JP2677841B2 - 複写機の給紙制御方法 - Google Patents

複写機の給紙制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機の給紙制御方法に関する。
従来の技術 一般に、複写機にあつては用紙、特に機内を搬送され
る転写紙のジヤムが少なからず発生する。ジヤムが発生
した場合の処理としては、複写機の動作を停止させてジ
ヤム紙を除去することが基本となるが、装置構造等の関
連で工夫しているものもある。
まず、特開昭58−152264号公報によれば、ジヤムが発
生した場合、軸方向に引出し自在な感光体ユニツト中の
感光体等は直ちに停止させるが、感光体に対するレジス
トローラは継続駆動させて用紙後端を感光体ユニツト中
に送り込ませてから停止させている。これは、用紙が感
光体・レジストローラ間にまたがつて残らないように
し、感光体ユニツト引出しによるジヤム処理時に用紙を
破損させないためである。
また、特開昭54−74736号公報によれば、シート搬送
・スリツト露光方式のものにおいて、搬送途中、特にジ
ヤム紙除去の不便なスリツト露光部付近でジヤムが生じ
た場合において、露光スリツト部でジヤムが検知されて
いる時には再送りを禁止させておき、逆転動作のみを可
能とさせている。リセツト→再始動方式によると、ジヤ
ムが更に悪化するためである。
更に、特開昭55−146440号公報によれば、ジアゾ複写
機において、現像ローラ・加圧ローラ間でジヤムが生じ
た場合、加圧ローラが離れたことを条件に現像ローラを
逆転駆動させてジヤム処理させている。そのままでは、
簡単には用紙を逆転引出しできないためである。
一方、複写機にあつては転写紙を1枚ずつ分離して給
紙させるため、分離給紙部を備えているが、その分離手
段としては一般に摩擦分離方式が用いられている。この
ような摩擦分離方式の分離給紙部を備えた複写機におい
ては、ジヤムが生じたとしても、用紙が分離給紙部中の
グリツプローラまで到達していなければ、給紙トレイを
引出した時点で摩擦分離部中の用紙も落下するので簡単
に除去できる。
このような摩擦分離方式に対し、FRR(フイード&リ
バースローラ)方式のものが提案されている。これは、
フリーオペレータによるフリーペーパ化、即ち使用し得
る用紙を限定せず通常の市販紙でも使用できるようにし
たものであり、給紙方向に回転駆動されるフイードロー
ラと反給紙方向に回転駆動される軸にトルクリミツタを
介して接続され前記フイードローラに圧接させたリバー
スローラとの組合せからなる。
発明が解決しようとする課題 ところが、分離給紙部をこのようなFRR方式としたも
のでは、給紙遅れ、重送などのジヤムが発生した場合に
ジヤム紙がフイードローラとリバースローラとの間に挾
まつて停止してしまうことがあるが、この時、分離給紙
部の給紙トレイを下降させて引き出しても挾まつた用紙
は常に圧接しているローラ間に喰わえ込まれたままであ
り、無理に引張ると破損等を伴うため、この用紙の除去
は困難である。このような点は、上記公報等に示される
ジヤム処理方式でも対処できないものである。
課題を解決するための手段 給紙方向に回転駆動されるフイードローラと反給紙方
向に回転駆動される軸にトルクリミツタを介して接続さ
れ前記フイードローラに圧接させたリバースローラとを
用いて分離しグリツプローラ側に給紙させるFRR方式の
分離給紙部を備えた複写機の給紙制御方法において、複
写機内でのジヤム紙の処理後に動作キーを操作すること
により機内の搬送路中に残存する用紙を排出させるリカ
バリーモードを実行し、このリカバリーモード時に前記
分離給紙部の前記フイードローラの近傍に設けられた用
紙検知手段により残存紙が検出された時には前記フイー
ドローラを一定時間だけ回転駆動させる。
作用 複写機内でジヤムが発生した場合、複写機は動作を停
止し、ジヤム紙の処理を待つ。ジヤム紙が処理され、動
作キーが押されると、ユーザによるジヤム処理の負担を
軽減するために搬送路中の残存紙を自動的に排出させる
リカバリーモードが実行される。この時、分離給紙部に
おいてグリツプローラに残存した用紙であれば、このリ
カバリーモードの実行により排出処理される。しかし、
グリツプローラまで到達せずにフイードローラ・リバー
スローラに喰わえ込まれて残存している用紙は、これら
のフイードローラ等が給紙時にのみ駆動されるため、リ
カバリーモードによる排出処理には供されず、このまま
残存し、コピー動作を再開できない状態が続く。そこ
で、リカバリーモード時に分離給紙時のフイードローラ
の近傍に設けられた用紙検知手段により残存紙が検出さ
れた時にはフイードローラを一定時間だけ回転駆動させ
ることにより、グリツプローラまで送り込ませれば、後
はリカバリーモード処理により排出されることになる。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例が適用される複写機全体の概略構成及
び作用について、第2図を参照して説明する。この複写
機は、大別すると、複写機本体1と、リサイクル型自動
原稿送り装置(RADF)2と、フイニツシヤ(一部毎の綴
りを行う装置)3とにより構成されている。
複写機本体1においてはフラツシユ露光ランプ4によ
り原稿台5上の原稿が照明され、その反射光が第1ミラ
ー6、スルーレンズ7、第2ミラー8を経て、ベルト状
の感光体9上に結像露光される。この感光体9は帯電チ
ヤージヤ10により一様帯電済みであり、結像露光により
静電潜像が形成され、現像装置11で現像されて可視像と
なる。この可視像は転写チヤージヤ12の作用の下、転写
紙13に転写され、転写紙13は分離チヤージヤ14の作用に
より感光体9から分離される。この後、転写紙13は定着
装置15による定着を受け、選択されている複写モードに
従い、本体トレイ16、両面コピー用の両面トレイ17、或
いはフイニツシヤ3中の排紙トレイ18等に排紙される。
ここに、転写紙13は第1給紙トレイ19、第2給紙トレ
イ20、第3給紙トレイ21又はフイニツシヤ3中の付属給
紙トレイ22の何れかから選択的に分離給紙され、レジス
トローラ23により感光体9上の画像と同期をとつて転写
位置に送られることになる。
これらの給紙トレイ19,20,21,22は転写紙13を1枚ず
つ分離して給紙させるための分離給紙部を備えている
が、FRR方式による共通構成であるので、給紙トレイ19
の例により、第3図及び第4図を参照して、その構造及
び動作を説明する。まず、給紙トレイ(カセツト構成で
もよい)19中に積載された転写紙13を、その最上位のも
のから送り出すためのピツクアツプローラ24がピツクア
ツプアーム25により接離自在に指示されて設けられてい
る。即ち、このピツクアツプローラ24はスプリング(図
示せず)により紙面上に圧接する状態と、ソレノイド26
駆動によりピツクアツプアーム25を引き起こすことによ
り紙面上から上方に離反する状態とをとり得る。ピツク
アツプローラ24を離反させるのは、送り出した転写紙13
が前方のフイードローラ27に到達した後は、ピツクアツ
プローラ24による圧接が不要ないしは邪魔となるので、
これを解除するためである。フイードローラ27は給紙モ
ータ28により駆動ギヤ29を経て給紙方向、即ち第3図図
示状態では時計方向に回転駆動されるものであり、同時
に、中間ギヤ30、従動ギヤ31を経て前記ピツクアツプロ
ーラ24も同一方向に回転駆動される。一方、前記フイー
ドローラ27の下部には、このフイードローラ27に圧接さ
せたリバースローラ32が設けられている。このリバース
ローラ32は複写機本体1中の搬送系を駆動させるための
メインモータ(図示せず)からの駆動伝達を経た駆動ギ
ヤ33に噛合する従動ギヤ34をリバースローラ軸35上に有
し、この軸35が反給紙方向、即ち第3図図示状態では反
時計方向に駆動されるものであるが、軸35に対し軸受36
により回動自在なリバースローラ32と軸35とはトルクリ
ミツタ37により接続されている。このようなフイードロ
ーラ27、リバースローラ32構成によれば、ゴムローラ製
のリバースローラ32はフイードローラ27の給紙方向回転
を受けて給紙方向(反時計方向)に回転する。よつて、
ピツクアツプローラ24によりローラ27、32間に送り込ま
れた転写紙13は、給紙方向の回転を受けて更に前方に送
られる。この時、2枚以上の転写紙13がローラ27,32間
に重送されると、転写紙13間の摩擦係数よりトルクリミ
ツタ37の結合力のほうが大になるので、リバースローラ
32はフイードローラ27に対する従動回転(給紙方向回
転)から逆転して軸35の回転に従い反給紙方向に回転す
る。これにより、フイードローラ27側の転写紙13以外の
転写紙13をリバースローラ32がトレイ側に引き戻す。こ
れにより、最上位の1枚の転写紙13が分離給紙される。
このようなフイードローラ27・リバースローラ32の前
方にはガイド板38による搬送経路39を経て一対のグリツ
プローラ40,41が設けられている。このグリツプローラ4
0,41はメインモータの駆動を受けてコピー動作中は常時
給紙方向に回転されるものであり、その前方には、ガイ
ド板42による搬送経路43を経てレジストローラ23が設け
られている。これにより、前記ローラ27,32により分離
されて給紙された1枚の転写紙13はグリツプローラ40,4
1によりグリツプされると、定速で搬送経路43中を搬送
されてレジストローラ23まで送り込まれ、一旦停止して
待機し、感光体9上の画像との位置合わせがなされる。
ここに、第3図中に示すフイードローラ24からグリツ
プローラ40,41までの糸を、総称してFRR方式の分離給紙
部44と称し、各給紙トレイ19,20,21,22に各々個別に設
けられている。このような分離給紙部44において、フイ
ードローラ27直後の位置、及び、グリツプローラ40直前
の位置には、各々フオトダイオードPD1,PD2とフオトト
ランジスタPT1,PT2からなる反射型のフオトセンサ45,46
が搬送経路39に臨ませて設けられている。また、レジス
トローラ23の直前位置にも反射型のフオトセンサ(レジ
ストセンサ)47が設けられている。
また、制御系としては、詳細は省略するが、ソレノイ
ド26、モータ28等は第5図に示すようにCPU48により制
御されるものである。モータ28の場合、ドライバ49を通
してCPU48からの信号により制御される。このモータ28
はフイードローラ27を給紙方向に回転させるためのもの
であり、その起動・停止の応答性のよいモータであれば
よい。
このような構成において、給紙動作を更に詳細に説明
する。まず、給紙信号によりフイードローラ27が回転駆
動されるとピツクアツプローラ24も同時に回転し、給紙
トレイ19上の転写紙13を送り出す。この時、ピツクアツ
プアーム25に対するソレノイド26はオフ状態にあり、ピ
ツクアツプローラ24は転写紙13上に圧接している。送り
出された転写紙13はフイードローラ27とリバースローラ
32とのローラ対により分離され、重送紙は戻される。分
離されて進行する転写紙13の先端がフオトセンサ45によ
り検知されると、この信号をトリガとして、CPU48はソ
レノイド26を一定時間オンさせてピツクアツプアーム25
を上昇させ、ピツクアツプローラ24を転写紙13上から離
反させる。転写紙13の進行が進み、フオトセンサ46によ
り検知されると、フイードローラ27用の給紙モータ28は
一旦停止する。その後、あるタイミングで給紙モータ28
によりフイードローラ27を再び回転させ、転写紙13をグ
リツプローラ40,41に送り込む。転写紙13がグリツプロ
ーラ40,41まで送られると、フイードローラ27により搬
送力は不要となるので給紙モータ28、従つてフイードロ
ーラ27は停止する。ここに、フイードローラ27が停止し
ても、このフイードローラ27はワンウエイクラツチ内蔵
のものであり、給紙方向には全くフリーであり、グリツ
プローラ40,41により搬送される転写紙13の搬送性に支
障はない。グリツプローラ40,41により搬送される転写
紙13は搬送経路43中に進行し、レジストローラ23にぶつ
かつて一旦停止する。そして、このレジストローラ23が
感光体9上の画像と一致する所定のタイミングで直ぐに
回転することにより、転写部に送られ転写に供される。
このような休止動作において、フイードローラ27を一
旦停止させるのは、転写紙13の先端位置が給紙トレイ19
・フオトセンサ45間の距離l1中のごとに位置しているか
判らないので、これを吸収するためである。また、転写
紙13がローラ27,32間に喰わえ込まれたらピツクアツプ
ローラ24を直ちに上げるために検知動作をするフオトセ
ンサ45は、ローラ27,32のニツプ位置との間の距離l2
できるだけ小さくなるように配置される。l3はフオトセ
ンサ45,46間の距離である。また、フオトセンサ46とグ
リツプローラ40,41のニツプ位置との距離l4も、ローラ2
7,32のスリツプ率の変化による給紙タイミングのバラツ
キを最小限にするため、できるだけ小さく設定される。
グリツプローラ40,41とレジストローラ23との間の距離l
5は、本実施例のように、多段トレイ19,20,22,23の場合
には、各トレイ毎に異なるものとなる。レジストセンサ
47はフオトセンサ46位置から再スタートした転写紙13が
このレジストセンサ47まで到達するに要する時間を測定
し、得られた時間データを、後続の転写紙についてのこ
のフオトセンサ47からの再スタート時刻に反映させ、レ
ジストローラ23に対する搬送経路43を通過する時間がグ
リツプローラ40,41の摩耗により長くなつても、常に一
定時刻でレジストローラ23に到達するように制御され
る。
このような構成において、複写機内でジヤムが生じた
場合の処理動作を説明する。今、連続給紙コピー中に、
例えば分離チヤージヤ14付近で転写紙ジヤムが発生した
とすると、複写機は直ちに停止して操作パネル部にジヤ
ム発生を表示する。オペレータはこの表示によりジヤム
が分離部付近でのジヤム発生であることを確認し、複写
機本体のフロントドアをあけ、分離部付近のジヤム紙を
取り除き除去する。ジヤム紙処理後に、フロントドアを
閉じてプリントキー(動作キー)を再度押すと、複写機
はリカバリーモードを実行する。これは、ジヤム紙以外
に複写機本体1の搬送経路中に残つている転写紙13をす
べて本体トレイ16上に自動排紙させてから、再び本来の
コピー動作を開始可能とさせるためのモードである。こ
れは、本実施例の複写機のように、大型の複写機であつ
て搬送経路の長いものとなると、ジヤム発生時にオペレ
ータが機内に残存した用紙をすべて除去するのは大変で
あるため、ジヤム紙のみの除去で済ませ、オペレータの
負担を軽減させるために行うモードである。この時、RA
DF2(又はADF)を使用していれば、自動的に原稿がリサ
イクルされ、ジヤム時の原稿に戻す処理が行われる。
このようなジヤム処理動作時において、分離給紙部44
での処理を説明する。まず、上記のようにジヤムが発生
したとすると、機械は停止し、特に、転写分離部付近で
転写紙ジヤムが発生したとすると、このジヤム紙が感光
体9側に入り込む可能性があるので、メインモータは直
ぐに停止される。同時に、給紙モータ28による駆動も停
止され、フイードローラ27も停止する。これは、停止し
たグリツプローラ40,41に給紙途中の転写紙13をぶつけ
てしまわないようにするためである。よつて、この時、
転写紙13はどの位置に停止しているかは判らない。この
ようなジヤム発生による停止状況下に、前述したよう
に、ジヤム紙を転写分離部から除去しフロントドアを閉
じ、プリントキーを押すと、メインモータが回転し、機
内に残存した転写紙13をすべて排出させるリカバリーモ
ードが実行される。よって、分離給紙部44にあつては、
残存転写紙3の先端がグリツプローラ40,41に入つてい
れば、このリカバリーモード実行により搬送排出され
る。しかし、グリツプローラ40,41に到達せずに分離給
紙部44中に残存した転写紙13はそのまま残つてしまう。
すると、フオトセンサ45のジヤム検知センサも兼用して
いるので、リカバリーモード実行後も、残存転写紙13が
このフオトセンサ45により依然として検知され、滞留ジ
ヤムとなり、コピー動作の実行に移行できない。そこ
で、オペレータがこの残存転写紙13の存在するトレイを
引出して転写紙を取ろうとすることになるが、転写紙13
は既にローラ27,32間に挾まれているものであり、容易
に引つ張り出せず、無理に引つ張ると破れてしまう。
そこで、本実施例では、ジヤム発生による機械停止後
であつて、リカバリーモード実行に際して再度プリント
キーが押されたら、以下の処理制御を行う。即ち、プリ
ントキーが押された時に、フオトセンサ46により残存の
転写紙13が検知された時には、給紙モータ28を制御して
フイードローラ27を一定時間T1だけ回転させる。この場
合、転写紙13の先端は少なくともフオトセンサ46より左
側に位置しているので、フイードローラ27の送り込みに
より直ちにグリツプローラ40,41間に入る。このグリツ
プローラ40,41間に入ればリカバリーモード処理により
排出される。また、フオトセンサ45によつては転写紙13
が検知されているがフオトセンサ46によつては検知され
ていない時には、フイードローラ27を駆動させて転写紙
13先端がフオトセンサ46により検知された後、更に一定
時間T1だけフイードローラ27を駆動させて停止すること
により、前者の場合と同様に、転写紙13は確実にグリツ
プローラ40,41間に入り、リカバリーモード処理により
排出される。フオトセンサ45,46がともに転写紙13を検
知していない時には、そのままで次の給紙動作に支障が
ないため、特に駆動処理は行われない。
第1図はこのような本実施例方式によるジヤムリカバ
リーモード時の給紙部制御動作を示すフローチヤートで
ある。同図(a)のサブルーチン1は、転写分離部での
ジヤムにより機械が直ぐに停止した時に給紙モータ28を
停止させるルーチンを示す。同図(b)はジヤム紙をオ
ペレータが除去した後でプリントキーをオンさせてリカ
バリーモードに入つた時に、分離給紙部44内の途中で停
止している残存の転写紙13を排出させるためのサブルー
チンを示す。ここに、フイードローラ27を駆動させる一
定時間T1は、フイードローラ27の線速をVF、定数A≒5m
m程度とすると、T1=(l4+A)/VFである。
発明の効果 本発明は、上述したように複写機内でのジヤム紙の処
理後に動作キーを操作することにより機内の搬送路中に
残存する用紙を排出させるリカバリーモードを実行し、
このリカバリーモード時に分離給紙部のフイードローラ
の近傍に設けられた用紙検知手段により残存紙が検出さ
れた時にはFRR方式のフイードローラを一定時間だけ回
転駆動させるようにしたので、複写機内でジヤムが発生
した場合、グリツプローラまで到達せずにフイードロー
ラ・リバースローラに喰わえ込まれて残存している用紙
は、これらのフイードローラ等が給紙時にのみ駆動され
るため、リカバリーモードによる排出処理には供され
ず、このまま残存し、コピー動作を再開できない状態が
続くが、フイードローラが一定時間だけ回転駆動される
ので、グリツプローラまで送り込まれ、後はリカバリー
モード処理により排出されることになり、破損を伴うよ
うな転写紙引つ張り除去処理を不要にして、次の給紙動
作を円滑に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はフロー
チヤート、第2図は複写機の概略構成を示す正面図、第
3図は分離給紙部付近の拡大正面図、第4図はリバース
ローラの構造を示す一部切欠いた正面図、第5図は制御
系ブロツク図である。 13……用紙、27……フイードローラ、32……リバースロ
ーラ、35……軸、37……トルクリミツタ、40,41……グ
リツプローラ、44……分離給紙部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙方向に回転駆動されるフイードローラ
    と反給紙方向に回転駆動される軸にトルクリミツタを介
    して接続され前記フイードローラに圧接させたリバース
    ローラとを用いて用紙を分離しグリツプローラ側に給紙
    させるFRR方式の分離給紙部を備えた複写機の給紙制御
    方法において、複写機内でのジヤム紙の処理後に動作キ
    ーを操作することにより機内の搬送路中に残存する用紙
    を排出させるリカバリーモードを実行し、このリカバリ
    ーモード時に前記分離給紙部の前記フイードローラの近
    傍に設けられた用紙検知手段により残存紙が検出された
    時には前記フイードローラを一定時間だけ回転駆動させ
    ることを特徴とする複写機の給紙制御方法。
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