JPS6343642Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6343642Y2 JPS6343642Y2 JP1982035252U JP3525282U JPS6343642Y2 JP S6343642 Y2 JPS6343642 Y2 JP S6343642Y2 JP 1982035252 U JP1982035252 U JP 1982035252U JP 3525282 U JP3525282 U JP 3525282U JP S6343642 Y2 JPS6343642 Y2 JP S6343642Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- card
- head
- frame
- magnetic head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は紙カード、プラスチツクカード、預
金通張のような厚さの異なる2種以上の磁気記録
媒体を読取る磁気記録媒体の読取装置に関するも
のである。
金通張のような厚さの異なる2種以上の磁気記録
媒体を読取る磁気記録媒体の読取装置に関するも
のである。
この種装置の大部分は、特定の装置に対して所
定の厚さなどの寸法を有するものしか使えないも
のであるが、一部の装置では、大きさが同じであ
れば、厚みが多少異つていても利用し得るものも
ある。特に後者の装置においては、磁気ヘツドは
磁気カードの移動路に対して、陥入出自在となる
ように、例えば板バネのような弾性材で支持され
ている。
定の厚さなどの寸法を有するものしか使えないも
のであるが、一部の装置では、大きさが同じであ
れば、厚みが多少異つていても利用し得るものも
ある。特に後者の装置においては、磁気ヘツドは
磁気カードの移動路に対して、陥入出自在となる
ように、例えば板バネのような弾性材で支持され
ている。
従来の磁気ヘツドの支持機構においては、磁気
カードの多少の厚みの変化があつても、磁気ヘツ
ドはカード上の情報を読み取つたり、記録したり
するものの、例えば通常の定期券の如き極薄の磁
気カードとクレジツトカードの如き極厚の磁気カ
ードとを併用するには無理がある。何故ならば、
いづれかの厚みの磁気カードに対して、磁気ヘツ
ドのある移動路の隙間を一定にしておくと、他方
の厚みの磁気カードをその移動路に挿入した時
に、磁気ヘツドと磁気カードとの接触圧を一定に
することができないからである。例えば、極薄ば
かりではなくて、極厚の磁気カードも利用できる
ように磁気ヘツドを陥入出自在に支持する場合、
ヘツドのある個所における移動路の隙間は極薄カ
ードに合わせて選定されるが、そこへ極厚カード
を挿入すると、カードのヘツドへの突入抵抗が大
きくなり、ヘツドの移動路に対する上下動も大き
くなり、従つて情報の読取りないし書き込み誤り
が生じやすい。
カードの多少の厚みの変化があつても、磁気ヘツ
ドはカード上の情報を読み取つたり、記録したり
するものの、例えば通常の定期券の如き極薄の磁
気カードとクレジツトカードの如き極厚の磁気カ
ードとを併用するには無理がある。何故ならば、
いづれかの厚みの磁気カードに対して、磁気ヘツ
ドのある移動路の隙間を一定にしておくと、他方
の厚みの磁気カードをその移動路に挿入した時
に、磁気ヘツドと磁気カードとの接触圧を一定に
することができないからである。例えば、極薄ば
かりではなくて、極厚の磁気カードも利用できる
ように磁気ヘツドを陥入出自在に支持する場合、
ヘツドのある個所における移動路の隙間は極薄カ
ードに合わせて選定されるが、そこへ極厚カード
を挿入すると、カードのヘツドへの突入抵抗が大
きくなり、ヘツドの移動路に対する上下動も大き
くなり、従つて情報の読取りないし書き込み誤り
が生じやすい。
従来、これを改善するものとして第7図で示す
る構成の磁気記録媒体の読取装置が知られてい
る。(特開昭53−116123号参照) 同図において、11はフレームで、このフレー
ム11は互いに所定間隔を存して対向配設された
1対の板材12,13により内部に磁気カード7
の移動路17が形成されている。上記フレーム1
1には上記移動路17に連通する開口部10,1
8が形成され、開口部18には磁気ヘツド20
が、開口部10には上記移動路17に陥入出自在
に案内部材29が配置されている。
る構成の磁気記録媒体の読取装置が知られてい
る。(特開昭53−116123号参照) 同図において、11はフレームで、このフレー
ム11は互いに所定間隔を存して対向配設された
1対の板材12,13により内部に磁気カード7
の移動路17が形成されている。上記フレーム1
1には上記移動路17に連通する開口部10,1
8が形成され、開口部18には磁気ヘツド20
が、開口部10には上記移動路17に陥入出自在
に案内部材29が配置されている。
この案内部材29は磁気ヘツド20に対し磁気
カード7の挿入口16と反対側において、一端部
29aがフレーム11にピン26を介して回動可
能に枢支されている。また、上記案内部材29は
中央部29dにおいてピンチローラ25をピン2
6を介して回転自在に支持するとともに、上記枢
支部に装着されたバネ34によつて自由端部29
b側が移動路17に陥入する方向へバネ力の付勢
を受けている。
カード7の挿入口16と反対側において、一端部
29aがフレーム11にピン26を介して回動可
能に枢支されている。また、上記案内部材29は
中央部29dにおいてピンチローラ25をピン2
6を介して回転自在に支持するとともに、上記枢
支部に装着されたバネ34によつて自由端部29
b側が移動路17に陥入する方向へバネ力の付勢
を受けている。
上記案内部材29はバネ34のバネ力を受て中
立状態にあるとき、この自由端部29bから中央
部29dへ向うにしたがつて、上記移動路17に
露出した表面29Cが上記移動路17の間隔を狭
めるように構成されている。
立状態にあるとき、この自由端部29bから中央
部29dへ向うにしたがつて、上記移動路17に
露出した表面29Cが上記移動路17の間隔を狭
めるように構成されている。
上記構成により、案内部材29がバネ34のバ
ネ力を受て中立状態にあるときにおける、磁気ヘ
ツド20とピンチローラ25との間隔を最小限と
して、磁気カード7の読取りと書込み誤りのない
最小板厚が決定される。
ネ力を受て中立状態にあるときにおける、磁気ヘ
ツド20とピンチローラ25との間隔を最小限と
して、磁気カード7の読取りと書込み誤りのない
最小板厚が決定される。
つぎに、板厚の大なる磁気カード7が第8図で
示すように挿入されたとき、磁気カード7の先端
部7aが移動路17に露出した案内部材29の表
面29Cに摺接しながら、上記案内部材29をピ
ン26のまわりに時計方向へ回動させて、上記移
動路17の間隔を広げながら、磁気ヘツド20と
ピンチローラ25との間隔を大きくして、磁気カ
ード7の読取りと書込みを行なう。このとき、磁
気カード7の読取りと書込み誤りのない最小板厚
は上記移動路17の間隔によつて決定される。
示すように挿入されたとき、磁気カード7の先端
部7aが移動路17に露出した案内部材29の表
面29Cに摺接しながら、上記案内部材29をピ
ン26のまわりに時計方向へ回動させて、上記移
動路17の間隔を広げながら、磁気ヘツド20と
ピンチローラ25との間隔を大きくして、磁気カ
ード7の読取りと書込みを行なう。このとき、磁
気カード7の読取りと書込み誤りのない最小板厚
は上記移動路17の間隔によつて決定される。
ところが、上記構成によれば、案内部材29は
磁気ヘツド20に対し磁気カード7の挿入口16
と反対側において、その一端部29aがフレーム
11にピン26を介して枢支されているから、磁
気カード7の先端部7aと案内部材29の表面2
9cとの当接角度θは、磁気カード7が磁気ヘツ
ド20に近づくのにともなつて増大し、上記磁気
ヘツド20に付勢される力は磁気ヘツド20の近
傍において最大となる。
磁気ヘツド20に対し磁気カード7の挿入口16
と反対側において、その一端部29aがフレーム
11にピン26を介して枢支されているから、磁
気カード7の先端部7aと案内部材29の表面2
9cとの当接角度θは、磁気カード7が磁気ヘツ
ド20に近づくのにともなつて増大し、上記磁気
ヘツド20に付勢される力は磁気ヘツド20の近
傍において最大となる。
そのため、磁気カード7の強力な挿入力を必要
としたり、磁気カード7の先端部7aを損傷させ
るばかりでなく、とくに、磁気通帳のような紙を
基材とする磁気記録媒体である場合、上記磁気ヘ
ツド20の近傍において最大に蓄積された紙材の
内部応力は磁気ヘツド20に到達した際、急激に
開放されて、上記紙材が伸長する結果、これに貼
着された磁気テープも急激に伸長し、上記紙材の
伸縮にともなう磁気テープの損傷が著しく、磁気
情報の読取りと書込み誤りを発生するおそれがあ
る。
としたり、磁気カード7の先端部7aを損傷させ
るばかりでなく、とくに、磁気通帳のような紙を
基材とする磁気記録媒体である場合、上記磁気ヘ
ツド20の近傍において最大に蓄積された紙材の
内部応力は磁気ヘツド20に到達した際、急激に
開放されて、上記紙材が伸長する結果、これに貼
着された磁気テープも急激に伸長し、上記紙材の
伸縮にともなう磁気テープの損傷が著しく、磁気
情報の読取りと書込み誤りを発生するおそれがあ
る。
この考案は上記欠点を改善するためになされた
もので、板状の磁気記録媒体の挿入がスムーズ
で、かつ磁気記録媒体を損傷させてり、磁気情報
の読取りと書込み誤りの発生のおそれのない磁気
記録媒体の読取装置を提供することを目的とする
ものである。
もので、板状の磁気記録媒体の挿入がスムーズ
で、かつ磁気記録媒体を損傷させてり、磁気情報
の読取りと書込み誤りの発生のおそれのない磁気
記録媒体の読取装置を提供することを目的とする
ものである。
つぎに、図面を参照しながら、この考案の実施
例を説明する。先ず第1図から第3図において、
1は、上板1a、下板1b、および1対の側板1
c,1dからなり、内部の磁気カードの移動路2
を形成するフレームを示す。3は、両端が下板1
bの外表面に、例えばネジ止めとかの適当な方法
により固定され、その中間部に磁気ヘツドHを坦
持した板バネを示す。板バネ3に支持されたヘツ
ドHは、下板1bに形成した矩形開口4を介し
て、移動路2に臨んでいる。このような磁気ヘツ
ドの支持機構においては、板バネ3が付勢力を生
じていない中立状態にある時、磁気ヘツドHの接
触面、つまり磁気ギヤツプのある面と、上板1a
の内面との間の間隔は、極薄の磁気カードに対応
して設定されている。他方、移動路2の高さ、即
ち、上板1aの内面と下板1bの内面との間隔
は、極厚の磁気カードに対応して設定されてい
る。
例を説明する。先ず第1図から第3図において、
1は、上板1a、下板1b、および1対の側板1
c,1dからなり、内部の磁気カードの移動路2
を形成するフレームを示す。3は、両端が下板1
bの外表面に、例えばネジ止めとかの適当な方法
により固定され、その中間部に磁気ヘツドHを坦
持した板バネを示す。板バネ3に支持されたヘツ
ドHは、下板1bに形成した矩形開口4を介し
て、移動路2に臨んでいる。このような磁気ヘツ
ドの支持機構においては、板バネ3が付勢力を生
じていない中立状態にある時、磁気ヘツドHの接
触面、つまり磁気ギヤツプのある面と、上板1a
の内面との間の間隔は、極薄の磁気カードに対応
して設定されている。他方、移動路2の高さ、即
ち、上板1aの内面と下板1bの内面との間隔
は、極厚の磁気カードに対応して設定されてい
る。
5は、案内部材であつて、一端が枢支ピン6に
より、矩形開口4において支持され、かつ、他端
には移動路2とは反対側に突出し、板バネ3と当
接する突起5aが一体形成されている。この案内
部材5は、板バネ3が中立状態にある時、少くと
も移動路2に露出したその表面が、案内部材5の
枢支点からヘツドHへと向つて移動路2の間隔を
せばめるように形成されている。その際、この案
内部材5と上板1aの内面との最小間隔はヘツド
Hの近傍にあつて、ヘツドHの接触面と上板1a
の内面との間隔よりもわずかだけ大きくなつてい
る。なお、案内部材5と上板1aの内面との最小
間隔は、突起5aを調節ネジとすれば、精確に調
節できて好都合である。
より、矩形開口4において支持され、かつ、他端
には移動路2とは反対側に突出し、板バネ3と当
接する突起5aが一体形成されている。この案内
部材5は、板バネ3が中立状態にある時、少くと
も移動路2に露出したその表面が、案内部材5の
枢支点からヘツドHへと向つて移動路2の間隔を
せばめるように形成されている。その際、この案
内部材5と上板1aの内面との最小間隔はヘツド
Hの近傍にあつて、ヘツドHの接触面と上板1a
の内面との間隔よりもわずかだけ大きくなつてい
る。なお、案内部材5と上板1aの内面との最小
間隔は、突起5aを調節ネジとすれば、精確に調
節できて好都合である。
上記構成の作用を第3図を参照しながら説明す
る。今、仮りに比較的薄い磁気カードを移動路2
の入口側(図面の左側)から挿入すると、案内部
材は下方へ押し込まれることなく、薄い磁気カー
ドのヘツドHへの移動を許容する。ところが、第
3図に示すように、比較的厚い磁気カード7が挿
入されると、この磁気カード7の厚さは案内部材
5と上板1aの内面との最小間隔より大きいため
に、カード5の先端と接触すると同時に、案内部
材5は押し下げられる。この時、案内部材5は枢
支ピン6を中心に枢動しながら、カード7による
押下げ力を突起5aを介して板バネ3に伝達する
から、この板バネ3に支持されたヘツドHは、カ
ード7の厚みの分だけ上板1aから遠ざかること
になる。従つて、その時のヘツドHの接触面と上
板1aの内面との間隔は、カード7の通過に適し
たものとなるから、カード7の通過が円滑に行な
われることになる。
る。今、仮りに比較的薄い磁気カードを移動路2
の入口側(図面の左側)から挿入すると、案内部
材は下方へ押し込まれることなく、薄い磁気カー
ドのヘツドHへの移動を許容する。ところが、第
3図に示すように、比較的厚い磁気カード7が挿
入されると、この磁気カード7の厚さは案内部材
5と上板1aの内面との最小間隔より大きいため
に、カード5の先端と接触すると同時に、案内部
材5は押し下げられる。この時、案内部材5は枢
支ピン6を中心に枢動しながら、カード7による
押下げ力を突起5aを介して板バネ3に伝達する
から、この板バネ3に支持されたヘツドHは、カ
ード7の厚みの分だけ上板1aから遠ざかること
になる。従つて、その時のヘツドHの接触面と上
板1aの内面との間隔は、カード7の通過に適し
たものとなるから、カード7の通過が円滑に行な
われることになる。
また、上記構成によれば、案内部材5は磁気ヘ
ツドHに対し磁気カード7の挿入口2a側におい
て、その一端部5bがフレーム1にピン6を介し
て枢支されているから、磁気カード7の先端部7
aと案内部材5の表面5cとの当接角度θは、第
3図で示すように磁気カード7が磁気ヘツドHに
近づくのにともなつて減少し、上記磁気ヘツドH
に付勢される力は磁気ヘツドHの近傍において最
小となる。
ツドHに対し磁気カード7の挿入口2a側におい
て、その一端部5bがフレーム1にピン6を介し
て枢支されているから、磁気カード7の先端部7
aと案内部材5の表面5cとの当接角度θは、第
3図で示すように磁気カード7が磁気ヘツドHに
近づくのにともなつて減少し、上記磁気ヘツドH
に付勢される力は磁気ヘツドHの近傍において最
小となる。
そのため、磁気カード7の挿入力が小さくな
り、また磁気カード7の先端部7aの損傷を防止
することができるばかりでなく、とくに、磁気通
帳のような紙を基材とする磁気記録媒体である場
合でも、紙材の内部応力の変動が少ないため、上
記紙材の伸縮にともなう磁気テープの損傷も軽減
され、磁気情報の読取りと書込み誤りの発生を極
力力防止することができる。
り、また磁気カード7の先端部7aの損傷を防止
することができるばかりでなく、とくに、磁気通
帳のような紙を基材とする磁気記録媒体である場
合でも、紙材の内部応力の変動が少ないため、上
記紙材の伸縮にともなう磁気テープの損傷も軽減
され、磁気情報の読取りと書込み誤りの発生を極
力力防止することができる。
以上説明したように、この考案によれば、磁気
カードの挿入がスムーズで、かつ磁気カードを損
傷させたり、磁気情報の読取りと書込み誤りの発
生のおそれのない磁気記録媒体の読取装置を提供
することができる。
カードの挿入がスムーズで、かつ磁気カードを損
傷させたり、磁気情報の読取りと書込み誤りの発
生のおそれのない磁気記録媒体の読取装置を提供
することができる。
なお、第1図から第3図に示した構成は、移動
路への入口が同時に出口となつている。即ち、カ
ードの挿入および取出しが移動路の同一端側で行
なわれるものに適しているが、出口と入口が別々
になつていて、出口からの挿入を阻止したいので
あれば、第4図から第6図に示した構成が考えら
れる。第4図から第6図にかけては、第1図から
第3図にて用いたのと同一部品には同一符号を付
したので、相違点のみ説明すれば、案内部材5の
枢支点とは反対側の端部に、第5図に示すように
ヘツドHの両側まで延在するように一対の指状延
長部5bが一体形成されている。従つて、第4図
のように移動路の入口から挿入され、ヘツドHを
通過してしまつたカード7は、第6図に示すよう
に板バネ3の作用により原位置へ復帰した案内部
材5の延長部5bの先端により、入口方向への逆
移動、もしくは、出口から入口への挿入を阻止す
る。
路への入口が同時に出口となつている。即ち、カ
ードの挿入および取出しが移動路の同一端側で行
なわれるものに適しているが、出口と入口が別々
になつていて、出口からの挿入を阻止したいので
あれば、第4図から第6図に示した構成が考えら
れる。第4図から第6図にかけては、第1図から
第3図にて用いたのと同一部品には同一符号を付
したので、相違点のみ説明すれば、案内部材5の
枢支点とは反対側の端部に、第5図に示すように
ヘツドHの両側まで延在するように一対の指状延
長部5bが一体形成されている。従つて、第4図
のように移動路の入口から挿入され、ヘツドHを
通過してしまつたカード7は、第6図に示すよう
に板バネ3の作用により原位置へ復帰した案内部
材5の延長部5bの先端により、入口方向への逆
移動、もしくは、出口から入口への挿入を阻止す
る。
この考案によれば、磁気媒体の移動路における
磁気媒体の移動に応動して、磁気媒体が磁気ヘツ
ドと接触するのに先立つて磁気媒体の厚みに応じ
て磁気ヘツドを退避させる案内部材を設けている
ので、厚いカードでもヘツドへの突入抵抗がなく
操作性と走行性が良いばかりでなく、ヘツドに突
入する前にヘツドを押し下げるため、板バネに余
圧がかかつた状態となつて、板バネ、ひいてはヘ
ツドの振動がなく、読取り書き込み性能が向上す
る。さらにヘツドへの突入に先立つてカードを押
えつける働きも案内部材が行うので、カードの安
定性がよくなる効果も得られる。
磁気媒体の移動に応動して、磁気媒体が磁気ヘツ
ドと接触するのに先立つて磁気媒体の厚みに応じ
て磁気ヘツドを退避させる案内部材を設けている
ので、厚いカードでもヘツドへの突入抵抗がなく
操作性と走行性が良いばかりでなく、ヘツドに突
入する前にヘツドを押し下げるため、板バネに余
圧がかかつた状態となつて、板バネ、ひいてはヘ
ツドの振動がなく、読取り書き込み性能が向上す
る。さらにヘツドへの突入に先立つてカードを押
えつける働きも案内部材が行うので、カードの安
定性がよくなる効果も得られる。
第1図はこの考案の一実施例による読取装置の
側断面図、第2図は、第1図の下面図、第3図は
第1図の作用説明図、第4図から第6図はこの考
案の他の実施例を示す図、第7図は従来の磁気記
録媒体の読取装置の一例を示す一部切欠した側面
図、第8図は動作を説明するための同側面図であ
る。 1……フレーム、1a,1b……板材、2……
移動路、2a……挿入口、3……弾性部材、4…
…開口部、5……案内部材、5b……一端部、5
d……自由端部、5c……案内部材の表面、6…
…枢支部、7……磁気記録媒体、H……磁気ヘツ
ド。
側断面図、第2図は、第1図の下面図、第3図は
第1図の作用説明図、第4図から第6図はこの考
案の他の実施例を示す図、第7図は従来の磁気記
録媒体の読取装置の一例を示す一部切欠した側面
図、第8図は動作を説明するための同側面図であ
る。 1……フレーム、1a,1b……板材、2……
移動路、2a……挿入口、3……弾性部材、4…
…開口部、5……案内部材、5b……一端部、5
d……自由端部、5c……案内部材の表面、6…
…枢支部、7……磁気記録媒体、H……磁気ヘツ
ド。
Claims (1)
- 互いに所定間隔を存して対向配設された1対の
板材により内部に板状の磁気記録媒体の移動路を
形成するフレームと、このフレームに形成されて
上記移動路に連通する開口部と、この開口部に対
向して上記フレームに固定された弾性部材と、上
記開口部を通つて上記移動路に陥入出自在に弾性
部材に支持された磁気ヘツドと、上記移動路にお
ける磁気記録媒体の挿入口と磁気ヘツドとの間に
位置して上記フレームの開口部に配設されるとと
もに一端部が上記挿入口側において上記フレーム
に回動可能に枢支されかつ自由端部が磁気ヘツド
側において上記弾性部材を押圧可能でかつ上記移
動路に陥入出自在に配置された案内部材とを具備
し、上記弾性部材が中立状態にあるとき、少なく
とも上記移動路に露出した案内部材の表面がその
枢支部から磁気ヘツド部へ向かつて上記移動路の
間隔を狭めるように構成されていることを特徴と
する磁気記録媒体の読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3525282U JPS58140564U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 磁気記録媒体の読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3525282U JPS58140564U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 磁気記録媒体の読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58140564U JPS58140564U (ja) | 1983-09-21 |
JPS6343642Y2 true JPS6343642Y2 (ja) | 1988-11-14 |
Family
ID=30046735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3525282U Granted JPS58140564U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 磁気記録媒体の読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58140564U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5603564B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2014-10-08 | 日本電産サンキョー株式会社 | 情報読取装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53116123A (en) * | 1977-03-18 | 1978-10-11 | Canon Inc | Magnetic medium presser |
JPS5441624B2 (ja) * | 1976-04-30 | 1979-12-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6134580Y2 (ja) * | 1977-08-29 | 1986-10-08 |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP3525282U patent/JPS58140564U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5441624B2 (ja) * | 1976-04-30 | 1979-12-10 | ||
JPS53116123A (en) * | 1977-03-18 | 1978-10-11 | Canon Inc | Magnetic medium presser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58140564U (ja) | 1983-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04358381A (ja) | 装置とカセットとを有するシステム | |
GB2393565A (en) | Flat read and write head arrangement for a magnetic tape system | |
JPS6363989B2 (ja) | ||
JPS6343642Y2 (ja) | ||
US4096538A (en) | Tape support pins in magnetic tape cassette | |
US4577251A (en) | Magnetic disc cassette having disc flattening means | |
JPS6231422B2 (ja) | ||
JP2592737Y2 (ja) | 磁気カードリーダ | |
JPH07130123A (ja) | テープカートリッジ | |
JP2516911B2 (ja) | カ−ド記録再生装置 | |
JP2535308Y2 (ja) | 手動走行式磁気カードリーダ | |
JPS6134580Y2 (ja) | ||
US5754901A (en) | Apparatus to eliminate transverse in film | |
US20020003682A1 (en) | Magnetic disc unit | |
JP2868687B2 (ja) | 磁気カードリーダ | |
JPS6215900Y2 (ja) | ||
JP2749418B2 (ja) | 磁気ヘッド支持装置 | |
JP3061890B2 (ja) | 厚・薄カード兼用の磁気カードリーダ | |
JP2531267Y2 (ja) | 磁気ヘッド支持装置 | |
JPS626636Y2 (ja) | ||
JPS6145567Y2 (ja) | ||
JPS5824254Y2 (ja) | 磁気カ−ド/カセツト両用記録再生装置の磁気カ−ド消去装置 | |
JPS6316025Y2 (ja) | ||
JPH0426154B2 (ja) | ||
KR830000051B1 (ko) | 자기헤드 |