JPS6242281Y2 - - Google Patents

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JPS6242281Y2
JPS6242281Y2 JP1981000671U JP67181U JPS6242281Y2 JP S6242281 Y2 JPS6242281 Y2 JP S6242281Y2 JP 1981000671 U JP1981000671 U JP 1981000671U JP 67181 U JP67181 U JP 67181U JP S6242281 Y2 JPS6242281 Y2 JP S6242281Y2
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combustion
variable resistor
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばストーブの燃焼制御装置に関
する。
従来、ストーブの燃焼制御装置においては自動
運転、手動運転の切換スイツチを有し、自動運転
時には燃焼動作を設定温度に応じてON.OFF制御
して室温の自動制御を行ない、手動運転時には燃
焼動作を室温に関係なく連続的に行なうものが知
られている。
しかしこのようなものでは手動運転時に室温が
かなり上昇しても人が燃焼動作をOFF操作しな
い限り燃焼動作が継続されるためエネルギーを無
駄に消費するとともに異常高温により健康を損う
等の問題があつた。
この考案はこのような問題を解決するために為
されたもので、燃焼動作を自動又は手動に選択切
換えできるものにおいて、手動運転時においても
室温が異常高温になつたときには燃焼動作を停止
制御することができ、しかも回路構成が簡単な燃
焼制御装置を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図において1は電源プラグで、このプラグ
1の両電極端子間に双方向性3端子サイリスタ2
を介して灯油の気化器ヒータ3を接続するととも
に遅延サーモ4を介して対流用フアンモータ5を
接続している。また前記プラグ1の両電極端子間
に燃焼・消火切換スイツチ6の消火側接点61を
介して第1のリレー7を接続し、その第1のリレ
ー7の常開接点7mを上記消火側接点61に並列
に接続している。さらに前記プラグ1の両電極端
子間に前記第1のリレー7の常開接点7mおよび
燃焼・消火切換スイツチ6の燃焼側接点62を直
列に介して主制御回路8を接続するとともにさら
に後述する第2のリレー9の常開接点9mを介し
て点火トランス10並びに灯油供給用のポンプモ
ータ11を接続している。前記主制御回路8は前
記サイリスタ2並びに常開接点9mを制御するも
ので、その回路は第2図に示すように構成されて
いる。すなわち室温検出回路12、ヒータ温度制
御回路13、出力回路14で構成されている。前
記室温検出回路12は+Vcc端子と接地間に室温
検知素子としての負特性サーミスタ15、抵抗1
6、抵抗17と温度設定用可変抵抗器18との並
列回路および抵抗19の直列回路並びに抵抗2
0,21の直列回路をそれぞれ接続して抵抗ブリ
ツジ回路22を形成している。そして抵抗ブリツ
ジ回路22における負特性サーミスタ15と抵抗
16との接続点B1をコンパレータ23の反転入
力端子(−)に接続するとともに抵抗20と21
との接続点B2を上記コンパレータ23の非反転
入力端子(+)に接続している。前記抵抗16お
よび抵抗17と可変抵抗18の並列回路の直列回
路に運転状態を自動又は手動に切換える運転切換
スイツチ24の手動側接点241を並列に接続し
ている。前記運転切換スイツチ24の自動側接点
242は非接続接点になつている。前記コンパレ
ータ23は反転入力端子(−)への入力レベルが
非反転入力端子(+)への入力レベルを越えると
ローレベルな温度検出信号を出力するようにして
いる。前記ヒータ温度制御回路13は前記気化器
ヒータ3によつて加熱される気化器の温度を検知
するサーミスタ25の検知出力を入力し、気化器
温度が一定温度以下にあるときには前記サイリス
タ2のゲートに出力端子O1からゲート信号Gを
供給し、かつ気化器温度が一定温度以上になると
出力端子O2にハイレベルな信号を出力するよう
にしている。前記出力回路14は+Vcc端子と接
地間に第2のリレー9とNPN形トランジスタ2
6との直列回路を接続し、上記第2のリレー9に
サージ吸収用ダイオード27を並列に接続すると
ともに上記トランジスタ26のベース・エミツタ
間に抵抗28を接続している。そして前記ヒータ
温度制御回路13の出力端子O2を抵抗29を介
し、さらにダイオード30を順方向に介して前記
トランジスタ25のベースに接続するとともにダ
イオード31を順方向に介して前記コンパレータ
23の出力端子に接続している。前記コンパレー
タ23の出力端子はまた抵抗32を介して+Vcc
端子に接続している。
このような構成において燃焼・消火切換スイツ
チ6を消火側接点61にセツトするとともに運転
切換スイツチ24を自動側接点242にセツトし
て電源プラグ1を商用交流電源のコンセントに差
込むと第1のリレー7が動作してその常開接点
7mが閉成される。以後第1のリレー7は自己保
持される。この状態で燃焼・消火切換スイツチ6
を燃焼側接点62に切換えセツトすると、第1の
リレー7の常開接点7mおよび切換スイツチ6の
燃焼側接点62を介して主制御回路8に通電が開
始される。主制御回路8には+Vcc電圧が発生
し、回路動作が開始される。今気化器温度がかな
り低くなつているので出力端子O1からゲート信
号Gが出力されサイリスタ2が導通制御される。
こうして気化器ヒータ3への通電が開始され気化
器が加熱される。そして気化器が灯油を蒸発させ
るに適した一定温度以上に達すると出力端子O2
からハイレベルな信号を出力するようになる。一
方、今室温が可変抵抗器18で設定した設定温度
よりも低ければサーミスタ15の抵抗値が比較的
高くなつており、接続点B1の電位が接続点B2
電位よりも低く、コンパレータ23出力はハイレ
ベルとなつている。しかしてヒータ温度制御回路
13の出力端子O2出力は抵抗29およびダイオ
ード30を介してトランジスタ26のベースに供
給され、トランジスタ26がON動作して第2の
リレー9への通電が開始される。こうして第2の
リレー9の常開接点9mが閉成し、点火トランス
10が所定時間にわたる点火動作を開始するとと
もにポンプモータ11が動作し、気化器へ灯油を
供給する。そして気化器に供給される灯油はその
気化器で蒸発され、点火トランス10によつて点
火される。こうして燃焼動作が開始されるように
なる。そして燃焼動作が開始されてしばらくする
と遅延サーモ4がON動作し対流用フアンモータ
5が動作し、温風が発生するようになる。こうし
て室温が次第に上昇し、それに従つてサーミスタ
15の抵抗値が徐々に低下するようになる。そし
て室温が可変抵抗器18で設定した温度に達する
とサーミスタ15の抵抗値の低下により接続点
B1の電位が接続点B2点の電位を越えるようにな
り、コンパレータ23はローレベルな温度検出信
号を出力するようになる。しかしてダイオード3
1のアノード側電位がローレベルとなり、トラン
ジスタ26のベース電位が低下する。これにより
トランジスタ26がOFF動作され第2のリレー
9が消勢される。こうして第2のリレー9の常開
接点9mが開放されポンプモータ11への通電が
停止され、燃焼動作が停止される。その後室温が
低下し可変抵抗器18の設定温度より低下すると
接続点B1の電位が接続点B2の電位より低下し、
コンパレータ23出力は反転してハイレベルとな
る。これによりダイオード31のアノード側電位
がハイレベルとなり、トランジスタ26のベース
電位がハイレベルとなつてトランジスタ26が再
びON動作され、第2のリレー9への通電が開始
される。こうして第2のリレー9の常開接点9m
が閉成され点火トランス10が点火動作を開始す
るとともにポンプモータ11が動作し気化器への
灯油の供給が開始され燃焼動作が再開されるよう
になる。こうして自動運転時には室温が可変抵抗
器18の設定温度に達するか、その温度より低下
するかによつて燃焼動作が自動的にOFF・ON制
御され室温が略設定温度に保持されることにな
る。
このような自動運転を行なつているときに運転
切換スイツチ24を手動運転側に切換えると手動
側接点241が閉成されるようになる。しかして
抵抗16および抵抗17と可変抵抗器18との並
列回路からなる直列回路が手動側接点241によ
つて短絡されることになる。したがつて手動運転
時には接続点B1の電位がサーミスタ15と抵抗
19との分圧によつて決まることになる。これは
接続点B1の電位が大きく低下することになり、
したがつて接続点B1の電位が接続点B2の電位を
越えるにはサーミスタ15の抵抗値がかなり小さ
くならなければならない。すなわち可変抵抗器1
8で温度設定していた自動運転時に比べて室温が
かなり高くならなければコンパレータ23からロ
ーレベルな温度検出信号が出力されない状態とな
る。しかしこうすることにより手動運転時にあつ
ても室温が異常に高くなるとコンパレータ23か
ら温度検出信号が出力し、それによりトランジス
タ26がOFF動作して第2のリレー9を消勢
し、そのリレー9の常開接点9mの開放によつて
燃焼動作が停止されるようになる。したがつて手
動運転といえども室温がかなり高くなると燃焼動
作が停止されるからそれだけエネルギーの無駄な
消費を防止できるとともに健康を損う程室温が上
昇するのを防止できる。また安全性の面でもすぐ
れたものとなる。さらに回路構成は抵抗16およ
び抵抗17と可変抵抗器18との並列回路の直列
回路を運転切換スイツチ24の手動側接点241
で短絡するだけでよいので簡単である。
なお、前記実施例では室温検知素子として負特
性サーミスタを使用したものについて述べたがか
ならずしもこれに限定されるものではなく、正特
性サーミスタあるいはその他の素子を使用したも
のであつてもよい。
以上詳述したようにこの考案によれば燃焼動作
を室温設定によつて自動制御する自動運転状態と
燃焼動作を室温設定と関係なく行なう手動運転状
態とを切換スイツチで選択できる燃焼制御装置に
おいて、手動運転時であつても室温が自動運転時
の設定温度の上限レベルよりも高いレベルに設定
した温度に達したときには燃焼動作を停止するよ
うにしているので、省エネルギー化を図かること
ができるとともに健康を損う虞れがなく、しかも
手動運転時の燃焼動作の停止制御に特別な回路部
品を使用することがなく、回路構成が簡単な燃焼
制御装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す回路図、第2
図は同実施例における主制御回路の構成を示す回
路図である。 8……主制御回路、9……第2のリレー、9m
……第2のリレーの常開接点、11……ポンプモ
ータ、12……室温検出回路、13……ヒータ温
度制御回路、14……出力回路、15……負特性
サーミスタ、18……可変抵抗器、22……抵抗
ブリツジ回路、24……運転切換スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室温検知素子、温度設定用可変抵抗器及び固定
    抵抗の直列回路で一方の2辺を構成し、固定抵抗
    の直列回路で他方の2辺を構成してなる抵抗ブリ
    ツジ回路を有し、上記室温検知素子による検知温
    度が上記可変抵抗器による設定温度に達すると温
    度検出信号を出力する室温検出回路と、前記可変
    抵抗器を含む辺に固定抵抗の一部を残して並列に
    接続され、自動切換えにより回路を開放し手動切
    換えにより回路を短絡する自動、手動の運転切換
    スイツチと、前記室温検出回路の温度検出信号に
    応動し、燃焼動作部への通電を停止制御する出力
    回路とからなることを特徴とする燃焼制御装置。
JP1981000671U 1981-01-07 1981-01-07 Expired JPS6242281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981000671U JPS6242281Y2 (ja) 1981-01-07 1981-01-07

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JPS57114237U JPS57114237U (ja) 1982-07-15
JPS6242281Y2 true JPS6242281Y2 (ja) 1987-10-29

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JP1981000671U Expired JPS6242281Y2 (ja) 1981-01-07 1981-01-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589625A (en) * 1978-12-27 1980-07-07 Nippon Denso Co Ltd Method and apparatus for controlling petroleum hot-air heater

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5589625A (en) * 1978-12-27 1980-07-07 Nippon Denso Co Ltd Method and apparatus for controlling petroleum hot-air heater

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JPS57114237U (ja) 1982-07-15

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