JPH0224133Y2 - - Google Patents

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JPH0224133Y2
JPH0224133Y2 JP1981151151U JP15115181U JPH0224133Y2 JP H0224133 Y2 JPH0224133 Y2 JP H0224133Y2 JP 1981151151 U JP1981151151 U JP 1981151151U JP 15115181 U JP15115181 U JP 15115181U JP H0224133 Y2 JPH0224133 Y2 JP H0224133Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、オートシヤツトオフ機能、すなわ
ち、コピーサイクル終了時点から所定の時間が経
過した後に前記電源を自動的に遮断する機能を持
ち、かつ、定着温度制御を可能とする熱方式によ
る定着を行う複写機の制御装置に関する。
従来技術 複写機の定着方式には、熱ロール方式、幅射方
式、フラツシユ方式、熱板方式、圧力方式等種々
の方式があるが、特に、熱による定着方式は、コ
ピーをとろうとする迄の立上り時間が長く、急い
でコピーをとろうとしている時などは不都合であ
つた。また、この立上り時間をなくすために、メ
インスイツチをオンしつ放しにしておくことも提
案されているが、メインスイツチをオンにしつ放
しにしておくと、未使用にもかかわらず消費電力
のみ多くなり無駄が大きかつた。更には、このよ
うな欠点を避けるために、オートシヤツトオフ機
能を持たせた複写機も提案されているが、従来の
オートシヤツトオフ機能は、全ての電源を遮断し
てしまうものであるため、コピー間隔が長い場合
には、その間に定着装置の温度が下つてしまい、
次にコピーする時の立上り時間が長くなつてしま
つて所期の目的を十分に達成することができなか
つた。
目 的 本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、オートシヤツトオフ機能を持ち、
かつ、熱定着方式を使用する複写機において、複
写機未使用時、未使用時間が一定時間経過した時
に、大方の電源は遮断してしまうが、定着装置の
電源のみは遮断せずに、しかも、定着装置の温度
を下げて保持しておくように制御し、もつて、未
使用時の消費電力を少なくし、かつ、次のコピー
時における立上り時間を短縮し得るようにした複
写機の制御装置を提供することを目的としてなさ
れたものである。
構 成 本考案は、上記目的を達成するために、定着可
能な定着温度及びその定着温度より低い温度の予
熱温度の二値のうちどちらか一方の制御温度を保
持するように温度制御される熱定着装置の定着用
ヒータと、該定着用ヒータを除く複写機の他の各
機能を作動させるための複写シーケンス制御回路
と、該複写シーケンス制御回路への電源供給を制
御するスイツチング手段と、コピーサイクル終了
時点から所定の時間経過後に上記スイツチング手
段を開成状態にし、上記複写シーケンス制御回路
への電源供給を遮断するオートシヤツトオフ手段
と、該オートシヤツトオフ手段によつて前記複写
シーケンス制御回路の電源供給が遮断された時に
温度切換信号が出力され、該温度切換信号によつ
て前記定着用ヒータの制御温度を上記定着温度か
ら予熱温度に切り換する温度切換手段と、から成
ることを特徴としたものである。以下、本考案の
実施例に基づいて説明する。
第1図は、本考案による複写機制御装置の一実
施例を説明するための電気回路図である。
(1) まず、回路構成について説明する。
第1図において、1は商用交流電源、2は定
着用ヒータ、3及び4は供給された交流電源を
整流、平滑して出力する整流回路、5は整流、
平滑回路3から供給される直流電圧によつて定
着用ヒータを制御する直流ヒータシーケンス制
御回路、6は整流、平滑回路4から供給される
直流電圧によつて複写機の各部を順次作動させ
る直流複写シーケンス制御回路、7は交流電圧
によつて作動されるランプ、モータ等の交流複
写シーケンス制御回路である、また、SW1はセ
ーフテイスイツチ、SW2は予熱スイツチ、SW3
は複写機を制御する電源メインスイツチで、該
メインスイツチSW3は、互に連動するはね返り
形のスイツチであつて、オン操作によつてその
可動接点が共に接点cに接触した後に接点bに
停止され、オフ操作によつて該可動接点が接点
aに戻るように構成されている。更に、R1
至R16は抵抗、C1,C2はコンデンサ、TR1
TR2はトランス、Tr1乃至Tr3はトランジスタ、
RTHはサーミスタ、FUは温度ヒユーズ、C01
コンパレータ、Dr1はドライバー、G1乃至G3
ゲート回路、RA1は直流ヒータシーケンス制御
回路5の判定により異常がない時に作動して接
点RA1−1,RA1−2をオンするリレー、RA2
はトランジスタTr3がオンの時に作動して接点
RA2−1をオンするリレー、RA3は直流複写シ
ーケンス制御回路6の判定により異常がない時
に作動して接点RA3−1,RA3−2をオンする
リレー、SSR1,SSR2はソリツドステートリレ
ーである。
(2) 次に、オートシヤツトオフ手段について説明
する。
第1図の回路において、今、メインスイツチ
SW3をオンすると、その可動接点が夫々接点c
に一度接触して整流回路4のVA−G間に直流
電圧を発生するが、その時、トランジスタTr2
のベースは、抵抗R11及びR12とコンデンサC2
による時定数に応じてはばらくの間は低レベル
(Lレベル)に保たれるので、該トランジスタ
Tr2はオンする。従つて、トランジスタTr3は、
抵抗R13及びR15とコンデンサC1の時定数に応
じて短時間の間、例えば0.1sec程度の間にオン
となり、リレーRA2が作動して接点RA2−1を
オンする。その後、トランジスタTr2のベース
が、抵抗R11及びR12とコンデンサC2の時定数
に応じて高レベル(Hレベル)となり、該トラ
ンジスタTr2がオフするが、その時、トランジ
スタTr3はコンデンサC1と抵抗R14の時定数に
より、ある一定時間、例えば60sec程度の間オ
ンし続ける。故に、整流回路4には、メインス
イツチSW3がはね返つて接点cから接点bに移
つても、トランジスタTr3が短時間オンし続け
るため、RA2が作動しつづけ、RA2−1がオン
になつているので商用交流電源1からの電源供
給が一定時間続けられる。なお、その間、ドラ
イバーDr1はオンしており、その出力はLレベ
ルで、ゲート回路G3の出力はHレベルである
から、トランジスタTr1はオフしている。トラ
ンジスタTr3のベース電流によつて一定時間の
間にコンデンサC1が放電されると、トランジ
スタTr3のベース電位がLレベルとなり、該ト
ランジスタTr3がオフされ、リレーRA2がオフ
し、従つて、接点RA2−1がオフされ、整流回
路4への交流電源の供給が断たれる。すると、
ドライバーDr1がオフしてその出力がHレベル
になり、ゲート回路G3の出力がLレベルとな
つてトランジスタTr1がオンする。ただし、コ
ピーをしている場合は、直流複写シーケンス制
御回路6よりHレベルの信号が出力され、コン
デンサC1は該直流複写シーケンス制御回路6
の出力信号によつて常時充電されているので、
トランジスタTr3及びRA2はオンされ続け、コ
ピーが終了すると、該直流複写シーケンス制御
回路6の出力信号がLレベルとなり、トランジ
スタTr3は、コンデンサC1と抵抗R14の時定数
によつて定める一定時間の間オンされ続け、ト
ランジスタTr3のベース電流によつて一定時間
の間にコンデンサC1が放電されると、トラン
ジスタTr3のベース電位がLレベルとなりトラ
ンジスタTr3がオフされる。
(3) 次に温度制御について説明する。
スイツチSW2は、メインスイツチSW3がオフ
している時でも、定着装置の温度を制御する所
謂予熱制御のための予熱スイツチである。
(a) メインスイツチSW3がオフしている時に、
予熱スイツチSW2をオンすると、整流回路3
のVcc−G間に直流電圧が発生する。この
時、トランジスタTr1はオンしており、抵抗
R5は短絡状態となつているので、コンパレ
ータC01の基準電圧V-は、 V-=VccR7/R6+R7 ……(1) となる。
一方、この時、コンパレータC01の非反転
入力電圧V+は、 V+=VccR2+RTH/R1+RV+R2+RTH ……(2) となる。
上記V-とV+はコンパレータC01において
比較され、V+>V-の時は、コンピレータ
C01の出力がHレベルとなり、ゲート回路G1
の出力がLレベル、ゲート回路G2の出力が
Hレベルとなるので、ソリツドステートリレ
ーSSR1がオンし、定着用ヒータがオンする。
また、V+<V-の時は、コンパレータC01
出力がLレベルとなり、ゲート回路G1の出
力がHレベル、ゲート回路G2の出力がLレ
ベルとなるので、ソリツドステートリレー
SSR1はオフし、定着用ヒータ2もオフする。
(b) 次に、メインスイツチSW3をオンした場合
について説明すると、メインスイツチSW3
オンした時(予熱スイツチSW2もオン)は、
トランジスタTr1はオフしており、抵抗R5
回路内に挿入された状態となり、この時のコ
ンパレータC01の基準電圧V′-は、 V′-=VccR7/R5+R6+R7 ……(3) となり、一方、この時の非反転入力電圧V′+
は、前記(2)式より求めることができる。これ
らの電圧V′-とV′+はコンパレータC01で比較
され、前記と同様、その出力信号によつてソ
リツドステートリレーSSR1が作動され、定
着用ヒータ2の温度が制御される。
(c) スイツチSW2をオンして予熱制御している
時に、コピーサイクル終了時点から一定時間
過経すると、前記(2)において説明したように
してリレーRA2がオフされ、リレー接点RA2
−1がオフされ、自動的に予熱制御状態にな
る。
第2図は、サーミスタRTHの温度−抵抗特
性図、第3図は、本考案による温度制御作用
を説明するための図で、メインスイツチSW3
がオフしている時は、トランジスタTr1はオ
ンしており、コンパレータC01が前記(a)のよ
うに動作し、定着用ヒータ2の温度は、第2
図及び第3図においてT2にて示す温度すな
わちコンパレータC01のV-に対応する設定温
度に制御され、一方、メインスイツチSW3
オンしている時は、トランジスタTr1はオフ
して、抵抗R5が回路構成となり、コンパレ
ータC01が前記(b)のように動作し、定着用ヒ
ータ2の温度は、第2図及び第3図において
T1にて示す温度すなわちコンパレータC01
V′-に対応する設定温度に制御される。すな
わち、トランジスタTr1のオン・オフにより
制御温度T1(メインスイツチSW3がオンで、
トランジスタTr1がオフの時)とT2(メイン
スイツチSW3がオフで、トランジスタTr1
オンの時)に制御される。V′-の時の制御温
度T1がV-の時の制御温度T2より高い温度に
なる理由は、前記(1)式及び(3)式から明らかな
ように、V->V′-であり、また、サーミスタ
RTHの特性からV-が大きい方が抵抗値が大き
く、それ故、V-の時に低い温度T2となる。
なお、第3図において、t1は温度T2に制御す
る時のヒータオン時間、t2はヒータオフ時
間、t3は温度T1に制御する時のヒータオン時
間、t4はヒータオフ時間である。
以上の説明から明らかなように、本考案による
と、電源コードを差し込むだけで、メインスイツ
チを入れなくとも温度制御が働き、しかも、メイ
ンスイツチをオンした時より低い温度(予熱温
度)で制御しているため、消費電力を大幅に節減
することができる。例えば、予熱制御温度T2
170℃、通常制御温度T1を190℃として場合、あ
る複写機においては、170℃から190℃までの立上
り時間は15〜18秒で、この時の平均消費電力は、
予熱時70W、通常時125Wであつた。また、予熱
スイツチをオンしておくことにより、メインスイ
ツチをオンしてからの立上り時間を短縮すること
ができ、同時に、機内温度もある程度保つことが
できるので、結露防止用ヒータを役割を兼ねさせ
ることもできる。更には、コピー終了後、メイン
スイツチをオフするのを忘れていても、該メイン
スイツチはコピー終了後一定時間経過するとオフ
され、しかも、シヤツトオフ手段がコピーサイク
ル終了時点から所定経過後に作動するので、複数
枚数コピーが両面コピーなど多様なコピーサイク
ルに対しても、支障なくシヤツトオフを行うこと
ができ、その後、定着の温度制御が行われている
ので、消費電力の節減、立上り時間の短縮、結露
防止等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を説明するための
電気回路図、第2図は、サーミスタの温度−抵抗
特性図、第3図は、本考案による温度制御の動作
説明をするための図である。 1……商用作流電源、2……定着用ヒータ、
3,4……整流回路、5……直流ヒータシーケン
ス制御回路、6……直流複写シーケンス制御回
路、7……交流複写シーケンス制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 定着可能な定着温度及びその定着温度より低い
    温度の予熱温度の二値のうちどちらか一方の制御
    温度を保持するように温度制御される熱定着装置
    の定着用ヒータと、 該定着用ヒータを除く複写機の他の各機能を作
    動させるための複写シーケンス制御回路と、 該複写シーケンス制御回路への電源供給を制御
    するスイツチング手段と、 コピーサイクル終了時点から所定の時間経過後
    に上記スイツチング手段を開成状態にし、上記復
    写シーケンス制御回路への電源供給を遮断するオ
    ートシヤツトオフ手段と、 該オートシヤツトオフ手段によつて前記複写シ
    ーケンス制御回路の電源供給が遮断された時に温
    度切換信号が出力され、該温度切換信号によつて
    前記定着用ヒータの制御温度を上記定着温度から
    予熱温度に切り換する温度切換手段と、 から成ることを特徴とする複写機の制御装置。
JP15115181U 1981-10-12 1981-10-12 複写機の制御装置 Granted JPS5854656U (ja)

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JP15115181U JPS5854656U (ja) 1981-10-12 1981-10-12 複写機の制御装置

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JPS5854656U JPS5854656U (ja) 1983-04-13
JPH0224133Y2 true JPH0224133Y2 (ja) 1990-07-02

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2671290B2 (ja) * 1986-02-14 1997-10-29 ミノルタ株式会社 電子写真式プリンタ

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JPS536041A (en) * 1976-07-06 1978-01-20 Ricoh Co Ltd Fixing device
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