JP2001159835A - 電子写真装置の自動両面印字装置 - Google Patents

電子写真装置の自動両面印字装置

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JP2001159835A
JP2001159835A JP34307399A JP34307399A JP2001159835A JP 2001159835 A JP2001159835 A JP 2001159835A JP 34307399 A JP34307399 A JP 34307399A JP 34307399 A JP34307399 A JP 34307399A JP 2001159835 A JP2001159835 A JP 2001159835A
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Hiroshi Sakamoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面印字の印字速度を片面印字と同等の高速
印字ができしかも電子写真装置を高価にする事無く小型
の自動両面印字装置をオプションとして提供すること。 【解決手段】 印字部と、用紙15をその片面の印字か
らその裏面の印字までの経路に従って用紙15を順に印
字部に搬送する用紙搬送路と、用紙搬送路の一部に配置
され用紙15を表裏反転させて印字部に送るスイッチバ
ック機構30とを備え、スイッチバック機構30は、先
行する用紙15が印字部に向かうとき後続の用紙を導入
可能な構成を持ち、更に用紙搬送路の全長を、用紙15
の搬送方向長さと用紙15どうしの間の間隔の距離を合
計した長さのほぼ整数倍とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置に使
用される両面印字装置に係り、特に高速での両面印字を
可能とした自動両面印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の電子写真装置では、用紙の両
面に印字できるようにした自動両面印字装置が従来から
広く使用されている。一方、電子写真装置の分野では、
一般にノビ紙と呼ばれる各サイズより少し大き目の用紙
が使用され、カラー印字が可能な電子写真装置では一般
的にA3ノビ紙(米国では「レジャーノビ紙」と呼
称))やA4ノビ紙(米国では「レターノビ紙」と呼
称)に印字が可能である。本明細書においては、従来の
技術及び本発明についてこれらのノビ紙に印字が可能な
電子写真装置を対象として説明する。
【0003】図6に従来の技術における電子写真装置及
び自動両面印字装置の断面図を示す。
【0004】図6において、1は最大A3ノビ紙サイズ
(米国ではレジャーノビ紙サイズ)の用紙に印字可能な
電子写真装置であり、ここではカラープリンターの例で
説明する。電子写真装置1の内部には、レーザーユニッ
ト2,感光体ドラム3,黒トナー5を現像する現像ロー
ラ4が配置されている。なお、感光体ドラム3,現像ロ
ーラ4,黒トナー5は一体化されて黒色のプロセスユニ
ット6として構成され、同様の構成によってそれぞれ
黄,赤,青色のプロセスユニット7,8,9が配置され
ている。そして、これらのプロセスユニット6〜9に沿
って中間転写ベルトユニット10が配置されている。こ
の中間転写ベルトユニット10は、回転する中間転写ベ
ルト11と転写ローラ12とによって構成され、給紙カ
セット13の給紙ローラ14による送りにより用紙15
が中間転写ベルト11と転写ローラ12との間に供給さ
れる。なお、用紙15は実用上多用されるA4サイズ
(米国ではレターサイズ)であり、長辺を先端及び後端
として搬送されるいわゆるA4横送りによる給紙が行な
われる。
【0005】このような電子写真装置では、レーザーユ
ニット2により感光体ドラム3に画像が書き込まれ、黒
トナー5が現像ローラ4から感光体ドラム3に供給さ
れ、黒トナー5は中間転写ベルト11へ転写される。同
様に各色のトナーがプロセスユニット7,8,9から中
間転写ベルト11に転写される。
【0006】ここで、給紙カセット13の中の用紙15
は給紙ローラ14によって繰り出され、その下流に配置
した給紙搬送ローラ16により給紙搬送路17を矢印A
の方に搬送される。このとき、用紙15と中間転写ベル
ト11の転写のタイミングを制御するレジストローラ1
8で制御され、転写ローラ12によって中間転写ベルト
11上のトナーが用紙15上に転写される。次いで、用
紙15上のトナーは定着器19で定着され、片面印字の
場合はシート状の搬送切替え装置20の横を通り矢印B
方向へ送られ、排紙ローラ22により電子写真装置1の
上部の排紙トレイ21へ排紙される。
【0007】一方、両面印字の場合では、片面に印字さ
れ矢印B方向へ送られるまでは片面印字と同様である。
その後、用紙15は排紙ローラ22に挟まれ、排紙トレ
イ21に排出される直前で排紙ローラ22は逆回転し、
用紙15を矢印C方向へ送り出して自動両面印字装置2
4内へ搬送する。すなわち、このスイッチバック動作で
用紙15は表裏反転される。反転した用紙15は自動両
面印字装置24内を通り、再び電子写真装置1内に入
る。このような用紙15の表裏反転の動作の期間に、前
記の動作により中間転写ベルト11に転写されたトナー
像がこの用紙15の裏面に転写ローラ12により転写さ
れる。これによって両面を印字された用紙15は定着器
19から排紙ローラ22を通って排紙トレイ21に排出
される。
【0008】以上が用紙15の搬送の形態の概略である
が、用紙15が次々と給紙されるときの挙動の詳細を図
7により説明する。
【0009】図7は従来の技術における電子写真装置及
び自動両面印字装置の詳細部分断面図であり、用紙15
に対する片面印字の場合を示す。図7において、用紙1
5はA4サイズ(米国ではレターサイズ)の用紙であ
り、前述のようにA4横送りをされている。先頭の用紙
15−1は排紙ローラ22から排出され、排紙トレイ2
1に積載されようとしている。次の用紙15−2は用紙
15−1との間に印字の制御に必要な最小の用紙間距離
25をあけて用紙15−1に続き搬送され、定着器19
で定着されている。また、3番目の用紙15−3は同じ
用紙間距離25をあけて搬送され転写ローラ12で転写
されている。最後の用紙15−4は同じ用紙間距離25
をあけて給紙されている。このような片面印字の場合で
は、用紙15の長さ210mmに対し、一般的に用紙間
距離25は約50mmと短い距離で搬送印字できるの
で、高速印字が可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、両面印
字の場合は以下の2つの理由で高速印字の実現ができな
い。
【0011】まず、第1の理由を図8の従来の技術にお
ける電子写真装置及び自動両面印字装置のスイッチバッ
ク機構の断面図で説明する。図8において、片面印字が
終わった用紙15−1は排紙ローラ22により矢印B方
向へ送られた後にこの用紙15−1の先端が排紙トレイ
21に半分積載され、用紙15−1の後端が用紙搬送路
の分岐部26に達した段階で、排紙ローラ22は逆転す
る。これにより用紙15−1は矢印C方向へ移動して自
動両面印字装置24内に搬送され、用紙15−1の後端
が排紙ローラ22から離れるタイミングに合わせて、次
の用紙15−2の先端が排紙ローラ22に突入する(図
6参照)。この場合、2枚の用紙15−1,15−2ど
うしの間の用紙間距離25は、これらの用紙15−1,
15−2の短辺の長さすなわち210mm以上となり、
図7で説明したような片面印字の場合のような高速印字
は実現できない。
【0012】また、第2の理由を図9の従来の技術にお
ける電子写真装置及び自動両面印字装置の詳細部分断面
図で説明する。図9において、27は自動両面印字装置
24の用紙搬送路の中央点であり、この用紙搬送路と給
紙搬送路17との間は分岐部28によって分岐してい
る。ここで、先頭の用紙15−1は先端29が中央点2
7の手前にあり、次の用紙15−2は矢印B方向へ搬送
中でスイッチバック直前であり、次の用紙15−3は転
写中でその後端は分岐部28の位置にある。また、各用
紙15−1〜15−3は、スイッチバックに必要な距離
である用紙15の短辺の長さあるいはそれ以上の距離を
保って搬送されている。先頭の用紙15−1の先端29
と用紙15−3の後端の間の距離が用紙の短辺の距離で
あれば、用紙15−1は時間のロスを伴うことなく用紙
15−3の後を追って転写ローラ12に搬送され、一定
の高速印字が実現できる。しかしながら、この用紙15
どうしの間の距離は、図9から明らかなように、用紙1
5の短辺の長さの約1.5倍ほどであり、結局は用紙1
5の半分の長さに対応する分の距離に相当して処理時間
が長くなる。
【0013】このような2つの理由から、従来の電子写
真装置では両面印字が高速化できない。すなわち、両面
印字の際には、用紙反転のためのスイッチバック機構が
介在することから、続いて搬送する用紙どうしの間の距
離が長くする必要があり、その結果両面印字の速度が大
幅に低下する。また、用紙搬送路の長さが用紙の一辺の
長さに用紙どうしの間の距離を加算した値として無関係
に決められているので、両面印字の印字速度は片面印字
に比べ極端に低下する。
【0014】本発明は、両面印字の印字速度を片面印字
と同等の高速印字ができ、しかも電子写真装置を高価に
する事無く小型の自動両面印字装置をオプションとして
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の電子写真装置の
自動両面印字装置は、印字部と、用紙をその片面の印字
からその裏面の印字までの経路に従って前記用紙を順に
前記印字部に搬送する用紙搬送路と、前記用紙搬送路の
一部に配置され前記用紙を表裏反転させて前記印字部に
送るスイッチバック機構とを備え、前記スイッチバック
機構は、先行する用紙が前記印字部に向かうとき後続の
用紙を導入可能な構成を持ち、更に前記用紙搬送路の全
長を、前記用紙の搬送方向長さと前記用紙どうしの間の
間隔の距離を合計した長さのほぼ整数倍としたことを特
徴とする。
【0016】このような構成により、用紙どうしの間の
距離を片面印字の場合と同じ程度に短くして反転でき、
用紙搬送路の長さを、用紙の一辺の長さと用紙どうしの
間の間隔の距離の合計のほぼ整数倍とすることで、高速
の印字が可能となる。
【0017】また、スイッチバック機構を自動両面印字
装置内に有するとともに、スイッチバック機構の搬送路
が自動両面印字装置の用紙搬送路にほぼ沿う構成として
おけば、電子写真装置を高価にすることなく自動両面印
字装置を小型のオプションとして提供できる。
【0018】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は,印字部
と、用紙をその片面の印字からその裏面の印字までの経
路に従って用紙を順に印字部に搬送する用紙搬送路と、
用紙搬送路の一部に配置され用紙を表裏反転させて印字
部に送るスイッチバック機構とを備え、スイッチバック
機構は、先行する用紙が印字部に向かうとき後続の用紙
を導入可能な構成を持ち、更に用紙搬送路の全長を、用
紙の搬送方向長さと用紙どうしの間の間隔の距離を合計
した長さのほぼ整数倍としたことを特徴とする電子写真
装置の自動両面印字装置であり、高速の両面印字が実現
できるという作用を有する。
【0019】請求項2に記載の発明は、用紙が最大A3
ノビ紙あるいはレジャーノビ紙のとき、用紙搬送路の全
長を、A4サイズまたはレターサイズの用紙の短辺の長
さと用紙どうしの間の間隔の長さを合計した長さのほぼ
整数倍としたことを特徴とする請求項1記載の電子写真
装置の自動両面印字装置であり、高速の両面印字が実現
できるという作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、用紙が最大A4
ノビ紙あるいはレターノビ紙のとき、用紙搬送路の全長
を、A4サイズまたはレターサイズの用紙の長辺の長さ
と用紙どうしの間の間隔の長さを合計した長さのほぼ整
数倍としたことを特徴とする請求項1記載の電子写真装
置の自動両面印字装置であり、高速の両面印字が実現で
きるという作用を有する。
【0021】請求項4に記載の発明は、自動両面印字装
置内に用紙のスイッチバック機構を有し、自動両面印字
装置を電子写真装置にオプションとして後づけ可能な構
造とし、スイッチバック機構の用紙の搬送路を用紙搬送
路とほぼ沿わせた構成としたことを特徴とする請求項1
記載の電子写真装置の自動両面印字装置であり、自動両
面印字装置をオプションとして利用できるとともに装置
全体を小型化できるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。
【0023】図1は本発明の一実施の形態における電子
写真装置及び自動両面印字装置の断面図であり、従来の
技術と同様に最も使用頻度の高いA4サイズの用紙(米
国では「レターサイズの用紙」)をいわゆるA4横送り
する構成例としたカラープリンターである。なお、図6
〜図9に示した従来の技術と同じ構成部材については共
通の符号で指示し、その詳細な説明は省略する。
【0024】図1において、自動両面印字装置24は電
子写真装置1の左側面に位置し、片面印字された用紙1
5を上部で取込み、装置内で用紙を高速スイッチバック
し、下部から電子写真装置1に搬送する。なお、本発明
における自動両面印字装置24は電子写真装置1に対し
オプションとして後付けが可能である。
【0025】自動両面印字装置24にはスイッチバック
機構30及び用紙搬送路31が組み込まれる。すなわ
ち、図2の本発明の一実施の形態における電子写真装置
及び自動両面印字装置の詳細部分断面図に示すように、
自動両面印字装置24の内部には、スイッチバック機構
30とこれから分岐した用紙搬送路31を配置し、用紙
15の搬送を検知するセンサー32,常に矢印E方向に
回転駆動されている搬送ローラ33、この搬送ローラ3
3に接触して従動回転する従動ローラ34,35、反転
ローラ36がそれぞれ配置されている。
【0026】なお、スイッチバック機構30と用紙搬送
路31は互いに接近して沿うような配置であり、自動動
両面印字装置24の小型化を図っている。また、価格の
高価なスイッチバック機構30を自動両面印字装置24
内に設置し、オプション化することで電子写真装置1の
コストダウンも図られる。
【0027】ここで、用紙15に対する片面印字は従来
の技術と同様であり、用紙15どうしの間の距離25は
約50mm程度とすることで高速印字が可能である。一
方、両面印字の場合には、用紙15は搬送切替え装置2
0の切替えにより図2において左に搬送され自動両面印
字装置24内に入る。そして、自動両面印字装置24の
スイッチバック機構30によって用紙15は表裏反転さ
れ、用紙搬送路31を経由して再び電子写真装置1に搬
送される。この後、、従来の技術と同様に用紙15の裏
面に印字され、搬送切替え装置20の切替えにより図2
において右に進み排紙トレイ21に排紙される。以上は
動作の概略であり、自動両面印字装置24の構成及び動
作の詳細を図2〜図5により説明する。
【0028】ここで図3は本発明の自動両面印字装置の
スイッチバック機構の詳細部分断面図、図4は本発明の
自動両面印字装置のスイッチバック機構の詳細部分断面
図、図5は本発明の一実施の形態における電子写真装置
及び自動両面印字装置の詳細部分断面図である。
【0029】図2において、用紙15−1は図のように
自動両面印字装置24内を進み、センサー32は用紙1
5の搬送を検知する。搬送ローラ33は前述のように常
時矢印E方向に回転し、従動ローラ34,35は搬送ロ
ーラ33に接触してそれぞれ矢印方向に従動回転してい
る。用紙15−1の後には、2枚の用紙15−2,15
−3がそれぞれの用紙間距離25を片面印字のときの最
小用紙間距離である約50mmに設定されて連続両面印
字されようとしている。なお、用紙15−1がスイッチ
バック機構30に進入する間は一対の反転ローラ36は
互いに離間している。
【0030】次の動作を図3について説明する。用紙1
5−1の後端37の通過をセンサー32による検知と必
要な時間制御で用紙15−1の後端37が搬送ローラ3
3から送り出されると、反転ローラ36は図示のように
用紙15−1を挟持し矢印方向に回転する。これと同時
に、反転レバー38が右に移動し用紙の後端37を従動
ローラ35側に押す。これにより、用紙15−1は反転
ローラ36及び搬送ローラ33と従動ローラ35の回転
に基づいて用紙搬送路31に送られる。
【0031】更に次の動作を図4で説明する。用紙15
−1の先端が搬送ローラ33と従動ローラ35で搬送さ
れる始めると、反転レバー38は左に移動し元の位置に
戻る。これと同時に一対の反転ローラ36も再度離間す
る向きに動き、次の用紙15−2はスイッチバック機構
30に進入してくる。すなわち、先行の用紙15−1と
後続の用紙15−2とは、スイッチバック機構30内で
互いにすれ違いながらスイッチバックする関係となる。
したがって、片面印字の場合と同様に、用紙15どうし
の間の距離を約50mm程度に設定した操作が可能であ
り、高速の両面印字の動作が実現できる。なお、図示し
ていないが、次の用紙15−3以降も同様に高速搬送さ
れる。
【0032】図5について次の動作を説明する。先頭の
用紙15−1は自動両面印字装置24の最下端に達して
いる。次の用紙15−2は用紙15−1に短い用紙間距
離で続いており、後続の4枚の用紙15−3,15−
4,15−5,15−6まで両面印字動作に入ってい
る。用紙15−6の後端は分岐部28に位置し、用紙1
5−1の先端は片面印字の場合の用紙15どうしの間の
距離と同じ距離を保っている。用紙15−6が転写ロー
ラ12で転写され搬送されると共に、用紙15−1は電
子写真装置1内に搬送されて両面に印字され、排紙ロー
ラ22から排紙トレイ21に排出される。以下、順に用
紙15−2〜15−5は裏面を印字され排紙トレイ21
に排出される。そして、用紙15−6の裏面印字後に
は、後続の新たな用紙(図示せず)が給紙搬送ローラ1
6によって搬送され、用紙15−6の後端の後ろに約5
0mmの距離を保って搬送され、以降の用紙の印字も同
様に拘束で処理される。
【0033】以上述べたように、自動両面印字装置を含
む用紙搬送路の全長を用紙の短辺と用紙間距離の合計の
略整数倍にすることによって両面印字においても片面印
字に匹敵する高速印字を実現する事が出来る。もちろん
ここで言う用紙搬送路の全長とは単に物理的な搬送路の
全長では無く、スイッチバック機構における、A4ある
いはレターサイズの用紙の短辺の長さをも加味した用紙
の搬送される実際の長さである事は言うまでもない。本
例では整数が6の場合の一例について説明したが、搬送
路を出来るだけ短くし、つまり整数を小さくする事によ
って印字速度はさらに向上し、片面印字と同等の高速両
面印字を実現できる。また最大A4ノビ紙(米国ではレ
ターノビ紙)が印字できるA4サイズ電子写真装置で
は、用紙搬送路の全長を、使用頻度の高いA4(米国で
はレター紙)サイズの用紙の長辺と紙間距離の合計の略
整数倍とすることで、高速両面印字に効果があることは
自明である。
【0034】
【発明の効果】本発明では、簡単な構造で両面印字時の
印字速度が高速化した電子写真装置の自動両面印字装置
を得ることができ、電子写真装置を高価にせず小型の自
動両面印字装置をオプションとして提供することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における電子写真装置及
び自動両面印字装置の断面図
【図2】本発明の一実施の形態における電子写真装置及
び自動両面印字装置の詳細部分断面図
【図3】本発明の自動両面印字装置のスイッチバック機
構の詳細部分断面図
【図4】本発明の自動両面印字装置のスイッチバック機
構の詳細部分断面図
【図5】本発明の一実施の形態における電子写真装置及
び自動両面印字装置の詳細部分断面図
【図6】従来の技術における電子写真装置及び自動両面
印字装置の断面図
【図7】従来の技術における電子写真装置及び自動両面
印字装置の詳細部分断面図
【図8】従来の技術における電子写真装置及び自動両面
印字装置のスイッチバック機構の断面図
【図9】従来の技術における電子写真装置及び自動両面
印字装置の詳細部分断面図
【符号の説明】
1 電子写真装置 2 レーザーユニット 3 感光体ドラム 4 現像ローラ 5 黒トナー 6,7,8,9 プロセスユニット 10 中間転写ベルトユニット 11 中間転写ベルト 12 転写ローラ 13 給紙カセット 14 給紙ローラ 15 用紙 16 給紙搬送ローラ 17 給紙搬送路 18 レジストローラ 19 定着器 20 搬送切替え装置 21 排紙トレイ 22 排紙ローラ 24 自動両面印字装置 25 用紙間距離 26 分岐部 27 中央点 28 分岐部 29 用紙の先端 30 スイッチバック機構 31 用紙搬送路 32 センサー 33 搬送ローラ 34,35 従動ローラ 36 反転ローラ 37 用紙の後端 38 反転レバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字部と、用紙をその片面の印字からその
    裏面の印字までの経路に従って前記用紙を順に前記印字
    部に搬送する用紙搬送路と、前記用紙搬送路の一部に配
    置され前記用紙を表裏反転させて前記印字部に送るスイ
    ッチバック機構とを備え、前記スイッチバック機構は、
    先行する用紙が前記印字部に向かうとき後続の用紙を導
    入可能な構成を持ち、更に前記用紙搬送路の全長を、前
    記用紙の搬送方向長さと前記用紙どうしの間の間隔の距
    離を合計した長さのほぼ整数倍としたことを特徴とする
    電子写真装置の自動両面印字装置。
  2. 【請求項2】前記用紙が最大A3ノビ紙あるいはレジャ
    ーノビ紙のとき、前記用紙搬送路の全長を、A4サイズ
    またはレターサイズの用紙の短辺の長さと前記用紙どう
    しの間の間隔の長さを合計した長さのほぼ整数倍とした
    ことを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の自動両
    面印字装置。
  3. 【請求項3】前記用紙が最大A4ノビ紙あるいはレター
    ノビ紙のとき、前記用紙搬送路の全長を、A4サイズま
    たはレターサイズの用紙の長辺の長さと前記用紙どうし
    の間の間隔の長さを合計した長さのほぼ整数倍としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の自動両面
    印字装置。
  4. 【請求項4】自動両面印字装置内に用紙のスイッチバッ
    ク機構を有し、自動両面印字装置を電子写真装置にオプ
    ションとして後づけ可能な構造とし、前記スイッチバッ
    ク機構の用紙の搬送路を前記用紙搬送路とほぼ沿わせた
    構成としたことを特徴とする請求項1記載の電子写真装
    置の自動両面印字装置。
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