JP5464880B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に遅延して搬送されたシートに対する画像形成処理に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置において、転写紙、感熱紙、磁気記録、OHPシート等のシートに画像を形成している。このような画像形成装置では、シートに画像を形成する場合は、例えば、まず画像形成部に設けられた感光体ドラムの表面に静電潜像を形成した後、静電潜像をトナーによって現像することにより、感光体ドラム表面にトナー画像を形成する。次に、トナー画像を、給送ローラにより給送された後、先端がトナー画像と一致するようなタイミングで搬送されたシート上に転写し、この後、トナー画像が転写されたシートを定着部において加熱及び加圧することにより、トナー画像をシートに定着する。そして、このようにトナー像が定着されたシートを排紙ローラ対によってシート積載部に排出する。
また、従来の画像形成装置においては、シートの表裏両面に画像を形成する機能を有するものがあり、このような画像形成装置においては、第1面(表面)に画像を形成したシートを再度、画像形成部に搬送するシート再搬送部を備えている。そして、シートの第2面(裏面)に画像を形成する場合は、第1面(表面)に画像を形成したシートを、シート再搬送部により、再度画像形成部に搬送することにより、第2面に画像を形成する。
ところで、従来の画像形成装置において、シートへの画像形成を連続して行っている時に、ジャム(紙詰まり)が発生する場合がある。この場合には、ジャム検知信号に基づいて装置の駆動を停止すると共に、ジャム位置を表示する等の処理を行うことにより、シートのジャムが発生した旨をユーザに知らせるようにしている。そして、ジャムの発生が知らされたユーザは、ジャムしたシートを取り除く一方、シート搬送部に残留した全てのシートを取り除いた後、画像形成工程を再開するようにしている。しかし、このようなジャム処理を行った場合、ジャム処理による装置のダウンタイムが長くなると共に、廃棄されるシートの枚数が多くなる。そこで、ジャム処理による装置のダウンタイムと、廃棄シートを最小限に抑えため、従来、ジャム発生時、画像形成部内に存在するシートを画像形成装置内から排出し、給紙搬送部内に存在するシートから画像形成を再開するものがある(特許文献1参照)。
特開平10−152246号公報
ところで、このような従来の画像形成装置において、搬送されるシートを検知するシート検知部を設け、シート検知部が、シートの給送が開始されてから、所定時間以内にシートを検知しないときに、シートがジャムしたと判断するようにしている。また、例えば給送ローラ表面に紙粉が付着することにより給送ローラのシート給送力が低下した場合、所定時間以内にシートがシート検知部に到着しない場合があり、このようにシートが遅延して搬送された場合も、シートがジャムしていると判断される。
これは、シートが遅延した場合、トナー画像とシート先端が一致せず、トナー画像が、途中からシート上に形成されるため、画像形成不良(ミスプリント)となるからである。そして、この場合には、シートはジャムしていないにもかかわらず装置を一旦停止させるため、これに伴いダウンタイムが発生すると共に、画像形成部まで搬送されたシートが、廃棄されることになり、極めて不経済である。そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、シートの遅延による一旦停止を防ぐことのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートを給送するシート給送部と、前記シート給送部により給送されたシートを搬送するシート搬送部と、トナー像が形成される像担持体及び前記像担持体に形成されたトナー像を前記シート搬送部により搬送されたシートに転写する転写部を有する画像形成部と、前記トナー像が第1面に形成されたシートの第2面に画像を形成するようにシートを再度、前記画像形成部に搬送するシート再搬送部と、を備えた画像形成装置において、前記画像形成部のシート搬送方向上流に設けられ、搬送されたシートを検知するシート検知部と、前記シート検知部から入力される検知信号の入力タイミングに基づき前記シート搬送部及び前記シート再搬送部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記シート給送部によりシートが給送された後、給送されたシートに対する画像形成が可能な第1所定時間が過ぎてから、シートの遅延と判断される第2所定時間が経過するまでに前記シート検知部から検知信号が入力された場合には、シートを、前記転写部を通過させて再度、前記画像形成部にシートを搬送するように前記シート再搬送部に搬送し、前記シート再搬送部にシートを搬送した後、搬送されたシートに対する画像形成が可能な第3所定時間を過ぎてからシートの遅延と判断される第4所定時間が経過するまでに前記シート検知部から検知信号が入力された場合には、前記転写部を通過させてシートを排出するように前記シート搬送部及び前記シート再搬送部を制御することを特徴とするものである。
本発明のように、検知信号の入力タイミングに基づきシートの遅延と判断された場合には、トナー像を形成することなくシートをシート再搬送部に搬送した後、画像形成部に搬送することにより、シートの遅延による一旦停止を防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタの概略構成を示す図。 上記カラーレーザプリンタに設けられたシート給送部の構成を示す図。 上記シート給送部の制御ブロック図。 上記カラーレーザプリンタの画像形成動作制御及びシート搬送制御を説明するフローチャート。 上記カラーレーザプリンタの画像形成動作制御及びシート搬送制御を説明するフローチャート。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタの概略構成を示す図である。図1において、1はカラーレーザプリンタ、2はカラーレーザプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)である。そして、この装置本体であるプリンタ本体2の内部には、画像を形成する画像形成部3、シート給送部4、定着排出部8等が設けられている。
ここで、画像形成部3は、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)、ブラック(Bk)の4色分、並設された4つの画像形成ユニットであるプリンタ本体2に対して着脱自在なプロセスカートリッジ5(5Y,5M,5C,5Bk)を備えている。また、プロセスカートリッジ5の上方に配されたスキャナ部25、プロセスカートリッジ5の下方に配され、矢印方向に走行する無端状の中間転写体である中間転写ベルト18aを備えた中間転写ベルトユニット18等を備えている。なお、各プロセスカートリッジ5は、それぞれ感光体ドラム6(6Y,6M,6C,6Bk)と、現像ローラ7(7Y,7M,7C,7Bk)等を備えている。ここで、像担持体である感光体ドラム6は、不図示の駆動モータにより画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転するようになっており、スキャナ部25による露光により表面に静電潜像が形成されるようになっている。
一方、中間転写ベルト18aは、上方に並設されたプロセスカートリッジ5の各感光体ドラム6に接触すると共に駆動ローラ16、テンションローラ33等により張設されている。そして、カラー画像形成時には、駆動ローラ16の時計周り方向への回転に伴って回転し、感光体ドラム6に形成されている各色トナー像が転写されるようになっている。さらに、この中間転写ベルト18a上の各色トナー像は、駆動ローラ16及び2次転写ローラ17により構成される2次転写部によってシートPが挟持搬送される際、シートに転写されるようになっている。なお、この2次転写ローラ17は、駆動ローラ16と共に中間転写ベルト18aを挟持して2次転写部を構成する位置と、中間転写ベルト18aから離間する離間位置に移動可能となっている。
定着排出部8は、定着部9と、反転フラグ14、両面搬送手段である排紙ローラ対22,23を備えている。ここで、定着部9は、2次転写部において転写されたトナー像をシートに定着させるものであり、不図示の発熱体を備えた定着フィルム20と、これに圧接する加圧ローラ21とを備えている。そして、転写されたトナー像を保持したシートは定着フィルム20と加圧ローラ21により搬送されると共に、定着フィルム20と加圧ローラ21とのニップを通過する際に熱及び圧力が加えられることによりトナー像が表面に定着される。また、シート給送部4は、シートPを収納する給紙カセット13と、給紙カセット13に収納されたシートPを送り出す給紙ローラ15とを備えている。なお、本カラーレーザプリンタ1は、シートの両面に画像を形成する機能を有しており、トナー像が定着されたシートPを再度、画像形成部3に搬送するための再搬送通路R等を有するシート再搬送部10を備えている。
ここで、このように構成されたカラーレーザプリンタ1において、シートPにカラー画像を形成する場合は、まずスキャナ部25により感光体ドラム6に対して露光を行い、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する。次に、この静電潜像を現像ローラ7により、マゼンダ、イエロー、シアン、ブラックの各色トナーによって現像して感光体ドラム上にトナー像を形成する。この後、トナー像が感光体ドラム6の回転に伴って感光体ドラム6と中間転写ベルト18aとが当接する転写部位に到来すると、不図示の1次転写ローラに1次転写バイアスを印加する。これにより、感光体ドラム上のトナー像が時計周り方向に回転している中間転写ベルト18aへ1次転写される。なお、感光体ドラム上のトナー像は、中間転写ベルト18aの回転に伴いイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で順次中間転写ベルト18a上に転写され、これにより中間転写ベルト18a上にカラー可視画像が形成される。
また、このようなカラー可視画像形成動作に伴い、反時計方向に回転する給紙ローラ15により給紙カセット13からシートPが送り出される。この後、給紙ローラ15と分離ローラ30とにより構成される分離部により分離、給送され、レジストローラ対31,32に搬送される。そして、この後、レジストローラ対31,32は、所定距離だけシートPを搬送した後、一旦停止すると共に中間転写ベルト18a上に形成されたカラー画像にシートの先端を一致させるタイミングで回転を始める。これにより、一旦停止したシートPは2次転写部に達し、2次転写ローラ17に印加される転写バイアスにより、中間転写ベルト18a上に形成されたカラー可視画像が2次転写される。
次に、カラー可視画像が2次転写された後、シートPは2次転写部から定着排出部8の定着部9に搬送され、この定着部9の定着フィルム20と加圧ローラ21のニップを通過する際、加熱及び加圧されることによってカラー可視画像が定着される。さらに、トナー像が定着されたシートPは、この後、正逆転可能な排紙ローラ対22,23により排紙トレイ24に排出される。なお、レジストローラ対31,32、2次転写ローラ17、定着フィルム20及び加圧ローラ21等により、シートを搬送するシート搬送部11が構成される。
一方、シートPの両面に画像を形成する場合には、まず排紙ローラ対22,23を正回転させることにより、シートPの一部をプリンタ本体外に排出させる。この後、反転フラグ14の位置を切り替えると共に、排紙ローラ対22,23を逆回転させることにより、シートをシート再搬送部10の再搬送通路Rに向かわせるようにしている。これにより、片面に画像が形成されたシートPは、再搬送通路Rに進入し、再搬送通路Rに設けられた第1両面搬送ローラ対26,28、第2両面搬送ローラ対27,29、第3両面搬送ローラ対35,36により、レジストローラ対31,32に搬送される。そして、この後、レジストローラ対31,32により、中間転写ベルト18a上に形成されたカラー画像にシートの先端を一致させるタイミング2次転写部へ搬送され、2次転写部において裏面に画像が転写される。なお、このように裏面に画像が転写された後、シートPは定着排出部14へと搬送されて定着を受け、排紙ローラ対22,23により排紙トレイ24に排出される。
ところで、図2はシート給送部4の構成を示す図であり、カラーレーザプリンタ1にプリントジョブが入力されると、不図示の給紙モータが駆動され、この給紙モータの駆動は不図示の給紙クラッチにより給紙ローラ15に伝達され、給紙ローラ15が回転する。また、不図示のカム機構により、まず分離ローラ30が給紙ローラ15に圧接し、次に戻しレバー37が搬送路から退避する。この後、給紙トレイ13に回動自在に設置され、不図示のバネにより上方に付勢された中板19上に積載されたシートPの最上位シートP1が給紙ローラ15に圧接する。これにより、最上位シートP1は給紙ローラ15及び分離ローラ30により分離、搬送されてレジストローラ対31,32に達し、この後、レジストローラ対31,32により2次転写部に搬送される。
ところで、図2に示すように、画像形成部3のシート搬送方向上流に位置するレジストローラ対31,32のニップ位置には、シート検知部であるレジスト検知センサ41が設けられている。なお、このレジスト検知センサ41は、プリンタ本体2に設けられた図3に示す制御部40に接続されており、制御部40は、このレジスト検知センサ41からの検知信号に基づき、シートのジャムの有無を検知するようにしている。
ここで、本実施の形態において、シート給送の際、制御部40は給紙モータ43を駆動すると共に、タイマー42を作動させ、給紙モータ43を駆動してからレジスト検知センサ41からの検知信号が入力されるまでの時間を計測している。そして、給紙モータ43を駆動してからレジスト検知センサ41がシート先端を検知するまでの時間を検出する。ここで、検知された時間、すなわちシート搬送に要した時間が、給送されたシートに対する画像形成が可能な第1所定時間内であれば、シートはジャムすることなく給送されたと判断する。また、第1所定時間が過ぎてから、シートの遅延と判断される第2所定時間が経過してもレジスト検知センサ41から検知信号が入力されない場合には、シートがジャムしたと判断する。そして、画像形成部内に存在するシートをプリンタ本体内から排出し、シート給送部内に存在するシートから画像形成を再開する。
ところで、例えば給紙ローラ表面に紙粉が付着することにより給送ローラ15のシート給送力が低下した場合、シートが給送されるが、給紙モータ43を駆動してから第1所定時間内にレジスト検知センサ41がシートを検知しない場合がある。この場合、シートはジャムしていないので、第1所定時間よりも一定時間が経過するまでには、即ちジャムではなく遅延と判断される第2所定時間が経過するまでにレジスト検知センサ41により検知される。
このような場合、第1所定時間よりも一定時間が経過しているので、このままシートを搬送すると、トナー画像は、途中からシート上に形成され、ミスプリントとなる。そこで、本実施の形態においては、例えば片面(第1面)に画像を形成する場合においては、シートPを、2次転写部において画像を転写することなく再搬送通路Rに搬送し、再度、2次転写部(画像形成部)に搬送するようにしている。なお、2次転写部においてトナー画像を転写することなくシートを通過させるように、本実施の形態においては、中間転写ベルト18aを停止させると共に、2次転写ローラ17を中間転写ベルト18aから離間させるようにしている。
次に、このように再搬送通路Rに搬送した後、シートがレジスト検知センサ41に到達した時間を検知するようにしている。そして、このときレジスト検知センサ41が、再給紙の際に設定された第3所定時間内にシートを検知した場合には、シートに画像を形成するようにしている。この場合、シートは再搬送通路Rを通過することにより反転しており、これにより画像は、シートの裏面(第2面)に形成される。なお、例えば再搬送通路Rに設けられた第1両面搬送ローラ対26,28等の表面に紙粉が付着することにより第1両面搬送ローラ対26,28等のシート搬送力が低下した場合、第3所定時間内にレジスト検知センサ41がシートを検知しない場合がある。この場合には、トナー画像が途中からシートの裏面上に形成されるのでミスプリントの警告を行う。
さらに、本実施の形態においては、このようにミスプリントが発生した場合には、ミスプリントが発生したシートを排紙トレイ24へ排出するようにしている。ここで、定着排出部8には、図3に示す排紙センサ44が設けられており、排紙センサ44により、ミスプリントが発生したシートの排出を検知するようにしている。なお、排紙センサ44が、ミスプリントが発生したシートを検知しない場合には、シートの詰まり(ジャム)と判断し、ジャム処理を行うようジャム警告を行う。また、シートの両面に画像を形成する場合は、まず片面に画像を形成する場合に、レジスト検知センサ41が、第1所定時間が過ぎてから第2所定時間が経過するまでにシートを検知した場合には、シートの遅延と判断し、シートPを再搬送通路Rに搬送する。この後、再搬送通路Rを通過したシートがレジスト検知センサ41に到達した時間を検知するようにしている。
そして、レジスト検知センサ41が、再給紙の際に設定された、搬送されたシートに対する画像形成が可能な第3所定時間内にシートを検知した場合には、シートに画像を形成する。なお、この場合、シートは再搬送通路Rを通過することにより反転しているので、シートの裏面(第2面)に画像が形成される。また、シートの片面(第1面)に画像を形成する場合は、このように裏面に画像が形成された後、シートを再搬送通路Rに搬送し、この後、シートがレジスト検知センサ41に到達した時間を検知するようにしている。そして、このときレジスト検知センサ41が、第3所定時間内にシートを検知した場合には、シートの第1面に画像を形成するようにしている。
ここで、レジスト検知センサ41が第3所定時間を過ぎてからシートの遅延と判断される第4所定時間が経過するまでにシートを検知する場合がある。この場合には、トナー画像が途中からシートの片面上に形成されるので、ミスプリントの警告を行うと共に、このシートを排紙トレイ24へ排出するようにしている。なお、排紙センサ44が、ミスプリントが発生したシートを検知しない場合には、シートの詰まり(ジャム)と判断し、ジャム処理を行うようジャム警告を行う。また、第4所定時間が経過してもレジスト検知センサ41がシートを検知しない場合には、シートの詰まり(ジャム)と判断し、ジャム処理を行うようジャム警告を行う。
次に、このようなシートに遅延が生じた場合のシートに対する画像形成動作制御及びシート搬送制御について説明する。まず、片面に画像を形成する際、シートに遅延が生じた場合における制御部40によるシートに対する画像形成動作制御及びシート搬送制御について図4に示すフローチャートを用いて説明する。
この場合、印字動作が開始されると、制御部40は給紙モータ43を駆動すると共に、タイマー42を作動させ、給紙モータ43を駆動してから、レジスト検知センサ41からの検知信号が入力されるまでの時間を計測する。そして、シート搬送に要した時間であるレジスト検知センサ41がシート先端を検知するまでの時間、即ちシートのレジスト検知センサ41への到達時間を検出し、シート到達時間が正常な画像形成が可能な所定時間内かを判断する(S100)。ここで、シート到達時間が所定時間内であれば(S100のY)、即ちシート到達時間が既述した第1所定時間内であれば、シートの一面側に対する印字(画像形成)を行い(S101)、この後、シートを排紙トレイに排出する(S102)。
一方、シート到達時間が所定時間(第1所定時間)を越え(S100のN)、かつ第2所定時間が経過する前の場合には、検知回数が1回かを判断する(S103)。そして、検知回数が1回の場合には(S103のY)、このままシートPを、2次転写部でトナー画像を転写させることなく、排紙ローラ対22,23まで搬送した後、排紙ローラ対22,23を逆転させて再搬送通路Rに搬送する。この後、シートを再びレジストローラ対31,32まで再搬送する(S104)。次に、レジスト検知センサ41がシートPの先端を再度検知するまでの時間であるシート到達時間を検出し、このシート到達時間が正常に画像形成が可能な所定時間、即ちシート到達時間が第3所定時間内であるかを判断する(S100)。ここで、シート到達時間が所定時間(第3所定時間)内であれば(S100のY)、シートの一面側、この場合シートは反転しているのでシートの裏面側に画像を形成し(S101)、この後、排紙トレイ24に排出する(S102)。
一方、シート到達時間が所定時間(第3所定時間)を超え(S100のN)、かつ第4所定時間が経過する前の場合には、検知回数が1回かを判断する(S103)。この場合は、検知回数は2回となるので(S103のN)、この場合には、例えばそのままシートに画像を形成すると共にミスプリントの警告を行う(S105)。なお、この場合には、そのままシートに画像を形成することなく、ミスプリントの警告を行うようにしても良い。次に、このシートを排紙ローラ対22,23により排紙トレイ24に排出する。なお、この際、排紙センサ44によりシートが排紙トレイ24へ排出されたかを判断し(S106)、排出トレイ24への排出が行えない場合には(S106のN)、紙詰まりと判断し、ジャム処理を行うようジャム警告を行う(S108)。
次に、シートの両面に画像を形成する際、シートに遅延が生じた場合における制御部40によるシートに対する画像形成動作制御及びシート搬送制御について図5に示すフローチャートを用いて説明する。この場合、印字動作が開始されると、制御部40は給紙モータ43を駆動してから、レジスト検知センサ41からの検知信号が入力されるまでの時間を計測する。そして、シート到達時間が正常な画像形成が可能な所定時間内かを判断する(S200)。
ここで、シート到達時間が所定時間内であれば、即ちシート到達時間が第1所定時間内であれば(S200のY)、シートの一面側に対する印字(画像形成)を行う(S201)。次に、シートの他面(裏面)に画像を形成するよう排紙ローラ対22,23を逆転させて再搬送通路Rに搬送する。そして、この後、シートを再びレジストローラ対31,32まで再搬送する(S202)。次に、このシートPの先端をレジスト検知センサ41が再度検知するまでシート到達時間を検出し、このシート到達時間が正常に画像形成が可能な所定時間、即ちシート到達時間が第3所定時間内であるかを判断する(S203)。ここで、シート到達時間が所定時間(第3所定時間)内であれば(S203のY)、シートの他面側に対する画像を形成し(S204)、この後、排紙トレイに排出する(S205)。
一方、給紙モータ43を駆動してからのシート到達時間が所定時間(第1所定時間)を越え(S200のN)、かつ第2所定時間が経過する前の場合には、検知回数が1回かを判断する(S206)。そして、検知回数が1回の場合には(S206のY)、このままシートPを排紙ローラ対22,23まで搬送した後、排紙ローラ対22,23を逆転させて再搬送通路Rに搬送する。そして、この後、シートを再びレジストローラ対31,32まで再搬送する(S207)。次に、このシートPの先端をレジスト検知センサ41が再度検知するまでシート到達時間を検出し、このシート到達時間が所定時間(第3所定時間)内であるかを判断する(S200)。ここで、シート到達時間が所定時間(第3所定時間)内であれば(S200のY)、シートの一面側に対する印字(画像形成)を行い(S201)、この後、シートの他面(裏面)に画像を形成するよう排紙ローラ対22,23を逆転させて再搬送通路Rに搬送する。そして、この後、シートを再びレジストローラ対31,32まで再搬送する(S202)。
次に、このシートPの先端をレジスト検知センサ41が再度検知するまでシート到達時間を検出し、このシート到達時間が所定時間(第3所定時間)内であるかを判断する(S203)。ここで、シート到達時間が所定時間(第3所定時間)内であれば(S203のY)、シートの他面側に対する画像を形成し(S204)、この後、排紙トレイに排出する(S205)。一方、再搬送されたシートPの先端をレジスト検知センサ41が再度検知するまでシート到達時間が所定時間(第3所定時間)を超え(S200のN)、かつ第4所定時間が経過する前の場合には、検知回数が1回かを判断する(S206)。この場合は、検知回数は2回となるので(S206のN)、ミスプリントの警告を行う(S208)。さらに、このシートを排紙ローラ対22,23により排紙トレイ24に排出する。なお、排紙センサ44によりシートが排紙トレイ24へ排出されたかを判断し(S209)、排出トレイ24への排出が行えない場合には(S209のN)、紙詰まりと判断し、ジャム処理を行うようジャム警告を行う(S211)。
また、再搬送されたシートPの先端をレジスト検知センサ41が再度検知するまでシート到達時間が所定時間(第3所定時間)を超え(S203のN)、かつ第4所定時間が経過する前の場合には、ミスプリントの警告を行う(S208)。さらに、このシートを排紙ローラ対22,23により排紙トレイ24に排出する。なお、排紙センサ44によりシートが排紙トレイ24へ排出されたかを判断し(S209)、排出トレイ24への排出が行えない場合には(S209のN)、紙詰まりと判断し、ジャム処理を行うようジャム警告を行う(S211)。
このように、本実施の形態において、制御部40は、レジスト検知センサ41から入力される検知信号の入力タイミングに基づいてシート搬送部及びシート再搬送部10を制御するようにしている。つまり、制御部40は、レジスト検知センサ41から第1所定時間が過ぎて第2所定時間が経過するまでに検知信号が入力された場合には、シートの遅延と判断し、トナー像を形成することなくシートをシート再搬送部10に搬送するようにしている。さらに、この後、シートを再度、画像形成部3に搬送するようにしており、これによりシートの遅延による一旦停止を防ぐことができる。
そして、このようにシートの遅延による一旦停止を防ぐことにより、紙詰まり以外のジャムによる装置の停止を減少させ、ダウンタイムを最小限に抑えることができる。また、紙詰まり以外のジャムによる使用者のジャム処理を必要最小限にすることができる。さらに、廃棄されるシートを必要最小限にすることができる。
1…カラーレーザプリンタ、3…画像形成部、4…シート給送部、10…シート再搬送部、11…シート搬送部、31,32…レジストローラ対、40…制御部、41…レジスト検知センサ、42…タイマー、P…シート

Claims (4)

  1. シートを給送するシート給送部と、前記シート給送部により給送されたシートを搬送するシート搬送部と、トナー像が形成される像担持体及び前記像担持体に形成されたトナー像を前記シート搬送部により搬送されたシートに転写する転写部を有する画像形成部と、前記トナー像が第1面に形成されたシートの第2面に画像を形成するようにシートを再度、前記画像形成部に搬送するシート再搬送部と、を備えた画像形成装置において、
    前記画像形成部のシート搬送方向上流に設けられ、搬送されたシートを検知するシート検知部と、
    前記シート検知部から入力される検知信号の入力タイミングに基づき前記シート搬送部及び前記シート再搬送部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記シート給送部によりシートが給送された後、給送されたシートに対する画像形成が可能な第1所定時間が過ぎてから、シートの遅延と判断される第2所定時間が経過するまでに前記シート検知部から検知信号が入力された場合には、シートを、前記転写部を通過させて再度、前記画像形成部にシートを搬送するように前記シート再搬送部に搬送し、前記シート再搬送部にシートを搬送した後、搬送されたシートに対する画像形成が可能な第3所定時間を過ぎてからシートの遅延と判断される第4所定時間が経過するまでに前記シート検知部から検知信号が入力された場合には、前記転写部を通過させてシートを排出するように前記シート搬送部及び前記シート再搬送部を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、シートの第1面及び第2面に画像を形成する際、前記シート検知部から前記第3所定時間を過ぎてから前記第4所定時間が経過するまでに第1面にトナー像が形成されて前記シート再搬送部に搬送されるシートを検知した検知信号が入力された場合にはシートを排出するように制御することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第2所定時間が経過しても前記シート検知部から検知信号が入力されない場合にはシートのジャムと判断することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第4所定時間が経過しても前記シート検知部から検知信号が入力されない場合にはシートのジャムと判断することを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載の画像形成装置。
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