JPH0429291Y2 - - Google Patents

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JPH0429291Y2
JPH0429291Y2 JP7430686U JP7430686U JPH0429291Y2 JP H0429291 Y2 JPH0429291 Y2 JP H0429291Y2 JP 7430686 U JP7430686 U JP 7430686U JP 7430686 U JP7430686 U JP 7430686U JP H0429291 Y2 JPH0429291 Y2 JP H0429291Y2
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JP
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time
heater
transistor
timer
resistor
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JP7430686U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は電子タイマ回路を備えたオーブント
ースタに関し、とくにタイマ異常時の保護回路の
改良に関するものである。
(ロ) 従来の技術 電子タイマ回路によつてヒータの通電時間を制
御し、たとえばパンを好みの状態にトースト調理
できるオーブントースタとしては、特開昭59−
115014号公報に示されるものがある。上記のオー
ブントースタにおける電子タイマ回路では、サブ
タイマ回路の時定数設定用コンデンサの電圧をイ
ンバータを介してタイマ用ICに入力して、連通
焙焼した場合のでき上り具合を常に一定にするよ
うに、オーブン庫内の余熱温度に対応してヒータ
の通電時間を制御するものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記のオーブントースタにおいては、サブタイ
マ回路の時定数設定用コンデンサの電圧が、イン
バータのスレツシユホールドを超えるまではヒー
タによる余熱加熱がなされ、スレツシユホールド
を超えた時点でメインタイマ回路を作動させ、設
定時間終了までヒータに通電がなされるため、イ
ンバータが何らかの理由で不良になつた場合には
長時間余熱加熱を継続するものであつた。また、
メインタイマ回路のタイマICが不良になつた場
合も同様に、長時間ヒータの通電が継続され、オ
ーブン庫内の温度が異常に高くなるものであつ
た。さらに、タイマ時間を設定するための可変抵
抗は、オーブントースタの外部に露出しているた
め、不良になることがありヒータ連続通電の一因
にもなつていた。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、タイマ回路に保護回路を設けることによつて
安全性を向上させ、素子不良の際に確実にヒータ
をOFFさせることができるオーブントースタを
提供しようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案の構成は、第1図に明示するように、
ヒータ1への通電を制御するスイツチ手段2と、
スイツチ手段の作動を制御する制御手段3と、制
御手段の作動を設定された時間の経過の後に停止
させるタイマ手段4と、加熱が終了してから再加
熱が開始されるまでの時間に応じてタイマ手段4
の始動開始までの時間を可変する時間補正手段5
とを具備するオーブントースタにおいて、前記設
定された時間から所定時間以上超過した際に前記
制御手段3の作動を停止させるヒータ過熱保護手
段6をタイマ手段4に電気的に接続して設けたこ
とを特徴とするオーブントースタである。
(ホ) 作用 制御手段3がスイツチ手段2を作動させるとヒ
ータ1への通電が開始される。同時に時間補正手
段5が、加熱が終了してから再加熱が開始される
までの時間に応じてタイマ手段4の始動開始の時
間を可変した後、タイマ手段4を作動させ、タイ
マ手段は制御手段3を設定された時間後に停止さ
せるべく作動する。この後、前記設定された時間
から所定時間以上超過した場合に、ヒータ加熱保
護手段6が制御手段3の作動を停止させ、ヒータ
1への加熱を防止する。
(ヘ) 実施例 以下この考案を実施例を図面にて詳述するが、
この考案が以下の実施例に限定されるものではな
い。
第2図において10は定電圧源回路で、整流ダ
イオード11と平滑回路を構成する抵抗12とコ
ンデンサ13と電圧安定化のためのツエナーダイ
オード14とで構成される。定電圧電源回路10
は電源プラグ15よりAC100Vが投入されると、
スイツチ手段2に対し直流電圧を供給する。スイ
ツチ手段2は、ヒータ1にその接点16aが接続
されるリレー16で構成され、そのリレー16
は、たとえば押釦スイツチのスタートスイツチ1
7と、スタートスイツチ17によつてONされリ
レー16のリレーコイル16bに通電するトラン
ジスタ18と、トランジスタ18のベースに抵抗
19を介してコレクタが接続されるとともにトラ
ンジスタ18のコレクタに抵抗20と抵抗21を
介してベースが接続されるトランジスタ22と、
トランジスタ22のベースに接続されトランジス
タ22をOFFさせる、たとえば押釦スイツチの
ストツプスイツチ23とで構成される制御手段3
にて制御される。リレー16の接点16aには、
整流用ダイオード24が接続され、ツエナーダイ
オード25とコンデンサ26とで構成される定電
圧回路27が、タイマ手段4、時間補正手段5お
よびヒータ過熱保護手段6に直流電圧を供給す
る。時間補正手段5は、タイマ手段4の始動開始
までの時間を決定する抵抗28とコンデンサ29
とツエナーダイオード30と、ベースがツエナー
ダイオード30のアノードに接続されるトランジ
スタ31とで構成される。32はコンデンサ29
へ給電するダイオードである。タイマ手段4は、
抵抗33を介してトランジスタ31に接続される
トランジスタ34と、制御手段3の動作を停止さ
せる時間を決定する抵抗35、コンデンサ36お
よび抵抗37と可変抵抗38と抵抗39との直列
回路と、抵抗20と抵抗21との接続点P1と可
変抵抗38の抵抗値可変端子38aとの間に接続
されるダイオード40とインバータ41との直列
回路とで構成される。抵抗35とコンデンサ36
との接続点に、ツエナーダイオード42とトラン
ジスタ43とで構成されるヒータ過熱保護手段6
が接続される。トランジスタ43のコレクタは、
抵抗20と抵抗21との接続点に接続されてい
る。
つぎに、この実施例の動作について説明する。
まず、スタートツイツチ17を一度ONすると、
トランジスタ18のベースから抵抗19を介して
直流電流が流れ、エミツタ−コレクタ間が短絡状
態、すなわちトランジスタ18がONする。これ
によつて、抵抗20,21を介してトランジスタ
22のベースに電流が流れ、トランジスタ22は
トランジスタ18同様ONする。この後、スター
トツイツチ17が開成(OFF)となつても、ト
ランジスタ18はトランジスタ22によつてON
を持続し、したがつて、リレーコイル16bに直
流電圧が印加され、接点16aがONしてヒータ
1に通電が開始される。
接点16aがONになると、定電圧回路27に
交流電圧が印加され、タイマ手段4と時間補正手
段5とが作動しはじめる。つまり、定電圧回路2
7からの直流電圧によつて、抵抗44とダイオー
ド32を介してコンデンサ29が充電され、コン
デンサ29の両端電圧V29が抵抗44とダイオー
ド32と抵抗28とコンデンサ29との時定数に
より徐々に上昇する。この両端電圧V29がツエナ
ーダイオード30のツエナー電圧V30に達する
と、ツエナーダイオード30を通してトランジス
タ31のベースに電流が流れ、トランジスタ31
のコレクタ−エミツタ間が短絡状態となる。そし
てこれとは逆に、この時点までONしていたトラ
ンジスタ34は、トランジスタ31がONするこ
とにより、トランジスタ34のベースに電流が流
れなくなつて、コレクタ−エミツタ間が開放とな
る。これによつて、抵抗45,35を介してコン
デンサ36が充電され、コンデンサ36の両端電
圧V36が抵抗45,35,37,39と可変抵抗
38とコンデンサ36との時定数で徐々に上昇す
る。ここで可変抵抗38を所定の抵抗値に設定す
ることでタイマ手段4の時間設定ができる。
そして、両端電圧V36を抵抗37,39と可変
抵抗38とで分圧し、その分圧された電圧がツエ
ナーダイオード25のツエナー電圧V25の約1/2
(スレツシヨルドレベル)に達すると、インバー
タ41の出力がH(ハイ)からL(ロー)に反転す
る。インバータ出力が反転してLになると、ダイ
オード40を介して接続点P1がLとなつて、ト
ランジスタ22をOFFし、よつてトランジスタ
18のベースに電流が流れなくなり、トランジス
タ18はOFFとなる。したがつてリレー16は
非励磁となつて接点16aが開成し、ヒータ1へ
の通電が停止される。
ところが、何らかの理由で可変抵抗38やイン
バータ41が不良の場合、上記のように、接続点
P1は可変抵抗で設定された時間の後にLとなら
ない。そこで、この実施例では、コンデンサ36
の両端電圧V36がその後徐々に上昇し、ツエナー
ダイオード42のツエナー電圧V42の電圧に達す
ると、トランジスタ43のベースに電流が流れ、
トランジスタ43のエミツタ−コレクタ間が短絡
状態となり、接続点P1をLに落すものである。
したがつて、上記の正常な場合同様に、それぞれ
のトランジスタ18,22がOFFとなつてリレ
ー16を非励磁とし、ヒータ1への通電が停止さ
れる。
リレー16が非励磁となると、コンデンサ29
は、コンデンサ29と抵抗28との時定数によつ
て放電し、その両端電圧V29は徐々に下がつてい
く。同様にしてコンデンサ36は、コンデンサ3
6と抵抗37,39および可変抵抗38の時定数
によつて放電し、その両端電圧V36は徐々に下が
つていく。そして、それぞれのコンデンサ29,
36が完全に放電しきる前に再度スタートスイツ
チ17が操作された場合、それぞれのコンデンサ
29,36の充電残留分により、ヒータ1の通電
時間が前回よりオーブン庫内の温度に応じて短縮
されるものである。これによつて、タイマ手段4
の時間補正がなされ、補正時間タイマ回路を構成
している。
なお、上記実施例において、スイツチ手段にリ
レーを用いたが、無接点のソリツドステートリレ
ーやトライアツクのような半導体スイツチング素
子であつてもよい。
(ト) 考案の効果 この考案によれば、不良になりやすい可変抵抗
や静電破壊により不良となるICなどが破損して
タイマ手段が作動しなくなつた場合においても、
確実にヒータへの通電を停止することができるオ
ーブントースタが得られる。したがつて、ヒータ
が過熱することが防止でき、その結果、やけどや
火災などの危険な状態になることを防止でき、信
頼性および安全性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成を示すブロツク図、第
2図はこの考案の実施例電気回路図である。 1……ヒータ、2……スイツチ手段、3……制
御手段、4……タイマ手段、5……時間補正手
段、6……ヒータ過熱保護手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータへの通電を制御するスイツチ手段と、ス
    イツチ手段の作動を制御する制御手段と、制御手
    段の作動を設定された時間の経過の後に停止させ
    るタイマ手段と、加熱が終了してから再加熱が開
    始されるまでの時間に応じてタイマ手段の始動開
    始までの時間を可変する時間補正手段とを具備す
    るオーブントースタにおいて、前記設定された時
    間から所定時間以上超過した際に前記制御手段の
    作動を停止させるヒータ加熱保護手段をタイマ手
    段に電気的に接続して設けたことを特徴とするオ
    ーブントースタ。
JP7430686U 1986-05-16 1986-05-16 Expired JPH0429291Y2 (ja)

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JP7430686U JPH0429291Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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JP7430686U JPH0429291Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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JPS62187208U JPS62187208U (ja) 1987-11-28
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