JP3609765B2 - 管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高濃度液状体によって切羽の崩壊を防ぎつつ地中を掘進する管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からの管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機では、先導体に複数の後続埋設管を順次連結しつつ後続埋設管の後部を元押し装置によって押込み、地中を横方向に推進して横孔を掘削するが、横孔を左右または上下に湾曲して形成することができない。また高濃度液状体の圧力を、切羽が崩壊せずに安定するように、ほぼ一定の値に保つために、掘削された土砂を排出する排泥管に仕切弁が介在され、この仕切弁は、先導体に連結された後続埋設管内に配置される。仕切弁を用いることによって、排出されるべき土砂が仕切弁内で弁体に噛み込み、仕切弁を全閉状態とすることができず、また希望する絞り量とするための開度に正確に設定することができない。仕切弁は、先導体内の作業者の作業空間を広くするために、前述のように後続埋設管内に配置され、したがって先導体を土壌中に形成された縦孔に収納して横孔を先導体によって掘削するにあたり、後続埋設管が接続されていない状態では、仕切弁が先導体の外方で縦孔内または縦孔の上方の地表面上に配置され、作業者の支障になる。また排泥管、したがって仕切弁は比較的大形であり、しかも仕切弁は、その弁体は排泥管の外側方に変位する構成を有するので、仕切弁の配置のために大きな設置スペースを必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、湾曲した掘削孔を掘削することができ、また掘進作業を容易に行うことができるようにした改良された管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(a)前胴であって、
スキンプレートと、
スキンプレートの前方に配置され、スキンプレートと同軸に回転駆動され、切羽を掘削するカッタ部と、
カッタ部の後方に設けられる隔壁とを有し、
カッタ部と隔壁との間に、高濃度液状体が加圧供給される前胴と、
(b)前胴に連結された中胴と、中胴に連結された後胴とからなる、管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機において、
(c)カッタ部に設けられ、スキンプレートよりも半径方向外方に突出して変位可能な掘削片と、
(d)カッタ部に設けられ、掘削片を変位駆動する掘削片用駆動手段とが設けられ、
(e)前胴と中胴および中胴と後胴の前記連結は、各々の軸線が相互に屈曲変化可能とされ、
(f)前記各軸線を屈曲変化して推進方向を屈曲変化する推進方向駆動手段と、
(g)カッタ部と隔壁との間の掘削室に高濃度液状体を供給する送泥管と、
(h)掘削室から地山の土砂を排出する排泥管と、
(i)前胴内で、排泥管の途中に介在されるピンチバルブとを備え、
このピンチバルブは、
剛性外筒と、
外筒に同軸に収納され、外筒の内面との間に、周方向にわたって延びる空気貯留空間を形成する外面を有し、半径方向に貫通した接続孔を有する剛性内筒と、
内筒に収納され、可撓性を有し、軸線方向両端部は、内筒に固定されるスリーブと、
空気貯留空間に圧縮空気を供給/排出してスリーブ内を開閉する空気圧回路とを含み、
外筒の両端部に着脱可能に取付けられる環状端板を有し、
この端板が、内筒の端面に当接した状態で、スリーブの端部が軸線方向内方に弾発的に圧縮され、
外筒の両端部の内面と、内筒の両端部の外面との間に、Oリングが介在され、
内筒の両端部の内面は、
軸線方向内方になるにつれて内径が大きくなるように傾斜した円錐台面と、
円錐台面の軸線方向内方の端部に連なり、Oリングが嵌合される環状溝を形成するOリング収納部と、
Oリング収納部の軸線方向内方の端部に連なり、軸線方向に沿う内径が一様な当接部と、
当接部の軸線方向内方に連なり、軸線を含む仮想断面が、半径方向内方になるにつれて軸線方向の長さが短くなる台形に形成された隆起部とを含み、
スリーブの両端部外周面は、円錐台面とOリング収納部と当接部と隆起部との各内面に固定されることを特徴とする管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機である。
【0005】
本発明に従えば、土壌に縦孔を掘削して先導体を収納し、先導体を押し出しながら、後続埋設管を順次連結して後続埋設管の後部を元押し装置によって押込み、横孔を掘削する。切羽と前胴の隔壁との間には高濃度液状体が加圧注入され、切羽が安定支持されて切羽の崩壊が防がれる。この切羽は、カッタ部によって掘削される。左右または上下に湾曲した横孔を掘削するには、カッタビットまたはローラビットなどの掘削片を、油圧シリンダなどの掘削片用駆動手段によってスキンプレートの外面よりも半径方向外方に突出し、カッタ部の回転によってスキンプレートの外面よりも大きい内面を有する横孔を形成する。こうしてスキンプレートの外面と横孔の内面との間に隙間を生じ、この隙間には高濃度液状体が充満し、いわばテールボイド部が形成される。前胴と中胴とは、それらの各軸線が変化可能であり、また前後に隣接する中胴と後胴の各軸線も変化可能であり、油圧ジャッキなどの推進方向駆動手段によって、これらの前胴と中胴との各軸線の変化を設定し、また中胴と後胴の軸線の変化を設定する。これによって横孔の軸線が滑らかに湾曲して形成されることになる。前胴、中胴、後胴の外形は、ほぼ直円筒状である。
本発明に従えば、切羽に高濃度液状体を加圧接触して切羽を安定化するために、掘削室には送泥管が臨んで設けられ、カッタ部および掘削片によって掘削した地山の土砂は、排泥管によって掘削室から排出される。
排泥管の途中には、前胴内においてピンチバルブが介在され、このピンチバルブは、剛性筒状ケース内に設けられたスリーブを、ケースの内面とスリーブの外面との間に供給/排出される圧縮空気によって成形し、したがってスリーブによる土砂排出経路を全閉状態とすることが容易に可能であり、また希望する絞り量を有する開度に保つことができる。このようなスリーブによってピンチバルブの土砂排出経路の流路断面積を調整することができるので、前述の先行技術に関連して述べた仕切弁のように土砂の噛み込みによる支障が生じるおそれはなく、しかも構成を小形化することができる。
本発明に従えば、剛性外筒と剛性内筒とによってケースを構成し、外筒の内面と内筒の外面との間に、空気貯留空間を形成し、内筒内には、可撓性スリーブを配置し、空気貯留空間内に圧縮空気を供給することによって、接続孔からスリーブの外面に圧縮空気が作用し、スリーブによって形成される流路断面積を変化することができる。そのため粒状物を噛み込むことなく、全閉状態を達成することができ、また希望する開度を達成することができる。またこのような構成は、前述の仕切弁に比べて、小形に実現することができる。スリーブは、たとえばゴムなどの材料から成り、自然状態で内筒の内面に接触して復帰するばね力を有してもよい。
泥濃式掘進機における排泥管の途中には、前胴内において本件ピンチバルブが、介在されて、土砂と水との混合物の流量制御を行うために実施される。
本発明に従えば、後述の図19に明瞭に開示されるように、外筒の両端部に取付けられる環状端板は、スリーブの端部を弾発的に圧縮し、またこの端板は内筒を、外筒に、内筒が軸線方向に変位しないように固定する。さらにOリングを用いて空気貯留空間内の圧縮空気の漏洩を防ぐ。
さらに本発明に従えば、内筒の両端部の内面に、円錐台面と、Oリング収納部と、当接部と、隆起部とがこの順序で軸線方向内方に形成され、スリーブの両端部外面が、固定されることによって、内筒の内面とスリーブの外面とにおける内筒の前記両端部よりも軸線方向内方の範囲において、気密性が確保された空間が形成される。これによって圧縮空気を作用してスリーブの変形を確実に行わせることができるようになる。
また本発明は、スリーブの両端部には、前記当接部に弾発的に拡径して押し当てる環状の補強材が埋設されていることを特徴とする。
スリーブ内に設けられた環状補強材の働きによって、内筒の両端部の内面に形成された当接部に弾発的に拡径して押し当てることによって、内筒の内面とスリーブの外面との間の気密性をさらに確実に達成することができる。
また本発明は、掘削室内の液状体の圧力を検出する圧力センサと、
圧力センサの出力に応答し、検出される圧力が予め定める値に保たれるように、空気圧回路を制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
また本発明に従えば、ピンチバルブの可撓性スリーブによって土砂排出経路の流路断面積を希望する値に正確に設定することができるので、圧力センサによって検出される掘削室内の高濃度液状体の圧力、したがって切羽に接触する高濃度液状体の圧力を、希望する予め定める値、たとえば或る一定の値の範囲内に、正確に保つことができる。
【0006】
また本発明は、掘削片用駆動手段は、油圧シリンダであり、
油圧シリンダのピストンロッドに連結され、掘削片に固定され、ピストンロッドの軸線に直角な断面が矩形である連結体と、
カッタ部に設けられ、連結体を、連結体の軸線まわりの角変位を阻止してカッタ部の半径方向に案内する案内孔を有する案内部と、
カッタ部に先端部が固定され、スキンプレート内に同軸に設けられ、油圧シリンダに接続される作動油路が形成され、隔壁の後方に延びる回転軸と、
隔壁の後方で、回転軸の作動油路に接続される回転管継手と、
回転管継手を介して作動油を供給/排出する油圧回路と、
スキンプレート内で隔壁よりも後方でカッタ部に設けられる内歯歯車と、
内歯歯車に噛合する外歯歯車と、
外歯歯車を回転駆動する手段とを含むことを特徴とする。
【0007】
本発明に従えば、掘削片用駆動手段は油圧シリンダによって実現され、そのピストンロッドに連結体を介して掘削片が固定され、この掘削片の断面は矩形であり、たとえば正方形または長方形であり、カッタ部に設けられた案内部の案内孔は、連結体の矩形断面に対応したたとえば矩形の断面形状を有し、したがって連結体がその軸線まわりに角変位することが阻止され、連結体、したがって掘削片は、カッタ部の半径方向に変位可能となる。こうして掘削片によって、スキンプレートの外面よりも半径方向外方で地中を掘削することができる。
【0008】
油圧シリンダに作動油を供給するために、カッタ部に固定される回転軸内に作動油路が形成され、油圧回路から回転管継手を介して作動油路に作動油が供給または排出される。これによって油圧シリンダの伸縮駆動が達成される。油圧シリンダは複動シリンダであってもよい。カッタ部に固定された内歯歯車には、外歯歯車が噛合し、この外歯歯車は油圧モータまたは電動モータによって回転駆動される。こうして前胴内における回転軸とカッタ部を回転駆動するための構成、すなわち内歯歯車、外歯歯車および外歯歯車回転駆動手段との場所の取り合いの問題を解決する。
【0009】
また本発明は、推進方向駆動手段は、周方向に等間隔に設けられた伸縮可能な複数のジャッキであり、
ジャッキの端部が、前胴と中胴および中胴と後胴にピン結合されることを特徴とする。
【0010】
本発明に従えば、前胴とその前胴に連結される中胴とは、推進方向駆動手段であるジャッキによって連結され、また推進方向前後に隣接する中胴と後胴もジャッキによって連結され、これらのジャッキは、周方向に等間隔をあけて複数設けられ、前胴と中胴の軸線を変化設定することができ、また前後の中胴と後胴の軸線の変化を設定することができる。これらの各ジャッキは、前胴と中胴および中胴と後胴の軸線を通る仮想平面内でそれらの各軸線にほぼ平行に配置され、ジャッキの両端部は、ピン結合によって前胴と中胴および中胴と後胴に接続される。これによってジャッキの伸縮駆動動作を、円滑に行わせることができる。
【0011】
また本発明は、掘削片は、カッタビットであることを特徴とする。
また本発明は、掘削片は、
カッタ部の前方になるにつれてカッタ部の軸線に向かって傾斜するビット軸線を有し、カッタ部の半径方向内方になるにつれて小径に形成されたローラビットであることを特徴とする。
【0012】
本発明に従えば、掘削片はカッタビットであってもよいが、外形がほぼ円錐状であるローラビットであってもよく、そのほかの構成であってもよい。
【0013】
また本発明は、掘削片と掘削片用駆動手段とは、周方向に等間隔に設けられることを特徴とする。
【0014】
本発明に従えば、掘削片とその掘削片を駆動する手段とは、カッタビットの周方向に等間隔に設けられ、カッタビットの回転軸線に関して線対称であり、したがって横孔の内面の掘削片による掘削時に、その回転軸線に垂直な無理な力が作用することが防がれ、本発明の実現が容易になる。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態の管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機1の一部の断面図であり、図2はその泥濃式掘進機1の一部を示す斜視図であり、図3は泥濃式掘進機1の正面図であり、図4は泥濃式掘進機1の簡略化した水平断面図であり、図5は泥濃式掘進機1の簡略化した縦断面図である。管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機1は、基本的に前胴2と前胴2に連結された中胴3aと後胴3bとを含む。前胴2は、直円筒状のスキンプレート4と、そのスキンプレート4の前方に配置されるカッタ部5とを含む。カッタ部5は、カッタ部本体6の前部にカッタビット7およびディスクカッタ8,9,10が取付けられ、スキンプレート4と同一の軸線11まわりに回転駆動される。切羽12を掘削することによって発生する土砂は、カッタ部本体6の排土孔13を介して掘削室16に入込む。掘削室16は、カッタ部5の後方(図1、図4および図5の右方)に、隔壁17によって規定されて形成される。隔壁17は、スキンプレート4に固定される。カッタ部本体6には、軸線11と同軸の回転軸18がスキンプレート4の後方に延びて隔壁17を気密に貫通する。カッタ部本体6には、スキンプレート4の内方でほぼ円筒状のスクレーパ19が形成され、軸受20によってスキンプレート4に前述のようにカッタ部5が回転自在に支持される。スクレーパ19には、環状の内歯歯車21が固定される。内歯歯車21には、外歯歯車22が噛合う。内歯歯車21は、油圧モータまたは電動モータなどによって実現されるモータ23によって回転駆動される。
【0021】
図6は前胴2の正面から見たカッタ部5を簡略化して示す正面図であり、図7は図4の切断面線VII−VIIから見た断面図であり、図8は図4の切断面線VIII−VIIIから見た断面図である。隔壁17には、送泥管25と排泥管26が固定される。これらの管25,26の端部は、掘削室16に臨む。排泥管26には、前胴2内でピンチバルブ27が設けられ、さらに中胴3aにもピンチバルブ28が設けられてもよい。前胴2のスキンプレート4の後部には、中胴3aの前部が部分的に嵌まり込み、しかも前胴2の前記軸線11fと中胴3aの軸線11aとは相互に変化可能に、連結される。したがって前胴2のスキンプレート4の後部内周面と中胴3aの前部内周面との間には、隙間が存在する。本件明細書において数字の参照符には、添え字a,b,c,…を付して示すことがあり、総括的に数字のみで示すことがある。
【0022】
前胴2のスキンプレート4の後部と、中胴3aの前部との間には、方向修正ジャッキ29が介在され、このジャッキ29の両端部は、ピン30,31によって前胴2と中胴3aとに連結される。ピン30,31の軸線は、軸線11fを含む仮想平面に垂直であり、この仮想平面内に、ジャッキ29の長手軸線が存在する。
【0023】
前述の図8に明らかに示されるように、ジャッキ29は軸線11fのまわりに周方向に等間隔をあけて、たとえばこの実施の形態では90度の間隔をあけて、複数、たとえば合計4個配置される。ジャッキ29を、個別的に油圧回路によって伸縮変位することによって、前胴2の軸線11fと中胴3aの軸線11aとの相互の変化を調整して設定することができる。前後に隣接する中胴3a,後胴3bもまた、前述と同様なジャッキ29によって連結される。
【0024】
図9は、図1の切断面線IX−IXから見た一部の断面図である。本発明では、カッタ部5のカッタ部本体6には、前述のカッタビット7およびディスクカッタ8〜10よりも後方で、スキンプレート4の前方に、掘削片であるカッタビット32が、スキンプレート4よりも仮想線33で示されるように半径方向外方に突出して変位可能に設けられる。カッタビット32の基端部は、連結体34に固定される。この連結体34は、掘削片用駆動手段である複動油圧シリンダ35のピストンロッド36に連結される。
【0025】
カッタ部本体6には、図9に示されるように案内孔37を有する案内部38が固定される。連結体34は、その連結体34の軸線、したがってカッタ部5の半径方向に垂直な断面が矩形であり、たとえば正方形または長方形である。案内孔37は、連結体34、さらにカッタビット32を案内し、その案内孔37の軸線に垂直な断面は、連結体34の前記断面形状に対応して矩形であってもよい。したがって連結体34およびカッタビット32は、その連結体34の軸線まわりに角変位することが阻止される。これによってカッタビット32は、切羽12の掘削によって形成された横孔39の内面を、スキンプレート4の外面よりも半径方向外方で確実に掘削することができる。これによってスキンプレート4の外面とカッタビット32によって切削された横孔39の内面との間には、テールボイド部40が形成される。
【0026】
図10は、管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機1によって地中を掘進している状態を示す全体の系統図である。地中に形成された縦孔42内に、先導体1を収納し、元押し装置43によって地中に先導体1の後部を押込む。この先導体1には、後続埋設管を順次連結し、後続埋設管の後部を、同様に、元押し装置43によって押込む。送泥管25には、高濃度液状体が、ポンプ45から管路46を介して圧送される。排泥管26から排出される泥水は、前述のピンチバルブ27,28を介し、管路27から、排泥コンテナ48に排出される。この排出された土砂は、沈殿槽49で沈殿され、振動ふるい50によって分級されて排出される。ふるい50によって得られた小径の土砂は、沈殿槽51から調整槽52に与えられて水と混合され、調整槽52から送泥プラント53を経て、土砂を含む高濃度液状体となり、前述のポンプ45によって管路46から送泥管25に供給される。送泥管25からの高濃度液状体は高い圧力で掘削室16内に供給され、さらに排土孔13〜15を経て切羽12とカッタ部5との間の空間に供給される。これによって切羽12が安定に支持され、切羽12の崩壊が防がれる。液状体はまた、テールボイド部40にも供給される。切羽12を掘削することによって得られる土砂は、排土孔13〜15を経て掘削室16から排泥管26およびピンチバルブ27,28を経て前述のように排出される。
【0027】
図11は、本発明の泥濃式掘進機1が地中を掘進し、上方または下方に湾曲して横孔を形成する状態を示す簡略化した縦断面図である。図11(1)では、推進方向下流が上向きに湾曲した横孔を形成し、図11(2)は推進方向下流が下方に湾曲した横孔を形成する状態を示す。図11(1)では、たとえば図8に示されるジャッキ29a,29dを縮小し、それよりも下方のジャッキ29b,29cを伸長した状態とする。図11(2)では、ジャッキ29a,29dを伸長し、下方のジャッキ29b,29cを縮小する。
【0028】
本発明の実施の他の形態では、地中を左右に湾曲した横孔を形成するには、図8に示される右のジャッキ29a,29dを縮小(または伸長)し、左のジャッキ29b,29cを伸長(または縮小)する。さらに横孔を地中で上下方向かつ左右方向に湾曲して形成するには、これらのジャッキ29a〜29dの長さを相対的に変化することによって、形成することもできる。このことは中胴3a,後胴3b間に設けられたジャッキ29に関しても同様である。
【0029】
再び図1を参照して、油圧シリンダ35に作動油を供給するために、回転軸18内には作動油路54が形成され、回転管継手55を介して油圧回路56が接続される。回転管継手55は、回転軸18を隔壁17よりも後方で固定位置に設けられた筒体57を有する。複数の作動油路54は、回転軸18を半径方向に延びる径孔を経て連なり、この径孔は、回転軸18の軸線方向に間隔をあけて配置される。径孔は、筒体57の内面に形成された各環状溝に連通し、この環状溝は、個別的に油圧回路56に接続される。
【0030】
油圧シリンダ35の伸縮状態、したがってカッタビット32のカッタ部5における半径方向の位置は、位置センサ59によって検出される。位置センサ59の電気信号出力は、回転軸18内に設けられたケーブルを経て、スリップリング61から外部に取出されて、制御回路62に与えられる。制御回路62は、カッタビット32が希望する位置となるように油圧回路56を制御する。カッタビット32は、仮想線33のように半径方向外方にスキンプレート4の外面から突出して位置することができるが、スキンプレート4の外面と同一位置またはそれよりも半径方向内方に位置することができ、このとき、直線状の横孔を形成することができる。
【0031】
図12は本発明の実施の他の形態の泥濃式掘進機1の前胴2を簡略化して示す断面図であり、図13は図12に示される前胴2の簡略化した斜視図である。図12および図13に示される実施の形態は、前述の図1〜図11の実施の形態に類似し、対応する部分には同一の参照符を付す。注目すべきはこの実施の形態では、複動油圧シリンダ35によって駆動される連結体34には、取付け部64を介してカッタ部本体6よりも前方(図12の左方)に、ローラビット65が固定される。ローラビット65は、軸線11まわりに周方向に等間隔をあけてたとえばこの実施の形態では6個配置され、各ローラビット65は、個別的な油圧シリンダ35によって半径方向に駆動される。ローラビット65は、カッタ部5の前方(図12の左方、前進方向下流)になるにつれてカッタ部5の軸線11に向って角度θ1だけ傾斜したビット軸線66を有し、このビット軸線66まわりに回転可能に取付け部64に設けられる。ローラビット65は、カッタ部5の半径方向内方になるにつれて小径に形成された複数山分離形の形状を有する。そのほかの構成は、前述の実施の形態と同様である。
【0032】
図14は本発明の実施のさらに他の形態の泥濃式掘進機1の斜視図である。この実施の形態では、カッタ部5のカッタ部本体6は基本的に、+字状に形成され、このカッタ部本体6に、前述のようにカッタビットおよびディスクカッタなどが装着される。図14の泥濃式掘進機もまた矢符67で示されるように湾曲して推進し、左右/上下方向に滑らかに湾曲した横孔を形成することができる。図14の実施の形態のそのほかの構成は、前述の実施の形態と同様である。
【0033】
図15は、本発明の実施のさらに他の形態の泥濃式掘進機1の簡略化した正面図である。この泥濃式掘進機のカッタ部5は、ほぼY字状のカッタ部本体6にカッタビット7が固定される。本発明の実施の他の形態では、カッタ部5は、前述の実施の形態とは異なる形状を有してもよい。
【0034】
図16はピンチバルブ27の縦断面図であり、図17はピンチバルブ27の左側面図であり、図18はピンチバルブ27の図16における切断面線XVIII−XVIIIから見た断面図である。ピンチバルブ27は、剛性外筒71と、外筒71に同軸に収納される剛性内筒72とを含むケース73の前記内筒72内にスリーブ74が収納されて構成される。外筒71と内筒72とは、たとえばステンレス鋼などの金属製であり、スリーブ74は可撓性を有し、さらに弾発性を有してもよく、天然ゴムまたは合成ゴムなどから成ってもよい。これらの外筒71と内筒72とは、ほぼ直円筒状であり、スリーブ74もまた、自然状態では直円筒状であり、自然状態でスリーブ74の外面は、内筒72の内面に弾発的に当接してもよい。
【0035】
図19は、図16のセクションAの拡大断面図である。外筒71の内面と内筒72の外面との間に、周方向にわたって延びる空気貯留空間76が形成される。内筒72には、半径方向に貫通した複数の接続孔77(図16参照)が形成される。
【0036】
外筒71に設けられた圧縮空気供給口78と圧縮口排出口79は、空気貯留空間76に連通し、これらの供給口78と排出口79とは、空気圧回路81に接続される。
【0037】
排泥管26は、スリーブ74が形成される土砂排出経路82に連通する。
外筒71の両端部には、環状端板84がボルト85によって着脱可能に取付けられる。この端板84が外筒71の端面86に当接し、またはわずかに間隔をあけて対向した状態で、端板84は内筒72の端面87に当接し、このとき端板84の内端面88は、スリーブ74の外端面89を、スリーブ74の端部が軸線方向内方(図19)の右方に弾発的に圧縮されるように押付ける。これによって気密性が達成される。
【0038】
外筒71の両端部の内面と、内筒72の両端部の外面との間には、Oリング90が介在されて、Oリング90よりも軸線方向内方(図19の右方)における空気貯留空間76の気密性が向上される。
【0039】
内筒72の両端部の内面は、円錐台面91と、Oリング収納部92と、当接部93と、隆起部94とが、軸線方向外方から内方にこの順序で形成される。円錐台面91は、軸線方向内方につれて内径が大きくなるように傾斜する。Oリング収納部92は、円錐台面91の軸線方向内方の端部に連なって軸線に垂直に半径方向内方に延びる第1垂直部95と、軸線方向に垂直に延びる第2垂直部97とを含む。当接部93は、Oリング収納部92の軸線方向内方の端部である第2垂直部97に連なり、軸線方向に沿う内径が一様なたとえば直円筒状に形成される。
【0040】
隆起部94は、軸線を含む仮想平面(図9の紙面)内で仮想断面が台形であり、当接部93の軸線方向内方に連なる第1傾斜部98と、軸線方向に沿う内径が一様な直円筒状の筒部99と、第2傾斜部100とを含む。
【0041】
スリーブ74の両端部外周面は、円錐台面91とOリング収納部92と当接部93と隆起部94との各内面に固定され、たとえばその固定のために接着剤が用いられてもよい。スリーブ94の両端部には、当接部93の内面に弾発的に拡径して押当てる環状の補強材101が埋設される。補強材101は、たとえばピアノ線などの金属製であってもよく、弾発力を有する。
【0042】
端板84には軸線方向外方に臨むめねじ102が形成される。接続されるべき排泥管26のフランジ103は、めねじ102に取外し可能に螺合するボルト104によって固定される。
【0043】
外筒の端面に臨んで端板固定用めねじ105が形成される。端板84のボルト挿通孔106を貫通する貫通ボルトの軸部107は、端板固定用めねじ105に取外し可能に螺合する。この貫通ボルト85の頭部108は、端板84のボルト挿通孔106内に入込んで、端板84の図19における左方の外端面よりも軸線方向内方(図19の右方)にある。この頭部108は、ボルト挿通孔106の段差に当接して螺着される。端板84とフランジ103との間には、ゴムなどの弾発性材料から成る環状シール材109が介在され、気密性が向上される。
【0044】
図16に示されるように圧力センサ111は、掘削室16に臨んでたとえば隔壁17に設けられ、隔壁16内、したがって切羽12に接触する高濃度液状体の圧力が検出される。圧力センサ111の出力は、スリップリング61を経て制御回路112に与えられ、これによって制御回路112は空気圧回路81を制御し、圧力センサ111によって検出される圧力が、切羽12の地山を安定化しかつ崩壊を防ぐのに適した圧力の範囲の値に選ばれるように、制御動作が行われる。
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
本発明の応用例として、次の形態が可能である。
(1)端板に、軸線方向外方に臨むめねじが形成され、接続されるべき管のフランジは、めねじに取外し可能に螺合するボルトによって固定されるようにする。
【0056】
本形態に従えば、端板に形成されためねじに、接続されるべき管のフランジを挿通するボルトが取外し可能に螺合し、ピンチバルブと管とが接続される。
【0057】
(2)外筒の端面に臨んで端板固定用めねじが形成され、端板を貫通する貫通ボルトが、端板固定用めねじに取外し可能に螺合し、貫通ボルトの頭部は、端板内に入り込んで端板の外端面よりも軸線方向内方にあり、端板とフランジとの間には、環状シール材が介在されるようにする。
【0058】
本形態に従えば、外筒の外端面に形成された端板固定用めねじに、端板を貫通する貫通ボルトが螺合し、この端板に環状シール材を介在して、接続されるべき間のフランジが取付けられ、貫通ボルトの頭部は端板内に入り込んでおり、すなわち貫通ボルトの頭部は端板の外端面から外方には突出していないので、環状シール材による端板とフランジとの気密性を確実に達成することができる。
【0059】
本形態によれば、土砂などの粒状物が含まれる流体の全閉状態を容易に達成することができ、またそのような粒状物の流量を希望する値に正確に設定することができるようになり、しかも構成を仕切弁などに比べて小形化することができる。
【0060】
また本形態によれば、スリーブの変形を行うための圧縮空気の漏洩を確実に防ぐことができる。さらに分解、組立が容易であり、メンテナンスが容易となる。圧縮空気を用いることによって、その圧縮空気の圧縮性によって、前述のように粒状物をスリーブの内面に挟み込んで全閉状態を確実に達成することができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、カッタ部に掘削片を掘削片用駆動手段によってスキンプレートの半径方向外方に突出変位駆動しつつ、カッタ部の軸線まわりの回転駆動によってスキンプレートの外面よりも大きい内面を有する横孔を形成し、前胴とその前胴に連結される中胴との軸線を変化設定し、また前後に隣接する中胴と後胴を、それらの軸線を変化設定することができるようにしたので、地中で左右および上下に滑らかに湾曲した横孔を掘削することができる。
【0062】
また本発明によれば、切羽の崩壊を防いで安定化するための高濃度液状体の圧力を、排泥管の途中に設けたピンチバルブで正確に設定することができるようになり、仕切弁における土砂の噛み込みによる問題を解決することができ、したがって安定した掘削動作を続行することができる。またピンチバルブは、前述の先行技術における仕切弁に比べて構成を小形化することができ、作業空間をできるだけ大きくすることが容易になる。さらにピンチバルブは、前胴内に設けられ、そのため掘削にあたり縦孔内に収納された先導体によって横孔を掘削する際、排泥管の設置が容易である。
【0063】
また本発明によれば、先導体内における作業空間をできるだけ大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機1の一部の断面図である。
【図2】泥濃式掘進機1の一部を示す斜視図である。
【図3】泥濃式掘進機1の正面図である。
【図4】泥濃式掘進機1の簡略化した水平断面図である。
【図5】泥濃式掘進機1の簡略化した縦断面図である。
【図6】前胴2の正面から見たカッタ部5を簡略化して示す正面図である。
【図7】図4の切断面線VII−VIIから見た断面図である。
【図8】図4の切断面線VIII−VIIIから見た断面図である。
【図9】図1の切断面線IX−IXから見た一部の断面図である。
【図10】管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機1によって地中を掘進している状態を示す全体の系統図である。
【図11】本発明の泥濃式掘進機1が地中を掘進し、上方または下方に湾曲して横孔を形成する状態を示す簡略化した縦断面図である。
【図12】本発明の実施の他の形態の泥濃式掘進機1の前胴2を簡略化して示す断面図である。
【図13】図12に示される前胴2の簡略化した斜視図である。
【図14】本発明の実施のさらに他の形態の泥濃式掘進機1の斜視図である。
【図15】本発明の実施のさらに他の形態の泥濃式掘進機1の簡略化した正面図である。
【図16】ピンチバルブ27の縦断面図である。
【図17】ピンチバルブ27の左側面図である。
【図18】ピンチバルブ27の図16における切断面線XVIII−XVIIIから見た断面図である。
【図19】図16のセクションAの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 泥濃式掘進機(先導体)
2 前胴
3a 中胴
3b 後胴
4 スキンプレート
5 カッタ部
7 カッタビット
8〜10 ディスクカッタ
12 切羽
16 掘削室
17 隔壁
18 回転軸
21 内歯歯車
22 外歯歯車
23 モータ
25 送泥管
26 排泥管
27,28 ピンチバルブ
29 方向修正ジャッキ
30,31 ピン
34 連結体
35 油圧シリンダ
36 ピストンロッド
37 案内孔
38 案内部
39 横孔
42 縦孔
54 作動油路
55 回転管継手
61 スリップリング
65 ローラビット
71 外筒
72 内筒
73 ケース
74 スリーブ
76 空気貯留空間
77 接続孔
81 空気圧回路
84 環状端板
85 貫通ボルト
90 Oリング
91 円錐台面
92 Oリング収納部
93 当接部
94 隆起部
101 補強材
102 めねじ
103 フランジ
104 ボルト
105 端板固定用めねじ
106 ボルト挿通孔
108 頭部
109 環状シール材
111 圧力センサ
Claims (8)
- (a)前胴であって、
スキンプレートと、
スキンプレートの前方に配置され、スキンプレートと同軸に回転駆動され、切羽を掘削するカッタ部と、
カッタ部の後方に設けられる隔壁とを有し、
カッタ部と隔壁との間に、高濃度液状体が加圧供給される前胴と、
(b)前胴に連結された中胴と、中胴に連結された後胴とからなる、管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機において、
(c)カッタ部に設けられ、スキンプレートよりも半径方向外方に突出して変位可能な掘削片と、
(d)カッタ部に設けられ、掘削片を変位駆動する掘削片用駆動手段とが設けられ、
(e)前胴と中胴および中胴と後胴の前記連結は、各々の軸線が相互に屈曲変化可能とされ、
(f)前記各軸線を屈曲変化して推進方向を屈曲変化する推進方向駆動手段と、
(g)カッタ部と隔壁との間の掘削室に高濃度液状体を供給する送泥管と、
(h)掘削室から地山の土砂を排出する排泥管と、
(i)前胴内で、排泥管の途中に介在されるピンチバルブとを備え、
このピンチバルブは、
剛性外筒と、
外筒に同軸に収納され、外筒の内面との間に、周方向にわたって延びる空気貯留空間を形成する外面を有し、半径方向に貫通した接続孔を有する剛性内筒と、
内筒に収納され、可撓性を有し、軸線方向両端部は、内筒に固定されるスリーブと、
空気貯留空間に圧縮空気を供給/排出してスリーブ内を開閉する空気圧回路とを含み、
外筒の両端部に着脱可能に取付けられる環状端板を有し、
この端板が、内筒の端面に当接した状態で、スリーブの端部が軸線方向内方に弾発的に圧縮され、
外筒の両端部の内面と、内筒の両端部の外面との間に、Oリングが介在され、
内筒の両端部の内面は、
軸線方向内方になるにつれて内径が大きくなるように傾斜した円錐台面と、
円錐台面の軸線方向内方の端部に連なり、Oリングが嵌合される環状溝を形成するOリング収納部と、
Oリング収納部の軸線方向内方の端部に連なり、軸線方向に沿う内径が一様な当接部と、
当接部の軸線方向内方に連なり、軸線を含む仮想断面が、半径方向内方になるにつれて軸線方向の長さが短くなる台形に形成された隆起部とを含み、
スリーブの両端部外周面は、円錐台面とOリング収納部と当接部と隆起部との各内面に固定されることを特徴とする管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機。 - スリーブの両端部には、前記当接部に弾発的に拡径して押し当てる環状の補強材が埋設されていることを特徴とする請求項1記載の管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機。
- 掘削室内の液状体の圧力を検出する圧力センサと、
圧力センサの出力に応答し、検出される圧力が予め定める値に保たれるように、空気圧回路を制御する制御手段とを含むことを特徴とする請求項1または2記載の管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機。 - 掘削片用駆動手段は、油圧シリンダであり、
油圧シリンダのピストンロッドに連結され、掘削片に固定され、ピストンロッドの軸線に直角な断面が矩形である連結体と、
カッタ部に設けられ、連結体を、連結体の軸線まわりの角変位を阻止してカッタ部の半径方向に案内する案内孔を有する案内部と、
カッタ部に先端部が固定され、スキンプレート内に同軸に設けられ、油圧シリンダに接続される作動油路が形成され、隔壁の後方に延びる回転軸と、
隔壁の後方で、回転軸の作動油路に接続される回転管継手と、
回転管継手を介して作動油を供給/排出する油圧回路と、
スキンプレート内で隔壁よりも後方でカッタ部に設けられる内歯歯車と、
内歯歯車に噛合する外歯歯車と、
外歯歯車を回転駆動する手段とを含むことを特徴とする請求項1〜3のうちの1つに記載の管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機。 - 推進方向駆動手段は、周方向に等間隔に設けられた伸縮可能な複数のジャッキであり、
ジャッキの端部が、前胴と中胴および中胴と後胴にピン結合されることを特徴とする請求項1〜4のうちの1つに記載の管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機。 - 掘削片は、カッタビットであることを特徴とする請求項1〜5のうちの1つに記載の管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機。
- 掘削片は、
カッタ部の前方になるにつれてカッタ部の軸線に向かって傾斜するビット軸線を有し、カッタ部の半径方向内方になるにつれて小径に形成されたローラビットであることを特徴とする請求項1〜5のうちの1つに記載の管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機。 - 掘削片と掘削片用駆動手段とは、周方向に等間隔に設けられることを特徴とする請求項1〜7のうちの1つに記載の管推進埋設用の先導体としての泥濃式掘進機。
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