JPS6134555B2 - - Google Patents
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- JPS6134555B2 JPS6134555B2 JP6168382A JP6168382A JPS6134555B2 JP S6134555 B2 JPS6134555 B2 JP S6134555B2 JP 6168382 A JP6168382 A JP 6168382A JP 6168382 A JP6168382 A JP 6168382A JP S6134555 B2 JPS6134555 B2 JP S6134555B2
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- cutter
- chamber
- tube
- shield
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Links
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、シールド機械による掘進を停止し
たとき、カツタ室内への圧縮空気の供給を停止し
て背圧板によりカツタ室内の土砂を背面から加圧
支承することができる掘削土背面加圧式限定圧気
シールド工法に関するものである。
たとき、カツタ室内への圧縮空気の供給を停止し
て背圧板によりカツタ室内の土砂を背面から加圧
支承することができる掘削土背面加圧式限定圧気
シールド工法に関するものである。
従来、シールド工法としては、カツタ室内に圧
縮空気を供給してその空気圧により地下水の侵
入、切羽地山の膨出および崩落を防止する限定圧
気シールド工法が知られている。
縮空気を供給してその空気圧により地下水の侵
入、切羽地山の膨出および崩落を防止する限定圧
気シールド工法が知られている。
しかるに、前記従来の限定圧気シールド工法の
場合は、シールド機械による掘進を長時間停止し
ている時も、地下水の侵入、切羽地山の膨出およ
び崩落を防止するためにカツタ室内への圧縮空気
の供給を継続する必要があり、そのため圧縮空気
が地盤に送り込まれ、地盤沈下、酸欠空気の発生
等有害な影響を及ぼしている。またシールド機械
の掘進停止中も、カツタ室内の圧縮空気が地山に
侵入していくと共にカツタ室に接続されたスクリ
ユウコンベヤから漏出するので、常時コンプレツ
サの運転を継続しなければならないという問題が
ある。
場合は、シールド機械による掘進を長時間停止し
ている時も、地下水の侵入、切羽地山の膨出およ
び崩落を防止するためにカツタ室内への圧縮空気
の供給を継続する必要があり、そのため圧縮空気
が地盤に送り込まれ、地盤沈下、酸欠空気の発生
等有害な影響を及ぼしている。またシールド機械
の掘進停止中も、カツタ室内の圧縮空気が地山に
侵入していくと共にカツタ室に接続されたスクリ
ユウコンベヤから漏出するので、常時コンプレツ
サの運転を継続しなければならないという問題が
ある。
この発明は前述の問題を有利に解決した掘削土
背面加圧式限定圧気シールド工法を提供すること
を目的とするものである。
背面加圧式限定圧気シールド工法を提供すること
を目的とするものである。
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第1図ないし第3図はこの発明の第1実施例を
示すものであつて、断面円形の鋼製シールド外筒
6内に鋼製隔壁7が固定され、その隔壁7の前方
のカツタ室1の前部に、中心カツタ8とその周囲
に放射状に固定された多数のカツタアーム9とそ
のカツタアーム9に固定された多数の切削刃10
とからなる回転カツタ4が配置され、かつその回
転カツタ4に固定されたカツタ軸11は軸受筒1
2内に軸受およびシールリング(図示を省略し
た)を介して挿通され、前記軸受筒12の後端部
は隔壁7に貫通されて固定され、さらに軸受筒1
2から突出したカツタ軸11の後端部には大径従
動歯車13が固定され、また前記隔壁7の後方に
おいてシールド外筒6に固定された支持台14に
液圧モータ等のカツタ駆動装置15が固定され、
そのカツタ駆動装置15の回転軸に固定された駆
動ピニオン16は前記大径従動歯車13に噛み合
わされている。
示すものであつて、断面円形の鋼製シールド外筒
6内に鋼製隔壁7が固定され、その隔壁7の前方
のカツタ室1の前部に、中心カツタ8とその周囲
に放射状に固定された多数のカツタアーム9とそ
のカツタアーム9に固定された多数の切削刃10
とからなる回転カツタ4が配置され、かつその回
転カツタ4に固定されたカツタ軸11は軸受筒1
2内に軸受およびシールリング(図示を省略し
た)を介して挿通され、前記軸受筒12の後端部
は隔壁7に貫通されて固定され、さらに軸受筒1
2から突出したカツタ軸11の後端部には大径従
動歯車13が固定され、また前記隔壁7の後方に
おいてシールド外筒6に固定された支持台14に
液圧モータ等のカツタ駆動装置15が固定され、
そのカツタ駆動装置15の回転軸に固定された駆
動ピニオン16は前記大径従動歯車13に噛み合
わされている。
前方に向かつて斜め下向きに傾斜する排出管1
7とその中に収容されて液圧モータ等のコンベヤ
駆動装置18により回転されるスクリユウ19と
からなるスクリユウコンベヤ5における前記排出
管17の前端部は、前記融壁7の下部に貫通され
て固定され、かつ前記スクリユウ19の前端部は
カツタ室1内の下部に突出し、さらに前記排出管
17の後端上部に設けられた通気口は、通気管2
0および給排気用エアバルブ(図示を省略した)
を介してコンプレツサ等の圧気源に接続され、ま
た前記排出管17の後端下部にはロータリフイー
ダ21が接続され、そのロータリフイーダ21の
下部に搬送用コンベヤ22の前端部が配置されて
いる。
7とその中に収容されて液圧モータ等のコンベヤ
駆動装置18により回転されるスクリユウ19と
からなるスクリユウコンベヤ5における前記排出
管17の前端部は、前記融壁7の下部に貫通され
て固定され、かつ前記スクリユウ19の前端部は
カツタ室1内の下部に突出し、さらに前記排出管
17の後端上部に設けられた通気口は、通気管2
0および給排気用エアバルブ(図示を省略した)
を介してコンプレツサ等の圧気源に接続され、ま
た前記排出管17の後端下部にはロータリフイー
ダ21が接続され、そのロータリフイーダ21の
下部に搬送用コンベヤ22の前端部が配置されて
いる。
隔壁7とその前方に配置された鋼製環状背圧板
2との間にゴムのような可撓性を有する材料から
なる下部分断環状のチユーブ3が配置され、その
チユーブ3と隔壁7および背圧板2とは例えば接
着剤等により固定され、かつ背圧板2の外周およ
び内周とシールド外筒6および軸受筒12とは、
合成繊維布などの通気性、可撓性および伸縮性を
有する材料からなる連結材23を介して連結さ
れ、さらに前記チユーブ3は通水管24および給
排水用バルブ(図示を省略した)を介して送液ポ
ンプ等の水圧源に接続され、また前記背圧板2の
下部にはスクリユウ19が突き当たるのを防止す
るための凹部25が設けられている。
2との間にゴムのような可撓性を有する材料から
なる下部分断環状のチユーブ3が配置され、その
チユーブ3と隔壁7および背圧板2とは例えば接
着剤等により固定され、かつ背圧板2の外周およ
び内周とシールド外筒6および軸受筒12とは、
合成繊維布などの通気性、可撓性および伸縮性を
有する材料からなる連結材23を介して連結さ
れ、さらに前記チユーブ3は通水管24および給
排水用バルブ(図示を省略した)を介して送液ポ
ンプ等の水圧源に接続され、また前記背圧板2の
下部にはスクリユウ19が突き当たるのを防止す
るための凹部25が設けられている。
前記隔壁7の後部においてシールド外筒内に多
数の推進用ジヤツキ26が外筒周囲方向に間隔を
おいて配置され、その推進用ジヤツキ26におけ
るシリンダはシールド外筒6または隔壁7に固定
され、かつ推進用ジヤツキ26のピストン杆の端
部は、シールド外筒6内で組立てられたセグメン
トリング27の前端面に当接されている。
数の推進用ジヤツキ26が外筒周囲方向に間隔を
おいて配置され、その推進用ジヤツキ26におけ
るシリンダはシールド外筒6または隔壁7に固定
され、かつ推進用ジヤツキ26のピストン杆の端
部は、シールド外筒6内で組立てられたセグメン
トリング27の前端面に当接されている。
第1図ないし第3図に示すシールド掘進機を使
用して掘進を行なう場合は、チユーブ3を収縮さ
せて背圧板2を後退させ、かつコンプレツサから
の圧縮空気を、通気管20および排出管17を経
てカツタ室1内に供給して切羽地山に空気圧を作
用させた状態で、カツタ駆動装置15を運転して
回転カツタ4を回転させると共に、コンベヤ駆動
装置18を運転してスクリユウ19を回転させ、
かつ推進用ジヤツキ26を伸長してシールド機械
を前進させる。
用して掘進を行なう場合は、チユーブ3を収縮さ
せて背圧板2を後退させ、かつコンプレツサから
の圧縮空気を、通気管20および排出管17を経
てカツタ室1内に供給して切羽地山に空気圧を作
用させた状態で、カツタ駆動装置15を運転して
回転カツタ4を回転させると共に、コンベヤ駆動
装置18を運転してスクリユウ19を回転させ、
かつ推進用ジヤツキ26を伸長してシールド機械
を前進させる。
回転カツタ4により掘削された土砂類は、カツ
タ室1内に侵入したのちスクリユウコンベヤ5に
より後方に移送され、次いでロータリフイーダ2
1から搬送用コンベヤ22に排出され、その搬送
用コンベヤ22により後方に搬送される。この場
合、ロータリフイーダ21は多量の圧縮空気の漏
洩を防止しながら土砂類を排出するので、カツタ
室1内は高圧状態に保たれる。
タ室1内に侵入したのちスクリユウコンベヤ5に
より後方に移送され、次いでロータリフイーダ2
1から搬送用コンベヤ22に排出され、その搬送
用コンベヤ22により後方に搬送される。この場
合、ロータリフイーダ21は多量の圧縮空気の漏
洩を防止しながら土砂類を排出するので、カツタ
室1内は高圧状態に保たれる。
推進用ジヤツキ26の推進1ストロークの開始
から終了近くまでの間は、カツタ室1内の気圧
を、切羽地山に含まれる地下水の水圧と均衡しか
つ切羽地山の膨出および崩落を防止するのに必要
な大きさに保つと共に、カツタ室1内の土砂類の
量が多くなり過ぎて閉塞状態を起こすことがない
ようにスクリユウコンベヤ5およびロータリフイ
ーダ21を通じて適量の排出を行なう。
から終了近くまでの間は、カツタ室1内の気圧
を、切羽地山に含まれる地下水の水圧と均衡しか
つ切羽地山の膨出および崩落を防止するのに必要
な大きさに保つと共に、カツタ室1内の土砂類の
量が多くなり過ぎて閉塞状態を起こすことがない
ようにスクリユウコンベヤ5およびロータリフイ
ーダ21を通じて適量の排出を行なう。
しかし、推進用ジヤツキ26の推進1ストロー
ク終了前の小ストロークの間は、まずロータリフ
イーダ21の回転を停止させ、次いでカツタ室1
内に土砂類が充満、閉塞状態に達するまで、回転
カツタ4およびスクリユウコンベヤ5のスクリユ
ウ19を回転し、シールド機械の推進を停止した
のち、チユーブ3に液体を圧入して膨張させ背圧
板2を押し出しカツタ室内の土圧を前方へ圧迫し
た状態で通気管20の給排気用パルブを排気に切
換えることにより、カツタ室1内の圧縮空気を排
出し、カツタ室内の空気圧を低下させる。
ク終了前の小ストロークの間は、まずロータリフ
イーダ21の回転を停止させ、次いでカツタ室1
内に土砂類が充満、閉塞状態に達するまで、回転
カツタ4およびスクリユウコンベヤ5のスクリユ
ウ19を回転し、シールド機械の推進を停止した
のち、チユーブ3に液体を圧入して膨張させ背圧
板2を押し出しカツタ室内の土圧を前方へ圧迫し
た状態で通気管20の給排気用パルブを排気に切
換えることにより、カツタ室1内の圧縮空気を排
出し、カツタ室内の空気圧を低下させる。
前述の一連の空気加圧および空気減圧の操作
は、シールド機械推進中に切羽に圧縮空気圧を作
用させることにより、切羽前方およびシールド外
筒6の外周の地盤に侵入した圧縮空気を推進停止
中にカツタ室1内に戻し、カツタ室内から後方に
排出するための操作である。
は、シールド機械推進中に切羽に圧縮空気圧を作
用させることにより、切羽前方およびシールド外
筒6の外周の地盤に侵入した圧縮空気を推進停止
中にカツタ室1内に戻し、カツタ室内から後方に
排出するための操作である。
シールド機械の停止中は、チユーブ3内に水を
圧入し、その水圧によりチユーブ3を膨張させる
と共に背圧板2を前方に押圧し、その背圧板2の
押圧力により切羽地山の膨出および崩落を防止す
る。
圧入し、その水圧によりチユーブ3を膨張させる
と共に背圧板2を前方に押圧し、その背圧板2の
押圧力により切羽地山の膨出および崩落を防止す
る。
第4図および第5図はこの発明の第2実施例を
示すものであつて、隔壁7により軸受28を介し
て回転自在に支承されている筒状のカツタ軸11
の前端部に、環状板体29の内周側部分が一体に
固定され、かつ環状板体29の外周側部分には、
シールド外筒6により軸受30を介して回転自在
に支承されている筒体31の後端部が一体に固定
され、さらに各カツタアーム9の外端部は筒体3
1の前端部に固定され、またほぼL字状のリブプ
レート32はカツタアーム9の後面、筒体31の
前部内面およびカツタ軸11の内面に固定されて
いる。
示すものであつて、隔壁7により軸受28を介し
て回転自在に支承されている筒状のカツタ軸11
の前端部に、環状板体29の内周側部分が一体に
固定され、かつ環状板体29の外周側部分には、
シールド外筒6により軸受30を介して回転自在
に支承されている筒体31の後端部が一体に固定
され、さらに各カツタアーム9の外端部は筒体3
1の前端部に固定され、またほぼL字状のリブプ
レート32はカツタアーム9の後面、筒体31の
前部内面およびカツタ軸11の内面に固定されて
いる。
隔壁7と環状板体29との間にスラスト軸受3
3が介在され、かつ前記カツタ軸11の後端内部
に固定されたフランジ34と排出管17の前端部
に固定されたフランジ35との間にはシールリン
グ36が介在され、前記排出管17の前端部に連
設された溝形部分37とその中に配置されたスク
リユウ19の前部とは、前記カツタ軸11、環状
板体29、筒体31およびフランジ34,35に
より囲まれたカツタ室1内に配置され、さらに排
出管17はシールド外筒6に固定された支持ビー
ム38に固定されている。
3が介在され、かつ前記カツタ軸11の後端内部
に固定されたフランジ34と排出管17の前端部
に固定されたフランジ35との間にはシールリン
グ36が介在され、前記排出管17の前端部に連
設された溝形部分37とその中に配置されたスク
リユウ19の前部とは、前記カツタ軸11、環状
板体29、筒体31およびフランジ34,35に
より囲まれたカツタ室1内に配置され、さらに排
出管17はシールド外筒6に固定された支持ビー
ム38に固定されている。
前面に鋼製円環状背圧板2を固着したゴム製円
環状チユーブ3の後面は前記環状板体29に固着
され、そのチユーブ3に一端部が接続された送水
管24は前記フランジ34に気密に貫通固定さ
れ、かつその送水管24の他端部にはカツプリン
グ39を介して送水管40の一端部が着脱自在に
接続され、その送水管40は給排水用バルブを介
して送水ポンプ等の水圧源に接続されているが、
その他の構成は第1実施例の場合と同様である。
環状チユーブ3の後面は前記環状板体29に固着
され、そのチユーブ3に一端部が接続された送水
管24は前記フランジ34に気密に貫通固定さ
れ、かつその送水管24の他端部にはカツプリン
グ39を介して送水管40の一端部が着脱自在に
接続され、その送水管40は給排水用バルブを介
して送水ポンプ等の水圧源に接続されているが、
その他の構成は第1実施例の場合と同様である。
第2実施例の場合は、シールド機械により掘進
を行なうとき通水管24がカツタ軸11の中心の
周りに回転するので、通水管24から送水管40
を分離しておき、シールド機械を停止したとき、
通水管24に送水管40を接続してチユーブ3を
膨張させるが、その他の動作は第1実施例の場合
と同様である。
を行なうとき通水管24がカツタ軸11の中心の
周りに回転するので、通水管24から送水管40
を分離しておき、シールド機械を停止したとき、
通水管24に送水管40を接続してチユーブ3を
膨張させるが、その他の動作は第1実施例の場合
と同様である。
前記各実施例の場合は、圧縮空気の供給および
排出を排出管17の後端上部から行なうように構
成しているが、その供給および排出場所は隔壁ま
たはその他の任意場所であつてもよい。
排出を排出管17の後端上部から行なうように構
成しているが、その供給および排出場所は隔壁ま
たはその他の任意場所であつてもよい。
この発明によれば、カツタ室1内の後部におい
て背圧板2を支承しているチユーブ3を収縮させ
ると共に、カツタ室1内に圧縮空気を供給しなが
ら、シールド機械を推進し、カツタ室1の前部の
回転カツタ4により掘削した土砂を、カツタ室1
内に受け入れたのちそのカツタ室に接続されたス
クリユウコンベヤ5により排出し、次にシールド
機械による掘進を停止したとき、前記カツタ室1
への圧縮空気の供給を停止し、かつ前記チユーブ
3内に流体を供給して膨張させると共にそのチユ
ーブ3により前記背圧板2を介してカツタ室1内
の土砂を背面から加圧支承するので、シールド機
械の停止中にカツタ室1内に圧縮空気を供給しな
くても、チユーブ3内の水圧により押圧される背
圧板2によつて切羽地山の膨出および崩落を防止
することができ、そのためシールド機械の停止中
にカツタ室内に圧縮空気を供給し続ける必要がな
いので、シールド機械停止中にコンプレツサの運
転を継続する必要はなく、しかもシールド機械の
停止中に供給される圧縮空気が地盤に送り込まれ
て地盤沈下、酸欠空気の発生という前記従来の限
定圧気シールド工法の問題を解消することができ
る効果が得られる。
て背圧板2を支承しているチユーブ3を収縮させ
ると共に、カツタ室1内に圧縮空気を供給しなが
ら、シールド機械を推進し、カツタ室1の前部の
回転カツタ4により掘削した土砂を、カツタ室1
内に受け入れたのちそのカツタ室に接続されたス
クリユウコンベヤ5により排出し、次にシールド
機械による掘進を停止したとき、前記カツタ室1
への圧縮空気の供給を停止し、かつ前記チユーブ
3内に流体を供給して膨張させると共にそのチユ
ーブ3により前記背圧板2を介してカツタ室1内
の土砂を背面から加圧支承するので、シールド機
械の停止中にカツタ室1内に圧縮空気を供給しな
くても、チユーブ3内の水圧により押圧される背
圧板2によつて切羽地山の膨出および崩落を防止
することができ、そのためシールド機械の停止中
にカツタ室内に圧縮空気を供給し続ける必要がな
いので、シールド機械停止中にコンプレツサの運
転を継続する必要はなく、しかもシールド機械の
停止中に供給される圧縮空気が地盤に送り込まれ
て地盤沈下、酸欠空気の発生という前記従来の限
定圧気シールド工法の問題を解消することができ
る効果が得られる。
第1図ないし第3図はこの発明の第1実施例を
示すものであつて、第1図はシールド機械による
推進および掘削土背面加圧を説明するための縦断
側面図、第2図は回転カツタとシールド外筒との
関係を示す正面図、第3図は第1図のA−A線断
面図である。第4図および第5図はこの発明の第
2実施例を示すものあつて、第4図はシールド機
械による掘進および掘削土背面加圧を説明するた
めの縦断側面図、第5図は第4図のB−B線断面
図である。 図において、1はカツタ室、2は背圧板、3は
チユーブ、4は回転カツタ、5はスクリユウコン
ベヤ、6は鋼製シールド外筒、7は鋼製隔壁、1
1はカツタ軸、12は軸受筒、13は大径従動歯
車、15はカツタ駆動装置、16は駆動ピニオ
ン、17は排出筒、18はコンベヤ駆動装置、1
9はスクリユウ、20は通気管、21はロータリ
フイーダ、24は通水管、26は推進用ジヤツ
キ、27はセグメントリング、31は筒体、33
はスラスト軸受、39はカツプリング、40は送
水管である。
示すものであつて、第1図はシールド機械による
推進および掘削土背面加圧を説明するための縦断
側面図、第2図は回転カツタとシールド外筒との
関係を示す正面図、第3図は第1図のA−A線断
面図である。第4図および第5図はこの発明の第
2実施例を示すものあつて、第4図はシールド機
械による掘進および掘削土背面加圧を説明するた
めの縦断側面図、第5図は第4図のB−B線断面
図である。 図において、1はカツタ室、2は背圧板、3は
チユーブ、4は回転カツタ、5はスクリユウコン
ベヤ、6は鋼製シールド外筒、7は鋼製隔壁、1
1はカツタ軸、12は軸受筒、13は大径従動歯
車、15はカツタ駆動装置、16は駆動ピニオ
ン、17は排出筒、18はコンベヤ駆動装置、1
9はスクリユウ、20は通気管、21はロータリ
フイーダ、24は通水管、26は推進用ジヤツ
キ、27はセグメントリング、31は筒体、33
はスラスト軸受、39はカツプリング、40は送
水管である。
Claims (1)
- 1 カツタ室1内の後部において背圧板2を支承
している膨縮自在のチユーブ3を収縮させると共
に、カツタ室1内に圧縮空気を供給しながら、シ
ールド機械を推進し、カツタ室1の前部の回転カ
ツタ4により掘削した土砂を、カツタ室1内に受
け入れたのちそのカツタ室に接続されたスクリユ
ウコンベヤ5により排出し、次にシールド機械に
よる掘進を停止したとき、前記カツタ室1内から
圧縮空気を後方に排出し、かつ前記チユーブ3内
に流体を供給して膨張させると共にそのチユーブ
3により前記背圧板2を介してカツタ室1内の土
砂を背面から加圧支承することを特徴とする掘削
土背面加圧式限定圧気シールド工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6168382A JPS58178799A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 掘削土背面加圧式限定圧気シ−ルド工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6168382A JPS58178799A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 掘削土背面加圧式限定圧気シ−ルド工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58178799A JPS58178799A (ja) | 1983-10-19 |
JPS6134555B2 true JPS6134555B2 (ja) | 1986-08-08 |
Family
ID=13178302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6168382A Granted JPS58178799A (ja) | 1982-04-15 | 1982-04-15 | 掘削土背面加圧式限定圧気シ−ルド工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58178799A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61211499A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-19 | 鹿島建設株式会社 | 土圧系シールド掘進方法 |
JP4666498B2 (ja) * | 2005-12-16 | 2011-04-06 | 大豊建設株式会社 | 土圧式シールド |
JP7256093B2 (ja) * | 2019-08-09 | 2023-04-11 | 鉄建建設株式会社 | 探査システム、シールド掘削機及び探査方法 |
-
1982
- 1982-04-15 JP JP6168382A patent/JPS58178799A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58178799A (ja) | 1983-10-19 |
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