JPS6136516Y2 - - Google Patents

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JPS6136516Y2
JPS6136516Y2 JP1978078165U JP7816578U JPS6136516Y2 JP S6136516 Y2 JPS6136516 Y2 JP S6136516Y2 JP 1978078165 U JP1978078165 U JP 1978078165U JP 7816578 U JP7816578 U JP 7816578U JP S6136516 Y2 JPS6136516 Y2 JP S6136516Y2
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JP
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rollers
shaft
paper feed
paper
feed rollers
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JP1978078165U
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JPS54179670U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複写機における紙を搬送する紙送り
装置に関するものである。
従来のこの種の紙送り装置においては、第1図
に示すように、図外モータに連動する駆動軸1の
回転に伴つて、その駆動軸1上に設けられた硬質
材料から成る駆動ローラ2…が回転し、これらロ
ーラ2…と当接する軸3上に設けられたやはり硬
質材料から成る従動ローラ4…も回転して紙を搬
送しているが、紙を搬送しているうちに紙送り時
の反力と軸3の両端をスプリングS,Sで押圧し
ていることとが相まつて徐々に軸3の中央部が上
方に向かつて湾曲していく(たとえば第1図仮想
線位置)傾向があり、一方、駆動軸1も該軸1及
び駆動ローラ2…の自重により下方に彎曲し、し
かもローラ2…,4…は夫々同一径となつている
ため軸方向の中間部に位置するローラ2…,4…
は第1図から明らかなように互いに当接しなくな
つて隙間が生じ、幅の狭い紙は搬送できず、紙詰
りが生じるという欠点があつた。特に、大型複写
機ではこの欠点が顕著であつた。
そこで、本考案は上記欠点を解消するためにな
されたもので、常に紙を確実に搬送する複写機の
紙送り装置を提供することを目的としている。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。第2図は複写機における本考案の紙送り装置
を示す正面図、第3図は同上縦断面図で、複写機
のフレーム11,11に取付けられた軸受12,
12を介して軸支されモータ(図外)に連動して
回転する駆動軸13に、たとえばネオプレンゴム
(硬度60〜70度)等のような弾性を有する硬質材
料からなる紙送りローラA1…,B1…を軸方向に
適当間隔をへだてて複数個固定し、一方、フレー
ム11,11には長孔14,14が左右一対設け
られ、該長孔14,14に軸受15,15を介し
て従動軸16が前記駆動軸13と平行状態に軸支
されている。該従動軸16の両端部には、たとえ
ばネオプレンゴム(硬度60〜70度)等のような弾
性を有する硬質材料からなる紙送りローラa1,b1
が固着され、且つこれらローラa1,b1間にたとえ
ばネオプレンスポンジゴム(硬度30〜40度)のよ
うな弾性を有する軟質材料からなる同軸16の前
記両端部に位置するローラa1,b1より大きな径を
有する紙送りローラa2,a3,a4,b2,b3,b4が固
着されている。尚、17,17は両端がフレーム
11,11に係着されたスプリングで、軸受1
5,15を下方に付勢し、従動軸16のローラa1
…,b1…の外周面を駆動軸13のローラA1…,
B1…の外周面に夫々互いに当接させるようにし
ている。そして、従動軸16のローラa1…,b1
のうち軸方向の中間位置にあるローラa2,a3
a4,b2,b3,b4は弾性を有する軟質材料からな
り、しかも両端のローラa1,b1より径が大きいた
め、駆動軸13のローラA2…,B2…に押圧され
て弾性変形し、第3図に示されるように従動軸1
6より下方部分の半径lは従動軸16より上方部
分の半径Lより小となつている。
以上の構成において、紙を搬送するにつれ、紙
送り時の反力がローラa1…,b1…にはたらき、且
つ従動軸16の両端をスプリング17,17でも
つて押圧しているが従動軸16の中間位置にある
ローラa2,a3,a4,b2,b3,b4を軟質材料で構成
しているため、これらの力は、ローラa2,a3
a4,b2,b3,b4に吸収され従動軸16の彎曲が防
止される。また、ごく長期の使用により従動軸1
6がたとえ彎曲しても、ローラa2,a3,a4,b2
b3,b4は弾性を有する軟質材料からなり、且つ径
が両端のローラa1,b2より大きいので、ローラ
a2,a3,a4,b2,b3,b4の弾性復帰により各ロー
ラの当接状態は維持される。
尚、上記実施例では紙送りローラa1…,b1…を
従動軸16に固着したが、ボールベアリング等を
介して遊転自在に取付けてもよい。
本考案は、以上説明したように、平行状態に設
けられた一対の軸16,13の夫々に複数個の紙
送りローラa1…,b1…,A1…,B1…を軸方向に適
当間隔へだてて軸着し、一方の軸16の紙送りロ
ーラa1…,b1…と他方の軸13の紙送りローラA1
…,B1…との外周面を互いに当接させて成る複
写機における紙送り装置であつて、前記一対の軸
16,13の紙送りローラa1…,b1…,A1…,B1
…のうち、軸方向両端にある紙送りローラa1
b1,A1,B1の夫々を硬質材料で形成し、前記一
方の軸16の軸方向の中間位置にある紙送りロー
ラa2…,b2…を弾性を有する軟質材料で形成する
と共に、当該中間位置にある紙送りローラa2…,
b2…の径を同一方の軸16の両端にある前記紙送
りローラa1,b1の径より大きく形成しているた
め、一方の軸16の両端にある硬質の紙送りロー
ラa1,b1と他方の軸13の両端にある硬質の紙送
りローラA1,B1との当接により、両軸16,1
3を軸方向両端において一定の軸間距離が保たれ
るように位置決めすることができ、軸方向中間部
においては、一方の軸16の軸方向中間位置にあ
る紙送りローラa2…,b2…が弾性を有する軟質材
料で形成されているので、これらの紙送りローラ
a2…,b2…が他方の軸13上の紙送りローラA2
…,B2…から受ける当接圧(紙送り時の反力)
を有効に吸収して同軸16への前記力の伝達を断
つことができる。
従つて、夫々の軸16,13の彎曲が防止さ
れ、長期間使用しても、一方の軸16の紙送りロ
ーラa1…,b1…と他方の軸13の紙送りローラA1
…,B1…との当接状態が保持されるのであり、
たとえ、いずれかの軸16又は13、あるいは双
方の軸16,13に彎曲が生じて両軸16,13
の中央部近くの間隔が拡大したとしても軸方向中
間位置にある紙送りローラa2…,b2…が弾性を復
帰するので、他方の軸13上の対応する紙送りロ
ーラA2…,B2…との当接状態が保たれることに
なり、それ故、どの幅の紙でも常に円滑且つ確実
に搬送でき、紙詰りを防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の紙送り装置の従来例を示す正
面図、第2図は本考案の複写機の紙送りローラを
示す正面図、第3図は同上縦断面図である。 A1…,B1…:紙送りローラ、a1…,b1…:紙送
りローラ、13,16:軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平行状態に設けられた一対の軸16,13の
    夫々に複数個の紙送りローラa1…,b1…,A1…,
    B1…を軸方向に適当間隔へだてて軸着し、一方
    の軸16の紙送りローラa1…,b1…と他方の軸1
    3の紙送りローラA1…,B1…との外周面を互い
    に当接させて成る複写機における紙送り装置であ
    つて、前記一対の軸16,13の紙送りローラa1
    …,b1…,A1…,B1…のうち、軸方向両端にあ
    る紙送りローラa1…,b1…,A1…,B1…を硬質材
    料で形成し、前記一方の軸16の軸方向の中間位
    置にある紙送りローラa2…,b2…を弾性を有する
    軟質材料で形成すると共に、当該中間位置にある
    紙送りローラa2…,b2…の径を同一方の軸16の
    両端にある前記紙送りローラa1,b1の径より大き
    く形成してあることを特徴とする複写機における
    紙送り装置。
JP1978078165U 1978-06-07 1978-06-07 Expired JPS6136516Y2 (ja)

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JPS54179670U JPS54179670U (ja) 1979-12-19
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