JPS5812022Y2 - ガス器具の燃焼安全装置 - Google Patents

ガス器具の燃焼安全装置

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JPS5812022Y2
JPS5812022Y2 JP2401778U JP2401778U JPS5812022Y2 JP S5812022 Y2 JPS5812022 Y2 JP S5812022Y2 JP 2401778 U JP2401778 U JP 2401778U JP 2401778 U JP2401778 U JP 2401778U JP S5812022 Y2 JPS5812022 Y2 JP S5812022Y2
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JP
Japan
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water flow
solenoid valve
knob
switch
gas
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JP2401778U
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JPS54127244U (ja
Inventor
小島義
白垣成
Original Assignee
株式会社山武
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ガス湯沸器のようなガス器具に適用される
燃焼安全装置に関するものである。
ガス湯沸器のようなガス器具に適用されている従来の燃
焼安全装置は、第1図に示すように、熱交換器1を加熱
するためのメインバーナ2に近接して設けられたパイロ
ットバーナ3が点火していることを検出するサーモカッ
プル4と、このサーモカップル4の出力を受けて動作す
るリセット式の電磁弁5とを有している。
この電磁弁5は、閉位置、口火位置および開位置をとり
得る3位置コツクロに組込まれていて、3位置コツクロ
のノブ6aが押込まれたときのみガスの流路を開き、こ
のとき所定の駆動電流が供給されていれば流路を開いた
状態に保持するが、駆動電流が所定の値以下であれば流
路を自動的に閉じるように動作する。
また符号7は熱交換器10入口側(出口側でもよい)に
設けられた水流検出器、8は水流検出器7によって制御
されるバルブを示す。
このような構成の燃焼安全装置は、故障などの異常時に
は常に安全側に動作する点で安全性が高く、また安価で
あるために広く普及しているが、手動操作によるリセッ
トを行うのに3〜15秒程度の長い時間が必要であるた
めに、操作性が悪い。
この点を改善するために、サーモカップル4と並列また
は直列に駆動回路9を接続し、点火時に一定時間だけ外
部電源10から電磁弁5に駆動電流を供給するようにし
たものが出現している。
しかしこの装置は、点火時に、パイロット火炎の確立と
は関係なく一定時間だけ電磁弁5を駆動するので、点火
操作時に熱交換器1に水が流れていたり、あるいは点火
操作の直後に水を流した場合、3位置コツクロを開位置
にすると、ガスがパルプ8を通ってメインバーナ2に供
給され、未然焼のままで放出されるという欠点を有する
この時点でパイロットバーナ3が点火していないのに気
づき、再度点火操作を行うと、すでに放出された未然焼
ガスが爆発着火を起す。
すなわち駆動回路9を設けることは、サーモカップル4
がパイロット火炎の確立を検出しないのにメインバーナ
2からガスが放出される危険性を与えるもので、操作性
はよくなるが、安全性の面では後退となる。
この考案は、駆動回路を設けることによる上記のような
欠点を除去するためになされたもので、点火操作を行う
際に、水流検出器が水流を検出していないという条件で
、駆動回路の出力によって電磁弁を一定時間だげ動作さ
せることにより、安全性を低下させることなく操作性を
改善したガス器具の燃焼安全装置を提供することを目的
としている。
つぎにこの考案〇一実施例による燃焼安全装置をガス湯
沸器に適用した場合について図面を参照して説明する。
第2図において符号11は熱交換器、12はこの熱交換
器11を加熱するためのメインバーナ、13はメインバ
ーナ12を点火するためのパイロットバーナをそれぞれ
示し、パイロットバーナ13によって形成された口火に
よって加熱され得る位置にはサーモカップル14が設け
られている。
そしてサーモカップル14の一方の端子はリセット式電
磁弁15の一方の入力端に接続され、他方の端子はスイ
ッチ17を介して電磁弁15の他方の入力端に接続され
ている。
を磁弁is+上 メインバーナ12およびパイロットバ
ーナ13へのガスの供給を制御する3位置コック16に
組込まれていて、ノブ16aを押込みながら口火位置に
回わすことによって、パイロットバーナ13に至るガス
供給路を開く弁体と、この状態で所定の駆動電流が供給
されていれば弁体を開位置に保持しておく電磁装置とを
有している。
また駆動電流が遮断されれば、弁体は自動的に閉位置に
復帰し、この状態では、ノブ16aを口火位置あるいは
メイン位置に回わしても、メインバーナ12およびパイ
ロットバーナ13にガスは供給されない。
スイッチ17は、ノブ16aが押込まれていない状態で
は、電磁弁15の一方の入力端をサーモカップル14側
に接続しているが、ノブ16aが押込まれると、駆動回
路18側に接続するような切換動作を行う。
駆動回路18は、抵抗R1およびコンデン冗1からなる
時定数回路と、この時定数回路からの出力を受けたとき
にONになるように動作するトランジスタTr1および
Tr2で構成されたスイッチ回路とを有し、外部電源と
しての電池19が接続されている。
トランジスタTr2のエミッタは、温度ヒユーズまたは
正特性感温素子のような安全素子20および抵抗R2を
介して電磁弁15の一方の入力端に、また電池19の正
側の端子は水流検出器21のスイッチ22を介して電磁
弁15の他方の入力端にそれぞれ接続されている。
水流検出器21は、熱交換器11に連なるパイプ23に
水が流れているかどうかを検出し、水が流れているとき
には、3位置コック16からメインバーナ12にガスを
供給するためのメインガス通路24に設げたバルブ25
を開くと同時に、水流スイッチ22をOFFにする機能
を有する。
なお第2図には、水流検出器21から取出した機械的な
操作力でバルブ25を開くものを示したが、パルプ25
として電磁弁を使用し、電気的に開閉動作を行うように
してもよい。
第4図に第2図の燃焼安全装置の電気系統のみを取出し
た回烙図を示す。
この図から明らかなように、電磁弁15に駆動電流を供
給するサーモカップル14に対して、駆動回路18は水
流スイッチを介して並列に接続されている。
いま、着火の必要が生じて使用者がノブ16aを押込む
(リセットする)操作を行ったとすと、水が流れていな
い状態であれば、電池11から取出された微小電流が、
スイッチ22および電磁弁15のコイル通り、ついでス
イッチ17および抵抗R1を通ってコンデンサC1に充
電される。
そして充電が進行してコンデンサC1の端子電圧が上昇
し、その値が設定値に達すると、トランジスタTriが
ONになり、ついでトランジスタTr2がONになる。
これによって電池19から取出された電流は、スイッチ
22、電磁弁15のコイル、抵抗R2、安全素子20お
よびトランジスタTr2のコレクタ・エミッタ間を通っ
て流れ、この電流によって電磁弁15が動作し、すでに
開位置に達している弁体をその位置に保持する。
すなわちノブ16aが押込まれると、電磁弁15の弁体
は開位置に移動してパイロットバーナ13へのガス供給
路を開き、同時に図示しない点火装置の作用でパイロッ
トバーナ13の点火が行われ、このとき口火が確立して
いても、あるいは確立していなくても、電磁弁15は駆
動回路18からの動作電流で動作し、弁体を開位置に保
持する。
したがって使用者が直ちにノブ16aを開放しても、コ
ンデンサC1が放電してトランジスタTr1をONに保
持できなくなるまで電磁弁15は動作を続ける。
1回のリセット操作で口火が確立した場合には、この口
火によってサーモカップル14が加熱され、一定時間(
たとえば3〜15秒)後に所定の出力電流を発生する。
したがって駆動回路18がその設定時間Tの経過後に出
力を発生しなくなったときには、電磁弁15のコイルに
はサーモカップル14からの動作電流が供給されること
になるので、電磁弁15はその弁体を開位置に保持し続
ける。
またリセット操作時に口火が確立しなかった場合には、
サーモカップル14は出力電流を発生せず、したがって
電磁弁15は駆動回路18からの動作電流が遮断された
ときにその弁体を閉位置に復帰させるので、この時点で
パイロットバーナ13へのガスの供給は遮断される。
さらに駆動回路18にその出力が連続的に出されるよう
な故障が生じた場合には、温度ヒユーズあるいは正特性
サーミスタ等からなる安全素子20が電磁弁15のコイ
ルに流れる電流を遮断もしくは制限するので、弁体が閉
位置に復帰してガスの供給を遮断する。
第3図に、駆動回路18およびサーモカップル14の出
力電流と電磁弁150入力端子の時間的な変化を示す。
パイロットバーナ13が点火すると、サーモカップル1
4が加熱されてその出力が徐々に上昇し、そのレベルが
、電磁弁15の保持し得る最低の保持レベルIHに達し
たのちには、ノブ16aの押圧を解除しても電磁弁15
は開状態に保持される。
点火からサーモカップル14の出力が保持レベルIt(
に達するまでの時間は前述のように約3〜15秒後であ
る。
一方、ノブ16aを押すことによってスイッチ17が切
換えられた直後に、駆動回路18の出力が水流スイッチ
22を通して電磁弁15に供給され、この状態は、あら
かじめ設定された時間Tの間だけ続き、この出力によっ
て電磁弁15は開状態に保持される。
すなわち電磁弁15には、サーモカップル14の出力電
流と、駆動回路18の出力電流との和に相当する電流が
流れる。
したがって駆動回路18が電磁弁15に出力を供給して
いる時間Tを、点火からサーモカップル14の出力が電
磁弁15の保持電流IHに達するまでの時間よりも長い
値に設定しておくことにより、ノブ6aを操作直後に開
放しても、電磁弁15は連続して開位置に保持されるこ
とになる。
一方、リセット操作を行うとき、あるいはリセット操作
を行った直後に熱交換器11を通して水が流された場合
には、この水流を検出する水流検出器21が水流スイッ
チ22をOFFにするので、電池19からの電流は水流
スイッチ22で遮断され、駆動回路18には供給されな
い。
したがってノブ16aを開放すれば、電磁弁15の弁体
は閉位置に復帰し、水流検出器21によってバルブ25
が開されていても、メインバーナ12にガスが供給され
ることはない。
第2図の例では、駆動回路18は、サーモカップル14
およびリセット式電磁弁150両方に対して水流スイッ
チ22を介して並列に接続されている。
この関係を第4図Aに示す。しかし第4図Bに示すよう
に、駆動回路18をサーモカップル14に対して直列に
接続し、電池19からの電流がサーモカップル14を介
して電磁弁15に供給されるようにしてもよい。
以上のようにこの考案によれば、点火のためにリセット
操作を行ったとき、リセット式電磁弁にはまず駆動回路
を経て外部電源からの駆動電流が供給され、一定時間後
にはサーモカップルからの駆動電流に引き継がれる。
したがってリセット式電磁弁はリセット操作してから短
時間のうちに動作し、リセット操作を長い時間にわたっ
て続けなくてもよい。
またリセット操作を行うとき、あるいは行った直後(サ
ーモカップルからの駆動電流で電磁弁が動作するように
なるまで)に水流が検出された場合には、駆動回路は動
作しないので、この状態でメインバーナにガスが供給さ
れるような操作を行っても、未燃焼ガスが多量に放出さ
れることはなく、爆発着火などの危険は生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の燃焼安全装置の構成を示す系統図、第2
図はこの考案の一実施例による燃焼安全装置の電気回路
図を含む系統図、第3図は同装置における各部の電流の
時間的変化を示すグラフ、第4図は同装置の要部の接続
状態を示す回路図である。 11・・・・・・熱交換器、12・・・・・・メインバ
ーナ、13・・・・・・バイロットバーナ、14・・・
・・・サーモカップル、15・・・・・・電磁弁、16
・・・・・・3位置コック、16a・・・・・・ノブ、
17・・・・・・スイッチ、18・・・・・・駆動回路
、19・・・・・・電池、20・・・・・・安全素子、
21・・・・・・水流検出器、22・・・・・−水流ス
イッチ、25・・・・・・パルプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 閉位置、口火位置および開位置の一つを選択するノブを
    有し、口火位置にあるときにパイロットバーナにガスを
    供給し、開位置にあるときに上記パイロットバーナおよ
    びメインバーナにガスを供給するガス供給路を開く3位
    置コックと、上記ノブが押込まれたときに上記ガス供給
    路を開き、上記パイロットバーナによって加熱されるサ
    ーモカップルから所定の駆動電流が供給されている間だ
    け開状態に保持されるリセット式電磁弁と、上記メイン
    バーナによって加熱される熱交換器に水が供給されてい
    ることを検出しているときだけ上記3位置コックと上記
    メインバーナとの間に挿入されたバルブを開く水流検出
    器とを備えたガス器具の燃焼安全装置において、上記ノ
    ブが押込まれたときに切換わり、解放されたときに復帰
    する切換スイッチと、上記水流検出器が水流を検出して
    いる間だけオフになる水流スイッチと、この水流スイッ
    チを介して上記電磁弁に所定の駆動電流を供給するため
    の駆動回路とを設け、この駆動回路は、上記ノブが押込
    まれたときに、上記水流スイッチ、上記電磁弁および上
    記切換スイッチを介して外部電源から供給される電流で
    充電されるコンデンサを有する時定数回路と、この寺定
    数回路の出力によってオン状態となり、上記外部電源か
    ら上記水流スイッチを介して上記電磁弁に所定の駆動電
    流を供給するスイッチ回路とからなり、さらに上記切換
    スイッチは、上記ノブが解放された状態で上記サーモカ
    ップルの出力を上記電磁弁に供給するように接続されて
    いることを特徴とするガス器具の燃焼安全装置。
JP2401778U 1978-02-24 1978-02-24 ガス器具の燃焼安全装置 Expired JPS5812022Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54127244U JPS54127244U (ja) 1979-09-05
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