JP3113640B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JP3113640B2 JP10373157A JP37315798A JP3113640B2 JP 3113640 B2 JP3113640 B2 JP 3113640B2 JP 10373157 A JP10373157 A JP 10373157A JP 37315798 A JP37315798 A JP 37315798A JP 3113640 B2 JP3113640 B2 JP 3113640B2
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直樹 元林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル複写機やプ
リンタなどの画像形成装置に配設される後処理装置、特
に装置本体から排出される際の用紙表裏反転処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機やプリンタにおいて用紙の
排出時に、ページ揃えを行うためにその表裏を反転する
機構が採用されている。
【0003】この機構として従来例である図3(A)(B)
において、図示していない画像形成部から排出される未
定着のトナー像を有する用紙Pは定着ローラ30を通過
した後ガイド板35により下方向に搬送される。
【0004】この後用紙Pは定着ローラ30と同速度で
回転される引き込みローラ33により、用紙長さに対応
して設定される量だけ下流側へ搬送される。そして、用
紙Pは引き込みローラ33が逆回転されることにより、
その先端がガイド板35により排出ローラ31へと案内
され、用紙Pは排出部37へと搬送される。
【0005】この構成において図3(A)に示される動作
が行われている時にはローラ対33の紙送り速度は定着
ローラ30の紙送り速度と略同一である。次いでこの用
紙Pの後端部がガイド板を通過し、所定時間搬送された
後、該用紙Pはローラ33の逆回転により排出ローラ3
1へと逆方向に搬送される。そして、この場合の排出ロ
ーラ31の紙送り速度は、通常速度である用紙非反転の
場合の速度と同じであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成においてはロ
ーラ33を用紙後端が通過するまでは、次に複写機から
定着ローラ30を通過して反転部へと入ってくる用紙
は、ローラ33に来てしまうとジャムが発生してしまう
恐れが有り、これを防ぐために複写機システムの動作速
度を大きく落とす必要が有る。
【0007】本発明はかかる実情に鑑みて成されたもの
であって、その目的は排出される用紙の表裏反転のため
のシステム速度を通常排紙時に比して、大きく落とすこ
とが無いようにした技術を提供する点に有る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じた技術的手段は次のとおりである。即
ち、本発明の用紙搬送装置は、定着後の用紙を表裏反転
させないで排出する直接排出機構と、定着後の用紙の表
裏を反転する表裏反転機構を有する用紙搬送装置におい
て、該表裏反転機構は、該定着装置と排出ローラとの間
に配置される用紙搬送方向切り換え板と、定着後の用紙
を受け入れ該切り換え板及び搬送ローラ対によって該用
紙を搬送方向下流側に搬送する受け入れ機構と、該受け
入れ機構により案内される用紙の後端が該搬送ローラ対
を通過した後、搬送する用紙の搬送方向を逆転させる逆
転搬送機構と、該逆転搬送機構により搬送される用紙を
該排出ローラへ案内する用紙排出機構とを有し、該受け
入れ機構と該用紙排出機構とはそれぞれ独立して構成さ
れており、該直接排出機構によって用紙を排出する時に
は排出ローラを定着装置の用紙搬送速度と略同一の第1
速度とし、該表裏反転機能によって用紙を排出する時に
は排出ローラを定着装置の用紙搬送速度よりも大きな第
2速度とする。
【0009】
【作用】複写紙の表裏反転時における排出速度を、通常
時に比して高めることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は複写機1の複写紙排出部を
簡略して図示するものであり、3は定着ローラであり図
示していない画像形成部から矢印P方向へと送り込まれ
た未定着トナー像を保持する用紙が通過することにより
該未定着トナー像を該用紙上に定着させる。5は切り換
えガイドであり支点2を中心として回動可能であり実線
で示す位置と2点鎖線で示す位置の何れかの位置に位置
付けられる。切り換えガイド5が実線で示されている状
態においては定着ローラ3から排出されてくる用紙は、
切り換えガイド5の上面に案内され、定着ローラ3の用
紙搬送速度と略同一の速度で回転する排出ローラ21を
通り排出部23へと排出される。また、切り換えガイド
5が2点鎖線で示される状態においては定着ローラ3か
ら排出される用紙は切り換えガイド5の側面に沿って下
方向に搬送される。
【0011】11はそれぞれ搬送ローラ対であり定着ロ
ーラ3の用紙搬送速度と略同一の用紙搬送速度で回転し
用紙を案内台25方向へと搬送する。9は用紙検知セン
サーでありローラ対11に対して用紙搬送方向上流側近
傍に配置されている。そして用紙後端が用紙検知センサ
ー9を通過すると適宜のタイマーにより用紙後端がロー
ラ対11を通過するまでローラ対11を回転駆動する。
13は用紙をQ方向へと案内し、その結果用紙を案内台
25へと案内すると共に、案内台25から用紙をR方向
へと送出する際のガイドとして機能する案内ガイドであ
り、軸14を中心として実線で示される位置と2点鎖線
で示される位置の何れかに位置付けられる。
【0012】15は送り出しローラであり、軸16を支
点として実線で示される受け入れ位置と、2点鎖線で示
される送り出し位置との何れかの位置に図示していない
回動機構により位置付けられる。
【0013】ローラ対17,19は案内台25から送り
出しローラ15により送り出される用紙を排出ローラ2
1へと送り出すためのローラであり、前記した排出ロー
ラ21の通常回転速度よりも速い速度で回転する排出ロ
ーラ21と略同一の搬送速度で回転する。このように、
受け入れ機構の一部を構成するローラ対11と用紙排出
機構の一部を構成するローラ対17、19とは、図1か
らも明らかなようにそれぞれ独立して設けられているた
め、ローラ対17、19の回転速度をローラ対11の回
転速度よりも速い回転速度とすることができる。
【0014】次に、用紙の表裏反転機構とその動作を図
2を加えて説明する。まず切り換えガイド5を第1図2
点鎖線で示す状態に位置付けることに加えて、案内ガイ
ド13及び送り出しローラ15を第2図Aに実線で示さ
れる位置に位置付ける。この送り出しローラ15は図示
していない駆動手段により回転状態と非回転状態に切り
換えられ回転状態の時には矢印S方向に定速回転してい
る。
【0015】また、送り出しローラ15はスイッチ9が
用紙の終端を検知したのち適宜のタイマー手段による所
定時間計測の後、即ち用紙の後端が案内台25に落下し
た後第2図Bに実線で示される位置に降下される。また
ガイド13も送り出しローラ15の移動と共に下方に変
位される。このガイド13の下面と案内台25の上面と
の間には少なくとも用紙が通過するだけの間隙が形成さ
れている。
【0016】ここでローラ対17、ローラ対19及び排
出ローラ21は同一速度で回転している。この速度とし
て例えば、複写速度が50枚/min(A)の機会の場
合、用紙を反転させない通常時におけるローラ周速が2
60mm/secである場合、表裏反転する場合においては
430mm/secである。尚、この周速は複写機の処理能
力に応じて設定すればよい。
【0017】91はスイッチであり、ローラ対17の下
流に配設されており、用紙先端を検知するようになって
おり、ローラ対17により搬送される用紙先端がこのス
イッチ91に達したと同時に案内ガイド13及び送り出
しローラ15は第2図Aに示される如く上昇位置に位置
付けられる。これにより、先の用紙がまだ案内台25上
を搬送されている状態においても、次の用紙が案内台2
5に搬入されることが可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、複写紙の表裏反転に際
しシステム速度を落とすことなく反転動作を達成するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写紙の表裏反転機構を示す構成図である。
【図2】複写紙の表裏反転状態を示す図である。
【図3】複写紙を表裏させる構成の従来例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・複写機、3・・定着ローラ、5・・切り換えガイ
ド、9・・スイッチ、13・・案内ガイド、15・・送
り出しローラ、21・・排出ローラ 5

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着後の用紙を表裏反転させないで排出
    する直接排出機構と、定着後の用紙の表裏を反転する表
    裏反転機構を有する用紙搬送装置において、 該表裏反転機構は、該定着装置と排出ローラとの間に配
    置される用紙搬送方向切り換え板と、定着後の用紙を受
    け入れ該切り換え板及び搬送ローラ対によって該用紙を
    搬送方向下流側に搬送する受け入れ機構と、該受け入れ
    機構により案内される用紙の後端が該搬送ローラ対を通
    過した後、搬送する用紙の搬送方向を逆転させる逆転搬
    送機構と、該逆転搬送機構により搬送される用紙を該排
    出ローラへ案内する用紙排出機構とを有し、 該受け入れ機構と該用紙排出機構とはそれぞれ独立して
    構成されており、 該直接排出機構によって用紙を排出する時には排出ロー
    ラを定着装置の用紙搬送速度と略同一の第1速度とし、
    該表裏反転機構によって用紙を排出する時には排出ロー
    ラを定着装置の用紙搬送速度よりも大きな第2速度とす
    ることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 該受け入れ機構によって搬送する用紙の
    速度を前記第1速度と略同一の速度としたことを特徴と
    する請求項1記載の用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 該逆転搬送機構は受け入れ機構のうち最
    も下流のローラ対よりも下流位置に配置され、用紙受け
    入れ時においては上方向に変位されると共に用紙逆転搬
    送時においては送り出される用紙を下方向に付勢する送
    出位置をとる用紙ガイドと、該用紙ガイドの変位に対応
    して用紙受け入れ時においては下ガイドと間隔をあけて
    上方向に変位されると共に、用紙送出時においては該用
    紙を押圧すべく変位される駆動ローラとを有する請求項
    2記載の用紙搬送装置。
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