JPH0122449Y2 - - Google Patents

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JPH0122449Y2
JPH0122449Y2 JP11138884U JP11138884U JPH0122449Y2 JP H0122449 Y2 JPH0122449 Y2 JP H0122449Y2 JP 11138884 U JP11138884 U JP 11138884U JP 11138884 U JP11138884 U JP 11138884U JP H0122449 Y2 JPH0122449 Y2 JP H0122449Y2
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handling
culm
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sorting
funnel
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JP11138884U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は脱穀機に利用されるもので、特に扱室
の下方からその後方にわたり選別室を配設してな
る下扱式脱穀機の四番漏斗に関する。
(従来技術) 上述の構成になる脱穀機では扱室後方に設けた
四番漏斗の後壁の下縁は、下方の揺動選別体と適
当に間隔を保つて、選別室の全巾に亘り同じ高さ
に形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このような下扱式脱穀機では、フイ
ードチエンで穀稈を移送し、排稈移送チエンに引
継ぐとき、穀稈排出口から排出される排稈の穂先
側が扱室下方の揺動選別体に接当し、その移送作
用を受けて後方に折れ曲がり四番漏斗の後壁の裏
面に入り込み、後壁の端部や選別室側壁との角部
に引掛つたり、後壁に乗り上げることにより詰り
が生じたり、搬送姿勢の乱れによる引継ぎ不良が
生ずる欠点があつた。
本考案の技術的課題は排稈が四番漏斗内で、詰
まつたりすることなく整然と移送されるようにす
ることである。
(問題を解決するための技術的手段) 上記問題点を解決するために講じた本考案によ
る脱穀機における四番漏斗装置は次の通りであ
る。
扱室2の側方にフイードチエン8を設け、扱室
2の下方からその後方にわたり穀類を移送選別す
る選別室17を配設してなる下扱式脱穀機におい
て、扱室2の後方に設けた四番漏斗9の後壁を前
低後高に傾斜させた流板25で形成すると共に、
穀類の移送方向から視て該流板25のフイードチ
エン寄り部分の下方下縁25aをフイードチエン
方向に下り傾斜させて延出25bさせたことを特
徴とするものである。
(作用) 穀稈排出口4aから排出される排稈は四番漏斗
9の下部即ち選別室17の上部を通過して四番漏
斗9上方に移送される際、揺動選別体18の後方
移送作用を受けて後方へ折曲しても、フイードチ
エン8後方へ移送される際に、選別室17上部の
フイードチエン8側に設けた四番漏斗流板25の
下方延出部25bに案内されて上方へ移動するに
伴い、フイードチエン方向に下り傾斜した下縁2
5aでしごかれ折れ曲がつた稈の穂先部分はもと
の真直ぐな姿勢に復帰するようになり、詰りなく
整然と後方に移送される。
(実施例) 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する
と、1は扱室2の前壁3及び後壁4間に軸架し外
周に扱歯1aを有する扱胴であり、5は扱室2下
方に張設した受網、6は扱室2上方を覆うシリン
ダーカバー、7は扱室2の一側に開設した扱口、
8は該扱口7の外側に沿つて配設し扱室2の前後
に夫々延出させてフイードチエンである。
3aは前壁3下部に設けた穀稈供給口、4aは
後壁4下部に設けた穀稈排出口、5aは受網5の
終端部に開設した送塵口であつて、フイードチエ
ン8により株元を挾持された穀稈は穀稈供給口3
aから扱室2内の扱胴1の下方を後方移送される
間に扱歯1aにより脱粒され、穀稈排出口4aか
ら扱室2後方の四番漏斗9に排出されるようにな
つている。
10はシリンダーカバー6の扱胴1の回転方向
上手側部より下方に向け突設した固定仕切板で扱
歯1a間に入り込ませてある。11は調節仕切板
で、上記固定仕切板10に重合させ、扱胴回転方
向下手側が固定仕切板10に枢支してあり、長孔
11aを利用して上下に調節可能である。
12は前記固定仕切板10の扱胴回転方向下手
側に軸支して設けた調節制御板で、平面視V字形
に折曲形成し、その折曲基部に設けた支軸12a
をシリンダーカバー6に枢支してあり、調節制御
板10の下縁は扱歯1aの回動軌跡の外方に間隙
をもたせて湾曲形成されている。そして、該支軸
12aのシリンダーカバー6より突出した部分に
設けたアーム13の先端には扱室2始端部上方ま
で延出した調節レバー14が連結されており、調
節レバー14の前後調節により調節制御板12が
支軸12aを中心として回動変位し、扱室2内シ
リンダーカバー6の内壁に沿つて回動する藁屑や
穀粒の回動方向が調節制御板12の方向に沿うよ
うになつている。
従つて、例えば扱室2内の発生藁屑が多い場合
は調節仕切板11を上方に上げ、且つ調節制御板
12の方向を穀稈排出口4a方向へ向けるように
調節すると扱室2内の藁屑の排出が促進され、又
単粒の三番飛散が多い場合は上記とは逆に調節仕
切板11を下げ、調節制御板12を穀稈供給口4
aの方向に指向させると穀粒の受網5からの漏下
が良くなり三番飛散が減少する。
15は扱室2始端部下方に設けた送風フアン、
16は前記四番漏斗9後方に配設され側方に吸引
フアン16aを有する排塵室で、送風フアン15
から排塵室16の下方にわたつて選別風路を有す
る選別室17が形成されており、そのなかに扱室
2下方より後方に穀粒を移送して選別する揺動選
別体18が架設されている。
19は揺動選別体18の上部に設け、始端部を
前記送塵口5a下方にのぞませた上部移送選別棚
で先端は排塵室16下方にのぞませてある。20
は上部移送選別棚19の下方に設け、始端部を受
網5下方にのぞませ先端を一番流板21にのぞま
せた一番移送選別棚であり、22は排塵室16下
方に配設した二番受樋である。
23は四番漏斗9に設けたスターホイール、2
4は突起付きの移送ベルトで、これらは四番漏斗
9の前低後高に傾斜させた流板25に間隔を設け
て対設してあり、上記間隔が排稈通路26となつ
ている。
25bは上記流板25を下方に延出させた三角
形状の延出部で、下縁25aを傾斜させ、選別室
17の上部フイードチエン8寄り隅部を塞ぐよう
にしてのぞませてある。
27は排稈移送チエンで、始端部を四番漏斗9
上方にのぞませ、終端部は機体後部に突出させて
ある。
本考案はこのように構成されており、穀稈をそ
の株元部をフイードチエン8に挾持させて穀稈供
給口3aより供給すると、穀稈は扱室2内で脱粒
され、排稈は穀稈排出口4aから排出され、株元
がフイードチエン8の後方延出部により後方に移
送される間に穂先部は一旦選別室17の上部を通
つてから上向きに方向を変え、四番漏斗9内を流
板25に沿つて排稈通路26に移送される。
排稈通路26に移送されてきた排稈はスターホ
イール23及び突起付ベルト24の回動によりさ
さり落し作用と整然とした排稈姿勢の移送助長作
用を受け排稈通路26の上部では略水平姿勢とな
り排稈移送チエン27に引継がれ、これにより後
方移送され機外に放出される。
一方、受網5から漏下した穀粒及び小さな屑は
一番選別棚20で後方移送される間に選別され、
一番物は一番流板21に落下して収集され、屑は
排塵室16を経て機外に放出され、又、受網5よ
り漏下しなかつた送塵物は送塵口5aから上部移
送選別棚19に送出され後方移送される間に選別
され、屑は排塵室16を経て機外に放出され、二
番物は二番受樋22に回収される。
上記一連の作用において、穀稈排出口4aから
排出された排稈は、穂先側が揺動選別体18に接
当し、その移送作用を受けて後方へ折り曲がろう
とするが、四番漏斗の流板25の延出部25bに
案内され上方に移動するに伴い、フイードチエン
側に向き下り傾斜した下縁25aによりしごか
れ、折り曲つた稈の穂先部分はもとの真直ぐな姿
勢に復帰するようになるから従来のように後方に
大きく折れ曲がつたまま流板25の裏側部分に大
きく入り込んで詰まつたりすることなく整然と上
方の排稈通路26に移送される。
(考案の効果) 本考案においては、四番漏斗9の後壁を形成す
る流板25のフイードチエン8寄り部分を下方に
延出25bさせ、その傾斜した下縁25aにより
排稈をしごきながら上方へ案内するようにしたか
ら、排稈は四番漏斗9の下部で大きく折れ曲がつ
て乱れたり詰まつたりすることなく整然と移送さ
れるに至つたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものであつ
て、第1図は脱穀機の側断面図、第2図は第1図
のE−F断面図、第3図は扱室内仕切板等の斜視
図、第4図は脱穀機の平面図の一部断面図であ
る。 2……扱室、8……フイードチエン、9……四
番漏斗、17……選別室、25……流板、25a
……延出部25bの下縁、25b……延出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱室2の側方にフイードチエン8を設け、扱室
    2の下方からその後方にわたり穀類を移送選別す
    る選別室17を配設してなる下扱式脱穀機におい
    て、扱室2の後方に設けた四番漏斗9の後壁を前
    低後高に傾斜させた流板25を形成すると共に、
    穀類の移送方向から視て該流板25のフイードチ
    エン寄り部分の下方下縁25aをフイードチエン
    方向に下り傾斜させて延出25bさせたことを特
    徴とする脱穀機における四番漏斗装置。
JP11138884U 1984-07-23 1984-07-23 脱穀機における四番漏斗装置 Granted JPS6125750U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11138884U JPS6125750U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 脱穀機における四番漏斗装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11138884U JPS6125750U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 脱穀機における四番漏斗装置

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Publication Number Publication Date
JPS6125750U JPS6125750U (ja) 1986-02-15
JPH0122449Y2 true JPH0122449Y2 (ja) 1989-07-04

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ID=30670479

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JP11138884U Granted JPS6125750U (ja) 1984-07-23 1984-07-23 脱穀機における四番漏斗装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6368194A (ja) * 1986-09-11 1988-03-28 工業技術院長 紐体切断装置

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JPS6125750U (ja) 1986-02-15

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