JPS6139228B2 - - Google Patents
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- JPS6139228B2 JPS6139228B2 JP57033580A JP3358082A JPS6139228B2 JP S6139228 B2 JPS6139228 B2 JP S6139228B2 JP 57033580 A JP57033580 A JP 57033580A JP 3358082 A JP3358082 A JP 3358082A JP S6139228 B2 JPS6139228 B2 JP S6139228B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B9/00—Machines or devices designed for grinding edges or bevels on work or for removing burrs; Accessories therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S206/00—Special receptacle or package
- Y10S206/82—Separable, striplike plural articles
-
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- Y10S428/906—Roll or coil
-
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
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Description
【発明の詳細な説明】
(利用分野)
本発明はプラスチツクシート又はプラスチツク
と他の素材との積層体シートからなる密封小分け
袋及びその製法に関し、シートの切り口、すなわ
ち、融着部の端縁線に沿つて多数の傷痕を設ける
ことによつて、開封するにあたり袋の融着部の端
縁線の任意の部位から破ることができ、かつ流
通、保管時に破れることのない密封小分け袋及び
その製法に関する。
と他の素材との積層体シートからなる密封小分け
袋及びその製法に関し、シートの切り口、すなわ
ち、融着部の端縁線に沿つて多数の傷痕を設ける
ことによつて、開封するにあたり袋の融着部の端
縁線の任意の部位から破ることができ、かつ流
通、保管時に破れることのない密封小分け袋及び
その製法に関する。
(従来技術)
近時、プラスチツクシート及びプラスチツクと
アルミ箔等の金属、紙等他の素材との積層体シー
トは軽量であつて気密性に優れ、高強度で取扱い
に便利である他、密封するにあたり特に接着剤を
必要とせず、単に熱融着するだけで足りるため、
食品、薬品、小物類等、液状、粉末、ペースト
状、固形等多岐にわたる種類、形状の商品の小分
け袋に使用されている。
アルミ箔等の金属、紙等他の素材との積層体シー
トは軽量であつて気密性に優れ、高強度で取扱い
に便利である他、密封するにあたり特に接着剤を
必要とせず、単に熱融着するだけで足りるため、
食品、薬品、小物類等、液状、粉末、ペースト
状、固形等多岐にわたる種類、形状の商品の小分
け袋に使用されている。
これらの密封小分け袋にあつては、素材の有す
る長所が開封するにあたつて逆に引裂き抵抗とな
り、破り難いという問題を提起している。密封小
分け袋用のシート材は強靭である反面、一旦傷が
生じるとその傷が伝播しやすい傾向にあるため、
前もつてシートの切口に1箇所傷を与え、これを
破り口として引張ると手指の力だけで開封するこ
とができる。
る長所が開封するにあたつて逆に引裂き抵抗とな
り、破り難いという問題を提起している。密封小
分け袋用のシート材は強靭である反面、一旦傷が
生じるとその傷が伝播しやすい傾向にあるため、
前もつてシートの切口に1箇所傷を与え、これを
破り口として引張ると手指の力だけで開封するこ
とができる。
そのため、融着した部位のシートの端縁部に前
もつて縦方向の切傷を設ける方法が用いられてい
るが、この場合袋の端縁部のどこに破り口が設け
られているか発見しにくい欠点がある。又、端縁
部にV字形の傷を設けることも行われ、この方法
によれば破り口の発見は容易であるが、大量に製
袋、充填するにあたり、V字形の切断片が飛散し
包装製品に付着したり、作業環境を悪化させたり
する傾向があつた。
もつて縦方向の切傷を設ける方法が用いられてい
るが、この場合袋の端縁部のどこに破り口が設け
られているか発見しにくい欠点がある。又、端縁
部にV字形の傷を設けることも行われ、この方法
によれば破り口の発見は容易であるが、大量に製
袋、充填するにあたり、V字形の切断片が飛散し
包装製品に付着したり、作業環境を悪化させたり
する傾向があつた。
いずれにしても、これらの方法は破り口が1箇
所に限定されているため、その部位が常に望まし
い部位であるとは限らず、破れが不本意な方向へ
伝播し、内容物が周囲に飛散するなどの不便があ
つた。又、これらの切傷の深さは2mm程度もある
ため、外力に弱く、このような破り口を多数設け
ることは流通、保管にあたつての強度を損なうお
それがあり、製造工程を複雑にし、採用し難いも
のである。
所に限定されているため、その部位が常に望まし
い部位であるとは限らず、破れが不本意な方向へ
伝播し、内容物が周囲に飛散するなどの不便があ
つた。又、これらの切傷の深さは2mm程度もある
ため、外力に弱く、このような破り口を多数設け
ることは流通、保管にあたつての強度を損なうお
それがあり、製造工程を複雑にし、採用し難いも
のである。
又、端縁部全体を鋸歯状にしたものがあるが、
これは鋸歯の凹部の角が比較的鈍角となり、丸味
をおび、切断開始効果が小さく、液体、乳化物、
ペースト、或いは吸湿性物質を密封した厚手のシ
ートからなる小分け袋に採用することは適当でな
い。
これは鋸歯の凹部の角が比較的鈍角となり、丸味
をおび、切断開始効果が小さく、液体、乳化物、
ペースト、或いは吸湿性物質を密封した厚手のシ
ートからなる小分け袋に採用することは適当でな
い。
(問題解決の手段)
本発明は従来技術によるこのような刃物による
明らかな切傷とは異なり、研磨材を回転させ、或
いは上下動させて、シートの所定部位を擦過又は
押圧することにより、シートの融着、製袋後切口
となるべき部位に多数の微細でランダムな傷痕を
設けるものであり、加工が容易であつて、外観上
の変化は殆んどみとめらない程微細であるにもか
かわらず、シートの融着部の端縁部の任意の部位
から破り始めることができ、流通、保管にあたつ
て裂けるおそれのない端縁部処理を施した密封小
分け袋及びその製法を提供するものである。
明らかな切傷とは異なり、研磨材を回転させ、或
いは上下動させて、シートの所定部位を擦過又は
押圧することにより、シートの融着、製袋後切口
となるべき部位に多数の微細でランダムな傷痕を
設けるものであり、加工が容易であつて、外観上
の変化は殆んどみとめらない程微細であるにもか
かわらず、シートの融着部の端縁部の任意の部位
から破り始めることができ、流通、保管にあたつ
て裂けるおそれのない端縁部処理を施した密封小
分け袋及びその製法を提供するものである。
本発明に係る密封小分け袋はプラスチツクシー
ト或いはプラスチツクとアルミ箔等の金属、紙等
他の素材との積層体シートを用いて形成され、製
袋するにあたり、縦方向にも融着する必要があ
り、縦方向に1列融着する場合には上下両端と合
わせて3方シール型の袋となり、この縦方向融着
部位を製品袋の一方の面の中央部になるようにし
たとき、いわゆるピロー型となり、縦方向に2箇
所融着する場合には4方シール型となる。
ト或いはプラスチツクとアルミ箔等の金属、紙等
他の素材との積層体シートを用いて形成され、製
袋するにあたり、縦方向にも融着する必要があ
り、縦方向に1列融着する場合には上下両端と合
わせて3方シール型の袋となり、この縦方向融着
部位を製品袋の一方の面の中央部になるようにし
たとき、いわゆるピロー型となり、縦方向に2箇
所融着する場合には4方シール型となる。
傷痕とは、小さく、肉眼では容易に識別しかね
る多数の傷がシートの一方の断面から他方の断面
に向かつて、或いはシートの端縁部の表面からシ
ートの厚み方向に向かつて、密集して帯状に設け
られているものである。したがつて、傷痕群の位
置は実質的には端縁線上であるが、帯状に密集し
た傷痕群が多少の幅を有するため、端縁線よりや
や内側にある傷痕もある。
る多数の傷がシートの一方の断面から他方の断面
に向かつて、或いはシートの端縁部の表面からシ
ートの厚み方向に向かつて、密集して帯状に設け
られているものである。したがつて、傷痕群の位
置は実質的には端縁線上であるが、帯状に密集し
た傷痕群が多少の幅を有するため、端縁線よりや
や内側にある傷痕もある。
帯状に密集した、個々の傷痕の大きさ及び密度
はシートの種類及び厚さによつて異なり、シート
を貫通したもの、浅い欠落部を有するに過ぎない
もの、局部的に引き延ばされたもの等がある。シ
ートが厚く、破り難いときには粗い研磨材を用い
てやや圧力を加えて加工し、太くシヤープな傷痕
を多数設ける。
はシートの種類及び厚さによつて異なり、シート
を貫通したもの、浅い欠落部を有するに過ぎない
もの、局部的に引き延ばされたもの等がある。シ
ートが厚く、破り難いときには粗い研磨材を用い
てやや圧力を加えて加工し、太くシヤープな傷痕
を多数設ける。
このような傷痕を設けるには円板状、円筒状な
どの回転砥石、ワイヤーブラシ、砥粒入りシート
材、砥粒接着シート材等に研磨材を用いて押圧又
は擦過する。この場合、砥粒の粒度により傷痕の
深さは異なり、加工すべきシートに適したものを
用いる。いずれにしても傷痕は砥粒による小さい
ものであり、傷が微細である点において従来の刃
物による切傷とは本質的に異なり、又、このよう
な傷痕を帯状に無数に設ける点においても従来の
切傷とは根本的に異なる。
どの回転砥石、ワイヤーブラシ、砥粒入りシート
材、砥粒接着シート材等に研磨材を用いて押圧又
は擦過する。この場合、砥粒の粒度により傷痕の
深さは異なり、加工すべきシートに適したものを
用いる。いずれにしても傷痕は砥粒による小さい
ものであり、傷が微細である点において従来の刃
物による切傷とは本質的に異なり、又、このよう
な傷痕を帯状に無数に設ける点においても従来の
切傷とは根本的に異なる。
傷痕を設ける時期は製造前でも、製袋後でもよ
く、製袋前の場合はシート状に広げた状態で加工
してもよく、巻回した状態でまとめて加工しても
よい。シート状に広げて加工する場合は通常研磨
材を回転させるが、研磨材の周速度とシートの送
り速度とが異なる場合は長めの傷痕が得られ、等
しい場合には実質的に押圧したと同様の、砥粒面
を転写したような傷痕が得られる。
く、製袋前の場合はシート状に広げた状態で加工
してもよく、巻回した状態でまとめて加工しても
よい。シート状に広げて加工する場合は通常研磨
材を回転させるが、研磨材の周速度とシートの送
り速度とが異なる場合は長めの傷痕が得られ、等
しい場合には実質的に押圧したと同様の、砥粒面
を転写したような傷痕が得られる。
(実施例)
第1図はロール状に巻回したシートの一部拡大
模式図である。1はポリプロピレン製シートであ
つて、断面部2上に回転するワイヤーブラシ(図
示せず)を当接させて無数の傷痕3を設けた。こ
のロール状シートを公知の自動製袋充填装置を用
いて巻出しながら菓子を充填し、第2図に示すよ
うな3方シール型密封小分け袋を製造した。4は
横方向の融着部であり、5は縦方向の融着部であ
る。製造にあたつては、横方向融着後直ちに切断
し、次の袋に内容物の充填が行われる。6は横方
向切断線である。本実施例においては製袋充填機
は全く公知のものであつて、使用するシート原反
の両端縁部に加工が施されているにすぎないが、
製造された密封小分け袋は縦方向端縁線に沿つて
無数の傷痕3が設けられているため、縦方向融着
部の端縁線の任意の部位から袋を破ることができ
る。
模式図である。1はポリプロピレン製シートであ
つて、断面部2上に回転するワイヤーブラシ(図
示せず)を当接させて無数の傷痕3を設けた。こ
のロール状シートを公知の自動製袋充填装置を用
いて巻出しながら菓子を充填し、第2図に示すよ
うな3方シール型密封小分け袋を製造した。4は
横方向の融着部であり、5は縦方向の融着部であ
る。製造にあたつては、横方向融着後直ちに切断
し、次の袋に内容物の充填が行われる。6は横方
向切断線である。本実施例においては製袋充填機
は全く公知のものであつて、使用するシート原反
の両端縁部に加工が施されているにすぎないが、
製造された密封小分け袋は縦方向端縁線に沿つて
無数の傷痕3が設けられているため、縦方向融着
部の端縁線の任意の部位から袋を破ることができ
る。
第3図は本実施例に用いた巻回シートの他の加
工法を示す斜視図である。7は原反であつて、端
部から所定幅の巻回シート8を切出す。9は円板
状カツターであつて円周部に刃10を設け、円板
の両面を砥粒11を付着させた研磨材とした。1
2は回転軸であり、原反7の切断が深く進むにつ
れて切断面が両面の研磨材により擦過され、切断
と同時に端縁部に傷痕3が生じ、開封のための加
工が行われる。13は巻回シート8の芯である。
工法を示す斜視図である。7は原反であつて、端
部から所定幅の巻回シート8を切出す。9は円板
状カツターであつて円周部に刃10を設け、円板
の両面を砥粒11を付着させた研磨材とした。1
2は回転軸であり、原反7の切断が深く進むにつ
れて切断面が両面の研磨材により擦過され、切断
と同時に端縁部に傷痕3が生じ、開封のための加
工が行われる。13は巻回シート8の芯である。
第4図、第5図には他の実施例を示す。1は印
刷工程終了後のシートであつて、図中矢印の方向
に送られ、ロール状に巻きとられて製袋、充填に
供する。14は外周が砥粒面である円筒状研磨材
であり、シート1上にシート長さ方向と直角に配
置され、回転軸12を中心に周速度R1で回転し
ている。この研磨材14は更に上下動を繰返し、
最下端にきたとき送り速度R2で移動しているシ
ート1と接触し、シート1は研磨材表面の砥粒に
より傷つけられ、シート1上にシート1の長さ方
向と平行な無数の傷痕3をシートを横断する線状
に等間隔に形成する。この場合、回転軸12の周
速度R1とシート1の送り速度R2との差が大きけ
れば、傷痕3は引掻傷となり、R1―R2が0又は
0に近ければ、砥粒面を転写したと同様な傷痕群
が得られる。
刷工程終了後のシートであつて、図中矢印の方向
に送られ、ロール状に巻きとられて製袋、充填に
供する。14は外周が砥粒面である円筒状研磨材
であり、シート1上にシート長さ方向と直角に配
置され、回転軸12を中心に周速度R1で回転し
ている。この研磨材14は更に上下動を繰返し、
最下端にきたとき送り速度R2で移動しているシ
ート1と接触し、シート1は研磨材表面の砥粒に
より傷つけられ、シート1上にシート1の長さ方
向と平行な無数の傷痕3をシートを横断する線状
に等間隔に形成する。この場合、回転軸12の周
速度R1とシート1の送り速度R2との差が大きけ
れば、傷痕3は引掻傷となり、R1―R2が0又は
0に近ければ、砥粒面を転写したと同様な傷痕群
が得られる。
第4図の方法によつて得られた巻回シート8の
断面部に更に第1図に示した加工を施し、通常の
製袋充填機を用いて製袋しながら砂糖を充填し、
第5図に示すピロー型密封小分け袋を得た。この
場合、第4図に示す帯状に配列した傷痕3の中央
部が横方向切断線6となるようにした。したがつ
て、横方向及び縦方向の融着部4,5の端縁部の
いずれの部位からも開封することができる。
断面部に更に第1図に示した加工を施し、通常の
製袋充填機を用いて製袋しながら砂糖を充填し、
第5図に示すピロー型密封小分け袋を得た。この
場合、第4図に示す帯状に配列した傷痕3の中央
部が横方向切断線6となるようにした。したがつ
て、横方向及び縦方向の融着部4,5の端縁部の
いずれの部位からも開封することができる。
第6図、第7図には練りがらしを封入した4方
シール型の密封小分け袋を作つた場合の実施例を
示す。1はシートであつて、巻回シートとして製
袋充填機に供給する以前の巻取り中、或いは巻戻
し中の状態を示す。第4図に示した方法を用い、
R1=R2として、シート1の横断方向に間歇的に
傷痕3を設けた。傷痕3が密集した帯の中央部が
横方向切断線6である。4は第7図に示すように
4方シール型袋にしたとき、横方向融着部となる
べき部位である。5は4方シール型袋にしたとき
縦方向融着部となるべき部位である。本実施例に
おいては縦方向に何列も融着し、各列に独立のノ
ズルから内容物を充填する方式の自動製袋充填機
を用いて、第7図に示す4方シール型密封小分け
袋を製造した。したがつて、この場合傷痕3は横
方向融着部の端縁部に密集して設けられている。
15は縦方向切断線である。
シール型の密封小分け袋を作つた場合の実施例を
示す。1はシートであつて、巻回シートとして製
袋充填機に供給する以前の巻取り中、或いは巻戻
し中の状態を示す。第4図に示した方法を用い、
R1=R2として、シート1の横断方向に間歇的に
傷痕3を設けた。傷痕3が密集した帯の中央部が
横方向切断線6である。4は第7図に示すように
4方シール型袋にしたとき、横方向融着部となる
べき部位である。5は4方シール型袋にしたとき
縦方向融着部となるべき部位である。本実施例に
おいては縦方向に何列も融着し、各列に独立のノ
ズルから内容物を充填する方式の自動製袋充填機
を用いて、第7図に示す4方シール型密封小分け
袋を製造した。したがつて、この場合傷痕3は横
方向融着部の端縁部に密集して設けられている。
15は縦方向切断線である。
(効果)
本発明によれば、袋素材の強度を低下させるこ
となく、任意の部位から破り始めることができる
密封小分け袋が簡易な手段で得ることができる。
となく、任意の部位から破り始めることができる
密封小分け袋が簡易な手段で得ることができる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はロール
状に巻回したシートの一部拡大模式図、第2図、
第5図、第7図は密封小分け袋の斜視図、第3
図、第4図はシートの加工状態を示す斜視図、第
6図なシートの平面図である。 図面中、符号、1はシート、2は断面部、3は
傷痕、4,5は融着部、6は横方向切断線、7は
原反、8は巻回シート、9はカツター、10は
刃、11は砥粒、12は回転軸、13は芯、14
は円筒状研磨材、15は縦方向切断線である。
状に巻回したシートの一部拡大模式図、第2図、
第5図、第7図は密封小分け袋の斜視図、第3
図、第4図はシートの加工状態を示す斜視図、第
6図なシートの平面図である。 図面中、符号、1はシート、2は断面部、3は
傷痕、4,5は融着部、6は横方向切断線、7は
原反、8は巻回シート、9はカツター、10は
刃、11は砥粒、12は回転軸、13は芯、14
は円筒状研磨材、15は縦方向切断線である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくとも3方を融着してなるプラスチツク
製密封小分け袋において、袋を構成するシートの
融着部に多数の傷痕が、実質的に端縁線上に密集
して設けられている密封小分け袋。 2 少なくとも3方を融着してなるプラスチツク
製密封小分け袋を製造するにあたり、袋を構成す
るシートの融着部の端縁部、又は袋を構成したと
き融着部の端縁部となるシートの部位を、研磨材
を用いて擦過又は押圧し、傷痕を実質的に端縁線
上に密集して設ける密封小分け袋の製法。 3 研磨材を用いて擦過又は押圧するにあたり、
製袋前のロール状に巻回されたシートの断面をま
とめて擦過又は押圧する特許請求の範囲第2項記
載の密封小分け袋の製法。
Priority Applications (2)
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JP57033580A JPS58160251A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 密封小分け袋及びその製法 |
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JP57033580A JPS58160251A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 密封小分け袋及びその製法 |
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JPS58160251A JPS58160251A (ja) | 1983-09-22 |
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