JP2000264470A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP2000264470A JP2000264470A JP2000110535A JP2000110535A JP2000264470A JP 2000264470 A JP2000264470 A JP 2000264470A JP 2000110535 A JP2000110535 A JP 2000110535A JP 2000110535 A JP2000110535 A JP 2000110535A JP 2000264470 A JP2000264470 A JP 2000264470A
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- JP
- Japan
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- paper
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- fed
- roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】前送り段階での紙詰りや多重送りを効果的に防
止できる給紙装置を提供する。 【解決手段】突出端8aからやや上方に凸状となるよう
に緩やかに湾曲して形成された上ガイド板8の下面に
は、前送りされる用紙3の上面に摺接してその用紙3を
抵抗少なく、給紙ローラとさばき手段19との間のニップ
部Nにガイドするためのガイドリブ22,…を給紙方向に
沿って突条に形成している。
止できる給紙装置を提供する。 【解決手段】突出端8aからやや上方に凸状となるよう
に緩やかに湾曲して形成された上ガイド板8の下面に
は、前送りされる用紙3の上面に摺接してその用紙3を
抵抗少なく、給紙ローラとさばき手段19との間のニップ
部Nにガイドするためのガイドリブ22,…を給紙方向に
沿って突条に形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置等に設
けられる給紙装置に関する。
けられる給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置等に設けられる給紙装置で
は、給紙台上に載置された用紙が前送りローラによって
前送りされると、その用紙が上ガイド板と下ガイド板と
の間のすき間を通りその前端が給紙ローラとさばきロー
ラとの間に形成されたニップ部にガイドされて給紙方向
に移送される。そのニップ部では、たとえ前送りローラ
によって最上位の用紙とともに複数枚の用紙が前送りさ
れた場合でも、給紙ローラとは逆方向に回転するさばき
ローラによって二枚目以下の用紙が給紙方向に移送され
るのを阻止され、多重送りの発生が防止されるようにな
っている。
は、給紙台上に載置された用紙が前送りローラによって
前送りされると、その用紙が上ガイド板と下ガイド板と
の間のすき間を通りその前端が給紙ローラとさばきロー
ラとの間に形成されたニップ部にガイドされて給紙方向
に移送される。そのニップ部では、たとえ前送りローラ
によって最上位の用紙とともに複数枚の用紙が前送りさ
れた場合でも、給紙ローラとは逆方向に回転するさばき
ローラによって二枚目以下の用紙が給紙方向に移送され
るのを阻止され、多重送りの発生が防止されるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前送りロー
ラで一度に多数枚の用紙が前送りされた場合には、その
多数枚の用紙が、上ガイド板と下ガイド板との間のすき
間に詰ってしまうことがある。このような場合には、た
とえ給紙ローラの送り力が最上位の用紙に作用しても用
紙の詰りによる負荷の方が大きく給紙がおこなわれない
ことが多い。つまり、この場合、最上位の用紙の上面の
略全幅が上ガイド板と面接触して大きな摩擦抵抗を発生
させ、この摩擦力の方が給紙ローラによる紙送り力より
も大きくなるからである。
ラで一度に多数枚の用紙が前送りされた場合には、その
多数枚の用紙が、上ガイド板と下ガイド板との間のすき
間に詰ってしまうことがある。このような場合には、た
とえ給紙ローラの送り力が最上位の用紙に作用しても用
紙の詰りによる負荷の方が大きく給紙がおこなわれない
ことが多い。つまり、この場合、最上位の用紙の上面の
略全幅が上ガイド板と面接触して大きな摩擦抵抗を発生
させ、この摩擦力の方が給紙ローラによる紙送り力より
も大きくなるからである。
【0004】さらにまた、前送りローラで多数枚の用紙
が前送りされると、最上位の用紙の前端が給紙ローラと
さばきローラとの間に形成されたニップ部に適正にガイ
ドされずに、紙詰まりが発生するおそれがあった。
が前送りされると、最上位の用紙の前端が給紙ローラと
さばきローラとの間に形成されたニップ部に適正にガイ
ドされずに、紙詰まりが発生するおそれがあった。
【0005】このような詰り現象を発生させないため
に、従来の給紙装置では、下ガイド板の前当り部にウレ
タンゴムを貼って用紙の前端に抵抗を与えたり、あるい
はストッパーを設けたりする等の措置がとられていた。
しかし、このような方法によっても多数枚送りを完全に
は防止することはできなかった。
に、従来の給紙装置では、下ガイド板の前当り部にウレ
タンゴムを貼って用紙の前端に抵抗を与えたり、あるい
はストッパーを設けたりする等の措置がとられていた。
しかし、このような方法によっても多数枚送りを完全に
は防止することはできなかった。
【0006】本発明はこのような実情を考慮してなさ
れ、前送り段階での紙詰りや多重送りを効果的に防止す
ることができる給紙装置を提供することを目的としてい
る。
れ、前送り段階での紙詰りや多重送りを効果的に防止す
ることができる給紙装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項1の発明によれば、給紙台上の用紙が前送り
ローラによって前送りされ、上ガイド板と、その上ガイ
ド板との間にすき間を有して配置される下ガイド板とに
よって、その用紙が給紙ローラとさばき手段との間に形
成されるニップ部にガイドされるようにした画像形成装
置等の給紙装置において、前記上ガイド板を上方に凸状
となるように緩やかに湾曲形状とし、該湾曲形状は前送
りされる用紙を前記ニップ部に適正にガイドするように
形成されていることを特徴としている。
するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項1の発明によれば、給紙台上の用紙が前送り
ローラによって前送りされ、上ガイド板と、その上ガイ
ド板との間にすき間を有して配置される下ガイド板とに
よって、その用紙が給紙ローラとさばき手段との間に形
成されるニップ部にガイドされるようにした画像形成装
置等の給紙装置において、前記上ガイド板を上方に凸状
となるように緩やかに湾曲形状とし、該湾曲形状は前送
りされる用紙を前記ニップ部に適正にガイドするように
形成されていることを特徴としている。
【0008】
【作用】給紙台上の複数枚の用紙が前送りローラで前送
りされた場合でも、最上位の用紙の上面が、上ガイド板
の湾曲形状に沿って搬送されるので、その最上位の用紙
のみが適正にニップ部にガイドされ、詰り現象の発生を
回避することができる。なお、前送りローラによって一
枚の用紙が前送りされる場合にはその上面の摺接抵抗が
少ないので、その用紙がスムーズにニップ部にガイドさ
れて給紙方向に移送されることはいうまでもない。
りされた場合でも、最上位の用紙の上面が、上ガイド板
の湾曲形状に沿って搬送されるので、その最上位の用紙
のみが適正にニップ部にガイドされ、詰り現象の発生を
回避することができる。なお、前送りローラによって一
枚の用紙が前送りされる場合にはその上面の摺接抵抗が
少ないので、その用紙がスムーズにニップ部にガイドさ
れて給紙方向に移送されることはいうまでもない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面を用
いて詳細に説明する。図6は本発明の給紙装置1を具備
した画像形成装置である複写機2の全体構成図で、図1
は給紙装置1の拡大図である。図にて、用紙3を積層堆
積させる給紙台4の前半部を構成するリフト板5が、そ
の後端部を複写機2の本体6の側部(図示省略)に支持
された支軸7に回動自在に支持されてその前端を下ガイ
ド板9の前当り部10に略面直に対応させて斜めに配置さ
れており、給紙時には挙上手段(図示省略)によって二
点鎖線で示す上方位置に挙上されるようになっている。
一方、給紙台4の後半部は、斜めの配置状態にあるリフ
ト板5と面一に対応して外側方に傾斜して突設される折
たたみ式のテーブル11よりなる。
いて詳細に説明する。図6は本発明の給紙装置1を具備
した画像形成装置である複写機2の全体構成図で、図1
は給紙装置1の拡大図である。図にて、用紙3を積層堆
積させる給紙台4の前半部を構成するリフト板5が、そ
の後端部を複写機2の本体6の側部(図示省略)に支持
された支軸7に回動自在に支持されてその前端を下ガイ
ド板9の前当り部10に略面直に対応させて斜めに配置さ
れており、給紙時には挙上手段(図示省略)によって二
点鎖線で示す上方位置に挙上されるようになっている。
一方、給紙台4の後半部は、斜めの配置状態にあるリフ
ト板5と面一に対応して外側方に傾斜して突設される折
たたみ式のテーブル11よりなる。
【0010】その下ガイド板9の上方には僅かのすき間
tを有して左右一対の上ガイド板8が間隙8b(図2参
照)を有して設けられ、その突出端8aをリフト板5の
上方位置に臨ませるとともに、その突出端8aに上方に
向けて立設したブラケット14,14(図3参照)の凹部内
に、一対の前送りローラ12,12を支持している支軸13を
遊嵌支承しており、その上ガイド板8の給紙方向下流側
には、給紙ローラ15の支軸16を回転自在に支承するため
の軸受17が取り付けられ、その給紙ローラ15の下部を両
上ガイド板8,8間の間隙8bから下方に突出させてい
る。一方、下ガイド板9の下部には、さばきローラ(さ
ばき手段)19の支軸20が回転自在に支承され、そのさば
きローラ19の上部を下ガイド板9の開口9b(図5参
照)から突出させて給紙ローラ15の下部と対接しその間
にニップ部Nを形成している。
tを有して左右一対の上ガイド板8が間隙8b(図2参
照)を有して設けられ、その突出端8aをリフト板5の
上方位置に臨ませるとともに、その突出端8aに上方に
向けて立設したブラケット14,14(図3参照)の凹部内
に、一対の前送りローラ12,12を支持している支軸13を
遊嵌支承しており、その上ガイド板8の給紙方向下流側
には、給紙ローラ15の支軸16を回転自在に支承するため
の軸受17が取り付けられ、その給紙ローラ15の下部を両
上ガイド板8,8間の間隙8bから下方に突出させてい
る。一方、下ガイド板9の下部には、さばきローラ(さ
ばき手段)19の支軸20が回転自在に支承され、そのさば
きローラ19の上部を下ガイド板9の開口9b(図5参
照)から突出させて給紙ローラ15の下部と対接しその間
にニップ部Nを形成している。
【0011】そして、上述の上ガイド板8の下面には、
図2ないし図5にも示すように、前送りローラ12,12に
よって前送りされる用紙3の上面に摺接してその用紙3
を抵抗少なくニップ部Nにガイドするためのガイドリブ
22,…が給紙方向に沿って突条に形成されている。この
ガイドリブ22,…によって、たとえ前送りローラ12,12
によって一度に多数枚の用紙3が前送りされた場合に
も、最上位の用紙3のみを摺接抵抗少なくニップ部Nに
前送りすることができ、従来のような詰り現象が発生す
>るのを効果的に防止することができる。つまり、その
ガイドリブ22,…は、給紙方向に沿って突条に形成され
ているので、用紙3の上面に対して細幅の線状に摺接す
るため、用紙3が給紙方向に受ける抵抗がきわめて少な
く、かつ多少カールされていても真直に延ばされてニッ
プ部Nに供給されるのである。
図2ないし図5にも示すように、前送りローラ12,12に
よって前送りされる用紙3の上面に摺接してその用紙3
を抵抗少なくニップ部Nにガイドするためのガイドリブ
22,…が給紙方向に沿って突条に形成されている。この
ガイドリブ22,…によって、たとえ前送りローラ12,12
によって一度に多数枚の用紙3が前送りされた場合に
も、最上位の用紙3のみを摺接抵抗少なくニップ部Nに
前送りすることができ、従来のような詰り現象が発生す
>るのを効果的に防止することができる。つまり、その
ガイドリブ22,…は、給紙方向に沿って突条に形成され
ているので、用紙3の上面に対して細幅の線状に摺接す
るため、用紙3が給紙方向に受ける抵抗がきわめて少な
く、かつ多少カールされていても真直に延ばされてニッ
プ部Nに供給されるのである。
【0012】さらに詳細に説明すると、そのガイドリブ
22は、図2に示すように、用紙3の各サイズ例えばA
3,B4,A4,A6の各用紙3の両端縁部に対応する
ように4対が互いに平行に設けられ、ニップ部N(図4
参照)においては、各ガイドリブ22,…の下端がニップ
ラインNLよりも2mm上方に位置している。一方、その
ガイドリブ22,…と対応する下ガイド板9の上面はその
ニップラインNLよりも1mm下方に配置されている。こ
のようにニップ部Nにおけるガイドリブ22と下ガイド板
9とのすき間tを設定したことにより、突出端8a(図
1,図3参照)からやや上方に凸状となるように緩やか
に湾曲して形成された上ガイド板8の下面に設けられた
ガイドリブ22,…に沿って前送りされる最上位の用紙3
をニップ部Nに対して適正に、すなわち、その用紙3の
先端をやや給紙ローラ15寄りに対応させ、用紙3を確実
に給紙できるのである。
22は、図2に示すように、用紙3の各サイズ例えばA
3,B4,A4,A6の各用紙3の両端縁部に対応する
ように4対が互いに平行に設けられ、ニップ部N(図4
参照)においては、各ガイドリブ22,…の下端がニップ
ラインNLよりも2mm上方に位置している。一方、その
ガイドリブ22,…と対応する下ガイド板9の上面はその
ニップラインNLよりも1mm下方に配置されている。こ
のようにニップ部Nにおけるガイドリブ22と下ガイド板
9とのすき間tを設定したことにより、突出端8a(図
1,図3参照)からやや上方に凸状となるように緩やか
に湾曲して形成された上ガイド板8の下面に設けられた
ガイドリブ22,…に沿って前送りされる最上位の用紙3
をニップ部Nに対して適正に、すなわち、その用紙3の
先端をやや給紙ローラ15寄りに対応させ、用紙3を確実
に給紙できるのである。
【0013】上述の給紙ローラ15はゴム部材よりなり、
図5に示すように、その支軸16が、両上ガイド板8,8
の各端部に固定された軸受17,17に支承されるととも
に、その一端側が本体6の側部(図示省略)に軸支され
るとともに駆動源と連結され、給紙ローラ15を給紙方向
に回転駆動させるようになっている。
図5に示すように、その支軸16が、両上ガイド板8,8
の各端部に固定された軸受17,17に支承されるととも
に、その一端側が本体6の側部(図示省略)に軸支され
るとともに駆動源と連結され、給紙ローラ15を給紙方向
に回転駆動させるようになっている。
【0014】一方、その給紙ローラ15と対接するさばき
ローラ19はゴム部材よりなり、その支軸20はジョイント
部材25によって接続されて下ガイド板9にリブ26を介し
て取り付けられた軸受21に支承されるとともに、その一
端側が本体6の側部(図示省略)に軸支されて駆動源と
連結され、その支軸20に取り付けたトルクリミッタ27を
>介してさばきローラ19が給紙方向とは逆方向に回転駆
動されるようになっている。このトルクリミッタ27は、
用紙3の下面に摺接するさばきローラ19から受ける抵抗
値が所定以上に達するまでは、さばきローラ19に対して
駆動力を伝達して多重送りを防止するが、用紙3が一枚
の場合には用紙3に従動してさばきローラ19を遊転させ
るように構成されている。
ローラ19はゴム部材よりなり、その支軸20はジョイント
部材25によって接続されて下ガイド板9にリブ26を介し
て取り付けられた軸受21に支承されるとともに、その一
端側が本体6の側部(図示省略)に軸支されて駆動源と
連結され、その支軸20に取り付けたトルクリミッタ27を
>介してさばきローラ19が給紙方向とは逆方向に回転駆
動されるようになっている。このトルクリミッタ27は、
用紙3の下面に摺接するさばきローラ19から受ける抵抗
値が所定以上に達するまでは、さばきローラ19に対して
駆動力を伝達して多重送りを防止するが、用紙3が一枚
の場合には用紙3に従動してさばきローラ19を遊転させ
るように構成されている。
【0015】他方、複写機2(図6参照)の上面には、
原稿台28が固定されており、その原稿台28上には原稿押
え板29が開閉自在に配置され、その複写機2の一側部に
は給紙台4が、その内部には給紙カセット(図示省略)
が、他側部には複写済みで排出された用紙3を受ける排
紙トレイ30が、それぞれ着脱自在に装着されている。上
述の原稿台28の手前側には操作パネル(図示省略)が配
置され、その操作パネルには複写動作を開始させるため
のプリントキーや複写枚数を指定するためのテンキー等
が配置されている。
原稿台28が固定されており、その原稿台28上には原稿押
え板29が開閉自在に配置され、その複写機2の一側部に
は給紙台4が、その内部には給紙カセット(図示省略)
が、他側部には複写済みで排出された用紙3を受ける排
紙トレイ30が、それぞれ着脱自在に装着されている。上
述の原稿台28の手前側には操作パネル(図示省略)が配
置され、その操作パネルには複写動作を開始させるため
のプリントキーや複写枚数を指定するためのテンキー等
が配置されている。
【0016】その複写機2の内部においては、その上部
位置に、光源、ミラー等よりなる原稿読み取りのための
露光装置31が設けられており、中央部には画像を形成す
るための、感光ドラム32とその周囲に配置された主帯電
器33、現像装置34、転写用帯電器35、分離用帯電器36ク
リーニング装置37等からなる画像形成部38が配設され、
画像形成部38と排紙トレイ30との間には、排紙搬送装置
40および定着装置41が配置されている。
位置に、光源、ミラー等よりなる原稿読み取りのための
露光装置31が設けられており、中央部には画像を形成す
るための、感光ドラム32とその周囲に配置された主帯電
器33、現像装置34、転写用帯電器35、分離用帯電器36ク
リーニング装置37等からなる画像形成部38が配設され、
画像形成部38と排紙トレイ30との間には、排紙搬送装置
40および定着装置41が配置されている。
【0017】以上のように構成される複写機2では、原
稿を原稿台28上にセットするとともに、給紙台4上に用
紙3を一枚もしくは多数枚を積層してセットし、複写枚
数を指定してプリントキーを押すと、リフト板5が挙上
して(図1の二点鎖線参照)前送りローラ12に最上位の
用紙3が押圧付勢され、前送りローラ12が送り方向(矢
印)に回転することにより、最上位の用紙3の先端を給
紙ローラ15とさばきローラ19との間のニップ部Nに対接
させ、給紙方向(矢印)に回転される給紙ローラ15によ
って用紙3が画像形成部38に送給される。一方、露光装
置31によって原稿が露光走査されて感光ドラム32に形成
された潜像が現像装置34によって現像され、適正なタイ
ミングで画像形成部38に送給された用紙3に画像が転写
された後定着されて排出トレイ30上に排出される。
稿を原稿台28上にセットするとともに、給紙台4上に用
紙3を一枚もしくは多数枚を積層してセットし、複写枚
数を指定してプリントキーを押すと、リフト板5が挙上
して(図1の二点鎖線参照)前送りローラ12に最上位の
用紙3が押圧付勢され、前送りローラ12が送り方向(矢
印)に回転することにより、最上位の用紙3の先端を給
紙ローラ15とさばきローラ19との間のニップ部Nに対接
させ、給紙方向(矢印)に回転される給紙ローラ15によ
って用紙3が画像形成部38に送給される。一方、露光装
置31によって原稿が露光走査されて感光ドラム32に形成
された潜像が現像装置34によって現像され、適正なタイ
ミングで画像形成部38に送給された用紙3に画像が転写
された後定着されて排出トレイ30上に排出される。
【0018】このような複写動作に至るまでの前送りの
段階で、前送りローラ12によってたとえ複数枚の用紙3
がニップ部Nに前送りされるようなことがあっても、最
上位の用紙3の上面には、上ガイド板8の下面に形成し
たガイドリブ22,…が抵抗少なく摺接対応しているの
で、給紙ローラ15によって容易に搬送され、詰り現象が
発生することがない。また、そのガイドリブ22,…が用
紙3の両端縁部に摺接するので、たとえ用紙3がカール
しているような場合にも、トラブルを発生させることな
く画像形成部38内に確実に送給することができる。つま
り、安定した給紙性能が発揮される。
段階で、前送りローラ12によってたとえ複数枚の用紙3
がニップ部Nに前送りされるようなことがあっても、最
上位の用紙3の上面には、上ガイド板8の下面に形成し
たガイドリブ22,…が抵抗少なく摺接対応しているの
で、給紙ローラ15によって容易に搬送され、詰り現象が
発生することがない。また、そのガイドリブ22,…が用
紙3の両端縁部に摺接するので、たとえ用紙3がカール
しているような場合にも、トラブルを発生させることな
く画像形成部38内に確実に送給することができる。つま
り、安定した給紙性能が発揮される。
【0019】そのガイドリブ22,…は上ガイド板8と予
め一体に形成されるので、別途、別部材を要することな
く、部品点数を少なくして原材料費や組立コストが安価
なものとなる。
め一体に形成されるので、別途、別部材を要することな
く、部品点数を少なくして原材料費や組立コストが安価
なものとなる。
【0020】なお、従来の多数枚送り防止用のウレタン
ゴムやストッパーを本装置に設けることによって、より
一層給紙性能を安定させることができるのはいうまでも
ない。
ゴムやストッパーを本装置に設けることによって、より
一層給紙性能を安定させることができるのはいうまでも
ない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給紙装置
によれば、上ガイド板を上方に凸状となるように緩やか
に湾曲形状とし、該湾曲形状は前送りされる用紙を前記
ニップ部に適正にガイドするように形成されているの
で、紙詰まりが発生することなく、安定した給紙性能が
得られる。
によれば、上ガイド板を上方に凸状となるように緩やか
に湾曲形状とし、該湾曲形状は前送りされる用紙を前記
ニップ部に適正にガイドするように形成されているの
で、紙詰まりが発生することなく、安定した給紙性能が
得られる。
【図1】本発明の給紙装置の一実施例における要部構成
図である。
図である。
【図2】同上ガイド板の下面に形成したガイドリブの配
列状態を示す底面図である。
列状態を示す底面図である。
【図3】図2におけるA−A線矢視断面図である。
【図4】同ニップ部におけるガイドリブと下ガイド板と
のすき間の設定を説明するための模式図である。
のすき間の設定を説明するための模式図である。
【図5】同給紙ローラとさばきローラの支持部の構成を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図6】同画像形成装置の全体構成図である。
1…給紙装置 2…画像形成装置 3…用紙 4…給紙台 8…上ガイド板 9…下ガイド板 12…前送りローラ 19…さばき手段(さばきローラ) 22…ガイドリブ t…すき間 N…ニップ部
Claims (2)
- 【請求項1】給紙台上の用紙が前送りローラによって前
送りされ、上ガイド板と、その上ガイド板との間にすき
間を有して配置される下ガイド板とによって、その用紙
が給紙ローラとさばき手段との間に形成されるニップ部
にガイドされるようにした画像形成装置等の給紙装置に
おいて、前記上ガイド板を上方に凸状となるように緩や
かに湾曲形状とし、該湾曲形状は前送りされる用紙を前
記ニップ部に適正にガイドするように形成されているこ
とを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記上ガイド板の下面
には、前送りされる用紙の上面に摺接してその用紙を抵
抗少なく前記ニップ部にガイドするためのガイドリブが
給紙方向に沿って突条に形成されていることを特徴とす
る給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000110535A JP2000264470A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-06 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000110535A JP2000264470A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-06 | 給紙装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03341993A Division JP3096337B2 (ja) | 1991-11-30 | 1991-11-30 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000264470A true JP2000264470A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=18623028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000110535A Pending JP2000264470A (ja) | 2000-01-01 | 2000-04-06 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000264470A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2000
- 2000-04-06 JP JP2000110535A patent/JP2000264470A/ja active Pending
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