JP2811898B2 - 過熱防止コンロ - Google Patents

過熱防止コンロ

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謙三 黄地
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はたとえばガス調理器などの過熱防止コンロに
関するもので、特に立ち消え安全装置と過熱防止安全装
置とを備えたガス調理器に関するものである。
従来の技術 従来、この種の過熱防止コンロは、例えば、実開昭59
−132003号公報に示されるように、熱電対と電磁石とか
らなる立ち消え安全装置の閉回路内に、調理容器の壁温
の検知するサーモスタットを設け、前記サーモスタット
の電気設定を開閉することにより、過熱防止コンロとし
ていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の過熱防止コンロでは、電気接点が常
時高温に保持されるため、接点抵抗が増加したり、ある
いは、電線の引き廻しなどのため、点火時に立ち消え安
全装置の動作が遅く、着火しにくいという課題があっ
た。
本発明は上記課題を解決するもので、点火時の着火が
速く、且つ信頼性の高い過熱防止コンロを提供すること
を目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、調理容器を加熱
する加熱部と、前記加熱部の加熱を制御する電磁石と前
記加熱部により加熱され前記電磁石に電流を供給する熱
電対と、前記調理容器の温度を検知する温度センサと、
電源とを備えた構成となっている。
作用 本発明は上記の構成によるため、着火時には前記熱電
対から電磁石に供給される電流と同相の電流を電源より
供給することにより、立ち消え安全装置の動作を確実
に、速くするとともに、過熱時には、逆相の電流を前記
電磁石に供給することにより、信頼性の高い過熱防止コ
ンロとして動作する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第
1図は、本発明による過熱防止安全コンロの概略構成図
であり、1は調理容器、2は加熱部を構成するバーナー
であり、3はガス火を示す。4は、ガス火により加熱さ
れる熱電対を示し、その出力リード線5は、電磁石6の
第1の励磁コイル7を構成している。8はガス開閉コッ
クであり、バネ9の反撥力により開閉弁10が閉じる構成
となっている。11は調理容器の壁温を検知する温度セン
サであり、制御回路12を介して電磁石6の第2の励磁コ
イル13と接続されている。14は電源を示している。15は
ガス供給端を示している。第1の励磁コイル7はφ0.5
〜0.6の銅線からなる約10ターンの構成、第2の励磁コ
イル13は、φ0.1程度の銅線からなる約300ターンの構成
とした。
第2図に制御回路12の原理回路図を示す。図中のRは
抵抗を示す。16は、ガス開閉コック8と連動したスイッ
チ、17、18は電流制限素子、19は、コンデンサを示す。
11は温度センサとしてのバイメタルを示す。上記構成に
おいて、動作を説明すると、ガス開閉コック8を開くと
同時に点火及び、スイッチ16をオンとする。バーナー2
にガス火3が着火し、熱電対4を徐々に加熱する。一
方、電源14から第2の励磁コイル13を介してコンデンサ
19へ充電手段を介して充電電流が流れる。この電流は、
熱電対4の供給する電流と同相で、一定時間だけ流れ電
磁石の吸着動作を助けるように作用する。このとき、電
流制限素子17のため、定電流が流れる。また、このとき
電流制限素子18はオフ状態にある。即ち、第3図に示す
ような電流が流れる。実線20は電源14からの第2の励磁
コイルを流れ、電磁石の吸着を助ける充電電流を示す。
コンデンサ19へ充電されると充電電流は流れなくなる。
破線21は熱電対4からの発電電流を示す。図に示すした
ように、着火直後、熱電対4が充分に加熱されるまでの
間、約1〜2mA程度の充電電流20が開閉弁10を吸着す
る。その後は、熱電対からの約50〜100mA程度の発電電
流21が開閉弁10を吸着する。従って立ち消え状態が発生
し、熱電対4からの発電電流がなくなると、開閉弁10は
閉じることになる。すなわち、電源から充電手段を介し
て電磁石に供給される電流は一定時間の間だけ供給され
電磁石に吸着を助ける。また、一定時間後は、吸着を助
ける電流を供給しないので、もし着火しなかった場合に
は、電磁石は動作しないので開閉弁10を閉止することに
なる。
異常加熱が発生した場合、温度センサとしてのバイメ
タル11のスイッチがオフ状態となり、電流制限素子17が
オフ状態、電流制限素子18がオン状態となる。コンデン
サ19に充電された電流は、第2の励磁コイル13を通って
電流制限素子18を介して放電する。この様子を第4図に
示す。即ち、熱電対4からの一定の発電電流21と逆相に
なるようにコンデンサ19からの放電電流22が流れる。従
って、発電電流による吸着よりも、放電電流による逆相
の吸着力、即ち離脱力が大きくなり、開閉弁10は離脱
し、ガスが遮断し、過熱防止コンロとして動作する。
以上説明したように、本発明の過熱防止コンロによれ
ば、立ち消え安全装置の動作早く、着火しにくいという
ことはなくなる。熱電対からの発電電力、低電圧大電流
を温度センサでオン・オフする代わりに、電源14からの
大電圧小電流を閉開するため、信頼性の高い動作が得ら
れ、安全性の高い過熱防止コンロが実現できる。
尚、上記実施例において、温度センサとして、バイメ
タル型のものを示したが、フェライト型、液膨型などの
温度センサなどでも良い。また、温度センサとして、サ
ーミスタ、赤外線センサなどで構成し、別回路にてスイ
ッチ機能を付加しても良い。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、
着火動作が速く、信頼性の高い過熱防止コンロが実現で
きる。また、着火時には外部電源から充電手段を介して
吸着を助ける補助電流を供給するので、補助電流が永久
に流れることがないので、信頼性が高い。また、調理容
器が高温の場合には、温度センサが動作するため、着火
できなくなり、安全性が更に向上する。さらに、消火時
には、放電手段を介して充電した電流を用いて、立ち消
え安全装置の電磁石の離脱を助ける補助電流とするの
で、電流の有効活用となり、低消費電力となる効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の過熱防止コンロの要部構成
図、第2図は同制御回路図、第3図、第4図は電磁石の
励磁電流を説明する特性図である。 1……調理容器、4……熱電対、6……電磁石、8……
開閉コック、10……安全弁、11……温度センサ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−276628(JP,A) 実開 昭61−15402(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 3/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】調理容器をガスを用いて加熱する加熱部
    と、前記加熱部へのガスの供給を制御する電磁石と、前
    記加熱部で加熱された前記電磁石に電流を供給する熱電
    対と、前記調理容器の温度を検知する温度センサと、ガ
    ス開閉コックと連動して、加熱開始時に前記電磁石に充
    電手段を介して吸着を助ける補助電流を供給する電源と
    からなる加熱防止コンロ。
  2. 【請求項2】調理容器をガスを用いて加熱する加熱部
    と、前記加熱部へのガスの供給を制御する電磁石と、前
    記加熱部で加熱され前記電磁石に電流を供給する熱電対
    と、前記調理容器の温度を検知する温度センサと、前記
    温度センサの出力に応じて、前記電磁石に放電手段を介
    して離脱を助ける補助電流を供給する電源とからなる加
    熱防止コンロ。
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JPS61276628A (ja) * 1985-06-01 1986-12-06 Rinnai Corp ガスコンロ

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