JP4422864B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関し、特にシートのジャムの発生を防ぐための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置においては、シートの両面に画像を形成することのできる両面画像形成装置がある。図8は、このような従来の両面画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの構成を示す図である。
【0003】
同図において、101はレーザビームプリンタであり、このレーザビームプリンタ101は、シートに画像を形成する画像形成部102、画像形成部102にシートPを給送する給送ユニット105、片面に画像が形成された後、裏面に画像を形成するためシートを再度画像形成部102に給紙する再給紙搬送部103等を備えている。
【0004】
ここで、画像形成部102は感光ドラム108を含むプロセスカートリッジ107、転写ローラ109等を備え、給送ユニット105はシートPを積載するカセット104、給送ローラ106等を備えている。また、再給紙搬送部103は、スイッチバックローラ対136を含むスイッチバック部138、フラッパ128、搬送ローラ対135、横レジスト補正部123、再給紙ローラ対122等を備えている。
【0005】
なお、110は定着ユニット、112はレーザスキャナユニット、113はシート排出積載台116を含むシート排出部、111はレーザビームプリンタ101の動作を制御するコントローラボードである。
【0006】
そして、このようなレーザビームプリンタ101において、コントローラボード111が不図示のパソコンから送られてきた画像情報に基づきプリント信号を発すると、カセット104に積載されたシートPは給送ローラ106によって1枚ずつ給送され、感光ドラム108と転写ローラ109との間のニップ、定着ユニット110の順に搬送され、シート上に画像が形成される。
【0007】
ここで、コントローラボード111が片面印字の信号を受けていた場合、シートPはそのままシート排出部113に送られ、シート排出積載台116上に排出される。また、コントローラボード111が両面印字の信号を受けていた場合、シートPはスイッチバックローラ対136の逆転及びフラッパ128の切換えにより引き続き再給紙搬送部103に先端後端が逆転した状態で送られる。
【0008】
そして、このように先端後端が逆転した状態で再給紙搬送部103に送られたシートPは搬送面127上にある横レジスト補正部123に到達する。ここで、この横レジスト補正部123では、シートPに対して斜送ローラ125と、この斜送ローラ125に当接する斜送コロ126とによって斜送力が働き、これによりシートPは搬送されながらシートPの斜行を補正する基準板124に近づいていく。
【0009】
なお、この後シートPが基準板124に到達すると、シートPの側端が基準板124に沿って搬送され、これによりシートPは斜行やずれのない正しい状態に補正される。そして、このように横レジスト補正された後、シートPは再給紙ローラ122によって再び画像形成部102に送り込まれて2面目の画像が形成され、この後シート排出部113に送られてシート排出台116に積載される。
【0010】
ところで、再給紙搬送部103にシートPが搬送された後、何らかの原因によりシートPが再給紙搬送部103内に滞留する場合がある。そして、このようにシートPが滞留した場合にシートPを除去するため、レーザプリンター101は、搬送面127を開放させることができるようになっている。
【0011】
ここで、搬送面127を構成する通路部材127Aは、後端軸132を介してレーザビームプリンタ本体101Aに開放回動自在に設けられると共に、前端の左右側端部に設けられた不図示の係止部を、軸129aによって連結された2個の搬送面保持部材129に係止することにより所定の位置に保持されている。
【0012】
また、この搬送面保持部材129は解除レバー133を矢印方向に引くと、軸129aを支点として回動するようになっており、シートPを除去する場合、ユーザが解除レバー133を引くと、搬送面保持部材129が回動し、これに伴い通路部材127Aの保持が外れ、これにより通路部材127Aは後端軸132を支点として下方回動する。
【0013】
そして、このように通路部材127Aが下方回動すると、再給紙搬送路Rが開放され、ユーザはこのように再給紙搬送路Rを開放した後、ジャムしたシートPを引き抜くことにより、ジャム処理を行うようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような構成の従来の画像形成装置においては、再搬送されるシートPが再給紙搬送部内を搬送される際、何らかの原因により斜めになった状態で搬送され、再給紙ローラ122にニップされたところでジャムが発生する場合がある。
【0015】
そして、このような場合でも、既述したように解除レバー133を引くことにより通路部材127Aを下方回動させて再給紙搬送路Rを開放し、ジャムしたシートPを取り除くようにするが、再給紙ローラ122の前後の一部の区間は、装置の構造上開放することが困難である。したがって、この部分においてジャムが生じると、シートPを取り除くのに手間がかかり、ユーザビリティ上好ましくない場合がある。
【0016】
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、ジャム処理が困難な部分にジャムが発生しないようにすることのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置において、シートの搬送通路と、前記搬送通路に設けられ、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段のシート搬送方向上流側に配置され、前記搬送通路を構成し、かつシート搬送方向の上流側の端部側を支点として回動自在に設けられた通路部材と、前記通路部材におけるシート搬送方向の下流側の端部側で、かつ前記通路部材のシート通過部分の側方に設けられ、斜行してきたシートが前記シート搬送手段に搬送されることがないように斜行してきたシートの端部に当接してシートを停止させるストッパ部材と、を備えたことを特徴とするものである。
【0019】
また本発明は、前記通路部材の回動端部を樹脂製のカバー部材で覆うと共に前記カバー部材に前記ストッパ部材を一体的に形成することを特徴とするものである。
【0021】
また本発明は、前記搬送通路は湾曲部を有し、該湾曲部に前記所定のシート搬送手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0022】
また本発明は、前記所定のシート搬送手段は前記画像形成部の下流に設けられた定着部を構成する定着ローラ対であることを特徴とするものである。
【0023】
また本発明は、前記画像形成部の下方に、該画像形成部に供給するシートが積載されるカセットを設け、前記画像形成部と前記カセットの間に、片面に画像が形成されたシートを再度前記画像形成部に搬送する再給紙搬送路を配置し、前記搬送通路は該再給紙搬送路であり、前記通路部材は下側に回動して前記再給紙搬送路の一部を開放することを特徴とするものである。
【0024】
また本発明のように、シートを搬送する搬送通路のシート通過部分の側方に、斜行したシートの側端部に当接するストッパ部材を設けると共に、このストッパ部材を搬送通路に設けられた所定のシート搬送手段の上流に配することにより、斜行したシートが所定のシート搬送手段に搬送されることがないようにする。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの構成を示す図である。
【0027】
同図において、1はレーザビームプリンタであり、このレーザビームプリンタ1はシートの両面に画像を形成することができるものであり、画像形成を行う画像形成部2と、片面に画像が形成された後、裏面に画像を形成するためシートを再度画像形成部2に給紙する再給紙搬送部3と、画像形成部2にシートPを給送する給送ユニット5等を備えている。
【0028】
ここで、画像形成部2は感光ドラム8を含むプロセスカートリッジ7、転写ローラ9等を備え、給送ユニット5はシートを積載するカセット4、給送ローラ6を備えている。また、再給紙搬送部3は、スイッチバックローラ対14を含むスイッチバック部14A、フラッパ28、搬送ローラ19、横レジスト補正部23、再給紙ローラ対22,30、搬送下ガイド27等を備えている。
【0029】
なお、横レジスト補正部23は、斜送ローラ25、それに当接する斜めに向けた斜送コロ26、シートPの幅方向レジスト位置を規定する基準ガイド24を備えたものであり、片面に画像が形成された後、裏面に画像を形成するため搬送されてきたシートPを斜送ローラ25によって基準ガイド24に寄せることにより、第二面目(裏面)の画像形成に備えてシートPの幅方向の位置を修正する機能を有するものである。
【0030】
また、通路部材である搬送下ガイド27は再給紙搬送路Rの下面を構成するものであり、本実施の形態では搬送されているシートPに電荷が溜まり搬送上や画像形成上の不具合が起きないように、接地した金属で形成されている。
【0031】
なお、同図において12はレーザスキャナユニット、10は定着部である定着ユニット、17は定着後ローラ、13はシート排出積載台16を含むシート排出部、11はレーザビームプリンタ1の動作を制御するコントローラボードである。
【0032】
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ1の画像形成動作を説明する。
【0033】
不図示のパソコン等から画像情報が送られ、この画像情報に基づきコントローラボード11がプリント信号を発すると、カセット4に積載されたシートPは給送ローラ6によって1枚ずつ給送され、プロセスカートリッジ7内の感光ドラム8と転写ローラ9とのニップに送られる。
【0034】
一方、このプリント命令と共に画像情報に基づきレーザスキャナユニット12からは画像情報をビットイメージにしたもの(レーザ光)が感光ドラム上に照射され、このビットイメージに従って感光ドラム8の表面上に潜像が形成される。さらに、この潜像を現像することにより、感光ドラム上にトナー画像が形成される。
【0035】
そして、このようにして感光ドラム上に形成されたトナー画像は、この後、感光ドラム8と転写ローラ9とのニップに送り込まれたシートPに転写される。さらに、トナー画像が転写されたシートPは、定着ユニット10に送られ、定着ユニット10に設けられた不図示のヒータを内蔵した定着ローラ117と、定着ローラ117と圧接している加圧ローラ118とによって加熱加圧され、トナー画像が半永久的に定着される。
【0036】
ところで、コントローラボード11が片面印字の信号を受けていた場合、フラッパ28の位置は実線の位置である。なお、片面印字の信号は、画像信号と同様に不図示のパソコン等からコントローラボード11に送られる信号である。
【0037】
これにより、定着ユニット10を通過したシートPは定着後ローラ17と第1コロ18とのニップに送られた後、排出ガイド20、フラッパ28を介してシート排出部13に送られ、この後、排出ローラ14及び排出コロ15によってシート排出積載台16に排出される。
【0038】
一方、コントローラボード11が両面印字の信号を受けていた場合、排出ローラ14はシート後端がフラッパ28先端を抜けた後に逆回転し、またフラッパ28は2点鎖線の位置に移動する。これによって、シートPは定着後ローラ17と第2コロ19を経て引き続き再給紙搬送部3に向けて搬送される。
【0039】
そして、このように再給紙搬送部3に搬送されたシートPは、再給紙搬送路Rに設けられた横レジスト補正部23において斜送ローラ25と斜送コロ26により基準ガイド24に寄せられて幅方向の位置が修正される。この後、このように幅方向の位置が修正されたシートPは給紙フレーム35へと送り込まれ、給紙フレーム35内に設けられた再給紙ローラ22及び再給紙コロ30により搬送され、カセット4からの搬送路との合流点21を経て再び画像形成部2へと送られる。
【0040】
ところで、この再給紙搬送路Rの底面を構成する搬送下ガイド27は後端軸32を支点としてレーザビームプリンタ本体1Aに下方回動自在に設けられている。そして、通常画像形成を行う際において、その回動端の左右両側に設けられた不図示の係止爪を軸29aによって連結された2個の搬送面保持部材29に係止することにより、所定の位置に保持されている。
【0041】
ここで、この搬送面保持部材29は解除レバー33を矢印方向に引くと、軸29aを支点として回動するようになっており、シートPを除去する場合、ユーザが解除レバー33を引くと、搬送面保持部材29が回動し、これに伴い搬送下ガイド27の保持が外れる。これにより、搬送下ガイド27は自重、又は不図示の付勢手段により図2に示すように下方に回動し、再給紙搬送路Rが開放され、ジャムしたシートPを取り除くことができるようになっている。
【0042】
なお、このように回動する搬送下ガイド27の先端部分はユーザが直接触ることのできる部位であることから、安全のため、この先端部分に金属のエッジをカバーするためのカバー部材である樹脂製のエッジガイド31を取り付けるようにしている。
【0043】
ところで、何らかの理由でシートPが斜行した状態で再給紙搬送路R内を搬送されてきた場合には、搬送路内でジャムを起こす可能性が高くなる。給紙フレーム35に設けられた再給紙搬送路Rは、図1に示すようにU字型の湾曲部R1を有しており、これにより搬送されてきたシートPは大きく湾曲することから、シートPに無理な力がかかり、このためジャムが発生したときに他の搬送路に比較してシートPが取り除きづらい。
【0044】
特に、既述したように所定のシート搬送手段を構成する再給紙ローラ22と再給紙コロ30とのニップにシートPが入り込んだ状態でジャムすると、シートPを取り除くのは更に難しくなる。
【0045】
そこで、本実施の形態においては、このような給紙フレーム35内でのジャム発生を防ぐため、図3に示すように中央部が搬送面を成すエッジガイド31の側部(側端)にストッパ部材であるジャムストッパ34を設置している。なお、本実施の形態においては、エッジガイド31の一方の側部(側端)にジャムストッパ34を設置しているが、エッジガイド31の両側に設けても良い。
【0046】
そして、このようなジャムストッパ34を、例えばシートPが正常に搬送される場合のシートパスの数mm〜10数mm外側位置に配することにより、シートPが図4に示すように斜行等により、通常想定されている搬送パスを大きく外れて搬送されてきた場合には、ジャムストッパ34にシートPが接触し、シートPの搬送がストップされる。
【0047】
これにより、斜行したシートが再給紙ローラ22と再給紙コロ30とのニップに入り込むことはなくなり、給紙フレーム35内でのジャムの発生を未然に防止することができる。ところで、このジャムストッパ34の形状は、例えば図5に示すような鈎爪状をしており、ジャムストッパ34をこのような形状とすることにより接触したシートPははじかれることなく確実にストップされる。
【0048】
このように、ジャム処理のために開放可能である搬送下ガイド27に設置されたジャムストッパ34により、大きく斜行してきたシートPの搬送を強制的に止めることにより、給紙フレーム内でのジャムを未然に防止することができる。また、このように搬送下ガイド27にジャムストッパ34を設けることにより、搬送下ガイド27を下方回動することにより、簡単に斜行したシートを取り外すことができる。なお、ジャムストッパ34は樹脂製のエッジガイド31に一体的に形成されるために、コストや組み立て性に際してほとんど影響を与えない。
【0049】
ところで、これまでの説明においては、ジャムストッパ34を搬送下ガイド27の先端部に取り付けられるエッジガイド31上に設置した場合について述べてきたが、本発明はこれに限らず、ジャムストッパを装置本体側に設置するようにしてもよい。
【0050】
次に、このような本発明の参考例について説明する。
【0051】
図6は、本参考例に係る画像形成装置における再給紙搬送部に発生したジャムシートを取り除くときの状態を示す斜視図である。なお、同図において、図2と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0052】
同図において、34Aはジャムストッパであり、このジャムストッパ34Aは装置本体側、即ち再給紙搬送路Rの上面を形成する搬送上ガイド36の側部に設けられている。さらに、このジャムストッパ34Aは給紙フレーム35の上流側に設けられている。
【0053】
そして、このようなジャムストッパ34Aを設けることにより、既述した第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。なお、本参考例において、搬送上ガイド36は樹脂製である。したがって、成型用の金型を工夫し、ジャムストッパ34Aを一体的に形成することが可能となり、組み立て性やコストの面で有利となるので好適である。
【0054】
ところで、ジャム処理が困難な個所としては給紙フレーム35の他に定着ユニット10の部分がある。即ち、所定のシート搬送手段を構成する定着ローラ117と加圧ローラ118は、高い圧力をもってニップを形成しており、ここにニップした状態で停止したシートPの除去はユーザビリティ上簡単とは言えない。また、定着ユニット10と定着後ローラ17対までの間は、その構造上搬送面の開放が困難であり、加えて未定着のトナーが定着ユニット周辺を汚す恐れがある。
【0055】
そこで、既述したジャムストッパを定着ユニット10の上流側に設置することにより、定着ユニット部分におけるジャムを未然に防止することができる。
【0056】
次に、このような本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0057】
図7は、本実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。なお、同図において、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
【0058】
同図において、37はジャムストッパであり、このジャムストッパ37は定着ユニット10の上流側に設置されている。そして、このような位置にジャムストッパ37を設置することにより、定着ユニット10におけるジャムを未然に防止することができる。
【0059】
また、定着ユニット10の下流側には、排紙ガイド20から排出ローラ14対に至るU字型の搬送路が控えており、ここでシートPを大きく湾曲させることになる。このため、シートPが斜行してきた場合、定着ユニット10をジャムせず通過したとしても、U字型搬送路内でシートPが湾曲することに影響を受けてジャムを起こす場合が考えられる。
【0060】
したがって、本実施の形態のように、定着ユニット10の上流側にジャムストッパ37を設け、このジャムストッパ37により斜行したシートPの搬送を強制的に止めることにより、定着部内でのジャムを未然に防止するようにすることはさらに好適である。
【0061】
なお、これまでの説明においては、例えば搬送下ガイド27を下方回動させることにより再給紙搬送路Rを開放する構成について述べてきたが、本発明はこれに限らず、搬送上ガイド36を上方回動させることにより再給紙搬送路Rを開放する構成のものにも適用することができるのはいうまでもない。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のように、搬送通路のシート通過部分の側方に斜行したシートの側端部に当接するストッパ部材を設け、斜行したシートが所定のシート搬送手段に搬送されることがないようにすることにより、ジャム処理が困難な部分にジャムが発生しないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの構成を示す図。
【図2】 上記レーザビームプリンタの再給紙搬送部に発生したジャムシートを取り除くときの状態を示す斜視図。
【図3】 上記再給紙搬送部に設けられた搬送下ガイドの上視図。
【図4】 上記搬送下ガイドに設けられたジャムストッパが斜行したシートの搬送を強制的に止める様子を示した図。
【図5】 図4のA方向矢視図。
【図6】 本発明の参考例に係る画像形成装置における再給紙搬送部に発生したジャムシートを取り除くときの状態を示す斜視図。
【図7】 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図。
【図8】 従来の画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの構成を示す図。
【符号の説明】
1 レーザビームプリンタ
2 画像形成部
3 シート再給紙搬送部
4 カセット
10 定着ユニット
22 再給紙ローラ
27 搬送下ガイド
29 搬送面保持部材
30 再給紙コロ
31 エッジガイド
34 ジャムストッパ
34A ジャムストッパ
35 給紙フレーム
37 ジャムストッパ
117 定着ローラ
118 加圧ローラ
P シート
R 再給紙搬送路
Claims (5)
- シートに画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置において、
シートの搬送通路と、
前記搬送通路に設けられ、シートを搬送するシート搬送手段と、
前記シート搬送手段のシート搬送方向上流側に配置され、前記搬送通路を構成し、かつシート搬送方向の上流側の端部側を支点として回動自在に設けられた通路部材と、
前記通路部材におけるシート搬送方向の下流側の端部側で、かつ前記通路部材のシート通過部分の側方に設けられ、斜行してきたシートが前記シート搬送手段に搬送されることがないように斜行してきたシートの端部に当接してシートを停止させるストッパ部材と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記通路部材におけるシート搬送方向の下流側の端部を樹脂製のカバー部材で覆うと共に前記カバー部材に前記ストッパ部材を一体的に形成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記搬送通路は湾曲部を有し、該湾曲部に前記シート搬送手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記シート搬送手段は前記画像形成部の下流に設けられた定着部を構成する定着ローラ対であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部の下方に、該画像形成部に供給するシートが積載されるカセットを設け、前記画像形成部と前記カセットの間に、片面に画像が形成されたシートを再度前記画像形成部に搬送する再給紙搬送路を配置し、前記搬送通路は該再給紙搬送路であり、前記通路部材は下側に回動して前記再給紙搬送路の一部を開放することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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