JP3268721B2 - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
用紙搬送装置及び画像形成装置Info
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Description
路で用紙を搬送する用紙搬送装置及びこのような用紙搬
送装置を利用する複写機・プリンタ等の画像形成装置に
関し、より詳しくは、反転パス部における用紙反転時間
を可及的短くした用紙搬送装置及び画像形成装置に関す
るものである。
ー時や裏面排紙時には、紙パス内で用紙の搬送方向を逆
転させる必要があり、以下に示す反転パス部が広く用い
られている。
紙を、スイッチバック路内の反転ローラ対を逆回転させ
て搬送し、用紙の進行方向を逆向きにするように構成さ
れていた。
パス部では、用紙サイズにより反転ローラに挟持されて
いる時間が変化する。小サイズ紙に比べ、大サイズ紙で
は、搬送方向の長さが長いため反転ローラに挟持されて
いる時間、すなわち用紙先端が、反転ローラに挟持され
てからローラが反転し、反転ローラを用紙が抜けるまで
の時間が長くなるのである。このため大サイズ紙では反
転による時間のロスが大きく、単位時間あたりのコピー
枚数が落ちてしまうという欠点があった。
おいて、用紙反転にかかる時間をいかなる紙サイズにお
いても最少にし、反転パス部を用いた場合のコピーに要
する時間を短かくする用紙搬送装置および画像形成装置
を提供しようとするものである。
に、本発明はスイッチバック路内で搬送手段を逆回転さ
せて、用紙の進行方向を反転させる手段を有する用紙搬
送装置又は画像形成装置において、該搬送手段が搬送路
に沿って移動可能である。
段の位置を変えることで反転に必要な時間が紙サイズに
関わらず短かくすることができる。これにより、裏面排
紙や両面コピー等反転パスを用いた場合の生産性(単位
時間あたりのコピー枚数)を良くすることが可能とな
る。
成装置としての複写機本体10には、A4用とA3用の
用紙カセット20A,20Bが装着されている。本体上
面の操作部13には、ペーパーサイズ選択スイッチ13
Aや裏面排紙選択スイッチ13B等が並んでおり、オペ
レーターが選択可能となっている。図1において、60
はピックアップローラ、62はレジストローラ、64は
プロセスカートリッジ66内に現像手段等と一体化され
た像担持体、68は感光ドラム等の像担持体上に形成さ
れたトナー像を用紙に転写する転写手段、70は未定着
のトナー像を担持した用紙を搬送する搬送ベルト、72
は用紙上のトナー像を加熱定着する定着装置である。
す。裏面排紙部は内排紙ローラ対31、反転ローラ対3
2、外排紙ローラ対33、表面排紙と裏面排紙で用紙の
径路を切替るフラッパー34、フラッパー34を駆動す
るソレノイド35、フラッパー下端に設けられ、紙の逆
流を防止するマイラー(登録商標)シート等の可撓性シ
ート36、反転部で紙の後端抜けを検知する反転センサ
ー37、排紙部で排紙センサー12、反転ローラ32を
正逆回転するモーター38、反転ローラ32の軸をスイ
ッチバック路に沿って上下させるモーター39を有す
る。反転ローラ32は軸支部材40に支持され、該軸支
部材40はラック40A及び嵌合溝40Bをもち、ユニ
ット側板50の角穴に沿って上下動可能である。
作部13から表面又は裏面排紙を選択し、それに応じて
図4に示すフローチャートのような行程で画像形成が行
われる。
ら給紙され、複写プロセスの後、排紙センサー12によ
り後端抜けを検知されコピー動作を終了する。 裏面排紙を選択した場合 選択された紙サイズに応じてカセットから給紙される。
フラッパー34がソレノイド35により引かれ、フラッ
パー下面を通り反転部に紙を送る紙パスが形成される。
る。A3サイズの用紙又はシート用のローラ位置は最下
部であるから、モーター39が回転し、反転ローラ32
の対を最下部まで移動させる。最下部で軸支部材40
が、ユニット側板50の穴の下端部につきあたり、モー
ター39が脱調する。脱調を図示しないコントローラ部
で検知し、モーターが停止する。モータ39の停止の例
は、前述の他に、A3サイズ用の位置に到着したことを
検知できるようにマイクロスイッチを設けたり、モータ
ーのステップ数をカウントし、一定数のところでモータ
ーを停止させてもよい。
に搬送され、用紙後端抜けが反転部センサー37に検知
されると、すぐさま反転ローラ32が逆回転をはじめ
る。用紙はマイラーシート等の可撓性シート36により
逆戻りすることなく、排紙ローラ33により排紙部へ進
行され、排紙センサー12が紙の後端抜けを検知してコ
ピー動作を終了する。B)A4サイズを選択した場合 反転ローラ32はホームポジションの位置のまま移動せ
ず、上記の反転排紙を行なう。
排紙パスの排紙に要する時間を比較する。図6における
紙パスの寸法等の1例を、次のように定め、A3用紙又
はシートを裏面排紙する。
2:10mm、L3(ローラ32の移動距離):210
mとし、紙送りスピード:100(mm/秒)、A3用
紙長さ:420mmとする。
ら反転センサー37を抜け、反転ローラ32が停止する
までの時間は、パス長÷紙送りスピード=時間として、
次のように求められる。
転ローラを抜けるまでのは、反転ローラより下方の紙の
長さ÷紙送りスピード=時間として、次のように求めら
れる。
であるが、反転ローラを抜ける時間は4.1−2.0=
2.1秒短かくなる。この時間を使って2枚目以降の紙
を順次反転部に搬送することにより、一定の時間でより
多くの紙を反転処理できるようになる。
面排紙機構により反転処理の生産性を向上させることが
可能となる。
を示す。
転ユニット101を両面パス内に設置し、反転手段が
ローラ対ではなく、ベルト対102とし、反転ユニッ
トの移動方式は、モーター103によりワイヤ104を
駆動することで行なう。
施形態でも紙サイズに応じて反転手段を適正な位置に移
動することで、反転に要する時間を最小限にすることが
でき、両面コピー時の生産性(単位時間当りのコピー枚
数)を多くすることが可能である。
スイッチバック路内で逆回転して用紙の進行方向を反転
させる搬送手段を搬送経路に沿って移動可能とすること
により、用紙の反転に要する時間を短かくすることがで
きる。これにより、両面コピー時や裏面排紙時にも単位
時間当りのコピー枚数を多くすることが可能である。
本体断面図
視図
面図
図
法説明図
ー 13…操作部 20A,20B…
カセット 30…裏面排紙機構 31〜33…ロー
ラ対 34…フラッパー 35…ソレノイド 36…マイラーシート 37…反転センサ
ー 38〜39…モーター 40…反転ローラ
軸受 50…ユニット側板 101…反転ユニ
ット 102…ベルト対 103…モーター 104…ワイヤ
Claims (5)
- 【請求項1】 スイッチバック路内に搬送手段を設け、
該搬送手段を逆回転させて用紙の進行方向を反転させる
ようにした用紙搬送装置において、該搬送手段が搬送経
路に沿って移動可能であることを特徴とする用紙搬送装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の用紙搬送装置において、
用紙のサイズに応じて前記搬送手段の位置を変えること
を特徴とする用紙搬送装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の用紙搬送装置において、
前記用紙搬送手段を裏面排紙部に用いたことを特徴とす
る用紙搬送装置。 - 【請求項4】 請求項2記載の用紙搬送装置において、
該用紙搬送手段を両面パス部に用いたことを特徴とする
用紙搬送装置。 - 【請求項5】 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
該画像形成手段により画像を形成された用紙を搬送する
ための、請求項1乃至4記載のいずれかの用紙搬送装置
と、を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3040496A JP3268721B2 (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 用紙搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3040496A JP3268721B2 (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 用紙搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09221254A JPH09221254A (ja) | 1997-08-26 |
JP3268721B2 true JP3268721B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=12303012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3040496A Expired - Fee Related JP3268721B2 (ja) | 1996-02-19 | 1996-02-19 | 用紙搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4532989B2 (ja) | 2003-06-12 | 2010-08-25 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP4455160B2 (ja) | 2003-06-16 | 2010-04-21 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP4512625B2 (ja) | 2007-09-26 | 2010-07-28 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及びそれを備えた画像形成システム、プログラム及び記録媒体 |
JP5533442B2 (ja) * | 2010-08-26 | 2014-06-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-02-19 JP JP3040496A patent/JP3268721B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09221254A (ja) | 1997-08-26 |
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