JP3472363B2 - 調理器の安全装置 - Google Patents

調理器の安全装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガステーブルこんろや
炊飯器等の調理器において、鍋底等の温度上昇に応じて
ガスの供給を制御する安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来上記安全装置としては、特開平6−
26653号公報に開示の如く、炎による加熱で熱起電
力を発生する熱電対と、その熱電対の熱起電力で開弁保
持される電磁弁と、温度上昇と共に抵抗値が増大する正
特性の感温素子とを直列に接続したガスコンロの制御回
路の発明が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記制御回路において
は、電磁弁へ供給される熱電対の熱起電力が正特性の感
温素子の抵抗値に直接影響を受けるものとなるから、感
温素子の常温抵抗値が大きいと、例えば弱火やとろ火等
での調理時に得られる低い熱起電力では電磁弁の開弁保
持ができなくなり、通常のバーナ燃焼時でもガス供給が
遮断されてしまう虞れがある。よって使用できる感温素
子の抵抗値が大きく限定される結果となり、実用上この
制御回路を利用するのは非常に困難となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、正特性
の感温素子を温度センサとして用いても、火力調整等調
理器本来の性能を低下させることがなく、低価格で信頼
性も高い安全装置を提供するもので、その構成は、第一
発明として、乾電池を電源とし、感温素子の設定温度到
達により電磁弁が閉じてガス供給が遮断されるガス制御
回路を形成し、そのガス制御回路の通電を、バーナ近傍
に配置される熱電対の熱起電力を利用したスイッチ手段
によって制御させることを特徴とするものである。又そ
のスイッチ手段を、熱電対に接続した電磁石と、その電
磁石の励磁により吸着状態を保持し、ガス制御回路を通
電保持する可動片とから構成するのが望ましい。一方第
二発明として、安全装置を、乾電池と、正特性の感温素
子と、電界効果トランジスタと、熱電対と、電磁弁とか
ら構成し、感温素子と乾電池とを電界効果トランジスタ
のゲート・ソース間へ接続すると共に、熱電対と電磁弁
とを電界効果トランジスタのドレイン・ソース間に接続
したことを特徴とするものである。又これらの安全装置
における電磁弁に、補助電源供給手段を設けるのが望ま
しい。又これらの感温素子に、バーナの点火スイッチの
点火又は消火操作と連動してOFF操作される消火機能
解除スイッチを並列に接続するのが望ましい。更に前記
消火機能解除スイッチに、前記感温素子の設定温度より
高い設定温度の第二感温素子を直列に接続することもで
きる。
【0005】
【作用】第一発明によれば、バーナを点火すると熱電対
が炎を検知して熱起電力を発生し、スイッチ手段により
ガス制御回路を通電保持する。よって電磁弁は乾電池の
電力により開弁し、バーナの燃焼が継続する。そして鍋
底の温度が上昇して感温素子が設定温度に達すると、抵
抗値が急上昇してガス制御回路の通電量が減少し、電磁
弁が閉弁して自動的にガス供給が遮断される。尚炎の立
ち消えがあった際には、熱電対の熱起電力が失われ、ス
イッチ手段によるガス制御回路の通電保持が解除される
から、この場合も電磁弁が閉弁して直ちにガス供給が遮
断される。これらは乾電池を電源とした簡単な回路で構
成できる上、熱電対をガス制御回路の通電保持にのみ用
いたから、火力の絞り特性等の調理器の性能に影響を与
えずに済む。又スイッチ手段を、前記電磁石と可動片と
で構成したものは、熱起電力によって電磁石が可動片の
吸着状態を保持し、吸着された可動片がガス制御回路の
通電を保持し続けることになる。
【0006】一方第二発明によれば、電界効果トランジ
スタのゲート・ソース間へ印加される電圧に応じて、電
界効果トランジスタのドレイン・ソース間の電流通路が
制御されるから、感温素子が設定温度に達するまでは、
乾電池の電圧がゲート・ソース間へ印加され、ドレイン
・ソース間の抵抗値は小さく、そこを流れる熱電対の熱
起電力によって電磁弁は開弁保持される。そして感温素
子が設定温度に達すると、ゲート・ソース間へ印加され
る電圧が減少し、ドレイン・ソース間の抵抗値が大きく
なるから、電磁弁に流れる電流は減少して電磁弁は閉弁
し、ガスの供給が遮断される。この場合においても通常
のバーナ燃焼時はドレイン・ソース間の電流通路は確保
されるから、調理器の性能が安全装置の構成に影響され
ることがない。又これらの安全装置における電磁弁に、
前記補助電源供給手段を設けると、感温素子の抵抗値が
高い場合でも強制的に電磁弁の開弁ができ、バーナの再
点火が迅速に行える。又これらの感温素子に、前記消火
機能解除スイッチを並列に接続すると、消火機能解除ス
イッチのON操作により、感温素子が設定温度に達して
も、消火機能解除スイッチ側で通電が確保されるから、
高温加熱調理が任意に行える。更に前記消火機能解除ス
イッチに、先の感温素子の設定温度より高い設定温度の
第二感温素子を直列に接続すると、前記高温加熱調理時
においても設定温度で通電量が減少して自動的にガス供
給が遮断されるから、感温素子を過熱から守ることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。実施例1 図1はガステーブルこんろへ適用した第一発明の安全装
置の回路図を示すもので、ガス制御回路1は、こんろ部
の五徳に載せる鍋等の底面中央部に接して設けられ、温
度上昇に従って抵抗値を増大させる正特性のサーミスタ
3と、乾電池4と、ガス供給管に設けられ、通電により
開弁し、通電停止により閉弁するマグネット電磁弁5
と、スイッチ6とを夫々直列に接続してなる。一方こん
ろ部のバーナヘッド近傍に配置される熱電対7は、スイ
ッチ保持回路2において電磁石8と接続されており、こ
の電磁石8には、通電により吸着状態を保持し、通電停
止によりスプリング9で元位置へ復帰する可動片10が
備えられている。更に可動片10には、バネ板11が一
体に取り付けられて、可動片10の吸引作動によってバ
ネ板11が前記スイッチ6を閉じるようになっている。
尚前記サーミスタ3は、例えば常温抵抗値が約200Ω
で、設定温度(ここでは250℃)で20kΩに急増す
るものである。
【0008】以上の如く構成された安全装置は、まず図
示しない点火スイッチのON操作により、ガス供給管の
メイン弁を開かせ、ガスが供給されてバーナが点火され
ると同時に、可動片10を吸引位置へ前進させる。する
とバネ板11がスイッチ6を閉じてガス制御回路1を通
電させ、その電流によってマグネット電磁弁5が開弁保
持される。その後は炎を検知した熱電対7の熱起電力に
より、スイッチ保持回路2が通電して電磁石8が可動片
10を吸引し続け、バネ板11によるスイッチ6の閉成
を維持させて、バーナへのガス供給が継続されるものと
なる。そして鍋底温度が上昇してサーミスタ3がスイッ
チング温度に達すると、その抵抗値の増大によってマグ
ネット電磁弁5への通電量が減少し、マグネット電磁弁
5が閉弁してガスの供給が遮断され、バーナが自動的に
消火する。続いて熱電対7の熱起電力が失われてスイッ
チ保持回路2の通電が停止し、可動片10がスプリング
9の付勢によって元の位置へ復帰して、スイッチ6を開
かせる。このように本実施例によれば、サーミスタ3に
よって鍋底温度を検知し、設定温度を越えた場合は自動
的にバーナを消火できるという効果に加えて、熱電対7
をサーミスタ3と別にしてガス制御回路1の通電維持に
のみ利用する構成としたことにより、サーミスタ3の常
温抵抗値が大きいものでも使用できることになる。加え
て装置全体の構成も簡略化でき、特にスイッチ手段とし
てのスプリング9のバネ力が小さくて済むから、弱火や
とろ火調理で得られる低い熱起電力でもスイッチ6の保
持ができ、火力の絞り特性に影響を与えることがない。
又通常の調理時にバーナの炎が消えた場合には、熱電対
7によるスイッチ保持回路2の通電が停止し、可動片1
0の後退によりスイッチ6が開かれ、ガス制御回路1の
通電が遮断されてガス供給がカットされるから、立ち消
え時の安全も確保できるものとなっている。
【0009】尚上記実施例では、安全装置作動後に再度
点火スイッチをON操作しても、サーミスタ3の抵抗値
が高くなっているため、ガス制御回路1が通電せずマグ
ネット電磁弁5が開弁しない。そこでこのような場合
は、図2の如く、コンデンサ12を並列に接続して、マ
グネット電磁弁5へ、通常の点火及び燃焼維持用のコイ
ル5aと、クイックスタート用のコイル5bとを設け、
更にコイル5bをコンデンサ12側に接続すると共に、
コンデンサ12を乾電池4側とコイル5b側とに切り換
える切換スイッチ13を設ける。この補助電源供給手段
により、バーナ消火時にコンデンサ12に充電して蓄え
た電荷を任意にコイル5bへ放電し、一定時間マグネッ
ト電磁弁5を開弁させることができるから、サーミスタ
3の抵抗値が高い場合でも再点火が迅速に行える。又こ
の補助電源供給手段は、前記コンデンサを利用する以外
に、補助電源用の乾電池やバッテリーを用いて構成して
も良い。
【0010】実施例2 次に第二発明の実施例を説明する。図3は同じくガステ
ーブルこんろへ適用した安全装置の回路図で、回路20
においては、NチャンネルMOS形の電界効果トランジ
スタ(以下FETと略称する)21が採用される。この
FET21のゲート・ソースGSには、上記実施例と同
じ正特性のサーミスタ22、スイッチ23、乾電池24
が夫々直列に接続される一方、ドレイン・ソースDSに
は、バーナヘッド近傍へ配置される熱電対25、ガス供
給管に設けられるマグネット電磁弁26が直列に接続さ
れている。尚27は、FET21への過電圧を防止する
ためにゲート・ソースGS間と並列に接続された抵抗で
ある。
【0011】よって上記回路20による安全装置におい
ては、バーナの点火と共に、点火スイッチのON操作と
連動してスイッチ23が閉じられ、ゲート・ソースGS
間に通電する。するとゲートGへ印加される電圧によっ
てドレイン・ソースDS間の電流通路が制御されるFE
Tの特性により、ドレイン・ソースDS間の抵抗が小さ
くなるから、ドレイン・ソースDS間に流れる熱電対2
5の熱起電力の流れを妨げず、マグネット電磁弁26が
開弁保持されてバーナの燃焼が維持される。しかし鍋底
温度が上昇し、サーミスタ22がスイッチング温度の2
50℃を超えると、抵抗値が急増してFET21のゲー
ト・ソースGS間に電圧が殆どかからなくなる。すると
ドレイン・ソースDS間の電流通路が制御されて抵抗が
上昇するから、熱電対25による通電量が減少してマグ
ネット電磁弁26が閉弁し、ガス供給が遮断される。よ
って本実施例の場合も、正特性サーミスタを鍋底の温度
センサとし、設定温度で自動的に消火可能な安全装置が
簡単に構成できる。勿論サーミスタ22の常温抵抗値の
大小に拘わらず、通常のバーナ燃焼中はFET21のド
レイン・ソースDS間の電流通路は確保されるから、弱
火やとろ火で得られる低い熱起電力でもガスが遮断され
るようなことはない。
【0012】又この実施例2においても、前記図2と同
様に、コンデンサ12と切換スイッチ13とによる補助
電源供給手段を設けておけば(図4)、サーミスタ22
の抵抗値が高い場合でも、コンデンサ12に蓄えた電荷
を切換スイッチ13の切換操作でマグネット電磁弁26
へ任意に放電させ、一定時間吸着電流を流して開弁保持
させることが可能となる。
【0013】尚この補助電源供給手段は、FETを使用
せずに構成した安全装置においても適用できる。図5は
その一例であるが、直列の熱電対31とサーミスタ32
にマグネット電磁弁33を並列接続した回路30におい
て、並列に接続したコンデンサ12を切換スイッチ13
でマグネット電磁弁33側と、乾電池34側とに切換可
能に構成したものである。よって熱電対31の熱起電力
によってマグネット電磁弁33が開弁保持される通常時
は、切換スイッチ13を乾電池34側に切換えてコンデ
ンサ12に充電しておけば、サーミスタ32の抵抗値上
昇によりマグネット電磁弁33への通電量が減少してガ
ス供給がカットされた場合でも、切換スイッチ13をマ
グネット電磁弁33側へ切換えて、コンデンサ12の電
荷量でマグネット電磁弁33を一定時間開弁保持させる
ことができる。
【0014】ここまで説明した安全装置は、温度センサ
としての正特性サーミスタにより、比較的低い設定温度
での自動消火が可能なものであるが、炒め物や焼き物等
調理によっては、サーミスタの設定温度より高温での調
理が必要な場合がある。その際上記安全装置が働くと自
動的に消火してしまい、使い勝手が悪くなる。よってそ
のような場合は、図6の如く、例えば実施例1における
サーミスタ3に、消火機能の解除スイッチ35を並列に
接続し、高温加熱調理を行う際、人為操作等で必要に応
じて解除スイッチ35を閉じるようにすれば、サーミス
タ3の抵抗値が上昇してそこでの通電量が減少しても、
解除スイッチ35側での通電が確保されるから、バーナ
の燃焼は維持される。但しこの場合、高温加熱調理終了
後次のバーナ点火時には、低温設定で安全装置が働く状
態に戻した方が安全であるから、解除スイッチ35を点
火スイッチと連動させて、点火スイッチのON或はOF
F操作によって、解除スイッチ35が自動的に開かれる
ように構成する必要がある。又図7のように解除スイッ
チ35側に高温設定(例えば350℃)のサーミスタ3
6を接続し、元のサーミスタ3を低温設定(250℃)
として、解除スイッチ35の人為操作により、ユーザー
が調理に応じて一方を選択できるようにすれば、高温加
熱調理においても設定温度350℃で自動消火が可能と
なるから、より使いやすくなり、サーミスタを過熱から
保護することもできる。勿論この解除スイッチ35や高
温設定のサーミスタ36は、今まで説明した図2〜5の
回路に採用したり、同図7のようにコンデンサ12等に
よる補助電源供給手段と合わせて用いたりしても良く、
更に解除スイッチ35に代えて可変抵抗器を用いても差
し支えない。
【0015】
【発明の効果】以上第一発明によれば、設定温度で確実
にバーナを消火させるという安全装置の効果を維持しつ
つ、熱電対をガス制御回路の通電保持にのみ用いる構成
としたことで、火力の絞り特性等調理器の性能に影響を
与えずに安全装置を構成できる。又乾電池を利用した簡
単な回路であるから、全体のコストも低減される。特に
電磁石と可動片とを採用すると、スイッチ手段が簡単に
構成でき、弱火やとろ火調理で得られる熱起電力でも充
分ガス制御回路の通電保持がなされる。
【0016】一方電界効果トランジスタを採用した第二
発明においても、設定温度での安全装置の確実な作動は
期待でき、特に乾電池と感温素子とをゲート・ソース間
に、熱電対と電磁弁とをドレイン・ソース間に接続した
ことで、通常のバーナ燃焼時はドレイン・ソース間の熱
起電力は確保されるから、ここでも第一発明と同じく調
理器の性能に影響を与えずに安全装置を構成できること
になる。
【0017】又これらの安全装置における電磁弁に、補
助電源供給手段を設けると、感温素子の抵抗値が高い場
合でも強制的に電磁弁の開弁ができ、バーナの再点火が
迅速に行え、使い勝手が良くなる。更にこれらの感温素
子に、消火機能解除スイッチを並列に接続すると、設定
温度以上での高温加熱調理が任意に行え、加えてこの消
火機能解除スイッチに、先の感温素子の設定温度より高
い設定温度の第二感温素子を直列に接続すると、高温加
熱調理時においても安全装置が働き、より使いやすくな
ると共に、感温素子を過熱から保護することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の安全装置の回路図である。
【図2】実施例1の安全装置に補助電源供給手段を設け
た回路図である。
【図3】実施例2の安全装置の回路図である。
【図4】実施例2の安全装置に補助電源供給手段を設け
た回路図である。
【図5】FETを使わずに構成した安全装置の変更例に
補助電源供給手段を設けた回路図である。
【図6】実施例1の安全装置に解除スイッチを設けた回
路図である。
【図7】実施例1の安全装置に解除スイッチと第二感温
素子を設けた回路図である。
【符号の説明】
1・・ガス制御回路、2・・スイッチ保持回路、3,2
2,32,36・・サーミスタ、4,24,34・・乾
電池、5,26,33・・マグネット電磁弁、6,23
・・スイッチ、7,25,31・・熱電対、8・・電磁
石、9・・スプリング、10・・可動片、11・・バネ
板、12・・コンデンサ、13・・切換スイッチ、21
・・FET、27・・抵抗、35・・解除スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 3/12 F23N 5/10 320 F23N 5/14 370 H05B 3/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾電池電力により開弁保持される電磁弁
    と、鍋底の温度上昇によって抵抗値が増大する正特性の
    感温素子とを備え、前記感温素子の設定温度到達により
    前記電磁弁が閉じてガス供給が遮断されるガス制御回路
    形成し、そのガス制御回路の通電を、 バーナ近傍に配置される熱電対の熱起電力に応じて開閉
    するスイッチ手段によって制御させることを特徴とする
    調理器の安全装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ手段が、熱電対に接続され
    た電磁石と、その電磁石の励磁により吸着状態を保持
    し、前記ガス制御回路の通電を保持する可動片とからな
    るものである請求項1に記載の調理器の安全装置。
  3. 【請求項3】 乾電池と、鍋底の温度上昇によって抵抗
    値が増大する正特性の感温素子と、電界効果トランジス
    タと、バーナ近傍に配置される熱電対と、該熱電対の熱
    起電力により開弁保持され、ガス供給管に備えた電磁弁
    とからなり、 前記感温素子と乾電池を電界効果トランジスタのゲート
    ・ソース間へ接続すると共に、前記熱電対と電磁弁とを
    電界効果トランジスタのドレイン・ソース間に接続し
    て、電界効果トランジスタのゲート・ソース間へ印加さ
    れる電圧の変化に応じて、ドレイン・ソース間に流れる
    電磁弁への電流を制御可能とした調理器の安全装置。
  4. 【請求項4】 前記電磁弁に補助電源供給手段を設けた
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の調理器の安全装
    置。
  5. 【請求項5】 前記感温素子に、バーナの点火スイッチ
    の点火又は消火操作と連動してOFF操作される消火機
    能解除スイッチを並列に接続したものである請求項1乃
    至請求項4の何れかに記載の調理器の安全装置。
  6. 【請求項6】 前記消火機能解除スイッチに、前記感温
    素子の設定温度より高い設定温度の第二感温素子を直列
    に接続したものである請求項5に記載の調理器の安全装
    置。
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