JPS6247016Y2 - - Google Patents

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JPS6247016Y2
JPS6247016Y2 JP13660781U JP13660781U JPS6247016Y2 JP S6247016 Y2 JPS6247016 Y2 JP S6247016Y2 JP 13660781 U JP13660781 U JP 13660781U JP 13660781 U JP13660781 U JP 13660781U JP S6247016 Y2 JPS6247016 Y2 JP S6247016Y2
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transistor
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は気化式燃焼装置の制御装置に関す
る。
例えば気化式燃焼装置は第1図に示すように商
用交流電源供給コンセントに接続される電源プラ
グ1の両端子間に消火・燃焼を切換える運転スイ
ツチ3の消火側接点31を介してリセツトリレー
4を接続し、その消火側接点31に上記リセツト
リレー4の常開接点41を並列に接続している。
また前記電源プラグ1の両端子間に前記リセツト
リレー4の常開接点41、運転スイツチ3の燃焼
側接点32を直列に介して第1の開閉スイツチ5
と気化器ヒータ6との直列回路、第2の開閉スイ
ツチ7とイグナイター装置8及び燃焼供給ポン
プ、燃焼フアンモータの駆動装置9の並列回路と
の直列回路、並びに上記ヒータ6の温度を検知し
て上記各開閉スイツチ5,7を開閉制御する制御
回路10を互に並列にして接続している。なお、
前記イグナイター装置8は通電されて一定時間だ
け動作するようにタイマー回路が内蔵されてい
る。
これは電源プラグ1を電源コンセントに差込む
とリセツトリレー4への通電が開始され、そのリ
レー4の常開接点41が閉成して燃焼開始準備状
態になる。この状態で運転スイツチ3を燃焼側接
点32に倒せば制御回路10への通電が開始され
先ず第1の開閉スイツチ5が閉じて気化器ヒータ
6への通電が開始される。これにより気化器が加
熱され、その気化器温度が燃料を充分に気化でき
る温度T2℃に達すると制御回路10によつて第
2の開閉スイツチ7が閉じイグナイター装置8が
動作するとともに燃料供給ポンプ並びに燃焼フア
ンモータが動作し、バーナへの点火が行なわれて
燃焼動作が開始される。気化器ヒータ6は制御回
路10によつてヒータ温度がT2℃に達すると第
1の開閉スイツチ5が開放されることにより第2
図に示すように略T2℃に保たれる。また気化器
ヒータ6の温度が第2図中点線で示すように何か
の原因でT1℃より低下することがあると燃料の
気化が充分に行われず不完全燃焼する虞れありと
判断し制御回路10によつて第2の開閉スイツチ
7を開放し燃料供給ポンプ並びに燃焼フアンモー
タの動作を停止させ安全を確保する。
従来、このような第2の開閉スイツチ7を開閉
制御する制御回路10の回路としては例えば第3
図に示すものが知られている。これは商用交流電
源を直流下して得られる+Eボルト端子と接地間
に気化器ヒータ6の温度上昇によつて内部抵抗値
が低下する負特性サーミスタ11と抵抗12との
第1の直列分圧回路、抵抗13,14の第2の直
列分圧回路並びに比較器15をそれぞれ接続し、
また商用交流電源を直流化して得られる+VP
ルト(+VP>+E)端子と接地間に前記第2の
開閉スイツチ7を開閉制御する制御リレー16と
NPN形トランジスタ17との直列回路を接続し
ている。そして前記第1の直列分圧回路の分圧点
を前記比較器15の非反転入力端子(+)に接続
するとともに前記第2の直列分圧回路の分圧点を
上記比較器12の反転入力端子(−)に接続し、
かつ前記トランジスタ17のベースを上記比較器
12の出力端子並びに抵抗18を介して+E端子
に接続している。前記比較器15の反転入力端子
を抵抗19を介し、さらにダイオード20を順方
向に介して前記トランジスタ17のコレクタに接
続している。前記制御リレー16にサージ電圧吸
収用ダイオード21を並列に接続している。
このものにおいては気化器ヒータ6の温度が
T1℃より低いときには非反転入力端子への入力
レベルより反転入力端子への入力レベルが高くな
り比較器15出力がローレベルとなつてトランジ
スタ17はオフ状態に保持される。そして気化器
ヒータ6の温度がT2℃以上になると両入力端子
への入力レベルが反転し比較器15出力がハイレ
ベルに反転してトランジスタ17がオン動作し、
それによつて制御リレー16が動作して第2の開
閉スイツチ7が閉成される。またトランジスタ1
7がオン動作すると比較器15の反転入力端子に
入力される電流の一部が抵抗19、ダイオード2
0、トランジスタ17を介して流れるようにな
り、以後気化器ヒータ6の温度がT1℃(T1
T2)以下にならなければ比較器15出力がローレ
ベルに反転されないようにして動作の安定化を保
持する。
しかしこのような従来のものでは例えば比較器
15がその出力を常にハイレベルにするような故
障をしたり、トランジスタ17のコレクタ・エミ
ツタ間が常に導通するような故障が生じると気化
器ヒータ6の温度がT1℃よりかなり低くなつて
いるにもかかわらず制御リレー16が通電されて
しまい、第2の開閉スイツチ7が閉じて気化器に
燃料が供給されてしまう。したがつてその後気化
器が加熱されて点火動作が行われると一度に大量
の燃料への点火が行われきわめて危険となる欠点
があつた。
この考案はこのような欠点を除去するために為
されたもので、回路素子の故障があつても燃料供
給を制御する回路中に介挿された開閉スイツチを
制御する制御リレーが気化器ヒータの温度が低い
状態で動作する虞がなく、安全性を向上できる気
化式燃焼装置の制御装置を提供することを目的と
する。
この考案は気化器ヒータの温度が第1の設定温
度に達すると反転して出力をローレベルとする第
1の比較器と、気化器ヒータの温度が第1の設定
温度よりも高い第2の設定温度に達すると反転す
る第2の比較器と、この第2の比較器からの反転
出力を保持する保持回路を設け、第1の比較器の
出力がローレベル状態にあつて保持回路から第2
の比較器の反転出力が供給されるとトランジスタ
をオン動作して制御リレーへの通電を行わせるこ
とによつて上述した目的を遂行しようとするもの
である。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。なお、この実施例においても制御装置の主
回路は第1図に示すように構成されており、以下
制御回路10の具体的構成について述べる。
+E端子と接地間には抵抗100と気化器の温
度を検知する温度検知素子としての負特性サーミ
スタ101との第1の直列分圧回路B1、抵抗1
02と103と104との第2の直列分圧回路
B2、第1の比較器105、第2の比較器10
6、第3の比較器107、インバータ108がそ
れぞれ接続されている。また+VP端子と前記第
1の比較器105の出力端子との間には第1の制
御リレー109とNPN形トランジスタ110と
の直列回路が接続されている。前記第1の制御リ
レー109は通電されると前述した第2の開閉ス
イツチ7を閉成動作するようにしている。また+
E端子と前記第2の比較器106の出力端子との
間には抵抗111が接続されている。さらに+V
P端子と前記第3の比較器107の出力端子との
間には第2制御リレー112が接続されている。
前記第2の制御リレー112は通電されると前述
した第1の開閉スイツチ5を閉成動作するように
している。なお前記両制御リレー109,112
にはそれぞれサージ電圧吸収用ダイオード11
3,114が並列に接続されている。
前記第1の直列分圧回路B1の分圧点P1を抵抗
115を介して前記第1の比較器105の非反転
入力端子(+)に接続するとともに前記第2の比
較器106の非反転入力端子(+)並びに前記第
3の比較器107の反転入力端子(−)にそれぞ
れ接続している。前記第2の直列分圧回路B2
第1分圧点P2、すなわち抵抗102,103の接
続点を上記第1の比較器105の反転入力端子
(+)に接続するとともに上記第2の直列分圧回
路B2の第2分圧点P3、すなわち抵抗103,1
04の接続点を前記第2の比較器106の反転入
力端子(−)並びに前記第3の比較器107の非
反転入力端子(+)にそれぞれ接続している。前
記第1の比較器105の出力端子と非反転入力端
子(+)との間にダイオード116を図示極性に
して接続している。前記第2の比較器106の出
力端子を前記インバータ108の入力端子に接続
している。前記インバータ108の出力端子を抵
抗117を介して前記トランジスタ110のベー
スに接続している。前記インバータ108の入、
出力端子間に保持回路118を接続している。こ
の保持回路118はNPN形トランジスタ119
を設け、このトランジスタ119のコレクタを前
記インバータ108の入力端子に接続し、そのベ
ースを抵抗120を介して上記インバータ108
の出力端子に接続し、そのエミツタを接地してい
る。前記第1の直列分圧回路B1の分圧点P1のレ
ベルをVP1、前記第1の比較器105の非反転入
力端子(+)への入力レベルをV′P1、前記第2の
直列分圧回路B2の第1分圧点P2のレベルをVP2
第2分圧点P3のレベルをVP3とすると、これら各
レベルと気化器ヒータ6の温度との関係は、気化
器ヒータ6の温度が第1の設定温度T1℃以上に
なるとサーミスタ101の抵抗値低下によつて
V′P1≦VP2、温度が第1の設定温度よりも高い第
2の設定温度T2℃以上になるとサーミスタ10
1の抵抗値低下によつてVP1≦VP3となるように
設定されている。
このように構成された本考案実施例においては
運転スイツチ3を燃焼側接点32に投入した当初
においては気化器ヒータ6の温度が低くサーミス
タ101の抵抗値が大きくなつているので、V′P1
>VP2,VP1>VP3の関係が成立している。した
がつて第1の比較器105出力はハイレベル、第
2の比較器106出力はハイレベル、第3の比較
器107出力はローレベルになる。これにより第
2の制御リレー112への通電が開始され第1の
開閉スイツチ5が閉成され気化器ヒータ6への通
電が開始される。こうして気化器ヒータ6の温度
が次第に上昇しサーミスタ101の抵抗値が徐々
に低下する。やがて第1の設定温度T1℃に達す
るとこれによりV′P1=VP2の関係が成立し第1の
比較器105が反転して出力レベルがハイレベル
からローレベルになる。しかしこの時点ではトラ
ンジスタ110はまだオフ状態を保持している。
気化器ヒータ6の温度がさらに上昇して第2の設
定温度T2℃に達するとVP1=VP3の関係が成立
し、第2、第3の比較器106,107の出力レ
ベルが反転し、それぞれローレベル、ハイレベル
となる。しかしてインバータ108出力がハイレ
ベルとなつてトランジスタ110のベースに印加
されるので、トランジスタ110がオン動作され
第1の制御リレー109への通電が開始される。
これにより第2の開閉スイツチ7が閉成されイグ
ナイタ装置8が一定時間動作するとともに燃料供
給ポンプによつて気化器へ燃料が供給され、かつ
燃焼フアンモータが動作する。またインバータ1
08の出力がハイレベルとなることによりトラン
ジスタ119がオン動作され、以後インバータ1
08の入力レベルをローレベルに保持する。一
方、第3の比較器107の出力レベルの反転によ
り第2の制御リレー112への通電が断たれ第1
の開閉スイツチ5が開放される。以後気化器ヒー
タ6の温度が第2の設定温度T2℃以上となるか
否かによつて第3の比較器107の出力レベルが
ローレベル、ハイレベルにくり返えし変化し、第
1の開閉スイツチ5が開閉動作をくり返えして気
化器ヒータ6の温度がT2℃近傍に略一定に保持
されるようになる。このようなヒータ制御を行つ
ているときに何らかの原因で気化器ヒータ6の温
度がT1℃より低くなることがあるとV′P1>VP2
なつて第1の比較器105の出力レベルがハイレ
ベルとなり、トランジスタ110がオフ動作され
て第1の制御リレー109への通電が断たれる。
しかして第2の開閉スイツチ7が開放され燃料供
給ポンプ、燃焼フアンモータの動作が停止されて
安全性を確保する。
ところで、このような回路において運転開始時
にトランジスタ110のコレクタ・エミツタ間が
短絡する事故が発生すると第1の比較器105の
出力レベルがハイレベルとなつており、第1の制
御リレー109を介して流れる電流は、さらにト
ランジスタ110、ダイオード116、抵抗11
5、サーミスタ101を介して流れる。しかして
第1の比較器105の非反転入力端子(+)への
入力レベルV′P1はV′P1=VP1−2VBE≒VP−1.2ボ
ルト>VP1にロツクされる。但し、VBEはトラン
ジスタ110、ダイオード116の順方向降下電
圧である。またこのとき第2の制御リレー109
を介して流れる電流は少なくそのリレー109を
動作するに至らない。したがつてV′P1=VP
2VBE>VP2の関係が常に成立し、気化器ヒータ
6の温度が低温のときには勿論、その後気化器ヒ
ータ6の温度が高温になつても第1の比較器10
5の出力レベルは常にハイレベル状態を保持し、
第2の開閉スイツチ7の開放状態を保持し、安全
性を確保することができる。また第1の比較器1
05の出力が常にローレベルとなるような故障が
生じてもトランジスタ110がオン動作されるの
は第2の比較器106によつて気化器ヒータ6の
温度がT2℃に達したことが判断されたときであ
り、この場合においても気化器ヒータ6の温度が
充分な温度(T2℃)にならないうちは気化器に
燃料が供給されることがなく、安全性を確保する
ことができる。
以上詳述したようにこの考案によれば気化器へ
の燃料の供給を制御する制御リレーへの通電を制
御するトランジスタや比較器に故障がある状態で
燃焼開始操作を行つても気化器ヒータの温度が低
い状態で気化器に燃料が供給される虞れがなく安
全性を向上できる気化式燃焼装置の制御装置を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は気化式燃焼装置の主回路構成を示す
図、第2図は同主回路における気化器ヒータの温
度−時間変化を示すグラフ、第3図は従来例を示
す回路図、第4図はこの考案の実施例を示す回路
図である。 6……気化器ヒータ、7……第2の開閉スイツ
チ、8……イグナイタ装置、9……燃料供給ポン
プ、燃焼フアンモータの駆動装置、10……制御
回路、101……負特性サーミスタ、105……
第1の比較器、106……第2の比較器、109
……第1の制御リレー、110……トランジス
タ、116……ダイオード、118……保持回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気化器を加熱する気化器ヒータと、点火動作、
    上記気化器への燃料供給等の燃焼動作を行う燃焼
    動作回路と、この燃焼動作回路への通電路を開閉
    する開閉スイツチと、上記気化器の温度を検知す
    る温度検知素子と、この温度検知素子が予め設定
    した第1の設定温度以上を検知したとき出力レベ
    ルをハイレベルからローレベルに反転する第1の
    比較器と、この第1の比較器の温度検知入力端
    子、出力端子間にアノードを出力端子側にして並
    列に接続されたダイオードと、上記温度検知素子
    が予め設定した上記第1の設定温度よりも高温な
    第2の設定温度以上を検知したとき出力レベルを
    反転する第2の比較器と、この第2の比較器の反
    転出力を保持する保持回路と、上記第1の比較器
    の出力レベルがローレベル状態にあるときにベー
    スに上記保持回路から上記第2の比較器の反転出
    力が入力されるとオンされるトランジスタと、こ
    のトランジスタを介して通電され上記開閉スイツ
    チを閉成する制御リレーとを具備してなることを
    特徴とする気化式燃焼装置の制御装置。
JP13660781U 1981-09-14 1981-09-14 気化式燃焼装置の制御装置 Granted JPS5842545U (ja)

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JP13660781U JPS5842545U (ja) 1981-09-14 1981-09-14 気化式燃焼装置の制御装置

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JPS5842545U JPS5842545U (ja) 1983-03-22
JPS6247016Y2 true JPS6247016Y2 (ja) 1987-12-23

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