JP3221082B2 - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

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JP3221082B2 JP23371992A JP23371992A JP3221082B2 JP 3221082 B2 JP3221082 B2 JP 3221082B2 JP 23371992 A JP23371992 A JP 23371992A JP 23371992 A JP23371992 A JP 23371992A JP 3221082 B2 JP3221082 B2 JP 3221082B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リ、複写機等の画像形成装置において、シートの両面に
画像を形成するための両面画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記画像形成装置において、例えば、電
子写真法を用いるプリンタにおいては、像担持体の周囲
にチャージコロトロン、像書き込み装置、現像機、転写
コロトロン、クリーニング装置、除電ランプ等が配設さ
れており、チャージコロトロンにより像担持体に一様に
帯電した後、像書き込み装置により像担持体上に静電潜
像を形成し、この静電潜像を現像機によりトナー像に現
像した後、このトナー像を搬送されてくるシートに転写
コロトロンにより転写した後、転写像を定着し、一方、
像担持体においては、クリーニング装置により像担持体
上の残留トナーを除去した後、除電ランプにより像担持
体の電荷を除去するという一連のプロセスで画像形成を
行っている。
【0003】ところで、前記プリンタにおいて、シート
の両面に画像を印字する場合には、1面目に画像が定着
されたシートの2面目を再び転写部に給紙させる両面用
給紙路を設ける必要がある。しかしながら、装置の小型
化のために、両面用給紙路のための給紙路長は、給紙さ
れるシートの最大長さの2倍の寸法より短くする場合が
ある。このため、1枚目のシートが2面目の印字を行う
ために両面用給紙路に待機しているとき、両面用給紙路
には2枚目のシートを搬送することはできない。従っ
て、両面印字の場合には、1枚目の1面目、1枚目の2
面目、2枚目の1面目、2枚目の2面目… …というよ
うに、先行シートの2面目の印字が終了してから後続シ
ートの1面目の印字を行っているので、連続給紙ができ
ず生産性(単位時間当たりの生産枚数)が低下してい
た。
【0004】この問題を解決するために、従来、特開平
3−13463号公報が提案されている。これを図6に
より説明すると、レーザービームプリンタ1aの本体2
には、シートSを収納する用紙トレイ3が配設されてお
り、この用紙トレイ3の前部にはシートSを1枚づつ分
離、給紙するための給紙ロール5が設けられ、その下流
にシートの先端を揃えるためのレジストロール6と、感
光体ドラム7および現像機9等からなる画像形成ユニッ
ト10が順次配設されている。レーザースキャナユニッ
ト11は、画像情報に基づいたレーザー光を感光体ドラ
ム7に照射して潜像を形成させ、この潜像を現像機9に
より現像して形成されるトナー像は、給紙ロール5によ
り給紙されてくるシートに転写ローラ12によって転写
され、転写像は定着器13により定着された後、その下
流側の搬送ロール15および切換板16に搬送される。
【0005】シートへの記録が片面プリントの場合に
は、切換板16は図示の位置にあり、シートは排紙パス
19を経て印字面を下側にして排紙トレイ17に排出さ
れる。一方、シートの両面に印字を行う場合には、切換
板16が時計方向に回動した状態にあり、1面目に印字
されたシートは、搬送ロール15によりスイッチバック
ユニット20に送られ、第1の搬送ロール21および搬
送路22を経て正逆転ロール23に送られ排紙トレイ1
7側に一旦出され、シートの後端が正逆転ロール23の
近傍に配置されたセンサ25により検知されると、正逆
転ロール23が逆転してシートは両面用給紙路26、2
7、29へ搬送される。シートは両面用レジストロール
30にニップされ一旦停止し、2面目の印字信号がくる
まで待機する。この状態においては、シートが最大長さ
のものである場合、シートの後端は正逆転ロール23に
挟持された状態にある。シートが両面用レジストロール
30により保持されている位置を第1のシート停止位置
Aとする。
【0006】1枚目のシートに連続して2枚目のシート
に両面印字を行う場合には、2面目の印字を行う最初の
シートが第2の搬送ロール31内に到達する時間を見越
して、正逆転ロール23が回転を停止するとともに、従
動ロール24はシート搬送力遮断機構32により正逆転
ロール23から離間される。この状態においては、1面
目に印字された2枚目のシートは、第1の搬送ロール2
1によって正逆転ロール23と従動ロール24との間を
通過し、第1の搬送ロール21は、所定時間の回転後、
すなわち2枚目のシートの後端が第1の搬送ロール21
を通過する直前に停止される。この状態をシート停止位
置Bとする。
【0007】従って、上記の状態では、最大長さのシー
トが搬送された場合には、正逆転ロール23の付近で2
枚のシートが重なった状態となり、搬送路22および両
面用給紙路26、27、29内に2枚のシートを保持す
ることが可能となる。そして、1枚目のシートの2面目
の印字信号により、両面用レジストロール30が回転
し、1枚目のシートが転写ローラ12に送られ、転写、
定着されたシートは排紙トレイ17に排出される。1枚
目のシートの後端が正逆転ロール23を通過すると、従
動ロール24は再び正逆転ロール23に当接して2枚目
のシートを挟持する。2枚目のシートは、正逆転ロール
23の正転により排紙トレイ17方向へ搬送され、シー
トの後端がセンサ25により検知されると、正逆転ロー
ル23が逆転してシートは両面用給紙路26、27、2
9へ搬送され、1枚目のシートと同様に2面目の印字が
行われる。このようにして、1面目が既に印字されたシ
ートが待機中であっても、次のシートの1面目の印字を
行うことができ生産性を向上できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平3−13463号公報の方式においては、シート1
面目の印字面が上になって排出されるため、連続頁の画
像を出力した場合には頁の並べ変え作業を必要とすると
いう問題を有している。また、シート間隔が短いとき先
行シートが反転し第2の搬送ロール31に到達しない
と、後続シートを給紙できないため、その分だけ生産性
が劣るという問題を有し、これを解決するために正逆転
ロール23を増速しようとすると騒音が発生するという
問題を有している。また、スイッチバックユニット20
をオプションとして付加可能にしているが、両面画像形
成時におけるジャム対策のための本体とユニットとの開
閉機構が複雑になるという問題を有している。さらに、
本体2内に両面用給紙路があるため、本体のコストが増
大し装置が大型化するという問題を有している。
【0009】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、両面画像形成時における連続給紙を可能とし生産性
を向上させることができ、また、頁の並べ変え作業を不
要にすることができる両面画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、本体に配設される給紙ト
レイと、該給紙トレイに接続される画像形成のための給
紙路およびこれに接続される両面給紙路が垂直に形成さ
れてなる画像形成装置において、前記両面給紙路の上部
に配設されるフェイスアップトレイと、前記両面給紙路
とフェイスアップトレイへのシートの搬送を切り換える
ための切換板と、前記フェイスアップトレイの下方に設
けられ、前記両面給紙路の中途部に接続される反転トレ
イと、該反転トレイの下流側に設けられるレジストロー
ルと、前記反転トレイの上部に進退可能に設けられる遮
蔽板とを備え、該遮蔽板を突出させて反転トレイ上に先
行シートと後続シートを収容し、前記レジストロールと
遮蔽板の制御により前記画像形成のための給紙路へ前記
給紙トレイと反転トレイから交互に給紙可能にすること
を特徴とする。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、本体に配
設される給紙トレイと、該給紙トレイに接続される画像
形成のための給紙路およびこれに接続される両面給紙路
が垂直に形成されてなる画像形成装置において、前記両
面給紙路の上部に配設されるフェイスアップトレイと、
前記両面給紙路とフェイスアップトレイへのシートの搬
送を切り換えるための切換板と、前記フェイスアップト
レイの下方に設けられ、前記両面給紙路の中途部に接続
される反転トレイと、該反転トレイにおいて重なったシ
ートの下側のシートのみを画像形成部に給紙させる給紙
機構と、該給紙機構に対向して上側のシートを圧接する
ように回動可能に設けられるボトムフィードウェイトと
を備え、前記給紙機構とボトムフィードウェイトの制御
により前記画像形成のための給紙路へ前記給紙トレイと
反転トレイから交互に給紙可能にすることを特徴とす
る。
【0012】
【作用】本発明においては、両面画像形成時には、先行
シートと後続シートとを反転トレイ上で重ねた状態で収
容可能にするとともに、この状態から2面目印字の際に
は、先行シートのみを給紙可能にし、かつ、本体側の給
紙トレイと両面給紙路側の反転トレイから交互に連続的
に給紙可能にする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は、本発明の両面画像形成装置の1実施例
を示すレーザービームプリンタの断面図である。なお、
本発明はこのようなレーザービームプリンタに限定され
るものではなく、インクジェット方式、熱転写方式等種
々のプリンタ、ファクシミリ、複写機に適用可能であ
る。ただし、連続する頁を順番に画像形成させるもので
はないので、ページメモリを必要とし、また、複写機に
おいては自動原稿給紙装置において、印字頁順に原稿を
送る制御機構が必要である。
【0014】本発明に係わるレーザービームプリンタ1
は、本体ユニット2aと、両面ユニット2bからなり、
両面ユニット2bはオプションとして本体ユニット2a
に連結可能になっている。この構成により本体ユニット
2aには両面画像形成のための機構が不要となり、本体
ユニット2aの低コスト化とコンパクト化を図ることが
できる。なお、両面ユニット2bを付加しない場合に
は、搬送ロール21の出口にフェイスアップトレイ35
を付加することができる。
【0015】本体ユニット2aと両面ユニット2bの上
部は開閉板51、52によりそれぞれY、Y′方向に開
放可能になっており、給紙路53および26に詰まった
シートを除去可能になっている。同様に、両面ユニット
2bの給紙路27の一部を含む側板54は、Z方向に開
放可能になっており、さらに、両面ユニット2b自体が
X方向に移動可能にされ、かつ、本体ユニット2aの給
紙路の一部を含む側板55は、W方向に開放可能になっ
ており、それぞれの箇所において、詰まったシートを簡
単に除去可能に構成されている。
【0016】本発明においては、画像形成のための給紙
路およびこれに接続される両面給紙路が垂直に形成され
ている。本体ユニット2aの底部には、シートSを収納
する給紙トレイ3が配設されており、この給紙トレイ3
の前部には、給紙トレイ3からシートSを取り込むため
のピックアップロール5a、シート供給用のフィードロ
ール5b、シート重送防止用のリタードロール5cが設
けられ、その下流には、シートにループを形成させその
先端を揃えるためのレジストロール6と、感光体ドラム
7および現像機9等からなる画像形成ユニット10が順
次配設されている。
【0017】レーザースキャナユニット11は、画像情
報に基づいたレーザー光を感光体ドラム7に照射して潜
像を形成させ、この潜像を現像機9により現像してトナ
ー像を形成させ、このトナー像をレジストロール6によ
り給紙されてくるシートに転写ローラ12によって転写
させ、この転写像を定着器13により定着させた後、そ
の下流側の搬送ロール15および切換板16に搬送させ
る。そして、シートへの記録が片面プリントの場合に
は、第1の切換板16は図で反時計方向に回動した位置
にあり、シートは排紙ロール18を経て印字面を下側に
してフェイスダウントレイ17に排出される。一方、シ
ートの両面に印字を行う場合には、第1の切換板16を
時計方向に回動した位置に切り替え、1面目に印字され
たシートは、搬送ロール15、21により両面ユニット
2bに送られる。
【0018】両面ユニット2bには、両面用給紙路2
6、27、29が設けられる。この両面用給紙路のため
の給紙路長は、給紙されるシートの最大長さの2倍の寸
法より短く、コンパクトな構成となっている。両面ユニ
ット2bの側面上部には、印字面を上側にして排出され
るフェイスアップトレイ35が設けられ、その下部の空
間を利用して反転トレイ36が設けられる。
【0019】両面用給紙路26には第2の切換板33が
配設され、第2の切換板33が反時計方向に回動した位
置では、シートは搬送ロール31を経て両面用給紙路2
7に送られ、第2の切換板33が時計方向に回動した位
置では、シートは排紙ロール34を経て印字面を上側に
してフェイスアップトレイ35に排出される。フェイス
アップトレイ35の下方には、反転トレイ36が配設さ
れ、シートは両面用給紙路27の出口に設けられた排紙
ロール37により反転トレイ36上に排出される。反転
トレイ36と両面用給紙路29との間には、両面用レジ
ストロール30が設けられ、シートはここで2面目の印
字信号がくるまで待機する。両面用レジストロール30
の上流側近傍には、シート後端検知センサ38が配設さ
れ、両面用レジストロール30の下流側近傍には、シー
ト先端検知センサ39が配設される。なお、反転トレイ
36は、排出されたシートを自重で落下させるために所
定の角度で傾斜させて配置している。
【0020】反転トレイ36の上部にはV方向に摺動可
能な遮蔽板40が設けられる。図2は該遮蔽板40の駆
動機構を示し、遮蔽板40の両端部は方向規制ガイド4
1により規制されており、遮蔽板40は、V方向に摺動
可能にされている。遮蔽板40はリンク部材42を介し
てソレノイド43の作動軸43aに連結され、リンク部
材42の一端はスプリング44により両面ユニット2b
の所定箇所に固定されている。これにより、ソレノイド
43をオフさせると、リンク部材42はスプリング44
により引っ張られ遮蔽板40を図示点線40′の位置ま
で退避させ、ソレノイド43をオンさせると遮蔽板40
をスプリング44に抗して実線位置に突出させるように
移動させる機構となっている。
【0021】上記構成からなる上記実施例の作用につい
て説明する。シートの両面に印字を行う場合には、最
初、第1の切換板16が時計方向に回動した位置にあ
り、第2の切換板33が反時計方向に回動した位置にあ
り、遮蔽板40は退避位置(図で左方向)にある。1面
目に印字された先行シートは、搬送ロール15、21、
31、37により両面用給紙路26、27を経て反転ト
レイ36に排出され、シートの後端が反転トレイ36上
へ排出し終えると、今度はシート後端が先端となって反
転トレイ36上を自重で落下し、シート先端は両面用レ
ジストロール30にニップされ、シート先端を検知セン
サ39が検知すると両面用レジストロール30が停止
し、シートは2面目の印字信号がくるまで待機する。
【0022】先行シート先端を検知センサ39が検知す
ると、ソレノイド43がオンして遮蔽板40が突出され
る。後続シートは、この遮蔽板40に到達する時間を見
越して給紙トレイ3から給紙され、1面目に印字された
後続シートは遮蔽板40の上に排出される。その結果、
最大長さのシートが給紙された場合、先行シートと後続
シートは、反転トレイ36上で2段重ねの状態で収容さ
れることになり、しかも、反転トレイ36の先端部にお
いて両者は分離され、先行シートが給紙されても後続シ
ートが重送されることはない。
【0023】そして、先行シートの2面目の印字信号に
より、両面用レジストロール30が回転し、先行シート
は、転写ローラ12に送られ2面目に印字が行われ、さ
らに、第2の切換板33の切換により、先行シートは排
紙ロール34を経て印字面を上側にしてフェイスアップ
トレイ35に排出される。先行シートの後端が検知セン
サ38により検知されると、遮蔽板40が退避し、後続
シートはその自重により両面用レジストロール30にニ
ップされ、以下上記処理を繰り返すことにより、最大長
さのシートの場合、1枚目の1面目、2枚目の1面目、
1枚目の2面目、3枚目の1面目、2枚目の2面目…
…というように印字され、また、シート長が短い場合に
は、両面用給紙路に収納可能な分だけ、1面目に次々と
印字し、反転トレイ36に先行シートと後続シートが重
なった時から順次2面目に印字される。
【0024】このように、両面画像形成時には、先行シ
ートと後続シートとを反転トレイ上で重ねた状態で収容
可能にするとともに、この状態から2面目印字の際に
は、先行シートのみを給紙可能にし、本体ユニットの給
紙トレイと反転トレイから交互に連続的に給紙し、先行
シートの2面目の印字を行う前に後続シートの1面目の
印字を行うため、両面画像形成時における連続給紙が可
能となり生産性を向上できる。また、2面目の画像面を
上側にしてフェイスアップトレイ35に排出させるた
め、シート1面目の画像面を下にして排出させることが
でき、頁の並べ変え作業が不要となる。
【0025】図3、図4および図5は、本発明の他の実
施例を示す模式的断面図である。なお、図1の実施例と
同一の構成については同一番号を付けて構成および作用
の説明を省略する。
【0026】図3の実施例においては、反転トレイ36
を上部に配設し、反転トレイ36の下部に手差しトレイ
45およびそのための手差し給紙路46を配設してい
る。手差しトレイ45には、シートを取り込むためのピ
ックアップロール45a、シート供給用のフィードロー
ル45b、シート重送防止用のパッド45cが設けられ
ている。本実施例においては、本体ユニット2a直付け
の手差しトレイ45が付加されていて、本体ユニット2
aに両面ユニット2bを接続した場合、手差しトレイ4
5を両面ユニット2bに付加することが可能となり、オ
プションによるシステムアップが簡単にでき、かつ、本
体ユニット2aの低コスト化とコンパクト化を図ること
ができる。
【0027】図4の実施例においては、側板54にボト
ムフィードウェイト47を回動可能に取り付け、該ボト
ムフィードウェイト47を図2と同様のソレノイドによ
り駆動させる。反転トレイ36の下流側にはシートガイ
ド36aが延設され、シートガイド36aの下面に配設
されるピックアップロール48と、その下流側に配設さ
れるフィードロール49およびこれに当接されるリター
ドロール50とにより、反転トレイ36において重なっ
たシートの下側のシートのみを画像形成部に給紙させる
給紙機構を形成している。なお、リタードロール50は
固定で、フィードロール49およびピックアップロール
48は連動して駆動される。
【0028】本実施例においては、ボトムフィードウェ
イト47が図示実線の位置では、反転トレイ36に先行
シートと後続シートが完全に重なった状態にあるが、先
行シートの2面目印字のときには、ボトムフィードウェ
イト47が点線位置に回動して先行シートと後続シート
をピックアップロール48に押し付けるため、ピックア
ップロール48の回転により上側の後続シートが停止し
たまま下側の先行シートのみが給紙される。
【0029】図5の実施例においては、反転トレイ36
のボトムフィード機構を個別にユニット化した例を示し
ている。本実施例によれば、機器搬送時のコンパクト化
が図れるとともに、反転トレイ36のボトムフィード機
構を手差し給紙装置として他の装置のオプションとして
利用可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、先行シートと後続シートとを反転トレイ上で重
ねた状態で収容可能にするとともに、この状態から2面
目印字の際には、先行シートのみを給紙可能にし、本体
ユニットの給紙トレイと反転トレイから交互に連続的に
給紙し、先行シートの2面目の印字を行う前に後続シー
トの1面目の印字を行うため、両面画像形成時における
連続給紙が可能となり生産性を向上できる。また、2面
目の画像面を上側にしてフェイスアップトレイに排出さ
せるため、シート1面目の画像面を下にして排出させる
ことができ、頁の並べ変え作業が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の両面画像形成装置の1実施例を示すレ
ーザービームプリンタの模式的断面図
【図2】図1における遮蔽板の駆動機構を説明するため
の図
【図3】本発明の他の実施例を示す模式的断面図
【図4】本発明の他の実施例を示す模式的断面図
【図5】本発明の他の実施例を示す模式的断面図
【図6】従来の両面画像形成装置の例を示す模式的断面
【符号の説明】
2a…本体ユニット、2b…両面ユニット、3…給紙ト
レイ 10…画像形成ユニット、26、27、29…前記両面
給紙路 30…レジストロール、35…フェイスアップトレイ、
36…反転トレイ 40…遮蔽板、47…ボトムフィードウェイト、48、
49、50…給紙機構

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に配設される給紙トレイと、該給紙ト
    レイに接続される画像形成のための給紙路およびこれに
    接続される両面給紙路が垂直に形成されてなる画像形成
    装置において、前記両面給紙路の上部に配設されるフェ
    イスアップトレイと、前記両面給紙路とフェイスアップ
    トレイへのシートの搬送を切り換えるための切換板と、
    前記フェイスアップトレイの下方に設けられ、前記両面
    給紙路の中途部に接続される反転トレイと、該反転トレ
    イの下流側に設けられるレジストロールと、前記反転ト
    レイの上部に進退可能に設けられる遮蔽板とを備え、該
    遮蔽板を突出させて反転トレイ上に先行シートと後続シ
    ートを収容し、前記レジストロールと遮蔽板の制御によ
    り前記画像形成のための給紙路へ前記給紙トレイと反転
    トレイから交互に給紙可能にすることを特徴とする両面
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記フェイスアップトレイの下方に配設さ
    れる手差しトレイと、該手差しトレイと前記レジストロ
    ールとを接続する給紙路とを備えることを特徴とする請
    求項1に記載の両面画像形成装置。
  3. 【請求項3】本体に配設される給紙トレイと、該給紙ト
    レイに接続される画像形成のための給紙路およびこれに
    接続される両面給紙路が垂直に形成されてなる画像形成
    装置において、前記両面給紙路の上部に配設されるフェ
    イスアップトレイと、前記両面給紙路とフェイスアップ
    トレイへのシートの搬送を切り換えるための切換板と、
    前記フェイスアップトレイの下方に設けられ、前記両面
    給紙路の中途部に接続される反転トレイと、該反転トレ
    イにおいて重なったシートの下側のシートのみを画像形
    成部に給紙させる給紙機構と、該給紙機構に対向して上
    側のシートを圧接するように回動可能に設けられるボト
    ムフィードウェイトとを備え、前記給紙機構とボトムフ
    ィードウェイトの制御により前記画像形成のための給紙
    路へ前記給紙トレイと反転トレイから交互に給紙可能に
    することを特徴とする両面画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記本体と両面給紙路をユニット化するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の両面画像形成装置。
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