JP2629227B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JP2629227B2 JP63008813A JP881388A JP2629227B2 JP 2629227 B2 JP2629227 B2 JP 2629227B2 JP 63008813 A JP63008813 A JP 63008813A JP 881388 A JP881388 A JP 881388A JP 2629227 B2 JP2629227 B2 JP 2629227B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原稿自体を搬送しながら原稿画像を読取
り、その読取り画像に対応した像を記録紙上に形成する
画像形成装置の原稿搬送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来において、A0,A1版等の大きなサイズの原稿画像
を複写する画像形成装置では、原稿自体を搬送しながら
その原稿画像を読取り、複写画像を記録紙上に形成する
ように構成される。
第2図はこのような画像形成装置における原稿搬送装
置の構成を示す断面構成図であり、原稿搬送経路1の途
中には原稿画像を読取る光学ユニット2が配置されてい
る。また、この光学ユニット2の画像読取り面のプラテ
ンガラス3に対向して白色プラテンローラ4が配設され
ている。さらに、光学ユニット2の上流側と下流側には
ドライブローラ6,7およびアイドラローラ8〜11が配置
され、原稿搬送経路1の入口のドライブローラ12とアイ
ドラローラ13によって送り込まれてきた原稿は上流側の
ドライブローラ6とアイドラローラ8によってプラテン
ガラス3と白色プラテンローラ4との間に搬送され、こ
の搬送途中で原稿画像が光学ユニット2によって読取ら
れるように構成されている。そして、光学ユニット2の
読取り面を通過した原稿は下流側のドライブロー7とア
イドラローラ10によって原稿搬送経路1の出口へ搬送さ
れる。この場合、ドライブローラ6,7,12,39,37の下流側
には搬送経路切替用の爪15,16,51,52,53が設けられてお
り、爪15が図示の状態と逆に切替えられている時は、光
学ユニット2の読取り面を通過した原稿はドライブロー
ラ42との間を通り、厚手原稿や長尺原稿の後方排出口43
に向けて排出される。
しかし、原稿がA0版〜A4判の薄手原稿である場合は、
爪15は図示の状態に切替えられる。そして、A3,A4判の
原稿を複数枚複写する際には、爪16が図示とは逆の状態
に切替えられ、光学ユニット2で読取りを終えた原稿は
ドライブローラ7とアイドラローラ11およびドライブロ
ラ6とアイドラローラ9との間を通り、再びドライブロ
ーラ6とアイドラローラ8によって光学ユニット2の読
取り面に搬送される。このような繰り返し搬送によっ
て、設定された枚数の複写が終了すると、爪16が図示の
状態に切替えられ、原稿はドライブローラ6の下流側の
ドライブローラ12,39,37,35,47によって前方排出口50に
排出される。
A2判の原稿の場合は爪16に代えて爪51が同様にして切
替えられることにより、原稿がドライブローラ7とドラ
イブローラ12との間を複写枚数相当回だけ循環した後、
ドライルローラ39,37,35,47を通って前方排出口50に排
出される。またA1判原稿の場合は爪52が同様にして切替
えられることにより、原稿がドライブローラ7とドライ
ブローラ39と間を複写枚数相当回だけ循環した後、ドラ
イブローラ37,35,47を通って前方排出口50に排出され
る。
さらに、A0判原稿の場合は爪53が同様にして切替えら
れることにより、原稿がドライブローラ7とドライブロ
ーラ37との間を複写枚数相当回だけ循環した後、ドライ
ブローラ35,47を通って前方排出口50へ排出される。
このように搬送経路は、原稿サイズにより切替えられ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような原稿搬送装置において、アイ
ドラローラがドライブローラの下側になる搬送部位、す
なわちドライブローラ6とアイドラローラ8、およびド
ライブローラ12とアイドラローラ13が位置する搬送部位
では、原稿サイズが大きい場合は原稿の送り方向で両端
部が中央部に比べて遅れ、原稿画像の中の横線が直線で
なく弓なりの線となって複写されてしまうという問題が
生じていた。
即ち、上述した問題は、アイドラローラの上側に位置
するドライブローラの中央部間が自重により下側に湾曲
し、このためドライブローラの中央部側に位置するドラ
イブロールと、同じくアイドラーローラの中央部側に位
置するアイドラーローラとの圧接力が増大して外径が大
きく変形し、そのため中央部側におけるドライブロール
とアイドラーロール両者の接触面積が増大して、その間
に位置する原稿の把持力が強くなり原稿搬送速度が各ロ
ーラの中央部で早くなることが原因と考えられている。
この発明は、上述した事情に鑑み、原稿全体を可及的
に均一な速度で搬送し、それにより原稿画像の中の横線
の湾曲を可及的に防止することができる画像形成装置を
提供するようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するため、この発明では、同一径
のアイドラローラをドライブローラに対し下方に設置す
るとともに、アイドラローラのアイドラロールのうち、
軸方向において中央部より両端部に硬度の高いロールを
配置するようにした。
〔作用〕
アイドラローラの上側に位置するドライブローラの中
央部側が自重により下側に湾曲しても、その湾曲の程度
は両端部に位置する硬度の高いアイドラロールにより可
及的に阻止され、このためドライブローラの中央部側に
位置するドライブロールと同じくアイドラーローラの中
央部側に位置するアイドラーロールとの圧接による外径
変形が減少して両者の接触面積も可及的に減少し、この
ため各ドライブロールと各アイドラーロールとの接触面
積が平均化するので、原稿の把持力も平均化し、このた
め原稿搬送速度が均一化することとなる。
〔実施例〕
第1図は本発明の主要部であるアイドラローラの一実
施例を示す図であり、原稿の送り方向正面から見た図で
ある。
この図において、ドライブローラ20は回転軸に取付け
た複数個のドライブロール21から構成されている。そし
て、このドライブローラ20の下側に位置するアイドラロ
ーラ22は回転軸に取付けた複数個のアイドラロール23か
ら構成されている。
このうち、アイドラローラ22にはアイドラロール23と
ほぼ同一径で、幅がやや大きい原稿支持ロール24がドラ
イブロール21と接しないように所定間隔で同一回転軸に
取付けられている。
また、アイドラローラ22を構成するアイドラロール23
のうち、軸方向の両端部のアイドラロール23′は中央部
のアイドラロール23よりもその硬度が高く設定されてい
る。なお、原稿支持ロール24は原稿自体がアイドラロー
ラ22によって上側へ持上げられるために生じるたるみを
防止するものであり、この原稿支持ロール24によって原
稿画像の横倍率が原稿に生じたたるみによって変化する
のが防止される。
一方、アイドラローラ22のアイドラロール23のうち両
端部のアイドラロール23′はその硬度が高いため、アイ
ドラローラ22の上側に位置するドライブローラ20の中央
部側は、その自重により下側に湾曲しようとするが、そ
の中央部側の湾曲の程度は両端部に位置する硬度の高い
アイドラロール23により可及的に阻止され、このためド
ライブローラ20の中央部側に位置するドライブロール21
と、同じくアイドラローラ22の中央部側に位置するアイ
ドラーロール23との圧接による外径変形は従来のものと
比較して減少し、このためドライブローラ20の中央部側
に位置するドライブロール21と、同じくアイドラーロー
ラ22の中央部側に位置するアイドラーロール23との接触
面積も従来と比較して減少することとなる。
このように、ドライブローラ20の中央部側に位置する
ドライブロール21と、同じくアイドラローラ22の中央部
側に位置するアイドラーロール23との接触面積が減少す
ると、ドライブローラ20の各ドライブロール21とアイド
ラーローラ22の各アイドラーロール23、23′との接触面
積が軸方向で平均化するので、軸幅方向における原稿の
把持力が平均化し、このため原稿搬送速度が均一化し、
原稿の両端部も中央部に遅れることなく搬送することが
可能となる。
この結果、搬送遅れによって生じていた横線の湾曲を
防止することができる。
なお、実施例では硬度の高いアイドラロールを両端部
にそれぞれ2個ずつ設けているが、破線で示すアイドラ
ロールも硬度を高くし、それぞれ3個ずつ設ける構成で
もよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ドライブローラ
の下方に位置するアイドラローラのアイドラロールのう
ち両端部側に位置するアイドラロールを硬度を中央部よ
り高くしたため、各ドライブロールと各アイドラロール
とによる原稿把持力が平均化し、このため原稿の両端部
も中央部に遅れることなく搬送することができ、この結
果、搬送遅れによって生じていた横線の湾曲を防止し、
原稿画像に忠実な横線を再現して、複写品質の一層高い
画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の主要部であるアイドラローラの一実施
例を示す正面図、第2図はアイドラローラの周辺部分の
構成を示す断面構成図である。 20……ドライブローラ、21……ドライブロール、22……
アイドラローラ、23、23′……アイドラロール。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータによって回転駆動される回転軸に同
    一径の複数個のドライブロールが取付けられているドラ
    イブローラと、このドライブローラの各ドライブロール
    に対応する複数個の同一径のアイドラロールが同一回転
    軸に取付けられ、各ドライブロールとアイドラロールと
    の間で原稿を挟持して搬送するアイドラローラとから成
    る原稿搬送装置において、 前記アイドラローラを前記ドライブローラに対し下方に
    設置するとともに、前記アイドラローラのアイドラロー
    ルのうち、軸方向において中央部より両端部に硬度の高
    いロールを配置したことを特徴とする原稿搬送装置。
JP63008813A 1988-01-19 1988-01-19 原稿搬送装置 Expired - Fee Related JP2629227B2 (ja)

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