JPS6134580Y2 - - Google Patents

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JPS6134580Y2
JPS6134580Y2 JP11551777U JP11551777U JPS6134580Y2 JP S6134580 Y2 JPS6134580 Y2 JP S6134580Y2 JP 11551777 U JP11551777 U JP 11551777U JP 11551777 U JP11551777 U JP 11551777U JP S6134580 Y2 JPS6134580 Y2 JP S6134580Y2
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JP
Japan
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magnetic
magnetic medium
lever
magnetic head
guide
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JP11551777U
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JPS5441624U (ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気媒体(磁気カード又は磁気通
帳)を送る場合、前記磁気媒体の送り負荷を大略
一定となし、かつ、磁気媒体への押圧力を付加す
る構造を有する磁気媒体送り装置に関するもので
ある。ここ数年来、磁気カードを利用したシステ
ムの展開は目覚ましく、特に、銀行を中心とする
金融関係ではキヤツシユカードとして広く行き渡
つている。その中にあつて、キヤツシユデイスペ
ンサ、テラーズマシン等に組込まれる磁気カード
読取り機においても、各種の機能が盛込まれ、使
用されている。しかし、これらの装置はどうして
も高価なものになり、高性能なシステムを有する
高級機には採用する事が出来ても、安価を旨とす
る普及機に組込むにはコストの面で難点を有する
ものである。
この問題を解決する一つの手段として、磁気媒
体を手で動かす事により、その磁気媒体に記録さ
れた記録内容を読取る、所謂、ハンドスキヤン方
式の磁気カード読取り機が開発され、簡単な構造
による信頼性の向上、コストの低下が着目され
て、その用途は急速に広がりつつある。
一方、銀行取引における窓口のデータ入力業務
は、銀行員がキーボートを押す等の手作業による
ものであり、特に、顧客のコードナンバー、口座
ナンバー等、多くの数値入力作業は非常に煩わし
く、またミスをする頻度も極めて高い。
このような場合、銀行通帳の一部にも磁気スト
ライプを貼付け、これに銀行コード番号、支店番
号、顧客コード番号、口座番号等の必要な情報が
磁気的に記録されていれば、この記録情報を前記
ハンドスキヤンで読取り、端末機から主計算機へ
入力することができるので、前記数値入力作業は
簡素化され、作業の煩わしかから解放されると共
に前記ミスも解消する。
しかし、磁気カードのベースが合成樹脂製で厚
さ0.7mmを標準としているのに対し、磁気通帳の
ベースは複数枚の紙から成つており、厚さも1.5
〜2mm程度となる。このように、前記磁気カード
と磁気通帳とでは磁気媒体が質的にも寸法的にも
大きく異なるので、前記磁気カードと磁気通帳に
磁気記録されている情報を共に読取るには2台の
読取りユニツト(磁気カード用と磁気通帳用)が
必要となり、装置を大型化し、コストも高くな
る。そこで、1台の読取りユニツトにより、磁気
カード又は磁気通帳に磁気記録されている情報を
読取るための装置〔第1図a,b〕が考れられる
が、これは、次に示す如き種々の欠点を有してい
る。つまり、第1図a,bにおいて、ガイド1,
1′によつて挾まれたガイド幅1−1をaの如く
磁気通帳2の厚さより僅かに広く設定し、磁気ヘ
ツド3と圧着ローラー4によつて挾まれた圧着幅
4−1をbの如く磁気カード5の厚さより僅かに
狭く設定したものである。第1図aにおいて、磁
気通帳2を矢印6の方向に手動送りして磁気通帳
の先端2−1が前記磁気ヘツド3と圧着ローラー
4との間に挾持されると、前記圧着幅4−1が磁
気通帳2の厚みと比較してかなり狭いため、通帳
送りに対して急激な負荷変化が発生し、前記通帳
送りの速度が不安定となつて前記情報の読取りエ
ラーを招き易い。
また、第1図bにおいて、前記磁気カード5を
矢印6の方向に手動送りすると、前記ガイド幅1
−1が磁気カードの厚みと比較してかなり広いた
め、前記ガイド1,1′の効果が弱く、磁気カー
ド先端5−1の磁気ヘツド3への突入位置が一定
せず、カード送りの速度が不安定となつて前記情
報の読取りエラーを招き易い。
本考案は、このような問題を解決するもので、
前記磁気カードと通帳の如き厚さの異なる磁気媒
体の前記突入に対して前記磁気ヘツドに追従性を
持たせると共に磁気媒体の側面に対して常時適当
な押圧力を作用せしめるものである。従つて、カ
ード(通帳)送り時の操作性を高める事ができ
る。
以下、図に従つて本考案の説明を行なう。
第2図aは本考案の磁気媒体送り装置の平面図
を示し、第2図bは第2図aを矢印Aの方向から
見た正面図、第2図cは第2図bからローラ1
4′とローラ取付け板13aの一部を除去して矢
印Bの方向から見た側面図、第2図dは第2図c
の要部拡大図である。
第2図bにおけるレバー8の一端は基台9に固
定した軸10と嵌合して矢印10a又はその反対
の方向〔第2図c〕に揺動すると共に、両端を基
台9の裏面(ピン9′の部分)とレバー8にそれ
ぞれ懸架したスプリング11によつてレバー8の
他端がガイド7〔第2図a〕の方向に付勢されて
いる。レバー8の前記他端には軸12が固定され
ると共に軸12には揺動部材13が矢印12a又
はその反対の方向〔第2図c〕に揺動自在に嵌合
している。そして揺動部材13にはローラ14,
14′を回転自在に軸支し(図ではローラ取付け
板13aを介している)、かつ磁気ヘツド15を
固定している。一方、ガイド7の略中央部には圧
着ローラ16を回転自在に軸支し、かつ磁気ヘツ
ド15と対向している。
第2図dは磁気媒体17が傾斜して挿入された
状態を示すものである(図において磁気媒体17
の進行方向は紙面に垂直な方向である)が、磁気
ヘツド15が軸12を中心として揺動自在である
ため磁気ヘツド15が磁気媒体17の面に沿つて
接触し、良好な接触状態を保つ。(磁気媒体17
の反りや姿勢差に影響されない特長は手動送り以
外にも適用できる) 第2図aに示す磁気媒体17(磁気カード又は
磁気通帳)を、ガイド7,7′の開口部18から
矢印18aの方向に挿入すると、前記磁気媒体1
7の先端部17aはローラ14に当接してレバー
8を押し開く。この時、レバー8の他端に固定さ
れている磁気ヘツド15もレバー8の軸10を中
心として矢印10a〔第2図c〕の方向に動くか
ら、磁気ヘツド15と圧着ローラ16とによつて
形成される間隙は、磁気媒体17の厚さに応じた
量が得られる。このようにして磁気媒体17の先
端部17aは磁気ヘツド15と圧着ローラ16と
に衝撃なく挾持される。前記磁気媒体17のガイ
ド7′側に貼付けられた磁気ストライプ(不図
示)は、磁気ヘツド15のギヤツプ部(不図示)
と摺動し、前記磁気ストライプには前記磁気ヘツ
ド15によつて情報の書込み若しくは読取りが行
なわれる。この時、前記磁気媒体17の磁気ヘツ
ド15との対向面は、圧着ローラ16によつて押
圧されている。
前記磁気媒体17を、更に矢印18aの方向に
進めると、前記磁気媒体17は圧着ローラ16と
磁気ヘツド15とを通過し、両者による挾持から
解放される。これによつてレバー8は軸10を中
心として矢印10a〔第2図c〕と反対の方向に
揺動するため、圧着ローラ16と磁気ヘツド15
は磁気媒体17を挿入する前の状態に戻る。
このように、本考案の磁気媒体送り装置には付
勢するローラ14,14′を有するので、前記磁
気媒体17に対して適当な押圧力を加える事が出
来るものである。そして、本考案の磁気媒体送り
装置は、厚さ0.7mmの合成樹脂をベースとする磁
気カードを使用しても、また、複数枚の紙から成
り、厚さ1.5〜2mm程度の通帳をベースとする磁
気通帳を使用しても、前記付勢力を有するローラ
14,14′によつてこれら磁気カード、磁気通
帳の厚さに応じた挾持幅が得られるものである。
従つて、前記磁気媒体のローラ14への突入に対
して、前記磁気ヘツドに追従性を持たせると共
に、磁気媒体の側面に対して常時適当な押圧力が
作用する。これによつて、前記磁気カード又は磁
気通帳に対して情報の書込み若しくは読取りが確
実に行なわれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、磁気媒体送り装置に磁気通帳を通
した場合の平面図、第1図bは、磁気媒体送り装
置に磁気カードを通した場合の平面図、第2図a
は、本考案の磁気媒体送り装置の平面図、第2図
bは、本考案の磁気媒体送り装置の正面図、第2
図cは、本考案の磁気媒体送り装置の要部側面
図、第2図dは、第2図cの要部拡大図、であ
る。 なお、図において、7,7′はガイド、8はレ
バー、10,12は軸、11はスプリング、13
は揺動部材、14,14′はローラ、15は磁気
ヘツド、16は圧着ローラ、17は磁気媒体、1
7aは磁気媒体先端部、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 手動送りされる磁気媒体の第1の面を直線的に
    案内するガイド、磁気媒体に情報を書込み若しく
    は読み取る磁気ヘツド、 磁気媒体の前記ガイドに沿つた送り方向に対し
    前記磁気ヘツドの少なくとも上流側に配置したロ
    ーラ、前記ガイドに接近する方向に付勢され磁気
    媒体の第1の面と第2の面で挟まれる厚さ寸法の
    バラツキに対応して揺動し該磁気媒体の第2の面
    に磁気ヘツドを押圧させるレバー、前記ガイドに
    よる案内方向に平行な軸方向を有し前記レバーの
    一端付近でレバーを揺動自在に支持する第1の
    軸、前記第1の軸に対して平行な軸方向を有し前
    記レバーの他端付近でレバーに設けた第2の軸、
    前記第2の軸を回転中心として揺動自在に軸支さ
    れると共に、 前記磁気ヘツドと前記ローラを支持した揺動部
    材を有する事を特徴とする磁気媒体送り装置。
JP11551777U 1977-08-29 1977-08-29 Expired JPS6134580Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11551777U JPS6134580Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29

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JP11551777U JPS6134580Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29

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Publication Number Publication Date
JPS5441624U JPS5441624U (ja) 1979-03-20
JPS6134580Y2 true JPS6134580Y2 (ja) 1986-10-08

Family

ID=29067220

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JP11551777U Expired JPS6134580Y2 (ja) 1977-08-29 1977-08-29

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JP2010262684A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Nidec Sankyo Corp 情報読取装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58140564U (ja) * 1982-03-12 1983-09-21 オムロン株式会社 磁気記録媒体の読取装置

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CN102414750A (zh) * 2009-04-30 2012-04-11 日本电产三协株式会社 信息读取装置

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JPS5441624U (ja) 1979-03-20

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