JPS6132572B2 - - Google Patents

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JPS6132572B2
JPS6132572B2 JP538078A JP538078A JPS6132572B2 JP S6132572 B2 JPS6132572 B2 JP S6132572B2 JP 538078 A JP538078 A JP 538078A JP 538078 A JP538078 A JP 538078A JP S6132572 B2 JPS6132572 B2 JP S6132572B2
Authority
JP
Japan
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temperature
set temperature
comparator
gas
timer
Prior art date
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Expired
Application number
JP538078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5498876A (en
Inventor
Shinichi Nakane
Yasukyo Ueda
Keijiro Mori
Shojiro Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP538078A priority Critical patent/JPS5498876A/ja
Publication of JPS5498876A publication Critical patent/JPS5498876A/ja
Publication of JPS6132572B2 publication Critical patent/JPS6132572B2/ja
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  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、現在一般家庭に非常に広く普及して
いるガスコンロの安全性に関するものであり、ガ
スコンロに温度センサを取りつけ、被加熱物の温
度がある任意の第一の設定温度に達した時点でタ
イマー動作を開始するものにおいて、前記第一の
設定温度よりも高い第2の設定温度を設けて、被
加熱物がタイマー動作中に第二の設定温度、つま
り、異常高温に達した場合あるいは、タイマー動
作終了時にガスを遮断しようとするものである。
また、被加熱物が第一の設定温度に達した時点で
タイマー動作の開始と共に、ガス量を絞る構成に
なつているものでも、タイマー動作中に被加熱物
が異常高温(第二の設定温度)になることは十分
に考えられる。そこで、第二の設定温度でガスを
遮断すれば、調理物を焦がす程度のことはあつて
も、火災という大事に至らないで済み、ガスコン
ロ使用上の安全性が一層向上されるのである。ま
た、第二の設定温度をある一定高温に決めること
なく、各第一設定温度に応じてシフトする方式、
要するに第一設定温度に一定値加えたものを第二
設定温度とすれば、調理物を焦がすなどして無駄
にする割合が少なくて済み、使い勝手の面でも向
上が計れるものである。さらに各調理物に応じて
第二設定温度を可変出来れば、焦がす前に調理を
停止することが可能なので非常に便利さも増すの
である。
現在一般市場に出ているガスコンロには、被加
熱物の温度を検出し、前記被加熱物の温度が異常
高温になつた時点でガスを遮断するような安全性
を考慮したものでない。また、オーブン等では被
加熱物の温度には無関係に温度ヒユーズを設置し
てあるものが出ているが、本発明はセンサ検出比
較レベルを被加熱物温度の設定に対応して、二つ
設けてあることも特徴としている。
以下その実施例を添附図面とともに説明する。
第1図において、1は被加熱物の温度を検出する
センサであり、ここでは一例として調理容器の温
度を検出するものである。2はバーナ、3は五
徳、4はガスコンロの外体である。各ツマミは、
5が第一の設定温度用、7はタイマー時間設定
用、6は点火用ガスコツクを示す。
次に第2図に本発明のブロツク図を示す。ガス
はガス量制御部である電磁弁16、点火用ガスコ
ツク6を通つてバーナー2に送られる。調理容器
9の温度を検出するセンサ1の信号は、第一の温
度設定部10の信号との第1の比較器11、及び
第二の温度設定部12の信号との第2の比較器1
3に送られる。前記調理容器9の温度が第一の設
定温度に達すると、タイマー動作を開始すべく第
1の比較器11からタイマー部15へ信号が送ら
れ、前記タイマー動作の終了と共に電磁弁16を
遮断するように制御器14から信号が出される。
また、前記タイマー動作と併行して、第二の設定
温度との比較がなされ、前記調理容器9が第二の
設定温度に達すると、第2の比較器13から電磁
弁16を遮断するような信号が制御器14に送ら
れ、火災等の大事に至るのを防ぐのである。
第2図の動作を第3図でグラフ化する。縦軸は
センサ1の検出温度、横軸は時間の経過を示して
いる。T1は第一の設定温度であり、T0は第二の
設定温度を表わしている。Aの曲線は、ある調理
温度の経過を表わし、時刻t1で第一の設定温度T1
に達するとタイマー動作を開始し、時刻t2でタイ
マー動作を終了してガスを遮断する。Bの曲線
は、時刻t1で第一の設定温度T1に達しタイマー動
作を開始するが、Aの曲線と著しく異なる点はタ
イマー動作中に容器9の温度がどんどん上昇して
いる点である。例えば、煮物の調理を行なつた場
合など、タイマー動作中に水分が無くなつて焦げ
つきが発生すれば容器9の温度はBのように上昇
する。そこで第二の設定温度T0に達した場合、
タイマー動作に無関係にガスを遮断するのであ
る。
第4図では第二の設定温度を第一の設定温度に
一定値を加えたものとしている。△Tka=△Tkb
とすれば、各第一設定温度Ta,Tbに対して、各
第二設定温度はTap=Ta+△Tka,Tbp=Tb
△Tkbとなる。なお同グラフの縦軸はセンサ検出
温度、横軸は経過時間を表わしている。
次に第5図で制御回路例を説明する。17は直
流電源正ライン接続端子、18は負ライン接続端
子を示す。センサ1(ここでは負特性サーミスタ
を例に取る)と、抵抗19,20,21でブリツ
ジを形成し、コンパレーター22の各入力電位
は、正入力が抵抗20,21の分圧、負入力がセ
ンサ1、抵抗19の分圧で決まる。調理容器9の
温度が上昇するに伴ない、センサ1の抵抗値は減
少し、負入力電位が正入力電位よりも高くなつた
瞬間、コンパレーター22は反転し、出力は電源
の零電位となり、カウンター36のリセツト端子
を零電位としカウントを開始させる。抵抗23は
コンパレーター22の出力抵抗である。カウンタ
ー36の入力となる発振回路部を以下に説明す
る。コンデンサー28は抵抗27を介して充電さ
れ、コンパレーター34の負入力電位は前記コン
デンサ−28の充電電位と等しく上昇していく。
前記負入力電位が、抵抗29,31の並列抵抗
と、抵抗30との分圧で決まるコンパレーター3
4の正入力電位よりも高くなつた瞬間、コンパレ
ーター34は反転し、出力は零電位となる。この
時、前記コンデンサー28の電荷は抵抗32、ダ
イオード33を通つて放電され、負入力電位が抵
抗30,31の並列抵抗と抵抗29の分圧で決ま
る正入力電位よりも低くなつた瞬間、コンパレー
ター34は反転し、出力は電源正電位となる。以
上のコンデンサー28の充放電の繰り返しで発振
し続けるのである。抵抗35はコンパレーター3
4の出力抵抗である。カウンター36の出力はカ
ウントアツプと共に、低レベル(ほぼ零電位)か
ら高レベル(ほぼ電源正電位)に変わるので、低
レベル時OFFであつたトランジスタ40は、高
レベルに変わつた瞬間、抵抗37,38,39の
電圧降下でONする。前記トランジスタ40のON
により、抵抗42,43の通電は無くなり、トラ
ンジスタ44はOFFする。トランジスタ44の
OFFに伴ない、電磁弁16のコイル45の通電
は無くなり電磁弁がOFFし、ガスが遮断され
る。抵抗41は、トランジスタ44のベース抵抗
であり、抵抗46は電磁弁コイル電流を制限する
もの、ダイオード47は逆起電力吸収用である。
以上の説明は、第3図A特性に関するものであ
り、次にB特性時の回路動作を同じ第5図で説明
する。被温度検知物が設定温度に達し、コンパレ
ーター22の反転と共にタイマー動作を開始する
が、このタイマー動作中さらに調理容器9の温度
が上昇した場合、コンパレーター26で第二設定
温度との比較がなされる。前記コンパレーター2
6の正入力は抵抗24,25の分圧で決まり、負
入力はコンパレーター22と同一でセンサ1と抵
抗19の分圧である。負入力が正入力を越えた瞬
間、コンパレーター26は反転し、出力は零電位
となり、トランジスター40のコレクタを強制的
に零電位に下げ、前記同様トランジスター44の
OFFに伴なつて電磁弁がOFFするのである。た
だし、第一設定温度を決めるコンパレーター22
の正入力電位に比較して、第二設定温度を決める
コンパレーター26の正入力電位は高くしておく
必要があるのは当然である。また第一設定温度は
例えば抵抗20を可変することにより設定可能で
あり、抵抗24と連動させれば第二設定温度を第
一設定温度変化に伴ないシフトする方式が実現さ
れるのである。また、抵抗24を単独で設定する
方式にすれば、各調理内容に応じて適切な第二設
定温度を設定することが可能である。
以上説明されたように本発明は、調理コントロ
ールのために第一の設定温度を設け、被加熱物が
前記第一の設定温度に達した時点でタイマー動作
を開始するガスコンロにおいて、第一の設定温度
よりも高い第二の設定温度を設け、タイマー動作
中に被加熱物が異常高温、つまり第二の設定温度
に達したならば、タイマー動作とは無関係にガス
を遮断するようにしたので、例えば油を用いる天
ぷら料理で油が非常な高温になるまで加熱され発
火点に到達する以前に、本発明で示した発火点以
下の第二設定温度でガスを遮断し加熱を停止すれ
ば、火災という大事に至らずに済む。この事はガ
スコンロ使用における安全性の向上に大きく寄与
するものである。また、他の調理例として煮物を
挙げれば、タイマー動作中に前記煮物容器内の水
分が無くなり被調理物が焦げつき始めることもあ
る。そこで、第二の設定温度(ここでは焦げつき
に依る異常高温)に達した時点で燃焼を止めれば
被調理物を無駄にする割合が少なくて済むと同時
に、容器の保護にも十分に連ながるものである。
さらに、第二の設定温度を、調理コントロール用
の第一の設定温度に応じてシフトする方式をとれ
ば、調理における無駄の軽減と、ガスコンロ使用
における安全性確保の一層増加が期待されるのは
当然である。また、調理内容に対応した第一の設
定温度に応じて第二の設定温度が可変できるの
で、さらに温度が上昇すれば、タイマー作動中に
おいても被調理物を焦がす寸前の適当な調理状態
で燃焼を停止することができ、調理の失敗を防止
するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるガスコンロの
斜視図、第2図はブロツク図、、第3図、第4図
は動作説明のためのグラフ、第5図は制御回路図
である。 1……センサ、2……ガスバーナ、9……被加
熱物(調理容器)、10……第1の温度設定部、
12……第2の温度設定部、15……タイマー
部、16……ガス量制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスバーナと、このガスバーナえのガス量制
    御部と、被加熱物の温度を検出するセンサと、温
    度設定の可変な第一の温度設定部と、前記第一の
    温度設定部の設定温度よりも高い温度を設定し、
    かつ温度設定の可変な第二の温度設定部と、前記
    センサによる検出温度と第一の温度設定部の設定
    温度を比較し、前記検出温度が設定温度に達する
    と信号を出力する第一の比較器と、この第一の比
    較器からの出力信号により動作を開始するタイマ
    ー部と、前記センサによる検出温度と第二の温度
    設定部の設定温度を比較し、前記検出温度が設定
    温度に達すると信号を出力する第二の比較器と、
    この第二の比較器からの出力信号または前記タイ
    マー部の動作終了の信号により、前記ガス量制御
    部を遮断する制御器とを備えたガスコンロ。 2 第一の設定温度に連動し、第二の温度が設定
    される特許請求の範囲第1項記載のガスコンロ。 3 第一の設定温度に所定値を加え第二の設定温
    度とした特許請求の範囲第1項記載のガスコン
    ロ。
JP538078A 1978-01-20 1978-01-20 Gas heater Granted JPS5498876A (en)

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JP538078A JPS5498876A (en) 1978-01-20 1978-01-20 Gas heater

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JPS5498876A JPS5498876A (en) 1979-08-04
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US4492336A (en) * 1982-03-17 1985-01-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Cooker with heating control system
JP2675507B2 (ja) * 1993-04-21 1997-11-12 リンナイ株式会社 燃焼装置
JP2984973B2 (ja) * 1994-06-28 1999-11-29 リンナイ株式会社 調理器
CN109798550B (zh) * 2018-12-30 2021-04-13 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 灶具火力控制方法、装置及灶具

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