JPS5934412Y2 - 湯温制御装置 - Google Patents

湯温制御装置

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JPS5934412Y2
JPS5934412Y2 JP5290278U JP5290278U JPS5934412Y2 JP S5934412 Y2 JPS5934412 Y2 JP S5934412Y2 JP 5290278 U JP5290278 U JP 5290278U JP 5290278 U JP5290278 U JP 5290278U JP S5934412 Y2 JPS5934412 Y2 JP S5934412Y2
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JP
Japan
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circuit
temperature
water temperature
sensing element
control device
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Expired
Application number
JP5290278U
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English (en)
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JPS53135156U (ja
Inventor
重裕 森井
輝久 兼子
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気ポットの様な湯沸し器の湯温制御装置に関
するもので、特に空焼きを検出する機能を付加し、動作
の安定性、安全性の向上等を図ったものである。
以下本考案の一実施例を第1図を参照して説明する。
図から明らかなように湯温制御装置は抵抗R1,R2を
1辺Oこ、コンデンサC1、抵抗R3を他辺に持つCR
ブリッジ回路と、前記ブリッジの中点間に接続されたト
ランジスタQ1とより成るCRブリッジ式充電型時限回
路Aと、前記充電型時限回路Aに直列接続された負の抵
抗温度係数を有するサーミスタNTC1(以下NTC1
と言う)より戊る沸とう検出部と、前記充電型時限回路
Aの出力を抵抗R1、を介して、サイリスタ5CR1(
以下5CR1と言う)のゲート極に与えてなる自己保持
回路と、前記5CR1の出力に接続され負荷への通電の
遮断を行なうリレーRy1とより成る、負荷制御回路と
により構成される。
なお、充電型時限回路Aのブリッジ辺の抵抗R1ど並列
接続された定電圧ダイオードD1は、本考案の空焼き検
出を行なうための検知素子である。
次に動作について説明する。
まず正常動作について説明する。
今、第2図に示す様な時間tに対し、温度Tを凶示の如
く沸とう検出を行なおうとした時、t−oの時は湯温は
低く従って第1図に示す感温素子NTC1の抵抗値は高
抵抗を示す。
従って抵抗R1およびR2とNTClの抵抗との分割に
よる充電型時限回路Aへの電源供給は、非常に小さな値
で且つ充電型時限回路Aが作動しない様な値となってい
る。
一方通電開始(こより、tlに至る迄は第3図に示す様
に、湯温Tは時間tに対しほぼ比例して上昇する。
従って感温素子NTC1もこの湯温に従って抵抗値が減
少する。
この抵抗値の増加は前記した抵抗R1およびR2との関
係より、充電型時限回路Aへの電源が上昇する方向に作
用し、更Oこ充電型時限回路Aのブリッジの一辺のコン
デンサC1への充電は抵抗R3を介して行なわれている
しかしながら、このコンデンサC1への充電の時定数が
、前記した温度変化によるNTClの抵抗減少率より長
い時限に設定されているため、充電型時限回路Aは作動
する事はない。
一方缶水が沸とうを開始すると(時間t1以後)は湯温
は安定な状態となる。
この安定状態においてはNTClの抵抗変化率もほぼ零
となり、充電型時機回路Aへの電源供給は一定となる。
従って充電型時限回路Aへの電源供給路の一部から充電
されるコンデンサC1には充電持続され、ついにはトラ
ンジスタQ1をONならしめる。
トランジスタQ、のONにより抵抗R1□を介して、5
CR1のゲート極に信号が与えられ、5CR1はONと
なり、リレーRy1が励磁され負荷への通電が遮断され
る。
この負荷への通電の遮断により沸とう状態が検出された
事になる。
一方負荷への通電遮断により、湯温は第2図の破線で示
す様に下降を始める。
以上が正常動作における説明である。
上記説明でも明らかな様に、感温素子NTC1は湯温変
化に追従した抵抗値変化を示し、温度変化がほぼ零とな
った時(すなわち沸とう開始時)より一定時限後に作動
し、沸とう状態を検出する。
しかし容器に水が入っていない状態で通電開始(空焼き
)されると、通電全焼きにともない感温素子NTC1の
温度変化は得られるものの、NTClの安定する温度は
、前記した沸とう状態の温度よりかなり高くなり、容器
温度が異常に高くなる欠点があった。
そこで正常動作ではNTClは、沸とう状態(100℃
)以下の抵抗値変化を示さないのに対し、空焼きとなっ
た時は、前記温度以上になる事に着目したものである。
すなわち、抵抗R1の発生する電圧を、前記した沸とう
状態以上の値でクリップするような値に選ばれた定電圧
ダイオードD1を用いる事により、沸とう状態以上の温
度変化があっても、充電型時限回路Aの基準電源を安定
化しようとするものである。
この基準電源部の安定化と、温度上昇に伴うNTClに
発生する電圧の増加によるコンデンサC1への電源供給
の増加により、すみやかに空焼き検出ができるものであ
る。
上記説明した様に、本考案の湯温制御装置は、充電型時
限回路と感温素子の相互作用により、正常使用では沸と
う検出という制御ができる一方、空焼きの様な異常状態
に於いては、定電圧ダイオードの作用により、確実に、
しかも早い時点でこれを検出する事により、安全性を向
上させる事ができ、簡単な構成で犬なる効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す湯温制御装置の電気回
路四、第2図は同装置の温度特性図である。 NTCl・・・・・・感温素子、A・・・・・・CRラ
フリッジ充電型時限回路、Dl・・・・・・定電圧ダイ
オード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負の抵抗温度係数を有する感温素子と、前記感温素子と
    直列に接続されたCRツブリッジ充電型時限回路と、前
    記充電型時限回路の出力を自己保持回路の入力信号とし
    て与えるとともに、前記自己保持回路の出力に接続され
    た負荷制御回路とを備え、前記感温素子が正常動作以下
    の抵抗値を示したとき透通となる定電圧ダイオードを前
    記充電型時限回路のブリッジの基準辺に接続してなる湯
    温制御装置。
JP5290278U 1978-04-20 1978-04-20 湯温制御装置 Expired JPS5934412Y2 (ja)

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JP5290278U JPS5934412Y2 (ja) 1978-04-20 1978-04-20 湯温制御装置

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JP5290278U JPS5934412Y2 (ja) 1978-04-20 1978-04-20 湯温制御装置

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JPS53135156U JPS53135156U (ja) 1978-10-26
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JPS5624853Y2 (ja) * 1978-06-20 1981-06-11

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JPS53135156U (ja) 1978-10-26

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