JP2002154718A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002154718A
JP2002154718A JP2000355494A JP2000355494A JP2002154718A JP 2002154718 A JP2002154718 A JP 2002154718A JP 2000355494 A JP2000355494 A JP 2000355494A JP 2000355494 A JP2000355494 A JP 2000355494A JP 2002154718 A JP2002154718 A JP 2002154718A
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reversing
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Application number
JP2000355494A
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English (en)
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Masateru Kimura
匡輝 木村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で用紙への損傷を低減できる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 用紙Pを給紙する給紙部5と、用紙Pに
画像を形成する画像形成部7と、用紙Pを反転する反転
部23とを備え、給紙部5により給紙された用紙Pは、
画像形成部7によりその片面に画像を形成された後、反
転部23により反転されてから画像形成部7に戻され、
画像形成部7が用紙Pの他方の面に画像を形成する複写
機1において、反転部23は、用紙Pの搬送方向に対す
る左右をそれぞれ入れ替えることにより、用紙Pを反転
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ、複写機等の画像形成装置に関し、特に、用紙を
反転する反転部を備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタ、ファクシミリ、複写
機等の画像形成装置においては用紙を反転する反転部を
備えており、用紙の一方の面に画像を形成した後、この
用紙を反転部で裏返すことにより、用紙の他方の面にも
画像を形成している。
【0003】従来、反転部としては、例えば、特開昭6
1−311748号公報や特開平9−149611号公
報に開示されているスイッチバック方式のものが知られ
ている。このスイッチバック方式の反転部を図10に示
す。
【0004】図10に示すように、画像形成部により一
方の面に画像を形成された用紙は、入口104から反転
部100内に搬送され、搬送ローラ107により反転部
100の用紙貯え部に進入する。この用紙の後端が再給
紙搬送路102への分岐部105に来たことを後端検知
センサ103が検知すると、搬送ローラ107を瞬時に
逆回転するとともに、分岐爪109を再給紙方向へと切
りかえる。これによって反転された用紙は、再給紙搬送
路102通った後、反転部100の出口110を介して
再び画像形成部に向けて搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の技術で
は、用紙の後端が反転部100に来たとき反転動作を始
めるため、進行方向の用紙長さにより、反転機構及び搬
送経路の動作が異なり、用紙1枚1枚その後端の位置に
より反転を制御しなければならないため、用紙後端の位
置を後端検知センサ103を用いて検知している。従っ
て、搬送速度、駆動機構等多彩になってきている画像形
成装置においては、検知の精度、用紙を反転させる動作
制御が難しくなってしまい、構成が複雑になるという課
題がある。また、スイッチバックする機構は、瞬時のう
ちに搬送機構、用紙を正反対方向の動作に変えなければ
ならないので、駆動系はもとより多岐にわたり負荷を強
いてしまい、特に用紙の動きは急激に正反対方向に搬送
が変わるため、シワ、コスレ等ダメ−ジが大きいという
課題もある。
【0006】そこで、本発明は、簡単な構成で用紙への
損傷を低減できる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、用紙を給紙する給紙部と、用紙に画像を形成する画
像形成部と、用紙を反転する反転部とを備え、給紙部に
より給紙された用紙は、画像形成部により一方の面に画
像を形成された後、反転部により反転されてから画像形
成部に戻され、画像形成部が用紙の他方の面に画像を形
成する画像形成装置において、反転部は、用紙の搬送方
向に対する左右をそれぞれ入れ替えることにより、用紙
を反転することを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、反転部は
用紙の左右をそれぞれ入れ替えているだけであり、従来
のように用紙の後端部を検知するためのセンサを用いる
必要がなく、用紙サイズによる反転動作制御の差異も生
じないので、構成が簡単である。また、用紙の搬送方向
を急激に変えていないので、用紙や駆動系に係る負荷を
低減でき、用紙への損傷を防止できる。更に、反転部
は、用紙の両側縁を入れ替えていることにより、用紙の
表面及び裏面における原稿の方向を一致させることがで
きる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、反転部は、用紙の搬送方向に沿って平
行な軸線を中心に回転する回転部材を備え、搬送された
用紙が回転部材上に位置したとき、回転部材が180°
回転することにより用紙を反転することを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、用紙
は回転部材により、平面状態を保ったまま180°回転
することにより、用紙への負荷が更に低減できるので、
用紙のカールを防止することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、用紙を給紙する
給紙部と、用紙に画像を形成する画像形成部と、用紙を
反転する反転部とを備え、給紙部により給紙された用紙
は、画像形成部により一方の面に画像を形成された後、
反転部により反転されてから画像形成部に戻され、画像
形成部が用紙の他方の面に画像を形成する画像形成装置
において、反転部は、その上流側から搬送されてきた用
紙の先端の向きを180°変えて上流側に戻す反転路を
備えることを特徴とする。
【0012】この請求項3に記載の発明では、用紙の先
端の向きを180°変えて上流側に戻す反転路を備える
ことにより、従来のように用紙の後端部を検知するため
のセンサを用いる必要がなく、用紙サイズによる反転動
作制御の差異も生じないので、構成が簡単である。ま
た、用紙の搬送方向を急激に変えていないので、用紙や
駆動系に係る負荷を低減でき、用紙への損傷を防止で
き、用紙のカールを防止することができる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、反転部は、用紙を進
行方向に搬送しつつ反転することを特徴とする。
【0014】この請求項4に記載の発明では、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏す
るとともに、反転部に向けて搬送された用紙は、反転部
により進行方向に搬送されつつ反転されており、反転部
において用紙の搬送が止まらないので、用紙の反転動作
を効率良く行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発
明を適用した複写機を概略的に示す構成図である。複写
機(画像形成装置)1は、原稿画像を読み取る読み取り
部3と、用紙Pを給紙する給紙部5と、給紙部5と、給
紙部5により給紙された用紙Pに画像を形成する画像形
成部7と、画像形成部5で用紙Pに形成された画像を用
紙に定着する定着部9と、用紙Pを反転する反転装置1
1とを備えている。
【0016】給紙部5は、給紙トレイ13にセットされ
た用紙Pを1枚ずつ分離し、搬送路15に設けられたレ
ジストローラ17へ送り、レジストローラ17で待機し
ている用紙Pはタイミングをみはからい画像形成部7へ
搬送される。画像形成部7で用紙Pの一方の面に画像を
形成し、定着部9で画像を用紙に定着した後に、排出ロ
ーラ19を介して排出されたり、或いは、反転装置11
に送る。
【0017】尚、図中符号6は、現像画像に対応した画
像を担持する感光体であり、符号8は感光体6の画像を
用紙に転写する転写装置である。また、本実施の形態で
は、用紙のサイズは、給紙部5の給紙トレイに設けられ
たサイドフェンス(図示せず)により検知しているがこ
れに限定されるものではない。
【0018】反転装置11は、定着部9からの用紙Pを
反転装置11内に搬送する入口ローラ21と、用紙Pを
反転する反転部23と、反転部23からの用紙Pをレジ
ストローラ17に向けて搬送する出口ローラ25と、反
転部23の上流側及び下流側に設けられた中継ローラ2
4、26とを備えている。
【0019】反転部23は、図2に示すように、用紙P
を通過させるための通過口27aが形成された反転ドラ
ム(回転部材)27と、反転ドラム27の周面を回転可
能に取り付けられたラック29と、ラック29を回転さ
せる駆動ギヤ31と、反転ドラム27に負荷を与える負
荷ギヤ33と、反転ドラム27内に設けられた搬送ロー
ラ対35とを有している。
【0020】駆動ギヤ31はラック29の周面に歯合し
てラック29を回転させており、負荷ギヤ33はラック
29の上面に歯合してラック29に連れ回りしている。
また、搬送ローラ対35は、ラック29の上面に歯合す
る従動ギヤ37により回転し、これによって用紙Pを搬
送する。用紙Pの反転を行うときには、図示しない制御
部により、負荷ギヤ33に所定の負荷がかけられるよう
になっており、この負荷ギヤ33に負荷がかかることに
より、反転ドラム27がラック29とともに、用紙Pの
搬送方向(矢印B参照)に沿って平行な中心軸線Hを中
心に矢印A方向に回転するようになっている。
【0021】次に、上述した構成に基づき、本実施の形
態の作用を説明する。反転時において、定着部9で一方
の面(表面)に画像を定着された用紙は、入口ローラ2
1により反転装置11内に搬送され、上流側の中継ロー
ラ24は搬送された用紙Pを反転部23に搬送する。こ
の用紙Pが反転ドラム23の通過口27aから反転ドラ
ム27内に進入すると、負荷ギヤ33に負荷がかかるこ
とにより、反転ドラム27が矢印A方向に略180°回
転して用紙Pを裏返す(反転する)とともに、搬送ロー
ラ27が用紙を下流側の中継ローラ26に向けて搬送す
る。
【0022】即ち、回転ドラム27内の用紙Pは、図3
(a)乃至(c)に示すように、回転ドラム27の回転
で搬送方向に対する左右をそれぞれ入れ替えられること
により裏返され、中継ローラ26、出口ローラ25を介
して再び画像形成部7に送られ、画像形成部9は用紙P
の他方の面(裏面)に画像を形成する。
【0023】このように、用紙Pの搬送方向を変えず
に、用紙Pの左右を入れ替えているため、従来のよう
に、用紙後端検知センサ、用紙蓄え部、分岐爪、搬送方
向逆転機構等を必要としないので、構成が簡単である。
また、用紙サイズの違いによる反転制御の差異は発生せ
ず、用紙サイズによらず、反転ドラム27を回転させる
単一動作により用紙を容易に反転できるとともに、用紙
Pを搬送しつつ反転するので、用紙Pを効率良く反転で
きる。
【0024】更に、用紙Pを平面状態のまま裏返すの
で、用紙Pや駆動系にかかる負荷を低減でき、用紙への
損傷を防止でき、しかも、反転部23は、用紙Pの両側
縁を入れ替えていることにより、用紙Pの表面及び裏面
における原稿の方向を一致させることができる。
【0025】特に、搬送経路に設けられているレジスト
ローラ17等のローラは、その搬送方向(正回転方向)
に研磨されてその性能を維持しているものが多く、用紙
Pの搬送方向における先端及び後端を入れ替えると、用
紙Pに対するローラの搬送の信頼性及び耐久性が劣化す
る虞があるが、本実施の形態では、用紙Pの搬送方向に
おける先端及び後端を入れ替えていないので、用紙に対
するローラの搬送の信頼性及び耐久性の劣化を防止でき
る。
【0026】次に、他の実施の形態を説明するが、その
説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の
符号を付することにより、その説明は省略する。
【0027】第2実施の形態では、反転部23は、図4
に示すように、図示しない駆動ギヤの駆動を受けた従動
ギヤ40により矢印C方向に回転する中心軸39と、中
心軸39に固定された支持部材(回転部材)41とを備
えている。尚、この中心軸39は、用紙Pの搬送方向に
沿って平行に設けられている。
【0028】反転時において、入口ローラ21、上流側
中継ローラ24を介して搬送された用紙Pが支持部材4
1上に載せられると、中心軸39が180°回転して用
紙Pを裏返す。用紙Pを裏返した後、反転部23は、下
流側の中継ローラ26及び出口ローラ25により、裏返
した用紙Pを画像形成部7に送る。
【0029】尚、本実施の形態では、中心軸39を中心
に180°回転するため、用紙Pの位置は、反転半径の
2倍もとの位置からずれてしまうので、このずれた位置
から用紙Pの搬送を行っている。また、本実施の形態で
は、用紙Pの最大通紙幅若しくはその外側に中心軸39
を配置しており、用紙サイズによらず単一動作で用紙を
反転できるようになっている。更に、用紙の幅に応じて
中心軸39を設定すれば、小サイズの用紙の反転時に
は、反転時間を短縮することができる。
【0030】第3実施の形態では、反転部23は、図5
に示すように、駆動ギヤ41により矢印D方向に回転す
る中心軸39と、中心軸39に取り付けられた回転板
(回転部材)43とを備えている。尚、本実施の形態で
は、中心軸39は用紙Pの搬送方向に対して傾いている
が、搬送方向に沿って平行に設けても良い。
【0031】反転時において、回転板43の係止部43
aに用紙Pが係止すると、中心軸39が略180°回転
して用紙Pを裏返す。用紙Pを裏返した後、反転部23
は、下流側の中継ローラ26及び出口ローラ25によ
り、裏返した用紙Pを画像形成部7に送る。
【0032】第4実施の形態では、反転ドラム27に従
動ギヤ27bが一体に設けられており、この従動ギヤ2
7bに歯合する駆動ギヤ41により反転ドラム27が、
中心軸線Hを中心に180°回転し、これによって、通
過口27aを介して反転ドラム27内に進入した用紙P
を裏返す。
【0033】第5実施の形態では、反転部23は、図7
に示すように、上流側の中継ローラ24からの用紙を下
流側の中継ローラ26に搬送する伝達部42と、用紙P
を反転するための反転路51と、伝達ローラ42から用
紙Pを反転路51に送る送り部53とを備えている。伝
達ローラ42は、上伝達ローラ45と、図示しない駆動
ギヤに歯合する従動ギヤ47により回転する下伝達ロー
ラ49とを有している。また、送り部53は、正逆回転
可能な上中間ローラ59と、上下に移動可能な下中間ロ
ーラ61とを有している。
【0034】反転路51は、上流側の中継ローラ24か
ら下流側の中継ローラ26に送られる用紙Pの搬送経路
の側方に位置しており、反転路51は、断面が略円弧形
状をなすガイド部材52により構成されており、このガ
イド部材52内には、矢印K方向に回転する中心ローラ
55と、中心ローラ55に当接する複数の従動ローラ5
7a、57b、57cとが配置されている。
【0035】反転時において、図7(a)に示すよう
に、上流側の中継ローラ24は、用紙Pを上伝達ローラ
45及び下伝達ローラ49の間に送る。用紙Pが上伝達
ローラ45及び下伝達ローラ49の間に送られると、図
7(b)に示すように、上伝達ローラ45が上方に移動
して用紙Pから離れるとともに、下中間ローラ61が上
昇して上中間ローラ59とともに用紙Pを挟持し、上中
間ローラ59の回転により、用紙Pは矢印E方向に搬送
され、反転路51に進入する。
【0036】そして、図7(c)に示すように、反転路
51において、用紙Pは、中心ローラ55の回転によ
り、中心ローラ55及び従動ローラ57a、57b、5
7cに挟持されつつガイド部材52に沿って旋回するよ
うに搬送され、中心ローラ55及び従動ローラ57cに
より矢印G方向に搬送される。即ち、図8(a)乃至
(d)に示すように、用紙Pは、反転路51により先端
P1の位置を180°変えて送り部53に戻されること
によって裏返される。
【0037】送り部53に用紙Pが戻されると、下中間
ローラ61が下降して用紙Pから離れるとともに、上伝
達ローラ45が下降して下伝達ローラ49とともに用紙
Pを挟持し、用紙Pを下流側の中継ローラ26に送る。
【0038】第6実施の形態では、図9に示すように、
伝達部52と送り部53を設けておらず、反転路51を
上流側の中継ローラ24と下流側の中継ローラ26との
間に設けるとともに、従動ローラ27aを中心ローラ5
5に接離自在に設けていることが第5実施の形態と異な
る。
【0039】反転時において、図9(a)に示すよう
に、上流側の中継ローラ24により搬送された用紙Pが
中心ローラ55と従動ローラ27aとの間に到達する
と、図9(b)に示すように、従動ローラ27aが上昇
して中心ローラ55とともに用紙Pを挟持する。中心ロ
ーラ55と従動ローラ27aとに挟持された用紙Pは、
更に中心ローラ55及び従動ローラ27bに挟持されつ
つ中心ローラ55の周面に沿って搬送された後、図9
(c)に示すように、中心ローラ55及び従動ローラ2
7cに挟持されつつ搬送される。
【0040】即ち、反転路51に進入する前において矢
印B方向に向いていた用紙Pの先端P1は、反転路51
から出るときには、矢印Bより180°位置を変えた矢
印G方向を向いており、用紙Pは反転路51内で旋回さ
れつつ搬送されることによって反転される。
【0041】反転路51により用紙Pが反転されると、
図9(d)に示すように、従動ローラ27aが中心ロー
ラ55から離れ、反転された用紙Pは下流側の中継ロー
ラ26に向けて搬送される。本実施の形態では、反転路
51を上流側の中継ローラ24から下流側の中継ローラ
26との間に配置することにより、用紙Pの搬送を止め
ることなく、用紙Pを搬送しつつ裏返すことができ、用
紙Pの反転の効率が良い。
【0042】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、本実施の形態では、中心ローラ
55に当接する従動ローラを3つ設けたが、この従動ロ
ーラは単数であっても、4つ以上の複数設けても良い。
【0043】本実施の形態では、反転部23を複写機本
体の外側に設けたが、例えば、給紙部5とレジストロー
ラ17との間に反転部23を設けても良い。
【0044】本発明は、複写機3に適用したがこれに限
定されず、例えば、プリンタ、ファクシミリ、或いはこ
れらの複合機に適用しても同様な作用効果を得る。
【0045】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、反転部は用
紙の左右をそれぞれ入れ替えているだけであり、従来の
ように用紙の後端部を検知するためのセンサを用いる必
要がなく、用紙サイズによる反転動作制御の差異も生じ
ないので、構成が簡単である。また、用紙の搬送方向を
急激に変えていないので、用紙や駆動系に係る負荷を低
減でき、用紙への損傷を防止できる。更に、反転部は、
用紙の両側縁を入れ替えていることにより、用紙の表面
及び裏面における原稿の方向を一致させることができ
る。
【0046】請求項2に記載の発明では、請求項1と同
様な作用効果を奏するとともに、用紙は、回転部材によ
り平面状態を保ったまま180°回転することにより、
用紙への負荷が更に低減できるので、用紙のカールを防
止することができる。
【0047】請求項3に記載の発明では、用紙の先端の
向きを180°変えて上流側に戻す反転路を備えること
により、従来のように用紙の後端部を検知するためのセ
ンサを用いる必要がなく、用紙サイズによる反転動作制
御の差異も生じないので、構成が簡単である。また、用
紙の搬送方向を急激に変えていないので、用紙や駆動系
に係る負荷を低減でき、用紙への損傷を防止でき、用紙
のカールを防止することができる。
【0048】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するととも
に、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明と同様な効
果を奏するとともに、反転部に向けて搬送された用紙
は、反転部により進行方向に搬送されつつ反転されてお
り、反転部において用紙の搬送が止まらないので、用紙
の反転動作を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複写機を概略的に示す構成図であ
る。
【図2】反転部の動作の流れを説明する図である。
【図3】反転部による用紙の反転の状態を説明する図で
あり、(a)は反転前の用紙を示し、(b)は反転中の
用紙を示し、(c)は反転後の用紙を示す。
【図4】第2実施の形態にかかる反転部の動作の流れを
説明する図である。
【図5】第3実施の形態にかかる反転部の動作の流れを
説明する図である。
【図6】第4実施の形態にかかる反転部の動作の流れを
説明する図である。
【図7】第5実施の形態にかかる反転部の動作の流れを
説明する図であり、(a)は送り部に用紙Pが到達した
状態を示す図であり、(b)は反転路に用紙が送られた
状態を示す図であり、(c)は反転路から送り部に用紙
が送られている状態を示す図である。
【図8】第5実施の形態にかかる反転部による用紙の反
転の状態を説明する図であり、(a)は反転前の用紙を
示し、(b)、(c)は反転中の用紙を示し、(d)は
反転後の用紙を示す。
【図9】第6実施の形態にかかる反転部の動作の流れを
説明する図であり、(a)は中心ローラと従動ローラと
の間に用紙Pが到達した状態を示す図であり、(b)は
中心ローラに沿って用紙が搬送されている状態を示す図
であり、(c)は中心ローラ及び従動ローラによって上
流側の中継ローラに向けて用紙が戻されている状態を示
す図であり、(d)は反転後の反転部の状態を示す図で
ある。
【図10】従来にかかる反転部を示す構成図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 5 給紙部 7 画像形成部 23 反転部 27 反転ドラム(回転部材) 41 支持部材(回転部材) 43 回転板(回転部材) 51 反転路 H 軸線 P 用紙 P1 用紙の先端

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を給紙する給紙部と、用紙に画像を
    形成する画像形成部と、用紙を反転する反転部とを備
    え、給紙部により給紙された用紙は、画像形成部により
    一方の面に画像を形成された後、反転部により反転され
    てから画像形成部に戻され、画像形成部が用紙の他方の
    面に画像を形成する画像形成装置において、 反転部は、用紙の搬送方向に対する左右をそれぞれ入れ
    替えることにより、用紙を反転することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 反転部は、用紙の搬送方向に沿って平行
    な軸線を中心に回転する回転部材を備え、搬送された用
    紙が回転部材上に位置したとき、回転部材が180°回
    転することにより用紙を反転することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 用紙を給紙する給紙部と、用紙に画像を
    形成する画像形成部と、用紙を反転する反転部とを備
    え、給紙部により給紙された用紙は、画像形成部により
    一方の面に画像を形成された後、反転部により反転され
    てから画像形成部に戻され、画像形成部が用紙の他方の
    面に画像を形成する画像形成装置において、 反転部は、その上流側から搬送されてきた用紙の先端の
    向きを180°変えて上流側に戻す反転路を備えること
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 反転部は、用紙を進行方向に搬送しつつ
    反転することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102649512A (zh) * 2011-02-28 2012-08-29 柯尼卡美能达商用科技株式会社 片材输送装置及图像形成装置
CN108438973A (zh) * 2018-03-02 2018-08-24 东莞市石龙联兴实业有限公司 一种纸袋夹翻转的方法和机构

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