JPH01187146A - 原稿搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、原稿自体を搬送しながら原稿画像を読取り、
その読取り画像に対応した像を記録紙ヒに形成する画像
形成装置の原稿搬送装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来において、ＡＯ，Ａ１版韓の大きなサイズの原稿画
像を複写する画像形成装置では、原稿自体を搬送しなが
らその原稿画像を読取り、複写画像を記録紙上に形成す
るように構成される。

第２図はこのような画像形成装置における原稿搬送装置
の構成を示す断面構成図であり、原稿搬送経路１の途中
には原稿画像を読取る光学ユニット２が配置されている
。また、この光学ユニット２の画像読取り面のプラテン
ガラス３に対向して白色プラテンローラ４が配設されて
いる。さらに、光学ユニット２の上流側と下流側にはド
ライブローラ６．７およびアイドラローラ８〜１１が配
置され、原稿搬送経路１の入口のドライブローラ１２と
アイドラローラ１３によって送り込まれてきた原稿は上
流側のドライブローラ６とアイドラローラ８によってプ
ラテンガラス３と白色プラテンローラ４との間に搬送さ
れ、この搬送途中で原稿画像が光学ユニット２によって
読取られるように構成されている。そして、光学ユニッ
ト２の読取り面を通過した原稿は下流側のドライブロー
フとアイドラローラ１０によって原稿搬送経路１の出口
へ搬送される。この場合、ドライブローラ６．７゜１２
．３９，３７の下流側には搬送経路切替用の爪１５．１
６．５１，５２．５３が設けられており、爪１５が図示
の状態と逆に切替えられている時は、光学ユニット２の
読取り面を通過した原稿はドライブローラ４２との間を
通り、厚手原稿や長尺原稿の後方排出口４３に向けて排
出される。

しかし、原稿がＡＯ版〜Ａ４判の薄手原稿である場合は
、爪１５は図示の状態に切替えられる。

そして、Ａ３．Ａ４判の原稿を複数枚複写する際には、
爪１６が図示の状態と逆の状態に切替えられ、光学ユニ
ット２で読取りを終えた原稿はドライブローラ７とアイ
ドラローラ１１およびドライブロラ６とアイドラローラ
９との間を通り、再びドライブローラ６とアイドラロー
ラ８によって光学ユニット２の読取り面に搬送される。

このような繰り返し搬送によって、設定された枚数の複
写が終了すると、爪１６が図示の状態に切替えられ、原
稿はドライブローラ６の下流側のドライブローラ１２．
３９，３７，３５．４７によって前方排出口５０に排出
される。

Ａ２判の原稿の場合は爪１６に代えて爪５１が同様にし
て切替えられることにより、原稿がドライブローラ７と
ドライブローラ１２との間を複写枚数相当口だけ循環し
た優、ドライブローラ３９゜３７．３５．４７を通って
前方排出口５０に排出される。またＡ１判原稿の場合は
爪５２が同様にして切替えられることにより、原稿がド
ライブローラ７とドライブローラ３９と間を複写枚数相
当口だけ循環した後、ドライブローラ３７．３５゜４７
を通って前方排出口５０に排出される。

さらに、ＡＯ判原稿の場合は爪５３が同様にして切替え
られることにより、原稿がドライブローラ７とドライブ
ローラ３７との間を複写枚数相当口だけ循環した後、ド
ライブローラ３５．４７を通って前方排出口５０へ排出
される。

このように搬送経路は、＠葛すイズにより切替えられる
。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、上記のような原稿搬送装置において、アイド
ラローラがドライブローラの下側になる搬送部位、すな
わちドライブローラ６とアイドラローラ８、およびドラ
イブローラ１２とアイドラローラ１３が位置する搬送部
位では、原稿サイズが大きい場合は原稿の送り方向で両
端部が中央部に比べて遅れ、原稿画像の中の横線が直線
でなく弓なりの線となって複写されてしまうという問題
が生じていた。

本発明の目的は、原稿全体を均一な速度で搬送し、原稿
画像の中の横線の湾曲を防止することができる画像形成
装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、アイドラロールを構成する複数個のアイドラ
ロールのうち、軸方向の両端部のアイドラロールを中央
部のアイドラロールより硬度の高いロールで構成したも
のである。

（作用〕 両端部のアイドラロールの硬度が中央部より高いために
、ドライブローラとの間の原稿把持力が強くなり、原稿
はその中央部と同一の速度で搬送される。

（実施例） 第１図は本発明の主要部であるアイドラローラの一実施
例を示す図であり、原稿の送り方向正面から見た図であ
る。図において、ドライブローラ２０は回転軸に取付け
た複数個のドライブロール２１から構成されている。そ
して、このドライブローラ２０の下側に位置するアイド
ラローラ２２は回転軸に取付けた複数個のアイドラ０−
ル２３から構成されている。このうち、アイドラローラ
２２にはアイドラロール２３とほぼ同一径で、幅がやや
大きい原稿支持ロール２４がドライブロール２１と接し
ないように所定間隔で同一回転軸に取付けられている。

また、アイドラローラ２２を構成するアイドラロール２
３のうち、軸方向の両端部のフイドラロ−ル２３′は中
央部のアイドラロール２３よりもその硬度が高く設定さ
れている。

原稿支持ロール２４は原稿自体がアイドラローラ２２に
よって上側へ持上げられるために生じるたるみを防止す
るものであり、この原稿支持ロール２４によって原稿画
像の横倍率が原稿に生じたたるみによって変化するのが
防止される。

一方、アイドラローラ２２のアイドラロール２３のうち
両端部のアイドラロール２３′はその硬度が高いため、
ドライブロール２１との間の原稿把持力が中央部より高
くなる。このため、原稿の両端部も中央部に遅れること
なく搬送することが可能となる。この結果、搬送遅れに
よって生じていた横線の湾曲を防止することができる。

なお、実施例では硬度の高いアイドラ０−ルを両端部に
それぞれ２個ずつ設けているが、破線で示すアイドラロ
ールも硬度を高くし、それぞれ３個ずつ設ける構成でも
よい。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、アイドラローラを
構成する複数個のアイドラロールのうち両端部のアイド
ラロールの硬度を中央部より高くしたため、ドライブロ
ーラとの間の原稿把持力が中央部より高くなり、原稿の
両端部も中央部に遅れることなく搬送することができる
。この結果、搬送遅れによって生じていた横線の湾曲を
防止し、原稿画像に忠実な横線を再現することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の主要部であるアイドラローラの一実施
例を示す正面図、第２図はアイドラローラの周辺部分の
構成を示す断面構成図である。 １・・・原稿搬送経路、２・・・光学ユニット、３・・
・プラテンガラス、４・・・白色プラテンローラ、６，
１２．２３・・・ドライブローラ、８．１３．２２・・
・アイドラローラ、２１・・・ドライブロール、２３．
２３’・・・アイドラロール。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. モータによつて回転駆動される回転軸に同一径の複数個
   のドライブロールが取付けられているドライブローラと
   、このドライブローラの各ドライブロールに対応する複
   数個のアイドラロールが同一回転軸に取付けられ、各ド
   ライブロールとアイドラロールとの間で原稿を挟持して
   搬送するアイドラローラとから成る原稿搬送装置におい
   て、前記アイドラローラのアイドラロールは軸方向にお
   いて中央部より両端部に硬度の高いロールが配置されて
   いることを特徴とする原稿搬送装置。