JPS609856Y2 - 温度制御装置 - Google Patents

温度制御装置

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Publication number
JPS609856Y2
JPS609856Y2 JP1975037829U JP3782975U JPS609856Y2 JP S609856 Y2 JPS609856 Y2 JP S609856Y2 JP 1975037829 U JP1975037829 U JP 1975037829U JP 3782975 U JP3782975 U JP 3782975U JP S609856 Y2 JPS609856 Y2 JP S609856Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
temperature
main
circuit
diode
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975037829U
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English (en)
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JPS51123111U (ja
Inventor
浩 安井
隆志 池原
Original Assignee
シャープ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサイリスタを利用して負荷への通電量を制御す
ることによって温度制御する装置に係り、特に雑音発生
の少ない制御装置に関するものである。
例えば従来の電気毛布の温度制御は、温度検知部のイン
ピーダンス変化によってSCRの導通位相角を制御する
位相制御方式が多く使用されている。
しかし、位相制御は交流電圧をある位相角で急激にオン
するものであるから、ヒータ等の負荷に流れる電流波形
はパルス性の強いものとなり、多くの強い雑音を発生す
る。
この雑音を防止し、又は軽減するためコンデンサ、チョ
ークコイル等によりフィルター回路を設けているが、完
全になくすことは不可能であるばかりでなく損失も大き
い。
本案は従来装置の以上の問題点を解決することを目的と
し、SCR等のサイリスクをゼロ電圧制御方式によって
制御するものである。
又、SCR等の回路素子が故障した場合温度制御不能の
時でも独立した別の安全装置で回路を切る等の安全性の
向上を目的とするものである。
第1図は、本考案の温度制御装置を電気毛布に実施した
例を示す電気回路であり、以下この図について詳細に説
明する。
1は電源端子、2は抵抗3と組れた温度ヒユーズ、4は
主SCR,5はダイオード、6は発熱用ヒータ以上が主
回路で、実際の毛布のメイン電流の流れる回路である。
7はSCR4を駆動させるための保持電流を供給するた
めのコンデンサ、8は負荷抵抗、9はコンデンサ7を充
電させるための補助SCR,10はコンデンサ7の放電
用ダイオード、これらの回路はSCR4を動作させるコ
ンデンサの充放電回路である。
次にSCR9のゲート回路について記すと、11は温度
調節用可変抵抗器、12は上限温度設定用固定抵抗器、
13はヒータ6の上にサーミスタ14を介して巻れた信
号線、15はネオンランプでここではその定電圧での放
電作用を利用している16はダイオードでゲート回路用
である。
17は主SCRのゲート回路用の抵抗で構成される。
18.19は負荷抵抗である。
第2図は動作について説明するためのタイムチャートを
示す。
第1図、第2図にしたがって動作について説明すると、
通電すると端子1には第2図aで示す電圧が印加される
まず2つのSCRに対し順方向(ここで正と記す)なる
電流について述べる。
電源端子1、温度ヒユーズ2、可変抵抗器11、抵抗1
2、信号線13、サーミスタ14、ヒータ6、電源端子
1へと電流が流れる。
ここで、ヒータ6と信号線13はサーミスタ14を誘電
体とするコンデンサをなしており、サーミスタ14を介
して電流が流れるとともにヒータ6と信号線13の間の
電圧が上昇する。
この電圧は電気的にネオンランプ15に印加されており
、ネオンランプ15の放電電圧以上にヒータ6、信号線
13間の電圧が高くなるとネオンランプ15は放電し、
サーミスタ14の電荷が、ダイオード16、SCR9、
ヒータ6を介し放電する。
これによりSCR9のゲートにパルス電流が流れ補助S
CR9はオンする。
第2図すはネオンランプ15の両端電圧波形、Cは補賑
CRのゲート電流波形、(この時ヒータの温度が低くサ
ーミスタ14のインピーダンスは小さい)補#CR9が
オンすると、その負荷抵抗8に電圧が生じる(第2図d
)この電圧は同時に、コンデンサ7に印加され充電され
る。
ここで主5CR4について述べると、最初の正サイクル
ではゲート回路に電流は流れていないためオフの状態を
示している。
次に負のサイクルについて述べると補1;1JscR9
のゲート回路はダイオード16のため電流は流れない。
一方主SCR4は負の電流IRの時ゲート電流が流れる
即ち、電源端子1、ヒータ6、抵抗17、主SCRのゲ
ート、カソード間、ダイオード10、抵抗8、温度ヒユ
ーズ2、電源端子1へと電流が流れる。
このためコンデンサ7に充電されていた電荷が主SCR
4、ダイオード10、抵抗18を介して放電する。
ここでコンデンサ7と抵抗18の値を適当に選べば放電
電流ICの減少をゆるやかにする事が出来る。
ここでその放電電流を次の正のサイクルまで持続させる
と、次の正のサイクルの初めから、主SCR4はオンす
る。
そしてその正のサイクルがある間はオンの状態を維持す
る。
ここでヒータ6は通電され発熱する。
以上の様に、ネオンランプ15が放電し、補助SCR9
がオンし、コンデンサ7が充電することにより主SCR
4の保持電流を作る。
その保持電流によりSCR4をオンするとこれはゼロ電
圧制御である。
第2図eはコンデンサ7の放電電圧波形を示し、fはヒ
ータ6の電流波形である。
ヒータ6の温度が低い時はネオンランプ15が放電し上
記の動作がくり返される。
ヒータ6の発熱により、サーミスタ14のインピーダン
スが小さくなると、(又は可変抵抗器11を大きくする
と)ヒータ6、信号線13の電圧は小さくなり、ネオン
ランプ15の放電電圧以下になると、ネオンランプ15
は放電を停止し補助SCR9はオフになる。
コンデンサ7には充電されなくなる。そして主SCR4
は保持電流が流れないためオフの状態となる。
(第2図り以後)ヒータ6の温度は可変抵抗器8を調整
することにより任意に選ぶことが出来る。
次に安全回路について述べると、20はダイオードで負
のサイクルにおいて上記ヒータ6、サーミスタ14、信
号線13を介して、抵抗3に電流を通すよう役立ってい
る。
従って、両SCRの故障(例えばショート)等により温
度制御が不能となったとき、ヒータ6の発熱で温度が異
常に上昇し、サーミスタ14が溶けると共に極低抵抗と
なりダイオード19を介して抵抗3が通電発熱する。
即ち、電流は電源端子1′、ヒータ6、サーミスタ14
、信号線13、ダイオード20、抵抗3、温度ヒユーズ
2、電源端子1へと流れる。
この通電発熱量は通常に比べて極めて大きく、この発熱
により傍熱された温度ヒユーズ2が回路を切る。
この安全回路は前述の温度制御回路とは独立した動作を
するため、きわめて安全性が高い。
本考案の温度制御装置は、ゼロ電圧制御方式であるから
、従来の位相制御方式のように負荷電圧は急激な立上り
がなく高調波成分が少なくなって、雑音がほとんど発生
せずラジオ、テレビ等に悪影響を与えることがなく、又
異常温度上昇があれば温度検知部を通る電流で安全回路
を動作して電源を遮断する。
温度制御回路とは独立する安全手段があるためきわめて
安全である。
しかも主SCRの制御が不能となりその主SCRの電流
がヒータに流れ放題になって温度が異常に上昇すると、
その主SCRの逆方向の電流を温度ヒユーズを傍熱する
抵抗に流す構成であるから、温度異常上昇によりヒータ
と信号線との間のサーミスタがどの位置で溶けても上記
抵抗に上記型SCRの逆方向の電流をすべて流すことが
でき、その抵抗による上記温度ヒユーズの傍熱を効率よ
く行なえ迅速且つ確実に回路を切ることができ安全を確
実に計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の温度制御装置の実施例を示す電気回
路図、第2図は同上の動作を説明するタイムチャートで
ある。 2は温度ヒユーズ、3は抵抗、4は主5CR16はヒー
タ、7はコンデンサ、9は補助サイリスタ、13は信号
線、14はサーミスタ、15はネオンランプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源端子に温度ヒユーズ、主サイリスク、ダイオード、
    サーミスタを介して信号線を設けてなるヒータを直列に
    接続して交流電源の正のサイクルでオンする主回路を形
    威し、該主回路の主サイリスタのゲートと上記ダイオー
    ドのカソードとの間に該主サイリスタのゲート回路用の
    抵抗を接続するとともに該主サイリスタ、ダイオード、
    ヒータの直列回路に第1負荷抵抗、補助サイリスタ、第
    2負荷抵抗の直列回路を並列に接続し、該第1負荷抵抗
    に上記主サイリスタ駆動用のコンデンサを並列に接続す
    るとともに上記主サイリスタのカソードと上記補助サイ
    リスクのアノードとの間に上記コンデンサの放電用のダ
    イオードを接続し、上記信号線の一端を温度調節用、温
    度設定用等の抵抗を介して上記主サイリスタのアノード
    に接続するとともに他端をネオンランプ等のトリガー素
    子、ダイオードを介して上記補助サイリスタのゲートに
    接続し、上記温度ヒユーズを温度異常上昇時に加熱溶断
    させる抵抗の該抵抗に温度異常上昇時に電源の負のサイ
    クルの電流を流すダイオードを直列に接続してなる安全
    回路を上記温度調節用、温度設定用等の抵抗に並列に接
    続してなることを特徴とする温度制御装置。
JP1975037829U 1975-03-19 1975-03-19 温度制御装置 Expired JPS609856Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975037829U JPS609856Y2 (ja) 1975-03-19 1975-03-19 温度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975037829U JPS609856Y2 (ja) 1975-03-19 1975-03-19 温度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51123111U JPS51123111U (ja) 1976-10-05
JPS609856Y2 true JPS609856Y2 (ja) 1985-04-05

Family

ID=28158685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975037829U Expired JPS609856Y2 (ja) 1975-03-19 1975-03-19 温度制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS609856Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330413Y2 (ja) * 1971-12-29 1978-07-29

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Publication number Publication date
JPS51123111U (ja) 1976-10-05

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