JPH05330699A - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JPH05330699A
JPH05330699A JP4139179A JP13917992A JPH05330699A JP H05330699 A JPH05330699 A JP H05330699A JP 4139179 A JP4139179 A JP 4139179A JP 13917992 A JP13917992 A JP 13917992A JP H05330699 A JPH05330699 A JP H05330699A
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rollers
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】小判サイズの用紙の縦送りおよび横送りを共通
の用紙カセットを用いて実行する場合に、装置の大型化
を招くことなく、判サイズの姿勢変換を容易に行なえる
構造とする。 【構成】給紙部10A、10B、10Cから繰り出され
る用紙の搬送方向を反転させるUターン搬送路を備え、
そのUターン搬送路に搬送される用紙の向きを略90°
変換させる用紙姿勢変換手段13を備えた用紙搬送装置
において、用紙姿勢変換手段13は、Uターン搬送路の
内側に配置されていて、用紙の搬送方向と直角な方向に
延長された同一軸線上で独自に回転支持されている複数
のローラ15、16、17と、このローラ15、16、
17の外周部の内側に位置していて、ローラ15、1
6、17の半径よりも小さい曲率半径を設定されている
ガイド部材18とを備え、上記ローラ15、16、17
は、同一軸線上に配置されたもの同士で回転速度を異な
らせた速度差ローラとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙搬送装置に関し、
さらに詳しくは、搬送方向での用紙の向きを直角に変換
するための用紙姿勢変換構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複写速度が60枚/分程度の機
能を設定された中級機クラスの画像形成装置において
は、大判サイズに相当するA3版の用紙は、長手方向を
搬送方向に平行させて搬送する縦送りを採用され、ま
た、これ以下のサイズであるA4等の小判サイズに相当
する用紙は長手方向と直角な方向である幅方向を搬送方
向に平行させる横送りが採用されるようになっており、
このような搬送形式により、小判サイズを搬送する際の
搬送時間を短縮して複写速度を高めることが行なわれて
いる。ところで、画像形成装置においては、原稿サイズ
から縮小などの変倍複写を行なえる機構を備えたものが
あり、この装置において、上述したA3版のサイズを縮
小してA4版の用紙に複写するような場合、A3版の原
稿サイズの長手方向の向きにA4版の用紙側での長手方
向の向きを合わせることが必要になる。そこで、従来で
は、このような場合に対処するために、用紙の給紙段数
を増加し、その中からオリジナルサイズの原稿の向きと
一致する向きに収容されている用紙を選択したり、ある
いは、このような選択機能がない場合には、例えば、上
述した縮小時のような複写条件に応じて、該当する用紙
が収容されているカセットに差し替えたりしていた。し
かし、このような構造においては、装置の大型化あるい
は機構の増設によるコストアップを招いたり、また、差
し替えなどによる複写に要する操作を煩雑化させてしま
う虞れがあった。
【0003】そこで、このような問題を解消するため
に、小判サイズの用紙の縦送りと横送りとを共通のカセ
ット内から繰り出される用紙を対象にして実行すること
のできる構造が提案されている(例えば、特開平1ー2
92364号公報、特開平2ー152845号公報)。
上記公報によると、給紙部から繰り出される用紙の搬送
路中に、この搬送路をはさんで対向させられ、用紙の面
と平行に45度傾斜している傾斜反転ローラを配置し、
この傾斜反転ローラによって巻き取られる位置を用紙の
幅方向でずらすことより、このローラから繰り出される
用紙の向きを直角な方向に切り換えて用紙の姿勢を変換
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな用紙の姿勢を変換する構造においては、傾斜反転ロ
ーラとして、用紙の幅方向の全てに渡って用紙と接触す
ることが必要であるので、かなりの長尺ローラを設置し
なければならず、これによって、装置内部の構造が大型
化するという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した用紙姿
勢変換装置における問題に鑑み、小判サイズの用紙の縦
送りおよび横送りを共通の用紙カセットを用いて実行す
る場合に、装置の大型化を招くことなく行なえるように
して小判サイズの姿勢変換を容易に行なえる構造を備え
た用紙搬送装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、給紙部から繰り出される用
紙の搬送方向を反転させるUターン搬送路を備え、その
Uターン搬送路に搬送される用紙の向きを略90°変換
させる用紙姿勢変換手段を備えた用紙搬送装置におい
て、上記用紙姿勢変換手段は、上記Uターン搬送路の内
側に配置されていて、上記用紙の搬送方向と直角な方向
に延長された同一軸線上で独自に回転支持されている複
数のローラと、このローラの外周部の内側に位置してい
て、ローラの半径よりも小さい曲率半径を設定されてい
るガイド部材とを備え、上記ローラは、同一軸線上に配
置されたもの同士で回転速度を異ならせた速度差ローラ
とされていることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、用紙姿勢変換手段
が、用紙の搬送路をはさんで速度差ローラと反対側に配
置され、所定の圧力によって用紙を速度差ローラに接触
させる加圧ローラを備え、この加圧ローラは、その周面
の断面形状をクラウン状若しくは尖らせた形状に設定さ
れて速度差ローラに接触する用紙に対する接触面積を最
小にされていることを特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明は、給紙部から繰り出
される用紙を直接、画像形成部に向け搬送する第1の用
紙搬送路と、上記給紙部から繰り出された用紙の向き
を、略90°変換させる用紙姿勢変換手段と、上記給紙
部から繰り出される用紙を上記第1の用紙搬送路とは別
に上記用紙姿勢変換手段に向け搬送する第2の用紙搬送
路と、上記用紙姿勢変換装置から上記画像形成部に向け
用紙を搬送する第3の用紙搬送路とを備えた用紙搬送装
置において、上記第3の用紙搬送路に配置されていて、
上記用紙の先端を検知する先端検知手段と、上記先端検
知手段からの信号によって上記用紙の搬送を一旦停止さ
せる搬送停止手段とを備えて構成されていることを特徴
としている。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、先端検知手段による所定時間内での用紙先
端が検知されない場合には、用紙姿勢変換手段で用紙の
紙詰まりが発生したと判断して用紙姿勢変換手段の駆動
を停止することを特徴としている。
【0010】請求項5記載の発明は、予め、搬送停止手
段に向け姿勢変換後の用紙を一枚予備搬送させる制御が
実行されることを特徴としている。
【0011】請求項6記載の発明は、用紙姿勢変換手段
での用紙の搬送速度が、他の位置での搬送速度よりも高
速に設定されていることを特徴としている。
【0012】請求項7記載の発明は、原稿の載置基準を
中央基準とした場合に対応する中央基準により搬送さ
れ、搬送方向に用紙の幅方向を平行させる状態の横送り
から搬送方向に用紙の長手方向を平行させる状態の縦送
りに変換する用紙姿勢変換手段を備えた用紙搬送装置に
おいて、同一軸線上で独立して回転支持されていて、回
転速度を互いに異ならせて設定されている第1、第2の
速度差ローラとし、用紙の向きを同一面で揺動させる場
合に揺動支点寄りに第1の速度差ローラを位置させ、そ
して、第2の速度差ローラを、変換後では用紙短辺の端
縁から外れ、かつ変換前の長辺の端縁近傍に対面できる
位置に配置し、さらに、上記第1、第2の速度差ローラ
の間で、第2の速度差ローラと同軸に支持され、用紙の
向きの変換途中で上記第2の速度差ローラと用紙との接
触が外れた場合にも用紙との接触を維持することのでき
る位置に第3の速度差ローラをそれぞれ配置し、上記第
1の速度差ローラを定速により駆動する第1の駆動手段
と、上記第2、第3の速度差ローラを上記第1の速度差
ローラよりも高速度で回転駆動する第2の駆動手段とを
備え、第1、第2の速度差ローラは、その外周面を摩擦
係数の高い材質により構成され、第3の速度差ローラは
第1、第2の速度差ローラよりも低摩擦係数の材質によ
って構成されていることを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明によれば、給紙部から繰り出される用紙
の搬送方向と直角な方向に複数配置されて、速度を異な
らせた速度差ローラによって、用紙の繰り出し方向と直
角な方向での繰り出し量を異ならせて、所謂、スキュー
搬送を起こさせることによって、給紙部から繰り出され
たときの用紙の向きを90°変換することができる。
【0014】また、本発明によれば、速度差ローラに対
して用紙を所定圧力によって接触させる加圧ローラが、
その周面形状を用紙との接触面積が小さくなる形状とさ
れているので、用紙のしわを防いだ状態でスキュー搬送
を行なえる。
【0015】さらに本発明によれば、姿勢変換後の用紙
を一旦停止させ、また、この停止に先立って用紙先端の
検知を行なうことにより、用紙の種類に拘らず搬送スリ
ップによる異常搬送の防止およびジャムの検知を行なっ
て搬送機構への異常な負荷などがかかるのを未然に防止
して用紙の姿勢変換が行なえる。
【0016】そして本発明によれば、予め、姿勢変換さ
れた用紙をよび搬送しておくことによって、この用紙の
選択がなされた場合に即座に用紙を搬送させることがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、図1乃至図5において、本発明の実施
例の詳細を説明する。図1は、本発明による用紙搬送装
置を適用される画像形成装置の全体構成を概略的に示し
た図であり、この画像形成装置は、例えば、電子写真方
式を用いた複写機である。すなわち、この複写機1は、
内部に感光体ドラム2を備え、この感光体ドラム2の周
囲には、矢印で示す方向の回転に沿って、周知の複写プ
ロセスを実行するための帯電装置3、露光装置4、現像
装置5、転写分離装置6、クリーニング装置7が配置さ
れており、転写分離装置6と対向する位置での感光体ド
ラム2の回転方向下流側には、搬送手段8および定着装
置9が配置され、また、上記位置での感光体ドラム2の
回転方向上流側には、後述する用紙搬送装置10が配置
されている。
【0018】用紙搬送装置10は、図1を示した紙面に
対して手前方向に引き出し可能なカセットを備えた3段
の給紙部10A、10B、11Cを設けられており、こ
の給紙部において、上段の給紙部10Aにおけるカセッ
トには、A3等の大判サイズの用紙が、長手方向と矢印
で示す用紙の繰り出し方向とを平行させて繰り出す縦送
りを行なえる状態に収容されており、また、下段の給紙
部10B、10Cにおけるカセットには、A4版やB5
版等の小判サイズの用紙が、長手方向と直角な方向に相
当する幅方向と用紙の繰り出し方向とを平行させて繰り
出す横送りを行なえる状態に収容されている。この下段
での給紙部は、横送り、つまり、その方向でのスペース
をあまり要しない状態で収容されているので、図示のよ
うに、並列させた場合においてもこの方向での設置スペ
ースを従来のものと比べてさほど大きくしないようにな
っている。そして、この給紙部から画像形成部に相当す
る感光体ドラム2の転写位置までの間には、各給紙部か
ら直接、用紙を搬送するための第1の搬送路11が設け
られており、この第1の搬送路11は、上段および下段
の給紙部からの搬送路が転写位置に至る途中で合流させ
てある。
【0019】一方、下段、つまり、小判サイズの用紙を
収容している給紙部10B、10Cからの用紙繰り出し
位置の延長部には、上記第1の搬送路11と分岐させた
第2の搬送路12が設けられている。この第2の搬送路
12は、後述する用紙姿勢変換手段13へ用紙を搬送す
るために設けられており、第1の搬送路11との分岐位
置に設けられた揺動可能な切り換え爪14の態位設定に
よって、用紙が取り込まれるようになっている。このた
め、切り換え爪14は、図示しない駆動部によって、通
常、実線で示すように、第1の搬送路11への搬送方向
を設定しており、後述する用紙姿勢変換手段13による
用紙の向きを切り換える指令があったときには、通常態
位から二点鎖線で示す位置に揺動して第2の搬送路12
への用紙の案内を行なうようになっている。
【0020】そして、用紙姿勢変換手段13は、例え
ば、A3版からA4版の用紙に対して縮小複写を行なう
場合に用いられるようになっており、この場合には、横
送りの状態で収容されているA4版の用紙が、搬送され
る向きを90°変換されて縦送りの状態を設定される。
すなわち、図2において、用紙姿勢変換手段13は、同
一軸線上に配置されている複数のローラ15、16、1
7とガイド部材18とを備えている。複数のローラ1
5、16、17は、それぞれ独自の回転支持が行なわれ
るようになっており、ローラ15は、第1の駆動手段で
ある駆動モータ19の出力軸に取り付けられ、またロー
ラ16およびローラ17は、本実施例の場合、第2の駆
動手段である駆動モータ20の出力軸に対して同軸上に
取り付けられている。そして、ローラ15およびローラ
16には、用紙の搬送路をはさんで図3に示すように、
弾性体21によって、所定圧力により用紙を各ローラ1
5、16に接触させる加圧ローラ22が対向当接するよ
うになっており、また、ローラ17には、加圧ローラ2
2と略反対側の位置で用紙の搬送路をはさんで対向当接
するピンチローラ23が位置している。このピンチロー
ラ23は、例えば、硬度60°以上のウレタンゴム等を
用いて摩擦係数を低くされ、用紙姿勢変換手段13から
搬送される向きを変換された用紙に軽く当接するように
なっている。独自に回転支持されているローラ15およ
びローラ16、17は、第1、第2の駆動モータ19お
よび20の駆動設定により、異なる回転速度で回転する
ようになっており、これによって、搬送方向と直角な方
向に相当する用紙の幅方向での繰り出し量を異ならせる
ようになっている。従って、これらローラは、その速度
に差を生じさせてあるので、便宜上、ローラ15を第1
の速度差ローラ、ローラ16を第2の速度差ローラ、そ
してローラ17を第3の速度差ローラと呼称する。本実
施例の場合、速度の関係として、第2の速度差ローラ1
6の回転速度が第1の速度差ローラ15の回転速度より
も高速になる関係を設定されている。これは、後で述べ
るが、各速度差ローラの位置関係により、用紙の繰り出
し量を変化させて同一面で揺動させ、所謂、強制的にス
キューを生じさせて搬送方向に対する用紙の向きを変換
させるためである。
【0021】また、このスキューを起こさせるために、
各速度差ローラ15、16、17の位置は次のようにな
っている。すなわち、第1の速度差ローラ15は、原稿
の載置基準を中央基準とした場合に対応する用紙側での
中央基準によって横送りの状態から縦送りの状態に用紙
の向きを変換する場合、揺動しない変換前の用紙の短辺
の長さの半分に相当する距離内に配置されていて、用紙
のスキューを起こす際の揺動支点寄りでの用紙繰り出し
を行なわせる機能を設定されている。また、第2の速度
差ローラ16は、第1の速度差ローラ15を揺動支点側
とした場合に揺動端側に配置され、繰り出し量を多くす
る機能を設定されており、これによって、用紙にスキュ
ーを起こさせるようになっている。この位置関係につい
ては、後で詳しく説明する。このため、第1、第2の速
度差ローラ15、16は、用紙のスキューを起こさせや
すくするために、例えば、EPDMやノーソレックス等
の比較的摩擦係数の高いゴムにより構成されている。ま
た、第3の速度差ローラ17は、第1、第2の速度差ロ
ーラ15、16の間において、用紙の短辺の半分の距離
以内に相当する第2の速度差ローラ側16に寄った位置
している。
【0022】一方、ガイド部材18は、給紙部から繰り
出された用紙を各ローラ15、16、17と共に反転さ
せるUターン搬送路の一部をなすものであり、図3に示
すように、各速度差ローラの曲率半径Rよりも小さい半
径rを設定されて各速度差ローラ15、16、17の周
面の一部を、図1に示すように露呈させるようになって
いる。
【0023】また、上述した加圧ローラ22は、図4に
示すように、その周面の形状をクラウン状若しくは、尖
らせて速度差ローラに対する接触面積、所謂、ニップ面
積を微小にされている。これは、第1の速度差ローラ1
5と第2の速度差ローラ16との間の速度関係によっ
て、用紙の表面にしわ等の望ましくない現象が発生する
のを防止するためであり、所謂、用紙の引きづり抵抗を
なくすようになっている。なお、図1において、符号2
4は、用紙姿勢変換手段13に対して用紙を搬送するた
めのスリップローラを示しており、このスリップローラ
24は、用紙姿勢変換手段13による用紙の向き変換の
際の抵抗を生じさせないように、例えば、発泡ウレタン
等の低摩擦係数部材によって構成され、用紙の姿勢変換
に際しては、挟持搬送しないでスリップすることができ
るようになっている。
【0024】一方、図5は、各速度差ローラ15、1
6、17とガイド部材18とで構成されているUターン
搬送路を平面状に展開したときの用紙の動作が示されて
おり、これにおいて、上述した各速度差ローラの速度関
係および位置関係を説明すると次ぎの通りである。すな
わち、図5中、状態1では、スリップローラ24(図1
参照)によって横送りの状態にある用紙の先端が第1の
速度差ローラ15および第2の速度差ローラ16のニッ
プ位置に到達しているときが示されている。この状態で
は、用紙先端に対し、第1、第2の速度差ローラ15、
16によって、それぞれ速度V1、V2(V2>V1)が
与えられる。このため、用紙は、ローラニップ位置を結
んだ直線と速度ベクトルの頂点を結んだ直線との交点で
あるO’点を中心にスキュー搬送が開始されるはずであ
る。つまり、O'点が用紙の同一面での揺動支点とな
る。しかし、用紙はUターン搬送路での搬送負荷を受け
ることによりスリップするので、実際の回転中心は、O
点となる。一方、向きを変換される前の横送り方向での
用紙の中央位置(一点鎖線で示す位置)と変換後の縦送り
での中央位置を一致させるためには、例えば、図5に示
した場合でいうと、O点に支点位置を設定することが必
要となるとすると、この支点位置を得るために、第1、
第2の速度差ローラ15、16からの速度ベクトルを設
定しなければならない。しかし、スリップ率などを考慮
して第1、第2の速度差ローラ15、16の回転速度
(V1、V2)を設定するには、Uターン搬送路の屈曲半
径による搬送抵抗等が影響するので、計算により求める
ことが困難である。従って、この速度に関しては、実験
によって第2の速度差ローラ16の方が第1の速度差ロ
ーラ15よりもスリップ率が大きいことが確認されてお
り、このため、本実施例では、屈曲半径を25mmとし
た場合、スリップ率によって用紙の揺動端側での移動
量、つまり、繰り出し量が少なくなるのを、支点位置
O'点との間での揺動半径を調整することによって防止
するように、O'点の位置をO点よりも10〜15mm
内側、つまり、中央位置側に設定し、良好な姿勢変換を
得るようになっている。また、第1の速度差ローラ15
を、用紙の同一面での揺動支点寄りに相当する中央基準
位置付近に配置し、第2の速度差ローラ16を変換後の
用紙短辺の端縁から外れた位置でかつ変換前の用紙長辺
の揺動端側近傍に位置させ、少なくとも、用紙の揺動開
始時に揺動端側での繰り出しを行なわせるとともに、変
換終了前では繰り出しを行なわなせないようにして、こ
の速度差ローラ16に設定されている速度による過剰な
繰り出しを防止するようになっている。従って、用紙の
回転角度は90°以下となり、回転しすぎることがない
ことを確認できた。
【0025】また、図5において状態2では、第1、第
2の速度差ローラ15、16によって用紙がθ°回転し
た場合が示されており、これ以降、用紙は、第2の速度
差ローラ16による挟持状態を解除され、第1の速度差
ローラ15と第3の速度差ローラ17および斜めローラ
25による挟持搬送が行なわれる。なお、図5における
状態2では、第3の速度差ローラ17が第2の速度差ロ
ーラ16と位置をずらして示されているが、これは用紙
に対して接触していることを機能的に示したものであ
る。斜めローラ25は、図1において、Uターン搬送路
から抜け出した用紙を第1の搬送路と合流させる第3の
搬送路26に配置されているローラであり、図5に示す
ように、第3の搬送路26に達した用紙をサイドガイド
27に押し当てる機能を備えている。そして、状態2に
おいては、第3の速度差ローラ17によってUターン搬
送路から用紙が引き上げられるが、この動作は、斜めロ
ーラ25によっても行なわれる。しかし、斜めローラ2
5は、用紙をサイドガイド27に摺擦させながら搬送す
る機能があるために、挟持搬送力を強くすると用紙の座
屈を招いてしまう危険がある。このため、第3の速度差
ローラ17による搬送が必要とされることになる。
【0026】一方、状態4では、用紙がUターン搬送路
を通過し終わる直前が示されており、この状態では、用
紙の姿勢が略90°変換されて横送りから縦送りへと切
り換えられている。そして、この状態では、斜めローラ
26によって用紙がサイドガイド27に沿って搬送され
る。この時の斜めローラ26の搬送力、搬送速度および
傾き角度は、用紙に座屈を生じさせないで、かつ、図1
に示すように下側に位置するUターン搬送路から自重に
打ち勝って引き上げ、第1の搬送路11との合流位置の
手前に配置されているグリップローラ28まで搬送でき
る条件を設定されている。
【0027】ところで、本発明においては、用紙の姿勢
変換をローラと用紙との間のスリップ搬送を利用してい
るので、用紙の種類によって図5に示した状態1から状
態4に至るまでの時間に差が発生するのを防止するよう
になっている。すなわち、例えば、用紙の厚さによって
Uターン搬送路および途中の搬送路を通過する際の搬送
負荷が異なり、厚さが厚い場合には薄い場合に比べて搬
送負荷が大きくなり、かなりの時間を要することにな
る。
【0028】そこで、搬送時間にずれが生じた場合の対
策として、厚さの違いに拘らず、同じ時点に画像形成部
である感光体ドラム2への用紙の搬送開始を行なえるよ
うになっている。このため、本実施例においては、図1
に示すように、第3の搬送路26における用紙の搬送方
向でのグリップローラ28の下流側の位置に用紙の先端
検知センサ29を配置し、この先端検知センサ29を図
示しない制御部に接続して、この制御部によりグリップ
ローラ28の回転態位を制御するようになっている。従
って、制御部では、先端検知センサ29によって用紙の
先端が検知された場合には、一旦グリップローラ28の
回転を停止し、所定時間経過後に再度グリップローラ2
8の回転を行なわせるようになっており、これによっ
て、姿勢変換が終了した用紙の先端を一時的に係止して
先端合わせを行なうようになっている。また、この先端
検知センサ29は、所定時間内に用紙の先端を検知でき
なかった場合、用紙姿勢変換手段13において用紙のジ
ャムが発生したことを検知することもできるようになっ
ており、ジャムを検知した場合には、制御部を介して各
ローラの駆動部を停止する信号を出力すると共に、図示
しない表示部により警告するようになっている。
【0029】さらに、上述した用紙の移動状態を検知す
ることにより用紙の搬送状態を制御する場合として、こ
の先端検知センサ29とは別に、例えば、サイドガイド
27に向け移動してくる用紙をの通過を検知する用紙検
知センサを設けて、第2の速度差ローラ16および斜め
ローラ26の速度制御を行なうことも可能である。つま
り、上述した実施例においては、第1の速度差ローラ1
5と第2の速度差ローラ16との速度関係は固定された
ものであったが、この関係、特に、第2の速度差ローラ
16の速度を変化させることによって、用紙姿勢変換装
置13により繰り出される用紙がサイドガイド27に沿
って移動する際の速度を減速して摺擦力を弱めるように
する。このため、上述した用紙検知センサは、上述した
制御部に接続され、この制御部からは、第2の駆動モー
タ20および斜めローラ26に対する駆動モータ(図示
されず)の制御信号が出力されるようにされる。従っ
て、用紙検知センサによって、サイドガイド27に向け
移動してくる用紙を通過した場合、制御部では、今まで
の用紙の移動速度よりも低速になるように減速設定が行
なわれて第2の速度差ローラ16および斜めローラ26
の回転速度を決め、これによって、サイドガイド27に
沿って移動する用紙の摺擦抵抗を弱めてジャムが発生す
る危険を軽減することができる。
【0030】ところで、前述したように、A3版サイズ
からA4版サイズの用紙への縮小時複写を行なうために
用紙の姿勢変換が行なわれる場合には、小版サイズの用
紙の搬送路長が長くなる。従って、横送りから縦送りに
変換する場合には、最初の複写までの時間、つまり、用
紙の搬送に要する時間が長くなることによって複写時間
が遅延してしまうことになる。そこで、本実施例におい
ては、このような場合、用紙姿勢変換手段13に装備さ
れている各ローラの回転速度を感光体ドラム2の速度に
対して1.5〜2倍程度早めて、複写開始までの時間を短
縮するようになっている。
【0031】また、このような複写開始までの時間を短
縮するための方法として、本発明においては、予め姿勢
変換した用紙を第3の搬送路26中のグリップローラ2
8の位置まで予備的に搬送させて待機させるようになっ
ている。この場合には、例えば、給紙部に設けられてい
る用紙サイズ検知センサ(図示されず)によって複数の給
紙部に収容されている用紙のサイズが同じであるかを判
断し、同一である場合には、先端検知センサ29によっ
て既に用紙が待機状態にあるかを検知する。予備的に搬
送されずに待機状態でない場合には、前述した姿勢変換
により搬送された用紙をグリップローラ28において待
機させる。これによって、用紙の姿勢変換をオペレータ
によって指示された場合には、即座に画像形成部に向け
待機していた用紙を繰り出すことができるので、複写開
始までの時間を大幅に短縮することができる。また、こ
のような複写開始までの時間短縮は、次に挙げる内容の
制御を実行することによってさらに操作性を向上させる
ことができる。 オペレータが所望する複写動作において、用紙姿勢変
換手段13を使用すると判断した場合には、オペレータ
が設定した枚数よりも一枚多く給紙部に連続給紙し、最
後の一枚だけをグリップローラ28によって待機させる
ようにして次ぎの複写に備える。
【0032】給紙部に収容されている用紙のサイズが
異なっているにも拘らず、既に用紙の予備的な搬送が行
なわれているときには、白紙のまま、つまり複写を行な
わないでそのまま用紙を排出する。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、Uターン
搬送路に搬送されてくる用紙をその搬送途中において、
搬送方向と直角な方向での搬送速度を異ならせるという
簡単な構造によって、その搬送部からの用紙の繰り出し
量を異ならせることができる。従って、強制的なスキュ
ーを簡単に行なわせて用紙の搬送方向での向きを変換さ
せることが可能になり、しかも、この変換を連続して行
なうことができる。また、本発明によれば、用紙姿勢変
換手段に用いられている速度差ローラに対向して所定圧
力により用紙を接触させる加圧ローラが、その周面の形
状を、用紙との接触面積を少なくする形状とされている
ので、接触面積が大きくなることにより発生する用紙の
引きずりを防いで、しわ等の発生を防止することができ
る。さらに本発明によれば、姿勢変換される用紙の厚さ
等による搬送スリップの違いに拘らず、姿勢変換された
用紙の先端を検知してその用紙を一旦停止させた上で搬
送開始を行なうようにしたので、姿勢変換手段での用紙
の搬送状況の判断が可能になると共に、画像形成部への
用紙の搬送遅れなどを防止することができる。そして本
発明によれば、予備的に画像形成部手前の位置に姿勢変
換された用紙を待機させておくことができるので、複写
開始時での搬送時間を短縮することができる。さらにま
た本発明によれば、速度差ローラの位置関係を上述した
用紙のスキューを行なわせる位置関係とすると共に、ス
キューが起きることにより速度差ローラから外れた場合
でも用紙の搬送を可能にする位置関係を設定したので、
姿勢変換終了までの間、確実にスキューのための駆動力
を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による用紙搬送装置を組み込ん
だ画像形成装置の全体構成を概略的に示す配置図であ
る。
【図2】図1に示した用紙搬送装置の要部構成を模式的
に示す斜視図である。
【図3】図2においてーで示す方向の模式的な矢視
図である。
【図4】図3においてーで示す方向の模式的な矢視
断面図である。
【図5】図2に示した用紙搬送装置の作用を説明するた
めの図2に示した要部の展開図である。
【符号の説明】
10 用紙搬送装置 10A、10B、10C 給紙部 11 第1の搬送路 12 第2の搬送路 13 用紙姿勢変換手段 15 第1の速度差ローラ 16 第2の速度差ローラ 17 第3の速度差ローラ 18 ガイド部材 19 第1の駆動手段である駆動モ
ータ 20 第2の駆動手段である駆動モ
ータ 22 加圧ローラ 26 第3の搬送路 29 先端検知センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙部から繰り出される用紙の搬送方向を
    反転させるUターン搬送路を備え、そのUターン搬送路
    に搬送される用紙の向きを略90°変換させる用紙姿勢
    変換手段を備えた用紙搬送装置において、 上記用紙姿勢変換手段は、上記Uターン搬送路の内側に
    配置されていて、上記用紙の搬送方向と直角な方向に延
    長された同一軸線上で独自に回転支持されている複数の
    ローラと、このローラの外周部の内側に位置していて、
    ローラの半径よりも小さい曲率半径を設定されているガ
    イド部材とを備え、 上記ローラは、同一軸線上に配置されたもの同士で回転
    速度を異ならせた速度差ローラとされていることを特徴
    とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の用紙搬送装置において、用
    紙姿勢変換手段は、用紙の搬送路をはさんで速度差ロー
    ラと反対側に配置され、所定の圧力によって用紙を速度
    差ローラに接触させる加圧ローラを備え、この加圧ロー
    ラは、その周面の断面形状をクラウン状若しくは尖らせ
    た形状に設定されて速度差ローラに接触する用紙に対す
    る接触面積を最小にされている用紙搬送装置。
  3. 【請求項3】給紙部から繰り出される用紙を直接、画像
    形成部に向け搬送する第1の用紙搬送路と、上記給紙部
    から繰り出された用紙の向きを略90°変換させる用紙
    姿勢変換手段と、上記給紙部から繰り出される用紙を上
    記第1の用紙搬送路とは別に上記用紙姿勢変換手段に向
    け搬送する第2の用紙搬送路と、上記用紙姿勢変換装置
    から上記画像形成部に向け用紙を搬送する第3の用紙搬
    送路とを備えた用紙搬送装置において、 上記第3の用紙搬送路に配置されていて、上記用紙の先
    端を検知する先端検知手段と、上記先端検知手段からの
    信号によって上記用紙の搬送を一旦停止させる搬送停止
    手段とを備えて構成されていることを特徴とする用紙搬
    送装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の用紙搬送装置において、先
    端検知手段による所定時間内での用紙先端が検知されな
    い場合には、用紙姿勢変換手段で用紙の紙詰まりが発生
    したと判断して用紙姿勢変換手段の駆動を停止する用紙
    搬送装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の用紙搬送装置において、予
    め、搬送停止手段に向け姿勢変換後の用紙を一枚予備搬
    送させる制御が実行される用紙搬送装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載の用紙搬送装置において、用
    紙姿勢変換手段での用紙の搬送速度は、他の位置での搬
    送速度よりも高速に設定されている用紙搬送装置。
  7. 【請求項7】原稿の載置基準を中央基準とした場合に対
    応する中央基準により搬送され、搬送方向に用紙の幅方
    向を平行させる状態の横送りから搬送方向に用紙の長手
    方向を平行させる状態の縦送りに変換する用紙姿勢変換
    手段を備えた用紙搬送装置において、 同一軸線上で独立して回転支持されていて、互いに回転
    速度を異ならせて設定されている第1、第2、第3の速
    度差ローラと有しし、 用紙の向きを同一面で揺動させる場合に揺動支点寄りに
    第1の速度差ローラを位置させ、そして、第2の速度差
    ローラを、変換後では用紙短辺の端縁から外れ、かつ変
    換前の長辺の端縁近傍に対面できる位置に配置し、さら
    に、上記第1、第2の速度差ローラの間で、同第2の速
    度差ローラと動軸に支持され、用紙の向きの変換途中で
    上記第2の速度差ローラと用紙との接触が外れた場合に
    も用紙との接触を維持することのできる位置に第3の速
    度差ローラをそれぞれ配置し、 上記第1の速度差ローラを定速により駆動する第1の駆
    動手段と、上記第2、第3の速度差ローラを上記第1の
    速度差ローラよりも高速度で回転駆動する第2の駆動手
    段とを備え、 第1、第2の速度差ローラは、その外周面を摩擦係数の
    高い材質により構成され、第3の速度差ローラは第1、
    第2の速度差ローラよりも低摩擦係数の材質によって構
    成されている用紙搬送装置。用紙搬送装置。
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