JPS6134086A - 販売時点情報管理装置 - Google Patents
販売時点情報管理装置Info
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- JPS6134086A JPS6134086A JP59155778A JP15577884A JPS6134086A JP S6134086 A JPS6134086 A JP S6134086A JP 59155778 A JP59155778 A JP 59155778A JP 15577884 A JP15577884 A JP 15577884A JP S6134086 A JPS6134086 A JP S6134086A
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- Japan
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- vibration damping
- damping material
- weight
- parts
- viscosity
- Prior art date
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- Epoxy Resins (AREA)
- Building Environments (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は振動減衰材に関するものであり、さらに詳しく
は船舶のソナー室、バラストタンク、燃料貯蔵タンクな
どの振動発生源となる領域に貼着けて使用される振動減
衰材に関するものである。
は船舶のソナー室、バラストタンク、燃料貯蔵タンクな
どの振動発生源となる領域に貼着けて使用される振動減
衰材に関するものである。
[従来技術]
振動減衰材は、振動エネルギーを熱エネルギーに変換す
る事によって ■ 振動板から発生する固体音を制御する。
る事によって ■ 振動板から発生する固体音を制御する。
■ 振動による材料の疲労、破壊を防止する。
■ 空気伝達音を遮音する。
などの効果を奏するものである。このため船舶のソナー
室、エンジンルームおよびその他振動発生源となる領域
又は、電算機、農業機械、空調機、ホッパー、シュータ
−類の如き機器の固体音や振動を減衰したい分野に広く
利用されている。
室、エンジンルームおよびその他振動発生源となる領域
又は、電算機、農業機械、空調機、ホッパー、シュータ
−類の如き機器の固体音や振動を減衰したい分野に広く
利用されている。
このような振動減衰材としては振動減衰特性はもとより
、耐水、耐油性、曲面に貼着ける時の施工性および耐熱
性などの特性が要求される。
、耐水、耐油性、曲面に貼着ける時の施工性および耐熱
性などの特性が要求される。
従来この種の振動減衰材を製造する公知技術としては、
特公昭58−23426.23427号公報が提案され
ている。これらはエポキシ樹脂を主剤とし、これに樹脂
の可撓性を付与するためのポリアミド樹脂と、又振動減
衰性能を持たせるための鉛粒子や無機充填材を多像配合
するものである。
特公昭58−23426.23427号公報が提案され
ている。これらはエポキシ樹脂を主剤とし、これに樹脂
の可撓性を付与するためのポリアミド樹脂と、又振動減
衰性能を持たせるための鉛粒子や無機充填材を多像配合
するものである。
しかしながら、これらの技術は次に示すごとき問題点を
有している事が判明した。
有している事が判明した。
■ 1.5008Z以下の低周波域での振動減衰特性が
不十分である。
不十分である。
■ 可撓性を付与するためポリアミド樹脂を配合してい
るが、同時に充填材を多量に配合しているため硬度が硬
くなり、施工性が悪くなる。
るが、同時に充填材を多量に配合しているため硬度が硬
くなり、施工性が悪くなる。
■ 組成物を混錬する時、粘度が高くなり、混錬後、成
型器へ注入する時の作業性が悪く、かつ空気を抱き込み
易くなり、成型硬化後の成型品の気泡が多くなる。
型器へ注入する時の作業性が悪く、かつ空気を抱き込み
易くなり、成型硬化後の成型品の気泡が多くなる。
■ 鉛粒子のごとき比重の大きい充填材を配合、する事
によって、成型品の密度が大きくなる。
によって、成型品の密度が大きくなる。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、上記のごとき従来技術の問題点を解決するた
めに鋭意検討されたもので、その目的は低周波から高周
波までの広帯域での振動減衰特性が優れ、かつ軽量で、
曲面に貼着は可能な充分な施工性を有し、更に混錬物の
粘度を低くし、成型器での加工性をも改善することので
きる振動減衰材を提供することにある。
めに鋭意検討されたもので、その目的は低周波から高周
波までの広帯域での振動減衰特性が優れ、かつ軽量で、
曲面に貼着は可能な充分な施工性を有し、更に混錬物の
粘度を低くし、成型器での加工性をも改善することので
きる振動減衰材を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
かかる本発明の問題点は次の構成ににより達成される。
(1) (A >常温から100℃で流動性を有するエ
ポキシ樹脂と、 R1: Ch Hzh士1 (h=0〜22の整数) で示される化合物[Iコと、 (C)常温ないし100℃で流動性を有するポリアミド
樹脂とから成る組成物と、 (D)該組成物に、該組成物100j1量部に対して、
30〜120重量部配合されたS維長10〜1000μ
の炭素繊維及び/又はアスペクト比が3〜70の黒鉛と
から成り、かつ成型硬化されてなる振動減衰材。
ポキシ樹脂と、 R1: Ch Hzh士1 (h=0〜22の整数) で示される化合物[Iコと、 (C)常温ないし100℃で流動性を有するポリアミド
樹脂とから成る組成物と、 (D)該組成物に、該組成物100j1量部に対して、
30〜120重量部配合されたS維長10〜1000μ
の炭素繊維及び/又はアスペクト比が3〜70の黒鉛と
から成り、かつ成型硬化されてなる振動減衰材。
本発明で使用するエポキシ樹脂は主剤となるもので、常
温〜100℃で流動性を示し、25℃での粘度が1〜3
00ポイズ、エポキシ当りが100〜500.分子量が
200〜1000のものが適している。
温〜100℃で流動性を示し、25℃での粘度が1〜3
00ポイズ、エポキシ当りが100〜500.分子量が
200〜1000のものが適している。
このようなエポキシ樹脂としては、たとえば、エピコー
ト828.827.834.807(油化シェル化学K
K製)などがある。
ト828.827.834.807(油化シェル化学K
K製)などがある。
本発明に係る振動減衰材は、上述の式[11で示される
化合物が配合されていることが重要である。該化合物は
可撓性および成型時の加工性向上剤として作用するもの
で、R1はどの位置に配位しても良いが、通常筒5.6
位に配位するものが用いられ、25℃における粘度が0
.5〜50センチボイズ、エポキシ当量が80〜400
、分子量が80〜400ものが適している。このような
化合物としては、メチルグリシジルエーテル、ブチルグ
リシジルエーテル、ヘキシルグリシジルエーテル、オク
チルグリシジルエーテル、デシルグリシジルエーテル、
ドデシルグリシジルエーテル、テトラデシルグリジルエ
ーテル、ヘキサデシルグリシジルエーテル、オクタデシ
ルグリシジルエーテル、エイコシルグリシジルエーテル
、フェニルグリシジルエーテル又はt−ブチルフェニル
グリシジルエーテルなどがある。
化合物が配合されていることが重要である。該化合物は
可撓性および成型時の加工性向上剤として作用するもの
で、R1はどの位置に配位しても良いが、通常筒5.6
位に配位するものが用いられ、25℃における粘度が0
.5〜50センチボイズ、エポキシ当量が80〜400
、分子量が80〜400ものが適している。このような
化合物としては、メチルグリシジルエーテル、ブチルグ
リシジルエーテル、ヘキシルグリシジルエーテル、オク
チルグリシジルエーテル、デシルグリシジルエーテル、
ドデシルグリシジルエーテル、テトラデシルグリジルエ
ーテル、ヘキサデシルグリシジルエーテル、オクタデシ
ルグリシジルエーテル、エイコシルグリシジルエーテル
、フェニルグリシジルエーテル又はt−ブチルフェニル
グリシジルエーテルなどがある。
本発明で使用されるポリアミド樹脂は硬化剤および可撓
性付与剤として用いるもので、25℃における粘度が3
〜200ポイズ、アミン価が100〜800程度のもの
が適している。このようなアミド樹脂としては、たとえ
ば、トーマイド#225−X、#215−X、#225
(富士化成KK製)、パーサミド930.115 (
GeneralM 1lls K K製)、EPON
−Vl 5 (シェルKKIIJ)などがある。
性付与剤として用いるもので、25℃における粘度が3
〜200ポイズ、アミン価が100〜800程度のもの
が適している。このようなアミド樹脂としては、たとえ
ば、トーマイド#225−X、#215−X、#225
(富士化成KK製)、パーサミド930.115 (
GeneralM 1lls K K製)、EPON
−Vl 5 (シェルKKIIJ)などがある。
エポキシ樹脂に対する化合物[1]の配合量は、前者の
100重量部に対し5〜45重量部、より好ましくは1
0〜25重聞部とするのがよい。化合物[I]の配合量
が5重量部未満の時は、成型品の硬度が破くなり過ぎ、
かつ充填材を多化に配合した時の混合時の粘度が高くな
り、加工性および作業性が悪くなる。逆に50重量部を
越える時は軟らかくなり過ぎて必要十分な力学特性が得
られない。
100重量部に対し5〜45重量部、より好ましくは1
0〜25重聞部とするのがよい。化合物[I]の配合量
が5重量部未満の時は、成型品の硬度が破くなり過ぎ、
かつ充填材を多化に配合した時の混合時の粘度が高くな
り、加工性および作業性が悪くなる。逆に50重量部を
越える時は軟らかくなり過ぎて必要十分な力学特性が得
られない。
エポキシ樹脂に対するポリアミド樹脂の配合ωは、前者
の100重量部に対して、100〜800重量部、好ま
しくは200〜500重Φ部の範囲がよい。ポリアミド
樹脂の配合量が100重伊型床満の時は得られる成型品
の硬度が硬くなり過ぎ、逆に800重量部を越える時は
、軟らかくなり過ぎ、かつ必要充分な力学特性が得られ
ない。
の100重量部に対して、100〜800重量部、好ま
しくは200〜500重Φ部の範囲がよい。ポリアミド
樹脂の配合量が100重伊型床満の時は得られる成型品
の硬度が硬くなり過ぎ、逆に800重量部を越える時は
、軟らかくなり過ぎ、かつ必要充分な力学特性が得られ
ない。
本発明におけるポリアミド樹脂は、エポキシ樹脂の硬化
剤として作用するが、なおかつ硬化時間を短縮し、得ら
れる成型品の硬化を充分に進行させるためにエポキシ樹
脂に対して、一般的に使用される硬化剤を用いる事が出
来る。
剤として作用するが、なおかつ硬化時間を短縮し、得ら
れる成型品の硬化を充分に進行させるためにエポキシ樹
脂に対して、一般的に使用される硬化剤を用いる事が出
来る。
このような硬化剤としてトリエチルテトラミン、プロパ
ツールアミン、アミノエチルエタノールアミンのごとき
脂肪族アミン、P−フェニレンジアミン、トリス(ジメ
チルアミノ)メチルフェノール、ベンジルメチルアミン
のごとき芳香族アミン、又は無水フタル酸、無水マレイ
ン酸のごときカルボン酸を使用しても良い。これらの添
加Qは、要求特性によって自由に変え得るが、第1級、
第2級アミンを用いる場合、次式により添加量を決める
のがよい。
ツールアミン、アミノエチルエタノールアミンのごとき
脂肪族アミン、P−フェニレンジアミン、トリス(ジメ
チルアミノ)メチルフェノール、ベンジルメチルアミン
のごとき芳香族アミン、又は無水フタル酸、無水マレイ
ン酸のごときカルボン酸を使用しても良い。これらの添
加Qは、要求特性によって自由に変え得るが、第1級、
第2級アミンを用いる場合、次式により添加量を決める
のがよい。
(注) phr・・・・・・エポキシ樹脂100重量部
に対する配合量。
に対する配合量。
一方、酸無水物の場合は、次式により添加量を求める事
が出来る。
が出来る。
エポキシ当量
C:0.85(はとんどの酸無水物)
0.6(塩素を含む酸無水物)
1.0(第3級アミンを促進剤として用いる場合)
さらに第3級アミンなど触媒として働くものは計算によ
って求められないので、種々の試験から過信を求める。
って求められないので、種々の試験から過信を求める。
本発明に使用する黒鉛は次式で定義されるアスペクトル
比が3〜70のものが適している。
比が3〜70のものが適している。
アスペクト比(AR)=旦
ル
D:フレークの1仔
t:フレークの厚み
アスペクトル比が70を越える場合、混合する樹脂に対
する閣れが悪く、そのため多缶に配合する事がvAlと
なる。該黒鉛の配合量は、エポキシ樹脂、化合物[1]
およびポリアミド樹脂の総■100重酋部に対して、3
0〜120重量部、より好ましくは40〜100重量部
とするのがよい、黒鉛の配合量が30重量部未満の時は
、十分な振動減衰特性が得られず、逆に120重量部を
越える時は得られる成型品の硬度が硬くなり、曲率の大
きい面に貼着ける時の施工性が悪くなる。
する閣れが悪く、そのため多缶に配合する事がvAlと
なる。該黒鉛の配合量は、エポキシ樹脂、化合物[1]
およびポリアミド樹脂の総■100重酋部に対して、3
0〜120重量部、より好ましくは40〜100重量部
とするのがよい、黒鉛の配合量が30重量部未満の時は
、十分な振動減衰特性が得られず、逆に120重量部を
越える時は得られる成型品の硬度が硬くなり、曲率の大
きい面に貼着ける時の施工性が悪くなる。
本発明に使用する炭素iiaは10〜1000μの繊維
長のものが適しているが、より好ましくは30〜500
μのものがよい。このような黒鉛粉末又は短繊維状の炭
素1iftは、ギロチンカッターを用いて製造する事が
出来る。炭素IIIの配合量は、黒鉛の場合と同一条件
で良く、エポキシ樹脂、化合物[1]およびポリアミド
樹脂の総量io。
長のものが適しているが、より好ましくは30〜500
μのものがよい。このような黒鉛粉末又は短繊維状の炭
素1iftは、ギロチンカッターを用いて製造する事が
出来る。炭素IIIの配合量は、黒鉛の場合と同一条件
で良く、エポキシ樹脂、化合物[1]およびポリアミド
樹脂の総量io。
重」部に対して、30〜120重鑓部、より好ましくは
40〜100重量部が適当である。炭素繊維の配合量が
30重量部未満の時は、充分な振動減衰特性が得られず
、逆に120重量部を越える時は得られる成型品の硬度
が大きくなり、曲率の大きい面に貼着ける時の施工性が
悪くなる。黒鉛および炭素繊維は単独使用、併用いずれ
でも良い。
40〜100重量部が適当である。炭素繊維の配合量が
30重量部未満の時は、充分な振動減衰特性が得られず
、逆に120重量部を越える時は得られる成型品の硬度
が大きくなり、曲率の大きい面に貼着ける時の施工性が
悪くなる。黒鉛および炭素繊維は単独使用、併用いずれ
でも良い。
併用時の添加ωの適用範囲は上記の単独添加条件と同一
で良い。
で良い。
本発明に係る振動減衰材は上述のごとく構成されている
ため低周波から高周波まで全領域において極めて優れた
振動減衰特性を発揮することができるうえ、20℃にお
けるアクスター硬度計(タイプC方式)による硬度40
〜95のものを確実に得ることができるので、施工性、
作業性とも極めて良好となすことができる。
ため低周波から高周波まで全領域において極めて優れた
振動減衰特性を発揮することができるうえ、20℃にお
けるアクスター硬度計(タイプC方式)による硬度40
〜95のものを確実に得ることができるので、施工性、
作業性とも極めて良好となすことができる。
又本発明によれば密度を1.05〜1.65のものとな
すことができるので、頗る軽口で作業性に優れる利点が
ある。
すことができるので、頗る軽口で作業性に優れる利点が
ある。
なお本発明においては振動減衰材の特性を損わない範囲
で、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、三酸化
アンチモン、塩化パラフィン、酸化亜鉛、臭化アルミニ
ウムのごとき難燃剤、マイカ、砕砂、フェライトのごと
き無機質の充填材を添加しても良い。
で、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、三酸化
アンチモン、塩化パラフィン、酸化亜鉛、臭化アルミニ
ウムのごとき難燃剤、マイカ、砕砂、フェライトのごと
き無機質の充填材を添加しても良い。
本発明における振動減衰材は、上記成分を必要ら応じて
、室温〜100℃の加温下で、必要な形状が得られる成
型器に注入し、硬化させる事によって得られる。
、室温〜100℃の加温下で、必要な形状が得られる成
型器に注入し、硬化させる事によって得られる。
[実施例]
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。
なお実施例中で撮動減衰性は次の方法で測定したものを
いう。
いう。
16111 /m厚の撮動減衰材を厚さ8m/+n厚の
鋼板に2液型工ボギシ接着剤により張り付けた後、24
HR放置し、接着剤を硬化させた後、米国型規格MI
L−P−225818に準じ、振動減衰波形を測定し、
次式により振動減衰特性(C/CC)を求める。
鋼板に2液型工ボギシ接着剤により張り付けた後、24
HR放置し、接着剤を硬化させた後、米国型規格MI
L−P−225818に準じ、振動減衰波形を測定し、
次式により振動減衰特性(C/CC)を求める。
a、減衰率(DECAY RATE)b、有効減衰率
(EFFECTIVE DECAY RATE) D e= D o D B −−−−−−a”/5e
cC0限界減衰率(PERCENT CRITICA
L DAMPING> ここでF:試料接着円板の固有振動数 N:計算上取った周期の数 A1 :N中の最大振巾 A2:N中の最小振巾 Do :試験接着円板の減衰率 DB :オリジナル円板の減衰率 実施例1、比較例1.2 表−1に示す組成物を、高粘度用ミキサーを用い、80
℃加温度下で、出来るだけ気泡が混入しない様に穏やか
に均一に混合する。次いで得られた混合物を板状成型器
に注入した後、硬化し、16+n/m厚の振動減衰材を
得た。
(EFFECTIVE DECAY RATE) D e= D o D B −−−−−−a”/5e
cC0限界減衰率(PERCENT CRITICA
L DAMPING> ここでF:試料接着円板の固有振動数 N:計算上取った周期の数 A1 :N中の最大振巾 A2:N中の最小振巾 Do :試験接着円板の減衰率 DB :オリジナル円板の減衰率 実施例1、比較例1.2 表−1に示す組成物を、高粘度用ミキサーを用い、80
℃加温度下で、出来るだけ気泡が混入しない様に穏やか
に均一に混合する。次いで得られた混合物を板状成型器
に注入した後、硬化し、16+n/m厚の振動減衰材を
得た。
この振動減衰材の硬度、成型器に移液する時の流動性お
よび成型品の表面の気泡存在状態を表−1に示す。
よび成型品の表面の気泡存在状態を表−1に示す。
表−1から明らかなように、比較例2の如く硬度を軟ら
かくするために、ポリアミド樹脂の比率を大きくした場
合は、硬度は目標レベルに到達するが、第1図に示すご
とく振動減衰特性が劣るという欠点がある。又比較例2
は混合後の粘度が高くなりすぎるため、成型器へ移液す
る時の作業性が悪(、かつ気泡の抱き込みが多くなり成
型後群られる板状振動減衰材の表面の気泡が多いという
欠点がある −一 −。一方、比較例1は硬度
が極めて硬いため施行性が極めて悪いうえ、表面の気泡
も多いととう欠点がある。
かくするために、ポリアミド樹脂の比率を大きくした場
合は、硬度は目標レベルに到達するが、第1図に示すご
とく振動減衰特性が劣るという欠点がある。又比較例2
は混合後の粘度が高くなりすぎるため、成型器へ移液す
る時の作業性が悪(、かつ気泡の抱き込みが多くなり成
型後群られる板状振動減衰材の表面の気泡が多いという
欠点がある −一 −。一方、比較例1は硬度
が極めて硬いため施行性が極めて悪いうえ、表面の気泡
も多いととう欠点がある。
これに対して本発明を満足する実施例1は振動減衰特性
はもとより、硬度、流動性および気泡等のいずれの特性
においても極めて優れたものであることがわかる。
はもとより、硬度、流動性および気泡等のいずれの特性
においても極めて優れたものであることがわかる。
実施例2,3、比較例3〜6
表−2に示す組成物を使用し、実施例1と同一の手順で
161/g+厚の板状振動減衰材を作った。
161/g+厚の板状振動減衰材を作った。
実施例1と同様に振動減衰特性を測定し、第2図に示し
た。又密度を表−2に示した。
た。又密度を表−2に示した。
本発明を満足する実施例2.3は低周波から高周波の全
帯域で振動減衰性がほぼフラットで良好であり、かつ軽
口である。゛これに対して比較例3〜6は実施例2.3
に比較して減衰特性が全体的に低く、とりわけ、200
0H2以下の低周波域での振動減衰特性が顕著に劣る。
帯域で振動減衰性がほぼフラットで良好であり、かつ軽
口である。゛これに対して比較例3〜6は実施例2.3
に比較して減衰特性が全体的に低く、とりわけ、200
0H2以下の低周波域での振動減衰特性が顕著に劣る。
又、密度も大きい。
実施例4〜7、比較例7.8
表−3に示す各組成物を実施例1と同一手順で実施し1
6−/−厚の振動減衰材を得た。この振動減衰材の硬さ
をアスカ−硬度計(タイプC)で測定し、又、100.
12’鋼製マンドレルを用いて、該振動減衰材を巻付は
柔軟性を評価し、巻付いたものを合格とした。評価結果
を表−3に示す。
6−/−厚の振動減衰材を得た。この振動減衰材の硬さ
をアスカ−硬度計(タイプC)で測定し、又、100.
12’鋼製マンドレルを用いて、該振動減衰材を巻付は
柔軟性を評価し、巻付いたものを合格とした。評価結果
を表−3に示す。
ブチルグリシジルエーテル又はオクタデシルグリシジル
エーテルが配合されていない比較例7゜8は硬度が98
で極めて硬く、柔軟性不足のため施行性が極めて悪いと
いう欠点がある。これに対して本発明を満足する実施例
4〜7は硬度が73〜75で充分な柔軟性を有し、施行
性が優れたものとなすことができる。
エーテルが配合されていない比較例7゜8は硬度が98
で極めて硬く、柔軟性不足のため施行性が極めて悪いと
いう欠点がある。これに対して本発明を満足する実施例
4〜7は硬度が73〜75で充分な柔軟性を有し、施行
性が優れたものとなすことができる。
実施例8
実施例2.3で得られた板状振動減衰材をそれぞれ20
〜25℃の蒸溜水および軽油に48時間浸漬した後、各
試料について表−屯に示す周波数ごとに振動減衰特性を
測定した。又処理部の試料についても同様に測定した。
〜25℃の蒸溜水および軽油に48時間浸漬した後、各
試料について表−屯に示す周波数ごとに振動減衰特性を
測定した。又処理部の試料についても同様に測定した。
表−4に結果を示す。
表−4から明らかなように、本発明を満足する振動減衰
材は蒸溜水、軽油浸漬前後の振動減衰材特性に差は認め
られなかった。
材は蒸溜水、軽油浸漬前後の振動減衰材特性に差は認め
られなかった。
実施例9
表−5に示す各組成物を実施例1と同一手順で実施し1
6IIl/m厚の振動減衰材を作った。評価結果を表−
5に示す。表−5から明らかなごとく、本発明を満足す
るN、 3〜N、 7および一11〜N、 15は優れ
た振動減衰特性を有するうえ、適度な硬度を保持できる
ので施行性も極めて良好である。
6IIl/m厚の振動減衰材を作った。評価結果を表−
5に示す。表−5から明らかなごとく、本発明を満足す
るN、 3〜N、 7および一11〜N、 15は優れ
た振動減衰特性を有するうえ、適度な硬度を保持できる
ので施行性も極めて良好である。
[発明の効果コ
本発明は上述のごとく構成したので、低周波から高周波
までの広帯域での振動減衰特性が優れ、かつ軽量で、曲
面に貼着は可能な充分な施行性を有し、更に混錬物の粘
度を低くし、成型器での加工性をも改善することができ
る。
までの広帯域での振動減衰特性が優れ、かつ軽量で、曲
面に貼着は可能な充分な施行性を有し、更に混錬物の粘
度を低くし、成型器での加工性をも改善することができ
る。
第1図および第2図はそれぞれ実施例と比較例の周波数
と振動減衰特性との関係を説明する図である。
と振動減衰特性との関係を説明する図である。
Claims (1)
- (1)(A)常温から100℃で流動性を有するエポキ
シ樹脂と、 (B)▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、R:C_nH_2_n_+_1or▲数式、化学
式、表等があります▼R_1:C_nH_2_n_+_
1 (n=0〜22の整数) で示される化合物[ I ]と、 (C)常温ないし100℃で流動性を有するポリアミド
樹脂とから成る組成物と、 (D)該組成物に、該組成物100重量部に対して、3
0〜120重量部配合された繊維長10〜1000μの
炭素繊維及び/又はアスペクト比が3〜70の黒鉛とか
ら成り、かつ成型硬化されてなる振動減衰材。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59155778A JPS6134086A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 販売時点情報管理装置 |
KR1019850005037A KR880000856B1 (ko) | 1984-07-26 | 1985-07-15 | 진동 감쇠재(振動減衰材) |
JP1234018A JPH066623B2 (ja) | 1984-07-26 | 1989-09-08 | 振動減衰材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59155778A JPS6134086A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 販売時点情報管理装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1234018A Division JPH066623B2 (ja) | 1984-07-26 | 1989-09-08 | 振動減衰材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6134086A true JPS6134086A (ja) | 1986-02-18 |
JPS621988B2 JPS621988B2 (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=15613199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59155778A Granted JPS6134086A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 販売時点情報管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6134086A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63312314A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-20 | Toray Ind Inc | 振動減衰材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5823426A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-12 | 日新電機株式会社 | コンデンサ装置 |
-
1984
- 1984-07-26 JP JP59155778A patent/JPS6134086A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5823426A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-12 | 日新電機株式会社 | コンデンサ装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63312314A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-20 | Toray Ind Inc | 振動減衰材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS621988B2 (ja) | 1987-01-17 |
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