JPH04121347A - 給紙装置の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機やレーザプリンタ、ファクシミリ等の
給紙装置の制御装置に関する。

〔従来の技術〕

複写機などの用紙フィードシステムにおいて、給紙トレ
イにスタックされた用紙を、断面が半月状のロール（以
下「半月ロール」という）を利用して給紙する構造のも
のがある。

第４図はその一例を示すものである。図にふいて、給紙
トレイ１の上部には、給紙トレイ１内の用紙を送り出す
半月ロール２が配置され、更に、用紙を案内する湾曲し
たシュート３に沿って、二組の搬送ロール対４．５が設
けられている。

上流側の搬送ロール対４は、駆動ロール４ａとこしｌ：
　圧接するピンチロール４ｂとから構成され、下流側の
搬送ロール対５は、スリップロール５ａとこれに圧接す
るピンチロール５ｂとから構成されている。

更に、用紙搬送路の感光体ドラム６近傍には、駆動ロー
ル７ａとこれに圧接するピンチロール７ｂから構成され
るレジストロール対７が配置され、このレジストロール
対７の直前に、用紙先端の位置合わせを行うためのレジ
ストゲート８が用紙搬送路に対して進退自在に設けられ
ている。

前記レジストゲート８は、軸８ａを中心として回動可能
となっており、レジストゲート８と一体となったフレー
ム８ｂが、バネ９によりレジストゲート８が用紙搬送路
から退避する方向に付勢されている。また、フレーム８
ｂの一部にビン８Ｃを介してソレノイド１０が連結され
、ソレノイド１０がオンとなったとき、フレーム８ｂが
図において右廻りに回転し、レジストゲート８が用紙搬
送路に突出するようになっている。また、用紙搬送経路
には、用紙の進行状態を検出するための用紙センサ１１
が配置されている。

また、感光体ドラム６０周辺には、現像器１２゜転写器
１３．剥離器１４．搬送ベルト１５等が配置されている
。

次に、上述の用紙搬送装置の動作について説明する。

給紙トレイ１内の用紙は、半月ロール２によりシュート
３方向に送り出され、まず、回転状態にある搬送ロール
対４により挟持された状態でシュート３の湾曲部に沿っ
て搬送され、次に、回転状態にある搬送ロール対５の位
置に到り、ここでも挟持され搬送される。

用紙の先端が用紙センサ１１により検出されるとソレノ
イド１０がオンとされ、フレーム８ｂが右回りに回動さ
れる。したがって、バネ９に抗してレジストゲート８が
シュート３の用紙搬送経路内に突出する。これにより、
用紙の先端がレジストゲート８に突き当たる。このとき
、用紙の後部が搬送ロール対５によりレジストゲート８
方向に押されるので、用紙が搬送経路に対して傾いてい
る場合、用紙には、用紙の面内で回転する方向の力が加
わる。搬送ロール対５におけるスリップロール５ａの摩
擦係数は小さくされているので、用紙とスリップロール
５ａとの間で滑りが失し、用紙の姿勢が矯正される。す
なわち、左右の先端が用紙搬送方向に関して揃い、位置
合わせが行われることになる。

姿勢の矯正後もスリップロール５ａは回転を続けるが、
上述のようにスリップロール５ａと用紙の間で滑りが生
じて搬送力が吸収される。この状態で送り出しのタイミ
ングを待つ。

この用紙姿勢の矯正動作中は、スリップロール５ａは、
図示しない駆動源からの回転力を受けて、連続的に回転
している。

次に、位置合わせ終了後、所定のタイミングでソレノイ
ド１０がオフとされ、バネ９０力によりフレーム８ｂが
左回りに揺動される。したがって、レジストゲート８が
シュート３の用紙搬送経路から退避する。これにより、
用紙は、スリップロール５ａとピンチロール５ｂにより
挟持された状態で、正しい姿勢で搬送が開始され、更に
、レジストロール対７の駆動ロール７ａとビンチロール
７ｂにょす挟持された状態で感光体ドラム６の転写部に
送られる。したがって、現像器１２により感光体ドラム
６上に形成されたトナー像は、転写器１３により用紙に
対して正しい位置に転写される。その後、剥離器１４に
より用紙が感光体ドラム６から剥離され、搬送ベルト１
５により定着器（図示せず）方向に搬送される。

このような半月ロール２を使用した用紙給送装置では、
複数枚の用紙をフィードする場合、用紙センサ１１が先
行する用紙を検出したとき、またはレジストゲート８を
開いたことを検出したときに、ソレノイド又はクラッチ
を作動させてメインモータの駆動力を半月ロール２に伝
達し、給紙トレイｌから次の用紙を送り出す。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、用紙のフィード中にジャムが発生し、これを
ジャム検出手段が検出すると、従来の複写機ではメイン
モータを瞬時に停止していた。

そうすると、半月ロール２が一回転してしまわないうち
に途中で径大部が下を向いて停止することがあり、その
ままの状態であると半月ロール２が噛み込んでトレイカ
セットが抜けず、用紙の入れ替え、ジャムクリアができ
なくなってしまう。

また強引に引き抜くと半月ロールフィーダシステムが壊
れてしまう。

本発明は、この問題を解決するためのものであり、フィ
ード中に他用紙のジャムを検出した場合は、フィードロ
ールが正常な位置に戻るまでメインモータを停止させな
いようにすることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の給紙装置の制御装置は、この目的を達成するた
め、半月ロールを用いて給紙トレイにスタックされた用
紙をフィードする構成の給紙装萱において、ジャムなど
が発生した時、半月ロールを駆動しているときは半月ロ
ールの駆動終了後、メインモータの駆動を停止させる手
段を設けたことを特徴とする。

〔作用〕

本発明では、ジャムが検出されると、半月ロールの駆動
中はメインモータを停止させず、半月ロールの駆動終了
後、メインモータを停止させる。

これにより、半月ロールが下を向いた状態で停止するこ
とがなく、給紙トレイを支線なく抜くことができる。

〔実施例〕

以下、本発明を実施例を参照しながら具体的に説明する
。

第１図は本発明に係る給紙装置の制御を含む複写機の制
御手段の構成を示すブロック図である。

同図において、２０は演算手段であり、２１はジャム検
出手段、２２はコントロールパネル上に形成されたコピ
ーモード選択・表示部、２３はメインモータ駆動部、２
４はフィード駆動部、２５は光学系、２６はゼログラフ
ィープロセス制御部である。ジャム検出は、用紙搬送経
路の途中に設けた用紙センサによって行うことができる
。

第２図は本発明による給紙装置の制御を行う演算手段２
０における処理を示すフローチャートである。ステップ
１００　でジャム検出手段２１によりジャムを検出する
と、次のステップ１１０で半月ロール２が駆動中である
かどうかの判定を行う。半月ロール２が駆動中でなくな
れば、ステップ１２０でメインモータを停止する。

この実施例では、半月ロール２が駆動中であることを、
モータ駆動中のフラグで検出するようにしているが、他
の例を第３図に示す。

第３図において、ステップ２００で用紙フィードがスタ
ートすると、ステップ２１０　で半月ロールソレノイド
を○Ｎにする。次のステップ２２０　で、演算手段２０
の内部において半月ロール２の駆動中フラグをセットす
る。次のステップ２３０　では、半月ロール２の一回転
に要する時間を１秒以内として、１秒経過したかどうか
を判定する。１秒が経過したら、ステップ２４０　で駆
動中フラグをクリアする。

この実施例では、半月ロール２が１秒以内に１回転して
定位置で停止することを前提としている。

〔発明の効果〕

以上に説明したように、本発明においては、ジャムが発
生しても半月ロールが回転途中の位置で停止することが
ないので、給紙トレイが抜けなくなったり半月ロールが
破損したりすることがなく、正常なジャム処理を行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る給紙装置の制御を含む複写機の制
御手段の構成を示すブロック図、第２図は本発明による
給紙装置の制御を行う演算手段における処理を示すフロ
ーチャート、第３図は他の処理例を示すフローチャート
、第４図は半月ロールを備えた複写機の例を示す概略図
である。 １：給紙トレイ　　　２：半月ロール ３ニジニー）　　　　　４．５　：搬送ロール対４ａ、
７ａ：駆動ロール　４ｂ、　５ｂ、　７ｂ　：ピンチロ
ール５ａニスリップロール　６：感光体ドラム７：レジ
ストロール対 ８ニレジストゲート　８ａ：軸 ８ｂ：フレーム　　　　８Ｃ：ビン ９：バネ　　　　　　１０：ソレノイド１１：用紙セン
サ　　　１２：現像器 １３：転写器　　　　　１４：剥離器 １５：搬送ベルト ２０：演算手段　　　　２１：ジャム検出手段２２：コ
ピーモード選択・表示部 ２３：メインモータ駆動部 ２４：フィード駆動部　２５：光学系 ２６：ゼログラフィープロセス制御部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、半月ロールを用いて給紙トレイにスタックされた用
   紙をフィードする構成の給紙装置において、ジャムなど
   が発生した時、半月ロールを駆動しているときは半月ロ
   ールの駆動終了後、メインモータの駆動を停止させる手
   段を設けたことを特徴とする給紙装置の制御装置。