JPS5855386Y2 - 定着器の温度制御装置 - Google Patents

定着器の温度制御装置

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JPS5855386Y2
JPS5855386Y2 JP15000578U JP15000578U JPS5855386Y2 JP S5855386 Y2 JPS5855386 Y2 JP S5855386Y2 JP 15000578 U JP15000578 U JP 15000578U JP 15000578 U JP15000578 U JP 15000578U JP S5855386 Y2 JPS5855386 Y2 JP S5855386Y2
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JP
Japan
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temperature
fixing device
resistor
circuit
conduction angle
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JP15000578U
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JPS5568155U (ja
Inventor
常雄 斉藤
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株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はたとえば電子複写機における定着器の温度を
自動制御する定着器の温度制御装置に関する。
一般に、たとえば電子複写機においては、トナー像を転
写した複写紙を搬送しながら、赤外線ヒータを発熱源と
する定着器内を通過させることにより、複写紙上のトナ
ー像を加熱定着させるようになっている。
しかして従来、この種の定着器における温度制御は、定
着器内の温度をサーミスタで検知して、上記し−タとそ
の電源との間に接続したサイリスタの導通角を制御し、
ヒータへの供給電圧を位相制御することにより、定着器
の温度を設定値に保持するようになっている。
しかしながら、このような温度制御では、複写動作を行
っていない複写待機中でも定着器の温度は最高温度に設
定されるので、無駄な電力消費を生じるばかりか、複写
機の機内温度が著しく上昇するなどの問題がある。
また、複写可能な複写サイズが大きくなるにしたがって
複写紙の搬送路が長くなり、複写動作を開始してから複
写紙が定着器に到達するまでの時間もそれだけ長くなる
しかるに、定着器の最高温度は設定値までしか上昇しな
いので、複写紙が定着器に到達する以前に最高温度とな
り、ヒータへの係供給電圧は以後自動的に位相制御され
、最大導通角(たとえば70%)よりも急速に少なくな
る。
この状態で複写紙が定着器に到達するため、ヒータの熱
放射エネルギが不足し、定着性能が著しく悪化する。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、最少の消費電力で定着熱エネルギを確
実に与えることが可能で、しかも複写紙の搬送路が長く
なっても常に最良の定着性能が得られる定着器の温度制
御装置を提供しようとするものである。
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図はこの考案に係わる複写機の複写開始スイッチの
周辺回路を示すもので、複写開始スイッチ(常開形押釦
スィッチ)1の一端は接地され、他端はインバータ回路
2の入力端に接続されるとともに、抵抗3を介して正の
直流電源+v1に接続される。
上記インバータ回路2の出力端は、フリップフロップ回
路(以後単にFF回路と略称する)4のセット入力端に
接続され、このFF回路4のセット出力端は抵抗5を介
してNPN形トランジスタ6のベースに接続される。
なお、上記FF回路4は、所定の複写動作が終了すると
リセットされるようになっている。
しかして、上記トランジスタ6のエミッタは接地され、
コレクタはリレー7を介して正の直流電源+■2に接続
される。
上記リレー7には、ダイオード8が図示極性で並列に接
続される。
なお、上記リレー7は複写機駆動用のル−である。
また、前記FF回路4のセット出力端は、タイマ回路1
0の入力端子101に接続される。
上記タイマ回路10は、FF回路4のセット出力を所定
時間遅延し、その遅延出力によって後述するような制御
を行うためのものであり、たとえば次のように構成され
る。
すなわち、入力端子10□は、増幅器11および抵抗1
2を介してダイオード13のカソードに接続され、この
ダイオード13のアノードは、抵抗14を介して前記電
源子V1に接続されるとともに、コンテ゛ンサ15を介
して接地される。
そして、上記ダイオード13と抵抗14およびコンテ゛
ンサ15との接続点は、抵抗16および増幅器17を介
して出力端子10□に接続される。
ここに、上記タイマ回路10の遅延時間は、複写開始ス
イッチ1が押圧された後、対応する複写紙が定着器に到
達するまでの間のある時間に設定しである。
しがして、上記タイマ回路10の出力端子10□は、抵
抗18を介してNPN形トランジスタ19のベースに接
続され、このトランジスタ19のエミッタは接地される
また、上記トランジスタ19のコレクタはリレー20を
介して前記電源子v2に接続され、上記リレー20には
ダイオード21が図示極性で並列に接続される。
なお、上記リレー20は、複写動作時に定着器の温度を
強制的に上昇させるためのリレーである。
第2図はこの考案に係わる温度制御回路を示すもので、
たとえば次のように構成される。
すなわち、交流電源22には、接点23、コイル24お
よび双方向性サイリスタ25を直列に介して電気ヒータ
たとえば赤外線ヒータ26が接続される。
上記接点23は、図示しない複写機の電源スィッチが投
入されると動作する電磁開閉器の主接点であり、上記ヒ
ータ26は図示しない定着器の発熱源である。
また、上記電源22には、上記接点23を介して整流回
路27が接続され、この整流回路27の直流出力端P、
N間には、抵抗2Bを介して定電圧ダイオード29お
よび平滑コンデンサ30がそれぞれ接続される。
そして、上記抵抗28とダイオード29およびコンデン
サ30との接続点P。
と整流回路27の出力端Nとの間には差動増幅器31が
接続される。
上記増幅器31の一方の入力端31□は、抵抗32を介
して上記接続点P。
に接続されるとともに、抵抗33を介して上記出力端N
に接続される。
また、上記増幅器31の他方の入力端312は、可変抵
抗器34を介して上記接続点P。
に接続されるとともに、抵抗35と感温素子たとえばサ
ーミスタ36とを直列に介して上記出力端Nに接続され
る。
そして、上記抵抗35には、前記リレー20の常閉接点
20)bが並列に接続される。
上記可変抵抗器34は、複写待機中における定着器の温
度を設定するためのものである。
また、上記サーミスタ36は、定着器内の温度に感応し
て抵抗値が変化するものである。
ここに、上記抵抗32.33.35、可変抵抗器341
およびサーミスタ36は抵抗ブリッジ回路37を構成し
、このブリッジ回路37と上記増幅器31とで定着器内
の温度を検出する温度検出回路3Bを構成している。
しかして、上記増幅器31の一方の出力端313)は、
可変抵抗器39と図示極性のダイオード40とを直列に
介してユニジャンクショントランジスタ(以後単にUJ
Tと略称する)41のエミッタに接続され、このエミッ
タは抵抗42を介して前記出力端Pに接続されるととも
に、コンデンサ43を介して前記出力端Nに接続される
また、上記UJT41の第1ベースは前記接続点P。
に接続され、第2ベースは図示極性のダイオード44を
介して上記出力端Nに接続される。
そして、上記ダイオード44にはパルストランス45の
1次側が並列に接続され、このトランス45の2次側は
前記サイリスタ25のゲートとアノードとの間に接続さ
れる。
なお、上記可変抵抗器39は、複写動作時におけるサイ
リスタ25の最大導通角を設定するためのものである。
ここに、上記可変抵抗器39、ダイオード40、UJT
41.抵抗42、コンテ゛ンサ43およびパルストラン
ス45は、温度検出回路38の出力に応じてサイリスタ
25の導通角を制御する導通角制御回路46を構成して
いる。
一方、前記増幅器31の他方の出力端314は、図示極
性のダイオード47、抵抗48および定電圧ダイオード
49を直列に介してNPN形トランジスタ50のベース
に接続され、このベースは抵抗51を介して前記出力端
Nに接続される。
また、上記抵抗48とダイオード49との接続点は、抵
抗52およびコンテ゛ンサ53を並列に介して上記出力
端Nに接続される。
そして、上記トランジスタ50のエミッタは接地され、
コレクタはフォトカプラ54のフォトダイオード541
と抵抗55とを直列に介して前記接続点P。
に接続される。上記フオI・カブラ54のフォトトラン
ジスタ54□のエミッタは上記出力端Nに接続され、コ
レクタは反転増幅器56の入力端に接続されるとともに
、抵抗57を介して前記出力端Pに接続される。
上記増幅器56は、上記出力端P、 N間に接続されて
おり、上記トランジスタ542がオンすると準備完了(
レディ)ランプ58を点灯するようになっている。
次に、上記のような構成において動作を説明する。
まず、複写機の電源スィッチが投入されると、電磁開閉
器が動作してその接点23が閉成する。
こうなると、整流回路27の出力電圧は定電圧ダイオー
ド29によって所定の電圧に設定され、この設定された
電圧は増幅器31.ブリッジ回路37およびUJT41
に供給される。
これにより、増幅器31の出力端313からの出力電圧
は、可変抵抗器39、抵抗42およびコンデンサ43か
らなる時定数回路を介してUJT41のエミッタに供給
される。
このUJT41は、コンテ゛ンサ43の両端電圧がトリ
ガレベルに達すると導通し、コンデンサ43の充電電圧
が放電される。
この放電電流がパルストランス45の1次側に流れるこ
とにより、パルストランス45の2次側にパルスが生じ
る。
この動作は電源電圧波形の半サイクルごとに繰り返され
る。
そして、パルストランス45の2次側から出力されるパ
ルスは、サイリスタ25のゲートに供給され、これによ
りサイリスタ25は半サイクルごとにそのパルスに応じ
た位相角で導通する。
したがって、ヒータ26は位相制御された交流電圧が供
給され、発熱する。
しかして、サーミスタ36は、定着器内の温度に応じて
抵抗値が変化するので、このサーミスタ36の抵抗値変
化がブリッジ回路37で検出され、それに応じた電圧が
増幅器31から出力される。
したがって、導通角制御回路46は、増幅器31の出力
電圧に応じてサイリスタ25の導通角を制御し、これに
より定着器内の温度は可変抵抗器34の抵抗値で決まる
所定の温度(たとえば170°C)に設定される。
また、定着器内の温度が上記設定値に達すると、増幅器
31の出力端314の出力電圧が定電圧ダイオード49
のツェナ電圧よりも高くなり、よってトランジスタ50
がオンしてダイオード54□が発光する。
このダイオード54、が発光するとトランジスタ54□
がオンし、これにより増幅器56はランプ5Bを点灯さ
せる。
こうして、ランプ5Bが点灯するとウオームアツプタイ
ムが終了し、以降サーミスタ36の抵抗値変化に応じて
サイリスタ25の導通角を制御し、ヒータ26への供給
電圧を位相制御することにより設定温度(170°C)
を維持し、複写待機状態となる。
この複写待機状態において、複写開始スイッチ1が押圧
されると、FF回路4がセットされる。
このFF回路4か゛セットされると、トランジスタ6か
゛オンしてリレー7が付勢され、これにより複写動作が
開始される。
また、上記FF回路4がセットされると、タイマ回路1
0のコンデンサ15は抵抗14を介して充電される。
そして、抵抗14とコンデンサ15との時定数で決まる
所定時間経過し、コンデンサ15の両端電圧が所定値に
達するとトランジスタ19がオンし、リレー20が付勢
される。
このリレー20が付勢されると、その常閉接点20 b
が開放するので、ブリッジ回路37を構成する抵抗35
の両端が短絡から解放され、よって上記抵抗35はサー
ミスタ36に対し直列に挿接される形となる。
こうなると、サーミスタ36の抵抗値が増大した場合(
温度低下時)と同等になり、上記抵抗35の抵抗値分だ
けブリッジ回路37がアンバランスとなり、その分だけ
増幅器31の出力端313の出力電圧が高くなる。
これにより、コンデンサ43の充放電タイミングが速く
なり、サイリスタ25の導通角は増大する。
このときの導通角が最大導通角(たとえば70%)とな
るように可変抵抗器39の抵抗値を設定しておく。
したがって、ヒータ26の発熱量が増加し、定着器の温
度は抵抗35の抵抗値に相当する分(まとえば200°
C)まで上昇する。
そして、このときつまりサイリスタ25が最大導通角を
維持しているとき、トナー像が転写された複写紙が定着
器に到達するようになる。
したがって、ヒータ26から充分な熱放射エネルギが得
られ、最良の定着性能が得られる。
特に、連続複写時においては、複写紙に熱を奪われるた
め定着器内の温度が低下しようとするが、ヒータ26は
最大導通角で動作し続けるので、定着熱エネルギをその
まま維持することかで゛きる。
このように、タイマ回路10の作用により、複写動作開
始時から所定時間だけ遅延したタイミングでリレー20
を動作させることにより、サイリスタ25を強制的に最
大導通角にせしめ、この最大導通角を維持しているとき
複写紙が定着器に到達するようにしたものである。
しかして、所定の複写動作が終了すると、FF回路4は
リセットされ、よってトランジスタ6がオフしてリレー
7は消勢され、複写動作が停止する。
また、上記FF回路4がリセットされると、タイマ回路
10はそのコンデンサ15が放電することにより動作を
停止するので、トランジスタ19がオフしてリレー20
は消勢される。
したがって、上記リレー20の常閉接点20 bが閉威
し、抵抗35の両端間が再び短絡されるので、上記抵抗
35の抵抗値骨だけ増幅器31の出力電圧が低下し、コ
ンテ゛ンサ43の充放電タイミングが遅くなり、サイリ
スタ25の導通角は減少する。
したがって、ヒータ26の発熱量が減少し、定着器の温
度は再び前記複写待機状態の温度(170°C)まで低
下し、それが維持される。
このように、複写待機中と複写動作中により定着器の温
度を変化させ、複写待機中は低温度に複写動作中は高温
度にすることにより、複写待機中は低消費電力となり、
しかも機内温度の上昇を最少限度に抑えることが可能で
あり、最少の消費電力で定着熱エネルギを確実に与える
ことができる。
以上詳述したようにこの考案によれば、最少の消費電力
で定着熱エネルギを確実に与えることが可能で、しかも
複写紙の搬送路が長くなっても、タイマ回路の時間設定
を選択することにより常に最大導通角を維持し、最良の
定着性能が得られる定着器の温度制御装置を提供できる
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は複写開
始スイッチの周辺回路を示す構成図、第2図は温度制御
回路の構成図である。 1・・・複写開始スイッチ、10・・・タイマ回路、2
0・・・リレー、22・・・電源、25・・・サイリス
タ、26・・・定着器の電気ヒータ、31・・・差動増
幅器、36・・・感温素子、37・・・ブリッジ回路、
38・・・温度検出回路、46・・・導通角制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 現像された複写紙を電気ヒータによって加熱定着させる
    複写機の定着器において、前記ヒータとその電源との間
    に接続されるサイリスタと、前記定着器内の温度に感応
    する感温素子と、この感温素子の出力に応じて前記定着
    器内の温度を検出する温度検出回路と、この温度検出回
    路の出力に応じて前記サイリスクの導通角を制御する導
    通角制御回路と、複写開始信号によって動作し所定時間
    経過後に前記サイリスタを強制的に最大導通角にせしめ
    るタイマ手段とを具備したことを特徴とする定着器の温
    度制御装置。
JP15000578U 1978-10-31 1978-10-31 定着器の温度制御装置 Expired JPS5855386Y2 (ja)

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JPS5568155U JPS5568155U (ja) 1980-05-10
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