JPH0346960B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0346960B2
JPH0346960B2 JP56106160A JP10616081A JPH0346960B2 JP H0346960 B2 JPH0346960 B2 JP H0346960B2 JP 56106160 A JP56106160 A JP 56106160A JP 10616081 A JP10616081 A JP 10616081A JP H0346960 B2 JPH0346960 B2 JP H0346960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
voltage
resistor
current
hid lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56106160A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5772296A (en
Inventor
Oo Rindan Nikorasu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NYUUAAKU CO ZA
Original Assignee
NYUUAAKU CO ZA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NYUUAAKU CO ZA filed Critical NYUUAAKU CO ZA
Publication of JPS5772296A publication Critical patent/JPS5772296A/ja
Publication of JPH0346960B2 publication Critical patent/JPH0346960B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/36Controlling
    • H05B41/38Controlling the intensity of light
    • H05B41/39Controlling the intensity of light continuously
    • H05B41/392Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/288Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices and specially adapted for lamps without preheating electrodes, e.g. for high-intensity discharge lamps, high-pressure mercury or sodium lamps or low-pressure sodium lamps
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/36Controlling
    • H05B41/38Controlling the intensity of light
    • H05B41/382Controlling the intensity of light during the transitional start-up phase
    • H05B41/384Controlling the intensity of light during the transitional start-up phase in case of hot-restriking
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S315/00Electric lamp and discharge devices: systems
    • Y10S315/07Starting and control circuits for gas discharge lamp using transistors

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電源に、特定的には高輝度放電灯
(HID灯)を制御するのに最適な電源に係る。即
ち本発明は、冷えた放電灯を高速でウオームアツ
プし、線電圧が変動しても変動が少なく、放電灯
が熱くなつた後に一時的に遮断された時には極め
て高速に再起動させる放電灯起動回路を有する
HID灯電源に関する。ここで「高輝度放電灯」
(high intensity discharge (HID)1amp)と
は、光を発生するアークが壁温により安定される
放電灯で、水銀灯、ハロゲン金属灯及び高圧ナト
リウム灯を含む。
冷えたHID灯内において最初にアークが発生
した時には、HID灯にまたがる電圧はHID灯が
正常動作温度に到達するまでは極めて低い。ウオ
ームアツプ中の電流を比較的小さい値に制限する
普通のバラストを用いると、HID灯が正常作動
温度状態に到達して全光出力を供給するまでに長
い時間を必要とする。
冷えたHID灯を起動するのに必要なウオーム
アツプ一時間を短縮するために多くの提案がなさ
れている。例えば米国特許3555352号、同3590316
号、同3931544号、同3944876号及び同3999100号
等にこれらの提案が示されている。これらの先行
技術の構成は、初期に比較的大きい平均電流を
HID灯を通して流し、より迅速に動作温度に到
達せしめることによつてHID灯のウオームアツ
プ時間の短縮を達成している。しかし、これらの
先行技術の構成におけるこの増大ウオームアツプ
電流を供給する回路は、ウオームアツプ電流の尖
頭値がその平均値よりも遥かに大きいという欠点
を有している。このような大きい尖頭電流がウオ
ームアツプ期間中にHID灯を通して流されると、
HID灯の電極が劣化してHID灯の寿命を短縮さ
せる。平均HID電流が既に大きい場合に、この
期間中に過大な尖頭電流を流すことなくウオーム
アツプ期間を短縮することが望ましい。
アーク溶接技術においては電流安定化のための
装置が使用されており、溶接電流として本質的に
矩形波を供給するようになつているが、上述のよ
うにウオームアツプ期間中に特性が大きく変化す
るHID灯に適用することはできない。このよう
な電流安定化装置の例は米国特許3364334号、同
3845380号及び同4038515号等である。
HID灯を起動させ動作させるための電源は、
HID灯が冷えている時及びHID灯が熱くなつた
後に一時的に遮断され再び動作させる時の両方の
場合にHID灯内にアークを発生させなければな
らない。金属ハロゲン化物HID灯は、HID灯が
熱くなつた後に遮断した場合、一般に再点弧と呼
ばれるアークを発生させるのに極めて高いレベル
の点灯を必要とする。これはHID灯が熱い時に
は熱いガスが高圧となつているのでHID灯は極
めて高い降伏電圧を有しているために高抵抗を呈
しているからである。
熱いHID灯を再起動させるための装置が提案
されているが、これらの装置は熱いHID灯を再
起動させるのには未だかなり時間がかかるという
点で不満足である。これらの熱い再点弧回路の例
は、米国特許3476977号、同3522475号及び同
3944876号に示されている。また大電流パルスス
イツチングの一般的問題に関する重量事項は
RCAソリツドステート′74データブツクシリーズ
SSD−206B359〜363ページである。
本発明の目的は、先行技術の欠陥を回避する新
らしく且つ改良されたHID灯電源を提供するこ
とである。
本発明の別の目的は、ウオームアツプ期間中極
めて低い波高率を有するウオームアツプ電流を
HID灯に流し、それによつてHID灯が極めて大
きい尖頭電流を流すことなくHID灯のウオーム
アツプ時間を最小ならしめる新らしく且つ改良さ
れたHID灯電源を提供することである。
本発明の別の目的は、ウオームアツプ期間中
HID灯を流れる電流とHID灯にまたがつて発生
する電圧との和を一定に保持することにより
HID灯にまたがる電圧が増加するとウオームア
ツプ電流が比例的に減少する負荷線特性を与える
回路によつて制御される本質的に矩形波電流を
HID灯に供給して比較的高速なウオームアツプ
を達成する新らしく且つ改良されたHID灯電源
を提供することである。
本発明の更に別の目的は、調整された方形波電
流がHID灯に供給され、調整回路と共働して一
時的に消灯した熱いHID灯の瞬時再起動を行う
点灯パルス回路を設けた新らしく且つ改良された
HID灯電源を提供することである。
要約すれば、本発明は、SCRブリツジ及びエ
ネルギ蓄積インダクタを用いて、普通の交流電源
からHID灯に方形波電流の形状の電力を供給す
る。ブリツジ回路内のSCRの点弧点は、HID灯
を流れる電流とHID灯にまたがる電圧との和を
一定に保持することによつて確立される負荷線に
対してHID灯を動作させるべく電流及び電圧の
両方を検知する電源制御回路によつて制御され
る。電源は、例えば2kwの冷たいHID灯に30Aの
電流を供給してHID灯を迅速に動作温度まで到
達させることが可能である。HID灯が熱せられ
るにつれてそのアーク電圧は300Vの低い値から
200Vの安定状態値まで上昇する。この上昇する
アーク電圧は、電源にその出力を30Aから通常動
作値である10Aまで比例的に減少せしめる。
1対のHID灯点灯変成器の一次巻線に供給さ
れる高電圧パルスを発生するHID灯点灯回路が
設けられている(変成器の二次巻線はHID灯電
力に直列に接続されている)。各HID灯点灯変成
器の一次巻線にはコンデンサが直列接続されてい
る。このコンデンサは直列電圧により充電され、
小さい可飽和リアクトル、SCR及び変成器一次
巻線の直列組合せを通して放電される。SCRは、
主ブリツジSCR回路によつてHID灯にまたがつ
て発生する波形と時間的に関連して点弧されるの
で、アークはブリツジSCRが未だに導通してい
る時点にHID灯内で発生する。従つてSCRは一
旦アークが発生してしまうとHID灯内に完全導
通を確立するのに必要なフオロースルー電流を供
給するようになる。コンデンサを放電させる
SCRと直列に可飽和リアクトルを使用すると
HID灯点灯回路内に比較的安価なSCRを使用す
ることが可能となり、これらの安価なSCRは完
全に導通させられるまで可飽和リアクトルによつ
て保護される。可飽和リアクトルは、極めて鋭い
角を有するヒステリシス特性を有するように製造
されているので極めて迅速に飽和して変成器の一
次巻線に印加される電圧に急激な変化を発生させ
るから大振巾の点灯パルスがHID灯のために発
生し、熱い時に一時的に遮断されたHID灯を直
ちに再点弧させることができる。
以下に添付図面を参照して本発明の構成及び動
作方法を説明する。
第1図を参照する。単巻変圧器10は、SCR
31,32,33,34及び大きい直流エネルギ
蓄積インダクタ14からなる交流電流制御回路1
3を通して金属ハロゲン化物放電灯12へ交流電
力を供給するのに用いられる。詳述すれば、単巻
変圧器10の上端は回路13とHID灯点灯変成
器18の二次巻線16を通してHID灯12の一
方の電極に接続されている。HID灯12の他方
の電極は、第2のHID灯点灯変成器22の二次
巻線20及び電流検知抵抗24を通して単巻変圧
器10の下端に接続されている。力率補正コンデ
ンサ26が変圧器10にまたがつて接続されてい
る。変成器二次巻線16,20の隣接端にはバイ
パス回路網27が接続されていて、後述するよう
に高電圧のHID灯点灯パルスがSCRブリツジ回
路に影響するのを防いでいる。
交流電流制御ブリツジ内のSCRの点弧点を制
御するために、HID灯12にまたがる電圧も変
成器18,22の二次巻線16,20を通して
HID灯12にまたがつて直列に接続されている
抵抗28及び30からなる分圧器によつて検知さ
れる。この分圧器の抵抗30にまたがる電圧は
HID灯にまたがる電圧に比例し、電流検知抵抗
24にまたがる電圧と電圧検知抵抗30にまたが
る電圧との和は絶対値増巾器35において増巾さ
れ、誤差増巾器37において設定点基準信号と比
較される。交流ラインの安全接地ではない共通回
路接地は、抵抗24の左側においてなされる。
ゼロ交又検出器36は単巻変圧器10にまたが
つて発生する交流電流によつて制御され、交流波
形のゼロ交又点において信号36a(第4図a)
を発生する。信号36aの各変化はラツチ38を
セツトしてラツチパルス39(第4b図)を発生
させるのに用いられる。パルス39は傾斜信号発
生器40を起動するのに用いられる。傾斜信号発
生器40によつて発生された傾斜電圧41(第4
c図)はコンパレータ42の一方の入力に印加さ
れる。コンパレータ42の他方の入力には、
HID灯12を通る電流とHID灯12にまたがる
電圧との和と、所望の設定点とのずれに比例する
誤差信号が印加されている。この誤差電圧の振巾
が変化すると、コンパレータ42は可変的に時間
関連づけられた出力43(第4d図)を発生し、
この出力はゲート駆動タイマ44に供給される。
ゲート駆動タイマ44はゲートパルス127(第
4e図)を発生する。このゲートパルスは短時間
の間40kHz発振器46を可能化するので発振器4
6はパルス列140(第4f図)を発生し、この
時間の間ゲート駆動パルスを駆動回路48及び5
0に交互に供給する。駆動回路48の出力は
SCR32及び33の点弧を制御するのに用いら
れ、駆動回路50の出力はSCR31及び34の
点弧を制御するのに用いられる。ゲート駆動タイ
マ44の出力はラツチ38へも供給されて発振器
46が発生するパルスのバーストの終りにこのラ
ツチ38をリセツトするので、次の半サイクル中
に交流波形が次のゼロ交又を行うとラツチ38は
再びセツトされるようになる。
SCRブリツジへの交流入力電圧に対するHID
灯電圧及びHID灯電流の関係を示す第5図を参
照して、SCブリツジ回路及びエネルギ蓄積イン
ダクタ14がHID灯12内の電流の流れをどの
ように制御するかを説明する。エネルギ蓄積イン
ダクタ14は、電流が1方向にのみに流れるよう
に接続されていることに注目されたい。即ち、単
巻変圧器10にまたがる交流電圧が正であると、
電流はSCR31及び34が導通するのでインダ
クタ14を流れる電流は第1図に矢印に示す方向
となる。同様に、変圧器10にまたがる電圧が負
であるとSCR32及び33が導通し、電流はイ
ンダクタ14内を同一方向に流れる。エネルギ蓄
積インダクタ14にまたがる実効電圧は、若干理
想化した波形54によつて示すように、交流入力
電圧52とHID灯のアーク電圧との電圧差に等
しい。HID灯12へ流入する電流のために、
SCR31及び34は時点T1に導通する。入力電
圧はアーク電圧よりも大きいから、インダクタ
を、従つてHID灯12を通る電流は第5図の
HID灯電流波形56の部分56aを示すように
増加して行く。電流の増加率は交流の周波数に対
して緩やかであり、電流増加は大きいものではな
いが第5図では図示の目的でこの増加(部分56
a)を誇張して示してある。次で入力電圧がアー
ク電圧54以下に低下するのでインダクタを通る
電流は、HID灯電流波形56の部分56bに示
すように減少して行く。この時間中、インダクタ
はHID灯を流れる正電気を維持する。時点T3
SCR32及び33が導通し、インダクタに電流
を流し始める。SCR32及び33が導通すると、
SCR31及び34はそれらを通る電流がゼロに
なるので遮断される。インダクタはこの回路内で
反転され、HID灯12から電流を流出させる。
今度はインダクタ14にまたがる実効電圧はそれ
にまたがる正電圧であり、電流は増加する。この
シーケンスは入力交流波形の各サイクル毎に発生
する。
安定状態においては、任意の半サイクルの終り
の電流はその半サイクルの始めの電流に等しい。
即ち第5図の波形56の負の半サイクルの終りの
電流57は点59で示すその半サイクルの始めの
電流に等しい。HID灯電流の制御は、SCRブリ
ツジへの交流入力波のゼロ交又点に対するSCR
の点弧点を変化させることによつて達成される。
電流を増加させるには、点弧点を交流波形52の
ゼロ交叉点58に向つて移動させる。このように
すると、エネルギ蓄積インダクタ14には負の電
圧・時間積(ボルト・秒)(「ボルト・秒」とは半
サイクルの時間と電圧との積)よりも多い正の電
圧・時間積が発生する。次の半サイクルはこの大
きい電流から開始され、それに再び加えられる。
電流が充分に増加してしまうと、制御回路はブリ
ツジ点弧点を変化させてインダクタ内の電流を所
望レベルに保持する。HID灯12を通る電流を
減少させるには、ブリツジ点弧点をゼロ交又点5
8から遠去かるように移動させる。これによりイ
ンダクタ14には正の電圧、時間積よりも多い負
の電圧・時間積が発生し、各半サイクルの終りに
インダクタを通る電流が減少する。
第1図の回路の実際の動作は、エネルギ蓄積イ
ンダクタ14における抵抗損失、HID灯点灯変
成器18,22の二次巻線16,20のインダク
タンス、及びHID灯12のアーク電圧の非一定
性により第7図に示す理想配列の如くにはならな
い。
先ずインダクタ14内の抵抗損失の効果を考え
る。このインダクタの電線の抵抗は負の電圧・時
間積よりも多くの正の電圧・時間積をインダクタ
にまたがつて要求する。電圧降下は、インダクタ
を流れると電流とインダクタの抵抗との積を、
SCRブリツジ回路によりインダクタ14にまた
がつて印加される電圧から差引いた値に等しい。
インダクタを流れる電流は「正」方向のみである
から、インダクタ14は常に「正」の電圧損失を
発生する。第1図を参照して説明した制御回路
は、各半サイクルにブリジSCRの点弧を早めて
インダクタに必要な付加的な正の電圧を与えてこ
の損失を補償する。
HID灯点灯変成器巻線16;20のインダク
タの効果は、HID灯12を通る電流の瞬時反転
を妨げることである。波形を第6図に示す。第6
図に示すように、時点T1にSCR31及び34が
導通する。この時点にはSCR32及び33は既
に負の半サイクルから導通している。HID灯点
灯変成器のインダクタンスによつてHID灯を通
る電流は瞬時に反転しない、時点T1からT2まで
の間は4個のSCRが全て導通しブリツジを入力
から出力まで短絡する。入力電圧はブリツジの出
力に現われ、この電圧がHID灯及び点灯変成器
内の電流を反転させる。エネルギ蓄積インダクタ
14にまたがる実効電圧はこの時間の間本質的に
ゼロ電圧に等しく、その電流は一定に保たれてブ
リツジの4個の導通中のSCRを通つて循環する。
HID灯電流がインダクタを通る電流に等しくな
るとSCR32及び33はT2に示すように遮断さ
れる。従つて時点T1からT2までの期間はブリツ
ジの「自由ホイーリング」時間である。第6図に
示すように、このシーケンスは時点T3からT4
での期間にも発生する。
各半サイクル中、熱いHID灯の電圧は一定で
はなく衰褪特性を有している。即ちHID灯電圧
波形は第5図に54で示されており、第6図に示
すその対応波形60は若干理想化されている。実
際の回路においては、波形60の点61における
出力電圧は例えば+230Vであり、点63におけ
る値は+160Vまで降下している。同様に負の半
サイクル中の時点T4即ち波形60上の点65に
おける電圧は−230Vであり、この半サイクルの
終り即ち点67にはこの電圧は−160Vまで衰褪
している。
前述したように、SCRブリツジの点弧点は、
HID灯を通る電流とHID灯にまたがる電圧との
和が一定となるように制御される。本発明の重要
な面によれば、点弧点制御回路はHID灯の制御
がある負荷線に沿つて行われるようになつてお
り、この負荷線はHID灯の最大ウオームアツプ
電流点及びHID灯の通常動作点の両者を含むよ
うに選択される。例えば、冷たいHID灯内に最
初にアーク放電が発生した時の最大許容ウオーム
アツプ電流は27Aで、その時にHID灯にまたがる
電圧は30Vある。一方、HID灯が通常動作状態ま
でウオームアツプされてしまうと通常動作点は
HID灯にまたがる電圧が200Vであり、HID灯を
通る電流は10Aである。本発明の負荷線はこの最
大電流動作点及び通常動作点の両者を含むように
選ばれる。即ち電源が動作する負荷線は、2つの
条件を考慮して確立される。第1の条件はHID
灯12が短絡した場合であり、最大電流が抵抗2
4を通つて流れるが電圧検知分圧器28,30に
またがる電圧は発生しない。負荷性を確立するた
めの第2の条件はHID灯12が開回路である場
合であり、この場合には電圧検知分圧器28,3
0にまたがつて最大電圧が発生するが、電流検知
抵抗24を通して電流は流れない。抵抗24にま
たがる電圧(これはHID灯12を流れる電流に
比例する)と抵抗30にまたがる電圧(これは
HID灯12にまたがる電圧に比例する)との和
を一定に保つことによつて正しい負荷線が確立さ
れ、HID灯は初めは最大電流動作点で動作し、
HID灯がウオームアツプされHID灯にまたがる
電圧が増加するにつれて負荷線に沿つて自動的に
通常動作点まで戻される。
もし抵抗24の値が0.005Ωであり、抵抗24
を30A短絡電流が流れるものとすればこの抵抗に
またがつて150mVの電圧が発生する。もし、第
3図に示すように横軸に電流を、また縦軸に電圧
をプロツトすれば、負荷線70の最下点は横軸上
の30Aの点に確立される。縦軸上の負荷線の他端
は、HID灯にまたがつて電圧は現われるが抵抗
24に電流が流れない開回路状態に対してこの
150mVのレベルを与えるように選択される。開
回路電圧が300Vであるとすれば、抵抗28及び
30の値は抵抗30にまたがる電圧も150mVに
等しくなるように選択し、これによつて負荷線7
0の最上点が限定される。SCRブリツジをこの
電流及び電圧成分の和に従つて制御し、この和を
常に150mVに保つことによつて線形負荷線70
が得られる。この負荷線は、HID灯が冷たくて
初めてHID灯内にアークが発生してウオームア
ツプ期間中からHID灯が通常動作状態に到達す
るまでの電源の全ての動作点を与える。詳述すれ
ば、アークがHID灯12内に発生した時約30Vの
電圧が冷えたHID灯にまたがつて発生するので、
HID灯には27Aの電流が流れる。この最大ウオー
ムアツプ電流の値は負荷線70によつて決定さ
れ、抵抗24,28及び30の値はHID灯12
内にアークが発生した時に流れる電流がHID灯
を破壊することなく冷えた状態のHID灯を通過
し得る最大値となるように選択される。因みに、
本発明の配列を用いるとHID灯を通る電流波形
即ち第5図の波形56は正弦波に比較して極めて
低い波高率を有している。正弦波においては電流
の尖頭値は実効値の1.4倍であり、一方本発明の
回路配列及び120〜200mHのエネルギ蓄積インダ
クタ14を用いた時は1.2乃至1.1の波高率を得る
ことができる。これは、HID灯の電極の劣化を
招きその寿命を短縮させる極めて大きい尖頭電流
を流すことなくHID灯を迅速に通常動作状態に
到達させるためにHID灯12に大きいウオーム
アツプ電流を流し得ることを意味している。前述
のように、第5図においては図示の目的から波形
56の比較的平坦な頂上部分は若干誇張してあ
る。
更に本発明の調整回路の動作を説明する。アー
クがHID灯12内に発生した時、負荷線70上
に冷えたHID灯動作点71が確立されるので最
大電流がHID灯を流れて可能な限り迅速に全光
出力まで導びく。HID灯がウオームアツプされ
るとアーク電圧が増加し、動作点は負荷線上を上
下に移動するのでHID灯を通る電流は200Vの通
常動作電圧に到達するまで、即ち負荷線70上の
点72に到達するまで比例的に減少する。この点
に到達するとHID灯は10Aの電流を流す通常状態
で動作する。HID灯が負荷線70上の通常動作
点72において動作している時、本発明の電流制
御システムは交流電源の線電圧変動に対して
HID灯を安定させるようにも機能する。即ち、
もし線電圧が増加すればHID灯を通る電流も増
加しようとするが、この電流増加はSCRブリツ
ジの点弧点をゼロ交又点58から遠去けるので
HID灯電流は一定に保たれるのである。
本発明の交流電流制御は前述の先行技術のよう
にHID灯に供給される交流電力を保持するよう
に動作していないことに注目されたい。そうでは
なく本発明は、HID灯がウオームアツプされる
につれて電流をその最大初期値から比例的に減少
させる線形負荷線型の動作を提供する。アークが
最初にHID灯内に発生した時、電流は27Aに制限
され、HID灯にまたがる電圧は30ボルトである
ので電力は約810Wである。一方HID灯がウオー
ムアツプされ負荷線70上の通常動作点72に到
達すると、電流は10Aとなり電圧は200Vである
のでHID灯には2000Wの交流電力が供給される。
第2図に示す本発明の電源の詳細回路を説明す
る。これらの図中第1図と同一の回路成分に対し
ては第1図と同一番号を付してある。抵抗24及
び30にまたがつて発生する電圧の和は1対の演
算増巾器74,76の入力に印加される。(これ
らの演算増巾器は好ましくは市販されている
LM324型とする。)この複合信号は抵抗78,8
0を通して演算増巾器74の反転入力に、また抵
抗82,84及び86を通して演算増巾器76の
非反転入力に印加されている。ダイオード88及
び90は、正入力電圧で作動するように設計され
ている絶対値増巾器35内の演算増巾器74,7
6に0.3Vより大きい負信号が印加されないよう
にこれらの増巾器を保護している。
2つの演算増巾器74,76は、入力信号の極
性が反転した時に回路利得の極性が反転するよう
に接続されているので精密な絶対値回路が得ら
れ、この回路は抵抗24,30にまたがつて発生
する交流即ち双方向性信号を単極性出力信号に変
換する。これらの演算増巾器は両極性の入力信号
に対して等利得にもなつているので増巾器35に
よつて絶対値変換が行われる。
増巾器の出力は、直列抵抗92,94及び分路
コンデンサ96からなる回路において平滑され
る。絶対値増巾器35に150mVの入力が印加さ
れた時にコンデンサ96にまたがる信号は約
4.5Vの直流となる。この信号は演算増巾器98
(好ましくはLM324型)の非反転入力に印加さ
れ、安定化された5V電源から誘導された設定点
信号は分圧ポテンシヨメータ100のアームから
抵抗102を通して演算増巾器98の反転入力に
印加される。フイードバツクコンデンサ104が
演算増巾器98の出力と反転入力との間に接続さ
れているので、演算増巾器98の出力には電流と
電圧の和波形が附加的に積分され、濾波されて現
われる。
演算増巾器98の出力はコンパレータ106
(好ましくはLM339型)の非反転入力に接続され
ている。コンパレータ106の他の入力には傾斜
信号発生器40からの傾斜信号が供給される。こ
の傾斜信号は交流波形のゼロ交又点を検出するこ
とによつ発生させる。即ち、単巻変圧器10にま
たがつて発生する交流電圧は抵抗108を通して
1対の逆極性に接続されたダイオード110及び
112に印加される。これらのダイオードは+
12Vの接地との間に接続されている分圧抵抗11
3,115に接続されている。ダイオード110
及び112は抵抗116及び118を通してコン
パレータ114(好ましくはLM339型)の入力
にまたがつて接続されているので、コンパレータ
114の出力には交流波形のゼロ交又点に一致し
て矩形波出力信号36a(第4a図)が発生する。
ゼロ交又検出器36の出力は、エツジトリガー
ドフリツプフロツプ117の入力に直接印加さ
れ、またインバータ119を通して第2のエツジ
トリガードフリツプフロツプ121の入力に印加
される。好ましくはこれらのフリツプフロツプ1
17及び121は4013型である。フリツプフロツ
プ117,121はゼロ交又検出器36の出力に
現われる矩形波の正の縁或は負の縁の何れかによ
つてトリガされ、これらフリツプフロツプのラツ
チされた出力はORゲート122の2つの入力に
印加される。ORゲート122の出力は、好まし
くはLM324型の演算増巾器124の非反転入力
に供給される。増巾器124にはフイードバツク
コンデンサ126が接続されているので積分増巾
器として動作し、交流電源波形の各半サイクルの
ゼロ交又点に立上る傾斜信号41(第4c図)を
その出力に発生する。
コンパレータ42の反転入力に印加される傾斜
信号が誤差増巾器37の出力のレベルに到達する
と、コンパレータ42出力には負に立下る信号4
3が発生し、この信号はSCRブリツジ内のSCR
の点弧を制御するのに用いられる。コンパーレー
タ即ち増巾器106の出力はゲート駆動タイマ4
4(好ましくは555型)に供給される。タイマ4
4は増巾器106の出力からの負信号43によつ
てトリガされ、その出力端子3上に約1mSの巾の
ゲートパルスを発生する。このゲートパルスは第
4e図にパルス127として示してある。ゲート
パルス127はライン128を通してフリツプフ
ロツプ117及び121のリセツト端子に供給さ
れるので、これらのフリツプフロツプはりセツト
されて交流波形の次のゼロ交又点に応答できるよ
うになる。ゲートパルス127は、NANDゲー
ト130、抵抗132及び134、及び分路コン
デンサ136からなるRCフイードバツク発振器
46にも供給される。発振器はゲートパルス12
7の持続時間の間40kHzの周波数で動作する。
NANDゲート130の出力は否定入力ORゲート
138の一方の入力に接続されているのでORゲ
ート138の出力には一連の矩形波パルス140
(第4f図)が発生する。この出力は、ラツチ1
17及び121をもトリガしているゼロ交又波形
36aによつて交互に可能化される2つの
NANDゲート140及び142に供給される。
従つて駆動パルス140はNANDゲート140,
142を通してそれぞれの駆動トランジスタ15
0及び152に交互に供給される。トランジスタ
150はライン151を通してパルス変成器15
3の一次巻線に波形140を供給する。変成器1
53の2つの二次巻線はダイオード155及び1
57を通してSCR31及び34のゲート電極と
陰極との間に接続されているので、これらの
SCRは同時に導通する。トランジスタ152は
同じようなゲート波形140をライン159を通
してパルス変成器161の一次巻線に供給し、パ
ルス変成器の2つの二次巻線はSCR32及び3
3を制御するのでこれらのSCRは交流波形の逆
極性の半サイクル中に同時に導通させられる。ゲ
ート波形140は、SCRブリツジ内のSCRの被
制御対が交流波形上の所望の点弧点に導通せしめ
られのを保証するのに充分な持続時間を有してお
り、点弧された後のSCRは、これらのSCRを通
る電流がゼロになるまで導通し続ける。
本発明の重要な面によれば、HID灯12の光
出力を負荷線70の調整によつて変化させること
ができる。このような変化は、極めて短かい露出
時間を必要とするような極めて感度の高い材料を
処理するような状態では重要になる。もしこのよ
うな状態において4〓のHID灯を使用している
のであれば、操作者により長い露出時間を与える
ようにHID灯12の光出力を半分まで減少させ
ることが望ましい。
HID灯12の光出力を減少させる1つの方法
は、電流及び電圧成分の和を一定に保持するため
の基準値を変化させるポテンシヨメータ100を
調整することである。ポテンシヨメータ100の
アームの設定点電圧を減少させる調整を行うと、
第3図の70aに示すように負荷線70を左に移
動させれる。しかし、負荷線を位置70aまで平
行移動させると無負荷状態に対する300V点が低
下する、即ち波形54の振巾も減少しHID灯を
起動させるのに不充分となるかも知れないという
欠陥を呈する。
HID灯12の光出力を減少させるための好ま
しい方法は、負荷線と縦軸との交点は一定に保持
したまま横軸との交点を調整して第3図の70b
の如き負荷線を得ることである。負荷線70bは
第8図の回路を用いることによつて得ることがで
きる。即ち、第8図においては2つの等しい値の
電流検知抵抗24a及び24bが直列に接続され
ている。抵抗28及び30の値は変更しないので
最大電圧点、即ち300Vは一定に保たれる。しか
し、選択スイツチ101の位置に依存して絶対値
増巾器35への入力は抵抗24a,24bの一方
にまたがる電圧か或はこれらの両抵抗にまたがる
電圧の何れかとなる。両抵抗にまたがる電圧が検
知された時には両抵抗を通して流れる小さい電流
で前述の150mVの短絡回路電流が発生すること
になり、HID灯に供給される電流の最大値は負
荷線70bによつて示される如く減少する。もし
抵抗24a及び24bがそれぞれ0.005Ωであれ
ば最大電流は半分の値、即ち15Aに減少する。
明らかに電圧検知素子の値を変えることなく電
流検知素子の値を変える他の配列も用いることが
できる。しかし、抵抗24は極めて低い値、即ち
0.005Ωを有しているから、HID灯電流回路内で
同じような値の抵抗を挿入したり、切離したりす
るようにスイツチすることは困難であることに注
意されたい。第8図の回路は2つの抵抗を常に回
路内に挿入したままとし、増巾器35への検知入
力を切替えることによつてこれを避けている。単
一の抵抗24bにまたがる電圧が検知される場合
には、抵抗24aにまたがる電圧は最大電流状態
において150mVになるだけであるから増巾器3
5の動作に影響を及ぼすことはない。第8図の実
施例においては共通回路接地はスイツチ101の
可動アームに変更されている。
さてバイパス回路網27に関してより詳細に説
明する。この回路網は第1のバイパスコンデンサ
160を含み、このコンデンサはHID灯点灯パ
ルス変成器の二次巻線16,20の一端にまたが
つて接続されていてこれらの変成器にまたがつて
発生するHID灯点灯パルスのための交流通路を
完成し、これらの高電圧パルスがSCRブリツジ
に影響を及ぼすのを防いでいる。しかしHID灯
12内にアーク放電が発生する前にはSCRブリ
ツジは本質的に無負荷状態で作動している。これ
らの状態の下ではHID灯12に供給される波形
は第7図に162で示すようである。第7図にお
いてSCRブリツジ回路はHID灯12が導通する
前には小さい負荷としてバイパス回路網だけを有
しているから、コンデンサ160は波形162の
部分162aの間にブリツジによつて急速に充電
される。コンデンサ160が充電されると直ちに
ブリツジSCRは再び遮断される。もしコンデン
サ160がSCRブリツジの次の導通期間の前に
放電されなければ、連続する半サイクル中にコン
デンサ160に電圧が累積し、ブリツジSCRは
過大なストレスを加えるようになる。SCRブリ
ツジの導通期間と導通期間の間にコンデンサ16
0を放電させるためにコンデンナサ160にまた
がつて抵抗164が接続してあるのでコンデンサ
160は第7図の波形162の部分162bによ
つて示すように各半サイクル中に放電する。
本発明の重要な面によれば、二次巻線16,2
0にまたがつて現われるHID灯点灯パルスは、
HID灯に加わる電圧が比較的高く且つSCRブリ
ツジがまた導通している波形162上のある点に
おいて発生するので、SCRブリツジはHID灯1
2内に完全導通を確立させるために必要なフオロ
ースルー電流を供給することができる。高電圧の
HID灯点灯パルスは一方の電極から他方の電極
へスパークを発生させる。しかし、SCRブリツ
ジが導通していない期間中にこのスパークが発生
してもHID灯を通る導通路を確立して接続する
アーク放電を得るのに充分な大きさの電流の源は
存在しない。即ち、HID灯点灯パルスは第7図
の点Aにおいて印加されるのであり、この点Aに
おいてはHID灯にまたがる電圧は比較的高く、
コンデンサ160はまだ充電されているので
SCRブリツジ内のSCRはまだ導通中である。従
つて一方の電極から他方の電極まで一旦スパーク
が確立されてしまえば、SCRブリツジはアーク
放電を持続させるのに必要な電流を供給できるよ
うになる。
SCRブリツジがHID灯12にフオロースルー
電流を供給できても、電流がSCRブリツジ回路
から流出しHID灯12内へ流入するには若干の
時間が必要である。コンデンサ160は、SCR
ブリツジの導通期間と導通期間の間に抵抗164
によつて急速に放電可能でありながら二次巻線1
6,20のための高周波バイパスとして働くよう
にするために、0.22μF程度の比較的小さい値であ
ることが好ましい。また大きいエネルギ蓄積イン
ダクタ14との比較的低い周波数の共振効果を避
けるためにもコンデンサ160の値を小さくする
ことが望ましい。従つて、コンデンサ160は電
流がSCRブリツジからHID灯へ流出しつつある
時にHID灯内のアーク放電を持続させるのに必
要な電流を供給するには小さ過ぎる。従つて第2
のコンデンサ166が抵抗168と直列にコンデ
ンサ160にまたがつて接続されている。このコ
ンデンサ166の値はコンデンサ160の値の約
10倍である。抵抗168の値は、エネルギ蓄積イ
ンダクタ14及び回路容量を含む共振回路のQを
下げるように250Ωである。コンデンサ166が
大容量であるために、HID灯12内にスパーク
が発生した後にSCRブリツジを通して交流源か
ら大きい電流が流されるまでアーク放電を持続さ
せる大量の電流がコンデンサ166から流出さ
れ、HID灯12内へ流入する。
1秒タイマ172(第2図)は電源のオン/オ
フスイツチによつて制御され、交流が単巻変圧器
10に印加された後1秒間出力パルスを発生す
る。この1秒の遅延は電源システムのソリツドス
テート回路に対する適切な供給電圧が発生するの
に充分な時間を与える。
タイマ172の出力は、トランジスタ174、
演算増巾器176及び附属回路からなる2秒タイ
マに印加される。この2秒の期間はHID灯点灯
パルスを発生するために確立されるものであり、
この期間の終りに点灯パルスの発生が終了する
(HID灯12はこの2秒の間隔中に点弧されたも
のとする)。この2秒の間隔はコンデンサ178
の充電によつて確立され、演算増巾器176の出
力は遅延タイマ180(好ましくは555型)を可
能化するのに用いられる。タイマ180の入力端
子2へはライン182を通してコンパレータ42
の出力が印加されている。
HID灯点灯パルスが各半サイクル中の波形1
62上の点Aに発生するようにこれらのパルスを
限時するために、HID灯点灯回路170はブリ
ツジ内のSCRが点弧されてから所定の期間後に
HID灯点灯パルスが発生するように適当な遅延
を与えたコンパレータ42の出力によつて制御さ
れる。詳述すれば、タイマ180はコンデンサ1
84、抵抗186、及びポテンシヨメータ188
からなる時定数回路を用いてSCRブリツジの点
弧後1乃至2mSの巾の遅延間隔パルス189(第
4図)を発生する。ポテンシヨメータ188を変
化させることによつて、HID灯点灯パルスが第
7図の点Aに位置するように、これらのパルスの
位置をSCR点弧点に対して変化させることがで
きる。
遅延タイマ180の出力は、コンデンサ19
0、このコンデンサと直列の抵抗192及び分路
抵抗194からなる微分回路に供給され、微分さ
れたパルス195a及び195b(第4b図)が
作られる。ダイオード196は、タイマ180か
らの出力波形の立上り縁において発生する正パル
ス195aを除去するのに用いられる。負パルス
195bはタイマ180からの遅延間隔パルス1
89の立下り縁に一致してトランジスタ198の
ベースに印加されるから、HID灯点灯駆動パル
ス197(第4i図)はタイマ180が動作して
いる期間中の交流の各半サイクルにトランジスタ
198のコレクタに発生する。
トランジスタ198のコレクタは、HID灯点
灯回路170内の入力パルス変成器202の一次
巻線200に接続されている。回路170は変成
器18,22にHID灯点灯パルスを供給するた
めの2つの分離した回路を提供し、これらの独立
回路は変成器202の一次巻線200に供給され
るHID灯点灯駆動パルスによつて制御される。
先ず変成器18に関連する回路を説明すると、単
巻変圧器10にまたがつて発生すう交流電圧は整
流器204によつて整流され、コンデンサ206
及び抵抗208によつて濾波されるので約400V
の直流電圧が抵抗212及び214を通してパル
ス変成器駆動コンデンサ210を充電するように
なる。HID灯点灯駆動パルスは変成器202の
二次巻線216からダイオード218を通して
SCR220のゲート電極に供給される。SCR2
20のゲート電極と陰極との間には抵抗222が
接続されている。SCR220は、パルス変成器
18の一次巻線224、コンデンサ210及び小
さい飽和コイル226を含む直列回路内に接続さ
れている。パルス変成器の一次巻線224と
SCR220の陰極との接合点は、抵抗212,
214を通してコンデンサ210を充電する共通
直流電源の接地端子に接続されている。
他の変成器22のための駆動回路は、パルス変
成器22の一次巻線230と直列に接続されてい
るコンデンサ228、SCR232、及び飽和コ
イル234からなつている。SCR232は、変
成器202の二次巻線236にまたがつて発生す
るパルスによつて点弧される(二次巻線236は
ダイオード238を通してSCR232のゲート
電極に接続されている)。コンデンサ228はコ
ンデンサ206にまたがる直流電圧から抵抗24
0及び242を通して別個に充電される。
さてパルス変成器18に関連するHID灯点灯
駆動パルス回路の動作を説明する。変成器18の
一次巻線224のインダクタンスは4μHとするこ
とが好ましく4巻回からなつており、一方その二
次巻線16は230巻回を有しているので極めて大
きい電圧がパルス変成器18によつて発生され
る。二次巻線16にまたがつて約15000VのHID
灯点灯駆動パルスを得るためには、一次巻線22
4に約300Aの尖頭電流を流す必要がある。HID
灯点灯駆動パルスが変成器202の二次巻線にま
たがつて発生するとSCR220はトリガされて
導通する。しかし、SCR220は直ちに完全導
通するのではなく完全に導通するまでには極く僅
かな時間間隔を必要とする。SCRが最初に導通
する時、先ず小さい接合領域が導通せしめられ、
この小さい導通領域は全電流がSCR220を通
過する時の極めて高い電力消散を支えることはで
きない。しかし、飽和リアクトル226は一次巻
線224のインダクタンスの約50倍の約200μHの
インダクタンスを有しているので、SCR220
の導通接合領域が全接合に広がるまで一次巻線2
24を流れる電流を制限するように機能する。
SCR220の全接合領域が導通すると、リアク
トル226はSCR220を破壊することなく飽
和可能とする。
本発明の重要な面によれば、飽和リアクトル2
26は極めて矩形に近いヒステリシスループ特性
を有しているので、そのコアが飽和すると実効的
に充電されたコンデンサ210と一次巻線224
の接続を制御する。好ましくは飽和リアクトル2
26は、極めて矩形に近いヒステリシスループを
有する材料のテープを巻いたギヤツプ無しのトロ
イダルコアからなつてている。好ましくは、この
材料はアレグニールードラムインダストリーズ
(Alleghny Ludlum Industries)から商品名デル
タマツクス(Deltamax)として市販されている
粒子配向鋼テープである。このような飽和リアク
トルを用いることによつて、SCR220は
2N3899型とすることが可能である。このSCRは
比較的安価であり、単独で使用するならば充分高
速なターンオン時間を得ることは不可能であり、
また300Aの尖頭電流を初期に消散できるもので
もない。しかし、飽和リアクトル226は、
SCR220がその全接合に亘つて完全に導通す
るまで一次巻線224に電流が累積するのを遅延
させ、その後それ自体の矩形型ヒステリシスルー
プの制御の下に極めて迅速に電流をスイツチす
る。上記構造の飽和リアクトルを使用することに
よつて1μS以内に一次巻線224にまたがる一次
電圧を0から280Vまで上げられることが分つた。
一次巻線224に印加されるパルスに対するこの
極めて速い立上り時間は、約15000VのHID灯点
灯パルスを二次巻線にまたがつて発生させるのに
満足できるものであることが分つた。
変成器22の一次巻線230のためのHID灯
点灯駆動回路は同じように機能し、この回路内の
飽和リアクトル234は上述のものと同一構造で
ある。HID灯点灯パルスは二次巻線16,20
にまたがつて同時に発生するから、合計約
30000Vの電圧パルスが入力交流波形の各半サイ
クルに1回、点A(第7図)にHID灯の電極に印
加されることになる。この配列を用いると、遮断
された熱いHID灯をHID灯点灯駆動パルスが変
成器202に供給されてから数分の一秒以内に再
起動させ得ることが分つた。前述の如く、これら
の駆動パルスは遅延タイマ180を不能化するこ
とによつて約2秒後に終了する。
単巻変圧器10には一般に一連のタツプ10
a,10b及び10cが設けてあり、これらのタ
ツプに交流電源を持続するようになつている。こ
れらのタツプはそれぞれ240V、220V及び200Vの
入力線電圧用である。本発明の更に別の面によれ
ば、特定の交流電源に対して正しいタツプが選択
された場合に操作者に視覚的に通知するように構
成されている。即ち、単巻変圧器10にまたがる
電圧は抵抗250及び252からなる分圧回路網
に印加される。これらの抵抗は、単巻変圧器10
によつて発生される電圧が正しい振巾である時に
抵抗252にまたがつて発生する電圧4.6〜5.6V
の尖頭値を有する交流となるように選択されてい
る。抵抗252にまたがる電圧は整流器254に
よつて整流され、コンデンサ256に供給される
のでこのコンデンサの両端には4.6〜5.6Vの直流
電圧が得られる。コンデンサ256にまたがるこ
の電圧は、充分に安定化された電源から誘導され
た5V基準信号及び4V基準信号とコンパレータ2
58及び260において別々に比較される、詳述
すれば、コンデンサ256にまたがる電圧は抵抗
262を通してコンパレータ258の一方の入力
に、また抵抗264を通してコンパレータ260
の一方の入力に供給される。5V基準信号は抵抗
266を通してコンパレータ258の他方の入力
に供給され、また抵抗268及び269からなる
分圧器にも供給されている。分圧器の抵抗は抵抗
269にまたがつて4Vが発生するような適切な
値である。この4V基準信号は抵抗270を通し
てコンパレータ260の他方の入力に印加され
る。
コンパレータ258及び260は1対の発光ダ
イオード272及び274を制御する。もしコン
デンサ256にまたがる電圧の値が4Vより高い
が5Vよりは低ければ両ダイオード272,27
4はコンパレータ258,260の出力によつて
導通せしめられ、交流電源が単巻変圧器10のタ
ツプ10a〜10cの1つに正しく接続されてい
ることを指示する。しかし、もしコンデンサ25
6上の電圧が5Vより高いと、コンパレータ25
8の出力が変化するために発光ダイオード272
は非導通になる。これによつて操作者は交流電源
が低目のタツプ10b或は10cの一方に接続さ
れていて過大電圧が単巻変圧器10から発生して
いることを知る。一方、もしコンデンサ256に
またがる電圧が4V以下であると、発光ダイオー
ド272は導通し続けるが発光ダイオード274
はコンパレータ260の出力状態の変化によつて
非導通となる。これは交流線電圧が高過ぎるタツ
プに印加されてSCRブリツジ及びHID灯12に
印加される電圧が低過ぎることを通知している。
以上に本発明の種々の実施例を説明したが、当
業者ならばこれら実施例の種々の変更及び変形を
容易に考察できよう。これらの全ての変更及び変
形も本発明の範囲から逸脱するものではないこと
を理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電源のブロツク図であり、第
2図は第1図の電源の回路図であり、第3図は第
1図の電源に見出される負荷線特性の説明図であ
り、第4図は第1図の電源の各部の動作を示す波
形図であり、第5図及び第6図は第1図の電源の
エネルギ蓄積インダクタ及びSCRブリツジの動
作を説明する波形図であり、第7図は放電灯に印
加される開回路電圧と放電灯点灯パルスとの間の
関係を示す波形図であり、そして第8図は第1図
の電源において放電灯の出力を減少させるための
変形配列の回路図である。 10……単巻変圧器、12……大電流放電灯、
13……交流電流制御回路、14……エネルギ蓄
積インダクタ、18,22……放電灯点灯変成
器、24……電流検知抵抗、27……バイパス回
路網、28,30……電圧検知分圧抵抗、31,
32,33,34……SCR、35……絶対値増
巾器、36……ゼロ交又検出器、37……誤差増
巾器、38……ラツチ、40……傾斜信号発生
器、42,106,114,258,260……
コンパレータ、44……ゲート駆動タイマ、46
……40kHz発振器、48,50……駆動回路、7
4,76,98,124,176……演算増巾
器、153,161……パルス変成器、170…
…放電灯点灯回路、172,180……タイマ、
202……入力パルス変成器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電流源; この交流電流源にまたがつて放電灯と直列に接
    続されており、エネルギ蓄積インダクタンスとこ
    のインダクタンスを放電灯と直列に接続する第1
    の対の制御整流器と第2の対の制御整流器とを備
    える制御手段; 放電灯を流れる電流の大きさに比例する電圧を
    発生する第1の抵抗器と、放電灯にまたがる電圧
    に比例する電圧を発生する第2の抵抗器とを含む
    制御信号発生手段 基準信号発生手段;及び 基準信号と制御信号とによつて制御され、放電
    灯が初期の冷えた状態からウオームアツプし、そ
    して正常動作中第1の抵抗器と第2の抵抗器とに
    またがつて発生する電圧の和を所定の電圧に等し
    く維持するように前記の制御手段を制御する調整
    手段 を備え、それにより放電灯がウオームアツプする
    につれて放電灯に流れる電流がそれの初期の最大
    値から比例的に減少するようにしたことを特徴と
    する高輝度放電灯用電源。 2 基準信号発生手段は、交流電流源の電圧レベ
    ルに対する放電灯の光出力の強さを変化させるた
    め基準信号の値を変化させる手段を含む特許請求
    の範囲第1項記載の高輝度放電灯用電源。 3 第1の抵抗器が放電灯の光出力を変化させる
    ため抵抗値を選択的に変化させる手段を含む特許
    請求の範囲第1項記載の高輝度放電灯用電源。 4 調整手段が第1及び第2の抵抗器にまたがつ
    て発生する電圧の和と基準信号とを比較してこれ
    ら電圧の和と基準信号との差に等しい誤差信号を
    発生する手段;及びこの誤差信号によつて制御さ
    れこの誤差信号を減少させる方向に制御手段を制
    御する手段を含む特許請求の範囲第1項記載の高
    輝度放電灯用電源。 5 放電灯を開回路とした時に第2の抵抗にまた
    がつて発生する電圧に等しい電圧が、放電灯を短
    絡した時に第1の抵抗にまたがつて発生するよう
    に第1及び第2の抵抗器の値が選択されている特
    許請求の範囲第1項記載の高輝度放電灯用電源。 6 調整手段が基準信号と制御信号とによつて制
    御され制御整流器の点弧点を制御する手段を含む
    特許請求の範囲第1項記載の高輝度放電灯用電
    源。 7 制御手段の第1と第2の対の何れの対の制御
    整流器が導通してもインダクタンスに同一方向の
    電流が流れるように第1と第2の対の制御整流器
    はインダクタンスに接続され、そして交流電流源
    にまたがつてインダクタンスと放電灯とが直列に
    接続されている特許請求の範囲第1項記載の高輝
    度放電灯用電源。 8 調整手段が、放電灯を流れる電流の大きさ
    を、初期には放電灯が冷えている時の最大所定値
    に制限し、放電灯がウオームアツプするにつれて
    放電灯にまたがつて発生する電圧の増加に応答し
    て比例的に減少させるように制御整流器の点弧点
    を制御する点弧点制御手段を含む特許請求の範囲
    第7項記載の高輝度放電灯用電源。 9 調整手段が、点弧点制御手段によつて制御さ
    れ、制御整流器の点弧点の所定時間後に且つ第2
    の抵抗にまたがつて発生する電圧が所定値に到達
    した時に放電灯に放電灯点灯パルスを印加して放
    電灯内にアークを形成せしめる手段を含む特許請
    求の範囲第8項記載の高輝度放電灯用電源。 10 交流電流源; この交流電流源にまたがつて放電灯と直列に接
    続されている制御手段; 放電灯を流れる電流の大きさに比例する電圧を
    発生する第1の抵抗器と、放電灯にまたがる電圧
    に比例する電圧を発生する第2の抵抗器とを含む
    制御信号発生手段; 基準信号発生手段; 基準信号と制御信号とによつて制御され、放電
    灯が初期の冷えた状態からウオームアツプする際
    に第1の抵抗器と第2の抵抗器とにまたがつて発
    生する電圧の和を所定の電圧に等しく維持するよ
    うに前記の制御手段を制御する調整手段;及び 放電灯点弧回路を具備し、 前記の制御手段はエネルギ蓄積インダクタン
    ス;何れの対が導通してもこのインダクタンスに
    同一方向の電流が流れるようにインダクタンスに
    接続されている第1及び第2の対の制御整流器;
    交流電流源にまたがつてエネルギ蓄積インダクタ
    ンスと放電灯とを直列に接続する手段を含み、 前記の調整手段は放電灯を流れる電流の大きさ
    を、初期には放電灯が冷えている時の最大所定値
    に制限し、放電灯がウオームアツプするにつれて
    放電灯にまたがつて発生する電圧の増加に応答し
    て比例的に減少させるように制御整流器の点弧点
    を制御する手段;この点弧点を制御する手段によ
    つて制御され、点弧点の所定時間後に且つ第2の
    抵抗にまたがつて発生する電圧が所定値に到達し
    た時を検知する電圧感知手段に応答して放電灯に
    放電灯点灯パルスを印加して放電灯内にアークを
    形成せしめる手段を含み、 前記の放電灯点弧回路は各々が放電灯の1つの
    電極に接続されている二次巻線を有する1対のパ
    ルス変成器、この対のパルス変成器の一次巻線に
    放電灯点灯パルスを供給する手段、各一次巻線に
    直列接続されているコンデンサ、交流電流源から
    直流電圧を発生する手段、この直流電圧から両コ
    ンデンサを充電する手段、各コンデンサと一次巻
    線との直列接続にまたがつて接続され関連一次巻
    線を通してコンデンサを放電させて二次巻線にま
    たがつて大振巾の放電灯点灯パルスを同時に発生
    させるために各コンデンサと一次巻線との直列接
    続にまたがつて接続されているゲート電極を有す
    る半導体スイツチング手段、各半導体スイツチン
    グ手段のゲート電極に放電灯点灯パルスを同時に
    印加する手段、及びコンデンサと一次巻線との直
    列接続にそれぞれ直列接続された可飽和リアクタ
    を含み、この可飽和リアクタは、放電灯点灯パル
    スをゲート電極に加えるとき半導体スイツチング
    手段を流れる電流を最初に制限し、そして各半導
    体スイツチング手段にかゝる電圧が減少すると所
    定の短期間に飽和するものであり、それにより放
    電灯を流れる電流がそれの初期の最大値から放電
    灯がウオームアツプするにつれて比例的に減少し
    ていくことを特徴とした高輝度放電灯用電源。
JP56106160A 1980-07-07 1981-07-07 Power source for high illumination discharge lamp Granted JPS5772296A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/166,159 US4356433A (en) 1980-07-07 1980-07-07 HID Lamp power supply

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5772296A JPS5772296A (en) 1982-05-06
JPH0346960B2 true JPH0346960B2 (ja) 1991-07-17

Family

ID=22602063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56106160A Granted JPS5772296A (en) 1980-07-07 1981-07-07 Power source for high illumination discharge lamp

Country Status (10)

Country Link
US (1) US4356433A (ja)
JP (1) JPS5772296A (ja)
AU (1) AU542253B2 (ja)
BE (1) BE889434A (ja)
CA (1) CA1187545A (ja)
DE (1) DE3125261A1 (ja)
DK (1) DK299081A (ja)
FR (1) FR2486348B1 (ja)
GB (1) GB2080054B (ja)
IT (1) IT1194834B (ja)

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE31486E (en) 1974-09-30 1984-01-03 Chadwick-Helmuth Company, Inc. Rapid starting of gas discharge lamps
JPS6057673B2 (ja) * 1980-09-03 1985-12-16 株式会社エルモ社 交流放電灯の電源装置
US4723098A (en) * 1980-10-07 1988-02-02 Thomas Industries, Inc. Electronic ballast circuit for fluorescent lamps
US4339692A (en) * 1980-11-18 1982-07-13 The Nuarc Company, Inc. Power supply for HID lamp
FI61781C (fi) * 1981-06-15 1982-09-10 Helvar Oy Effektregulator speciellt ljusregulator
US4492899A (en) * 1981-08-18 1985-01-08 Indicator Controls Corporation Solid state regulated power supply system for cold cathode luminous tube
US4414493A (en) * 1981-10-06 1983-11-08 Thomas Industries Inc. Light dimmer for solid state ballast
ZA83299B (en) * 1982-01-15 1983-10-26 Minitronics Pty Ltd Electronic high frequency controlled device for operating gas discharge lamps
US4455510A (en) * 1982-05-20 1984-06-19 Hid Systems, Inc. High intensity discharge ballast with hot restrike performance
US4473779A (en) * 1982-05-26 1984-09-25 Area Lighting Research, Inc. Power factor measuring cut-off arrangement for and method of protecting a ballast-starter circuit from high pressure sodium lamp cycling malfunction
US4536680A (en) * 1982-07-26 1985-08-20 General Electric Company Resistive lamp ballast with re-ignition circuit
US4450385A (en) * 1982-08-09 1984-05-22 Gte Laboratories Incorporated Inductive ballasting of direct current gas discharges
US4503364A (en) * 1982-09-02 1985-03-05 Cooper Industries, Inc. Programming and control device for modified lead ballast for HID lamps
GB2131984B (en) * 1982-09-20 1986-06-11 Plessey Co Plc Power control circuit arrangement
US4645982A (en) * 1982-11-15 1987-02-24 Canon Kabushiki Kaisha Load control unit in an image forming apparatus
US4580080A (en) * 1983-10-20 1986-04-01 General Electric Company Phase control ballast
US4574223A (en) * 1984-01-12 1986-03-04 Hid Systems, Inc. Fast warmup ballast for HID lamps
EP0176563A4 (en) * 1984-03-28 1986-05-12 Electronic Transformer Corp BALLAST AND CONTROL UNIT FOR ELECTRIC DISCHARGE BULB.
NL8600812A (nl) * 1985-12-17 1987-07-16 Philips Nv Schakeling geschikt voor het bedrijven van een hogedrukontladingslamp.
US4745341A (en) * 1986-03-25 1988-05-17 Cooper Industries Rapid restrike starter for high intensity discharge lamps
US4873471A (en) * 1986-03-28 1989-10-10 Thomas Industries Inc. High frequency ballast for gaseous discharge lamps
DE3622984A1 (de) * 1986-07-09 1988-01-21 Norka Norddeutsche Kunststoff Zuendgeraet fuer hochdruckentladungslampen
US4719403A (en) * 1986-11-03 1988-01-12 The Boc Group, Inc. R. f. glow discharge constant current source
EP0337021A1 (en) * 1988-04-12 1989-10-18 Actronic Lighting Cc Ignition device for a gas discharge lamp
DE3928810A1 (de) * 1989-08-31 1991-03-07 Philips Patentverwaltung Schaltungsanordnung zum speisen einer last
US5051665A (en) * 1990-06-21 1991-09-24 Gte Products Corporation Fast warm-up ballast for arc discharge lamp
JP2587718B2 (ja) * 1990-10-01 1997-03-05 株式会社小糸製作所 車輌用放電灯の点灯回路
IT1247762B (it) * 1990-10-22 1994-12-30 Marelli Autronica Dispositivo di controllo per una lampada a scarica di gas per l'impiego a bordo di un autoveicolo
JPH06503203A (ja) * 1991-01-09 1994-04-07 ウエルチ.アリン.インコーポレイテッド 低ワット金属ハロゲン化物ランプ装置
US5268631A (en) * 1991-11-06 1993-12-07 Chicago Stage Equipment Co. Power control system with improved phase control
CA2132435A1 (en) * 1992-03-25 1993-09-26 Yamada Nobuyuki Power regulator of discharge lamp and variable color illumination apparatus using the regulator
US5607475A (en) * 1995-08-22 1997-03-04 Medtronic, Inc. Biocompatible medical article and method
US5723951A (en) * 1996-06-26 1998-03-03 Osram Sylvania Inc. Method of hot restarting a high intensity discharge lamp
DE19803855A1 (de) * 1998-01-31 1999-08-05 Hella Kg Hueck & Co Einrichtung zum Zünden und Betreiben einer Hochdruckgasentladungslampe in einem Kraftfahrzeug
US6016325A (en) * 1998-04-27 2000-01-18 Cymer, Inc. Magnetic modulator voltage and temperature timing compensation circuit
TW393876B (en) * 1998-07-30 2000-06-11 Mitsubishi Electric Corp Lighting device for the discharge lamp
US6157142A (en) * 1998-10-15 2000-12-05 Electro-Mag International, Inc. Hid ballast circuit with arc stabilization
US6194843B1 (en) 1999-01-29 2001-02-27 Electro-Mag International, Inc. HID ballast with hot restart circuit
US6452343B2 (en) * 1999-11-17 2002-09-17 Koninklijke Philips Electronics N.V. Ballast circuit
JP4792627B2 (ja) * 2000-09-26 2011-10-12 岩崎電気株式会社 Hidランプの点灯回路
US6577078B2 (en) * 2001-09-26 2003-06-10 Koninklijke Philips Electronics N.V. Electronic ballast with lamp run-up current regulation
JP2005080353A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Toyoda Gosei Co Ltd Led用電源装置
EP1673796A1 (en) * 2003-10-02 2006-06-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Tanning apparatus
ITMI20081566A1 (it) * 2008-09-02 2010-03-03 St Microelectronics Srl "dispositivo elettronico di pilotaggio di lampade, in particolare di lampade hid."
CA2771910C (en) * 2009-08-28 2016-07-26 Abb Technology Ag Converter cell module, voltage source converter system comprising such a module and a method for controlling such a system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52120582A (en) * 1976-04-01 1977-10-11 Iwasaki Electric Co Ltd Lighting device for discharge lamp

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3374420A (en) * 1964-10-06 1968-03-19 Superior Electric Co Power control device having an overload current circuit
US3317789A (en) * 1965-04-28 1967-05-02 Gen Electric Stabilized control circuit
US3364334A (en) * 1966-10-19 1968-01-16 Hitachi Ltd Method and apparatus for arc welding
CH452054A (de) * 1966-10-27 1968-05-31 Novelectric Ag Regelanordnung zur Stabilisierung der Leistungsaufnahme einer Metalldampf-Hochdruck-Entladungslampe
US3476977A (en) * 1967-05-31 1969-11-04 Gen Electric Impulse starting and operating circuit for gas discharge lamps
US3522475A (en) * 1967-06-29 1970-08-04 Matsushita Electric Works Ltd Discharge lamp starting device
US3555352A (en) * 1967-10-09 1971-01-12 Berkey Photo Inc Gas discharge lamp operating system
US3590316A (en) * 1969-03-17 1971-06-29 Westinghouse Electric Corp Phase-controlled universal ballast for discharge devices
GB1385018A (en) * 1971-10-18 1975-02-26 Gen Electric Co Ltd Operating circuits for electric discharge lamps
SU434393A1 (ru) * 1972-05-22 1974-06-30 М. Сибгатулин, Н. Черкасов , В. Р. Лепп Ставилиз.атор тока
JPS5547037Y2 (ja) * 1973-09-29 1980-11-05
US3944876A (en) * 1974-09-30 1976-03-16 Chadwick-Helmuth Company, Inc. Rapid starting of gas discharge lamps
US3931544A (en) * 1974-12-05 1976-01-06 Gte Sylvania Incorporated Fast warm up electronic ballast circuit for a high pressure discharge lamp
US4038515A (en) * 1975-05-08 1977-07-26 Miller Electric Manufacturing Company Asymmetrical a.c. welder
US3999100A (en) * 1975-05-19 1976-12-21 Morton B. Leskin Lamp power supply using a switching regulator and commutator
US4240009A (en) * 1978-02-27 1980-12-16 Paul Jon D Electronic ballast
US4228494A (en) * 1978-08-16 1980-10-14 Stifter Francis J Constant current source

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52120582A (en) * 1976-04-01 1977-10-11 Iwasaki Electric Co Ltd Lighting device for discharge lamp

Also Published As

Publication number Publication date
AU542253B2 (en) 1985-02-14
GB2080054A (en) 1982-01-27
CA1187545A (en) 1985-05-21
US4356433A (en) 1982-10-26
GB2080054B (en) 1984-12-05
IT1194834B (it) 1988-09-28
AU7129181A (en) 1982-01-14
IT8148838A0 (it) 1981-07-06
FR2486348A1 (fr) 1982-01-08
DE3125261C2 (ja) 1988-08-25
BE889434A (fr) 1981-10-16
DE3125261A1 (de) 1982-06-16
JPS5772296A (en) 1982-05-06
FR2486348B1 (fr) 1985-07-19
DK299081A (da) 1982-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0346960B2 (ja)
US4904907A (en) Ballast circuit for metal halide lamp
US4237403A (en) Power supply for fluorescent lamp
US4749913A (en) Operating circuit for a direct current discharge lamp
US4168453A (en) Variable intensity control apparatus for operating a gas discharge lamp
US4230971A (en) Variable intensity control apparatus for operating a gas discharge lamp
JPH05205886A (ja) 並列に接続されている複数の放電灯の照度レベルを一定に維持する方法
US4523130A (en) Four lamp modular lighting control
JPS5825099A (ja) 電気制御システム
EP0253163B1 (en) Arc lamp power supply
US4266165A (en) High intensity discharge lamp starting circuit
US4167689A (en) Solid state lamp ballast
EP0071346B1 (en) Method and circuit for controlling illumination from a gas discharge lamp
US3870924A (en) Light source with optimized flash energy input to gas tube
CA1093143A (en) Discharge lamp operating circuit
US4048543A (en) Discharge lamp operating circuit
GB1575832A (en) Operating circuit for a gaseous discharge lamp
US3863102A (en) Fluorescent lamp dimming circuit employing an improved auxiliary circuit
EP0016756B1 (en) Circuit for energising a gas discharge lamp
JPS6324638Y2 (ja)
EP0083992A1 (en) Circuit and method for controlling the output illumination of one or more gas discharge lamps
EP0081862B1 (en) Control apparatus for operating a gas discharge lamp
JPS5845798B2 (ja) 放電灯調光装置
JPS6121394B2 (ja)
JPH0536484A (ja) 放電灯点灯装置