JPH0353299Y2 - - Google Patents

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JPH0353299Y2
JPH0353299Y2 JP14395484U JP14395484U JPH0353299Y2 JP H0353299 Y2 JPH0353299 Y2 JP H0353299Y2 JP 14395484 U JP14395484 U JP 14395484U JP 14395484 U JP14395484 U JP 14395484U JP H0353299 Y2 JPH0353299 Y2 JP H0353299Y2
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JP
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resistor
triax
circuit
power source
terminal
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JP14395484U
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)
  • Thyristor Switches And Gates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の属する分野 本考案は温度制御回路に係り、特に、小型投げ
込みヒータ等に使用した場合に効果的なトライア
ツクを使用した温度制御回路に関するものであ
る。
従来の技術 セラミツクヒータ等の商品名で呼ばれる発熱体
を使用した小型の投げ込みヒータは、コツプ一ぱ
い程度の小量の水を短時間で沸騰させることがで
き、水質の悪い地域への旅行時等に使用される
が、使用材料が熱衝撃に弱いために、高温状態で
水に入れた場合にはひび割れを生じて使用不能に
なる欠点があることと、短時間で沸騰するために
水分の蒸発が早く不注意で著しい温度上昇による
器具の破損あるいは出火等の事故を生ずる可能性
があり、温度制御回路により、その様な障害が最
小になるように設計されている。例えば、器具に
組み込まれたスイツチを押すことでヒータへの通
電が開始され、水温が上昇沸騰後、短時間でヒー
タへの通電を停止する様に動作することで前記障
害を防止している。
第1図はこのような投げ込みヒータの温度制御
回路の一構成例を示す図であり、図において、1
は交流電源、2は発熱体であり、2aは加熱ヒー
タ、2bは感熱センサ、3はトライアツク、4は
トライアツクのゲートトリガ回路(以下トリガ回
路という)、5は定電圧ダイオード、6はコンデ
ンサ、7は整流ダイオード、8,11は抵抗器、
9は押しボタンスイツチ、10はSCR、12は
SCRトリガ回路である。
次に、第1図の動作について説明すると、回路
が交流電源1に接続されると、SCR10は抵抗
11を通じてゲート電流が流れるので“オン”
し、整流ダイオード7、抵抗8を通じて電流が流
れ、トリガ回路4は動作に必要な電圧が印加され
ないので、トライアツク3は“オフ”状態であ
り、回路動作は待期状態になつている。ここで、
押しボタンスイツチ9を短時間閉じると、SCR
10はゲート電流がバイパスされるので“オフ”
状態になり、定電圧ダイオード5、整流ダイオー
ド7、抵抗8を通じて電流が流れ、コンデンサ6
は定電圧ダイオード5のツエナー電圧で制限され
る電圧まで充電され、トリガ回路4の動作に必要
な直流電圧が形成される。加熱ヒータ2aに通電
し、発熱体2を加熱する状態において感熱センサ
2bが仮に正の温度係数の抵抗のとき、感熱セン
サ2bの抵抗値は所定の値より小さくトリガ回路
4はトライアツク3のゲートトリガ電流を、トラ
イアツク3のT1端子からゲート端子に流れ出す
向きに通電し、トライアツク3を“オン”にす
る。このとき、SCRトリガ回路12はSCR10
のゲート、カソード間を低抵抗で閉じた状態にな
る様に動作し、押しボタンスイツチ9を開いても
SCR10の“オフ”状態およびトライアツク3
のトリガは継続して行なわれる。この結果、発熱
体2の加熱ヒータ2aが発熱し、感熱センサ2b
の温度も上昇し、その抵抗値が大きくなる。この
間、被加熱体である水温も上昇し、ついには沸騰
する。このときの感熱センサ2bの抵抗値を所定
値とし、この値でトリガ回路4の動作を停止する
様に構成すれば、トライアツク3のトリガも停止
し、SCRトリガ回路12はトライアツク3のト
リガ停止に対し、SCR10のゲート、カソード
間を開く様に動作し、SCR10のゲートトリガ
電流が抵抗11を通じて流れ、SCR10が“オ
ン”する。
この結果、トリガ回路4の動作に必要な電圧が
印加されなくなり、感熱センサ2bの温度が下が
つてその抵抗値が所定の値より小さくなつてもト
ライアツク3を再びトリガ“オン”することはな
く、回路は再び待期状態となる。
以上説明したように、第1図に示す回路は押し
ボタンスイツチを閉じることで動作加熱し、被加
熱体である水が沸騰後は動作を停止し、再び加熱
するには再度押しボタンスイツチを閉じる必要が
あるので、器具として安全に動作するが、回路動
作停止のために、SCR10、抵抗11、SCRト
リガ回路12などの部材を必要とするので、コス
ト高になる欠点と、回路動作が待期状態時に、抵
抗8に常に電流が流れるために発熱が大きく、比
較的容量の大きい抵抗が必要である等の欠点があ
つた。
考案の目的 本考案は従来の上記事情に鑑みてなされたもの
であり、従つて本考案の目的は、かかる欠点のな
い制御回路、すなわち、従来回路と機能的に同じ
動作をし、部品点数のより少ない、しかも回路動
作が待期状態時に電力消費のきわめて小さい新規
な温度制御回路を提供することにある。
考案の構成 上記目的を達成する為に、本考案に係る温度制
御回路は、ヒータ用抵抗体の一端とトライアツク
のT1端子を接続し該トライアツクのT2端子と前
記ヒータ用抵抗体の他端をそれぞれ交流電源に接
続したヒータ用抵抗体とトライアツクの直列回路
と、前記トライアツクのT1端子に正極を接続し
た定電圧ダイオードとコンデンサの並列回路で構
成した直流電源と、該直流電源の負極にアノード
を接続した整流ダイオードと、該整流ダイオード
のカソードに一端を接続し他端をヒータ用抵抗体
側の交流電源に接続した第一の抵抗器と、前記整
流ダイオードのカソードに一端を接続し他端を前
記トライアツクのT2端子側の交流電源に接続し
た第二の抵抗器と常時開の開閉器の直列回路と、
前記直流電源に接続し温度センサを有するトライ
アツクゲートトリガ回路とから成り、前記直流電
源を、トライアツクの“オフ”時には常時開の前
記開閉器を操作し前記ヒータ用抵抗体と前記整流
ダイオードと前記第二の抵抗器および常時開の前
記開閉器を通じ、前記トライアツクの“オン”時
には該“オン”のトライアツクと前記整流ダイオ
ードと前記第一の抵抗器を通じて、半波整流によ
り形成するように構成される。
考案の実施例 次に本考案をその好ましい一実施例について図
面を参照して具体的に説明する。
第2図は本考案の一実施例を示す回路構成図で
あり、図において第1図と同じ機能の構成要素は
同一の参照符号により示している。その他の要素
として8a,8bは第1図の抵抗器8と同機能の
抵抗器である。図において、回路が交流電源1に
接続された状態で押しボタンスイツチ9が開いた
状態では、トライアツク3は“オフ”状態で、い
ずれの回路にも電流は流れず、トリガ回路4も動
作に必要な直流電源が得られておらず、従つて、
回路として待期状態にある。ここで押しボタンス
イツチ9を短時間閉じると、トライアツク3は
“オフ”状態なので、加熱ヒータ2a、定電圧ダ
イオード5、整流ダイオード7、抵抗8a、押し
ボタンスイツチ9を通じて電流が流れ、コンデン
サ6は、定電圧ダイオード5のツエナー電圧で制
限される電圧まで充電される。この結果、トリガ
回路4の動作は必要な直流電源が形成され、感熱
センサ2bの温度が上昇し、所定の抵抗値になる
までトリガ回路4はトライアツク3のゲートトリ
ガ電流を流し、トライアツク3を“オン”にす
る。トライアツク3が“オン”すると、トリガ回
路4の動作に必要な直流電源はトライアツク3、
定電圧ダイオード5、整流ダイオード7、抵抗8
bからなる回路を通じて電流が流れ、コンデンサ
6には同様に直流電源が形成される。したがつ
て、トライアツク3が“オン”した後には押しボ
タンスイツチ9を開いてもトライアツク3の“オ
ン”、加熱ヒータ3への通電は継続して行なわれ
る。
発熱体2の温度上昇により感熱センサ2bの抵
抗値も増加し、その値が所定値になるとトリガ回
路4の動作を停止し、トライアツク3が“オフ”
するので、トリガ回路4の動作に必要な直流電源
が得られなくなつて回路は再び待期状態となる。
考案の効果 以上説明したように、本考案による温度制御回
路は、従来例と同じ機能で、しかも部品点数が少
なく、さらに待期状態に電力消費がない等の多く
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温度制御回路の構成図、第2図
は本考案に係る温度制御回路の一実施例を示す構
成図である。 1……交流電源、2……発熱体、2a……加熱
ヒータ、2b……感熱センサ、3……トライアツ
ク、4……トリガ回路、5……定電圧ダイオー
ド、6……コンデンサ、7……整流ダイオード、
8,8a,8b,11……抵抗器、9……押しボ
タンスイツチ、10……SCR、12……SCRト
リガ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータ用抵抗体の一端とトライアツクのT1
    子を接続し該トライアツクのT2端子と前記ヒー
    タ用抵抗体の他端をそれぞれ交流電源に接続した
    ヒータ用抵抗体とトライアツクの直列回路と、前
    記トライアツクのT1端子に正極を接続した定電
    圧ダイオードとコンデンサの並列回路で構成した
    直流電源と、該直流電源の負極にアノードを接続
    した整流ダイオードと、該整流ダイオードのカソ
    ードに一端を接続し他端をヒータ用抵抗体側の交
    流電源に接続した第一の抵抗器と、前記整流ダイ
    オードのカソードに一端を接続し他端を前記トラ
    イアツクのT2端子側の交流電源に接続した第二
    の抵抗器と常時開の開閉器の直列回路と、前記直
    流電源に接続し温度センサを有するトライアツク
    ゲートトリガ回路とから成り、前記直流電源を、
    トライアツクの“オフ”時には常時開の前記開閉
    器を操作し前記ヒータ用抵抗体と前記整流ダイオ
    ードと前記第二の抵抗器および常時開の前記開閉
    器を通じ、前記トライアツクの“オン”時には該
    “オン”のトライアツクと前記整流ダイオードと
    前記第一の抵抗器を通じて、半波整流により形成
    することを特徴とする温度制御回路。
JP14395484U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH0353299Y2 (ja)

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JPS6160310U JPS6160310U (ja) 1986-04-23
JPH0353299Y2 true JPH0353299Y2 (ja) 1991-11-21

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