下方の揺動選別板7に
用いてもよい。
以上要するに、本考案は、脱穀した穀粒を揺動
選別する揺動選別板に、揺動ラツクを、先端側は
揺動選別板から突出するように設けた脱穀機にお
いて、上記揺動ラツクを、基端側上縁には揺動選
別板の下面に接当する固定片を設けて、揺動選別
板に下側から固定するように構成したことから、
揺動ラツクは、揺動選別板に、揺動移送選別面た
る上面には固定重合部のない下側から固定される
構造となるため、芒等が固定重合部に引掛かつて
滞溜することがない。しかも揺動ラツクは、処理
物を移送作用する先端側の上縁と同じ基端側上縁
をを固定しているが故に、揺動ラツク上縁に横方
向の力が加わつても基端側下縁を固定した従来の
もののように倒れることはなく強固なものにする
ことができるうえ、処理物の移送並びに揺動選別
板への固定に無関係な下縁全長にわたつてリブを
設けることができ、もつて揺動ラツクの強度を一
段と向上することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る脱穀機における揺動ラツ
クの固定装置の一実施例を示すものであつて、第
1図は脱穀機の全体断面側面図、第2図は同上全
体断面正面図、第3図は要部分解斜視図、第4図
は要部平面図、第5図は要部側面図、第6図は第
5図のA−A断面図、第7図A,Bは従来例を示
す要部説明図である。 図中、1は脱穀機、12は揺動選別板、14は
揺動ラツク、14aは固定片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀した穀粒を揺動選別する揺動選別板に、揺
    動ラツクを、先端側は揺動選別板から突出するよ
    うに設けた脱穀機において、上記揺動ラツクを、
    基端側上縁には揺動選別板の下面に接当する固定
    片を設けて、揺動選別板に下側から固定するよう
    に構成したことを特徴とする脱穀機における揺動
    ラツクの固定装置。
JP7948181U 1981-05-30 1981-05-30 Expired JPS6140114Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7948181U JPS6140114Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

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JP7948181U JPS6140114Y2 (ja) 1981-05-30 1981-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57192140U JPS57192140U (ja) 1982-12-06
JPS6140114Y2 true JPS6140114Y2 (ja) 1986-11-17

Family

ID=29875077

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