JPH06191685A - デュプレックス装置 - Google Patents

デュプレックス装置

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JPH06191685A
JPH06191685A JP33052692A JP33052692A JPH06191685A JP H06191685 A JPH06191685 A JP H06191685A JP 33052692 A JP33052692 A JP 33052692A JP 33052692 A JP33052692 A JP 33052692A JP H06191685 A JPH06191685 A JP H06191685A
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JP
Japan
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paper
sheet
passage
path
discharge
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Application number
JP33052692A
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English (en)
Inventor
Seiji Sugimura
精二 杉村
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面印字に際し、プリンタ側における斜行防
止構造の有無に拘らず斜行を防止して再給紙し得るデュ
プレックス装置を提供する。 【構成】 プリンタ33から排紙された用紙12を、反
転通路26からスイッチバック通路27に一旦搬送し、
再給紙路28からプリンタ33に再給紙するデュプレッ
クス装置39において、前記スイッチバック通路27の
内面の一部に用紙12の厚さ方向に滑らかに広がる拡開
部41を形成し、排紙方向と再給紙方向との双方に反転
駆動されるモータに一方が駆動された対のレジストロー
ラ42を前記拡開部41の前記再給紙路28側の端部近
傍に配設し、排紙方向と再給紙方向との双方に反転され
るモータに連結されて前記レジストローラ42の再給紙
方向の回転時期に先だって再給紙方向に駆動される排給
紙ローラ31を前記拡開部41を間にして前記レジスト
ローラ42よりも排紙側に離間させて設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面印刷を行うために
プリンタに選択的に接続されるデュプレックス装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すようなプリンタがあ
る。このプリンタ1のプリンタ本体2には、その上面に
形成された排紙受け3の一端に開口する排紙口4と、側
面に開口された排紙口5とが形成され、内部には、用紙
搬送路6と、印字手段7と、用紙搬送路6の端部から上
部の排紙口4に向けて湾曲する排紙通路8と、用紙搬送
部6の端部から側方の排紙口5に向けて延出された排紙
通路9とが設けられている。二つの排紙通路8,9の分
岐部には排紙方向切替部10が回動自在に設けられてい
る。また、用紙搬送路6には、給紙カセット11内の用
紙12を引き出す給紙ローラ13と、レジストローラ1
4とが設けられている。
【0003】前記印字手段7は電子写真法によって印字
するものである。すなわち、感光体15を回転させる過
程で、帯電器16のコロナ放電作用により感光体15の
表面が帯電され、その帯電部分に偏向走査型の露光手段
17から画像信号に対応する光信号を走査することによ
り感光体15の表面に静電潜像が形成される。この静電
潜像は現像器18により現像がなされる。一方では、給
紙ローラ13とレジストローラ14とにより給紙カセッ
ト11内の用紙12が供給されるため、感光体15上の
トナー画像が転写器19により用紙12に転写され、さ
らに、用紙12が定着器20を通過する過程で用紙12
上の転写画像が定着される。また、感光体15は、クリ
ーニングユニット21により残存トナーが払拭され、続
いて、次の画像形成のために除電器22により除電され
る。そして、印字された用紙12は、排紙方向切替部1
0の向きを変えることにより、排紙通路8と排紙口4と
を経て上面の排紙受け3に排紙され、或いは、排紙通路
9を経て排紙口5から排紙される。なお、プリンタ本体
2には下方からの給紙を可能にするために、レジストロ
ーラ14の上流側に向かう通路23が形成されている。
【0004】図5に示すプリンタ1では、給紙に際し
て、その給紙初期にはレジストローラ14は停止状態に
維持される。すなわち、給紙ローラ13により給紙カセ
ット11から引き出された用紙12の先端を対のレジス
トローラ14のニップ部に当接させて一旦停止させる状
態に維持される。一方、給紙ローラ13は、一回転の間
に給紙ローラ13とレジストローラ14との距離よりも
長い距離をもって用紙12を搬送するように定められて
いる。したがって、給紙カセット11から搬送された用
紙12は先端がレジストローラ14に当接されて彎曲さ
れる。これにより、用紙12は給紙ローラ13によって
斜めに送られた場合でも、先端がレジストローラ14に
よって揃えられ、斜行送りの状態が修正される。この
後、レジストローラ14は感光体15の回転運動に同期
して駆動され、用紙12を印字手段7に供給する。
【0005】ところで、両面印字を能率的に行う場合
は、図6に示すように、前記プリンタ1にデュプレック
ス装置24が装着される。このデュプレックス装置24
のデュプレックス本体25には、プリンタ1の排紙口5
に接続される反転通路26と、この反転通路26の終端
に接続されたスイッチバック通路27と、このスイッチ
バック通路27の反転通路26側の端部から分岐されて
プリンタ1の前記通路23を介して用紙搬送路6の入口
側に接続される再給紙路28とが設けられている。ま
た、反転通路26には排紙方向にのみ回転する排紙部と
しての排紙ローラ29が設けられ、スイッチバック通路
27には用紙センサ30と正逆回転自在の排給紙ローラ
31とが設けられ、再給紙路28の複数個所には再給紙
ローラ32が設けられている。
【0006】したがって、用紙搬送路6と排紙口5とが
接続されるように排紙方向切替部10を回動させた状態
では、給紙カセット11から供給され印字手段7で上面
に印字された用紙12は排紙通路9を介してデュプレッ
クス装置24の反転通路26に送られ、さらに、排紙ロ
ーラ29によりスイッチバック通路27に搬送される。
このとき、排給紙ローラ31も排紙ローラ29と同方向
に駆動されるが、用紙12が用紙センサ30を通過する
と、この用紙センサ30の検出信号により排給紙ローラ
31が再給紙方向に反転する。また、この時点では再給
紙ローラ32も駆動されるため、スイッチバック通路2
7の用紙12は再給紙路28からプリンタ1の用紙搬送
路6の入口側に供給される。すなわち、用紙12は前回
印字された面が下に向けられた状態で印字手段7に供給
される。この時点では、排紙方向切替部10が反転さ
れ、印字手段7によって印字された用紙12は上方の排
紙口4から排紙受け3に排紙される。
【0007】次に、他の従来例を図7に示す。前記従来
例と同一の機能を示す構造については同一符号を用い説
明も省略する。このプリンタ33のプリンタ本体34に
は、その上面に形成された排紙受け3の一端に開口する
排紙口4と、側面に開口された排紙口5とが形成され、
内部には、用紙搬送路6と、印字手段37と、用紙搬送
路6の端部から上部の排紙口4に向けて湾曲する排紙通
路8と、用紙搬送路6の端部から側方の排紙口5に向け
て延出された排紙通路9とが設けられている。二つの排
紙通路8,9の分岐部には排紙方向切替部10が回動自
在に設けられている。また、用紙搬送路6には、給紙カ
セット35内の用紙12を引き出す給紙ローラ13と、
搬送ローラ36とが設けられている。
【0008】また、このプリンタ33の印字手段37
は、感光体15に静電潜像を形成するためにライン型の
露光手段38が用いられている他は前記従来例における
画像形成の原理と同様である。
【0009】印字に際しては、給紙カセット35の用紙
12は給紙ローラ13により引き出され、搬送ローラ3
6により印字手段37に供給され、この印字手段37に
よって印字される。印字された用紙12は、排紙方向切
替部10の向きを変えることにより、排紙通路8と排紙
口4とを経て上面の排紙受け3に排紙され、或いは、排
紙通路9を経て排紙口5から排紙される。
【0010】この例においても、両面印字を能率的に行
う場合は、図8に示すように、前記プリンタ33にデュ
プレックス装置39が装着される。このデュプレックス
装置39のデュプレックス本体40には、プリンタ33
の排紙口5に接続される反転通路26と、この反転通路
26の終端に接続されたスイッチバック通路27と、こ
のスイッチバック通路27の反転通路26側の端部から
分岐されて前記プリンタ33の用紙搬送路6の入口側に
接続される再給紙路28とが設けられている。また、反
転通路26には排紙方向にのみ回転する排紙ローラ29
が設けられ、スイッチバック通路27には用紙センサ3
0と正逆回転自在の排給紙ローラ31とが設けられてい
る。
【0011】したがって、用紙搬送路6と排紙口5とが
接続されるように排紙方向切替部10を回動させた状態
では、給紙カセット11から供給され印字手段37で上
面に印字された用紙12は排紙通路9を介してデュプレ
ックス装置39の反転通路26に送られ、さらに、排紙
ローラ29によりスイッチバック通路27に搬送され
る。このとき、排給紙ローラ31も排紙ローラ29と同
方向に駆動されるが、用紙12が用紙センサ30を通過
すると、この用紙センサ30の検出信号により排給紙ロ
ーラ31が再給紙方向に反転する。また、この時点では
排給紙ローラ31も駆動されるため、スイッチバック通
路27の用紙12は再給紙路28からプリンタ33の用
紙搬送路6の入口側に供給される。すなわち、用紙12
は前回印字された面が下に向けられた状態で印字手段3
7に供給される。この時点では、排紙方向切替部10が
反転され、印字手段37によって印字された用紙12は
上方の排紙口4から排紙受け3に排紙される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すプリンタ1
では、給紙ローラ13と感光体15との距離が長く、用
紙12の状態や搬送路の摩擦抵抗等の影響によって給紙
中に斜行が発生し易いものであるが、その斜行をレジス
トローラ14により修正することができる。デュプレッ
クス装置24により用紙12を再給紙する場合について
もレジストローラ14により斜行を修正することができ
る。レジストローラ14はこのような利点があるが、他
の搬送系とは駆動のタイミングを分けて制御する必要が
あり、それだけに構造が複雑化する。
【0013】このようなことから、簡易型のプリンタも
求められている。その例が図7に示すプリンタ33で、
レジストローラが無くても給紙過程での斜行の発生を防
止するために、給紙カセット35から感光体15までの
距離が短めに設定されている場合が多い。しかしなが
ら、図8に示すように、デュプレックス装置39を装着
して両面印字を行う場合には、プリンタ33の一側まで
延出する用紙搬送路6の一端に再給紙路28が接続され
るため、長い距離をもって用紙12を再給紙しなければ
ならず、斜行が発生し易い問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の排紙口が形成されたプリンタ本体に用紙搬送路と
印字手段と印字後の用紙を前記排紙口の何れかに案内す
る排紙方向切替部とを設けたプリンタに選択的に装着さ
れるデュプレックス本体を設け、このデュプレックス本
体に、前記排紙口の何れか一方に接続される反転通路
と、この反転通路の終端に接続されたスイッチバック通
路と、このスイッチバック通路の前記反転通路側の端部
から前記プリンタの前記用紙搬送路の入口側に接続され
る再給紙路と、前記反転通路内の用紙を前記スイッチバ
ック通路に搬送する排紙部と、前記スイッチバック通路
に配置された正逆回転自在の排給紙ローラとを設けたデ
ュプレックス装置において、前記スイッチバック通路の
一部に用紙の厚さ方向に滑らかに広がる拡開部を形成
し、排紙方向と再給紙方向との双方に反転駆動されるモ
ータに一方が駆動され排紙方向と再給紙方向の回転方向
変更の間に所定の停止インターバルを有するように制御
される対のレジストローラを前記拡開部の前記再給紙路
側の端部近傍に配設し、排紙方向と再給紙方向との双方
に反転されるモータに連結されて前記レジストローラの
再給紙方向の回転時期に先だって再給紙方向に駆動され
る排給紙ローラを前記拡開部を間にして前記レジストロ
ーラよりも排紙側に離間させて設けた。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、スイッチバック通路に搬送された用紙の後
端を検出する用紙センサをレジストローラと拡開部との
間に設けた。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明は、排紙部とレジストロー
ラと排給紙ローラとのそれぞれを排紙方向に回転させる
ことにより、プリンタから排紙された用紙を反転通路を
介してスイッチバック通路に搬送し、スイッチバック通
路に向けて搬送される用紙を用紙センサが検出した時点
では、まず、排給紙ローラを再給紙方向に回転させるこ
とにより、スイッチバック通路内の用紙をその先端を停
止状態のレジストローラに当接させ拡開部で彎曲させる
ことにより、用紙の再給紙側の先端を揃えることがで
き、しかる後にレジストローラを再給紙方向に回転させ
ることにより、用紙の斜行を修正してスイッチバック通
路から再給紙路を経て用紙をプリンタに再給紙すること
ができる。
【0017】請求項2記載の発明は、反転通路から搬送
される用紙をレジストローラと排給紙ローラとでスイッ
チバック通路に搬送するときに、用紙の後端がレジスト
ローラを確実に通過してから用紙センサの検出信号によ
って排給紙ローラを再給紙方向に駆動することができ、
これにより、再給紙時には用紙の再給紙側の端縁をレジ
ストローラにより確実に揃えることができる。
【0018】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1ないし図3に基
づいて説明する。図5ないし図8において説明した部分
と同一構造の部分については同一符号を用い説明も省略
する(以下同様)。プリンタの構造及び作用については
図7において説明したものと全く同様で、レジストロー
ラを具備しない簡易型のプリンタ33である。デュプレ
ックス装置については、図8において示した構造との相
違点についてのみ説明する。
【0019】すなわち、本発明のデュプレックス装置3
9では、スイッチバック通路27の内面の一部に用紙1
2の厚さ方向に滑らかに広がる拡開部41が形成されて
いる。そして、この拡開部41の再給紙路28側の端部
近傍には、排紙方向と再給紙方向との双方に反転駆動さ
れるモータ(図示せず)に一方が駆動された対のレジス
トローラ42と、その上部に位置する用紙センサ30と
が設けられている。また、排紙方向と再給紙方向との双
方に反転されるモータに連結されてレジストローラ42
の再給紙方向の回転時期に先だって再給紙方向に駆動さ
れる排給紙ローラ31が、拡開部41を間にしてレジス
トローラ42よりも排紙側(上側)に離間されて設けら
れている。前記用紙センサ30は、図2に示すように、
スイッチバック通路27を通過する用紙12に干渉して
回動する検出レバー30aと、この検出レバー30aの
動作により開閉されるスイッチ30bとよりなる。
【0020】このような構成において、排紙ローラ29
とレジストローラ42と排給紙ローラ31とのそれぞれ
を排紙方向に回転させることにより、プリンタ33から
排紙された用紙12は反転通路26を介してスイッチバ
ック通路27に搬送される。スイッチバック通路27に
向けて搬送される用紙12を用紙センサ30が検出した
時点では、レジストローラ42が停止され、排給紙ロー
ラ31が再給紙方向に駆動される。
【0021】これにより、スイッチバック通路27内の
用紙12は先端が停止状態のレジストローラ42に当接
されて拡開部41に沿って彎曲される。これにより、図
3に実線で示すように、用紙12は斜行状態で排給紙ロ
ーラ31によって下方に送られたとしても、仮想線で示
すように、用紙12の再給紙側(下側)の先端がレジス
トローラ42に当接して揃えられ、しかる後にレジスト
ローラ42が再給紙方向に駆動される。これにより、用
紙12の斜行を修正してスイッチバック通路27から再
給紙路28を経て用紙12をプリンタ33に再給紙する
ことができる。
【0022】したがって、プリンタ33に制御が複雑化
するレジストローラを設ける必要がなく、デュプレック
ス装置39を必要としないユーザが使用するプリンタ3
3の簡易化に寄与することができる。
【0023】次いで、本発明の第二の実施例を図4に基
づいて説明する。本実施例は、デュプレックス本体40
に、反転通路26の入り口側から分岐された略水平な分
岐路43と、この分岐路43の端部に開口された排紙口
44とを形成し、反転通路26と分岐路43との分岐点
に、プリンタ33の排紙口5から排紙される用紙12を
反転通路26又は分岐路43に選択的に導く排紙方向切
替部45を上下方向に回動自在に設け、分岐路43と排
紙口44との間に排紙ローラ46を回転自在に設けたも
のである。
【0024】このような構成において、封筒や葉書等の
厚紙等に印字する場合、封筒は両側の折り目の部分が中
央部に比して腰が強く、厚紙は全体的に腰が強く、何れ
も湾曲し難いため、印字されたそれらの封筒や厚紙を反
転通路26、スイッチバック通路27、再給紙路28を
介して用紙搬送路6に搬送すると、封筒や厚紙は無理に
湾曲されるため、ジャムが発生し易く両面印字には適さ
ない。また、プリンタ33の上面の排紙受け3に向けて
排紙する場合にも無理に湾曲される。
【0025】しかしながら、本実施例においては、排紙
方向切替部45を回動させてプリンタ33の排紙口5を
略水平な分岐路43に接続することができるため、印字
された封筒や厚紙を曲げることなく排紙口44から排紙
させることができる。これにより、従来のように、封筒
や厚紙を印字する場合に、プリンタ33の排紙口5から
直接排紙させるためにプリンタ33からデュプレックス
装置39を取り外す煩わしさを解消することができる。
【0026】通常の用紙12に両面印字する場合には、
前記実施例と同様に、スイッチバック通路27のレジス
トローラ42により用紙12の斜行を修正することが可
能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上述のように、
プリンタから排紙された用紙を反転通路からスイッチバ
ック通路に一旦搬送し、再給紙路からプリンタに再給紙
するデュプレックス装置において、前記スイッチバック
通路の一部に用紙の厚さ方向に滑らかに広がる拡開部を
形成し、排紙方向と再給紙方向との双方に反転駆動され
るモータに一方が駆動され排紙方向と再給紙方向の回転
方向変更の間に所定の停止インターバルを有するように
制御される対のレジストローラを前記拡開部の前記再給
紙路側の端部近傍に配設し、排紙方向と再給紙方向との
双方に反転されるモータに連結されて前記レジストロー
ラの再給紙方向の回転時期に先だって再給紙方向に駆動
される排給紙ローラを前記拡開部を間にして前記レジス
トローラよりも排紙側に離間させて設けたので、レジス
トローラと排給紙ローラとのそれぞれを排紙方向に回転
させることにより、プリンタから排紙されて反転通路に
送られた用紙をスイッチバック通路に搬送し、スイッチ
バック通路に向けて搬送される用紙を用紙センサが検出
した時点では、まず、排給紙ローラを再給紙方向に回転
させることにより、スイッチバック通路内の用紙をその
先端を停止状態のレジストローラに当接させ拡開部で彎
曲させることにより、用紙の再給紙側の先端を揃えるこ
とができ、しかる後にレジストローラを再給紙方向に回
転させることにより、用紙の斜行を修正してスイッチバ
ック通路から再給紙路を経て用紙をプリンタに再給紙す
ることができ、したがって、プリンタに制御が複雑化す
るレジストローラを設ける必要がなく、デュプレックス
装置を必要としないユーザが使用するプリンタの簡易化
に寄与することができる効果を有する。
【0028】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、スイッチバック通路に搬送された用紙の後
端を検出する用紙センサをレジストローラと拡開部との
間に設けたので、反転通路から搬送される用紙をレジス
トローラと排給紙ローラとでスイッチバック通路に搬送
するときに、用紙の後端がレジストローラを確実に通過
してから用紙センサの検出信号によって排給紙ローラを
再給紙方向に駆動することができ、これにより、再給紙
時には用紙の再給紙側の端縁をレジストローラにより確
実に揃えることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図2】スイッチバック通路の縦断正面図である。
【図3】用紙の斜行修正過程を示す説明図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示す縦断正面図であ
る。
【図5】従来のプリンタの一例を示す縦断正面図であ
る。
【図6】そのプリンタにデュプレックス装置を装着した
状態を示す縦断正面図である。
【図7】従来のプリンタの他の例を示す縦断正面図であ
る。
【図8】そのプリンタにデュプレックス装置を装着した
状態を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
4,5 排紙口 6 用紙搬送路 10 排紙方向切替部 12 用紙 26 反転通路 27 スイッチバック通路 28 再給紙路 29 排紙部 30 用紙センサ 31 排給紙ローラ 33 プリンタ 34 プリンタ本体 39 デュプレックス装置 40 デュプレックス本体 41 拡開部 42 レジストローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の排紙口が形成されたプリンタ本体
    に用紙搬送路と印字手段と印字後の用紙を前記排紙口の
    何れかに案内する排紙方向切替部とを設けたプリンタに
    選択的に装着されるデュプレックス本体を設け、このデ
    ュプレックス本体に、前記排紙口の何れか一方に接続さ
    れる反転通路と、この反転通路の終端に接続されたスイ
    ッチバック通路と、このスイッチバック通路の前記反転
    通路側の端部から前記プリンタの前記用紙搬送路の入口
    側に接続される再給紙路と、前記反転通路内の用紙を前
    記スイッチバック通路に搬送する排紙部と、前記スイッ
    チバック通路に配置された正逆回転自在の排給紙ローラ
    とを設けたデュプレックス装置において、前記スイッチ
    バック通路の一部に用紙の厚さ方向に滑らかに広がる拡
    開部を形成し、排紙方向と再給紙方向との双方に反転駆
    動されるモータに一方が駆動され排紙方向と再給紙方向
    の回転方向変更の間に所定の停止インターバルを有する
    ように制御される対のレジストローラを前記拡開部の前
    記再給紙路側の端部近傍に配設し、排紙方向と再給紙方
    向との双方に反転されるモータに連結されて前記レジス
    トローラの再給紙方向の回転時期に先だって再給紙方向
    に駆動される排給紙ローラを前記拡開部を間にして前記
    レジストローラよりも排紙側に離間させて設けたことを
    特徴とするデュプレックス装置。
  2. 【請求項2】 スイッチバック通路に搬送された用紙の
    後端を検出する用紙センサをレジストローラと拡開部と
    の間に設けたことを特徴とする請求項1記載のデュプレ
    ックス装置。
JP33052692A 1992-10-27 1992-12-10 デュプレックス装置 Pending JPH06191685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33052692A JPH06191685A (ja) 1992-10-27 1992-12-10 デュプレックス装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28841192 1992-10-27
JP4-288411 1992-10-27
JP33052692A JPH06191685A (ja) 1992-10-27 1992-12-10 デュプレックス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06191685A true JPH06191685A (ja) 1994-07-12

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ID=26557165

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JP33052692A Pending JPH06191685A (ja) 1992-10-27 1992-12-10 デュプレックス装置

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JP (1) JPH06191685A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5615872A (en) * 1993-11-18 1997-04-01 Ricoh Company, Ltd. Detachable duplex copying unit for an image forming apparatus
JP2000086017A (ja) * 1998-09-03 2000-03-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2013001536A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び用紙搬送装置

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